JP2006148241A - ホームゲートウェイ装置及びip通信方法 - Google Patents

ホームゲートウェイ装置及びip通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 IPv6サービスに対応するホームゲートウェイ装置に情報家電端末を接続した場合、IPアドレスと名前をDNSサーバに登録する際の操作を簡略化すること。
【解決手段】 ホームネットワークシステム100では、情報家電端末101がホームネットワークシステム100内のLAN104に接続され、情報家電端末101からホームゲートウェイ装置103にルータ要請メッセージを送出すると、名前収集部202において情報家電端末101のグローバルスコープアドレス(Global scope Address)の生成処理、及び家電情報端末101の名前情報の収集処理が実行されるとともに、名前登録部203において名前情報とグローバルスコープアドレス(Global scope Address)のDNSサーバ205管理下の名前データベース204への登録処理が実行される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ホームゲートウェイ装置及びIP通信方法に関し、特に、ホームネットワークに接続される情報家電端末に対応するホームゲートウェイ装置及びIP通信方法に関する。
近時、インターネットの普及と、家庭内のパーソナルコンピュータや情報家電等の電子機器相互間を宅内ネットワークで結ぶホームネットワークの進展とに伴い、ホームゲートウェイ装置の必要性・重要性が増してきている。
ゲートウェイ装置とは、一般に、複数のネットワークインタフェースを持ち、それらネットワーク間のプロトコル変換を行うものであるが、ホームゲートウェイ装置における複数ネットワークとは、一つは宅外インターネットへのアクセス回線、もう一つはホームネットワークである。
ホームゲートウェイ装置は、情報家電と呼ばれる家電機器間の相互接続性を提供する機器のことであるが、家庭内におけるサービスの多様化に対応するため、サーバ機能やデータ蓄積機能も持つものなど、単なるデータ変換のみでなく、ホームネットワークに接続される各種情報家電端末に多様なサービスを提供するものとなってきている。
また、IPv6(Internet Protocol Version 6 )サービスを利用することにより、情報家電端末毎にIPアドレスを設定することができ、ユーザは、IPアドレスを取得することにより、IPv6サービスに対応するホームゲートウェイ装置を介してホームネットワークに接続された情報家電端末に直接アクセスすることが可能になる。
但し、IPv6サービスに対応するホームネットワークに情報家電端末を接続した場合、ユーザは、ユーザが加入するインターネット・サービス・プロバイダ(以下、ISPという)等が運営するDNSサーバ、又は、ユーザ自身が設置するDNSサーバに情報家電端末のIPアドレスを登録する必要がある。
また、IPv6サービスに対応するノードにアドレスを割り当てる方法として、例えば、特許文献1に記載されたIPv6ノード収容方法がある。このIPv6ノード収容方法では、各ノードへのアドレス割り当てにルータを介在させ、ルータに、ノード間のアドレス重複が生じないように、各ノードにアドレスを割り当てるようにしている。
特開2004−72633号公報
しかしながら、上記従来のIPv6サービスに対応するホームゲートウェイ装置を接続したホームネットワークに情報家電端末を接続した場合、DNSサーバにIPアドレスを登録する手順は煩雑であり、ユーザに対して負担である。
また、ユーザが、IPアドレスを登録した情報家電端末にアクセスする際には、長いIPアドレスを入力することが面倒である。このため、IPアドレスと対応付けて端末ホスト名(名前)をDNSサーバに登録しておき、この名前を入力するだけで情報家電端末へアクセスする際の入力操作を簡略化する提案もなされている。しかし、ユーザがDNSサーバに名前を登録する操作は、IPアドレスの登録操作と同様に煩雑であり、ユーザに対する負担は軽減されない。
また、DNSデータベースを動的に更新する「DNS UPDATE」を用いて情報家電端末の端末ホスト名(名前)をDNSサーバに登録する方法もあるが、全ての情報家電端末が「DNS UPDATE」を使用できるものではなく、ISP事業者が運営するDNSサーバの全てが「DNS UPDATE」を使用できるものではない。
また、ユーザが構築・運用するDNSサーバで「DNS UPDATE」を使用可能にするには、ユーザの技術力が必要になり、一般ユーザが「DNS UPDATE」を設定することは困難である。また、特許文献1に記載されたIPv6ノード収容方法においても、ユーザがDNSサーバに名前を登録する操作を軽減するものではない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、IPv6サービスに対応するホームゲートウェイ装置に情報家電端末を接続した場合、IPアドレスと名前をDNSサーバに登録する際の操作を簡略化するホームゲートウェイ装置及びIP通信方法を提供することを目的とする。
本発明は、ホームネットワークを介して宅内情報家電端末と接続されるホームゲートウェイ装置であって、前記宅内情報家電端末からルータ要請メッセージを受信すると、前記ホームネットワークのネットワーク情報を前記宅内情報家電端末に通知するルータ通知手段と、前記ルータ要請メッセージに含まれる端末情報と前記ネットワーク情報に基づいてグローバルIPアドレスを生成するとともに、前記宅内情報家電端末から名前情報を収集する名前収集手段と、前記名前情報と前記グローバルIPアドレスとをDNSサーバのデータベースに登録する名前登録手段と、を具備する構成を採る。
本発明に係るホームゲートウェイ装置及びIP通信方法によれば、IPv6サービスに対応するホームゲートウェイ装置に情報家電端末を接続した場合、IPアドレスと名前をDNSサーバに登録する際の操作を簡略化することができ、その登録に対するユーザの負担を軽減することができる。
本発明の第1の態様に係るホームゲートウェイ装置は、ホームネットワークを介して宅内情報家電端末と接続されるホームゲートウェイ装置であって、前記宅内情報家電端末からルータ要請メッセージを受信すると、前記ホームネットワークのネットワーク情報を前記宅内情報家電端末に通知するルータ通知手段と、前記ルータ要請メッセージに含まれる端末情報と前記ネットワーク情報に基づいて、前記宅内情報家電端末のグローバルIPアドレスを生成するとともに、前記宅内情報家電端末から名前情報を収集する名前収集手段と、前記名前情報と前記グローバルIPアドレスとをDNSサーバのデータベースに登録する名前登録手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、情報家電端末のユーザは、情報家電端末に名前情報を登録するだけで、IPアドレスをDNSサーバに登録する手間を省略することができ、IPアドレスを登録するユーザの負担を軽減することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に係るホームゲートウェイ装置において、外部ネットワークを介して宅外情報家電端末とホームゲートウェイ装置との間にトンネルを確立し、前記DNSサーバのIPアドレスと、前記データベースに登録した宅内情報家電端末の名前情報を前記トンネルを介して前記宅外情報家電端末に送出するDNS情報送出手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、宅外の情報家電端末のユーザは、名前情報を利用して宅内の情報家電端末にアクセスすることが可能になり、IPアドレスを入力する手間を削減することができる。
本発明の第3の態様に係るIP通信方法は、ホームネットワークを介して宅内情報家電端末と接続されるホームゲートウェイ装置におけるIP通信方法であって、前記宅内情報家電端末からルータ要請メッセージを受信し、前記ホームネットワークのネットワーク情報を前記宅内情報家電端末に通知するルータ通知ステップと、前記ルータ要請メッセージに含まれる端末情報と前記ネットワーク情報に基づいて、前記宅内情報家電端末のグローバルIPアドレスを生成するとともに、前記宅内情報家電端末から名前情報を収集する名前収集ステップと、前記名前情報と前記グローバルIPアドレスとをDNSサーバのデータベースに登録する名前登録ステップと、を有するIP通信方法である。
この方法によれば、情報家電端末のユーザは、情報家電端末に名前情報を登録するだけで、IPアドレスをDNSサーバに登録する手間を省略することができ、IPアドレスを登録するユーザの負担を軽減するIP通信方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態のホームネットワークシステムの全体構成を示す図である。図1において、ホームネットワークシステム100は、情報家電端末101,102とホームゲートウェイ装置103がホームネットワークであるLAN(Local Area Network)104を介して相互に接続されている。また、ホームゲートウェイ装置103は、IPネットワークであるインターネット105に接続されている。インターネット105には、宅外情報家電端末である情報家電端末106が接続されたLAN107が接続されている。
情報家電端末101は、IPv6サービスに対応するプリンタであり、情報家電端末102は、IPv6サービスに対応するパーソナルコンピュータである。
情報家電端末101(102)は、LAN104に接続されたとき、自端末に名前を付与するために必要な情報を問い合わせるルータ要請メッセージをホームゲートウェイ装置103に送出し、ホームゲートウェイ装置103から応答されるルータ通知メッセージに含まれるネットワーク情報に基づいて名前情報を生成して保存する。
ホームゲートウェイ装置103は、LAN104に接続された情報家電端末101,102相互間の通信プロトコルを制御する機能と、インターネット105を介して外部の情報家電端末106から宅内の情報家電端末101,102へのアクセス要求に応じて、外部の情報家電端末106との間の通信プロトコルを制御する機能等を有する。
図2は、ホームゲートウェイ装置103の内部構成を示すブロック図である。図3において、ホームゲートウェイ装置103は、ルータ通知部201、名前収集部202、名前登録部203、名前データベース204、DNSサーバ205、リモートアクセス部206及びDHCPサーバ207により構成されている。
ルータ通知部201は、LAN104に情報家電端末101(102)が接続されたときに、情報家電端末101(102)から送出されるルータ要請メッセージを受信すると、そのルータ要請メッセージに含まれるリンクレイヤアドレスを名前収集部202に通知するとともに、ホームネットワークシステム100のネットワーク情報(ホームゲートウェイ装置103に付与されたIPv6アドレスの構成要素であるプレフィックスデータ)を含むルータ通知メッセージを情報家電端末101(102)に返送する。なお、ルータ通知部201は、ルータ通知手段として機能する。
名前収集部202は、ルータ通知部201から通知されるリンクレイヤアドレスと、ホームゲートウェイ装置103に付与されたIPv6アドレスの構成要素であるプレフィックスとを合わせてグローバルIPアドレス(グローバルスコープアドレス)を生成する。
また、名前収集部202は、情報家電端末101(102)の名前情報を問い合わせるICMP(Internet Control Message Protocol )メッセージを情報家電端末101(102)に送出して、情報家電端末101(102)から名前情報を取得し、この名前情報とグローバルIPアドレス(グローバルスコープアドレス)を内蔵する名前テーブル(図示せず)に追加するとともに、名前登録部203に渡す。なお、名前収集部202は、名前収集手段として機能する。
名前登録部203は、名前収集部202から渡される名前情報とグローバルIPアドレス(グローバルスコープアドレス)を名前データベース204に登録する。なお、名前登録部203は、名前登録手段として機能する。
名前データベース204は、DNSサーバ205の管理下にあり、情報家電端末101(102)毎に名前情報とグローバルIPアドレス(グローバルスコープアドレス)を登録するためのデータベースである。
DNSサーバ205は、リモートアクセス部206により宅外の情報家電端末106との間にIPsec(Security Architecture for Internet Protocol )トンネルが確立された後、情報家電端末106から受け付けるDNS問合せメッセージに含まれる名前情報に応じて、名前データベース204から該当するグローバルIPアドレス(グローバルスコープアドレス)を検索して応答する。また、DNSサーバ205は、名前データベース204を管理する。
リモートアクセス部206は、インターネット105に対するインターフェース機能を有し、宅外の情報家電端末106からのアクセスに応じて、IPsecプロトコルにより鍵情報を作成し、その鍵情報を宅外の情報家電端末106との間で交換する。
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol )サーバ207は、インターネット105を介して宅外の情報家電端末106との間のIPsecトンネルを確立し、続いて、宅外の情報家電端末106とホームゲートウェイ装置103間のIPsecトンネルを確立し、DNSサーバ205のIPアドレス、ホームネットワークシステム100のドメイン名、情報家電端末101,102の名前情報等のDNS設定情報を、上記鍵情報を用いて暗号化して情報家電端末106に送出する。なお、DHCPサーバ207は、DNS情報送出手段として機能する。
次に、図1のホームネットワークシステム100において、情報家電端末101の名前情報をDNSサーバ205の名前データベース204に登録する際の動作について、図3に示すシーケンス図を参照して説明する。なお、図3のシーケンス図において、ホームゲートウェイ装置103内の各部間の信号の授受は、破線により示している。
なお、図3の動作を説明する前提として、情報家電端末101には、ユーザにより名前情報が予め登録されているとともに、リンクレイヤアドレス(Link Layer Address)が設定されているものとする。また、ホームゲートウェイ装置103には、ネットワーク情報として、IPv6アドレスを構成するプレフィックス(Prefix)データが設定されているものとする。
図3において、情報家電端末101がLAN104に接続されると、情報家電端末101は、自端末に名前を付与するために必要な情報を問い合わせるルータ要請メッセージをホームゲートウェイ装置103に送出する(ステップS301)。なお、ルータ要請メッセージには、情報家電端末101のリンクレイヤアドレス(Link Layer Address)が含まれる。
ホームゲートウェイ装置103内のルータ通知部201は、情報家電端末101からルータ要請メッセージを受け付けると、そのルータ要請メッセージを名前収集部202に通知する(ステップS302)。また、ルータ通知部201は、ホームゲートウェイ装置103に設定されているネットワーク情報(プレフィックス(Prefix)データ)を含むルータ通知メッセージを情報家電端末101に返送する(ステップS303)。情報家電端末101は、ルータ通知メッセージを受け付けると、そのルータ通知メッセージに含まれるプレフィックスデータとリンクレイヤアドレス(Link Layer Address)を合わせて、グローバルスコープアドレス(Global scope Address)(グローバルIPアドレス)を生成して保存する。
次に、名前収集部202は、ルータ通知部201からルータ要請メッセージを受信すると、そのルータ要請メッセージに含まれるリンクレイヤアドレス(Link Layer Address)を基に、プレフィックス(Prefix)データと合わせてグローバルスコープアドレス(Global scope Address)(グローバルIPアドレス)を生成する(ステップS304)。
次に、名前収集部202は、情報家電端末101から名前情報を収集するため、名前情報を問い合わせるICMP(Internet Control Message Protocol )メッセージを情報家電端末101に送出する(ステップS305)。このICMPメッセージには、図中に示すように、「Node Information Query(DNS name)」が含まれる。
次に、情報家電端末101は、ホームゲートウェイ装置103内の名前収集部202からICMPメッセージを受け付けると、自端末101に登録された名前情報を含むICMPメッセージをホームゲートウェイ装置103内の名前収集部202に返送する(ステップS306)。このICMPメッセージには、図中に示すように、「Node Information Reply(DNS name)」が含まれる。
名前収集部202は、情報家電端末101から名前情報を含むICMPメッセージを受け付けると、その名前情報とステップS304において生成したグローバルスコープアドレス(Global scope Address)を名前登録部203に渡す(ステップS307)。
次に、名前登録部203は、名前収集部202から名前情報とグローバルスコープアドレス(Global scope Address)を受け付けると、DNSサーバ205の管理下にある名前データベース204に登録する(ステップS308)。
次に、宅外の情報家電端末106が、ホームネットワークシステム100内の情報家電端末101にアクセスするため、情報家電端末101の名前情報を問い合わせるDNSクエリ(DNS Query )をDNSサーバ205に送出する(ステップS309)。次に、DNSサーバ205は、宅外の情報家電端末106から情報家電端末101の名前情報を問い合わせるDNSクエリ(DNS Query )を受け付けると、名前データベース204から該当する名前情報を検索し、この名前情報を含むDNSレスポンス(DNS Response)を情報家電端末106に返送する(ステップS310)。
この後、情報家電端末106は、名前情報によりホームネットワークシステム100内の情報家電端末101へのアクセスが可能になる。
次に、上記シーケンス図における名前収集部202の詳細動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
名前収集部202は、ルータ通知部201からルータ要請メッセージを受信すると(ステップS401)、そのルータ要請メッセージに含まれるリンクレイヤアドレス(Link Layer Address)を基に、内蔵する名前テーブルを検索し(ステップS402)、リンクレイヤアドレス(Link Layer Address)に該当するデータの有無を判別する(ステップS403)。
名前収集部202は、名前テーブルにリンクレイヤアドレス(Link Layer Address)に該当するデータが無いと判別した場合は(ステップS403:NO)、そのリンクレイヤアドレス(Link Layer Address)と、プレフィックス(Prefix)データと合わせてグローバルスコープアドレス(Global scope Address)を生成する(ステップS404)。
次に、名前収集部202は、情報家電端末101から名前情報を収集するため、名前情報を問い合わせるICMPメッセージ「Node Information Query(DNS name)」を情報家電端末101に送出する(ステップS405)。そして、名前収集部202は、情報家電端末101から名前情報を含むICMPメッセージ「Node Information Reply(DNS name)」を受信すると(ステップS406)、ステップS404で生成したグローバルスコープアドレス(Global scope Address)を内蔵する名前テーブルに追加し(ステップS407)、名前情報とグローバルスコープアドレス(Global scope Address)を名前登録部203に渡して(ステップS408)、処理を終了する。
また、名前テーブルにリンクレイヤアドレス(Link Layer Address)に該当するデータが有ると判別した場合は(ステップS403:YES)、処理を終了する。
ここで、名前テーブルの一例を図5に示す。同図(a)は、ホームゲートウェイ装置103に設定されたプレフィックス(Prefix)の一例を示し、同図(b)は、情報家電端末101に対応するリンクレイヤアドレス(Link Layer Address)と、リンクローカルアドレス(Link-Local Address)と、ネットワークインターフェース(Network Interface )と、グローバルスコープアドレス(Global scope Address)と、ホスト名(Host Name )の一例を示している。
この場合、グローバルスコープアドレス(Global scope Address)は、プレフィックス(Prefix)「3ffe:2xxx:yyy:zzz::/64」と、リンクレイヤアドレス(Link Layer Address)「00:11:22:33:44:55」とを合わせて生成している。
なお、リンクローカルアドレス(Link-Local Address)「fe80-211:22ff:fe33:4455」は、ホームネットワークシステム100内でのみ有効なアドレスであり、情報家電端末101に一意に設定されるものである。また、ホスト名(Host Name )「hoge」は、情報家電端末101に設定された名前情報である。
次に、図3のシーケンス図における名前登録部203の詳細動作について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
名前登録部203は、名前収集部202から名前情報とグローバルスコープアドレス(Global scope Address)を受け付けると(ステップS601)、DNSサーバ205の管理下にある名前データベース204を検索し(ステップS602)、該当するリソースレコードの有無を判別する(ステップS603)。
名前登録部203は、名前データベース204に該当するリソースレコードが無いと判別した場合は(ステップS603:NO)、受信した名前情報とグローバルスコープアドレス(Global scope Address)を名前データベース204に登録する(ステップS604)。また、名前登録部203は、名前データベース204に該当するリソースレコードが有ると判別した場合は(ステップS603:YES)、処理を終了する。
ここで、名前データベース204に登録されるリソースレコードの一例を図7に示す。図7は、名前データベース204に登録されるリソースレコードの階層構造を示している。図7において、最上位はホームネットワークシステム100全体の情報を含むゾーンデータテーブル701であり、その下位にDNSサーバ205の情報を含むドメインデータ702があり、その下位に情報家電端末101,102の各情報を含むリソースレコードセット703があり、その下位に情報家電端末101の名前情報(図中のレコードデータ)を含むリソースレコードデータ704がある。
また、リソースレコードセット703の「NEXT」は、次のリソースレコードセット705が有ることを示し、このリソースレコードセット705には情報家電端末101の情報を含み、その下位に情報家電端末101のIPアドレス(図中のレコードデータ)を含むリソースレコードデータ706がある。
したがって、名前データベース204では、リソースレコードセット703,705の各リソースレコードデータ704,706により情報家電端末101の名前情報とIPアドレスが対応付けて登録されていることになる。なお、情報家電端末102の名前情報とIPアドレスも同様の構成で名前データベース204に登録される。
また、ゾーンデータテーブル701の「SOA(Start of Authority)リソースレコード」及び「NSリソースレコード」の各下位のリソースレコードセット707,708と、そのリソースレコードセット707,708の各下位のリソースレコードデータ709,710についての説明は省略する。
次に、宅外の情報家電端末106からホームネットワークシステム100内の情報家電端末101にアクセスする際の動作について、図8に示すシーケンス図を参照して説明する。なお、図8において、図3に示したシーケンス図と同一のステップには、同一符号を付してその説明を省略する。
図8において、ホームゲートウェイ装置103内のリモートアクセス部206は、宅外の情報家電端末106からインターネット105を介してアクセスされると、IPsecプロトコルにより鍵情報を作成し、その鍵情報を情報家電端末106との間で交換する(ステップS801)。次に、DHCPサーバ207は、インターネット105を介して情報家電端末106との間にIPsecトンネルを確立し(ステップS802)、続いて、ホームゲートウェイ装置103との間にIPsecトンネルを確立する(ステップS803)。
次に、DHCPサーバ207は、DNSサーバ205のIPアドレス、ホームネットワークシステム100のドメイン名、情報家電端末101,102の名前情報等のDNS設定情報を上記鍵情報を用いて暗号化し、その暗号化情報をDHCPプロトコルを用いてIPsecトンネルを介して情報家電端末106に送出する(ステップS804)。この処理により、情報家電端末106は、ホームゲートウェイ装置103から暗号化情報を受け付けると、その暗号化情報を交換した鍵情報を用いて復号化し、DNS情報(ホームネットワークシステム100のドメイン名、情報家電端末101,102の名前情報等)を取得する(ステップS804)。
次に、宅外の情報家電端末106のユーザは、情報家電端末101にアクセスするため、取得した名前情報を入力して発信を指示することにより、情報家電端末106は、その名前情報を含むDNSクエリ(DNS Query )をホームゲートウェイ装置103内のDNSサーバ205に送出する(ステップS805)。
次に、DNSサーバ205は、情報家電端末106からDNSクエリ(DNS Query )を受け付けると、DNSクエリ(DNS Query )に含まれる名前情報に基づいて、名前データベース204から該当するグローバルスコープアドレス(Global scope Address)を検索し、そのグローバルスコープアドレス(Global scope Address)を含むDNSレスポンス(DNS Response)を情報家電端末106に返送する(ステップS806)。
以後、宅外の情報家電端末106は、IPsecトンネルを介して宅内の情報家電端末101との間で接続処理が可能となる。
以上のように、本実施の形態のホームネットワークシステム100では、情報家電端末101がホームネットワークシステム100内のLAN104に接続され、情報家電端末101からホームゲートウェイ装置103にルータ要請メッセージを送出すると、名前収集部202において情報家電端末101のグローバルスコープアドレス(Global scope Address)の生成処理、及び家電情報端末101の名前情報の収集処理が実行されるとともに、名前登録部203において名前情報とグローバルスコープアドレス(Global scope Address)のDNSサーバ205管理下の名前データベース204への登録処理が実行される。
したがって、情報家電端末のユーザは、情報家電端末に名前情報を登録するだけで、IPアドレスをDNSサーバに登録する手間を省略することができ、IPアドレスを登録するユーザの負担を軽減することができる。
また、本実施の形態のホームネットワークシステム100では、宅外の情報家電端末106からのアクセスに対して、ホームゲートウェイ装置103内のDHCPサーバ207がIPsecトンネルを確立し、このIPsecトンネルを介してDNSサーバ205のDNS設定情報(ホームネットワークシステム100のドメイン名、情報家電端末101,102の名前情報等)を、宅外の情報家電端末106に送出する。
したがって、宅外の情報家電端末106のユーザは、IPアドレスではなく、名前情報を利用してホームネットワークシステム内の情報家電端末にアクセスすることができる。
なお、上記実施の形態では、情報家電端末101の名前情報とグローバルスコープアドレス(Global scope Address)のDNSサーバ205管理下の名前データベース204に登録する場合を説明したが、情報家電端末102においても同様に登録することが可能である。また、宅外の情報家電端末106から宅内の情報家電端末102にアクセスする場合も、同様に名前情報を利用することが可能である。
本発明に係るホームゲートウェイ装置及びIP通信方法によれば、情報家電端末のユーザがIPアドレスをDNSサーバに登録する手間を省略し、IPアドレスを登録するユーザの負担を軽減するホームゲートウェイ装置を提供できる点で有用である。
本発明の一実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成を示すブロック図 本実施の形態に係るホームゲートウェイ装置の内部構成を示すブロック図 本実施の形態に係るホームネットワークシステムにおいて、情報家電端末の名前情報をDNSサーバの名前データベースに登録する際の動作を示すシーケンス図 本実施の形態に係るホームゲートウェイ装置内の名前収集部の動作を示すフローチャート図 本実施の形態に係る名前収集部に内蔵される名前テーブルの一例を示す図 本実施の形態に係るホームゲートウェイ装置内の名前登録部の動作を示すフローチャート図 本実施の形態に係るDNSサーバ管理下の名前データベースの一例を示す図 本実施の形態に係る宅外の情報家電端末からホームネットワークシステム内の情報家電端末にアクセスする際の動作を示すシーケンス図
符号の説明
100 ホームネットワークシステム
101、102、106 情報家電端末
103 ホームゲートウェイ装置
104、107 LAN
105 インターネット
201 ルータ通知部
202 名前収集部
203 名前登録部
204 名前データベース
205 DNSサーバ
206 リモートアクセス部
207 DHCPサーバ

Claims (3)

  1. ホームネットワークを介して宅内情報家電端末と接続されるホームゲートウェイ装置であって、
    前記宅内情報家電端末からルータ要請メッセージを受信すると、前記ホームネットワークのネットワーク情報を前記宅内情報家電端末に通知するルータ通知手段と、
    前記ルータ要請メッセージに含まれる端末情報と前記ネットワーク情報に基づいて、前記宅内情報家電端末のグローバルIPアドレスを生成するとともに、前記宅内情報家電端末から名前情報を収集する名前収集手段と、
    前記名前情報と前記グローバルIPアドレスとをDNSサーバのデータベースに登録する名前登録手段と、
    を具備することを特徴とするホームゲートウェイ装置。
  2. 外部ネットワークを介して宅外情報家電端末とホームゲートウェイ装置との間にトンネルを確立し、前記DNSサーバのIPアドレスと、前記データベースに登録した宅内情報家電端末の名前情報を前記トンネルを介して前記宅外情報家電端末に送出するDNS情報送出手段を具備することを特徴とする請求項1記載のホームゲートウェイ装置。
  3. ホームネットワークを介して宅内情報家電端末と接続されるホームゲートウェイ装置におけるIP通信方法であって、
    前記宅内情報家電端末からルータ要請メッセージを受信し、前記ホームネットワークのネットワーク情報を前記宅内情報家電端末に通知するルータ通知ステップと、
    前記ルータ要請メッセージに含まれる端末情報と前記ネットワーク情報に基づいて、前記宅内情報家電端末のグローバルIPアドレスを生成するとともに、前記宅内情報家電端末から名前情報を収集する名前収集ステップと、
    前記名前情報と前記グローバルIPアドレスとをDNSサーバのデータベースに登録する名前登録ステップと、
    を有することを特徴とするIP通信方法。
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