JP4144734B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末装置、特に片手で把持できる携帯電話機のような文字入力を行う携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、携帯電話機を代表とする携帯端末装置において、電子メールやメッセージの通信が普及してきている。携帯端末装置は、その性質上、操作面上の限られた個数の操作キーやダイヤルで文字入力を行う必要がある。
【0003】
携帯電話機における従来の典型的な文字入力方法は、個々のキーに割り当てられた複数の文字を逐次当該キーの押下によりサイクリックに表示させて目的の文字を選択するものである。したがって、そのサイクルの最後または最後に近い文字ほど、かな1文字あたりのキーの入力回数が多くなるという問題があった。
【0004】
また、携帯電話機の操作部の上部中央に配置されたジョグダイヤル(プッシュ操作可能なダイヤル入力部)を備える機種もある。このような機種では、ジョグダイヤルの回転により50音表の文字の行(例えば、あいうえお)を選んで決定することができるが、列方向(あかさたな・・・)の移動をボタンで行う必要がある。すなわち、ジョグダイヤルだけで所望の文字の選択、入力を行うことができなかった。
【0005】
特開平10−163953号公報には、直交する方向にカーソルを移動させることができる2つのジョグダイヤルを用いて、かな文字の選択、入力を行う技術が開示されている。2つのジョグダイヤルはいずれもダイヤル型である。その一方は縦方向(あいうえお)移動用であり携帯電話機前面右中央部に配置され、他方は横方向(あかさたな・・・)移動用であり携帯電話機左側上部に配置されている。また、縦方向移動用ジョグダイヤルのプッシュ操作はあいうえおの確定に利用され、横方向移動用ジョグダイヤルのプッシュ操作は右移動およびかな漢字変換選択に利用される。
【0006】
特開平6−90200号公報には、折りたたみ型の携帯電話機のヒンジ部に沿って配置された回転可能なドラム型のダイヤルであって、このダイヤルが軸方向に左右動可能な入力手段が開示されている。液晶表示画面上に必要な文字や数字、記号等をすべて表示せしめた状態で、この入力手段を用いてカーソルを所望の位置に順次移動せしめることにより、所望の文字を選択、入力することができるようになっている。
【0007】
また、従来、携帯電話機のキー等の操作時に文字盤背後に配置されたバックライトが点灯し、文字盤全体を光らせるものも知られている。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−90200号公報(図1,図8)
【特許文献2】
特開平10−163953号公報(図1,図2,図6,図8)
【非特許文献1】
増井 俊之、”POBox−予測と曖昧検索にもとづく入力手法」、[online]、[平成14年5月17日検索]、インターネット<URL:http://www.cs./sony.co.jp/person/masui/OpenPOBox/>
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平10−163953号公報に開示の入力装置は、ダイヤルの操作のみで所望のかな文字を選択、入力することが可能であるが、2つのジョグダイヤルの一方が携帯電話機前面右中央部に配置され、他方が携帯電話機左側上部に配置されているので、操作が可能なまたは容易な手が左右いずれか一方の手に限られてしまう。しかし、左右いずれの手で携帯電話機を把持するかはユーザによって異なる。したがって、どちらの手で携帯電話を把持するかによって、利用しやすい場合としにくい場合とが生じるという問題がある。また、一旦行った操作をクリア(キャンセル)する場合には、ジョグダイヤルとは別のキーを操作する必要があった。
【0010】
特開平6−90200号公報の開示の技術においても、ダイヤルの操作のみで所望のかな文字を選択、入力することが可能であるが、液晶表示画面上に必要な文字や数字、記号等をすべて表示せしめるため、特に携帯電話機のように限られたサイズの表示画面上では目的の文字が見づらく、必ずしも使い勝手がよいとはいえないという問題があった。
【0011】
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、文字入力の操作性を向上させることができる携帯端末装置を提供することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、左右いずれの手で把持しても操作性に差がない携帯端末装置を提供することにある。
【0013】
本発明のさらに他の目的は、文字入力時の入力候補文字の表示画面の視認性を向上させることができる携帯端末装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明による携帯端末装置は、片手で把持できる携帯端末装置であって、主要操作面上で、前記携帯端末装置を把持した手の親指で操作可能な位置であって、両側辺からほぼ等距離の位置に配置された第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部と、前記主要操作面の背面側において、前記携帯端末装置を把持した手の人差し指で操作可能な位置であって、両側辺からほぼ等距離の位置に配置された第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部とを備えたことを特徴とする。
【0015】
この構成において、第1および第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部は、ユーザが携帯端末装置を把持した片手の親指と人差し指で両ダイヤル入力部を同時に操作することができる。よって、両ダイヤル入力部から指を離すことなく、例えば文字入力のような操作を行うことが可能となる。また、いずれのダイヤル入力部も、装置の両側辺からほぼ等距離の位置に配置されるので、装置を把持する手は右、左を問わない。
【0016】
前記携帯端末装置が、ヒンジ部で開閉可能に連結された上側筐体および下側筐体を備える場合、両ダイヤル入力部の具体的な配置位置として、前記第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部は前記下側筐体の主要操作面の上端中央部に配置され、前記第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部は前記ヒンジ部の背後の前記下側筐体上端中央部に配置される。これにより、従来の二つ折り型の一般的なダイヤル入力部の形態および操作方法を踏襲しつつ、かつ、その操作を阻害することなく、新たなダイヤル入力部を追加することができる。
【0017】
前記第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部はドラム型の回転体を有し、前記第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部はディスク型の回転体を有する。これは、両ダイヤル入力部を例えばそれぞれ縦方向および横方向の移動指示操作に割り当てる場合に移動操作の方向と回転体の回転体の方向が一致するので、操作性が向上する。
【0018】
本発明による他の携帯端末装置は、文字入力を行う携帯端末装置であって、第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部と、第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部と、両プッシュ操作可能ダイヤル入力部による文字入力時にユーザインタフェース(UI)画面を表示する表示手段と、両プッシュ操作可能ダイヤル入力部の操作に応じて前記UI画面を更新するよう前記表示手段を制御する表示制御手段とを備え、前記UI画面は、前記第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部のプッシュ操作により入力される入力候補文字を表示するための第1の文字表示位置と、この第1の文字表示位置の前後左右に位置し、50音表上の前後左右に隣接する4つの文字を表示するための第2〜第5の文字表示位置とを有し、前記表示制御手段は、前記第1および第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部の回転操作に応じて前記UI画面上の第1の文字表示位置に表示する前記入力候補文字を逐次変更するとともに、前記第2〜第5の文字表示位置に前記50音表上の当該変更された入力候補文字の前後左右に隣接する4つの文字を割り当てることを特徴とする。
【0019】
このように第1および第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部とユーザインタフェース画面とを連携させることにより、両ダイヤル入力部の操作だけで全てまたは殆ど全ての文字入力操作を行うことが可能となる。特にそのユーザインタフェース画面には、50音表の1つの入力候補文字を中央にしてその前後左右の位置に、50音表で前後左右に隣接する4つの文字を表示させるので、携帯端末装置の限られたサイズの表示画面内でも、現在の入力候補文字を明確に認識でき、また、入力候補文字を変更する際に前記前後左右の4つの文字がその変更操作の際の指標となる。さらに、両ダイヤル操作により入力候補文字を前後左右のいずれの方向にも移動させることができるので、ユーザインタフェース画面の表示態様と相俟って、目的の入力候補文字への迅速な移動および選択の操作が可能となる。
【0020】
この携帯端末装置において、各々、複数の入力候補文字が割り当てられた、テンキーを含む複数の操作キーと、これらの複数の操作キーについて個別に設けられた複数の発光素子と、前記第1および第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部の回転操作に応じて前記第1の文字表示位置に表示された入力候補文字が属する操作キーを独立して発光制御するキー発光制御手段とをさらに備えてもよい。
【0021】
この発明では、ユーザは主として画面上のユーザインタフェース画面を見ながら両ダイヤル入力部の操作で文字入力を行うので、携帯端末装置の操作部に通常存在する操作キー群全体を光らせることは必ずしも必要ではない。その一方、両ダイヤル入力部での操作に関連して、現在着目している文字がどの文字行に属するかを、当該文字行の割り当てられた操作キーのみを発光させることにより、ユーザに知らしめることができる。これは特に各操作キーに表示されている代表文字以外の文字が画面上で着目されている場合に意味がある。
【0022】
前記UI画面は、さらに、入力された文字に基づいて選択された入力候補語句群を表示するエリアを有し、前記第1および第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部の一方の回転操作により入力候補語句群の中から入力候補語句群を選択するようにしてもよい。これにより、文字の入力効率が一層向上する。
【0023】
前記第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部のプッシュ操作を文字入力のクリア操作に割り当ててもよい。これにより、第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部のプッシュ操作を有効に利用し、文字入力等の作業におけるクリア操作のために指をダイヤル入力部から離す必要がなくなる。
【0024】
本発明によるさらに他の携帯端末装置は、操作面上にある複数の操作キーと、これらの複数の操作キーについて個別に設けられた複数の発光素子と、各操作キーを独立して発光制御するキー発光制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。この実施の形態では、携帯端末装置の一例として携帯電話機について説明する。但し、本発明は携帯電話機に限られるものではなく、文字入力機能を有する任意の携帯端末装置に適用可能である。このような携帯端末装置としては、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機等を含み、広義には、各種情報機器制御用のリモートコントローラ等も含むものとする。
【0026】
図1(a)(b)は、それぞれ、本実施の形態による二つ折り型(折りたたみ型)の携帯電話機100の、開いた状態の背面図および側面図を示す。また、図2にその正面図を示す。
【0027】
この携帯電話機100は、ヒンジ部18と、このヒンジ部18で開閉可能に連結された上側筐体14および下側筐体25を有する。上側筐体14の内側の主要面の上部にはイヤレシーバ12が配置され、内側の主要面には表示部16(例えば液晶ディスプレイのような平面表示デバイス)が配置されている。
【0028】
下側筐体25の内側の主要操作面には、上部中央にジョグダイヤル20、この両側端に左右キー26a,26b、さらにその両側端にソフトキー17a,17bが配列されている。ジョグダイヤル20は、プッシュ操作可能なダイヤル入力部であり、ここではドラム型の回転体を用いたものである。ソフトキー17a,17bは、種々のメニューや画面に対応して任意の機能が割り当てられる操作キーであり、その割り当てられた機能は、キー操作表示エリアの表示内容によってユーザに知らしめられる。左右キー26a,26bについては、携帯電話機の各利用場面でのその使用の可否がキー操作表示エリアに表示されるようになっている。これらの操作キーの下側には、通話キー21、クリアキー22、および電源キー/終話キー23が配置されている。さらにその下側にはテンキー28が配置され、これらの下側にはメモキー30およびマナーキー31が配置されている。下側筐体25の最下部にはマイク32が配置されている。
【0029】
このような構成自体は公知である。これに対して、図1(a)に示すように、本実施の形態では下側筐体25の、操作部211の背面側にヒンジ部18の近傍で左右方向の中央部に、第2のジョグダイヤル33を設けている。このジョグダイヤル33はダイヤル型の回転体を用いており、その回転平面は各種キーが配置された主要操作面にほぼ平行となっている。ジョグダイヤル33は矢印Hの方向の回転操作が可能であるとともに、矢印Vの方向にプッシュ操作(押下操作またはクリック操作)が可能である。
【0030】
このように両ジョグダイヤル20,33はいずれも携帯電話機の両側辺からほぼ等距離の位置に配置されているので、左右対称の形状をなし、ユーザは右手でも左手でも差異なく操作が可能である。さらに、ジョグダイヤル20は前面、ジョグダイヤル33は背面側に位置するので、前者は親指で、後者は人差し指で両者を同時に操作可能である。また、ジョグダイヤル20を、その回転軸がヒンジ軸と平行なドラム型とし、ジョグダイヤル33をその回転軸がヒンジ軸と直交するディスク型としている。これによって、ジョグダイヤル20の回転は上下方向の移動指示に対応し、ジョグダイヤル33の回転は左右方向の移動指示に対応することが、ユーザにとって直感的に認識できる。
【0031】
なお、図1,図2の携帯電話機では内蔵アンテナを用いた場合を想定しており、アンテナは図示していない。
【0032】
図3に、本実施の形態の携帯電話機100のハードウェア構成を示す。
【0033】
この携帯電話機100は、電話機能に関連した部位として、アンテナ200、デュプレクサ(Duplexer)201、受信部(RX)202、送信部(TX)203、DSP(Digital Signal Processor)204、スピーカ205、マイク206、イヤレシーバ207(図1の12に対応)を含む。携帯電話機100は、さらに、この携帯電話機の制御に関連した部位として、制御部208と、これに接続された表示部209(図1の16に対応)、操作部211、ROM213、RAM214、キー発光部44を有する。キー発光部44は後述するような各キー毎の発光素子(例えばLED)を含んでいる。ROM213には本実施の形態の後述する動作を実現するための制御プログラムが格納されている。ROM213は、再書き込み可能な不揮発性のメモリ(例えばフラッシュROM)を含んでもよい。操作部211は、上記各種の操作キーを含むほか、ジョグダイヤル20およびジョグダイヤル33を含んでいる。
【0034】
図4は、操作部211のジョグダイヤル20(または33)に関連した入力装置部分の構成を示すブロック図である。
【0035】
ジョグダイヤル20(33)自体の構成は既存の構成で足り、ダイヤルの回転操作に同期して異なる位相A,Bのオンオフ信号を出力する機能と、ダイヤルのプッシュ操作に応じてタイミング信号としてのパルス信号を出力する機能とを有する。Dフリップフロップ(FF)102は、一方の位相信号(例えばB相)の立上り(または立下り)エッジにおいて他方の位相信号(例えばA相)のレベルを確認することにより、正、逆、いずれの方向にダイヤルが回転しているかを示す方向信号(Direction)を出力する。両位相信号のいずれか一方または両信号の組み合わせ(たとえばAND出力)に基づいて、所定の角度の回転毎にタイミング信号(パルス信号)が生成される。論理回路(LOGIC)103は、タイミング信号の発生時点の方向信号のレベルを確認して、左右キー(図2の26a,26b)相当の出力信号を発生する。これらの出力信号は、キーマトリクスに設定されている行または列、R1(113),S2(114),R2(115)に割り当て、左右移動の動作を実現している。
【0036】
また、ジョグダイヤルのプッシュ信号は1回のダイヤル押下操作にしたがって出力されるパルス信号であり、本実施の形態ではこれを新たにクリア機能に割り当てた。この動作原理としてはジョグダイヤル20(33)自体にスイッチ機能があり、それぞれをキーマトリクスの行および列R3(111),S1(112)に直接接続しており、ジョグダイヤルの中のスイッチが導通すると同時に、キーマトリクスのR3(111)とS2(112)が導通してクリア機能が動作するようになっている。
【0037】
図5は、ロジック回路103の内部回路構成を表している。フリップフロップ102から出力される信号には「0」か「1」の信号が含まれており、それぞれ「右」と「左」の回転方向を表している。ここでは一例としてフリップフロップ102からは左方向を表す「1」の信号が出力されているとする。また、ジョグダイヤルからのタイミング信号は、位相信号A,BがともにONしているタイミングを表しており、ここではOFFを表す「1」が出力されているとする。この2つの信号はNOT回路201とNOR回路202および204を通って、スイッチ203および205にたどりつくことになる。このスイッチ203と205は、その制御信号が「1」の時にONするようになっている。この場合はスイッチ203及び205の制御信号が共に「0」なので、両スイッチは共にOFFの状態である。
【0038】
次に、フリップフロップからの信号は左を表す「1」のままにし、タイミング信号がONを表す「0」を出力しているとする。すると、スイッチ203には「1」の信号が届き、スイッチ205には「0」の信号が印加されることになる。よってスイッチ203が導通し、結果的にキーマトリクスのR1(113)とS2(114)が導通することになり、従来の左キーボタンが押下されたことと同じ動作が行われるようになっている。
【0039】
同様に、フリップフロップ102から右を表す「0」の信号が出力され、タイミング信号もONを表す「0」が出力されている状態では、スイッチ203には「0」の制御信号がとどき、スイッチ205には「1」の制御信号が印加されることになる。この場合、結果的にキーマトリクスのS2(114)とR2(115)が導通することになり、従来の右キーボタンが押下されたことと同じ動作ができるようになっている。
【0040】
また、ここでは一例としてフリップフロップ102から出力される信号「0」は「右方向」、1は「左方向」となっているが、信号が逆でも、最終的にキーマトリクスに設定されているR1(113),S2(114),R2(114)の配線があっていればよい。
【0041】
次にキーマトリクスの概要について、簡単に説明する。
【0042】
図6は、キーマトリクス内で、特定のボタン(キー)が押下されて導通したときの各部の信号波形を表した図である。キーマトリクスは、キーセンスしている「行」と信号を送る「列」が格子状になっており、それぞれの「行」と「列」が交わる場所にスイッチが配置されている構成を有する。このような構成自体は周知である。
【0043】
キーセンスしているS2(114)は、通常信号がHIの状態になっている。ここでジョグダイヤルが右に回転したとすると、図4と図5より、S2(114)とR2(115)が導通することは前述したとおりである。この導通した瞬間に、キーセンスS2(114)行の信号はHIからLOWへと変わる。その直後にR0,R1(113),R2(115)の列には、ここに異なる信号(スキャン信号)301,302,303が送られる。この場合、S2(114)と導通している場所はR2(115)なので、S2(114)はR2(115)に送られた信号301と同じ信号300を見ることができる。このようにして、導通した行と列の場所(すなわち当該キーの位置)を把握することができる。
【0044】
なお、本実施の形態では、ジョグダイヤルの機能と併存して、実際の左右キーやクリアキーも操作可能としてある。これにより、ユーザによっては従来の操作を行うことも可能としている。
【0045】
図7は、キー発光部44の回路構成例を示す図である。本実施の形態では、ジョグダイヤルを利用した文字入力時等に、所定のキーボタンを独立して点灯させる。キー発光部44はそのための回路である。発光素子としてのLED690およびそのLED駆動回路691は、文字入力で利用されるキー群の各々に1組ずつ設けられている(但し、図示省略してある)。そのようなキー群は、本実施の形態では、テンキーに「*」および「#」を加えて12個のキーである。電源601と接地との間に直列接続された抵抗621〜633は、電源電圧を分圧し、各抵抗の一端に異なるレベルのリファレンス電圧を出力する。これらのリファレンス電圧は、コンパレータ651〜663のそれぞれの一方の入力端に印加される。リファレンス電圧およびコンパレータの個数はいずれもキーの個数+1個である。各コンパレータの他方の入力端には、制御信号603が印加される。制御信号603は、上記キー群の特定のキー(点灯させたいキー)に対応する電圧レベルであり、制御部208から与えられる。各コンパレータ651〜663は、0「V」〜電源601の電圧まで12分割された電圧それぞれと、制御信号の電圧レベルとを比較し、「0」か「1」かの信号を出力する。
【0046】
一例として、制御信号603からは何も信号が出力されていないとき(最低電圧レベルのとき)は、各コンパレータ651〜663は0(LOW)の信号が出力されているものとする。
【0047】
ここで3番目のLEDを点灯させたいときは、制御信号603として、コンパレータ651〜653までの出力信号がHIになるような電圧レベルが出される。この時、コンパレータ651から663までのうち、コンパレータ651〜653はHIの出力となり、コンパレータ654〜663はLOWの出力となっている。このままでは、コンパレータ651〜653の後段のLED全てが点灯するとともに、コンパレータ654〜663の後段のLEDはすべて消えている状態である。そこで、コンパレータから出力される信号がHIとLOWの境目にあるところを探して、その部分だけLEDを点灯させるために、排他的論理和(X−OR)回路671〜682を各コンパレータ651〜663の後段に設けている。すなわち、コンパレータから出力される信号がHIになっている部分とLOWになっている部分の境目だけ、X−OR回路の出力がHIになるようなっている。上記のように3番目のLEDを点灯させたいときは、コンパレータ653の出力がHIになっており、コンパレータ654の出力がLOWになっていることから、X−OR回路673の出力信号がHIになり、そのLED駆動回路が動作する。
【0048】
各X−OR回路671〜682の後段には、X−OR回路671の後段の回路と同様な回路が付加されており、X−OR回路の信号がHIになったときだけ、その後段のLED690が、電源602からの電流が流れることによって点灯する。なお、図7における各LEDに対するキー番号の割り当ては例示であり、これに限るものではない。使用頻度の高いキーに対して比較的電圧の低い側に割り当てることにより、省エネルギー対策となる。
【0049】
次に本実施の形態における動作について説明する。
【0050】
図8は、本実施の形態での文字入力時に用いられる、表示部209におけるユーザインタフェース(UI)画面を示している。この画面は、上側から電波状態や電池残量等を表示する横長帯状の第1のエリア81、現在の画面の主題を示す横長帯状の第2のエリア82、文字入力のためのUIエリアを表示する比較的大きい第3のエリア83、および最下部の操作ガイダンスを表示する第4のエリア84からなる。図の例では第2のエリア82は主題が「メモ入力」である例を示している。
【0051】
第3のエリア83には、ほぼ十字状に5個の文字が配列表示されている。各文字の位置は、十字の中央部とその上下左右の4カ所であり、画面上に疑似立体的に表示された球831〜835内に文字が表示されている。十字の中央の球は他の球よりサイズが若干大きく、かつ背後に他の球836をずらして配置し、個々の球とは別に立体感を出している。現在、この中央の球の文字をポインタが指示している。ここでいうポインタとは、入力が可能な文字群のうち当該中央の球の文字が、ジョグダイヤル20のプッシュ操作(決定操作)によって直ちに選ばれる対象(入力対象文字)となっていることを示す制御上のパラメータである。球のサイズだけでなく、中央の球について、その内部の文字を、他の球や文字と異なる色で強調表示するようにしてもよい。
【0052】
入力の対象となる文字は、図9に示すようにかな文字および所定の記号である。図9の文字表は50音表を拡張して、濁音、半濁音、句読点および記号を含めたものである。本明細書では、図9の文字表を便宜上50音表と呼ぶ。このような50音表は、データテーブルとして、またはプログラムの付属データとして、装置内のメモリ(213または214)に格納されている。
【0053】
図8の文字入力UI画面の中央の球833内にはポインタが指し示す文字が表示され、その前後左右の球には図9の50音表の中で当該文字の前後左右に当たる文字が配置される。ポインタで指示された文字が図9の50音表の外側境界に接する文字であって、その前後左右に文字が存在しない場合には、反対側の文字が割り当てられる。例えば、図8(a)に示すように、ポインタで指された文字が「あ」である場合、50音表で「あ」の上側に位置する文字が存在しないが、同じ行の反対側(最下部)の文字「お」がUI画面上で「あ」の上側の球831に割り当てられる。同様に、50音表では「あ」の左側に文字が存在しないが、同列の右端の文字(記号)「・」がUI画面上で「あ」の左側の球832に割り当てられる。
【0054】
第4のエリア84は図2に示した左キー26a、ジョグダイヤル20および右キー26bに対応したガイダンスエリアであり、図の例では、それぞれのプッシュ操作がポインタの左移動、決定、右移動に割り当てられていることを示している。図8(a)の状態でジョグダイヤル20をプッシュ操作すると、文字「あ」が入力される。この入力された文字はカーソル830の位置に表示される。
【0055】
図8(b)は、図8(a)の状態から、背面のジョグダイヤル33を1文字分回転操作して、ポインタを50音表の右隣の「か」行に移動させたときのUI画面を示している。ポインタの移動により、新たな中央の文字に対して50音表上で前後左右に位置する文字がUI画面上でも同様の関係で各球831〜835に割り当てられる。このようにジョグダイヤル33を回転させることにより、50音表上で左右(横)方向にポインタを移動させることができる。50音表上でポインタが一方の端に達したときにさらに同方向にポインタを移動させると、他の端にポインタが移行する。すなわち、ポインタの移動はサイクリック(リング状)に行われるので、そのリング上で目的の文字行により近い方向にポインタを移動させることによって、より少ない移動数で目的の文字行に到達することができる。図8(b)の状態でジョグダイヤル20をプッシュ操作すると、文字「か」が入力される。
【0056】
図8(c)は、図8(a)の状態から、正面のジョグダイヤル20を1文字分回転操作して、ポインタを50音表の下隣の「い」に移動させたときのUI画面を示している。このようにジョグダイヤル20の回転により、50音表上で上下(縦)方向にポインタを移動させることができる。ポインタが端に達したときの動作は左右方向の場合と同様である。すなわち、上下方向において反対側の端にポインタが移動する。
【0057】
このような文字入力UI画面により、表示される文字の個数を限定したので、文字の表示がシンプルになり、より視認性が向上する。また、中央の入力対象文字の前後左右に50音表上での隣接する文字を表示することにより、ユーザは、ポインタを移動させるときにどちらに移動すればより目的の文字に早く達するかを判断することができる。さらに、ダイヤルでの回転操作によるポインタの移動は、従来のような同一キーの連続押下操作に比べて極めて容易で迅速に行える。
【0058】
図10は、UI画面のポインタの移動と操作キーの独立点灯の例を示している。UI画面上で中央に表示された文字が属するキーが独立して点灯され、他のキーは消灯される。図10(a)の例では、中央文字が「あ」であり、その文字が属する「1」キーが点灯している。図10(b)では中央文字が「か」であり、その文字が属する「2」キーが点灯している。図10(c)では中央文字が「い」であり、その文字が属する「1」キーが点灯している。
【0059】
このように、従来はバックライトで文字盤全体を光らせていたのに対して、本発明では個々のキーボタンを独立して点灯させることが可能になった。このようなジョグダイヤルによる文字入力に伴って、UI画面の表示と連動して該当操作キーの独立点灯制御を行うことは、UI画面の縦の球の列(831,834,835)にあ列(50音表の最上列)の文字(すなわち各キーに割り当てられた代表文字)が表示されていないときに、現在のポインタの位置する文字行がどの行に属するかをユーザが認識するための助けとなる。また、テンキーの点灯が移動することにより、ポインタの位置する文字行が移動したことを直感的に直ちに認識できる。
【0060】
なお、通常、携帯電話機の文字入力を行う各キーには、50音表のあ列(あかさたな・・・・)が割り当てられているが、図9の50音表のあらゆる行(あ行、か行、が行・・・)が行単位に別個のキーに割り当てられている訳ではない。例えば、拗音や撥音のための小さい文字は同音の大きい文字の同じ行に割り当てられている。また、濁点や半濁点は特定の記号キーに割り当てられていることが多い。したがって、本実施の形態ではジョグダイヤル33の回転によって50音表上でポインタが横方向に移動し、これに応じて点灯するキーが切り替わるが、濁点行などの場合には点灯キーが切り替わらない場合もある。
【0061】
また、本実施の形態においてはかな文字の入力の後のかな漢字変換の態様については特に言及しない。既存のかな漢字変換手法または後述する予測変換手法を利用することができる。
【0062】
図11に、1文字入力を行うときの処理のフローチャートを示す。この処理は、まずいずれかのジョグダイヤルの操作があったかどうかをチェックする(S11)。なければ、他のキーの操作(あれば)に応じた処理を実行する(S23)。
【0063】
ジョグダイヤルの操作があった場合には、図8で説明したような文字入力UI画面を表示する(S12)。そこで、当該操作が横方向ジョグダイヤル20の回転かどうかをチェックする(S13)。そうであれば、その回転方向に応じたポインタ横移動を行う(S14)。また、必要に応じて、点灯キーLEDの移動を行う(S15)。ポインタの横移動に応じてUI画面の描画更新を行う(S22)。ついで、ステップS11へ戻る。また、この段階では入力文字が選択されていない。
【0064】
ステップS13において、ジョグダイヤルの操作が横方向ジョグダイヤルの回転でないと判定された場合、縦方向ジョグダイヤル33の回転かどうかをチェックする(S16)。そうであれば、ポインタの縦移動を行い(S17)、ステップS22の画面描画更新に移行する。
【0065】
ステップS16において、ジョグダイヤルの操作が縦方向ジョグダイヤルの回転であると判定された場合、縦方向ジョグダイヤルのプッシュ操作であるかどうかを調べる(S18)。そうである場合は、現在ポインタが指し示している文字の入力を行う(S19)。そうでない場合は横方向ジョグダイヤルのプッシュ操作であると判断して、直前に入力された文字の入力をクリアする。
【0066】
ステップS19,S20の後は文字UI画面を消去する(S21)。
【0067】
以上のような一連の動作によって、2つのジョグダイヤルから指を離さずに文字入力が行える。
【0068】
次に本実施の形態の変形例について説明する。
【0069】
最近、新たな文字入力方法として、ユーザの入力した文字に対してユーザが入力しようとしている語句を予測してそれを入力候補として提示する方法が提案されている。例えば、目的の語句のよみの先頭1文字を入力した段階で辞書からその文字をよみとして含む語句をすべて抽出して入力候補として表示画面上にリスト出力する。ユーザはこのリスト出力内に目的の語句があれば、カーソル等の移動操作によりその語句を選択し、キー操作でその語句の選択を確定することができる。この確定の前によみの2文字目が入力されれば、再度その2文字について辞書の検索を行い、該当する入力候補をリスト出力する。この場合、リスト出力される入力候補の個数(ヒット件数)は減少する。よみの入力文字数が増えるほど、入力候補の個数は減少する。よみの一致は完全一致ではなく、清音、濁音、半濁音の違いを無視する等、ある程度あいまいな検索を行うものも知られている。このような「予測」と「あいまい検索」とを採用した予測変換手法の一つとして、例えば、上記非特許文献1に開示されているようなPOBox(Predictive Operation Based On eXample)が知られている(POBoxはソニー株式会社の登録商標)。
【0070】
このような予測変換手法を上記のジョグダイヤルによる文字入力方法と組み合わせた変形例について図12により説明する。この変形例のハードウェア構成は図3に示したものと同じであるが、ROM213および/またはRAM214のようなメモリ上に予測変換用のプログラムおよび辞書を格納している。
【0071】
図12(a)に示すように第3のエリア83のほぼ下側半分の位置に入力候補語句群を表示する第5のエリア85を設ける。図12(a)の状態で上記のようにジョグダイヤル33の回転によりポインタを横移動させてUI画面を変更して「か」の文字を入力した状態を図12(b)に示す。この図は、入力された文字「か」に基づいて予測変換された候補語句群がエリア85に表示されている様子を示している。このときUI画面は消去されている。候補語句群は、入力履歴によっても変更され、漢字やカタカナ等も含みうる。ユーザは、ジョグダイヤル20の回転操作により、エリア85内のカーソル837を候補語句群の中の目的の語句(存在すれば)にまで移動させ、ジョグダイヤル20のプッシュ操作によりその選択を確定することができる。図12(b)の状態でジョグダイヤル33を回転させると、図12(c)に示すように、再び文字入力UI画面が現れる。この例ではエリア85に重ねてUI画面を表示している。これによって、限られたサイズの画面が有効利用される。なお、ジョグダイヤルによるかな文字入力時には、エリア85の一部が隠れても操作上特に支障はない。再度、候補語句がエリア85内に候補語句群が表示されユーザに候補語句を選択させる際には、UI画面は消去される。
【0072】
この変形例によれば、ジョグダイヤルのみを用いて、より効率的な文字入力およびかな漢字変換を行うことができる。
【0073】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、種々の変形、変更が可能である。例えば、図9に示した50音表には濁音および半濁音の行を含めたが、濁音および半濁音については別のキー操作を行って入力してもよい。その場合にはこれらの行は50音表から省略することができる。
【0074】
背面のジョグダイヤルで文字行(あ行、か行、さ行、・・・)を選択し、正面のジョグダイヤルで文字列(あ列、い列、う列、・・・)を選択するようにしたが、これと逆であってもよい。この場合、文字の選択およびクリアは上記のとおりであってもよいし、これらも上記と逆にしてもよい。
【0075】
文字入力UI画面内の文字表示位置は疑似立体的な球で示したが、平面的な円であってもよい。さらに言えば、文字入力位置の形状は何であってもよく、極端な場合には背景上に直接文字が表示されるのみであってもよい。
【0076】
操作キーの個別発光制御は、ジョグダイヤルによる文字入力に伴って発生制御する例のみを示したが、電話の着信時やメール送受信時など様々な状態において、キーボタンを個々に別個のパターンで光らせることも可能である。
【0077】
二つ折り型の携帯電話機に適用する例のみを示したが、いわゆるストレート型にも適用可能である。その場合、第2のジョグダイヤルは筐体背面側に突出させるか、筐体背面に凹部を設けその中に操作可能に配置する、等の措置をとることができる。
【0078】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯端末装置の文字入力の操作性を向上させることができる。特に、第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部と第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部がいずれも装置の中央部に配置されるので、装置を右手で把持した場合と左手で把持した場合とで操作性に全く違いがなく、ユーザの利き手によらず同じ操作性が保証される。
【0079】
また、第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部と第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部を組み合わせて利用することにより、これら2つのダイヤル入力部から指を話すことなく文字入力操作を行うことが可能となる。これにより、迅速かつ容易な文字入力が可能となり、操作性が向上する。
【0080】
さらに、本発明による文字入力UI画面によれば、画面上に表示される入力候補文字の文字数が制限されるので、文字の視認性が向上する。また、第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部と第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部とを組み合わせることにより、UI画面構成と相俟って、迅速かつ容易な文字入力を行うことが可能となる。
【0081】
第1および第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部の回転操作に応じて操作キーを独立して発光制御することにより、上記制限された個数の入力候補文字の表示であっても現在選択されている文字行をユーザに認識せしめることができる。
【0082】
前記UI画面と第1および第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部を用いた文字入力に予測変換手法を組み合わせれば、効率的な文字入力(および変換)が可能となり、一層、操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による二つ折り型(折りたたみ型)の携帯電話機の、開いた状態の背面図(a)および側面図(b)である。
【図2】図1の携帯電話機の正面図である。
【図3】図1の携帯電話機のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】図2内に示した操作部211のジョグダイヤルに関連した入力装置部分の構成を示すブロック図である。
【図5】図4内に示したロジック回路103の内部回路構成を示す図である。
【図6】キーマトリクス内で、特定のボタン(キー)が押下されて導通したときの各部の信号波形を表した図である。
【図7】図3内に示したキー発光部44の回路構成例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態での文字入力時に用いられるユーザインタフェース(UI)画面の3例(a)(b)(c)を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態で用いる50音表の構成を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態におけるUI画面のポインタの移動と操作キーの独立点灯の3例(a)(b)(c)を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態において1文字入力を行うときの処理のフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態の変形例を説明するための図である。
【符号の説明】
12…イヤレシーバ、14…上側筐体、16…表示部、17a,17b…ソフトキー、18…ヒンジ部、20…ジョグダイヤル、21…通話キー、22…クリアキー、23…電源キー/終話キー、25…下側筐体、26a…左キー、26b…右キー、28…テンキー、33…ジョグダイヤル、44…キー発光部、100…携帯電話機、208…制御部、209…表示部、211…操作部、209…表示部、830…カーソル、831〜836…球

Claims (7)

  1. 片手で把持できる携帯端末装置であって、
    主要操作面上で、前記携帯端末装置を把持した手の親指で操作可能な位置であって、両側辺からほぼ等距離の位置に配置された第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部と、
    前記主要操作面の背面側において、前記携帯端末装置を把持した手の人差し指で操作可能な位置であって、両側辺からほぼ等距離の位置に配置された第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部とを備え、
    前記第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部は、前記主要操作面に平行かつ前記両側辺に直角な回転軸を中心に回転するドラム型の回転体を有し、前記第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部は前記主要操作面にほぼ平行な回転平面を有するディスク型の回転体を有する
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記携帯端末装置は、ヒンジ部で開閉可能に連結された上側筐体および下側筐体を備え、前記第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部は前記下側筐体の主要操作面の上端中央部に配置され、前記第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部は前記ヒンジ部の背後の前記下側筐体上端中央部に配置されたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 両プッシュ操作可能ダイヤル入力部による文字入力時にユーザインタフェース(UI)画面を表示する表示手段と、
    両プッシュ操作可能ダイヤル入力部の操作に応じて前記UI画面を更新するよう前記表示手段を制御する表示制御手段とをさらに備え、
    前記UI画面は、前記第1のプッシュ操作可能ダイヤル入力部のプッシュ操作により入力される入力候補文字を表示するための第1の文字表示位置と、この第1の文字表示位置の前後左右に位置し、50音表上の前後左右に隣接する4つの文字を表示するための第2〜第5の文字表示位置とを有し、
    前記表示制御手段は、前記第1および第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部の回転操作に応じて前記UI画面上の第1の文字表示位置に表示する前記入力候補文字を逐次変更するとともに、前記第2〜第5の文字表示位置に前記50音表上の当該変更された入力候補文字の前後左右に隣接する4つの文字を割り当てる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 各々、複数の入力候補文字が割り当てられた、テンキーを含む複数の操作キーと、
    これらの複数の操作キーについて個別に設けられた複数の発光素子と、
    前記第1および第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部の回転操作に応じて前記第1の文字表示位置に表示された入力候補文字が属する操作キーを独立して発光制御するキー発光制御手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
  5. 前記UI画面は、さらに、入力された文字に基づいて選択された入力候補語句群を表示するエリアを有し、前記第1および第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部の一方の回転操作により入力候補語句群の中から入力候補語句群を選択することを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
  6. 前記第2のプッシュ操作可能ダイヤル入力部のプッシュ操作を文字入力のクリア操作に割り当てたことを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
  7. 前記主要操作面上にある複数の操作キーと、
    これらの複数の操作キーについて個別に設けられた複数の発光素子と、
    各操作キーを独立して発光制御するキー発光制御手段と
    さらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに携帯端末装置。
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