JP4143579B2 - 除塵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、小河川等の取水路に適した簡易型の除塵装置に関する。
従来、除塵装置としては、水路に縦バー式スクリーンを設置して、この縦バー式スクリーンの上流側の面に、縦バー式スクリーンに沿って上下移動可能なレーキを設けて、このレーキで縦バー式スクリーンの塵芥を掻き上げるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2002−206228号公報
しかしながら、特許文献1のような技術では、小河川等の取水路に設置する設備としては、設備規模が大きいのでコストが非常に高くなるとともに、掻き上げた塵芥の後処理に困るという問題があった。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、設備コストが安いとともに、塵芥の後処理も不要な小河川等の取水路に適した簡易型の除塵装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために、発明は、本流水路から分岐された取水路の流入口に、この流入口よりも本流水路側に突出して、本流の上下流方向と平行な円弧状に形成された横バー式スクリーンが略垂直状態で設置され、この横バー式スクリーンの本流側の面に、横バー式スクリーンの円弧に沿って往復移動可能で、本流の上下流方向の台形状に形成されているレーキが設けられ、前記横バー式スクリーンの円弧の中心位置を旋回支点として手動若しくは自動の駆動源で往復旋回される旋回アームが設けられ、この旋回アームの先端に前記レーキの上部が支持されているとともに、前記レーキの下部に、前記横バー式スクリーンの下部でガイドされるツバ付きのガイドローラが設けられていることを特徴とするものである。
発明によれば、取水路の流入口に横バー式スクリーンを設置して、この横バー式スクリーンの本流側の面に、横バー式スクリーンに沿って往復移動可能なレーキを設けたから、レーキの移動で横バー式スクリーンから掻き落とされた塵芥は、本流によって自然に下流側に押し流されるので、塵芥を掻き上げる必要が無くなる。したがって、小さな取水路に設置する設備としては、簡易で設備コストが安くなるとともに、塵芥の後処理も不要になる。
また、横バー式スクリーンを円弧状に形成して、レーキを横バー式スクリーンの円弧に沿って往復移動可能に設けたから、レーキの移動に伴って横バー式スクリーンからスムーズに塵芥を掻き落とすことができる。
さらに、旋回アームの往復旋回でレーキを往復移動させることができるから、レーキの往復移動が簡単かつスムーズに行える。
また、手動のハンドル若しくは自動の電動モータ等の駆動源によって、旋回アームをスムーズに往復旋回させることができる。
さらに、レーキを本流の上下流方向の台形状に形成したから、掻き戻し時に水流や塵芥の抵抗を受けにくくなるので、レーキの往復移動がスムーズに行える。
また、レーキのガイドローラを横バー式スクリーンの下部でガイドするようにしたから、レーキの上下流方向の歪みを防止できるようになる。このガイドローラのツバは、レールを両側から挟み込むから、レーキの下部の内外方向の移動を阻止できるようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は除塵装置1の平面図、図2(a)は除塵装置の正面図、同図(b)は除塵装置の側面図である。
本流水路1からT字型に分岐された取水路2が設けられて、本流水路1の本流aの一部が取水路2に取水bされるようになる。
前記取水路2の流入口3には、本流aの上下流方向と平行な横バー式スクリーン4が設置されている。この横バー式スクリーン4は、図3に示すように、バー材4aを中実材4dで支持するとともに、間隔材4eで上下方向に一定の隙間を隔てて横向き(上下流方向)に配列したもので、この隙間から本流aの一部が取水路2に取水bされるとともに、各バー材4aによって、本流aとともに流れてきた塵芥が取水路2に入り込まないように阻止している。したがって、この横バー式スクリーン4の本流a側の面に塵芥が留まると、取水路2の取水量が低下するので、これを除去(除塵)する必要がある。
前記横バー式スクリーン4は、取水路2の流入口3よりも本流水路1側に突出して、本流aの上下流方向の円弧状に形成されている。
前記横バー式スクリーン4の本流a側の面には、横バー式スクリーン4の円弧に沿ってワイパー状に往復移動(矢印c参照)可能なレーキ6が設けられている。
前記レーキ6は、横バー式スクリーン4の高さよりもやや上下方向に長く設定されて、図3(a)(b)に詳細に示すように、各バー材4aの間に入り込む爪6aを有している。このレーキ6は、横バー式スクリーン4の円弧に沿って往復移動することにより、各爪6aで、横バー式スクリーン4の本流a側の面に留まった塵芥を掻き落とすようになる。
前記レーキ6は、図3(a)の平面視で、本流aの上下流方向の台形状に形成されて、その両端部に爪6aを有している。
前記取水路2の左右側壁2a,2bの上部に跨って基台7が取付けられ、この基台7の上部には、前記横バー式スクリーン4の円弧の中心位置を旋回軸8で支持されて、この旋回軸8を旋回支点とする旋回アームが9設けられている。
この旋回アーム9の先端には、前記レーキ6の上部6bが片持ち支持されている。
前記レーキ6の上部6bには、図4(b)に詳細に示すように、横バー式スクリーン4の上部フレーム4bに当接して転動する上ガイドローラ10が設けられ、この上ガイドローラ10でレーキ6の荷重を受けることで、旋回アーム9がスムーズに往復旋回するようになる。
また、前記レーキ6の下部には、横バー式スクリーン4の下部フレーム4cのレール12でガイドされるツバ付きの下ガイドローラ11が設けられている。この下ガイドローラ11のツバは、レール12を両側から挟み込むようになる。
前記基台7の一側(図1では右側)には、手動のハンドル14のギヤボックス15が取付けられ、このギヤボックス15の内部には、例えば一対の傘歯車が収納されて、一方の傘歯車にハンドル14が連結されるとともに、他方の傘歯車にねじ軸(スピンドル)16が連結されている。
前記ねじ軸16は、前記旋回アーム9の上面で垂直軸回りに軸部17aで回動可能に支持されたナット部材17に螺合されている。
したがって、ハンドル14を左回りまたは右回りに回転操作すると、ギヤボックス15の傘歯車を介してねじ軸16が回転し、この回転するねじ軸16でナット部材17が押し・引きされることにより、旋回アーム9が往復旋回されるようになる。
前記のように除塵装置を構成すれば、取水路2の流入口3に横バー式スクリーン4を設置して、この横バー式スクリーン4の本流a側の面に、横バー式スクリーン4に沿って往復移動可能なレーキ6を設けたから、レーキ6の移動で横バー式スクリーン4から掻き落とされた塵芥は、本流aによって自然に下流側に押し流されるので、塵芥を掻き上げる必要が無くなる。
したがって、小さな取水路2に設置する設備としては、簡易で設備コストが安くなるとともに、塵芥の後処理も不要になる。
また、横バー式スクリーン4を円弧状に形成して、レーキ6を横バー式スクリーン4の円弧に沿って往復移動させるようにしたから、レーキ6の移動に伴って横バー式スクリーン4からスムーズに塵芥を掻き落とすことができる。
さらに、旋回アーム9の往復旋回でレーキ6を往復移動させるようにしたから、レーキ6の往復移動が簡単かつスムーズに行える。
また、レーキ6を台形状に形成したから、掻き戻し時に水流や塵芥の抵抗を受けにくくなるので、レーキ6の往復移動がスムーズに行える。
さらに、レーキ6の下ガイドローラ11を横バー式スクリーン4の下部のレール12でガイドするようにしたから、レーキ6の上下流方向の歪みを防止できるようになる。この下ガイドローラ11のツバは、レール12を両側から挟み込むから、レーキ6の下部の内外方向の移動を阻止できるようになる。
前記実施形態では、旋回アーム9を手動のハンドル14で旋回操作するようにしたから、旋回アーム9を軽力でスムーズに往復旋回させることができ、駆動源は手動のハンドル14であるから、装置コストも安価である。
前記ハンドル14の回転操作に、電動モータを利用して回転操作可能な簡易電動補助装置を用いることもできる。
また、前記ハンドル14に代えて、電動モータでねじ軸16を自動的に回転させることもできる。この場合、横バー式スクリーン4の本流a側と取水b側とに水位計をそれぞれ設置して、水位差が生じたときに電動モータを駆動させれば、除塵装置の自動運転が可能になる。
さらに、前記実施形態では、旋回アーム9をねじ軸16とナット部材17とを用いて旋回させるスピンドル式であったが、ラック式、チェーン式、油圧シリンダー式、ワイヤーロープ式等の駆動方式を適宜採用することができる。
除塵装置の平面図である。 除塵装置であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 横バー式スクリーンとレーキであり、(a)は平面図、(b)は側面断面図である。 上ガイドローラと下ガイドローラの側面図である。
符号の説明
1 本流水路
2 取水路
3 流入口
4 横バー式スクリーン
4b 上部フレーム
4c 下部フレーム
6 レーキ
6b 上部
6c 下部
8 旋回軸(旋回支点)
9 旋回アーム
10 上ガイドローラ
11 下ガイドローラ
14 ハンドル(駆動源)
16 ねじ軸
17 ナット部材
a 本流
b 取水

Claims (1)

  1. 本流水路(1)から分岐された取水路(2)の流入口(3)に、この流入口(3)よりも本流水路(1)側に突出して、本流の上下流方向と平行な円弧状に形成された横バー式スクリーン(4)略垂直状態で設置され、この横バー式スクリーン(4)の本流側の面に、横バー式スクリーン(4)の円弧に沿って往復移動可能で、本流の上下流方向の台形状に形成されているレーキ(6)が設けられ、前記横バー式スクリーン(4)の円弧の中心位置を旋回支点として手動若しくは自動の駆動源で往復旋回される旋回アーム(9)が設けられ、この旋回アーム(9)の先端に前記レーキ(6)の上部が支持されているとともに、前記レーキ(6)の下部に、前記横バー式スクリーン(4)の下部でガイドされるツバ付きのガイドローラ(11)が設けられていることを特徴とする除塵装置。
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