JP4143513B2 - 分光分析光度計及び分光分析方法 - Google Patents

分光分析光度計及び分光分析方法 Download PDF

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Description

本発明は、レーザ光等の励起光を照射された試料から発生する二次光を分光分析する分光分析光度計及び分光分析方法に関するものである。
半導体プロセス等における品質管理やプロセス制御用に、ラマン分光分析光度計を用いた応力測定や温度測定技術の導入が検討されている。一般に単結晶シリコンではラマンスペクトルの1/cmのシフトで応力は1GPa、温度は40℃程度変化するため、数10MPaオーダ、1℃以下の精度で応力や温度を測定する場合は、ラマン分光光度計には0.01/cm程度の分解能が必要であるといわれている。実際は、測定されたラマンスペクトルに対してガウスあるいはローレンツ関数をフィッティングさせることで波長精度を向上させることが可能であることから、必要な検出分解能は0.5/cm程度でも十分となる。この0.5/cmの分解能は波長に換算すると0.01nm程度であり、このオーダの分解能は比較的高分解能といえる。この程度の分解能を有する分光分析光度計においては、室温のわずかな変動でも、その影響が分光器等に現れて、測定される波長にずれが生じやすいため、正確な応力・温度測定を行うには光学系を温度制御された雰囲気に設置する必要がある。
そこで、従来、前記ラマン散乱光と既知のピーク波長を有する参照光とを同時に光検出器に入射し、その光検出器で検出された参照光のピーク波長に基づいてラマンスペクトルの波長校正を行うことで、算出する温度や応力の精度を向上させる手法が特許文献1で提案されている。「同時に」測定するのは、ラマン散乱光の測定環境と参照光の測定環境とをできるだけ合致させるためである。
この特許文献1では、例えば励起光としてアルゴンレーザ等のガスレーザを用い、多数存在するプラズマラインをフィルタなどによりカットすることなく参照光とし、波長校正に用いるようにしている。また、特許文献2では、2波長を発振するアルゴンレーザを用いる方法、及び単色光を発振する2つのアルゴンレーザを用いる方法が提案されている。さらに、水銀ランプやネオンランプといった輝線スペクトルを有するランプを波長校正用光源(参照光光源)として用いることも可能である。
特開2001−66197公報 特開2000−55809公報
ところで、例えばラマン分光光度計による単結晶シリコンの応力・温度測定に関し、半導体プロセス装置に組み込めるようなモニタとしての適用が検討されているが、これを実現するためには、光学系の小型化、測定の高速化が重要になってくる。
前記小型化に関して言えば、上述のアルゴンレーザ等のガスレーザは、確かに、プラズマライン等の複数波長光を発振でき、1つの光源から励起光及び参照光を取り出せるものの、例えばラマン分光に必要なレーザパワーを発振できるものは寸法的に大きいものが多く、小型化することが難しい。またプラズマラインが測定対象物(試料)からでるラマンスペクトルのピーク波長近傍に出ない場合に、波長校正が困難となる。
これに対し、小型レーザ(例えばDPSS等の固体レーザ)を用いることが考えられる。しかしながら、この種の小型固体レーザは単一波長のみを発振できるものがほとんどであり、波長校正を行うには、参照光を射出する別の光源が必要となって、やはり小型化を阻害する要因となる。また複数光源を用いると、各光源で別々に生じる揺らぎ等に起因して測定誤差が生じる可能性もある。
一方、測定の高速化に関して言えば、例えば前記参照光と、二次光とのピーク波長が大きく離れていると、分光器に広い範囲でスペクトルを測定できるものが必要となる。この要求を満たすものとして、回折格子を回転させて分光測定を行うタイプの分光器が挙げられる。このものは、高分解能が可能で波長精度もよいが、回折格子を回転させるという機構上、1回の測定を数秒で行うといった高速化が困難で、さらに回転機構を必要とするため小型化が難しい。この他に、CCD検出器等を用いたポリクロメータ型のものも知られているが、このものは、確かに高速測定が可能であるものの、広い範囲でスペクトル測定をすると、分解能が低下し、応力・温度測定に十分な精度が得られなくなるおそれがある。このようなことから、高速化のためには、参照光にスペクトル幅の狭く且つ二次光のピーク波長からあまり離れていない特定波長の光を用いる必要がある。
そこで本発明は、この種の分光分析光度計乃至分光分析方法において、励起光の一部を蛍光材料等で構成した光発生素子に照射し、その光発生素子から発生する光から励起光とは異なる特定波長の参照光を取り出すようにしたものであって、光源として例えば固体レーザ等の単波長小型レーザを用いることができるようにし、装置の小型化や測定高速化が可能となるようにすることをその主たる所期課題としたものである。
すなわち本発明に係るラマン分光分析光度計は、試料に励起光を照射して生じるラマン光を分光分析するにあたり、特定波長を有する参照光を利用して波長校正を行うようにしたラマン分光分析光度計であって、前記励起光の一部を分岐させる光分岐部と、その光分岐部で分岐した励起光を照射され、当該励起光とは異なる波長であり、所定の波長幅を有する光を発生する光発生素子と、その光発生素子で発生する光を分光する波長選択素子と、を備えてなり、前記波長選択素子によって、分光された光の中から、前記ラマン光の波長と重ならず且つ前記ラマン光のピーク波長近傍の特定波長を有し、前記光発生素子で発生した光よりスペクトル幅が狭い参照光を選択可能に構成したことを特徴とする。
このように構成した本発明によれば、励起光に含まれない波長の光を参照光として用いることができるため、励起光の光源の選択の自由度が増し、分光分析光度計の小型化に適した光源を用いることができる。また光源から射出される励起光の一部を適切に選んだ光発生素子へ入射させることで、二次光の波長校正を容易とする参照光を取り出すことができ、波長校正の高速化が期待できる。更に、単一の光源から励起光と参照光とを取り出すことで、参照光及び二次光の光源に起因する揺らぎの影響をキャンセルでき、新たな測定誤差の要因とはなりにくい。このように、参照光を用いた二次光の波長校正を行うことで測定精度を損なわずに、分光分析光度計の小型化と測定の高速化を行うことが可能であり、例えば半導体プロセス装置へ組み込むに適したものを提供できる。
具体的に、このような光度計の小型化に適した光源としては、励起光として単一波長のレーザ光を射出する小型固体レーザ等が挙げられる。
また、光発生素子として適切なものが利用できない等の理由で、その発生する光が所定範囲以上の広い波長幅を有するものであるなら、発生する光を回折格子やプリズム等の波長選択素子へ入射させることで、スペクトル幅の狭い特定波長の参照光を取り出すことが可能である。このような参照光であれば高速な分光器を高い分解能で用いることが可能となる。
好ましい光発生素子として波長変換素子又は蛍光材料を用いるのが良い。
上記の様な二次光の波長校正を行う高精度の分光分析光度計は、計測したスペクトルシフト量から試料の温度、構造、欠陥又は応力等の試料状態を算出する場合に最も有効に利用できる。
以下に本発明の第一の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態にかかる分光分析光度計は、励起光であるレーザ光L1を出射する光源たる単一波長のレーザ光源1(半導体レーザ)を備え、そのレーザ光L1を試料4に照射し、その試料4から発生する二次光であるラマン散乱光L3を分光分析し、その結果得られたラマンスペクトルから試料4の温度、構造、欠陥又は応力等の試料状態を測定するもので、この実施形態では、前記分光分析にあたって既知のスペクトルを有した参照光L2を波長校正のために利用するようにしている。
図1はこの分光分析光度計を模式的に表したもので、この図中、符号1はレーザ光L1を発振するレーザ光源であり、また符号2は、レーザ光源1からのレーザ光L1を受けて参照光L2を発生する参照光発生用光学系、符号3はレーザ光L1を照射された試料4で発生するラマン散乱光L3及び前記参照光L2を受光して分光分析する光度計本体をそれぞれ示している。
ここで符号6はレーザ光L1及び参照光L2をそれぞれ試料4及び光度計本体3へ導くためのハーフミラー6である。
より詳細に説明を行うと、参照光発生用光学系2は、レーザ光L1の一部を分岐する光分岐部21と、レーザ光L1を受け付け、受け付けたレーザ光L1とは異なる波長の光である参照光L2を発生する光発生素子22と、参照光L2を受け付け、受け付けた参照光L2に含まれる特定波長の光のみを選択的に出射する波長選択素子23とを備えたものである。
そして、光分岐部21であるハーフミラー21で分岐したレーザ光L1のどちらか一方(本実施形態では反射光L1)の光路上に光発生素子22と波長選択素子23とを、参照光L2を発生させそこから特定波長の光を取り出すように配置することで、参照光発生用光学系2がレーザ光L1とは異なるスペクトル幅の狭い特定波長の参照光L2を出力するように構成してある。
ここで、光発生素子22は例えば蛍光ガラス等の蛍光材料を用いて構成したものであり、波長選択素子23は例えば回折格子である。
また、光度計本体3は、入射した参照光L2及びラマン光L3を波長毎に分ける分光器31と、前記波長毎の強度を検出するCCD等の検出器32と、前記波長毎の強度より算出される参照光のスペクトルである参照光スペクトルとラマン光のスペクトルであるラマン光スペクトルとを識別し、参照光スペクトルに基づいてラマン光スペクトルを波長校正し、前記ラマンスペクトルに基づいて試料4の温度又は応力などを算出する図示しない演算処理部とを備えている。
このように構成した分光分析光度計による測定手順は、次のようになる。
レーザ光源1から発生したレーザ光L1は、参照光発生用光学系2に送られ、ハーフミラー21によって励起用のレーザ光L1と参照光発生用のレーザL1に分けられる(光分岐ステップ)。励起用のレーザ光L1は第2のハーフミラー6で反射し対物レンズ5を介して試料4に照射される。レーザ光L1の照射により試料4から発生したラマン光L3は、再び対物レンズ4で集光され、ハーフミラー6を透過し、分光器31へ導かれる。
一方、参照光発生用のレーザ光L1は光発生素子22に照射され、レーザ光L1とは別の波長である参照光L2が出射される(異波長光発生ステップ)。そして、光発生素子22から出射した参照光L2から波長選択素子23により特定の単一の波長が取り出され(参照光抽出ステップ)、参照光発生用光学系2から出射され、第2のハーフミラー6で反射し分光器31へ導かれる。
参照光L2はラマン光L3と同時に分光器31内へ導かれ、分光器31で波長毎に分けられ、検出器32で光のスペクトルを表す強度信号に変換され、図示しない演算処理部で参照光スペクトルに基づいて波長校正されたラマン光スペクトルから試料4の温度又は応力などが算出される。
このように構成した分光分析光度計であれば、小型のレーザ光源1(例えば半導体レーザ)を用いることができるため、装置全体を小型なものとすることができる。
また、光発生素子22より試料4から発生するラマン光L3の波長と重ならず且つあまり離れていない参照光L2を発生させ、前記参照光L2を波長選択素子23を用いて特定波長を有するスペクトル幅が狭い参照光L2とすることで、スペクトル測定の必要な範囲を狭くできるので、測定の高精度化及び高速化が可能になる。
次に第二の実施形態について説明する。なお、この図中、前記実施形態に対応する部材には同一の符号を付している。
図2は図1と類似した光学系2を有することを特徴とし、光の伝送に光ファイバf1,f2,f3を用いたラマン分光光度計の第二の実施形態の概略図である。
以下に図面を参照して説明する。
レーザ光源1及び分光光度計本体3は本発明の第一の実施形態と同様である。
参照光発生用光学系2は、レーザ光L1の一部を透過し一部を反射するハーフミラー21を備えており、参照光用光学カプラ242を介して参照光用光ファイバf2の光導入端部が、又励起光用光学カプラ241を介して励起光用光ファイバf1の光導入端部がそれぞれ接続してあり、各光ファイバf1,f2の光導出端部は、試料4に臨ませて設けられた光学ヘッド7に接続してある。この光学ヘッド7は、前記励起光用光ファイバf1から射出されるレーザ光L1を試料4に照射するものであって、その試料4から発生するラマン散乱光L3及び前記参照光用光ファイバf2から射出される参照光L2を前記光度計本体3に導くための光ファイバf3の光導入端部が接続してある。
そして、ハーフミラー21で分岐した一方のレーザ光L1(本実施形態では反射光L1)の光路上に第一の実施形態と同様の前記光発生素子22と前記波長選択素子23とを参照光L2を発生させそこから特定波長の光を取り出すように配置してある。
このように構成した分光分析光度計による測定手順は、次のようになる。
レーザ光源1から発生したレーザ光L1は参照光発生用光学系2に送られる。参照光発生用光学系2で、レーザ光L1はハーフミラー21によって励起用のレーザ光L1と参照光発生用のレーザ光L1に分けられる(光分岐ステップ)。励起用のレーザ光L1は光学カプラ241によって励起光用ファイバf1に導入され、光学ヘッド7に送られる。光学ヘッド7はレーザ光L1を試料4に照射し試料4からのラマン光L3を集光する。
一方、参照光発生用のレーザL1は、光発生素子22に照射され、レーザ光L1とは別の波長である参照光L2が出射される(異波長光発生ステップ)。そして、光発生素子22から出射した参照光L2から波長選択素子23により特定の単一の波長が取り出され(参照光抽出ステップ)、光学カプラ242に取り込まれ、参照光用ファイバf2を介し、光学ヘッド7に導かれる。光学ヘッド7では試料4からのラマン光L3と共に光ファイバf3へ導かれ、分光器31へ至る。ラマン光L3及び参照光L2は分光器31で波長毎に分けられ、検出器32で光のスペクトルを表す強度信号に変換され、図示しない演算処理部で参照光スペクトルに基づいて波長校正されたラマン光スペクトルから試料4の温度又は応力などが算出される。
このように構成した分光分析光度計であれば、第一の実施形態と同様の効果が得られるのに加え、更に光ファイバf1,f2,f3を用いて各光L1,L2,L3を導くことで、分光分析光度計を構成する各部品の配置の自由度が増し、例えば半導体プロセス装置への取り付けに有利なものとなる。
次に第三の実施形態について説明する。なお、この図中、前記実施形態に対応する部材には同一の符号を付している。
図3は、図2と同じく光ファイバf1,f2,f3を用いたラマン分光高度計の別の実施形態の概略図であるが、参照光発生用光学系2において、波長選択素子としてファイバグレーティング23を用いたものである。
図2と異なる点は、参照光L2の参照光用ファイバf2への入射光である。すなわち、図3では光発生素子22から発生した様々な波長の光は光学カプラ242によって参照光用ファイバf2に導かれるが、ファイバグレーティング23を通過することで、波長校正用の単一波長の光のみが光学ヘッド7に導かれる。
このように構成した分光分析光度計であれば、第二の実施形態と同様の効果が得られる。
その他本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、光源として単一波長の小型固体レーザは分光分析光度計の小型化に適しているが、小型のガスレーザ等を用いることもできる。
また光発生素子は、所望の波長の参照光を作り出せるなら、蛍光材料によるものでなく、波長変換素子等であっても構わないし、波長選択素子はプリズム等であっても構わない。
更に、光分岐部において、ハーフミラーを透過する光を参照光発生用レーザ、反射する光を励起光とするように参照光発生用光学系を構成しても構わない。
本発明の第一の実施形態におけるラマン分光光度計の概略を示す構成図。 本発明の第二の実施形態におけるファイバ型ラマン分光光度計の概略を示す構成図 本発明の別の実施形態におけるファイバ型ラマン分光光度計の概略を示す構成図
符号の説明
21…分岐部
22…光発生素子
23…波長選択素子
4…試料
L1…レーザ光
L2…参照光
L3…二次光

Claims (5)

  1. 試料に励起光を照射して生じるラマン光を分光分析するにあたり、特定波長を有する参照光を利用して波長校正を行うようにしたラマン分光分析光度計であって、
    前記励起光の一部を分岐させる光分岐部と、その光分岐部で分岐した励起光を照射され、当該励起光とは異なる波長であり、所定の波長幅を有する光を発生する光発生素子と、その光発生素子で発生する光を分光する波長選択素子と、を備えてなり、前記波長選択素子によって、分光された光の中から、前記ラマン光の波長と重ならず且つ前記ラマン光のピーク波長近傍の特定波長を有し、前記光発生素子で発生した光よりスペクトル幅が狭い参照光を選択可能に構成したことを特徴とするラマン分光分析光度計。
  2. 前記励起光が、単一波長のレーザ光である請求項1記載のラマン分光分析光度計。
  3. 前記光発生素子が波長変換素子又は蛍光材料を用いて構成されている請求項1又は2記載のラマン分光分析光度計。
  4. 前記二次光の波長校正後のスペクトルシフト量から前記試料の温度、構造、欠陥又は応力等の試料状態を算出するものである請求項1、2又は3記載のラマン分光分析光度計。
  5. 試料に励起光を照射して生じるラマン光を分光分析するにあたり、既知のスペクトル分布を有する参照光を利用して波長校正を行うようにした分光分析方法であって、前記励起光の一部を分岐させる光分岐ステップと、その光分岐ステップで分岐した励起光を光発生素子に照射し、当該励起光とは異なる波長の光であり、所定の波長幅を有する光を発生させる異波長光発生ステップと、その異波長光発生ステップで発生した光の中から、前記ラマン光の波長と重ならず且つ前記ラマン光のピーク波長近傍の特定波長を有し、前記光発生素子で発生した光よりスペクトル幅が狭い参照光を選択する参照光選択ステップとを含むことを特徴とするラマン分光分析方法。
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