JP4141912B2 - アイロン台 - Google Patents

アイロン台 Download PDF

Info

Publication number
JP4141912B2
JP4141912B2 JP2003197647A JP2003197647A JP4141912B2 JP 4141912 B2 JP4141912 B2 JP 4141912B2 JP 2003197647 A JP2003197647 A JP 2003197647A JP 2003197647 A JP2003197647 A JP 2003197647A JP 4141912 B2 JP4141912 B2 JP 4141912B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base body
ironing
ironing board
posture
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003197647A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005034217A (ja
Inventor
茂 山崎
Original Assignee
山崎実業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山崎実業株式会社 filed Critical 山崎実業株式会社
Priority to JP2003197647A priority Critical patent/JP4141912B2/ja
Publication of JP2005034217A publication Critical patent/JP2005034217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4141912B2 publication Critical patent/JP4141912B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Irons (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣類を載置してアイロン掛けを行う台本体と、この台本体の裏面に折り畳み可能に設けた支持脚と、アイロンを置くことができるアイロン置き台とを備えてなるアイロン台に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記アイロン台は、運搬し易いように、あるいは非使用時の収納スペースを大きく取ることがないように、支持脚を台本体の裏面に折り畳むことができるようにしている。又、例えばアイロン作業中にアイロンを一旦置くことができるようにアイロン置き台を台本体に対して折り畳み自在に設けたものも提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
登録実用新案第3018142号公報(図2、図5参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のアイロン台には、取っ手などが取り付けられているものが無く、収納している場所からアイロンを移動させてアイロン掛けを行う場合やアイロン掛けが終了して収納場所までアイロン台を移動させるときには、特に大型のアイロン台や重量のあるアイロン台である場合においては、両手で慎重に掴んで移動させなければならず、アイロン台の移動が煩わしいものになっていた。
又、アイロン台を収納させる場所として、例えばアイロン台の長手方向が上下方向を向いた縦向きの状態で入り込ませることができる隙間を有する場所である場合に、隙間に収納されているアイロン台を一旦隙間から出した後、掴み直してからアイロン台を移動させることになり、移動が手間のかかるものであった。
【0005】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、移動を容易迅速に行えるアイロン台を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のアイロン台は、前述の課題解決のために、衣類を載置してアイロン掛けを行うための台本体と、この台本体の裏面に下端が該台本体の裏面に接近して折り畳まれた折り畳み姿勢と該下端が台本体の裏面から遠ざかった使用姿勢とに姿勢変更可能に備えた支持脚と、前記台本体にこれよりも側方に突出位置した使用位置と該台本体の裏面にほぼ引退した収納位置とにスライド移動自在に取り付けられたアイロン置き台とからなり、前記アイロン置き台の先端(台本体から離間する側の端)に、該アイロン置き台の前記収納位置においても前記台本体よりも側方に突出した取っ手を取り付けるとともに、前記アイロン置き台を収納位置にて固定するための解除自在な固定手段を設けたことを特徴としている。
従って、アイロン台を移動させる場合には、片手で取っ手を持つだけでどこへでも移動させることができる状態になる。そして、アイロン台を移動させてアイロン掛けを行う場合には、支持脚を折り畳み姿勢から使用姿勢にしてアイロン台を床面にセットしてから、取っ手を持ってアイロン置き台をスライド方向に引っ張り移動させて、アイロン置き台を収納位置からアイロンを置くことができる使用位置に位置変更させることができる(図2及び図4参照)。そして、アイロン掛けが終了した後、アイロン台を収納する場合には、取っ手をアイロン台側へ押し込み移動させてアイロン置き台を使用位置から収納位置に位置変更させてから、支持脚を使用姿勢から折り畳み姿勢に姿勢変更させた後、取っ手を持ってアイロン台を収納場所まで移動させることができる。また、前記アイロン置き台を収納位置にて固定するための解除自在な固定手段を設けることによって、アイロン置き台を収納位置に確実に固定した状態でアイロン台を移動させることができる。
【0007】
前記支持脚の折り畳み姿勢において前記台本体の裏面の前記取っ手のスライド方向両端部のうちの、該取っ手側とは反対側に位置する端部から支持脚の接地部の一部又は全部が台本体から側方に突出位置するように該接地部を構成し、前記台本体をそれの表面が上下方向となる縦向き姿勢にしたときに床面に接地するように該接地部を構成してもよいし、又、前記支持脚が一対の脚体からなり、一方の脚体の一端を前記台本体に枢支すると共に、それら一対の脚体の長手方向中間部同士を枢支連結してなり、前記一対の脚体の折り畳み姿勢において前記台本体の裏面のうちの前記取っ手のスライド方向両端部に該一対の脚体の接地部がそれぞれ位置する状態となり、前記取っ手側とは反対側に位置する接地部の一部又は全部が台本体から側方に突出位置して台本体をそれの表面が上下方向となる縦向き姿勢にしたときに床面に接地するように該接地部を構成している。
取っ手側とは反対側に位置する支持脚又は脚体の接地部が、台本体から側方に突出位置しているため、台本体をそれの衣類載置面方向が上下方向となる縦向きでアイロン台を収納する場合に、該他方の支持脚又は脚体の接地部が床面に接地することで、台本体の外周縁が床面に接触して汚れてしまうなどのトラブル発生がない。
【0008】
前記折り畳み姿勢の支持脚の使用姿勢への姿勢変更を前記収納位置に移動したアイロン置き台にて接当阻止可能に該アイロン置き台を配置することによって、アイロン置き台を収納位置に移動させるだけで支持脚を折り畳み姿勢に固定することができる。
【0009】
前記台本体をメッシュ状のものから構成し、この台本体の裏面に該台本体の一端から他端に渡る長さを有する一対の補強部材を取り付け、これら一対の補強部材に前記アイロン置き台をスライド自在に支持するための支持部材を取り付けている。
台本体の補強を目的として本来的に備えさせる一対の補強部材を支持部材を取り付けるための取付部材として利用することができる。
【0011】
前記固定手段が、前記取っ手に備えた突起部と、この突起部に係止する係止孔とからなり、前記係止孔が、前記支持部材に取り付けられた部材に形成されている。
【0012】
前記取っ手側に位置する接地部の一部又は全部が前記台本体の裏面側に形成された凹部内に入り込むように該接地部を構成することによって、取っ手を持ってアイロン台を移動させているときに脚体の接地部が他物に接当することを抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1(a),(b)、図2及び図3に、衣類やハンカチなどのアイロン掛け対象物をアイロン掛けするためのアイロン台が示されている。このアイロン台は、それの長手方向一端(以下、こちらの端を先端とする)が半円形となる平面視ほぼ舟形状に形成されると共に断面形状が丸型で金属製の環状フレーム1の上面に斜め上方に立ち上げてから水平方向に沿うように形成されたメッシュ状で金属製(合成樹脂製又は木製でもよい)の本体部2を備えた台本体3と、この台本体3に被せられ、かつ、内面に綿等からなるクッション材4を備えた布カバー5と、前記本体部2の上部内面にそれの長手方向一端から他端に渡る長さに形成されると共に溶接により固定された左右一対の金属製の補強部材6,6と、前記台本体3の裏面に下端が該台本体3の裏面に接近して折り畳まれた折り畳み姿勢と該下端が台本体3の裏面から遠ざかった使用姿勢とに姿勢変更可能に備えた一対の金属製の脚体7,8からなる支持脚とを主要構成部材としている。前記台本体3を舟形に構成する他、円形、楕円形、菱形、正方形、長方形、台形等に形成してもよく、台本体3の形状は、これらのものに限定されるものではない。前記台本体3の長手方向を前後方向とし、長手方向と直交する方向を左右方向として説明する。ここでは、一対の脚体7,8から支持脚を構成しているが、3本以上の脚体から支持脚を構成してもよいし、又、1本の脚体から支持脚を構成することによって、更に部材点数の削減化を図ることができるようにしてもよく、支持脚の本数及び形状はどのように設定してもよい。
【0014】
前記補強部材6,6は、下方が開放されたほぼコの字形状に形成されている。前記台本体3をメッシュ状に形成された本体部2を備えさせることにより、衣類に吹き付けられる蒸気を下方に抜け易くすることができる利点があるが、板状のものであってもよい。
【0015】
図1〜図5に示すように、前記台本体3の先端とは反対側の端、つまり基端に、アイロン台の使用状態において台本体3の衣類載置面よりも水平方向横側方に突出位置した使用姿勢(図1(b)、図2、図4参照)と台本体3の裏面にほぼ全体が引退した収納位置(図1(a)、図3参照)とにスライド移動自在にアイロン置き台9を取り付けている。
【0016】
前記アイロン置き台9は、断面形状がほぼ円形で金属製の線材からなり、スライド方向にほぼ平行に延びる一対のアイロン受け部9A,9Aと、これらアイロン受け部9A,9Aの先端同士を連結する連結部(図示せず)とからなる平面視においてほぼコの字状(他の形状でもよい)に形成されている。このようにアイロン置き台9を線材(耐熱性のものであれば、合成樹脂などから構成することもできる)から構成することによって、軽量化とコストの低減化とを図ることができる利点があるが、耐熱性を有する材料(金属や合成樹脂など)からなる平板状のものであってもよい。尚、図に示す9Bは、前記連結部よりも遊端部側に位置すると共にアイロン受け部9A,9A間に上方に突出した状態で架設されてアイロン置き台9上に載置されるアイロンR(図2参照)が連結部側へ移動することを接当阻止するための棒状の移動阻止部材であり、又、9Cは、アイロン受け部9A,9Aの両端にアイロン台の左右幅方向に折り曲げられてアイロン置き台9の最大スライド位置を規制するための抜け止め部である。そして、前記アイロン置き台9をスライド自在に支持するための支持部材10を前記補強部材6,6の基端部と前記フレーム1とに渡って溶接された金属製の棒状部材11間に架け渡した状態で溶接している。前記支持部材10は、金属製の平板の長手方向両端をそれぞれほぼ180度折り曲げて前記アイロン置き台9のアイロン受け部9A,9Aを保持することができるように構成されている。又、前記棒状部材11は、図3及び図5に示すように、前記補強部材6,6の上壁部裏面に溶接された水平脚部11A,11Aと、これら水平脚部11A,11Aから90度折り曲げられてアイロン台よりも下方に延びる縦部11B,11Bと、これら縦部11B,11Bの下端から水平方向に伸びると共に前記支持部材10が溶接される水平部11C,11Cと、これら水平部11C,11Cのフレーム側端部から下方に折れ曲がってから水平方向に伸びる折れ曲がり部11D,11Dと、これら折れ曲がり部11D,11Dのフレーム側端部同士を連結すると共に前記フレーム1に溶接される連結部11Eとからなっているが、図に示される形状以外であってもよい。
【0017】
前記アイロン置き台9の台本体3から離間する側の端部、つまりアイロン置き台9の先端同士を連結する連結部に平面視においてアイロン台の外周縁に対してほぼ連続する外周縁を有する大型の取っ手12を取り付けている。この取っ手12は、上下一対のほぼ三日月形状(どのような形状でもよい)の合成樹脂製(木や金属などでもよい)の部材12A,12Bからなり、前記アイロン置き台9の連結部を部材12A,12Bにて上下方向から挟み込んだ状態で部材12A,12Bをビスにより連結することにより、アイロン置き台9に取っ手12を取り付けることができるようにしている。前記アイロン置き台9をインサート成形により取っ手12に備えさせてもよいし、アイロン置き台9と取っ手12とを一体成形してもよい。従って、取っ手12の開口部12Kに指を入れて取っ手12の握り部12Nを握ることによりアイロン台を片手で容易に移動させることができるようにしている。前記取っ手12をアイロン置き台9に取り付けることにより、アイロン置き台9を台本体3よりも側方に突出位置した使用位置と台本体3の裏面にほぼ引退した収納位置とに握りやすい取っ手12を握って容易にスライド移動させることができる利点がある。尚、前記取っ手12は、アイロン台の外周縁に対して連続しない小型のものでもよく、取っ手12の形状及び大きさは自由に変更することができる。
【0018】
図1〜図4に示すように、前記一対の脚体7,8は、金属製の角パイプからなる脚本体7A,8Aの下端に、アイロン台の横幅方向に延びると共に両端側ほど下方に位置する円弧形状に屈曲した金属製の丸パイプからなる接地部7B,8Bを溶接してなり、一方の脚体7の上端に溶接した軸体13を、前記台本体3の補強部材6,6に貫設することにより、一方の脚体7の上端を台本体3に枢支すると共に、それら一対の脚体7,8の長手方向中間部同士をピン14を介して枢支連結している。従って、一方の脚体7を軸体13の軸芯周りで揺動させることによって、図4で示す側面視においてほぼX字状に広がった使用姿勢と、図3に示す台本体3の裏面に接近した折り畳み姿勢(収納姿勢)とに姿勢変更自在に構成している。尚、前記他方の脚体8の上端に前記補強部材6,6の内側の縦壁部間よりも長い寸法に構成された軸体15を溶接してあり、補強部材6,6の内側の縦壁部の下面を軸体15にて接当支持することができるようにしている。前記接地部7B,8Bの両端には、合成樹脂や合成ゴムでなるキャップ7C,8Cが外嵌されているが、無くてもよい。
又、図1(a),(b)及び図3に示すように、前記一対の脚体7,8の折り畳み姿勢において台本体3の裏面のうちの前記取っ手12のスライド方向両端に該一対の脚体7,8の接地部7B,8Bがそれぞれ位置する状態となり、取っ手側に位置する接地部8の全部(一部でもよい)が前記台本体3の裏面側に形成された凹部16内に入り込むように該接地部8を構成し、前記取っ手側とは反対側に位置する接地部7の一部(全部でもよい)が台本体3の衣類載置面から外れた側方に突出位置して台本体3をそれの衣類載置面方向が上下方向となる縦向きにしたときに、床面に接地するように該接地部7を構成している。従って、一対の脚体7,8を折り畳み姿勢にした状態において、図1(a),(b)及び図3に示すように、一方の脚体8が邪魔になることがないように凹部16内に入り込ませることができながらも、図1(a),(b)に示すように、アイロン台を一方の脚体7にて縦向き(アイロン台の長手方向(衣類載置面方向)が上下方向となる向き)で床面に支持した状態にすることができるようにしている。
【0019】
前記折り畳み姿勢の支持脚の使用姿勢への姿勢変更を、前記収納位置に移動したアイロン置き台9が支持脚を構成する一方の脚体8の接地部8Bに接当することにより阻止することができるように構成されている。つまり、支持脚を折り畳み姿勢に姿勢変更した後、アイロン置き台9を収納姿勢に姿勢変更させることにより、アイロン置き台9にて折り畳み姿勢の支持脚の使用姿勢への姿勢変更を接当阻止することができるようになっている。ここでは、一方の脚体8の接地部8Bに収納位置に位置したアイロン置き台9が接当することにより、両脚体7,8の使用姿勢への姿勢変更を阻止する場合を示しているが、構成が大掛かりになる不利はあるけれども、両脚体7,8に収納位置に位置したアイロン置き台9が接当するように構成したり、他方の脚体8を別の阻止部材にて確実に使用姿勢への姿勢変更阻止を行えるようにしてもよい。
【0020】
前記アイロン置き台9を収納位置にて固定するための解除自在な固定手段17を設けてあり、この固定手段17は、図1(a),(b)、図3及び図5に示すように、取っ手12にコイルスプリング18により下方に突出付勢された状態で設けられたピン型の突起部19と、この突起部19に係止する係止孔20Aが形成され、かつ、前記支持部材10の下面にビス止めされた板状の部材20とからなっている。従って、使用位置のアイロン置き台9を収納位置に移動させることにより、突起部19が部材20に押されて取っ手12内へ引退し、係止孔20Aへ突起部19が位置することにより、突起部19が突出して係止孔20Aに係止して固定される。前記固定を解除する場合には、突起部19を指にて押し込んでから取っ手12を引っ張り操作することにより、解除状態となり、アイロン置き台9を使用位置まで移動させることができる。前記固定手段17は、図に示すもの以外の他の構成であってもよい。又、場合によっては、固定手段17を省略して実施することもできる。
【0021】
図6及び図7に示すアイロン台は、立ち姿勢でアイロン掛けを行うことができる大型のものを示している。図6では、アイロン置き台9の左右一対の抜け止め部9C,9Cを補強部材6,6を構成する縦(上下)板部にアイロン台の長手方向に沿って形成された長孔(図示せず)に貫通させてあり、取っ手12を引っ張り操作してアイロン置き台9を、図6の実線で示す収納位置から2点鎖線で示す使用位置まで長孔にて移動案内することができるようにしている。そして、前記補強部材6,6がアイロン置き台9の支持部材を兼用構成している。図6に示す21は、アイロン置き台9を収納位置にて固定するために抜け止め部9C,9Cに係止されるロック部材である。又、23は、脚体7,8を収納姿勢にて固定するためのロック具を解除操作するための操作レバーである。
又、図7では、図6で示したアイロン台に取り付けたアイロン置き台9の形状及び支持構造を変更している。つまり、アイロン置き台9をアイロン台幅方向両側にほぼU字状のアイロン受け部9A,9Aを備えた形状からなり、このアイロン置き台9の取っ手12側部分に溶接されると共に環状フレーム(図示せず)に取り付けられた左右一対のブラケット22,22にスライド移動自在に支持された外枠体9Sを設けて、取っ手12を引っ張り操作してアイロン置き台9を、図7の実線で示す収納位置から2点鎖線で示す使用位置までブラケット22,22にて移動案内することができるようにしている。そして、図7に示す21が、前記アイロン受け部9A,9Aの端部に係止してアイロン置き台9を収納位置で固定するためのロック部材である。
【0022】
図8では、4本(場合によっては3本でもよい)の脚体7,7,8,8を備えたアイロン台を示している。図8では、脚体7,7,8,8を金属製の棒状体を折り曲げたものを使用しているが、角(丸でもよい)筒状のものであってもよいし、合成樹脂製のものであってもよい。又、図8では、金属製で板状の部材22の左右2箇所をプレス成形して取付部を突出形成し、それら取付部22A,22Aに前記脚体7,7又は8,8を取り付けているが、他の取り付け方法であってもよい。そして、アイロン置き台9は、一対の補強部材6,6に直接又は図1で示した棒状部材11を介して取り付けた支持部材10にスライド移動自在に支持されているが、他の支持構造であってもよい。他の構成は、図1と同一である。このように構成されたアイロン台のほぼ舟形状の本体部2を、図9に示すようにほぼ長方形状に形成することによって、図1〜図7で示しているようにアイロン台の台本体3をそれの衣類載置面方向が上下方向となる縦向きでアイロン台を収納する場合に、台本体3の水平端面を床面に接地させて安定良く収納することができる利点がある。
【0023】
請求項1の発明によれば、アイロン台を移動させる場合には、取っ手を片手で持つだけでどこへでも移動させることができ、アイロン台の移動にかかる時間を短縮させて、アイロン掛けを能率良く行うことができる。しかも、取っ手を持ってアイロン置き台をスライド方向に移動させることによって、アイロン置き台をアイロンを置くことができる使用位置とアイロン台を収納する場合に位置させる格納位置とに容易に位置変更させることができる。また、アイロン置き台を収納位置にて固定するための解除自在な固定手段を設けることによって、アイロン置き台を収納位置に確実に固定した状態で移動させることができ、信頼性の高いアイロン台を提供することができる。
【0024】
請求項2又は3の発明によれば、取っ手側とは反対側に位置する接地部にて床面を接地支持することができるから、台本体をそれの表面(面)方向が上下方向となる縦向きで収納する場合に台本体の外周縁が床面に接触して汚れてしまうなどのトラブル発生がなく、収納においても有利になる。
【0025】
請求項4の発明によれば、折り畳み姿勢の支持脚の使用姿勢への姿勢変更を収納位置に移動したアイロン置き台にて接当阻止可能にアイロン置き台を配置することによって、アイロン置き台を収納位置に移動させるだけで支持脚を折り畳み姿勢に固定することができ、特別なロック具を不要にすることができるだけでなく、それをロック操作することも不要になり、コスト面及び使用面のいずれにおいても有利になる。
【0026】
請求項5の発明によれば、台本体の補強を目的として本来的に備えさせる一対の補強部材を支持部材を取り付けるための取付部材として利用することによって、部品点数の削減化を図ることができ、コスト面において有利になる。
【0028】
請求項7の発明によれば、取っ手側に位置する一方の脚体の接地部の一部又は全部が台本体の凹部内に入り込むことによって、取っ手を持ってアイロン台を移動させているときに該脚体の接地部が他物に接当することを抑制することができ、損傷などのトラブル発生がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は支持脚を折り畳み状態にしたアイロン台を縦向きに姿勢変更した背面図であり、(b)は(a)のアイロン台の取っ手を上方にスライドさせた状態を示している。
【図2】使用状態のアイロン台の斜視図である。
【図3】支持脚を折り畳み状態にしたアイロン台の縦断側面図である。
【図4】使用状態のアイロン台の側面図である。
【図5】取っ手の取付構造を示す要部の分解斜視図である。
【図6】支持脚を折り畳み状態にした別のアイロン台を縦向きに姿勢変更した背面図である。
【図7】図6で示したアイロン台に取り付けられるアイロン置き台の形状を変更したアイロン台の背面図である。
【図8】支持脚を折り畳み状態にした別のアイロン台を縦向きに姿勢変更した背面図である。
【図9】図8で示したアイロン台の台本体の形状を変更した別のアイロン台の背面図である。
【符号の説明】
1 環状フレーム 2 本体部
3 台本体 4 クッション材
5 布カバー 6 補強部材
7,8 脚体 7A,8A 脚本体
7B,8B 接地部 7C,8C キャップ
9 アイロン置き台 9A アイロン受け部
9B 移動阻止部材 9C 抜け止め部
10 支持部材 11 棒状部材
12 取っ手 12K 開口部
12N 握り部 13 軸体
14 ピン 15 軸体
16 凹部 17 固定手段
18 コイルスプリング
19 突起部 20A 係止孔
20 部材 11B 縦部
11A 水平脚部 11C 水平部
11D 折れ曲がり部 21 ロック部材
22 部材 22A 取付部
23 操作レバー R アイロン

Claims (7)

  1. 衣類を載置してアイロン掛けを行うための台本体と、この台本体の裏面に下端が該台本体の裏面に接近して折り畳まれた折り畳み姿勢と該下端が台本体の裏面から遠ざかった使用姿勢とに姿勢変更可能に備えた支持脚と、前記台本体にこれよりも側方に突出位置した使用位置と該台本体の裏面にほぼ引退した収納位置とにスライド移動自在に取り付けられたアイロン置き台とからなり、前記アイロン置き台の先端に、該アイロン置き台の前記収納位置においても前記台本体よりも側方に突出した取っ手を取り付けるとともに、前記アイロン置き台を収納位置にて固定するための解除自在な固定手段を設けたことを特徴とするアイロン台。
  2. 前記支持脚の折り畳み姿勢において前記台本体の裏面の前記取っ手のスライド方向両端部のうちの、該取っ手側とは反対側に位置する端部から支持脚の接地部の一部又は全部が台本体から側方に突出位置するように該接地部を構成し、前記台本体をそれの表面が上下方向となる縦向き姿勢にしたときに床面に接地するように該接地部を構成してなる請求項1記載のアイロン台。
  3. 前記支持脚の折り畳み姿勢において前記台本体の裏面のうちの前記取っ手のスライド方向両端部に該一対の脚体の接地部がそれぞれ位置する状態となり、前記取っ手側とは反対側に位置する接地部の一部又は全部が台本体から側方に突出位置して台本体をそれの表面が上下方向となる縦向き姿勢にしたときに床面に接地するように該接地部を構成してなる請求項1記載のアイロン台。
  4. 前記折り畳み姿勢の支持脚の使用姿勢への姿勢変更を前記収納位置に移動したアイロン置き台にて接当阻止可能に該アイロン置き台を配置してなる請求項1〜3のいずれかに記載のアイロン台。
  5. 前記台本体をメッシュ状のものから構成し、この台本体の裏面に該台本体の一端から他端に渡る長さを有する一対の補強部材を取り付け、これら一対の補強部材に前記アイロン置き台をスライド自在に支持するための支持部材を取り付けてなる請求項1〜4のいずれかに記載のアイロン台。
  6. 前記固定手段が、前記取っ手に備えた突起部と、この突起部に係止する係止孔とからなり、前記係止孔が、前記支持部材に取り付けられた部材に形成されてなる請求項記載のアイロン台。
  7. 前記取っ手側に位置する接地部の一部又は全部が前記台本体の裏面側に形成された凹部内に入り込むように該接地部を構成してなる請求項3記載のアイロン台。
JP2003197647A 2003-07-16 2003-07-16 アイロン台 Expired - Fee Related JP4141912B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003197647A JP4141912B2 (ja) 2003-07-16 2003-07-16 アイロン台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003197647A JP4141912B2 (ja) 2003-07-16 2003-07-16 アイロン台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005034217A JP2005034217A (ja) 2005-02-10
JP4141912B2 true JP4141912B2 (ja) 2008-08-27

Family

ID=34207715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003197647A Expired - Fee Related JP4141912B2 (ja) 2003-07-16 2003-07-16 アイロン台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4141912B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103290663B (zh) * 2013-06-27 2015-07-29 苏州祺尚纺织有限公司 一种延展式熨烫台
KR200479659Y1 (ko) * 2014-01-29 2016-02-23 이기범 다림판 장치
CN107313230B (zh) * 2017-06-22 2024-01-30 佛山市蜜思米妮服饰有限公司 一种电熨斗用熨衣工作台

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005034217A (ja) 2005-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4302271B2 (ja) 三脚
US8226092B2 (en) Equipment carrier
US6961978B2 (en) Detachable handle assembly for rolling luggage
US7905502B2 (en) Equipment carrier
EP2292493A1 (en) Handle lock structure for working machine
CN112469616B (zh) 运输设备和运输车辆
EP2298618A1 (en) Working machine handle
CA2104324C (en) Carrying handles for a folding table leg apparatus
JP4141912B2 (ja) アイロン台
JP4043480B2 (ja) 携帯・折り畳み式カート
US10160390B2 (en) Net pocket apparatus for vehicle
US20090038515A1 (en) Portable shelf for automobiles
JP6851898B2 (ja) 作業台におけるキャスタ装置
JP5777155B2 (ja) キャディバッグ
TWI393617B (zh) 具有可收折腳架的載台
JP3880980B2 (ja) 手押車
JP5106475B2 (ja) ベッド、及びロック補助体
JP6709082B2 (ja) 車椅子固定構造
JP4175314B2 (ja) アイロン台
JP4790146B2 (ja) 折り畳み式カート
JP4320614B2 (ja) アイロン台
KR200396949Y1 (ko) 다리미판
JP5864384B2 (ja) ロック機構
JP7064971B2 (ja) 作業台におけるキャスタ装置
JPH049255Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080520

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080611

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140620

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees