JP4141432B2 - 音叉型水晶振動子 - Google Patents

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Description

本発明は一対の音叉腕の各両主面に溝を有する音叉型水晶振動子(以下、音叉型振動子とする)を技術分野とし、特に耐衝撃性を向上してクリスタルインピーダンス(以下、CIとする)を小さく維持した小型の音叉型振動子に関する。
(発明の背景)音叉型振動子は一般に腕時計の歩度を刻む信号源として周知され、近年では携帯型の電子機器に同期信号源として採用されている。このようなものでは、電子機器の小型化に対応してさらに小さな音叉型振動子が求められている。
(従来技術の一例)第7図(ab)は一従来例を説明する図で、同図(a)は音叉型振動子の概観図、同図(b)は電界方向を示す一対の音叉腕の同図(a)のM−M断面図である。
音叉型振動子は結晶軸(XYZ)のX軸を幅、Y軸を長さ、Z軸を厚み方向とした音叉状水晶片1を備えてなる。音叉状水晶片1は音叉基部2と一対の音叉腕3(ab)からなり、ここでは音叉状水晶片1の左方向を−X軸、右方向を+X軸とする。なお、Y軸及びZ軸には基本的に方向性はない。一対の音叉腕3の各両主面にはそれぞれ溝4を有する。音叉基部2は一対の音叉腕3(ab)の外側面から曲線状に傾斜しながら突出し、さらに段差を有して幅広とした2段の基部突出部2aを有する。基部突出部2aの曲線状の傾斜はU字状の音叉溝に対応して形成され、各音叉腕3(ab)の対称性を維持する。
そして、一対の音叉腕3(ab)の各両主面に設けた溝4及び両側面には、各音叉腕3(ab)の屈曲振動に基づいた音叉振動を励起する励振電極5が形成される「第7図(b)」各励振電極5は各音叉腕3(ab)の両主面及び両側面をそれぞれ同電位とし、主面と側面間では逆電位とする。そして、一対の音叉腕3(ab)間では両主面及び両側面を互いに逆電位として結線される。
そして、第8図に示したように励振電極5から図示しない引出電極が延出した音叉基部2の底部における一主面が、規定領域(面積)Pに塗布される導電性接着剤6等によって容器本体7の台座8に固着され、電気的・機械的に接続して保持される。容器本体7の外表面には図示しない表面実装用の実装端子を有し、カバー9が被せられて音叉状水晶片1を密閉封入する。なお、第8図(a)は音叉状水晶片の正面図、同図(b)は音叉型振動子の断面図である。
通常では、音叉状水晶片1は写真印刷技術を用いたエッチングによって、多数が一体的に形成される。例えばZカットとした水晶ウェハ10に写真印刷技術による多数の音叉マスク11を形成する(第9図)。そして、水晶ウェハ10をフッ酸等のエッチング液中に投入し、エッチングによって外形加工された多数の音叉状水晶片1を得る。この場合、音叉状水晶片1の外形加工後に、各音叉腕3(ab)の両主面に同様のエッチングによって溝4が形成され、その後、個々の音叉状水晶片1に分割される。
このようなものでは、各音叉腕3(ab)の両主面に溝4を設けて励振電極5を形成するので、各音叉腕3(ab)の両主面と両側面との間に生ずる電界「前第7図(b)に示す矢印」が、X軸方向に平行で直線状になる。したがって、溝4を形成しない場合に比較し、X軸方向での電界強度が増して各音叉腕3(ab)の両側面間で互いに逆方向に伸縮するY軸方向での屈曲振動が強励振される。
そして、一対の音叉腕3(ab)における互いに反対方向のY軸方向の屈曲振動によって、一対の音叉腕3(ab)が音叉溝部を中心領域として水平方向に開閉する音叉振動を生じる。したがって、音叉状水晶片1を小さくしても、各音叉腕3(ab)でのX軸に平行な直線的な電界によって、基本的にCI値が良好な音叉型振動子を得ることができる。
また、音叉基部2には基部突出部2aを設けて一対の音叉腕3(ab)の外側面間よりも幅を大きくしたので、導電性接着剤6の塗布面積Pを充分にして保持できる。したがって、例えば落下衝撃による破損や音叉水晶片1の剥離を防止して、機械的な耐衝撃性を良好にする。例えば、音叉基部2の幅を一対の音叉腕3(ab)の外側面間と同一幅とした場合は、音叉基部2の面積が小さくなって導電性接着剤6の量も少なくなり、機械的な耐衝撃性を悪化させる。そして、導電性接着剤6の塗布面積Pを大きくしようとすると、各音叉腕3(ab)の根元部にまで導電性接着剤6を塗布しなければならず、この場合には音叉振動を阻害してCI値を大きくする。
国際公開番号 WO00/44092
(従来技術の問題点)しかしながら、上記構成の音叉型振動子では、音叉状水晶片1を小さくして小型化しても、一対の音叉腕3(ab)に溝4を設けることによってCI規格である例えば90KΩ以下や、導電性接着剤の塗布面積を確保することによって落下衝撃時における音叉状水晶片の破損や剥離等の機械的強度(機械的な耐衝撃性)を維持できるにしても、さらに小さなCI値を得ることや、特に落下衝撃に対する周波数変化特性(電気的な耐衝撃性)を向上できない問題があった。
なお、導電性接着剤6の塗布面積が大きいと固着強度が高くなって破損等の機械的な耐衝撃性は向上するが、音叉振動に与える保持系の影響が大きくなって落下衝撃に対する周波数変化等の電気的な耐衝撃性は悪化する。これとは逆に、導電性接着剤6の塗布面積が小さいと固着強度が弱まって機械的な耐衝撃性は悪化するが、振動に与える保持系の影響が小さくなって電気的な耐衝撃性を向上する。
(問題点の究明)すなわち、エッチングによって水晶ウェハを加工する場合には、水晶の軸方向によってエッチング速度が異なる所謂エッチング異方性を有する。ちなみに、結晶軸XYZのエッチング速度はZ≫+X>−X>Yとなる。したがって、上述のように多数の音叉状水晶片1を水晶ウェハ10に形成すると、第10図(a)の一部正面図及び同図(b)の上面図に示したように、エッチングの異方性によって、音叉状水晶片1における側面のうちの+X面には山状の突起部12が形成される。また、音叉溝部のU字状及び基部突出部2aの曲線状部には、−X軸から+X軸方向に沿って上昇する山状の第1及び第2傾斜部13(ab)が形成される。
ここで、音叉溝部に生じる第1傾斜部13aは、各音叉腕3(ab)の内側面の+X面、−X面及び溝底面のY面が同時にエッチングされるが+X面と−X面方向でエッチング速度の差が生じるため、音叉状水晶片1の幅方向を二等分する中心線A−Aの左側を基点として+X軸方向に上昇する。したがって、音叉状水晶片1の幅方向を二等分する中心線A−Aに対して幾何学的に非対称になり、右半分の質量が左半分よりも大きくなる。
これにより、特に、音叉溝部を含めた一対の音叉腕3(ab)における質量に非対称性(不均一性)を生じて、音叉溝内における音叉振動の中心が中心線A−Aよりも右側即ち+X軸方向に変移する。その結果、音叉状水晶片1を二等分する中心線A−A上の幾何学的中心から音叉振動の中心が偏心してバランスが崩れることから、音叉基部2からの振動漏れを生じてCI値を増加させる。
特に、一対の音叉腕3(ab)の長さが大きいと、幾何学的中心化からの音叉振動の中心のずれは、音叉振動のバランスに大きな悪影響を及ぼす。これらの場合、音叉状水晶片1が小さくなって、一対の音叉腕3(ab)の間隔が狭くなるほど音叉溝部のエッチングが制限され、第1傾斜部13aは残存する質量が多くなる。したがって、非対称性によるCIへの影響は大きくなる。
また、落下衝撃時には、音叉状水晶片1の非対称性に基づいた応力を生じて導電性接着剤6による固着状態を変化させる。このため、音叉状水晶片1の保持系が影響を受けて振動周波数を変化させる。したがって、落下衝撃に対する周波数変化特性を悪化させて、電気的な耐衝撃性を向上できない問題があった。勿論、落下衝撃に対して破損等の機械的な耐衝撃性も悪化する。
これらの場合、音叉型水晶振動子のCI値は例えば溝4の深さを大きくしたりすることによって規格のCI値を満足できるが、特に、落下衝撃に対する周波数変化特性(電気的な耐衝撃性)の悪化は防止できなかった。このことから、例えば音叉状水晶片の平面外形2.3×0.5mm以下とした小型な音叉型水晶振動子の実用化のためには電気的な耐衝撃性をいかに改善するかが重要な課題であった。
なお、基部突出部2aによって、第1傾斜部13aによる非対称性を小さくする効果もあるが、これのみでは不十分な問題があった。
(発明の目的)本発明はCI値を小さくして、特に耐衝撃性を向上した音叉型振動子を提供することを目的とする。
(着目点)本発明は上記問題点の究明に基づき、音叉状水晶片の幅方向を二等分する中心線に対して左右における質量の非対称性を改善すれば、CI値を小さくして特に耐衝撃性を向上できる点に着目した。
(解決手段)本発明は、特許請求の範囲(請求項1)に示したように、各両主面に溝を有する一対の音叉腕と前記一対の音叉腕が延出する音叉基部とからなり、エッチングによって外形加工される音叉状水晶片を備え、前記エッチングの異方性によって前記音叉状水晶片の側面のうちの+X面に生じた突起及び音叉溝部に生じた−X軸から+X軸方向へ上昇する第1傾斜部を有する音叉型水晶振動子において、前記音叉状水晶片の幅方向を二等分する中心線に対し、前記音叉溝部の主面側先端は前記中心線から+X軸方向に変移して、前記一対の音叉腕による音叉振動がバランスする位置である構成とする。
本発明(請求項1)では、音叉溝部の主面側先端を+X軸方向に変移して一対の音叉腕がバランスする位置即ち音叉溝部における音叉振動の中心に対して質量が均一化(対称化)する位置とするので、一対の音叉腕による振動漏れを抑制し、CI値を小さくできる。そして、落下衝撃時には質量の非対称性に基づいた応力の発生を抑止して導電性接着剤等による音叉状水晶片の固着状態を安定にする。したがって、落下衝撃に対する耐衝撃性、特に周波数変化特性(電気的な耐衝撃性)を格段に向上できる。
特許請求の範囲の請求項2に示したように、前記音叉振動がバランスする位置は、請求項1の音叉型水晶振動子においてクリスタルインピーダンスが最小の領域である。これにより、請求項1で規定する音叉振動がバランスする位置が、CI値によって相関的に明確になる。また、CI値が最小領域であることから質量が均一化したことによって、落下衝撃に対する周波数変化特性を格段に向上する。
同請求項3では、前記クリスタルインピーダンスの最小領域は、クリスタルインピーダンスの最小値から5%上昇した領域とする。これにより、以下の実施例(実験例)で示すように、従来のCI値と最小値との中間値以下となる。
同請求項4では、請求項1の前記第1傾斜部は、左右対称のU字状とした音叉マスクのU字状先端を前記+X軸方向に移動して非対称とした音叉マスクによって形成される。これにより、音叉溝部の先端部を、中心線に対して+X軸方向に変移した位置にできる。
同請求項5では、請求項1の前記音叉マスクの左右対称とする中心線と前記U字状の+X面側の垂直線との間隔をaとして前記中心線からの前記U字状先端の移動距離をbとしたとき、前記間隔aに対する前記移動距離bの移動比b/aを0.15〜0.55に設定する。これにより、CIの最小領域を最小値から5%上昇した領域にできる。
同請求項6では、請求項1の前記音叉基部は前記一対の音叉腕の外側面から突出して前記一対の音叉腕における外側面間の距離よりも幅広とする基部突出部を有し、前記基部突出部の上面には−X軸から+X軸方向に上昇する第2傾斜部を有する。これにより、音叉基部を大きくして導電性接着剤6の塗布面積を大きくし、機械的な耐衝撃性を向上する。また。第2傾斜部によって、第1傾斜部の非対称性を改善する。
第1図は本発明の一実施例を説明する音叉型振動子の図である。なお、前従来例と同一部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略する。
音叉型振動子は前述したように両主面に溝4を有する一対の音叉腕3(ab)及びこれより幅広とする2段の基部突出部2aを有する音叉基部2とからなり、エッチングによって形成される音叉状水晶片1を備えてなる。そして、エッチングの異方性によって、音叉溝部及び−X面側の基部突出部2aの傾斜には−X軸から+X軸方向に向かって上昇する第1傾斜部13a及び第2傾斜部13bを有する。
ここでは、音叉溝部の第1傾斜部13aを制御し、音叉状水晶片1の幅方向を二等分する中心線A−Aに対して音叉状水晶片1を質量的に対称化する。特に、音叉溝部を含む一対の音叉腕3(ab)の左右における質量を均一化し、質量に関して左右対称とする。
これらは、前述の水晶ウェハ10に多数の音叉状水晶片1を一体的に形成する際、エッチング時のU字状とした音叉マスク11を非対称として形成される。すなわち、第2図に示したように、音叉マスク11のU字状先端Pを+X軸方向に移動して形成する。なお、第2図(a)は従来の対称とした、同図(b)は本発明による非対称とした音叉マスクの一部図である。
このようにすれば、音叉マスク11の+X軸側が開放されてエッチング時のエッチング量が多くなる。逆に、−X軸側は音叉マスク11に遮蔽されてエッチングが抑制され、そのエッチング量が少なくなる。要するに、−X軸から+X軸方向に上昇する第1傾斜部13aの+X軸側ではエッチング量が多く、−X軸側では少なくなって、第1傾斜部13aの大きさ(面積、体積)は全体的に小さくなる。
この場合、エッチングされた音叉状水晶片1の音叉溝部は、両主面側では音叉マスク11に倣った非対称のU字状になり、音叉溝部の先端P′は音叉マスクのU字状先端Pと同様に中心線A−Aよりも右側である+X軸方向に変移する。但し、第1傾斜部13aの起点Qは音叉マスク11が従来の対称であっても、また本発明の非対称であっても、中心線A−Aに対して左側の−X軸方向に位置する。
これらのことから、本実施例では、音叉状水晶片1の中心線A−Aに対して第1傾斜部13aの左右の質量も均一化する。したがって、音叉状水晶片1の特に一対(左右)の音叉腕3(ab)の質量が均一化し、音叉水晶片1を二等分する中心線A−A上に音叉振動の中心を一致又は接近できる。
第3図は移動比b/aに対するCI特性図である。但し、aは音叉マスク11の左右対称とする中心線A−AとU字の+X面側の垂直線との間隔である。bは中心線A−AからのU字状先端Pを平行移動した移動距離bである。但し、CI特性図は移動比b/aを0、0.22、0.44、0.61、0.80の5点とした実測値に基づいた近似曲線である。
但し、この場合における音叉状水晶片の全長は2.25mm、音叉基部幅は0.5m、一対の音叉腕3(ab)の長さは1.65mm、幅及び厚みは0.1mmで、音叉溝の幅は0.1mmである。また、各音叉腕の両主面に設けた溝の長さは0.83mm、溝幅は0.65mm、溝深さは0.035mm(35μm)であり、公称の振動周波数は32.768KHzである。音叉マスクにおけるU字状とした曲率部の深さは0.045mmで、U字状先端の幅は0.03mmである。ここでの音叉マスクは全体としてU字状であり、曲率部は複数の線が連続して形成される。
このCI特性図から明らかなように、移動比b/aが0(音叉マスクが対称)で従来例のとき約52KΩとなる。これに対し、本発明の発想に基づく移動比b/aが0.22のとき約49KΩ、0.44のとき47KΩ、0.61のとき50KΩ、0.80のとき57KΩとなる。
そして、これらの実測値に基づく近似曲線からは、移動比b/aが0から増加するに従いCI値は小さくなり、約0.4のときCIの最小値47KΩを得る。そして、移動比b/aがさらに増加するに従いCIは大きくなり、約0.70で0のときと同じ値(52KΩ)になって、これ以上の移動比b/aではさらに大きくなる。
この実験結果を考察すると、次になる。すなわち、移動比b/aが0である左右対称の音叉マスクを用いたエッチング後は、音叉溝部の第1傾斜部13aによって+X側となる他方の音叉腕3(b)(図の右側)の質量が多くなる。したがって、エッチング後は左右における質量の対称性が崩れ、音叉振動のバランスを欠いて初期時のCIは大きくなる(悪化する、52KΩ)。
そして、音叉マスクの非対称性によって移動比b/aが大きくなると、中心線A−Aに対して音叉溝部の主面側先端P′は+X軸方向に変移し、第1傾斜部13aの大きさが小さくなる。これに伴い、左右の質量が均一化されてCIは向上し、左右の質量が一致したときに最小(47KΩ)になる。さらに、移動比b/aが大きくなると、第1傾斜部13aの質量はさらに小さくなって、一方の音叉腕3a(図の左側)の内側面に残存する質量の方が大きくなる。したがって、再度、質量の対称性が崩れて初期値(移動比b/aが0)と同等の値を得た後、さらにCI値が高くなって初期値よりも悪くなる。
これらのことから、本実施例では音叉マスク11を非対称として、音叉溝部の第1傾斜部13aが、音叉状水晶片1特に音叉腕3(ab)の中心線A−Aに対して左右対称(均一化)とする質量に制御する。具体的には、CIの最小値(47KΩ)と従来の初期値(52KΩ)との差が半分以下となるCI値(約50KΩ)に設定する。この場合、移動比b/aは概ね0.15〜0.55に設定すればよい。これにより、CI値の最小値を100%の効果とすると、約50%以上の効果を達成できる。
第4図(a)は移動比b/aをパラメータとした落下衝撃に対する落下前後の周波数変化特性(電気的な耐衝撃性)を示す図である。横軸は音叉型振動子の落下回数、縦軸は周波数偏差Δf/f(ppm)である。但し、Δfは公称値である振動周波数f(32.768KHz)と常温時における測定振動周波数との周波数差(Hz)である。
なお、耐(落下)衝撃特性は、音叉型振動子を基板に搭載し全体として150gの負荷を掛け、コンクリート板に対して1.8m上方から落下方向を異ならせて落下させたときの周波数偏差であり、これを34回繰り返したものである。また、移動比b/aは、前述のCI特性のときと同様に、0、0.22、0.44、0.61、0.80である。また、曲線(a)はパラメータである移動比b/aが0(従来例)のとき、曲線(b)(c)(d)(e)は同0.22、0.44、0.61、0.80のときである。
この落下衝撃に対する周波数変化特性図から明らかなように、移動比b/aが従来の0(曲線a)のときに対し、同0.22、0.44(曲線bc)のとき、落下前後の周波数変化特性は向上する。そして、移動比b/aが0.61、0.80のとき(曲線de)は従来よりも悪化する。すなわち、前述のCI特性と同様に、音叉状水晶片1の中心線A−Aに対する質量の対称性に起因し、対称性に欠けると落下前後の周波数変化特性は悪化し、対称性が維持されると同特性も向上する。これは、質量の対称性を維持することによって、非対称性に基づいた応力の発生を抑止して、導電性接着剤6による固着状態を安定にすることを意味する。
なお、移動比b/aに拘わらず、各音叉型振動子は全て発振を維持し、落下衝衝撃による音叉状水晶片の破損や剥離を防止して発振を停止するものはなく、いずれも機械的な耐衝撃性は満足する。これは、従来例で述べたように、音叉基部2に基部突出部2aを設けて幅広とし、導電性接着剤6の塗布面積を大きくしたことによる。
第4図(b)は落下衝撃回数が34回目のときの、各移動比b/aによる音叉型振動子の周波数変化特性図である。なお、横軸は移動比b/a、縦軸は周波数偏差Δf/f(ppm)である。また、周波数変化特性図は前述の移動比b/aが0、0.22、0.44、0.61、0.80とした時の実測値に基づく次近似曲線である。
この周波数変化特性図から明らかなように、前述したCI値の最小値と同様に移動比b/aを約0.4にすると、本実施例では落下前後における周波数偏差Δf/fの最小値を、従来例(移動比b/aが0)の約−7.5ppmに対して1/2以下である約−3ppmにできる。そして、移動比b/aを、CI特性と同様に概ね0.15〜0.55にすると従来例の-7.5ppmと同等以下にできる。
これらの実験結果から、本実施例では音叉マスク11を非対称として第1傾斜部の大きさを小さく制御して、音叉状水晶片の質量を中心線A−Aに対して左右対称とすることによって、CI値を小さくて耐衝撃性を向上できることが確認された。そして、これらの実験結果では特に耐衝撃性において周波数偏差Δf/fの最小値において、従来(-7.5ppm)に対して格段に小さい1/2以下となる-3ppmを得た。
(他の事項)上記実施例では音叉マスクのU字状先端Pを初期状態から平行移動して音叉状水晶片1に音叉溝を形成したが、必ずしも平行移動とは限らず第1傾斜部13aによる対称性を考慮して右下がり方向への移動としてもよい。そして、CI及び耐衝撃性を向上する移動比b/aは0.15〜0.55としたが、これらの数値は音叉状水晶片の形状等に依存するので、これらの数値を目安として移動比b/aを各音叉状水晶片の形状等に対応して適宜に選択できる。
音叉マスク11の初期状態は主面側先端を有して対称なU字状としたが、第5図(ab)に示したように初期状態が矩形状やV字状であっても結果的に+X面側に右下がりの傾斜とすることによって同様な効果を得られる。この場合、傾斜部の先端Pが中心線A−Aからの移動距離bになる「第5図(c)」また、音叉基部2の基部突出部は二段としたが、第6図に示したように一段であったとしても同様な効果を得る。さらに、導電性接着剤等による保持強度が確保できれば、音叉基部2は一対の音叉腕3(ab)の外側面間の距離と同一幅とすることもできる。
発明の一実施例を説明する音叉状水晶片の一部正面図である。 発明の一実施例を説明するマスクの一部正面図である。 発明の一実施例の作用を説明するCI特性図である。 発明の一実施例の作用を説明する図で、同図(ab)ともに耐衝撃特性図である。 本発明の他の例を説明する図で、同図(abc)ともに音叉マスクの一部図である。 本発明の他の適用例を説明する音叉状水晶片の正面図である。 従来例を説明する図で、同図(a)は音叉型振動子の概観図、同図(b)は電界方向を示す一対の音叉腕の同図(a)のM−M断面図である。 従来例を説明する図で、同図(a)は音叉状水晶片の正面図、同図(b)は音叉型振動子の断面図である。 従来例を説明する音叉マスクを設けた水晶ウェハの図である。 従来例の問題点を説明する図で、同図(a)は音叉状水晶片の上面図、同図(b)は同正面図である。
符号の説明
1 音叉状水晶片、2 音叉基部、3 音叉腕、4 溝、5 励振電極、6 導電性接着剤、7 容器本体、8 台座、9 カバー、10 水晶ウェハ、11 音叉マスク、12 突起部、13 傾斜部。

Claims (4)

  1. 主面に溝を有する一対の音叉腕と前記一対の音叉腕が延出する音叉基部とからなり、エッチングによって外形加工される音叉状水晶片とを備え、前記エッチングの異方性によって前記音叉状水晶片の側面のうちの+X面に生じた突起部及び音叉溝部に生じた−X軸から+X軸方向へ上昇する第1傾斜部を有する音叉型水晶振動子において、前記音叉状水晶片の幅方向を二等分する中心線に対し、前記音叉溝部の一方主面側先端及び他方主面側先端のいずれもが前記中心線から+X軸方向に変移し、前記一対の音叉腕による音叉振動がバランスする位置にあり、かつ、前記第1傾斜部が、左右対称のU字状とした音叉マスクのU字状先端を前記+X軸方向に移動して非対称とした、音叉マスクによって形成され、さらに、前記音叉マスクの左右対称とする中心線と前記U字状の+X面側の垂直線との間隔をaとして前記中心線からの前記U字状先端の移動距離をbとしたとき、前記間隔aに対する前記移動距離bの移動比b/aを0.15〜0.55に設定したことを特徴とする音叉型水晶振動子。
  2. 前記音叉振動がバランスする位置、クリスタルインピーダンス最小領域である請求項1に記載の音叉型水晶振動子。
  3. 前記クリスタルインピーダンスの最小領域、クリスタルインピーダンスの最小値から5%上昇した領域である請求項2に記載の音叉型水晶振動子。
  4. 前記音叉基部、前記一対の音叉腕の外側面から突出して前記一対の音叉腕における外側面間の距離よりも幅広とする基部突出部を有し、前記基部突出部の上面−X軸から+X軸方向に上昇する第2傾斜部を有する請求項1に記載の音叉型水晶振動子。
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