JP4138111B2 - 流体ポンプ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動モータにて液体を吸入・排出する流体ポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、流体ポンプ装置は、電動モータとポンプ部とを備えている。電動モータは、駆動電力に基づいて出力軸を回転駆動する。ポンプ部は、吸入口と排出口とが形成されたポンプハウジング内に羽体が回転可能に設けられて構成され、その羽体には前記出力軸が連結される。この流体ポンプ装置では、出力軸が回転され、羽体が回転されると、液体がポンプハウジング内に吸入されるとともにポンプハウジング外に排出される。
【0003】
前記電動モータには、そのモータハウジングの外側面等に制御回路が設けられる。この制御回路にはスイッチング素子(例えば、パワートランジスタ)が備えられ、そのスイッチング素子は、例えば電動モータの駆動電力としての3相駆動電流を生成する。
【0004】
しかし、スイッチング素子は駆動電力を生成する際に発熱する。この発熱は、該スイッチング素子の破損を招く原因となる。
そこで、流体ポンプ装置としては、前記スイッチング素子に冷却用フィンを密着させて、空気中に効率良く熱を放出する所謂、空冷のものがある。
【0005】
又、他の流体ポンプ装置としては、前記ポンプ部に出入りする液体をパイプ等にて取り回し、前記スイッチング素子と密着させた所謂、液冷のものがある。この流体ポンプ装置では、液体がポンプハウジング内に吸入されポンプハウジング外に排出されるとともに、その液体が前記パイプ内を流動される。従って、パイプに密着されたスイッチング素子は冷却される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記空冷の流体ポンプ装置では、前記スイッチング素子の発熱量に対して冷却用フィンを十分に大きくする必要があり、その外形が大型化してしまうという問題がある。又、冷却用フィンは熱を空気中に放出するため、周囲の空間や換気等を必要とし、その流体ポンプ装置の設置場所が制限されてしまう。
【0007】
又、前記液冷の流体ポンプ装置では、ポンプ部に出入りする液体をモータハウジングの外側面等に設けられるスイッチング素子まで取り回す必要があるため、その構造が複雑化するとともに、大型化してしまうという問題がある。又、液体の流路が延長され、ポンプ効率が低下してしまうという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、ポンプ効率が低下されることなく、かつ小型化を図ることができる流体ポンプ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、駆動電力を生成するためのスイッチング素子と、前記スイッチング素子を制御するための制御回路と、前記駆動電力に基づいて駆動力を発生する電動モータと、前記駆動力に基づいて液体をポンプハウジング内に吸入するとともに同ポンプハウジング外に排出するポンプ部とを備え、前記電動モータは、略有底筒状のモータハウジングと同軸方向に延びる出力軸を回転駆動し、前記ポンプハウジングは、前記モータハウジングの開口端に連結され、前記出力軸の回転に基づいて液体をポンプハウジング内に吸入するとともに同ポンプハウジング外に排出し、前記スイッチング素子は、前記モータハウジング内と前記ポンプハウジングにて形成される空間内の該ポンプハウジングに熱伝導率の高い熱伝導部材を介して取着し、前記制御回路は、前記空間内に設け、前記熱伝導部材は、環状を一部切り欠いた形状に形成され、前記ポンプハウジングには、前記熱伝導部材の切り欠いた部分に該ポンプハウジングの外部に連通する通路を設けたことを要旨とする。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の流体ポンプ装置において、前記制御回路は、前記出力軸を囲う環状又は環状から一部切り欠いた形状の基板に設けられること要旨とする。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の流体ポンプ装置において、前記空間内には、厚み方向が前記出力軸の軸線方向となるように基板を配設し、前記制御回路の内の発熱量の多い素子を、前記基板の前記ポンプハウジング側の面に搭載し、前記制御回路の内の発熱量の少ない素子を、前記基板の前記ポンプハウジング側と反対の面に搭載したことを要旨とする。
【0014】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の流体ポンプ装置において、前記基板は、前記出力軸を囲う環状又は環状から一部切り欠いた形状に形成されることを要旨とする。
【0015】
請求項に記載の発明は、請求項乃至のいずれか1項に記載の流体ポンプ装置において、前記制御回路は、熱伝導率の高い熱伝導樹脂にて封止されるとともに、該熱伝導樹脂を介して前記ポンプハウジングに連結されることを要旨とする。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項乃至のいずれか1項に記載の流体ポンプ装置において、前記スイッチング素子は、板状の素子であり、その厚み方向が前記出力軸の軸線方向となるように配置されることを要旨とする。
【0017】
請求項1に記載の発明によれば、駆動電力を生成する際に発熱するスイッチング素子は、ポンプハウジングに熱伝導率の高い熱伝導部材を介して取着されるため、効率良く冷却される。しかも、スイッチング素子を冷却するために、ポンプハウジングの外部に液体を取り回す機構等を設ける必要がない。
【0018】
また、スイッチング素子はモータハウジング内とポンプハウジングにて形成される空間内のポンプハウジングに取着されるため、スイッチング素子と電動モータとを接続する配線を短くすることができる。
【0019】
また、スイッチング素子を制御するための制御回路は、スイッチング素子と同じ空間内に設けられるため、スイッチング素子と制御回路とを接続する配線を短くすることができる。
【0020】
請求項に記載の発明によれば、基板は出力軸を囲う環状又は環状から一部切り欠いた形状に形成され、前記ポンプハウジングと相対向させることができるため、例えばポンプハウジングに複数個のスイッチング素子が取着されていても、各スイッチング素子と制御回路とを接続する配線をそれぞれ短くすることができる。
【0021】
請求項に記載の発明によれば、制御回路の内の発熱量の多い素子は、基板のポンプハウジング側の面に搭載され、発熱量の少ない素子は、基板のポンプハウジング側と反対の面に搭載される。従って、発熱量の多い素子は、ポンプハウジングと隣接して設けられ、効率良く冷却される。
【0022】
請求項に記載の発明によれば、基板は出力軸を囲う環状又は環状から一部切り欠いた形状に形成され、前記ポンプハウジングと相対向されるため、例えば、ポンプハウジングに複数個のスイッチング素子が取着されていても、各スイッチング素子と制御回路とを接続する配線をそれぞれ短くすることができる。又、基板は、広い面積でポンプハウジングと相対向されるため、発熱量の多い素子は、効率良く冷却される。
【0023】
請求項に記載の発明によれば、制御回路は、熱伝導率の高い熱伝導樹脂を介してポンプハウジングに取着されるため、冷却される。
請求項に記載の発明によれば、スイッチング素子は板状の素子であり、その厚み方向が前記出力軸の軸線方向となるように配置されるため、該流体ポンプ装置が出力軸線方向に大型化してしまうことは低減される。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1及び図2に従って説明する。図1に示すように、流体ポンプ装置は、電動モータとしてのインナーロータ型のブラシレスモータ1とポンプ部2とを備えている。
【0025】
ブラシレスモータ1は、モータハウジング3と、ステータ4と、出力軸5と、ロータ6とを備えている。
前記モータハウジング3は略有底筒状に形成されている。前記ステータ4は、コア4aに巻線4bが巻着されて構成され、モータハウジング3の内周面に固定されている。前記出力軸5は、その基端部がモータハウジング3の底面中央に設けられた軸受7に支持され、該軸受7にてモータハウジング3に対して回転可能とされている。尚、このとき、出力軸5の先端側はモータハウジング3の開口端から突出される。前記ロータ6は略円筒状に形成され、その外周面にマグネット6aが設けられている。ロータ6は、モータハウジング3内において、出力軸5の基端側に固定されている。尚、このとき、マグネット6aは、前記ステータ4と相対向される。又、出力軸5の中間部には環状のプレート8が固定され、そのプレート8の外周端には、センサマグネット9が固定されている。
【0026】
前記ポンプ部2は、ポンプハウジング10,11と羽体12とを備えている。ポンプハウジング10,11は一対で構成されている。前記ブラシレスモータ1側のポンプハウジング10は、円盤部10aと、その円盤部10aの中央孔からブラシレスモータ2側に延びる小径筒部10bと、円盤部10aの外周からモータハウジング3側に延びる大径筒部10cと、その大径筒部10cからさらに延びてモータハウジング3の開口端と係合する係合凸部10dとから構成されている。又、小径筒部10bの内周面には、環状に凹設された溝部10eが形成されている。
【0027】
ポンプハウジング11は、円盤部11aと、その円盤部11aの中央孔からポンプハウジング10の反対側に延びる吸入筒部11bと、円盤部11aの外周からポンプハウジング10側に延びる外周筒部11cと、その外周筒部11cからさらに延びてポンプハウジング10の外周端と嵌合する嵌合凸部11dとから構成されている。又、外周筒部11cの一部には同筒部11cの内外に貫通する排出口11eが形成されている。そして、一対のポンプハウジング10,11は嵌合された状態で、前記外周筒部11cの内側に空間Xが形成される。
【0028】
前記ポンプハウジング10,11はその係合凸部10dが前記モータハウジング3の開口端と係合された状態で、小径筒部10bに前記出力軸5が貫通される。又、このとき、出力軸5は軸受13を介して小径筒部10bの先端に回転可能に支持される。前記羽体12は、公知の羽体であって、前記空間X内において、出力軸5の先端に固定される。このとき、羽体12は、前記吸入筒部11bと前記排出口11eとの間に介在され、回転されると、遠心力により吸入筒部11b側の液体を引き込み前記排出口11eから排出するようになっている。尚、前記ポンプハウジング10の小径筒部10bと出力軸5との隙間は、公知のメカニカルシール14にてシールされている。
【0029】
前記モータハウジング3内と前記ポンプハウジング10にて形成される空間Y内において、該ポンプハウジング10にはスイッチング素子としてのパワートランジスタ15が熱伝導部材としてのブロック16を介して固定されている。詳述すると、ブロック16は、図2に示すように、アルミニウムにて円環状を一部切り欠いた形状に形成されている。ブロック16はネジ17にてポンプハウジング10に密着されて固定されている。パワートランジスタ15は、板状の素子であって、ブラシレスモータ1の駆動電力としての3相駆動電流を生成するために3対設けられている。そして、各パワートランジスタ15は、図1及び図2に示すように、その厚み方向が前記出力軸5の軸線方向となるように、ブロック16にそれぞれ径方向外側に向かって並べられ、ネジ18にて密着固定されている。
【0030】
尚、本実施の形態では、各パワートランジスタ15は、ブロック16における円環状を一部切り欠いた部分の中心軸線Lに対して線対称に配置されている。又、ブロック16には4つの貫通孔16aが前記切り欠いた部分の中心軸線Lに対して線対称に形成されている。又、前記ポンプハウジング10の溝部10eは、図1に破線で示すように、ブロック16の切り欠いた部分に設けられる通路Tを介して該ポンプハウジング10の外部に連通されている。即ち、前記空間X内の液体が前記メカニカルシール14から洩れた場合、該液体が溝部10e及び通路Tを介してポンプハウジング10の外部に排出されようになっている。従って、液体が空間Y内に侵入することは防止される。
【0031】
前記空間Y内には、前記パワートランジスタ15を制御するための制御回路19a,19bが設けられている。詳述すると、空間Y内には、環状の基板20が配設されている。基板20は、その厚み方向が前記出力軸5の軸線方向となるように、その中心孔が前記ポンプハウジング10における小径筒部10bの外周面に固定されている。そして、制御回路19a,19bは、環状の基板20に搭載されている。
【0032】
前記制御回路19a,19bの内の発熱量の多い素子19aは、基板20のポンプハウジング10側の面に搭載され、発熱量の少ない素子19bは、基板20のポンプハウジング10側と反対の面に搭載されている。
【0033】
尚、本実施の形態の発熱量の多い素子19aは、パワートランジスタ15と並列に接続され、外部からの入力電圧を平滑するための4つの平滑コンデンサ21等を含む。この各平滑コンデンサ21は、図1に破線で示すように、前記ブロック16の貫通孔16aを貫通するとともに、前記ハウジング10に形成される収納凹部10f内に収容される。又、本実施の形態の発熱量の少ない素子19bは、ホールIC22、アナログIC、デジタルIC、容量の小さいコンデンサ等を含む。ホールIC22は、前記センサマグネット9と相対向する位置に配置され、該センサマグネット9(出力軸5)の回転数を検出する。従って、この流体ポンプ装置では、ホールIC22にてセンサマグネット9の回転角度、即ち出力軸5の回転角度が検出され、その検出信号に基づいて制御回路19a,19bにて駆動電流が適宜制御される。
【0034】
前記パワートランジスタ15は、配線23により前記制御回路19a,19bに接続されるとともに、配線24により前記巻線4bに接続されている。又、前記制御回路19a,19bは、図示しない外部の制御装置及び電力供給装置に接続され、その制御装置から制御信号が入力されるとともに、電力供給装置から直流の入力電圧が入力される。
【0035】
このように構成された流体ポンプ装置では、制御回路19a,19bに制御信号が入力されると、その制御信号に基づいてパワートランジスタ15がスイッチング動作される。すると、パワートランジスタ15にて3相駆動電流が生成され、その3相駆動電流はステータ4に供給される。すると、ステータ4では3相駆動電流に基づいて回転磁界が発生され、その回転磁界に基づいてロータ6、出力軸5及び羽体12が一体回転される。そして、羽体12が回転されると、ポンプ部2において吸入筒部11b側の液体が引き込まれ排出口11eから排出される。
【0036】
上記のように構成された流体ポンプ装置では、以下に示す作用効果を得ることができる。
(1)上記実施の形態では、3相駆動電流を生成する際に発熱するパワートランジスタ15は、ポンプハウジング10に熱伝導率の高いブロック16を介して取着されるため、効率良く冷却される。しかも、パワートランジスタ15を冷却するために、ポンプハウジング10,11の外部に液体を取り回す必要がない。従って、この流体ポンプ装置のポンプ効率が低下してしまうことはない。又、取り回すパイプ等を必要としないため、小型化される。
【0037】
(2)上記実施の形態では、パワートランジスタ15はモータハウジング3内とポンプハウジング10にて形成される空間Y内のポンプハウジング10に取着される。即ちパワートランジスタ15はポンプハウジング10,11と電動モータ1の巻線4bとの間に配置されるため、パワートランジスタ15と巻線4bとを接続する配線23,24を短くすることができる。従って、配線23,24の抵抗による損失を低減することができる。又、配線23,24に高周波電流が流れることにより周囲に発生するノイズが低減される。その結果、例えばこの流体ポンプ装置を車両のラジエタ液循環装置として使用した場合、車両に備えられるラジオのノイズが低減される。
【0038】
(3)上記実施の形態では、前記空間Y内には制御回路19a,19bを設けたため、パワートランジスタ15と制御回路19a,19bとを接続する配線23を短くすることができる。
【0039】
(4)上記実施の形態では、制御回路19a,19bの内の発熱量の多い素子19aを基板20のポンプハウジング10側の面に搭載し、発熱量の少ない素子19bを基板のポンプハウジング10側と反対の面に搭載した。従って、発熱量の多い素子19aは、ポンプハウジング10(ブロック16)と隣接して設けられ、効率良く冷却される。その結果、発熱量の多い素子19aの寿命が短くなることは防止される。
【0040】
(5)しかも、基板20は、出力軸5を囲う環状に形成され、該基板20と6個のパワートランジスタ15とはそれぞれ相対向されているため、6個のパワートランジスタ15と制御回路19a,19bとを接続する各配線23(図1では、1本のみ示す)をそれぞれ短くすることができる。又、基板20は、広い面積でポンプハウジング10(ブロック16)と相対向されるため、発熱量の多い素子19aは、効率良く冷却される。
【0041】
(6)上記実施の形態では、パワートランジスタ15はその厚み方向が前記出力軸5の軸線方向となるように配置されるため、該流体ポンプ装置が出力軸5の軸線方向に大型化してしまうことは低減される。
【0042】
(7)上記実施の形態では、各パワートランジスタ15は、ブロック16における円環状を一部切り欠いた部分の中心軸線Lに対して線対称に配置されている。従って、該各パワートランジスタ15は略均等に冷却される。
【0043】
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
本発明に関連する参考例を示す。上記実施の形態では、パワートランジスタ15をポンプハウジング10にブロック16を介して取着したが、本参考例では、パワートランジスタ15をポンプハウジング10に直接取着する。このようにしても、上記実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。
【0044】
・上記実施の形態では、パワートランジスタ15を、その厚み方向が前記出力軸5の軸線方向となるように配置したが、図3に示すように、その厚み方向が前記出力軸5の径方向となるように配置してもよい。尚、この場合、前記ブロック16の形状も適宜変更する必要がある。このようにすると、該流体ポンプ装置が出力軸5の径方向に大型化してしまうことは低減される。
【0045】
・上記実施の形態では、制御回路19a,19bは、出力軸5を囲う環状の基板20に搭載されているとしたが、図3に示すように、前記略有底筒状のモータハウジング3の一部に、径方向外側に突出する収容部3aを形成し、その収容部3a内に基板30を収容し、その基板30に制御回路19a,19bを搭載した構成としてもよい。このようにしても、上記実施の形態の効果(1)〜(3)と同様の効果を得ることができる。
【0046】
・上記実施の形態の制御回路19a,19bを、熱伝導率の高い熱伝導樹脂にて封止するとともに、該熱伝導樹脂を介して前記ブロック16又はポンプハウジング10に連結してもよい。尚、このとき、上記実施の形態では、制御回路19a,19bを封止するとともに前記基板20を封止する。このようにすると、制御回路19a,19bは、熱伝導率の高い熱伝導樹脂を介してポンプハウジング10に取着されるため、効率良く冷却される。
【0047】
・上記実施の形態では、ブロック16をアルミニウムにて構成したが、熱伝導率の高い材料であればよく、例えば銅等に変更してもよい。このようにしても、上記実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。
【0048】
・上記実施の形態では、ブラシレスモータ1を使用したが、ブラシレスモータ以外の電動モータとしてもよい。この場合、パワートランジスタ15をその電動モータに応じたスイッチング素子に適宜変更する必要がある。
【0049】
上記実施形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項乃至のいずれか1項に記載の流体ポンプ装置において、前記スイッチング素子(15)は、板状の素子であり、その厚み方向が前記出力軸(5)の径方向となるように配置されることを特徴とする流体ポンプ装置。
【0050】
このようにすると、スイッチング素子は板状の素子であり、その厚み方向が前記出力軸の径方向となるように配置されるため、該流体ポンプ装置が出力軸の径方向に大型化してしまうことは低減される。
【0051】
(ロ)請求項1乃至及び上記(イ)のいずれか1つに記載の流体ポンプ装置において、前記電動モータ(1)はブラシレスモータ(1)であって、前記スイッチング素子(15)はブラシレスモータ(1)の3相の駆動電流を生成するためのパワートランジスタ(15)であることを特徴とする流体ポンプ装置。
【0052】
このようにすると、3相の駆動電流を生成するためのパワートランジスタは、ポンプハウジングに熱伝導率の高い熱伝導部材を介して取着されるため、効率良く冷却される。しかも、パワートランジスタを冷却するために、ポンプハウジングの外部に液体を取り回す機構等を設ける必要がない。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ポンプ効率が低下されることなく、かつ小型化を図ることができる流体ポンプ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の流体ポンプ装置を説明するための要部断面図。
【図2】本実施の形態のブロック及びパワートランジスタ示す説明図。
【図3】別例の流体ポンプ装置を説明するための要部断面図。
【符号の説明】
1…ブラシレスモータ、2…ポンプ部、3…モータハウジング、5…出力軸、10,11…ポンプハウジング、15…パワートランジスタ、16…ブロック、19a…制御回路の内の発熱量の多い素子、19b…制御回路の内の発熱量の少ない素子、20,30…基板、21…平滑コンデンサ、22…ホールIC、Y…モータハウジング内とポンプハウジングにて形成される空間。

Claims (6)

  1. 駆動電力を生成するためのスイッチング素子(15)と、
    前記スイッチング素子(15)を制御するための制御回路(19a,19b)と、
    前記駆動電力に基づいて駆動力を発生する電動モータ(1)と、
    前記駆動力に基づいて液体をポンプハウジング(10,11)内に吸入するとともに同ポンプハウジング(10,11)外に排出するポンプ部(2)とを備え、
    前記電動モータ(1)は、略有底筒状のモータハウジング(3)と同軸方向に延びる出力軸(5)を回転駆動し、
    前記ポンプハウジング(10,11)は、前記モータハウジング(3)の開口端に連結され、前記出力軸(5)の回転に基づいて液体をポンプハウジング(10,11)内に吸入するとともに同ポンプハウジング(10,11)外に排出し、
    前記スイッチング素子(15)は、前記モータハウジング(3)内と前記ポンプハウジング(10,11)にて形成される空間(Y)内の該ポンプハウジング(10)に熱伝導率の高い熱伝導部材(16)を介して取着し、前記制御回路(19a,19b)は、前記空間(Y)内に設け、
    前記熱伝導部材(16)は、環状を一部切り欠いた形状に形成され、前記ポンプハウジング(10)には、前記熱伝導部材(16)の切り欠いた部分に該ポンプハウジング(10)の外部に連通する通路(T)を設けたことを特徴とする流体ポンプ装置。
  2. 請求項1に記載の流体ポンプ装置において、
    前記制御回路(19a,19b)は、前記出力軸(5)を囲う環状又は環状から一部切り欠いた形状の基板(20)に設けられることを特徴とする流体ポンプ装置。
  3. 請求項に記載の流体ポンプ装置において、
    前記空間(Y)内には、厚み方向が前記出力軸(5)の軸線方向となるように基板(20)を配設し、
    前記制御回路(19a,19b)の内の発熱量の多い素子(19a,21)を、前記基板(20)の前記ポンプハウジング(10,11)側の面に搭載し、
    前記制御回路(19a,19b)の内の発熱量の少ない素子(19b,22)を、前記基板(20)の前記ポンプハウジング(10,11)側と反対の面に搭載したことを特徴とする流体ポンプ装置。
  4. 請求項3に記載の流体ポンプ装置において、
    前記基板(20)は、前記出力軸(5)を囲う環状又は環状から一部切り欠いた形状に形成されることを特徴とする流体ポンプ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の流体ポンプ装置において、
    前記制御回路(19a,19b)は、熱伝導率の高い熱伝導樹脂にて封止されるとともに、該熱伝導樹脂を介して前記ポンプハウジング(10,11)に連結されることを特徴とする流体ポンプ装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の流体ポンプ装置において、
    前記スイッチング素子(15)は、板状の素子であり、その厚み方向が前記出力軸(5)の軸線方向となるように配置されることを特徴とする流体ポンプ装置。
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