JP4136843B2 - 蓄熱式熱交換型バーナユニット及び調理用バーナユニット - Google Patents

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Description

本発明は、蓄熱式熱交換型バーナユニット及び調理用バーナユニットに関するものである。
従来、商業用の調理用オーブンに使用するバーナや、小型の溶解炉に使用するバーナとしては、一般的なガスバーナが用いられている。一般的なガスバーナでは、燃焼用空気として単なる大気を用いており、また排気ガスはそのまま大気に排出している。例えば、特表2003−515093号公報(特許文献1)には、ガスバーナの清掃を容易にするため、ガスバーナの火炎が出る上方をガラス−セラミックプレート等の調理プレートで覆うバーナユニットが示されている。しかしながら、このようなバーナユニットでは、ガスバーナ周辺の温度が上昇してガスバーナ周辺で働く人の労働条件を悪くする上、熱効率を高められないという問題があった。そこで、本願発明者は、耐火性を有する壁部によって囲まれた燃焼室を有する燃焼室本体と、燃焼室内で火炎を形成するノズルと、排気ガスの熱を蓄熱し蓄熱した熱で燃焼用空気を加熱する蓄熱体とを具備し、被加熱物と対向する壁部分を熱輻射板によって構成する蓄熱式熱交換型バーナユニットを開発した(特願2002−376457号)。この蓄熱式熱交換型バーナユニットでは、燃焼室本体の側壁部に蓄熱体を配置し、先端部に蓄熱体からの燃焼用空気が供給されるように、1本のノズルを蓄熱体に隣接して側壁部に配置している。このような蓄熱式熱交換型バーナユニットでは、ガスバーナ周辺の温度の上昇を抑制できる上、熱効率を高めることができる。
特表2003−515093号公報
しかしながら、このようなバーナユニットでは、ノズルの先端部の延長上に火炎が集中するため、燃焼室内において燃焼の偏りが生じる。そのため、燃焼室全体の空間を有効に利用できない。また、ノズルと該ノズルに対向する壁部との間隔を十分に確保する必要がある。その結果、熱効率を維持した状態でバーナユニットを小型化するのには限界があった。
本発明の目的は、ガスバーナ周辺の温度の上昇を抑制して、熱効率を高めることができ、しかも小型化を図ることができる蓄熱式熱交換型バーナユニット及び調理用バーナユニットを提供することにある。
本発明の他の目的は、液体からなる被加熱物の熱対流を促進できる蓄熱式熱交換型バーナユニット及び調理用バーナユニットを提供することにある。
本発明が改良の対象とする蓄熱式熱交換型バーナユニットは、蓄熱式熱換型バーナユニット耐火性を有する壁部によって囲まれた燃焼室を有する燃焼室本体と、燃焼室内に位置する1以上のノズルを有し且つ1以上のノズルの先端から燃料を燃焼室内に噴射して燃焼室内で火炎を形成する燃焼用バーナと、燃焼室内から排出される排気ガスの熱を蓄熱し、蓄熱した熱で燃焼室内に供給される燃焼用空気を加熱する蓄熱体を備えた蓄熱式熱交換装置とを具備する。そして、壁部のうち被加熱物と対向する壁部分を、燃焼室内の熱で加熱されて外部に輻射熱を放射する熱輻射板によって構成する。本発明では、燃焼バーナの1以上のノズルは熱輻射板に向かってそれぞれ火炎を出すように配置する。また、蓄熱体は、熱輻射板と複数のノズルの先端との間に形成された空間に燃焼用空気が流れる一次層を形成し、且つ一次層よりも熱輻射板側に燃焼用空気と排気ガスとの混合ガスが流れる二次層を形成するように配置する。本発明のように、1以上のノズルと蓄熱体とを配置すれば、燃焼用空気は、燃焼室の下方において、一次層を形成するように蓄熱体からノズルの先端上を流れ、蓄熱体の対向壁面に当たる。そして、対向壁面に沿って燃焼室の上方に上がり、燃焼室の上方において、排気ガスと混合して二次層を形成するように対向壁面から蓄熱体に流れる。このような燃焼用空気及び排気ガスの流れを作ることにより、一次層により一次的な燃焼が起き、燃焼用空気と排気ガスの両方を含む二次層が未燃ガスと拡散混合して二次的な燃焼が起きて、未燃ガスが完全燃焼する。そのため、燃焼室の火炉負荷(単位体積時間あたりの負荷となる熱量の上限値)を高めることができ、燃焼室の容量を小さくすることができる。
1以上のノズルは先端が一次層内に位置しないように配置するのが好ましい。このようにすれば、燃焼を安定させることができる。この場合、1以上のノズルの先端と一次層との間に距離は、30〜50mmとするのが好ましい。30mmを下回ると、燃焼用空気がノズルの先端近傍を通り、燃焼が不安定になる。また、50mmを上回ると、燃焼室内の空間の有効利用を図ることができない。
1以上のノズルは、熱輻射板と平行に延びる仮想水平線から45°の角度範囲内に先端から燃料を噴射するように配置するのが好ましい。このようにすれば、火炎を燃焼室全体に広がるように形成することができる。
複数のノズルを用いる場合は、熱輻射板を大きな偏りなく加熱するように分散して配置するのが好ましい。複数のノズルを用いれば、1本のノズルからの火炎量を少なくできるので、ノズルと該ノズルに対向する壁部との間隔を短くできる。そのため、燃焼室の容量を更に小さくできる。
燃焼室本体の耐火性を有する壁部は、一般的な構造として、熱輻射板と対向する底壁部分と、底壁部分の周縁部から立ち上がる周壁部分とを含むように構成することができる。この場合、複数のノズルは底壁部分に配置し、蓄熱体は周壁部分に配置すればよい。このようにすれば、本発明の複数のノズルと蓄熱体との配置を簡単な構造で達成することができる。
複数のノズルは、底壁部分の内壁面の中心点を中心とする仮想円に沿って配置するのが好ましい。このようにすれば、複数のノズルは、燃焼室内においてほぼ均等に分散した状態で配置されることになる。このように配置した場合は、蓄熱体と中心点との間には、ノズルを配置せず、中心点を挟む蓄熱体の反対側にはノズルを配置するのが好ましい。このようにすれば、複数のノズルの燃焼をほぼ均等に高めることができる。これは、蓄熱体と中心点との間にノズルを配置すると、このノズルの燃焼により、他のノズルへの燃焼用空気の供給に偏りが生じるためと思われる。なお、仮想中心点を挟む蓄熱体の供給口の反対側は、他のノズルへの影響はないので、ノズルを位置させるのが好ましい。なお、複数のノズルのうちの1つのノズルは、中心点に配置しても構わない。
燃焼室は種々の形状のものを採用することができる。例えば、円形の底壁部分を有する有底円筒形状に構成することができる。この場合、仮想円の半径は、底壁部分半径の1/2以下とするのが好ましい。1/2を上回ると、周壁部分及び蓄熱体に炎が直接あたり、周壁部分及び蓄熱体を損傷するおそれがある。また、燃焼室は、多角形の底壁部分を有する有底多角形状に構成することができる。この場合、仮想円の半径は、周壁部分の内接円の半径の1/2以下とするのが好ましい。1/2を上回ると、周壁部分及び蓄熱体に炎が直接あたり、周壁部分及び蓄熱体を損傷するおそれがある。
仮想円上に沿って配置された複数のノズルは、周方向に等しい間隔をあけて配置するのが好ましい。このようにすれば、複数のノズルは、より分散して配置されることになる。 蓄熱体と中心点との間には、複数のノズルを点火する点火用小バーナを配置するのが好ましい。このようにすれば、蓄熱体から中心点への燃焼用空気の流れにより、複数のノズルをスムーズに点火することができる。
複数のノズルは、それぞれ先端に複数の燃料噴射口を有するように構成することができる。その場合、前述のように、複数の燃料噴射口は、熱輻射板と平行に延びる仮想水平線から45°の角度範囲内に複数の燃料噴射口から燃料を噴射するように配置するのが好ましい。
仮想円に沿って配置される複数のノズルに設けられた複数の燃料噴射口は、ノズルの中心を通る中心線を中心として55〜65°の角度間隔を隔てて仮想円内に燃料を噴射する2つの燃料噴射口から構成するのが好ましい。このようにすれば、周壁部分及び蓄熱体に炎を直接あてることなく、燃焼室内全体に偏り無く火炎を形成することができる。
複数のノズルに供給される燃料は、1.0m/s〜10.0m/sの線速を有するガスを用いるのが好ましい。1.0m/sの線速を下回ると、一次層を形成する燃焼用空気の流れにより炎が不安定になるおそれがある。10.0m/sの線速を上回ると、炎が長く伸び、炎が対向壁部に直接的に当たり、対向壁部をいためるおそれがある。また、燃焼用空気と十分に混合せず、不完全燃焼をおこすおそれがある。なお、本発明の蓄熱式熱交換型バーナユニットは、都市ガスやボンベガスを燃料の供給源として用いることができる。供給源の圧力が高い場合は、流量制限オリフィスやバルブを用いて、ガスの圧力を調整して線速を変えればよい。
蓄熱式熱交換装置は、回転蓄熱式熱交換装置を用いることができる。回転蓄熱式熱交換装置とは、燃焼用空気供給路を流れる燃焼用空気と排気ガス通路を流れる排気ガスとを通気性を有する蓄熱体の内部の一部または全部に交互に流れるように、蓄熱体と燃焼用空気供給路及び排気ガス通路との少なくとも一方を回転させて熱交換を行う装置である。
本発明のバーナユニットに用いる熱輻射板は、中央部に熱が集中し、中央部から放射状に温度が下がるような温度分布を形成しやすい。そのため、熱輻射板を一体物で形成すると、中央部が熱膨張及び熱収縮をして熱輻射板に亀裂やひび割れが発生しやすくなる。そこで、熱輻射板は、中心点を通って熱輻射板と直交する仮想鉛直中心線を中心として同心的に組み合される円形熱輻射板と、円形熱輻射板の外側に位置する1以上の環状熱輻射板とを組み合わせて構成し、円形熱輻射板と1以上の環状熱輻射板とは、それぞれの熱膨張及び熱収縮を吸収し且つ組み合わせ部分から排気ガスが実質的に漏出させない組み合わせ構造を介して組み合わせるのが好ましい。このように円形熱輻射板と環状熱輻射板とを組み合わせて構成すれば、径方向の中心に位置する円形熱輻射板が熱膨張及び熱収縮をしても、径方向中心から離れた環状熱輻射板に力が加わらないため、熱輻射板に亀裂やひび割れが発生するのを防ぐことができる。
このような組み合せ構造は、例えば、環状熱輻射板に該環状熱輻射板の下方において径方向の中心に向かって突出する環状の突出片を形成し、円形熱輻射板に環状の突出片に当接する環状の当接部を形成し、環状の突出片と環状の当接部とから構成することができる。このようにすれば、円形熱輻射板と環状熱輻射板とを簡単に組み合わせることができる。
円形熱輻射板及び環状熱輻射板は、両者が組み合わされた状態で円形熱輻射板の上面と環状熱輻射板の上面とが面一になるような寸法及び形状を有しているのが好ましい。このようにすれば、円形熱輻射板及び環状熱輻射板と被加熱物との間に空気の層を形成しにくくして、円形熱輻射板及び環状熱輻射板と被加熱物とを密着させることができる。そのため、被加熱物への熱効率を高めることができる。
円形熱輻射板を環状熱輻射板よりも熱伝導性の高い材質により形成すれば、熱輻射板表面の中心部の温度を高めることができる。そのため、被加熱物が液体からなる場合、被加熱物の熱対流を促進することができる。
本発明のバーナユニットは、種々の用途に用いることができる。例えば、塗料の加熱装置や調理物の加熱装置(調理用バーナユニット)に使用できる。特に調理用バーナユニットに用いれば、ガスバーナ周辺の温度の上昇を抑制して、しかも小型化を図ることができるので、ガスバーナ周辺で働く人の労働条件を改善できる。また、空調動力及び換気動力を小さくできるので、設備の初期投資を削減できる。
本発明によれば、燃焼室の容量を小さくでき、熱効率を維持した上でバーナユニット小型化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1及び図2は、調理用バーナユニットに適用した本発明を実施するための最良の形態の蓄熱式熱交換型バーナユニットの断面図及び平面図である。なお、理解を容易にするため、図2は熱輻射板15を取り除いた状態を示している。両図に示すように、本例の調理用バーナユニットは、燃焼室本体1と蓄熱式熱交換装置3と燃焼用バーナ5とを有している。燃焼室本体1は、鉄製の枠体部7と枠体部7内に位置する耐火性を有する壁部9とを有している。枠体部7は、一面開口のほぼ有底円筒形状を有しており、開口部の縁には円環状の鍔部7aを有している。
壁部9は、底壁部分11と、底壁部分11の周縁部から立ち上がる周壁部分13と、周壁部分13の上方に配置された熱輻射板15とを有している。底壁部分11及び周壁部分13は、いずれもけい酸カルシウムにより形成されている。底壁部分11は、円板形状を有しており、周壁部分13は円筒形状を有している。このため、底壁部分11及び周壁部分13の内部には、円形の底壁部分を有する有底円筒形状の燃焼室16が形成される。
熱輻射板15は、図3の半部の平面図に示すように、円形熱輻射板17と環状熱輻射板19とが同心的に組み合わされて構成されており、その上面には被加熱物が載置される。円形熱輻射板17は、後述する環状熱輻射板19の材質(鋼)より熱伝導性の高い銅板からなり、図4の断面図に示すように、円板本体部17aと円板突出部17bとが一体に成形されて構成されている。円板突出部17bは、円板本体部17aより小径で該円板本体部17aより下方に突出している。これにより、円板本体部17aには、外側外周面17cと環状面17dとが形成される。また、円板突出部17bには、内側外周面17eが形成される。
環状熱輻射板19は、鋼の鋳物からなり、その縁部が周壁部分13の上端部に気密に接合されている。この環状熱輻射板19は、環状本体部19aと、該環状本体部19aの下方において径方向の中心に向かって突出する環状突出片19bを有している。これにより、環状本体部19aには、外側内周面19cが形成される。また、環状突出部19bには、環状面19dと内側内周面19eとが形成される。円形熱輻射板17及び環状熱輻射板19は、環状面17dと環状面19dとが当接し、内側外周面17eと内側内周面19eとが当接し、外側外周面17cと外側内周面19cとが間隔を隔てて対向した状態で組み合わされている。本例では、環状突出片19bと環状面17d及び内側外周面17e(環状の当接部)とにより、円形熱輻射板17及び環状熱輻射板19の組み合わせ構造が構成されている。このような組み合わせ構造により、円形熱輻射板17及び環状熱輻射板19は、それぞれの熱膨張及び熱収縮が吸収され、しかも両者の組み合わせ部分からは、排気ガスが実質的に漏出するのを防ぐことができる。また、円形熱輻射板17及び環状熱輻射板19は、両者が組み合わされた状態で円形熱輻射板17の上面17fと環状熱輻射板19の上面19fとが面一になる寸法を有している。そのため、円形熱輻射板17及び環状熱輻射板19と被加熱物との間に空気の層を形成しにくくして、円形熱輻射板17及び環状熱輻射板19と被加熱物とを密着させることができる。その結果、被加熱物への熱効率を高めることができる。また、前述したように円形熱輻射板17は、環状熱輻射板19の材質(鋼)より熱伝導性の高い銅板から形成されているので、熱輻射板表面15の中心部の温度を高めることができる。そのため、被加熱物が液体からなる場合、被加熱物の熱対流を促進することができる。なお、円形熱輻射板は、図5の断面図に示すように、円板突出部を持たない1枚の円板77により形成することもできる。
図1に戻って説明すると、蓄熱式熱交換装置3は、いわゆる回転蓄熱式熱交換装置であり、ダクト構成体21、蓄熱体23、押込送風機25及び蓄熱体23を駆動するモータ27等とを備えている。ダクト構成体21は、円筒状の支持部材30を介して枠体部7に取り付けられており、後述する蓄熱体21の通気孔の一部に連通する燃焼用空気供給路31と、蓄熱体23の通気孔の他の一部に連通する排気ガス通路33とを備えている。燃焼用空気供給路31は、軸体29を間に挟んで排気ガス通路33の下方に配置されており、蓄熱体23の反対側の端部には燃焼用空気供給路31内に燃焼用空気を送る押込送風機25が配置されている。蓄熱体23は、複数の通気孔を備えた円柱形状を有しており、セラミックス材料により一体に形成されている。この蓄熱体23は、軸体29を介してモータ27に結合されており、蓄熱体23自身の回転が許容されるように、ダクト構成体21に取り付けられている。そして、ダクト構成体21が支持部材30を介して枠体部7に取り付けられた状態で、蓄熱体23は周壁部分13に形成された貫通孔13a内に該貫通孔13aの内面と間隔を隔てて配置されている。
本例の調理用バーナユニットでは、蓄熱体23がモータ27の駆動力で軸体29を介して回転すると、押込送風機25により燃焼用空気供給路31に送られた燃焼用空気は蓄熱体23の内部を通過して燃焼室16内に供給されることになる。このとき燃焼用空気は、蓄熱体23の熱で加熱される。燃焼室16内に供給された燃焼用空気は、燃焼室16の下方において、一次層Aを形成するように蓄熱体23から流れ出て、蓄熱体23の対向壁面に当たる。そして、対向壁面に沿って燃焼室16の上方に上がり、燃焼室16の上方において、排気ガスと混合して二次層Bを形成するように対向壁面から蓄熱体23に流れる。蓄熱体23を流れた排気ガスは排気ガス通路33を介して外部に排出される。このように蓄熱体23を流れる際に排気ガスの熱は蓄熱体23に蓄熱されて、前述したように燃焼用空気を加熱する。
燃焼用バーナ5は、図2に示すように、4本のノズル35,37A〜37Cと点火用小バーナ39とから構成されている。4本のノズル35,37A〜37Cは、いずれも燃料を燃焼室16内に噴射して該燃焼室16内で火炎を形成するように、底壁部分11を貫通して形成されている。また、4本のノズル35,37A〜37Cは、その先端が一次層A内に位置しないように配置されている。本例では、ノズル35,37A〜37Cは、その先端と一次層Aとの間に距離hが、30〜50mmになるように配置されており、1.0m/s〜10.0m/sの線速を有するガスからなる燃料を先端から噴射する。4本のノズルの内、1本のノズル35は、底壁部分11の内壁面の中心点11aに配置され、残りの3本のノズル37A〜37Cは、中心点11aを中心とする仮想円11bに沿って配置されている。3本のノズル37A〜37Cは、蓄熱体23と中心点11aとの間には、ノズルが配置されず、中心点11aを挟む蓄熱体23の反対側にはノズル37Aが配置されるように、周方向に等しい間隔をあけて配置されている。そして、蓄熱体23と中心点11aとの間には、ノズル35,37A〜37Cを点火する点火用小バーナ39が配置されている。3本のノズル37A〜37Cが配置される仮想円11bは、その半径が底壁部分11の半径の1/2以下になるように設定されている。本例では、仮想円11bは、底壁部分11の半径の1/2より僅かに小さい半径を有している。
中心点11aに配置されたノズル35は、図6(a)及び(b)に示すように、筒状の本体部41と該本体部41の先端に嵌合されるキャップ部43とを有している。キャップ部43は、円柱部45と円柱部45の上方に位置する切頭円錐部47とを有している。円柱部45の内部には、本体部41が嵌合される下方空洞部45aが形成されており、切頭円錐部47の内部には、下方空洞部45aに連通する上方空洞部47aの大部分が形成されている。下方空洞部45aの上方には、上方空洞部47aに近づくにつれて縮径する錘状の内面45bが形成されている。上方空洞部47aは逆円錐に近い内部形状を有しており、下方空洞部45aに近づくにつれて縮径する錘状の内面47bが形成されている。内面47bの熱輻射板15と平行に延びる仮想水平線Lからの角度θ1は45°の角度範囲内(本例では30°)に設定されている。このような構成により、切頭円錐部47には、円形の上壁部49と錘形の側壁部51とが形成される。側壁部51には、貫通孔により形成される3つの燃料噴射口53…が形成されている。3つの燃料噴射口53…は、ノズル35の中心を通る中心線Cを中心として等しい角度間隔を隔てて形成されている。即ち、3つの燃料噴射口53…は、中心線Cを中心とする角度間隔θ2が120°になるように形成されている。
仮想円11bに沿って配置された3本のノズル37A〜37Cは、燃料噴射口の数及び形成位置を除いては、ノズル35と同じ構造を有している。図7に示すように、ノズル37A〜37Cは、2つの燃料噴射口55,55を有している。2つの燃料噴射口55,55は、ノズルの中心を通る中心線Cを中心とする角度間隔θ3が55〜65°になり、仮想円11b内に燃料を噴射できる位置に形成されている。
以上のような燃料噴射口53…,55…の配置により、ノズル35,37A〜37Cからは、図8の矢印に示す方向に燃料が噴射される。また、前述したように、内面47bの仮想水平線Lからの角度θ1は45°の角度範囲内(30°)に設定されているので、ノズル35,37A〜37Cにおいては、仮想水平線Lから45°の角度範囲内で上方に燃料が噴射される。このため、燃焼室内全体に偏り無く火炎を形成することができる。本例の調理用バーナユニットでは、ノズル35,37A〜37Cからの燃焼噴射によって一次層Aで一次的な燃焼が起き、燃焼用空気と排気ガスの両方を含む二次層Bが未燃ガスと拡散混合して二次的な燃焼が起きて、未燃ガスが完全燃焼する。そのため、燃焼室の火炉負荷(単位体積時間あたりの負荷となる熱量の上限値)を高めることができ、燃焼室の容量を小さくすることができる。例えば、従来の調理用バーナユニットでは140,000Kcal/hr・mであった火炉負荷を本例の調理用バーナユニットでは360,000Kcal/hr・mまで高めることができた。
上記例では、本発明の蓄熱式熱交換型バーナユニットを調理用バーナユニットに適用した例を示したが、本発明の蓄熱式熱交換型バーナユニットは、塗料の加熱装置等種々用途に用いることができる。
調理用バーナユニットに適用した本発明を実施するための最良の形態の蓄熱式熱交換型バーナユニットの断面図である。 図1に示す調理用バーナユニットを熱輻射板を取り除いた状態で見た平面図である。 図1に示す調理用バーナユニットに用いる熱輻射板の半部の平面図である。 図3の熱輻射板の分解断面図である。 変形例の円形熱輻射板の断面図である。 図1に示す調理用バーナユニットに用いるノズルの平面図である。 図6(a)に示すノズルの分解側面図である。 図1に示す調理用バーナユニットに用いる他のノズルの平面図である。 図1に示す調理用バーナユニットの燃料噴射方向を示す概略図である。
符号の説明
1 燃焼室本体
3 蓄熱式熱交換装置
5 燃焼用バーナ
9 壁部
11 底壁部分
13 周壁部分
15 熱輻射板
16 燃焼室
17 円形熱輻射板
19 環状熱輻射板
23 蓄熱体
A 一次層
B 二次層
35,37A〜37C ノズル
39 点火用小バーナ
11a 中心点
11b 仮想円
53,55 燃料噴射口

Claims (21)

  1. 耐火性を有する壁部によって囲まれた燃焼室を有する燃焼室本体と、
    前記燃焼室内に位置する1以上のノズルを有し且つ前記1以上のノズルの先端から燃料を前記燃焼室内に噴射して前記燃焼室内で火炎を形成する燃焼用バーナと、
    前記燃焼室内から排出される排気ガスの熱を蓄熱し、蓄熱した前記熱で前記燃焼室内に供給される燃焼用空気を加熱する蓄熱体を備えた蓄熱式熱交換装置とを具備し、
    前記壁部のうち被加熱物と対向する壁部分が、前記燃焼室内の熱で加熱されて外部に輻射熱を放射する熱輻射板によって構成されている蓄熱式熱換型バーナユニットであって、
    前記燃焼バーナの前記1以上のノズルは前記熱輻射板に向かってそれぞれ前記火炎を出すように配置されており、
    前記蓄熱体は、前記熱輻射板と前記複数のノズルの前記先端との間に形成された空間に前記燃焼用空気が流れる一次層を形成し、且つ前記一次層よりも前記熱輻射板側に前記燃焼用空気と前記排気ガスとの混合ガスが流れる二次層を形成するように配置されていることを特徴とする蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  2. 前記1以上のノズルは前記先端が前記一次層内に位置しないように配置されている請求項1に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  3. 前記1以上のノズルの先端と前記一次層との間に距離が、30〜50mmである請求項2に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  4. 前記1以上のノズルは、前記熱輻射板と平行に延びる仮想水平線から45°の角度範囲内に前記先端から前記燃料を噴射するように配置されている請求項3に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  5. 複数の前記ノズルは、前記熱輻射板を大きな偏りなく加熱するように分散して配置されている請求項1に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  6. 前記燃焼室本体の前記壁部は、前記熱輻射板と対向する底壁部分と、前記底壁部分の周縁部から立ち上がる周壁部分とを含んでおり、
    前記複数のノズルは前記底壁部分に配置されており、
    前記蓄熱体は前記周壁部分に配置されている請求項5に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  7. 前記複数のノズルが、前記底壁部分の内壁面の中心点を中心とする仮想円に沿って配置されており、
    前記蓄熱体と前記中心点との間には、前記ノズルが配置されず、前記中心点を挟む前記蓄熱体の反対側には前記ノズルが配置されている請求項6に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  8. 前記複数のノズルのうちの1つのノズルが、前記中心点に配置され、残りのノズルが前記中心点を中心とする仮想円に沿って配置されている請求項7に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  9. 前記燃焼室は、円形の前記底壁部分を有する有底円筒形状を有しており、
    前記仮想円の半径は、前記底壁部分の半径の1/2以下である請求項7または8に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  10. 前記燃焼室は、多角形の前記底壁部分を有する有底多角形状を有しており、
    前記仮想円の半径は、前記周壁部分の内接円の半径の1/2以下である請求項7または8に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  11. 前記仮想円上に沿って配置された前記複数のノズルは、周方向に等しい間隔をあけて配置されている請求項9または10に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  12. 前記蓄熱体と前記中心点との間には、前記複数のノズルを点火する点火用小バーナが配置されている請求項7〜11のいずれか一つに記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  13. 前記複数のノズルは、それぞれ前記先端に複数の燃料噴射口を有しており、
    前記複数の燃料噴射口は、前記熱輻射板と平行に延びる仮想水平線から45°の角度範囲内に前記複数の燃料噴射口から前記燃料を噴射するように配置されている請求項7乃至12のいずれか一つに記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  14. 前記仮想円に沿って配置される前記複数のノズルに設けられた前記複数の燃料噴射口は、前記ノズルの中心を通る中心線を中心として55〜65°の角度間隔を隔てて前記仮想円内に燃料を噴射する2つの燃料噴射口からなる請求項13に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  15. 前記複数のノズルに供給される前記燃料は、1.0m/s〜10.0m/sの線速を有するガスからなる請求項1乃至14のいずれか1つに記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  16. 前記蓄熱式熱交換装置は、回転蓄熱式熱交換装置である1〜15のいずれか一つに記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  17. 前記熱輻射板は、前記中心点を通って前記熱輻射板と直交する仮想鉛直中心線を中心として同心的に組み合される円形熱輻射板と、前記円形熱輻射板の外側に位置する1以上の環状熱輻射板とが組み合わされて構成されており、
    前記円形熱輻射板と前記1以上の環状熱輻射板とは、それぞれの熱膨張及び熱収縮を吸収し且つ組み合わせ部分から前記排気ガスが実質的に漏出させない組み合わせ構造を介して組み合わされている請求項1〜15のいずれか一つに記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  18. 前記環状熱輻射板は、前記環状熱輻射板の下方において径方向の中心に向かって突出する環状の突出片を有しており、
    前記円形熱輻射板は、前記環状の突出片に当接する環状の当接部を有しており、
    前記組み合わせ構造は、前記環状の突出片と前記環状の当接部とから構成されている請求項17に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  19. 前記円形熱輻射板及び前記環状熱輻射板は、両者が組み合わされた状態で前記円形熱輻射板の上面と前記環状熱輻射板の上面とが面一になるような寸法及び形状を有している請求項18に記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  20. 前記円形熱輻射板は、前記環状熱輻射板よりも熱伝導性の高い材質により形成されている請求項17〜19のいずれか1つに記載の蓄熱式熱交換型バーナユニット。
  21. 耐火性を有する壁部によって囲まれた燃焼室を有する燃焼室本体と、
    前記燃焼室内に位置する1以上のノズルを有し且つ前記1以上のノズルの先端から燃料を前記燃焼室内に噴射して前記燃焼室内で火炎を形成する燃焼用バーナと、
    前記燃焼室内から排出される排気ガスの熱を蓄熱し、蓄熱した前記熱で前記燃焼室内に供給される燃焼用空気を加熱する蓄熱体を備えた蓄熱式熱交換装置とを具備し、
    前記壁部のうち被加熱物と対向する壁部分が、前記燃焼室内の熱で加熱されて外部に輻射熱を放射する熱輻射板によって構成されている調理用バーナユニットであって、
    前記燃焼バーナの前記1以上のノズルは前記熱輻射板に向かってそれぞれ前記火炎を出すように配置されており、
    前記蓄熱体は、前記熱輻射板と前記複数のノズルの前記先端との間に形成された空間に前記燃焼用空気が流れる一次層を形成し、且つ前記一次層よりも前記熱輻射板側に前記燃焼用空気と前記排気ガスとの混合ガスが流れる二次層を形成するように配置されている調理用バーナユニット。
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