JP4135924B2 - 外壁パネルの塗装方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の外壁パネル同士の間に形成される目地を塞いで外壁パネル全体に模様塗りを施すための塗装方法に関し、特に、塗装の一部を工場において行うことができる外壁パネルの塗装方法に関する。
近年、建物の外壁パネルに模様塗りが施された意匠性の高い外壁仕様が顧客に好まれる傾向にある。外壁パネルの模様塗りは、建物の外壁パネル同士の間に形成される目地をシーリング材等により塞いで、外壁パネル全体に亘って基層塗りを施した後に行われる。模様塗り塗装は、例えば特許文献1に開示されているような模様塗料を用いたり、或いは、特殊な塗装方法を用いて外壁面に意匠性の高い塗膜を形成する塗装である。これにより外壁面に凹凸模様、斑模様など多種多様な模様を形成することができる。前記基層塗りは、模様塗りをする前に下地的に施されるものであり、模様塗りによる塗膜の密着性の確保や被塗物の地色の隠蔽等、或いは、外壁パネルの動きに起因して発生する目地部の塗装のクラックを基層の弾性作用によって抑制することを目的として施されるものである。なお、本明細書においては、模様塗りにより形成される塗膜層を「模様層」、基層塗りにより形成される塗膜層を「基層」という。
上記従来の外壁パネルの塗装方法の手順を図7に示す。すなわち、図7(a)に示すように、最初に複数の外壁パネル1が軸組み等の躯体2に並べて固定され、図7(b)に示すように、外壁パネル1の目地3にシーリング材等の目地塞ぎ材4が充填される。そして、目地塞ぎ材4の表面に、該目地塞ぎ材4と後記するパテ材7との密着性を高めるプライマー8が塗布される。
図7(c)に示すように、目地塞ぎ材4に発生する凹みを埋めるため及び外壁パネル1同士が形成する段差(段差は不図示)を修正するために、パテ材7が目地塞ぎ材4から外壁パネル1の表面の一部に亘って塗布され、パテ材7の表面に、該パテ材7と基層22との密着性を高めるため目地部を含めて外壁パネル1全体に亘りシーラ9が塗布される。
かかる目地塞ぎ処理が外壁パネルの全ての目地に対して施された後、図7(d)に示すように、吹き付け塗装により、外壁パネル1の表面全体に基層塗りが施され、基層22の塗膜が乾燥した後に同じく吹き付け塗装により基層22の表面に模様層塗りが施されて、模様層23が建物の外壁面全体に形成される。
特開平5−105829号公報(段落番号0002)
ところが、建築現場において外壁パネル1に上記塗装工事(基層塗り及び模様塗り)を行うには、次に挙げる問題がある。すなわち、(1)建築現場での塗料の吹き付け作業は、風の影響を受け易く、風の強い日には、吹き付ける塗料が近隣に飛散して迷惑を掛けることがある。(2)また、風により塗料が飛散すると、安定した塗布量(塗膜厚)を確保することが困難になる。(3)外壁パネルの基層塗り及び模様塗りは、外壁パネルの目地処理が完了した後にしか施すことができないので、外壁パネルを建築現場に搬入する前に塗装工場において予め基層塗り及び模様塗りを施すことができない。したがって、外壁パネルに模様塗りを行う塗装作業は、建築現場において手作業により行われることから、塗装工場等で塗装機械により塗装された外壁パネルをそのまま建築現場に搬入して取り付ける仕様と比較して生産コストが格段に高くなるという問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、建築現場における外壁パネルの基層塗りの大部分を塗装工場等で行うことを可能とすることにより、模様塗りが施された外壁パネルの建築コストを低減する外壁パネルの塗装方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の外壁パネルの塗装方法は、外壁パネルの表面に、他の外壁パネルと隣接する端縁部近傍を除いて、基層塗りを施して第1の基層を形成する第1の基層形成工程と、前記第1の基層が形成された外壁パネルを躯体に並べて設置する外壁パネル設置工程と、前記躯体に設置された前記外壁パネルの端縁部同士が形成する目地を目地塞ぎ材によって閉塞する目地閉塞工程と、前記目地が閉塞された前記外壁パネル同士の表面に形成された前記第1の基層の縁部、前記端縁部近傍及び前記目地塞ぎ材の表面が形成する凹部にパテ材を充填するパテ材充填工程と、前記パテ材の表面を被覆するように基層塗りを施して第2の基層を形成する第2の基層形成工程と、前記第1及び第2の基層の表面に模様塗りを施して模様層を形成する模様層形成工程と、を含むことを特徴としている。
請求項2記載の外壁パネルの塗装方法は、請求項1外壁パネルの塗装方法において、少なくとも前記第2の基層形成工程の基層塗りは、吹き付け塗装によって、前記第2の基層の塗膜厚が目地中央から前記第1の基層に向って薄くなるよう形成されることを特徴としている。
請求項3記載の外壁パネルの塗装方法は、外壁パネルの表面に、他の外壁パネルと隣接する端縁部近傍を除いて、基層塗りを施して第1の基層を形成する第1の基層形成工程と、前記第1の基層が形成された外壁パネルを並べて躯体に設置する外壁パネル設置工程と、前記躯体に設置された前記外壁パネルの端縁部同士が形成する目地を目地塞ぎ材によって閉塞する目地閉塞工程と、前記目地塞ぎ材を被覆するようにパテ材を塗布するパテ材塗布工程と、前記目地が閉塞され、前記第1の基層が養生材にて被覆された前記外壁パネル同士の表面に形成された前記第1の基層の縁部、前記端縁部近傍及び前記パテ材の表面が形成する凹部に、前記第1の基層に連なるように基層塗りを施して第2の基層を形成する第2の基層形成工程と、前記第1及び第2の基層の表面に模様塗りを施して模様層を形成する模様層形成工程と、を含むことを特徴としている。
請求項1記載の外壁パネルの塗装方法によれば、従来建築現場で行っていた基層及び模様塗りのうち、基層塗り作業の大部分を塗装工場等で行うことが可能となるので模様塗り仕様の外壁の建築コストを大幅に低減することができる。また、外壁パネルの目地の表面は、従来の現場塗装と同様にパテ材と基層と模様層の3層で構成されていることから従来の塗装方法によって模様塗りが施された外壁と比較して外観意匠上全く遜色なく仕上げることができる。
請求項2記載の外壁パネルの塗装方法によれば、目地部における起伏をなだらかにすることができるので、目地部における塗装の盛り上がりを目立たなくすることができる。
請求項3記載の外壁パネルの塗装方法によれば、請求項1記載の外壁パネルの塗装方法と同様の効果が得られるとともに、パテ材の塗布厚を請求項1記載の外壁パネルの塗装方法よりも薄くすることができるので、目地部における塗装の盛り上がりを請求項1記載の外壁パネルの塗装方法により形成されたものより少なくすることが可能である。
以下、本発明の第1の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法について、図面に基づき説明する。図1に本発明の第1の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法によって塗装された外壁パネル1の目地付近の斜視図を示す。
軸組み等の建物の躯体2に設置された外壁パネル1には、他の外壁パネル1と隣接する端縁部近傍1aを除いて塗装工場等で基層塗りが施されて第1の基層5が予め形成されたものが用いられている。外壁パネル1は、躯体2に並べて設置され、隣接する外壁パネル1の端縁部同士が形成する目地3に目地塞ぎ材4が充填されている。外壁パネル1の表面にそれぞれ形成された第1の基層5の縁部と、第1の基層が形成されていない前記端縁部近傍1aの表面と、前記目地塞ぎ材4の表面とが形成する凹部6には、パテ材7が充填されている。そして、パテ材7の表面を被覆するように基層塗りが施されて第2の基層10が形成され、第1及び第2の基層5、10の表面に模様塗りが施されて建物の外壁パネル全体に亘って模様層11が形成されている。
次に、外壁パネルの塗装方法の手順について図2及び図3に基づき詳細に説明する。図2(a)に示すように、外壁パネル1には、他の外壁パネル1と隣接する端縁部近傍1aを除いて、基層塗りが施されて第1の基層5が形成されたものが用いられる。したがって、他の外壁パネル1と隣接しない端縁部近傍には基層塗りが施されている。例えば図4に示すように、上下左右が他の外壁パネル1と隣接する場所に配置される外壁パネル1Aの場合は、上下左右の端縁部近傍1aを除いて第1の基層5が形成されているものを用い、外壁の最上位に配置される外壁パネル1Bの場合は、下及び左右の端縁部近傍1aを除いて第1の基層5が形成されているものを用い、外壁の最下位に配置される外壁パネル1Cの場合は、上及び左右の端縁部近傍1aを除いて第1の基層5が形成されているものを用いる。なお、本実施の形態においては、上下方向に目地が形成された場合について説明するが、横方向に目地3が形成されている場合については、勿論、上下方向に目地が形成された場合の説明を90度回転させて適用することができる。また、外壁パネル1の前記端縁部近傍1aの範囲は、基層塗料、模様塗料の種類や塗膜厚に応じて適宜定められる。
前記端縁部近傍1aを除いて行われる外壁パネル1の基層塗りは、塗装工場等において行われ、好ましくは塗装機械による吹き付け塗装やフローコータによる自動塗装によって行われる(第1の基層形成工程)。図2(b)に示すように、第1の基層5が形成された外壁パネル1は、塗装工場等から建築現場に搬入され、建物の躯体2に並べて設置される(外壁パネル設置工程)。なお、図示する躯体2には外壁パネル1の目地4に沿う部材2aが形成されているが、該部材2aは省略されていても本発明の適用は可能である。
次いで、図2(c)に示すように、躯体2に並べて設置された外壁パネル1のうち、隣接する外壁パネル1の端縁部同士が形成する目地3が目地塞ぎ材4によって閉塞される(目地閉塞工程)。目地塞ぎ材4は、目地を塞ぐことができるものであればよく、シーリング材等がこれに用いられる。
図3(d)に示すように、隣接する2つの外壁パネル1の表面にそれぞれ形成された第1の基層5の縁部5aと、第1の基層5が形成されていない前記端縁部近傍1aと、前記目地塞ぎ材4の表面とが形成する凹部6にプライマー8を塗布した後パテ材7を充填する。パテ材7の充填は、上層に塗布される第2の基層の塗膜厚に影響を及ぼさないように、その表面が両側の第1の基層5と略面一を形成するように行われる(パテ材充填工程)。パテ材7が固化するまでの時間が経過した後、パテ材7の痩せ具合を確認し、パテ材が痩せて凹んでいる場合はさらにパテ材7を当該凹んだ部分に塗布して再びパテ材7の表面と第1の基層5が略面一になるようにする。パテ材7が痩せていない場合は、該パテ材の追加塗布作業を省略する。
次いで、図3(e)に示すように、固化したパテ材7全体を被覆するように、シーラ9を塗布した後に基層塗りを施して第2の基層10を形成する(第2の基層形成工程)。該基層塗りは、第1の基層5と凹部6に充填されたパテ材7の境界付近の盛り上がりを目立たなくするために、目地中央から第1の基層5に向って、第2の基層10の塗膜厚がなだらかに薄くなるように、スプレー等による吹き付け塗装によって行われる。
そして最後に、図3(f)に示すように、上記のようにして形成された第1及び第2のの基層5、10の表面に模様塗りがスプレー等による吹き付け塗装によって施されて模様層11が外壁パネル1全体に形成される(模様層形成工程)。
以上説明した第1の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法によれば、第1の基層塗り工程を塗装工場等で行い、その他の工程を現場で行うことができる。したがって、基層塗りの大部分を塗装工場等で安価に行うことが可能となり、模様塗りが施された外壁の建築コストを大幅に低減することが可能となる。また、第1の基層5の塗装を風や埃の少ない工場等において行うことにより、塗膜品質の向上も図られる。さらにまた、目地3上に形成された塗膜等は、従来の現場塗装により模様塗りが施された外壁パネルと同様にパテ材7、第2の基層10及び模様層11の3層で形成されていることから、従来の現場塗装により模様塗りが施された外壁のように、目地3上の盛り上がりは、殆ど認められない。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法について、図面に基づき説明する。図5に本発明の第2の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法によって塗装された外壁パネル1の継ぎ目付近の斜視図を示す。
軸組み等の建物の躯体2に設置された外壁パネル1には、第1の実施の形態において説明した外壁パネル1と同様に、他の外壁パネル1と隣接する端縁部近傍1aを除いて、その表面に塗装工場等で基層塗りが施されて第1の基層5が形成されたものが用いられている。外壁パネル1は、躯体2に並べて設置され、隣接する外壁パネル1の端縁部同士が形成する目地3に目地塞ぎ材4が充填されている。該目地塞ぎ材4の表面はパテ材7により被覆されている。隣接する外壁パネル1の表面にそれぞれ形成された第1の基層5の縁部5aと、第1の基層5が形成されていない前記端縁部近傍1aの表面と、前記パテ材7の表面とが形成する凹部15には、その両側の第1の基層5に連なるように第2の基層16が形成されている。そして、第1及び第2の基層5、16の表面に模様塗りが施されて建物の外壁パネル全体に亘って模様層11が形成されている。
次に、上記外壁パネルの塗装方法の手順について図2及び図6に基づき詳細に説明する。まず最初に、第1の実施の形態と同様に、前述した、第1の基層形成工程、外壁パネル設置工程、及び目地閉塞工程(図2参照)が行われる。
次いで、図6(d)に示すように、外壁パネル1の目地3に充填された目地塞ぎ材4の表面にプライマー8を塗布した上で該目地塞ぎ材4を被覆するようにパテ材7を塗布する。パテ材7の塗布は、好ましくは、図示するように、両側に形成されている第1の基層5の縁部5aと間隔を確保するように行う(パテ材塗布工程)。そして、該パテ材7と後述する第2の基層16との密着性を高めるシーラ9をパテ材7の表面に塗布する。なお、図6においては、パテ材7の塗布厚さは、見やすくするために厚めに描かれているが、実際には、パテ材7は目地塞ぎ材4の凹みを埋める程度に塗布されていればよい。
次いで、後述する基層塗りが第1の基層5へ付着すること及び第1の基層5との段差が生じるのを防止するために、第1の基層5の表面を養生材17にて被覆する(養生工程)。なお、養生工程は後述する第2の基層形成工程の前段階であれば何れの時点で行われてもよい。
次いで、図6(e)に示すように、隣接する外壁パネル1の表面にそれぞれ形成された第1の基層5の縁部5aと、第1の基層が形成されていない前記端縁部近傍1aの表面と、前記パテ材7の表面が形成する凹部15に、その両側の第1の基層5に連なるように新たな基層塗りを吹き付け塗装により施して第2の基層を形成する(第2の基層形成工程)。
そして最後に、図7(f)に示すように、形成された第1及び第2の基層5、16の表面に模様塗りを吹き付け塗装によって施して模様層11を外壁パネル1全体に形成する(模様層形成工程)。
なお、本第2の実施の形態の変形例として、前記養生工程を省略し、前記第2の基層形成工程の吹き付け塗装による基層塗りを鏝塗りにより行うことも可能である。これにより、養生材17を取付ける手間が省かれる。
以上説明した第2の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法によれば、第1の基層塗り工程を塗装工場等で行い、その他の工程を現場で行うことができる。したがって、基層塗りの大部分を塗装工場等で安価に行うことが可能となり、模様塗りが施された外壁の建築コストを大幅に低減することが可能となる。また、第1の基層5の塗装を風や埃の少ない工場等において行うことにより、塗膜品質の向上も図られる。さらにまた、この外壁パネルの塗装方法によれば、図6(f)によく表れているように、第1の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法により模様塗りが施された外壁パネル(図3(f)参照)と比べてパテ材7の厚さを薄くすることができるので、目地3上の模様層11の盛り上がりをより少なくすることができる。
本発明は、建築物の外壁パネルの模様塗り塗装に適用することができる。
第1の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法により模様塗りを施した外壁パネルの目地付近を表した斜視図である。 第1の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法により模様塗りを施した外壁パネルを表した断面図であって、各工程を説明する図である。 第1の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法により模様塗りを施した外壁パネルを表した断面図であって、各工程を説明する図である。 外壁パネルが設置された状態を示した斜視図である。 第2の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法により模様塗りを施した外壁パネルの目地付近を表した斜視図である。 第2の実施の形態に係る外壁パネルの塗装方法により模様塗りを施した外壁パネルを表した断面図であって、各工程を説明する図である。 従来例に係る外壁パネルの模様塗り塗装の手順を示した図である。
符号の説明
1 外壁パネル
1a 端縁部近傍
2 躯体
3 目地
4 目地塞ぎ材
5 第1の基層
6 凹部
7 パテ材
10 第2の基層
11 模様層
15 凹部
16 第2の基層

Claims (3)

  1. 外壁パネルの表面に、他の外壁パネルと隣接する端縁部近傍を除いて、基層塗りを施して第1の基層を形成する第1の基層形成工程と、
    前記第1の基層が形成された外壁パネルを躯体に並べて設置する外壁パネル設置工程と、
    前記躯体に設置された前記外壁パネルの端縁部同士が形成する目地を目地塞ぎ材によって閉塞する目地閉塞工程と、
    前記目地が閉塞された前記外壁パネル同士の表面に形成された前記第1の基層の縁部、前記端縁部近傍及び前記目地塞ぎ材の表面が形成する凹部にパテ材を充填するパテ材充填工程と、
    前記パテ材の表面を被覆するように基層塗りを施して第2の基層を形成する第2の基層形成工程と、
    前記第1及び第2の基層の表面に模様塗りを施して模様層を形成する模様層形成工程と、を含むことを特徴とする外壁パネルの塗装方法。
  2. 少なくとも前記第2の基層形成工程の基層塗りは、吹き付け塗装によって、前記第2の基層の塗膜厚が目地中央から前記第1の基層に向って薄くなるよう形成されることを特徴とする請求項1記載の外壁パネルの塗装方法。
  3. 外壁パネルの表面に、他の外壁パネルと隣接する端縁部近傍を除いて、基層塗りを施して第1の基層を形成する第1の基層形成工程と、
    前記第1の基層が形成された外壁パネルを並べて躯体に設置する外壁パネル設置工程と、
    前記躯体に設置された前記外壁パネルの端縁部同士が形成する目地を目地塞ぎ材によって閉塞する目地閉塞工程と、
    前記目地塞ぎ材を被覆するようにパテ材を塗布するパテ材塗布工程と、
    前記目地が閉塞され、前記第1の基層が養生材にて被覆された前記外壁パネル同士の表面に形成された前記第1の基層の縁部、前記端縁部近傍及び前記パテ材の表面が形成する凹部に、前記第1の基層に連なるように基層塗りを施して第2の基層を形成する第2の基層形成工程と、
    前記第1及び第2の基層の表面に模様塗りを施して模様層を形成する模様層形成工程と、を含むことを特徴とする外壁パネルの塗装方法。
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