JPS5844205Y2 - 外壁パネルの化粧目地構造 - Google Patents
外壁パネルの化粧目地構造Info
- Publication number
- JPS5844205Y2 JPS5844205Y2 JP1980068347U JP6834780U JPS5844205Y2 JP S5844205 Y2 JPS5844205 Y2 JP S5844205Y2 JP 1980068347 U JP1980068347 U JP 1980068347U JP 6834780 U JP6834780 U JP 6834780U JP S5844205 Y2 JPS5844205 Y2 JP S5844205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panels
- decorative
- exterior wall
- joint structure
- elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は外壁パネルの化粧目地構造に関するものであり
、更に具体的には外壁パネルの目地部のクラック発生を
防止する化粧目地構造に関するものである。
、更に具体的には外壁パネルの目地部のクラック発生を
防止する化粧目地構造に関するものである。
従来、この様な化粧目地構造に関して実開昭48523
15号、実公昭55−594号、実公昭53−2683
2号等が公知である。
15号、実公昭55−594号、実公昭53−2683
2号等が公知である。
本考案は外壁パネルの目地部のクラック発生を十分防止
すると共に施工の簡単な化粧目地構造の提供を目的とす
る。
すると共に施工の簡単な化粧目地構造の提供を目的とす
る。
以下本考案の外壁パネルの化粧目地構造を図面に示す実
施例に従い説明する。
施例に従い説明する。
第1図及び第1図A部の拡大図である第2図及び第3図
は本考案の外壁パネルの化粧目地構造(第2図は外壁パ
ネルが段差無く接合された場合、第3図は段差を有して
接合された場合)の横断面図である。
は本考案の外壁パネルの化粧目地構造(第2図は外壁パ
ネルが段差無く接合された場合、第3図は段差を有して
接合された場合)の横断面図である。
該目地構造は隣接する外壁パネル1,1の目地部に埋込
まれた発泡ポリエチレン樹脂等のバックアツプ材3を有
する。
まれた発泡ポリエチレン樹脂等のバックアツプ材3を有
する。
更に目地部の該バックアツプ材3の外方にはEVA(エ
チレン−酢酸ビニール)共重合体、アクリル樹脂、ポリ
サルファイド、ポリウレタン等の弾性シーリング材4が
充填される。
チレン−酢酸ビニール)共重合体、アクリル樹脂、ポリ
サルファイド、ポリウレタン等の弾性シーリング材4が
充填される。
弾性シーリング材4は外壁パネル1,1の目地部を完全
密閉して外壁から内部への雨水等の浸入を防止すると共
に外壁パネル1,1の伸縮を吸収して一体の外壁面を構
成するものである。
密閉して外壁から内部への雨水等の浸入を防止すると共
に外壁パネル1,1の伸縮を吸収して一体の外壁面を構
成するものである。
弾性シーリング材4の外表面4′は充填施工時に凹凸か
゛形成される場合か′多く、第2図及び゛第3図は共に
この状態を示している。
゛形成される場合か′多く、第2図及び゛第3図は共に
この状態を示している。
この様に凹凸を有する弾性シーリング材4の外表面4′
にそのまま化粧塗装層7を形成すると該化粧塗装層7の
表面にそのまま凹凸が生じることになる。
にそのまま化粧塗装層7を形成すると該化粧塗装層7の
表面にそのまま凹凸が生じることになる。
特に第3図に示す様に外壁パネル1,1に段差がある場
合にはこの段差も化粧塗装層7の表面に生じることにな
る。
合にはこの段差も化粧塗装層7の表面に生じることにな
る。
これを防止(下地調整)するために目地部の該弾性シー
リング材4及び外壁パネル1,1の外表面に合成樹脂エ
マルジョン入り無機質系ツイータ−6が付着されて前記
凹凸及び段差が修正される。
リング材4及び外壁パネル1,1の外表面に合成樹脂エ
マルジョン入り無機質系ツイータ−6が付着されて前記
凹凸及び段差が修正される。
合成樹脂エマルジョン入り無機質系フイーラー6の成分
は例えば次の通り。
は例えば次の通り。
例1
EVA、SBR又はアクリル樹脂エマルジョン等の樹脂
系エマルジョンに石灰粉を混合したもの。
系エマルジョンに石灰粉を混合したもの。
例2
EVA、SBR又はアクリル樹脂エマルジョン等の樹脂
系エマルジョンに珪酸カルシウム及びシリカ等の無機質
軽量粉の混合体を混合したもの。
系エマルジョンに珪酸カルシウム及びシリカ等の無機質
軽量粉の混合体を混合したもの。
例3
EVA、SBR又はアクリル樹脂エマルジョン等の樹脂
系エマルジョンにセメントを混合したもの。
系エマルジョンにセメントを混合したもの。
次に該無機質系ツイータ−6及び外壁パネル1.1の外
表面にEVA共重合体、アクリル樹脂、ポリサルファイ
ド、ポリウレタン等のエマルジョンからなる弾性塗布材
10が被覆される。
表面にEVA共重合体、アクリル樹脂、ポリサルファイ
ド、ポリウレタン等のエマルジョンからなる弾性塗布材
10が被覆される。
すなわち目地部は弾性塗布材10により被覆されること
になる。
になる。
次に外壁パネル1,1及び弾性塗布材10の外表面にア
クリル樹脂系吹付材、EVA樹脂系吹付材、セメント系
吹付材、砂壁状吹付材、複層模様吹付材又はスタッコ状
吹付材等が吹付けられた化粧塗装層7が形成される。
クリル樹脂系吹付材、EVA樹脂系吹付材、セメント系
吹付材、砂壁状吹付材、複層模様吹付材又はスタッコ状
吹付材等が吹付けられた化粧塗装層7が形成される。
すなわち外壁パネル1,1の目地部においては化粧塗装
層7は無機質系ツイータ−6の表面には直接付着せず、
これを被覆する弾性塗布材10に付着することになる。
層7は無機質系ツイータ−6の表面には直接付着せず、
これを被覆する弾性塗布材10に付着することになる。
以上に示した本考案の外壁パネルの化粧目地構造の作用
は次の通り。
は次の通り。
すなわち外壁パネル1,1の目地部の幅は、外気温度変
化、湿度変化等による外壁パネル1,1の伸縮に起因し
て変化する。
化、湿度変化等による外壁パネル1,1の伸縮に起因し
て変化する。
この目地部の幅の変化は目地部に充填された弾性シーリ
ング材4においては弾性を有しているため吸収される。
ング材4においては弾性を有しているため吸収される。
しかし無機質系ツイータ−6においては弾性を有しない
ため、大きな応力が作用しセ゛ロスパンテンションの位
置にクラック(亀裂)が生じ易くなる。
ため、大きな応力が作用しセ゛ロスパンテンションの位
置にクラック(亀裂)が生じ易くなる。
この様に無機質系ツイータ−6にクラックが生じたとし
ても、化粧塗装層7は無機質系ツイータ−6を被覆する
弾性塗布材10に付着しているため、該クラックにより
化粧塗装層7にもクラックが生じるということはない。
ても、化粧塗装層7は無機質系ツイータ−6を被覆する
弾性塗布材10に付着しているため、該クラックにより
化粧塗装層7にもクラックが生じるということはない。
本考案の化粧目地構造は以上の実施例においてはバック
アップ材3が用いられていたが、これを除いて弾性シー
リング材4のみでも良い。
アップ材3が用いられていたが、これを除いて弾性シー
リング材4のみでも良い。
本考案の外壁パネルの化粧目地構造は以上の構成、作用
において次の効果を有する。
において次の効果を有する。
(1)本考案の外壁パネルの化粧目地構造は隣接する外
壁パネル1,1の目地部に埋込まれる弾性シーリング材
4と、該弾性シーリング材4及び外壁パネル1,1の外
表面に付着された無機質系ツイータ−6と、該・無機質
系ツイータ−6及び外壁パネル1.1の外表面に被覆さ
れた弾性塗布材10と、該弾性塗布材10及び外壁パネ
ル1,1の外表面に付着された化粧塗装層7とから構成
され、特に化粧塗装層7は直接無機質系ツイータ−6に
付着されず弾性を有する弾性塗布材10に付着されるた
め、外壁パネル1,1の目地部の幅の変化により化粧塗
装層7にクラックが生じることはなく、その結果長期間
美感が維持される外壁パネルの化粧目地構造の提供が可
能となった。
壁パネル1,1の目地部に埋込まれる弾性シーリング材
4と、該弾性シーリング材4及び外壁パネル1,1の外
表面に付着された無機質系ツイータ−6と、該・無機質
系ツイータ−6及び外壁パネル1.1の外表面に被覆さ
れた弾性塗布材10と、該弾性塗布材10及び外壁パネ
ル1,1の外表面に付着された化粧塗装層7とから構成
され、特に化粧塗装層7は直接無機質系ツイータ−6に
付着されず弾性を有する弾性塗布材10に付着されるた
め、外壁パネル1,1の目地部の幅の変化により化粧塗
装層7にクラックが生じることはなく、その結果長期間
美感が維持される外壁パネルの化粧目地構造の提供が可
能となった。
(2)本考案の外壁パネルの化粧目地構造は同上の構成
であり化粧塗装層7にクラックが生じる心配がないため
、工場製作による外壁パネル1,1・・・・・・を用い
て大壁施工の外壁を構成することが可能となった。
であり化粧塗装層7にクラックが生じる心配がないため
、工場製作による外壁パネル1,1・・・・・・を用い
て大壁施工の外壁を構成することが可能となった。
第1図は本考案の外壁パネルの化粧目地構造の横断面図
、第2図は外壁パネルが段差無く接合される場合の第1
図A部拡大図、第3図は外壁パネルが段差を有して接合
される場合の第1図A部拡大図。 1:外壁パネル、2:コネクター、3:バックアツプ材
、4:弾性シーリング材、4′:外表面、6:無機質系
ツイータ−,7:化粧塗装層、10:弾性塗布材。
、第2図は外壁パネルが段差無く接合される場合の第1
図A部拡大図、第3図は外壁パネルが段差を有して接合
される場合の第1図A部拡大図。 1:外壁パネル、2:コネクター、3:バックアツプ材
、4:弾性シーリング材、4′:外表面、6:無機質系
ツイータ−,7:化粧塗装層、10:弾性塗布材。
Claims (1)
- 隣接する外壁パネル1,1の目地部に埋込まれる弾性シ
ーリング材4と、該弾性シーリング材4及び外壁パネル
1,1の外表面に付着された無機質系ツイータ−6と、
該無機質系ツイータ−6及び外壁パネル1,1の外表面
に被覆された弾性塗布材10と、該弾性塗布材10及び
外壁パネル1,1の外表面に付着された化粧塗装層7と
からなる外壁パネルの化粧目地構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980068347U JPS5844205Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | 外壁パネルの化粧目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980068347U JPS5844205Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | 外壁パネルの化粧目地構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56169033U JPS56169033U (ja) | 1981-12-14 |
JPS5844205Y2 true JPS5844205Y2 (ja) | 1983-10-06 |
Family
ID=29662296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980068347U Expired JPS5844205Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | 外壁パネルの化粧目地構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844205Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6228367B2 (ja) * | 2013-02-18 | 2017-11-08 | 日本化成株式会社 | コンクリート構造体の補修方法、及び、補修されたコンクリート構造体 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137704U (ja) * | 1974-09-13 | 1976-03-22 | ||
JPS5248231A (en) * | 1975-10-14 | 1977-04-16 | Nat Jutaku Kenzai | Method of connectionnfinishing board for building |
JPS5326832U (ja) * | 1976-08-16 | 1978-03-07 | ||
JPS5326834U (ja) * | 1976-08-16 | 1978-03-07 | ||
JPS53118827A (en) * | 1977-03-24 | 1978-10-17 | Shikoku Kasei Kougiyou Kk | Method of directly coating dry backing |
JPS5420254A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-15 | Hitachi Ltd | Main shaft structure of water mill and pump water mill |
JPS55594U (ja) * | 1979-07-05 | 1980-01-05 | ||
JPS5844204U (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-24 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用タイヤ脱着装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5045800Y2 (ja) * | 1971-10-13 | 1975-12-25 |
-
1980
- 1980-05-19 JP JP1980068347U patent/JPS5844205Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5137704U (ja) * | 1974-09-13 | 1976-03-22 | ||
JPS5248231A (en) * | 1975-10-14 | 1977-04-16 | Nat Jutaku Kenzai | Method of connectionnfinishing board for building |
JPS5326832U (ja) * | 1976-08-16 | 1978-03-07 | ||
JPS5326834U (ja) * | 1976-08-16 | 1978-03-07 | ||
JPS53118827A (en) * | 1977-03-24 | 1978-10-17 | Shikoku Kasei Kougiyou Kk | Method of directly coating dry backing |
JPS5420254A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-15 | Hitachi Ltd | Main shaft structure of water mill and pump water mill |
JPS55594U (ja) * | 1979-07-05 | 1980-01-05 | ||
JPS5844204U (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-24 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用タイヤ脱着装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56169033U (ja) | 1981-12-14 |
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