JPH0243436A - 断熱目地構造 - Google Patents
断熱目地構造Info
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- JPH0243436A JPH0243436A JP19209088A JP19209088A JPH0243436A JP H0243436 A JPH0243436 A JP H0243436A JP 19209088 A JP19209088 A JP 19209088A JP 19209088 A JP19209088 A JP 19209088A JP H0243436 A JPH0243436 A JP H0243436A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、断熱複合板を建物に施工する際の目地構造に
関する。
関する。
（従来の技術）
従来、断熱複合板即ち、有機断熱板と無機板状体からな
る断熱複合板（−例をあげるとＧＲＣ板等の無機板状体
と押出し発泡ポリスチレン板を貼り合せ複合したもの）
を建築物の外壁等に施工する際、その目地部分は防火上
欠点となると指摘されている。従って、（特公昭６１−
４９４５９号公報に示されるように目地部分が防火上の
欠点とならない樺に、目地部分に無機板付のバックアツ
プ材を充てんする必要があった。
る断熱複合板（−例をあげるとＧＲＣ板等の無機板状体
と押出し発泡ポリスチレン板を貼り合せ複合したもの）
を建築物の外壁等に施工する際、その目地部分は防火上
欠点となると指摘されている。従って、（特公昭６１−
４９４５９号公報に示されるように目地部分が防火上の
欠点とならない樺に、目地部分に無機板付のバックアツ
プ材を充てんする必要があった。
（本発明が解決しようとする課題）
本発明の目的は、断熱複合板を建物に施工した場合、目
地部分が防火上の欠点とならず、従って火災時に建物に
延焼する恐れのない新規な断熱目地構造を提供する事に
ある。
地部分が防火上の欠点とならず、従って火災時に建物に
延焼する恐れのない新規な断熱目地構造を提供する事に
ある。
従来、断熱複合板を建物に施工した場合、複合断熱板に
用いられている発泡断熱板が火災時にこの目地部をシー
ルしているシーリング材と共に燃焼し、この部分から建
物に延焼する恐れがあった。
用いられている発泡断熱板が火災時にこの目地部をシー
ルしているシーリング材と共に燃焼し、この部分から建
物に延焼する恐れがあった。
従って、目地部分が防火上の欠点とならない様にする為
、目地に不燃の無機板付のバックアツプ材を充てんする
措置が必要とされていた。この為に、部材の数が増え、
その上に複雑な目地構造となり、断熱複合板の建物への
施工に手間がかかると言う欠点を有していた。
、目地に不燃の無機板付のバックアツプ材を充てんする
措置が必要とされていた。この為に、部材の数が増え、
その上に複雑な目地構造となり、断熱複合板の建物への
施工に手間がかかると言う欠点を有していた。
（問題点を解決する為の手段）
本発明は、前記問題点のない断熱目地構造を提供する事
を目的に、種々の検討を行った結果完成されたものであ
る。即ち、本発明は、小口を面取り加工された無機板状
体とガラス発泡板が、ガラス発泡板がはみ出る様にずら
して貼合わされ、この貼合わされた断熱複合板が相互に
つき合わされて目地部が構成され、つき合わされた目地
部の凹部にシーリング材を充てんしてなる断熱目地構造
である。この様に構成する事により、無機不燃であるガ
ラス発泡板の特性を生かし、目地部分が防火上欠点とな
らず、又、シーリング材の防水性も充分発揮でき、簡単
な構造で断熱目地構造が得られる。
を目的に、種々の検討を行った結果完成されたものであ
る。即ち、本発明は、小口を面取り加工された無機板状
体とガラス発泡板が、ガラス発泡板がはみ出る様にずら
して貼合わされ、この貼合わされた断熱複合板が相互に
つき合わされて目地部が構成され、つき合わされた目地
部の凹部にシーリング材を充てんしてなる断熱目地構造
である。この様に構成する事により、無機不燃であるガ
ラス発泡板の特性を生かし、目地部分が防火上欠点とな
らず、又、シーリング材の防水性も充分発揮でき、簡単
な構造で断熱目地構造が得られる。
以下、図面により本発明を説明する。
第１図は、本発明の一実施態様の断面図である。
第１図において、１は無機板状体、２はガラス発泡板、
３は接着剤、４はシーリング材を示す。
３は接着剤、４はシーリング材を示す。
無機板状体１は、予め目地部分となる小口を面取加工１
°されており、無機板状体１とガラス発泡板２とは、接
着剤３によりガラス発泡板が適宜量はみ出る様にずらし
て一体に固着され、断熱複合板を構成している。
°されており、無機板状体１とガラス発泡板２とは、接
着剤３によりガラス発泡板が適宜量はみ出る様にずらし
て一体に固着され、断熱複合板を構成している。
無機板状体ｌとしては、ＧＲＣ板、けい酸カルシウム板
等が用いられ、断熱複合板の施工に際して、この無機板
状体１を躯体と緊結する事により、ガラス発泡板も躯体
と緊結され保護されるのである。
等が用いられ、断熱複合板の施工に際して、この無機板
状体１を躯体と緊結する事により、ガラス発泡板も躯体
と緊結され保護されるのである。
ガラス発泡板２としては、−例として、黒曜石・シラス
等のガラス賞含有物を焼成し成型した物で比重０．１８
〜０．２０、独立気泡性で不燃性の物が使われる。接着
剤３としては、例えば合成樹脂接着剤、更に詳しく言え
ば、トルエン及びノルマルヘキサンを主成分とする溶剤
系の合成ゴム系接着剤が好ましい、前記の無機板状体１
とガラス発泡板２が貼合わされ、一体となった断熱複合
板が相互につき合わされ、つき合わされた目地部の凹部
にシーリング材４が充てんされ、本発明の断熱目地構造
を構成している。シーリング材４としては、不定形のシ
ーリング材が用いられ、種類としては、ポリサルファイ
ドシリコン、ポリウレタン等が主に用いられる。目地幅
（つき合わされた目地部の凹部の幅）については、シー
リング材の種類によっては、目地幅が広いとだれが生じ
美観を損ねたり、充てん量が多くなり経済性に欠けてし
まう。
等のガラス賞含有物を焼成し成型した物で比重０．１８
〜０．２０、独立気泡性で不燃性の物が使われる。接着
剤３としては、例えば合成樹脂接着剤、更に詳しく言え
ば、トルエン及びノルマルヘキサンを主成分とする溶剤
系の合成ゴム系接着剤が好ましい、前記の無機板状体１
とガラス発泡板２が貼合わされ、一体となった断熱複合
板が相互につき合わされ、つき合わされた目地部の凹部
にシーリング材４が充てんされ、本発明の断熱目地構造
を構成している。シーリング材４としては、不定形のシ
ーリング材が用いられ、種類としては、ポリサルファイ
ドシリコン、ポリウレタン等が主に用いられる。目地幅
（つき合わされた目地部の凹部の幅）については、シー
リング材の種類によっては、目地幅が広いとだれが生じ
美観を損ねたり、充てん量が多くなり経済性に欠けてし
まう。
逆に狭いとシーリング材を充てんできないものもあり、
耐久性にも問題が生ずる。従って、不定形のシーリング
材を用いて目地を防水する場合、目地の寸法は次の目安
があると言われている。
耐久性にも問題が生ずる。従って、不定形のシーリング
材を用いて目地を防水する場合、目地の寸法は次の目安
があると言われている。
即ち、ポリサルファイド、シリコン、ポリウレタンいず
れも目地の最大幅×深さ＝２５ＸＬ５ｏ＊、最小幅×深
さ＝１０Ｘ７ｍｓであり、上記の寸法内であればシーリ
ング材の性能が十分発揮できる。本発明の断熱目地構造
では、シーリング材の性能も十分発揮できる様に、前記
の範囲内の目地寸法が簡単に得られるのである。
れも目地の最大幅×深さ＝２５ＸＬ５ｏ＊、最小幅×深
さ＝１０Ｘ７ｍｓであり、上記の寸法内であればシーリ
ング材の性能が十分発揮できる。本発明の断熱目地構造
では、シーリング材の性能も十分発揮できる様に、前記
の範囲内の目地寸法が簡単に得られるのである。
即ち、無機板状体とガラス発泡板をガラス発泡板がはみ
出る様に適宜量ずらして貼り合わせる事により、前記の
目地寸法範囲内で、温度変化による部材の熱伸縮や地震
時の躯体の変形によって生ずる、目地部のムーブメント
（動き）に適した目地の寸法を自由に設定できるのであ
る。従来技術では、目地幅に応じたバックアツプ材を多
数用意する必要があった。
出る様に適宜量ずらして貼り合わせる事により、前記の
目地寸法範囲内で、温度変化による部材の熱伸縮や地震
時の躯体の変形によって生ずる、目地部のムーブメント
（動き）に適した目地の寸法を自由に設定できるのであ
る。従来技術では、目地幅に応じたバックアツプ材を多
数用意する必要があった。
第２図は、鉄骨下地に本発明の断熱目地構造を施した場
合の断面図、第３図は、鉄筋コンクリート下地に本発明
の目地構造を施した場合の断面図である。又、第４図は
、断熱複合板を型枠として用い、コンクリートと同時に
断熱複合板を打込んで壁を構成した際に、本発明の目地
構造を施した場合の断面図である。この場合、コンクリ
ートを打込んだ際に、目地部分よりコンクリートののる
が流出するのを防ぐ為、やとい実５を設けると理想的で
ある。また、本発明の断熱目地構造において、やとい実
を設けると、更に目地部分が補強されるとともに、更に
やとい実自体は表面に出ない為に、材質を選ばないと言
う利点がある。
合の断面図、第３図は、鉄筋コンクリート下地に本発明
の目地構造を施した場合の断面図である。又、第４図は
、断熱複合板を型枠として用い、コンクリートと同時に
断熱複合板を打込んで壁を構成した際に、本発明の目地
構造を施した場合の断面図である。この場合、コンクリ
ートを打込んだ際に、目地部分よりコンクリートののる
が流出するのを防ぐ為、やとい実５を設けると理想的で
ある。また、本発明の断熱目地構造において、やとい実
を設けると、更に目地部分が補強されるとともに、更に
やとい実自体は表面に出ない為に、材質を選ばないと言
う利点がある。
（発明の効果）
本発明の断熱目地構造によると、以下に示す効果がある
。即ち、無機不燃のガラス発泡板を用いる事により、目
地部分が防火上の欠点とならない為、従来、断熱複合板
を建築物の壁等に施工する際必要であった目地に不燃の
バックアツプ材を充てんする等の措置がいらない、従っ
て、余計な部材を必要とせず、施工が極めて簡単で、防
火上欠点とならない断熱目地構造を簡単に達成する事が
できる。又、無機板状体とガラス発泡板を、ガラス発泡
板がはみ出る様に適宜量ずらして貼合わす事により、温
度変化による部材の熱伸縮や、地震時の躯体の変形によ
って生ずる、目地部のムーブメント（動き）に適した目
地寸法を自由に設定でき、加えて、無機板状体の小口を
面取り加工する事により、シーリング材と無機板状体と
の接着面積を大きくとる事ができ、シーリング材と無機
板状体の界面での剥離を防止できる。この様に、本発明
の断熱目地構造は、シーリング材の性能、即ち防水性も
十分発揮できるのである。
。即ち、無機不燃のガラス発泡板を用いる事により、目
地部分が防火上の欠点とならない為、従来、断熱複合板
を建築物の壁等に施工する際必要であった目地に不燃の
バックアツプ材を充てんする等の措置がいらない、従っ
て、余計な部材を必要とせず、施工が極めて簡単で、防
火上欠点とならない断熱目地構造を簡単に達成する事が
できる。又、無機板状体とガラス発泡板を、ガラス発泡
板がはみ出る様に適宜量ずらして貼合わす事により、温
度変化による部材の熱伸縮や、地震時の躯体の変形によ
って生ずる、目地部のムーブメント（動き）に適した目
地寸法を自由に設定でき、加えて、無機板状体の小口を
面取り加工する事により、シーリング材と無機板状体と
の接着面積を大きくとる事ができ、シーリング材と無機
板状体の界面での剥離を防止できる。この様に、本発明
の断熱目地構造は、シーリング材の性能、即ち防水性も
十分発揮できるのである。
第１図は、本発明の一実施態様の断面図、第２図〜第４
図は、本発明の目地構造を用いて、断熱複合板を外装板
として建物に張設し、壁を構成した場合の実施態様の断
面図である。 １・・・けい酸カルシウム板、 ２・・・ガラス発泡板
、３・・・接着剤、 ４・・・シーリング材。
図は、本発明の目地構造を用いて、断熱複合板を外装板
として建物に張設し、壁を構成した場合の実施態様の断
面図である。 １・・・けい酸カルシウム板、 ２・・・ガラス発泡板
、３・・・接着剤、 ４・・・シーリング材。
Claims (1)
- 小口を面取り加工された無機板状体とガラス発泡板が、
ガラス発泡板がはみ出る様にずらして貼合わされ、この
貼合わされた断熱複合板が相互につき合わされて目地が
構成され、つき合わされた目地部の凹部にシーリング剤
が充てんされてなる断熱目地構造
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19209088A JPH0243436A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 断熱目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19209088A JPH0243436A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 断熱目地構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0243436A true JPH0243436A (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=16285484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19209088A Pending JPH0243436A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 断熱目地構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0243436A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5901249A (en) * | 1993-06-04 | 1999-05-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for compressing image signals |
| KR100615057B1 (ko) * | 2005-03-08 | 2006-08-25 | 양홍선 | 3차원 입체영상 재현장치용 반사체 및 그 반사체의 제조방법 |
| CN106471317A (zh) * | 2014-05-07 | 2017-03-01 | 迈克尔·罗纳德·达尔加诺 | 输送道系统 |
| US11835252B1 (en) | 2017-03-31 | 2023-12-05 | Albers Mechanical Contractors, Inc. | Foam core duct system protected by metal sleeves with integral flanges |
-
1988
- 1988-08-02 JP JP19209088A patent/JPH0243436A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5901249A (en) * | 1993-06-04 | 1999-05-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for compressing image signals |
| KR100615057B1 (ko) * | 2005-03-08 | 2006-08-25 | 양홍선 | 3차원 입체영상 재현장치용 반사체 및 그 반사체의 제조방법 |
| CN106471317A (zh) * | 2014-05-07 | 2017-03-01 | 迈克尔·罗纳德·达尔加诺 | 输送道系统 |
| CN106471317B (zh) * | 2014-05-07 | 2021-03-12 | 迈克尔·罗纳德·达尔加诺 | 输送管区段 |
| US11835252B1 (en) | 2017-03-31 | 2023-12-05 | Albers Mechanical Contractors, Inc. | Foam core duct system protected by metal sleeves with integral flanges |
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