JP4132777B2 - 人工肺の貯血槽 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、人工肺の貯血槽内に配置されるサクションフィルター部を構成するサクションフィルター及び脱血フィルター部を構成する脱血フィルターを抗血栓性物質をコーティングすることにより、サクションフィルター及び脱血フィルターの目詰まりを防ぎ、脱血フィルターの性能低下を防止することができる貯血槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
人工肺の貯血槽内にサクションフィルター部と脱血フィルターが配置されている。前記サクションフィルター部は、術野で出血した血液等をサクションポートから吸引して、サクションフィルター部内に導入し、サクションフィルターで濾過することにより、該血液から肉片等の異物、血液凝固塊、気泡を除去するものである。
また前記脱血フィルターは患者静脈からの血液を濾過するためのもので、血液の気泡、血液凝固塊等を除去する目的に使用される。
特にサクションフィルターに流入する血液は、異物、空気との接触が多く、体外に滞留した時間が長い事が多いために凝固しやすく、サクションフィルター内で凝固し、フィルターを目詰まりさせ、最悪の場合、フィルターが閉塞し、血液が濾過されずに内部に滞留することがあった。
また貯血された血液は液面に凝固を生じ易く、血液液面にある脱血フィルター外周部に血液凝固を生じ目詰まりを生じることが多い。
そこで、本発明者らは以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、次の発明に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】
[1]本発明は、少なくともハウジング(1)の空間(S)内に、サクションフィルター部(A)と脱血フィルター部(B)を配置し、
前記サクションフィルター部A内に配置されたサクションフィルター(15、16)及び前記脱血フィルター部(B)内に配置された脱血フィルター(6)を、それぞれ孔の大きいものと小さいものを二枚以上重ねて形成し、
前記サクションフィルター(15、16)及び前記脱血フィルター(6)のそれぞれの底部から側面の略 95/100 から 50/100 の領域(H)にわたって抗血栓性物質でコーティングした人工肺の貯血槽を提供する。
[2]本発明は、前記抗血栓性物質がヘパリン、2−メタクリロイルオキシエチルホスホルマリン、ポリ−2−メトキシエチルアクリレートである[1]に記載の人工肺の貯血槽を提供する。
[3]本発明は、前記抗血栓性物質でコーティングしたサクションフィルター(15、16)及び脱血フィルター(6)に代えて、抗血栓性物質を添加して成形したサクションフィルター及び脱血フィルターを配置した[1]または[2]に記載の人工肺の貯血槽を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の人工肺の貯血槽(以下、貯血槽という)の一例を示す断面図で、図2は図1の平面図である。
本発明の貯血槽は少なくともハウジング1の空間S内に、サクションフィルター部Aと脱血フィルター部Bを配置し、前記サクションフィルター部A内に配置されたサクションフィルター15、16及び/又は脱血フィルター6を抗血栓性物質でコーティングした貯血槽である。
【0005】
本発明で使用される前記抗血栓性物質とは、ヘパリン、MPC(2−メタクリロイルオキシエチルホスホルマリン)、PMEAC(ポリ−2−メトキシエチルアクリレート)等の抗血栓性を付与できるものであれば何でも使用できるが、最も一般的な抗凝固性能を持ち、既に多くの使用実績があり安全性の確認されているヘパリンが最も好ましい。
ヘパリンの前記サクションフィルター15、16、脱血フィルター6へコーティングする際の結合方法は、公知で既に実用化されているイオン結合または共有結合のいずれかを採用することができる。一般に共有結合のほうがヘパリンとその被コーティング物質の結合力が強く、長期にヘパリンの効果が持続するのでより好ましい。
本発明で使用されるサクションフィルター15、16、脱血フィルター6は、その材質として例えばポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン(ポリアミド)、テトロン、ポリウレタン、レーヨン等の高分子材料、アルミニウム、ステンレス等の金属、カーボンファイバー等からなり、またその形態はメッシュ状、不織布等のものを使用することができる。また材質及び/又は形態は2種類以上の物を組み合わせる事も出来る。前記外側のサクションフィルター15(脱血フィルター)は孔が大きく、内側のサクションフィルター16(脱血フィルター)は孔が小さいものを使用しても良いし、外側のサクションフィルター15(脱血フィルター)に孔が小さく、内側のサクションフィルター16(脱血フィルター)に孔が大きいものを使用しても良い。
またサクションフィルター15、16の内側に筒状または籠状の消泡材(例えばウレタンフォーム等)を配置することができる。
また外側のサクションフィルター15(脱血フィルター)と内側のサクションフィルター16(脱血フィルター)の材質、形態はそれぞれ同じものを使用しても良いし、それぞれ異なるものを組み合わせて使用することができる。
【0006】
サクションフィルター15、16(脱血フィルター6)には、底部から側面に亘って全域Hまたは部分的に抗血栓性物質をコーティングすることができる。好ましくは、例えばサクションフィルター15、16(脱血フィルター6)底部から側面の略95/100から5/100、好ましくは略80/100から20/100、さらに好ましくは60/100から40/100、より好ましくは50/100の領域Hにわたって前記抗血栓性物質をコーティングすることにより、サクションフィルター15、16(脱血フィルター6)の略95/100から5/100、好ましくは略80/100から20/100、さらに好ましくは60/100から40/100、より好ましくは50/100の領域から略95/100上ないし50/100上の領域は気泡の好適な通気性を確保することができ、さらにフィルターの寿命を延長することができる。また略95/100下ないし50/100下の領域は少ない血液流量でも血液を均一に、短時間でろ過しやすくなる。
またサクションフィルター15、16(脱血フィルター6)を二枚以上重ねて配置する場合、少なくとも孔の小さいサクションフィルター(脱血フィルター)のみを全域または前記のように部分的に抗血栓性物質でコーティングすれば良い。
さらに本発明では、前記抗血栓性物質でコーティングしたサクションフィルター15、16(脱血フィルター6)に代えて、前記抗血栓性物質を前記サクションフィルター15、16(脱血フィルター6)の構成材料に添加して成形したサクションフィルター(脱血フィルター)を使用することができる。成形したサクションフィルター(脱血フィルター)も前記と同様の理由により同サクションフィルター(脱血フィルター)底部から側面の略95/100から5/100、好ましくは略80/100から20/100、さらに好ましくは60/100から40/100、より好ましくは50/100の領域Hにわたって抗血栓性を付与することが好ましい。
【0007】
前記サクションフィルター部Aをさらに詳述すると、前記サクションフィルター部Aは、籠状のサクションコア11の上部に漏斗状のサクションサポート12を装着し、該サクションコア11とサクションサポート12の間に消泡部材(例えばポリウレタンフォーム)14を配置し、前記サクションコア11内側下部にサクションコーン13を配置し、前記サクションコア11の外周及びサクションコーン13の下部をサクションフィルター15、16で被覆している。
【0008】
前記脱血フィルター部Bをさらに詳述すると、脱血チューブ5の外周に脱血コア4を配置し、該脱血コア4の外周に脱血フィルター6を配置し、前記脱血チューブ5上部に静脈側の血液入口9を配置し、前記脱血フィルター6下部に血液出口29を配置している。
以上のように既に組み立てたサクションフィルター部Aと脱血フィルター部Bをリザーバーキャップ2に装着し、これをハウジング1と接着する。なおリザーバーキャップ2のサクションフィルター部Aに対応する部分には、サクションポート25と気泡抜き用のベントポート26が装着され、脱血フィルター部Bに対応する部分には、静脈側の血液入口9が装着される。またハウジング1の脱血フィルター部Bに対応する底部には、静脈側血液と吸引した血液の血液出口29が装着される。
またサクションフィルター部A内上部、脱血フィルター部B内上部には共に、サクションフィルター15、16内部にある気泡を消すための消泡部材が配置され、例えば消泡部材としてシリコーン等を塗布し消泡効果をさらに向上させることができる。
【0009】
次に本発明の貯血槽の使用方法の一例について簡単に説明する。
術野から血液をサクションポート25から吸引して、サクションサポート12、サクションコーン13をつたって、サクションフィルター部A内に導入する。吸引した血液には、多くの気泡や肉片、血液凝固塊等の異物を含んでいるが、サクションフィルター15、16で濾過され、これらの気泡や異物、血液凝固塊を含まない血液が、ハウジング1内に貯血される。
他方、患者の静脈より脱血した血液は血液入口9より入り、脱血チューブ5を経て、脱血フィルター6にろ過された後、前記術野からの血液とともに一時ハウジング1内に貯められる。前記術野からの血液と静脈より脱血した血液は血液出口29より血液ポンプPにより人工肺(熱交換器を含む場合もある)に送られガス交換(熱交換)が行われた後再び患者に返される。
【0010】
【実施例】
次にサクションフィルター部A内に配置されるサクションフィルター15、16に抗血栓性物質でコーティングする方法の一例について詳述する。
本実施例ではサクションフィルター15、16として、ポリエステル製メッシュフィルター(目開き40ミクロンと、目開き200〜500ミクロンの2枚を重ねた)を使用し、抗血栓性物質として、ヘパリンを使用した。サクションフィルター15、16への抗血栓性物質のコーティングは以下のように行った。
サクションフィルター15、16を0.1%polyethylenimine溶液に15分間浸漬する。その後、0.03%Dextran sulfate溶液に5分間浸漬する。再度、0.1%polyethylenimine溶液に15分間浸漬した後、ヘパリン溶液に60分間浸漬した後乾燥した。
ヘパリンがサクションフィルター15、16にコーティングされたことを確認するためにヘパリンで紫色に変色するトルイジンブルー指示薬溶液(2%)に浸漬し、染色されたことを確認した。
【0011】
実験例(ヘパリンコーティング試験)
サクションフィルター部Aのサクションポート25から流量1L/minでヘパリンで抗凝固した牛血液を供給した。牛血液を循環しサクションフィルター15、16のろ過状態、外観を観察し、サクションフィルター15、16が目詰まりしてろ過されなくなる時間を測定した。
検体にはヘパリンコーティングをしたサクションフィルター15、16としなかったサクションフィルター15、16のそれぞれを組み込んだ2個の血液リザーバーを用いた。
(条件:牛血液流量:1L/min、 気泡:混入なし、 HGB:12.5±0.5g/dL)
ヘパリンをコーティングしたサクションフィルター15、16(実施例)は、ヘパリンをコーティングしていないサクションフィルター(比較例)に比べ、血液の濾過の状態はスムーズで良かった。サクションフィルター15、16が血液で赤くなっている部分でも、血液が滲んでいるだけでサクションフィルター15、16内に血液が溜まっている様子はなかった。さらにサクションフィルター15、16内の血液の凝固もフィルターの目詰まりも明らかに少なかった。
【0012】
脱血フィルター部B内に配置される脱血フィルター6にも、前記サクションフィルター15、16と同様の材料を使用し、同様に抗血栓性物質のコーティングしたところ、血液液面での血液凝固の減少等の改善効果が得られた。
【0013】
【発明の作用効果】
本発明の貯血槽はサクションフィルター部Aを構成するサクションフィルター15、16に抗血栓性物質をコーティングすることにより、(1)濾過をスムーズに行うことができる。(2)血液が非常に凝固しやすい患者または術式において有用である。(3)またヘパリン使用量の低減にも有用である。
また脱血フィルター部を構成する脱血フィルター6に抗血栓性物質をコーティングすることにより、血液が非常に凝固しやすい患者または術式において有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貯血槽の一例を示す断面図
【図2】図1の平面図
【符号の説明】
1 ハウジング
A サクションフィルター部
B 脱血フィルター部
2 リザーバーキャップ
3 シール剤
4 脱血コア
5 脱血チューブ
6 脱血フィルター
9 静脈側の血液入口
11 サクションコア
12 サクションサポート
13 サクションコーン
14 消泡剤(ポリウレタンフォーム)
15 サクションフィルター
16 サクションフィルター
25 サクションポート
26 ベントポート
29 血液出口
Claims (3)
- 少なくともハウジング(1)の空間(S)内に、サクションフィルター部(A)と脱血フィルター部(B)を配置し、
前記サクションフィルター部A内に配置されたサクションフィルター(15、16)及び前記脱血フィルター部(B)内に配置された脱血フィルター(6)を、それぞれ孔の大きいものと小さいものを二枚以上重ねて形成し、
前記サクションフィルター(15、16)及び前記脱血フィルター(6)のそれぞれの底部から側面の略 95/100 から 50/100 の領域(H)にわたって抗血栓性物質でコーティングした、ことを特徴とする人工肺の貯血槽。 - 前記抗血栓性物質がヘパリン、2−メタクリロイルオキシエチルホスホルマリン、ポリ−2−メトキシエチルアクリレートである、ことを特徴とする請求項1に記載の人工肺の貯血槽。
- 前記抗血栓性物質でコーティングしたサクションフィルター(15、16)及び脱血フィルター(6)に代えて、抗血栓性物質を添加して成形したサクションフィルター及び脱血フィルターを配置した、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の人工肺の貯血槽。
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