JP4131836B2 - ばね荷重測定方法、装置、及びシステム - Google Patents

ばね荷重測定方法、装置、及びシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ばね荷重測定方法、装置、及びシステムに関するものである。例えば、コンピュータや各種の再生・記録装置の磁気記録装置であるハードディスクドライブ(HDD)等の磁気ヘッドを支持する板ばね(サスペンション)等を高精度に製造することに利用することができる。
【0002】
【従来の技術】
従来一般より、ばねの荷重の測定が広く行われている。以下では、ばねの一例として、ハードディスクドライブの磁気ヘッドを支持するサスペンションを例にとり説明する。
【0003】
ハードディスクドライブの記録密度の飛躍的な向上に伴い、磁気ヘッドを支持するサスペンションの製造精度が相当に厳しくなってきている。磁気ヘッドの情報の記録再生時の浮上量は、静止状態での荷重値の影響を受ける。このことから、サスペンションのヘッド荷重が磁気ヘッドの浮上姿勢や浮上り特性に大きな影響を及ぼす。そのため、各サスペンション毎に製造工程中にて、上記ヘッド荷重の測定及び修正を行うようにしている。
【0004】
図7は、磁気ディスク21の回転が停止しているときのサスペンション200の状態を示している。サスペンション200は、支持体24によって支持されるベースプレート201に板ばね部202を介してロードビーム203が設けられてなるものである。ロードビーム203には、フレキシャ209が取り付けられており、その先端部に磁気ヘッドを含むスライダ210が設けられている。フレキシャ209の先端部には、ロードビーム203に設けられたディンプル208aが接している。
【0005】
フレキシャ209の上面には、磁気ヘッドを構成するスライダ210が貼り付けられる。スライダ210は、磁気ディスク21の表面とスライドするものである。スライダ210の内部に、磁気読み書きヘッド(図示せず)が含まれる。磁気ヘッドのうち、磁気ディスク21に相対する滑走面がスライダ210である。フレキシャ209には、ロードビーム203の先端に設けられたディンプル208aが接している。ディンプル208aは、スライダ210の回転支点となる。
【0006】
フレキシャ209は、板ばね部202によって弾性的に支持される。よって、磁気ディスク21の回転が停止しているときには、フレキシャ209は、ロードビーム203の板ばね部202の撓みによる力を受けて、スライダ210を磁気ディスク21に押し当てる。このように、回転停止時の磁気ディスク21にスライダ210が接しているときの接触荷重を上記ヘッド荷重と称する。
【0007】
スライダ210は、磁気ディスク21が高速回転すると、磁気ディスク21の表面に発生する空気流の影響を受ける。即ち、スライダ210は、空気流からの浮力を受けて浮上し、これによりスライダ210が磁気ディスク21に対する情報の記録再生を行う。この浮上量は、浮力とサスペンションの撓みによる力とのバランスに影響を受ける。この浮上量は、一般に数nm〜数十nmである。
【0008】
ヘッド荷重は、従来より次のような方法で測定されている。
【0009】
なお、以下の例では、ヘッド荷重の測定対象は、スライダ210が搭載される前のサスペンション200である。スライダ210が搭載されたサスペンション200を測定対象とする場合には、スライダ210の高さ(図8のZ210)を考慮するだけでよく、同様の方法で測定可能である。
【0010】
図8において、符号200aは、自由時(無負荷状態)のサスペンション200を示している。符号200bは、回転停止時の磁気ディスク21にスライダ210が接しているときのサスペンション200を示している(図7と同じ状態)。即ち、サスペンション200bがスライダ210を介して磁気ディスク21に与える荷重がヘッド荷重である。
【0011】
符号Zfは、固定された支持体24の基準面25aからの、自由時のサスペンション200aのフレキシャ209aの高さを示している。符号Z21は、基準面25aからの磁気ディスク21の下面(磁気ディスク21との接触面)の高さを示している。符号Zhは、回転停止時の磁気ディスク21にスライダ210を押し当てているサスペンション200bのフレキシャ209bの、基準面25aからの高さを示している。即ち、磁気ディスク21の下面の高さZ21は、(Zh+Z210)である。
【0012】
以上のことから、サスペンション200のヘッド荷重の測定に際しては、図8及び図9に示すように、フレキシャ209にロードセル300の荷重測定子310を接触させた状態で、ロードセル300を下降させることで、フレキシャ209を高さZhの位置まで押し下げ、その状態でのフレキシャ209からの荷重(反力)をロードセル300で測定すればよいことになる。以下では、図10を参照して、より具体的なヘッド荷重の測定方法について説明する。
【0013】
(1)まず、予めヘッド荷重が分かっているサスペンション200M(マスターワーク)を用意する。
(2)次に、そのマスターワーク200Mをワーククランプ400に挟み、上方に押し付けて基準面401に固定する。
(3)次いで、エアーシリンダ等の上下移動手段410でロードセル420を上方に移動させて、ロードセル420の荷重測定子425をマスターワーク200Mに接触させる。
【0014】
(4)次に、ロードセル420により出力される荷重をモニタしつつ、上昇端ストッパ430を上下させてロードセル420の高さを調整し、ロードセル420により出力された荷重が、マスターワーク200Mの既知の荷重と一致する位置で上昇端ストッパ430の位置を固定する(ロードセル420の高さの調整完了)。
(5)次いで、ロードセル420を下降させるともに、ワーククランプ400を下降させて、マスターワーク200Mを外す。
【0015】
(6)その後、測定対象のサスペンション200をワーククランプ400で基準面401に固定する。
(7)次に、ロードセル420を上昇させ、上記(4)で調整済の上昇端ストッパ430に当てる。
(8)上記(7)の状態でロードセル420により出力される荷重が、測定対象のサスペンション200のヘッド荷重として得られる。
【0016】
【特許文献1】
特開平6−44760号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
より高精度にばねの荷重を測定することが望まれている。
特に、磁気ヘッドを支持するサスペンションには、ヘッド荷重の測定に要求される精度が極めて高い。そのサスペンションに求められる荷重は、従来、例えば3±1.5(gf)や2.5±0.4(gf)の程度であったのに対し、近時では例えば0.4±0.04(gf)のレベルまで高精度になってきている。
【0018】
上記のような要請に対して、従来のばねの荷重の測定方法では、十分に応えることができない。
本発明の目的は、より高精度にばねの荷重を測定することのできる、ばね荷重測定方法、装置、及びシステムを提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は、荷重と高さを同時に測定してばね定数を求め、荷重測定装置の撓みをキャンセルした荷重値を得る測定方法に関する。
【0020】
本発明のばね荷重測定方法は、測定対象のばねに荷重測定装置を接触させて、前記ばねが所定の高さにあるときの荷重を測定する方法であって、(a) 前記荷重測定装置の前記ばねに直接的又は間接的に接触している部分の高さを測定するステップと、(b) 前記高さの測定結果を用いて、前記ばねが前記所定の高さにあるときの前記荷重を測定するステップとを備えている。上記において、ばねの高さとは、ばねが基準面に固定された場合のばねの基準面からの高さである。本発明によれば、より高精度にばねの荷重を測定することができる。前記荷重測定装置の前記部分の撓み(逃げ量)を小さくして測定誤差を抑える方法では、撓みが極力小さな荷重測定装置を使用する必要があるが、そのような荷重測定装置では、微小荷重の測定では、出力電圧が小さくノイズに対して弱い。これに対し、本発明では、撓みの大きな特性の荷重測定装置を使用することが可能となり、荷重測定装置の設計又は選択の自由度が広がり、ノイズに強い高精度な測定が可能となる。
【0021】
本発明のばね荷重測定方法は、測定対象のばねに荷重測定装置を接触させて、前記ばねが所定の高さにあるときの荷重を測定する方法であって、(e) 前記ばねのばね定数を求めるステップと、(f) 前記ばね定数に基づいて、前記ばねが前記所定の高さにあるときの前記荷重を求めるステップとを備えている。本発明によれば、個々のばねのばね定数を計測した上で、所定の高さでの荷重を求めるため、より高精度な測定を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0023】
まず、本実施形態に至る前提から説明する。
【0024】
図9に示した従来のばね荷重測定方法では、高精度な測定ができないことを図1を用いて説明する。
【0025】
従来は、図9に示したように、サスペンション200のヘッド荷重の測定に際しては、フレキシャ209にロードセル300の荷重測定子310を接触させた状態で、ロードセル300を下降させることで、フレキシャ209を高さZhの位置まで押し下げ、その状態でのフレキシャ209からの荷重をロードセル300で測定していた。
【0026】
ところが実際の測定では、図1に示すように、フレキシャ209からの荷重を受けてロードセル300の先端部(荷重測定子310の部分)が撓み、その撓みの分だけ、フレキシャ209は、基準面25aから更にαだけ離間する。上記において、フレキシャ209を高さZhの位置まで押し下げるときには、従来は、ロードセル300の筐体320の高さに基づいて、フレキシャ209の押し下げ量(ロードセル300の高さ)を決めていた。
【0027】
このように、ロードセル300の筐体320の高さに基づいて、押し下げ量を決定していたため、ロードセル300の先端部の撓みが考慮されなかった。これにより、実際には、ロードセル300は、基準面25aから(Zh+α)の高さでの荷重を計測することになり、真に測定したい高さZhでの実荷重よりも小さな荷重が出力される。
【0028】
また、サスペンション200には、自由時の高さZfの公差や長手方向の長さの公差等があることから、各サスペンション200によって、ロードセル300の先端部の撓み量αも異なり、フレキシャ209の高さへの影響も異なる。
以上のことから、従来の方法では、正確な測定ができない。
【0029】
以下に具体的数値を用いて検証する。
【0030】
定格容量10gf、定格変位量±0.4mmのロードセルを用いて、2.5gfのサスペンションを測定する。なお、サスペンションのばね定数は、2.3gf/mmとする。この設定で2.7gfのサスペンションを測ると、
0.4:10=X:(2.7−2.5)
X=0.008(ロードセルの先端は、0.008mm逃げるように撓む)
これは、荷重値に換算すると、
P=0.008×2.3=0.018gf
ロードセルの出力する荷重は、実荷重よりおよそ0.02gf小さなものとなる。
サスペンションでは、荷重公差が±0.04gfのものもある。この場合、実用的な測定はできない。
【0031】
以上のように、ばねの荷重を受けてロードセル300の先端部が撓むことによって、ばねの高精度な測定が妨げられる。そこで、ロードセルの先端部が撓み難い(撓みが少ない)ロードセルを用いて、ばねの荷重を正確に測定することが考えられる。
【0032】
ところが、撓みが少ない特性のロードセルと撓みが大きな特性のロードセルを用いて、それぞれ同じサスペンション200を測定すると、撓みが少ない特性のロードセルの出力レベルは、撓みが大きな特性のロードセルの出力レベルと比べて小さい。撓みが少ない特性のロードセルでは、出力レベルが小さいため、その分、荷重ゼロ(無負荷)の時と負荷がある時との差がでにくい。無負荷時と負荷時との出力レベルの差が小さいと、ノイズの影響を受け易く(SN比が悪く)、高精度に測定できない。
【0033】
上記のように、撓み量とSN比はトレードオフの関係にある。このことから、撓み量が大きなロードセルであっても、高精度に測定することができるばね荷重の測定方法が必要である。
【0034】
(第1の実施形態)
図2は、本実施形態のばね荷重測定方法を示す図である。
図2に示すように、測定対象のサスペンション200をクランプするワーククランプ部10と、支柱22に沿って上下に移動可能なロードセル300と、ロードセル300の先端部(荷重測定子310の部分)の高さを計測する計測手段30とが設けられている。なお、本実施形態では、荷重測定装置の一例としてロードセル300を用いるが、本発明の荷重測定装置は、ロードセル300に限定されない。
【0035】
この計測手段30は、測定自体が高さや荷重に影響を及ぼさないレーザなどの非接触型変位計30であることが好ましい。この計測手段30の位置は固定であり、ロードセル300の先端部の高さが変わると、例えばレーザ変位計30からレーザを照射してその反射を受光する位置(戻り位置、戻り角度など)が変化することにより、ロードセル300の先端部の高さを検出するものである。
【0036】
本実施形態では、ロードセル300の先端部の高さを計測することで、撓み分(α)も含めたフレキシャ209の高さ(Zh+α)を求める。この場合、計測位置は、フレキシャ209によるロードセル300への加圧点Fである。
【0037】
荷重測定子310とロードセル本体300aの高さは一定であるから、ロードセル本体300aの上面(フレキシャ209によるロードセル300への加圧点Fの真上)にレーザを照射してその反射を受光する位置に基づいて、フレキシャ209の高さ(Zh+α)を求めることができる。
【0038】
次に、レーザ変位計30により検出されたロードセル300の先端部の高さに基づいて、ロードセル300の高さを調整して(この場合、下降させて)、フレキシャ209(フレキシャ209によるロードセル300への加圧点F)の高さをZhにする。そのときのロードセル300の出力(荷重)を求めれば、そのサスペンション200のヘッド荷重を求めることができる。
【0039】
なお、レーザ変位計30により高さを検出する部位は、ロードセル300の先端部の高さに代えて、サスペンション200自体であってもよい。この場合、フレキシャ209の荷重測定子310が接触する部位の近傍の高さをレーザ変位計30により求めることができる。レーザ変位計30により検出されたフレキシャ209の高さに基づいて、ロードセル300の高さを調整して(この場合、下降させて)、フレキシャ209(フレキシャ209によるロードセル300への加圧点F)の高さをZhにする。そのときのロードセル300の出力(荷重)を求めれば、そのサスペンション200のヘッド荷重を求めることができる。
【0040】
従来の測定方法では、ロードセル300の先端部の撓み(逃げ量)を小さくして測定誤差を抑える必要があるために、撓みが極力小さな特性のロードセルを使用する必要があった。そのため、微小荷重の測定では、出力電圧が小さくなりノイズに対して弱かった。
【0041】
これに対して、本実施形態では、フレキシャ209によるロードセル300への加圧点の高さF(ロードセル300の先端部が撓んだときの高さF)を計測することにより、撓みの大きな特性のロードセルを使用することが可能となり、ロードセルの設計又は選択の自由度が広がった。その結果、ノイズに強い精度の高い測定が可能となった。
【0042】
(第2の実施形態)
図3から図6を参照して、第2実施形態について説明する。
【0043】
(第2実施形態の概略)
ヘッド荷重を測定すべき高さに対応する製品設計上の目標高さ(δT)をはさんだ2点の高さ(δH,δL)で荷重(PH,PL)を測定する。その際、荷重の反力でロードセル300の先端部が逃げるために、その先端部の高さを測定する。測定した2点から測定対象のサスペンション200の荷重−高さ(撓み)線図を作成する(図6)。この線図に目標高さ(δT)をインプットして、その高さ(δT)における荷重(PA)を算出して、測定値とする。これにより、ロードセル300の先端部の撓み(変形)による誤差が生じないように、変形する部分の変位を直接測ることで変形が影響しない。以下、具体的に説明する。
【0044】
第2実施形態においては、第1実施形態と同様に、レーザ変位計30を用いて、ロードセル300の先端部の高さを測定する。
第2実施形態においては、荷重と、フレキシャ209によるロードセル300への加圧点の高さの組(セット)を、高さの異なる2点で測定し、その測定結果に基づいて、荷重−高さ(撓み)線図を作成する。この荷重−高さ線図に基づいて、所定の高さ(ヘッド荷重測定用の高さZh)における荷重値(ヘッド荷重)を計算により求める。この算出した所定の高さでの荷重値は、ロードセル300の先端部の撓み(逃げ)がキャンセルされた正確な値である。
【0045】
以下、その手順を具体的に説明する。
【0046】
(原点合わせ工程)
図3に示すように、ゼロ合わせ用ゲージ50を支持体24にセットする。ゼロ合わせ用ゲージ50は、支持体24にセットされたときに、基準面25aと同じ高さの面51を持つように構成されている。
次に、ロードセル300の高さを調整して、ゼロ合わせ用ゲージ50の面51にロードセル300の荷重測定子310を軽く接触させる。
【0047】
次に、ゼロ合わせ用ゲージ50の面51にロードセル300の荷重測定子310が軽く接触した状態で、レーザ変位計30からロードセル300のレーザ被照射部330にレーザを照射し、その反射から得られたレーザ被照射部330とレーザ被照射部330との距離をレーザ変位計30内でゼロにリセットする。
【0048】
ここで、レーザ被照射部330は、ロードセル300の荷重測定子310に対応する真上位置に設けられて、レーザー照射のターゲットとされることで、フレキシャ209によるロードセル300(荷重測定子310)への加圧点Fの高さを計測するためのものである。なお、荷重測定子310の高さと、ロードセル本体300aの高さと、レーザ被照射部330の高さは、一定である。レーザ変位計30で得られたレーザ被照射部330の高さから、それらの荷重測定子310の高さと、ロードセル本体300aの高さと、レーザ被照射部330の高さの合計を引くことにより、フレキシャ209によるロードセル300への加圧点Fの高さを求めることができる。
【0049】
(荷重測定工程)
次に、図4及び図5に示すように、高さの異なる2点でそれぞれ、レーザ被照射部330の高さと、サスペンション200の荷重を測定する。図4に示すレーザ被照射部330の高さは、図5のケースよりも高い。図4のケースでのレーザ被照射部330の高さをδH、サスペンション200の荷重をPLとし、図5のケースでのレーザ被照射部330の高さをδL、サスペンション200の荷重をPHとして、図6に示すように、荷重−高さ線図にプロットする。
【0050】
図6に示すように、図4のケースの測定結果を示すプロットP2と、図5のケースの測定結果を示すプロットP1とを直線で結んでなるグラフLaを求める。このグラフLaは、今、測定した当該サスペンション200のばね定数に対応している。ここで、2点のプロットを直線で結ぶことにより、ばね定数に対応したグラフが得られる点については、実験で確証が取れている。
【0051】
次に、当該サスペンション200の所定の高さでの荷重を得たい場合には、図6に示すグラフLaにおいて、その所定の高さに応じたδに対応した荷重Pを求めればよい。また逆に、当該サスペンション200の所定の荷重での高さを得たい場合には、図6に示すグラフLaにおいて、その所定の荷重に応じたPに対応した高さδを求めればよい。
【0052】
当該サスペンション200のヘッド荷重を得るに際しては、高さδは、δT=(Zh+荷重測定子310の高さ+ロードセル本体300aの高さ+レーザ被照射部330の高さ)に設定した上で、グラフLaからヘッド荷重PAを算出することができる。
【0053】
次に、測定対象を別のサスペンション200に代えるときには、その代わったサスペンション200に関して、改めて、上記と同様に、高さの異なる2点でそれぞれ、レーザ被照射部330の高さとサスペンション200の荷重を測定し、それらの2点の測定結果を図6と同様に荷重−高さ線図にプロットし、両プロットを結んでばね定数に対応したグラフを求める。そのグラフに基づいて、その測定対象のサスペンション200についての、所定の高さでの荷重、又は所定の荷重での高さを求めることができる。
【0054】
なお、レーザ変位計30により高さを検出する部位は、レーザ被照射部330の高さに代えて、サスペンション200自体であってもよい。この場合、フレキシャ209の荷重測定子310が接触する部位の近傍の高さをレーザ変位計30により求めることができる。高さが異なる2点でそれぞれ、サスペンション200自体の高さと、サスペンション200の荷重を測定する。サスペンション200自体の高さをδH,δLとして、荷重−高さ線図を作成する。その荷重−高さ線図に基づいて、サスペンション200が所定の高さにあるときの荷重を求めることができる。
【0055】
第2実施形態によれば、ロードセル300の先端部の撓み分をキャンセルした正確な荷重値を求めることができる。
また、個々のばね(サスペンション200)のばね定数を計測した上で、所定の高さでの荷重を求めるため、より高精度な測定を行うことができる。
【0056】
例えば、HDD用サスペンション(サスペンション)200の荷重の測定について述べる。HDDは、容量の高密度化が進み、それに伴い信号の読み書きに大きく影響する荷重精度が厳しくなってきた。このサスペンション200の板ばね部202(図7参照)は、圧延やハーフエッチングで形成されており、その板厚(図7のt参照)は、圧延の場合で数%、ハーフエッチングの場合には数十%ばらつくため、荷重公差に入れ込む(収める)ことは困難であった。これに対して、本実施形態では、測定対象のサスペンション200の1つずつにばね定数を測定した上で、個々のサスペンション200毎の所定の高さでの荷重、又は所定の荷重での高さを求めれば、この板厚のバラツキの問題の解決に有効である。
本実施形態では、サスペンション200を例にとり説明したが、それに限定されずに、広くばね一般に対して、上記の効果を奏することができる。
【0057】
従来は、図10に示すように、ロードセル420の先端をワーク200の被測定部に当て、ワーク200又はロードセル420を荷重発生方向に所定の高さまで動かして荷重を測定していた。このとき、ばね200の反力でロードセル420は逆方向に曲がる。例として、荷重が30gfのときにロードセル420は0.012mm撓む。図10を用いて説明したように、通常は、この撓み分を見越して所定の高さを予め決めておく。従って、ばね定数が異なる場合や、荷重値が異なる場合には正確な測定ができなかった。
【0058】
更に、第2実施形態によれば、微小荷重を高速に測定することができる。以下、この効果について説明する。ばねの微小荷重を測定する際、測定系の上下方向の振動が収まるまでに数秒かかる。これは、測定系の固有振動数が低いために、振幅が減衰し難いことによる。これに対し、本実施形態では、ある時点での高さと荷重値がセットで測定できさえすればよいため、上下に振動が残っていてもよい。また、高さが大きく異なる2点を測定するために、正確なばね定数を示したグラフを得ることができ、より高精度な測定を行える点でも有利である。
なお、電子天秤方式を用いる場合にも、ばねが平衡状態になるまで数秒かかるため、高速測定には適さない。
【0059】
上記第1及び第2実施形態のそれぞれでは、スライダ210が搭載される前のサスペンション200に対して、ヘッド荷重を測定した。これに対して、上記第1及び第2実施形態のそれぞれにおいて、スライダ210が搭載されたサスペンション200に対して、ヘッド荷重を測定することも可能である。その場合の測定方法は、上記第1及び第2実施形態で説明した内容において、ロードセル300の荷重測定子310を当てる対象を、フレキシャ209ではなく、フレキシャ209に搭載されたスライダ210に代えるとともに、レーザ変位計30の測定結果の利用に際しては、スライダ210の高さ分を加味するだけでよい。
【0060】
スライダ210を取り付けた状態で、ロードセル300の先端部の高さを求めた方が、個々のスライダ210の取り付けに伴う高さ(接着剤の厚さなど)をも考慮に入れることができ、実際にスライダ210が磁気ディスク21に接するときのヘッド荷重をより正確に測定することができる。
【0061】
また、異なる2点での高さと荷重をそれぞれ求めて、高さ−荷重線図からばね定数を求める第2実施形態では、高さを測定する対象をロードセル300の先端部の高さとしたが、従来と同様に、ロードセル300の筐体320であってもよい。この場合であっても、複数点での筐体320の高さと荷重を測定して高さ−荷重線図を作成するため、従来に比べれば、より正確な荷重測定を行うことができる。
【0062】
以上の本実施形態の概要は以下の通りである。
【0063】
HDDの高容量化に伴い、サスペンション200の荷重は小さく且つ高精度になっていている。従来、この荷重は、ロードセル300により測定してきたが、ロードセル300の逃げによる測定誤差も無視できなくなってきた。本実施形態では、荷重と同時にロードセル300の変位も測定し、演算処理により荷重−撓み線図を作成し、線図から所定の高さにおける荷重を推定するものである。
【0064】
【発明の効果】
本発明によれば、より高精度にばねの荷重を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のばね荷重測定方法の一実施形態の利点を説明するための図である。
【図2】図2は、本発明のばね荷重測定方法の一実施形態を示す側面図である。
【図3】図3は、本発明のばね荷重測定方法の一実施形態の一工程を示す側面図である。
【図4】図4は、本発明のばね荷重測定方法の一実施形態の他の工程を示す側面図である。
【図5】図5は、本発明のばね荷重測定方法の一実施形態の更に他の工程を示す側面図である。
【図6】図6は、本発明のばね荷重測定方法の一実施形態で使用する荷重−高さ線図を示すグラフ図である。
【図7】図7は、従来一般のサスペンションの使用形態を示す側面図である。
【図8】図8は、従来一般のサスペンションの自由時の高さを示す図である。
【図9】図9は、従来のサスペンションのヘッド荷重の一測定方法を示す図である。
【図10】図10は、従来のサスペンションのヘッド荷重の他の測定方法を示す図である。
【符号の説明】
10 ワーククランプ部
21 磁気ディスク
24 支持体
25a 基準面
30 レーザ変位計
50 ゼロ合わせ用ゲージ
51 面
200 サスペンション
200a 自由時のサスペンション
200b 磁気ディスクにスライダーが接しているときのサスペンション
201 ベースプレート
202 板ばね部
203 ロードビーム
208a ディンプル
209 フレキシャ
210 スライダ
300 ロードセル
300a ロードセル本体
310 荷重測定子
320 筐体
330 レーザ被照射部
400 ワーククランプ
401 基準面
410 上下移動手段
420 ロードセル
425 荷重測定子
430 上昇端ストッパ
F フレキシャーによるロードセルへの加圧点
Z21 基準面からの磁気ディスクの下面の高さ
Z210 スライダーの高さ
Zf 基準面からの、自由時のサスペンションのフレキシャーの高さ
Zh 磁気ディスクにスライダーを押し当てているサスペンションのフレキシャーの、基準面からの高さ
α 撓み量
δT 目標高さ

Claims (10)

  1. 測定対象のばねにカンチレバー型ロードセルの先端部分を接触させて、前記ばねの上端部弾性変形範囲内の特定の高さにあるときの荷重を測定する方法であって、
    前記ばねの上端部に直接的又は間接的に接触している前記カンチレバー型ロードセル先端部分の所定測定部分の高さを、該カンチレバー型ロードセルの非接触面側から非接触型変位計を用いて測定し、該測定結果、および前記所定測定部分と前記ばねの上端部との高さ方向の距離をもとに前記ばねの上端部を前記特定の高さに設定する高さ測定ステップと、
    前記ばねの上端部が前記特定の高さのときの前記荷重を、前記カンチレバー型ロードセルを用いて測定する荷重測定ステップと
    を備えたことを特徴とするばね荷重測定方法。
  2. 測定対象のばねにカンチレバー型ロードセルの先端部分を接触させて、前記ばねの上端部弾性変形範囲内の特定の高さにあるときの荷重を測定する方法であって、
    前記カンチレバー型ロードセル先端部分に接触している前記ばねの上端部近傍の所定測定部分の高さを、該カンチレバー型ロードセルの非接触面側から非接触型変位計を用いて測定し、該測定結果、および前記所定測定部分と前記ばねの上端部との高さ方向の距離をもとに、前記ばねの上端部を前記特定の高さに設定する高さ測定ステップと、
    前記ばねの上端部が前記所定の高さのときの前記荷重を、前記カンチレバー型ロードセルを用いて測定する荷重測定ステップと
    を備えたことを特徴とするばね荷重測定方法。
  3. 測定対象のばねにカンチレバー型ロードセルの先端部分を接触させて、前記ばねが所定の高さにあるときの荷重を測定する方法であって、
    前記ばねに直接的又は間接的に接触している前記カンチレバー型ロードセル先端部分の所定部分の高さを、該カンチレバー型ロードセルの非接触面側から非接触型変位計を用いて測定し、該測定結果をもとに前記ばねの高さを第1の高さに設定する第1高さ設定ステップと、
    前記第1の高さに設定された前記カンチレバー型ロードセル先端部分に接触している前記ばねの荷重を第1の荷重値として測定する第1荷重値測定ステップと、
    前記ばねに直接的又は間接的に接触している前記カンチレバー型ロードセル先端部分の所定部分の高さを、該カンチレバー型ロードセルの非接触面側から非接触型変位計を用いて測定し、該測定結果をもとに前記ばねの高さを前記第1の高さとは異なる第2の高さに設定する第2高さ設定ステップと、
    前記第2の高さに設定された前記カンチレバー型ロードセルに接触している前記ばねの荷重を第2の荷重値として測定する第2荷重値測定ステップと、
    前記第1及び第2の高さ並びに前記第1及び第2の荷重値に基づいて、前記ばね定数を求めるばね定数算出ステップと
    前記ばね定数算出ステップによって求められた前記ばね定数に基づいて、前記ばねが前記所定の高さにあるときの前記荷重を求める荷重算出ステップと
    を備えたことを特徴とするばね荷重測定方法。
  4. 測定対象のばねにカンチレバー型ロードセルの先端部分を接触させて、前記ばねが所定の高さにあるときの荷重を測定する方法であって、
    前記カンチレバー型ロードセル先端部分に接触している前記ばねの所定部分の高さを、該カンチレバー型ロードセルの非接触面側から非接触型変位計を用いて測定し、前記ばねの高さを第1の高さに設定する第1高さ設定ステップと、
    前記第1の高さに設定された前記カンチレバー型ロードセル先端部分に接触している前記ばねの荷重を第1の荷重値として測定する第1荷重値測定ステップと、
    前記カンチレバー型ロードセル先端部分に接触している前記ばねの所定部分の高さを、該カンチレバー型ロードセルの非接触面側から非接触型変位計を用いて測定し、前記ばねの高さを第2の高さに設定する第2高さ設定ステップと、
    前記第2の高さに設定された前記カンチレバー型ロードセル先端部分に接触している前記ばねの荷重を第2の荷重値として測定する第2荷重値測定ステップと、
    前記第1及び第2の高さ並びに前記第1及び第2の荷重値に基づいて、前記ばね定数を求めるばね定数算出ステップと
    前記ばね定数算出ステップによって求められた前記ばね定数に基づいて、前記ばねが前記所定の高さにあるときの前記荷重を求める荷重算出ステップと
    を備えたことを特徴とするばね荷重測定方法。
  5. 前記第1の高さは、前記所定の高さよりも高く設定され、
    前記第2の高さは、前記所定の高さよりも低く設定される
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のばね荷重測定方法。
  6. 前記ばねとは異なる他の前記ばねを測定対象とするときに前記他のばねのばね定数を求める他のばね定数算出ステップと、
    前記他のばね定数算出ステップによって求められた前記ばね定数に基づいて、前記他のばねが前記所定の高さにあるときの前記荷重を求める他の荷重算出ステップと
    を備えたことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載のばね荷重測定方法。
  7. 前記ばねは、ハードディスクドライブの磁気ヘッドを支持するサスペンションである
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のばね荷重測定方法。
  8. 前記カンチレバー型ロードセルは、前記サスペンションに取り付けられた前記磁気ヘッドを介して前記サスペンションに接触する
    ことを特徴とする請求項7に記載のばね荷重測定方法。
  9. 測定対象のばねにカンチレバー型ロードセルの先端部分を接触させて、前記ばねの上端部弾性変形範囲内の特定の高さにあるときの荷重を求めるばね荷重測定装置であって、
    前記ばねの上端部に直接的又は間接的に接触している前記カンチレバー型ロードセル先端部分の所定部分の高さを、該カンチレバー型ロードセルの非接触面側から非接触型変位計を用いて測定し、該測定結果、および前記所定部分と前記ばねの上端部との高さ方向の距離をもとに前記ばねの上端部を前記特定の高さに設定し、前記ばねの上端部が前記特定の高さのときの前記荷重を、前記カンチレバー型ロードセルを用いて測定することを特徴とするばね荷重測定装置。
  10. 測定対象のばねの上端部に先端部分を接触して前記ばねの上端部が弾性変形範囲内の特定の高さにあるときの荷重を測定するカンチレバー型ロードセルと、
    前記ばねの上端部に直接的又は間接的に接触している前記カンチレバー型ロードセル先端部分の所定部分の高さを、該カンチレバー型ロードセルの非接触面側から非接触型変位計を用いて測定する高さ測定部とを備え、
    前記高さ測定部による測定結果、および前記所定部分と前記ばねの上端部との高さ方向の距離をもとに前記ばねの上端部を前記特定の高さに設定し、前記ばねの上端部が前記特定の高さのときの前記荷重を、前記カンチレバー型ロードセルを用いて測定することを特徴とするばね荷重測定システム。
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