JP4130173B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、移動可能な基体に取り付けられた吸込口体を備えた電気掃除機に関する。
従来、例えば業務用などの湿式の電気掃除機すなわちウェットバキュームクリーナは、基体としての走行可能な台車を備えている。この台車上には、電動送風機を収容した掃除機本体が載置されている。また、この台車の前側には、電動送風機の吸込側に連通する吸込口体としてのスクイージが設けられている。このスクイージは、高さ切換手段により被掃除面としての床面に対する高さ位置を上下2箇所に切り換え可能となっている。また、このスクイージは、下端部に可撓性部材としてのスクイージゴムを前後に備えている。そして、このスクイージは、高さ切換手段により高さ位置を下側に切り換えた状態でスクイージゴムが床面に押圧され、この床面上の廃液などを掻き集める。また、スクイージは、非掃除時には高さ切換手段により高さ位置を上側に切り換えることで、床面から離間され、床面上を引き摺られることなどを防止する(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−215645号公報(第4頁、図2)
しかしながら、上述の電気掃除機では、高さ切換手段によりスクイージゴムを接地する際のスクイージの高さ位置が略一定であるため、長期に亘る使用でスクイージゴムが磨耗すると、スクイージゴムの下端部と床面との接地量が次第に小さくなり、吸い込みの際にスクイージゴムと床面との隙間から空気が漏れて掃除性能が低下するという問題点を有している。
また、スクイージゴムがさらに磨耗すると、スクイージゴムと床面との間に隙間が生じて掃除ができなくなり、スクイージゴムが磨耗する度に交換を強いられるおそれもある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、掃除性能の低下を抑制できる電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、基体に設けられ被掃除面に接地可能な吸込口体の被掃除面に対する接地量を調整可能な調整手段が、高さ方向に段差状の複数の段部を高さ方向と交差する方向に連続的に有し、吸込口体に連結され、かつ基体に対して高さ方向に可動的に設けられた調整部材と、基体に対して高さ方向と交差する方向に摺動可能に設けられ、段部に対して選択的に嵌合可能な固定手段と、高さ方向に沿って設けられ吸込口体に連結される螺子部材と、この螺子部材に螺合され、基体に対する高さ位置を固定可能な調整体とを備えているものである。
本発明によれば、調整手段の固定手段を基体に対して高さ方向と交差する方向に摺動させて調整部材の段部のいずれかに嵌合させることで吸込口体の高さ位置を大まかに決定するとともに、調整体を回転操作して螺子部材を高さ方向に移動させることで吸込口体の高さ位置を無段階に微調整することにより吸込口体の被掃除面に対する接地量を調整して、吸込口体と被掃除面との間に隙間が生じることを防止し、掃除性能の低下を抑制できる。
以下、本発明の一実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図6を参照して説明する。
図6において、1は電気掃除機を示し、この電気掃除機1は、フロアケアにおいて、ハードフロアの洗浄、あるいはワックスの剥離などの際の廃液を回収する湿式の掃除機、すなわちウェットバキュームクリーナである。
そして、この電気掃除機1は、移動可能な基体としての台車2と、この台車2に設けられた略円筒状の掃除機本体3と、台車2に着脱可能に取り付けられる吸込口体としてのスクイージ4とを備えている。
台車2は、図2ないし図4に示すように、掃除機本体3が載置される載置部としての略四角形状の載置台11を備えている。この載置台11の下部には、旋回輪である一対の前輪12と、走行輪である一対の後輪13とがそれぞれ回転自在に設けられ、これら前輪12および後輪13により台車2が走行可能となっている。また、載置台11の後部には、作業者が把持するハンドル部14が折り畳み可能に設けられている。
載置台11は、互いに平行に離間された前側フレーム21および後側フレーム22と、これら各フレーム21,22の間に架け渡された側部フレーム23,23と、これら両側部フレーム23,23の間に架け渡された支持フレーム24とを有している。
前側フレーム21は、細長直線状に設けられ、載置台11の最前部に位置し、台車2の幅方向に沿って直線状に設けられている。
後側フレーム22は、前側フレーム21と略等しい形状に設けられ、載置台11の最後部に位置している。
側部フレーム23,23は、細長直線状に設けられ、各フレーム21,22の両端部よりも若干幅方向の中心よりの位置にそれぞれ設けられている。また、これら両側部フレーム23,23は、各フレーム21,22に対して直交方向である前後方向に沿って図示しないボルトなどで一体的に固定されている。
支持フレーム24は、細長直線状に設けられ、各フレーム21,22と平行に設けられている。また、この支持フレーム24は、両端部が両側部フレーム23,23に図示しないボルトなどで固定されている。
また、載置台11には、掃除機本体3の外周面を支持する複数、例えば3つの本体支持部材26が設けられている。これら本体支持部材26は、金属などの部材を略L字状に屈曲して形成され、ボルト27などで固定されている。さらに、これら本体支持部材26は、例えば2つが前側フレーム21上の両端部近傍にそれぞれ配置され、1つが後側フレーム22上の長手方向の中心域に配置されて、掃除機本体3の外周面を略等間隔にバランスよく支持するように配置されている。
そして、載置台11の下部には、スクイージ4を載置台11に対して着脱可能に取り付ける取付体28が設けられている。この取付体28は、スクイージ4が着脱可能に取り付けられる前側取付板31と、この前側取付板31の後側に位置する後側取付板32とを互いに一体的に連結して形成されている。
前側取付板31は、例えば金属板などで形成され、前側連結部34、前側屈曲部35、前側直線部36および一対の取付部37が後側から前側へと順次一体に形成されている。
前側連結部34は、一対の取付孔41,41が前後方向に離間されて後端部に穿設されている。これら取付孔41,41には、前側取付板31と後側取付板32とを互いに連結する軸支ボルト42および回動ボルト43がそれぞれ取り付けられている。また、この前側連結部34は、支持フレーム24の下部に設けられた一対のガイドブラケット44間に、前端部近傍が軸穴45に挿通される図示しない軸により上下方向に回動可能に軸支されている。
前側屈曲部35は、前側連結部34に対して前方に向けて下方へと屈曲されている。
前側直線部36は、前側連結部34と略平行な方向に沿って前後方向に直線状に設けられ、前端部が載置台11の前側フレーム21よりも前側に位置している。
各取付部37は、前側直線部36の両側部に、それぞれ前側に向けて互いに拡開されるように突設されている。すなわち、各取付部37は、前側直線部36とともに平面視で略Y字状となっている。また、これら各取付部37の前端部には、前後方向に沿って長孔状の取付孔部46が切り欠き形成されている。これら各取付孔部46には、図6に示すように、スクイージ4の上部に突設された取付台部47が取付ノブ48および図示しないボルトなどにより着脱可能に取り付けられる。
一方、後側取付板32は、図3および図4に示すように、例えば金属板などで形成され、後側連結部51、後側屈曲部52および足踏み部53が前側から後側へと順次一体に形成されている。
後側連結部51は、前後方向に沿って直線状に設けられている。また、この後側連結部51には、挿通孔55および回動ガイド孔56がそれぞれ穿設されている。これら挿通孔55および回動ガイド孔56には、軸支ボルト42および回動ボルト43がそれぞれ挿通されている。
挿通孔55は、後側連結部51の幅方向の中心部に穿設されている。
回動ガイド孔56は、挿通孔55を中心として円弧状に湾曲された長孔状に形成されている。この回動ガイド孔56は、回動ボルト43をガイドすることで後側取付板32を前側取付板31に対して幅方向に回動可能とするとともに、後側取付板32の前側取付板31に対する回動角度を規制している。
後側屈曲部52は、後側連結部51に対して後方に向けて下方に屈曲されている。
足踏み部53は、載置台11の後側フレーム22の後端部に設けられたガイド板57に挿通されて後端部が後側フレーム22よりも後方に突出し、作業者が足踏み可能となっている。
ガイド板57は、略四角形状のガイド板本体61を備え、このガイド板本体61には、ガイド孔62が穿設されている。
ガイド板本体61は、螺子63,63にて後側フレーム22に固定され、後側フレーム22から下方に突出している。また、このガイド板本体61は、幅方向の一側部が載置台11の幅方向の略中心域に位置し、幅方向の他側部が載置台11の幅方向の一側部に位置している。すなわち、ガイド板本体61は、載置台11の幅方向の一側部に偏位している。
ガイド孔62は、ガイド板本体61の後側フレーム22から下方に突出した部分に穿設されている。このガイド孔62は、ガイド板本体61の幅方向の一側部である載置台11の幅方向の中心域に形成された上下ガイド部65と、この上下ガイド部65の下端部からガイド板本体61の幅方向の他側部へと延設された左右ガイド部66とを有し、略L字状に形成されている。
上下ガイド部65は、後側取付板32を上下方向にガイドするもので、上下方向に長手状に形成され、後側取付板32が嵌合可能な幅寸法に形成されている。
左右ガイド部66は、後側取付板32を左右、すなわち載置台11の幅方向に沿ってガイドするとともに後側取付板32の上下方向への移動を規制するもので、ガイド板本体61の幅方向に沿って長手状に形成されている。
この結果、取付体28とガイド板57とにより、スクイージ4の高さ位置を、被掃除面としての床面Fに接地する位置と床面Fから離間する位置との上下2箇所に切り換え可能な高さ切換手段67が構成されている。
また、取付体28の前側取付板31の各取付部37の基端部と前側直線部36との交差部には、螺子部材71が螺合されて固定される図示されない螺子孔が穿設されている。
螺子部材71は、上下方向に沿って直線状に設けられ、基端部が螺子孔の上側および下側でそれぞれナット73,73により固定されている。すなわち、螺子部材71は、取付体28を介してスクイージ4に連結されている。また、この螺子部材71は、前側フレーム21の前端部に設けられた調整部材としての調整板75に先端部が挿通されてこの調整板75の上方に突出している。そして、この螺子部材71の調整板75よりも上方に突出した先端部には、調整体としての調整ノブ76が螺合されている。
ここで、調整板75は、図1および図5に示すように、横長の四角形状に形成された調整板本体81を有している。この調整板本体81の幅方向両側部には、上下方向に沿って長孔状の調整孔82がそれぞれ穿設されている。また、この調整板本体81の上端部には、螺子部材71の先端部が挿通される突出部83が前方へ突設されている。さらに、この調整板本体81の下端部には、複数、例えば3つの段部84,85,86がそれぞれ切り欠き形成されている。
各調整孔82には、それぞれ螺子87,87が前側から挿入されている。これら螺子87,87は、前側フレーム21の前端部に幅方向に沿って設けられた溝部88にそれぞれ螺子止めされて調整板75を載置台11に固定している。したがって、調整板75は、螺子87,87を緩めることにより、各調整孔82の長手方向である上下方向に移動可能となっている。
突出部83には、前後方向に長孔状の嵌合孔89が穿設されている。この嵌合孔89には、螺子部材71の先端部が挿通されている。そして、この嵌合孔89は、高さ切換手段67によりスクイージ4の高さ位置を切り換えた際に、螺子部材71が前後方向に移動する。
段部84,85,86は、調整板本体81の幅方向の一側部から他側部へと順次連続して設けられ、調整板本体81の上下方向に順次段差状に形成されている。また、これら段部84,85,86には、固定手段としての固定板91が嵌合可能となっている。
固定板91は、前側フレーム21の下部に固定ノブ92で着脱可能に取り付けられ、各段部84,85,86のいずれか1つに選択的に嵌合することで載置台11に対する調整板75の位置を上下に微調整するものである。
一方、調整ノブ76は、嵌合孔89よりも平面視で大きく形成され、螺子部材71に螺合されている。また、この調整ノブ76は、側部に取り付けられた固定螺子としてのいも螺子93により螺子部材71に一体的に固定可能となっている。また、この調整ノブ76は、高さ切換手段67によりスクイージ4を床面Fに接地させた際に、突出部83の上部に当接して台車2の載置台11に対する高さ位置を固定されて螺子部材71の高さ位置を固定し、スクイージ4を床面Fから離間させた際に、突出部83から上方に離間される。そして、この調整ノブ76は、周方向に回動させることで螺子部材71との螺合により取付体28の高さ位置を相対的に上下へと微調整可能としている。
また、調整板75の突出部83の下部と取付体28の前側取付板31の上面との間には、取付体28を介してスクイージ4を床面Fに弾性的に押圧する押圧手段としてのコイルスプリング94が設けられている。このコイルスプリング94には、螺子部材71が挿通されている。
そして、これら螺子部材71、調整板75、調整ノブ76および固定板91などにより、スクイージ4の床面Fに対する接地量を調整する調整手段95が構成されている。
掃除機本体3は、図6に示すように、スクイージ4から吸い込んだ廃液および塵埃をともに収容する廃液タンク96と、この廃液タンク96の上部に着脱可能に設けられた吸込部97とを備えている。
廃液タンク96は、例えば金属などで有底円筒状に形成され、台車2の載置台11上に着脱可能に配置されている。
吸込部97には、電動送風機98、あるいは図示しないフィルタなどが収容されている。また、この吸込部97の後部には、電動送風機98に電力を供給する図示しない電源コードが巻き取り可能に導出されている。そして、この吸込部97には、電動送風機98の吸込側に連通接続される蛇腹円筒状のホース体99が突設されている。このホース体99は、可撓性および伸縮性を有し、先端部がスクイージ4の連通筒部101に着脱可能に連通接続される。一方、電動送風機98の排気側は、フィルタなどを介して廃液タンク96に連通されている。
スクイージ4は、電気掃除機1の幅方向に沿って長手状に形成されたケース体としてのスクイージケース102を備えている。このスクイージケース102は、長手方向の両端部が長手方向の中心部よりもそれぞれ前方に位置するように円弧状に湾曲されている。また、このスクイージケース102には、可撓性部材としてのスクイージゴム103が前後に離間されてそれぞれ取り付けられている。これらスクイージゴム103は、床面Fに接地されてスクイージケース102との間に吸引路Sを形成するとともに、床面F上の廃液などを掻き集めるものである。ここで、吸引路Sは、電動送風機98の駆動により、空気とともに塵埃および廃液などを吸い込むものである。
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
掃除の際には、高さ切換手段67でスクイージ4を床面Fに対して接地状態とする。
すなわち、作業者が、ハンドル部14を把持して台車2を固定した状態で、取付体28の足踏み部53を踏み、この取付体28の後側取付板32をガイド孔62の左右ガイド部66に沿って台車2の幅方向に移動させると、足踏み部53が上下ガイド部65に嵌合し、スクイージ4の自重およびコイルスプリング94の弾性復帰の際の弾性力によりスクイージ4が床面Fに接地する。
この状態で、作業者は、電源コードを図示しないコンセントに接続して電動送風機98を駆動させ、ハンドル部14を把持して電気掃除機1を床面F上で走行させる。
スクイージゴム103の磨耗などによりスクイージ4と床面Fとの間に隙間が生じる際には、まず、螺子87,87を緩め、図5に示すように、固定ノブ92を緩めて固定板91を幅方向に沿ってスライドさせ、この固定板91を調整板75の段部84,85,86のいずれか1つに選択的に嵌合させた状態で固定ノブ92を締め付けて固定板91を固定した後、螺子87,87を締め付けて調整板75を固定することで、突出部83に当接した調整ノブ76とこの調整ノブ76に螺合された螺子部材71とを介して連結された取付体28の高さ位置を変化させてスクイージ4の床面Fに対する高さ位置を大まかに決定する。
この状態で、作業者はいも螺子93を緩めて調整ノブ76を回転させることで、図1の想像線に示すように、この調整ノブ76が螺子部材71に対して回動し、この螺子部材71が取付体28およびスクイージ4とともに相対的に下方向に移動して、スクイージ4の高さ位置を下方向に無段階に微調整して床面Fとの隙間が生じないようにする。
そして、所望の高さ位置にスクイージ4を調整した後、いも螺子93を締め付けて調整ノブ76を螺子部材71に対して一体的に固定する。
また、スクイージ4は、コイルスプリング94により床面Fに弾性的に押圧される。
さらに、スクイージ4により掻き集められた床面F上の廃液、あるいは塵埃などは、電動送風機98の駆動により空気とともに吸引路Sに吸い込まれた後、スクイージ4からホース体99を介して吸込部97内へと吸い込まれ、廃液タンク96内に収容される。
また、掃除をしないときには、高さ切換手段67でスクイージ4を床面Fに対して離間状態とする。
すなわち、図2ないし図4の想像線にそれぞれ示すように、作業者が足踏み部53を踏んで上下ガイド部65に沿って下方向に移動させると、前側取付板31が軸穴45に挿通された軸を中心として上方向に回動してスクイージ4が床面Fから離間される。この後、作業者が足踏み部53を左右ガイド部66に沿って台車2の幅方向に移動させると、後側取付板32が前側取付板31に対して軸支ボルト42を中心として回動し、左右ガイド部66に嵌合することで後側取付板32が固定され、スクイージ4が床面Fに対して離間された状態で保持される。
上述したように、上記一実施の形態によれば、調整手段95によりスクイージ4のスクイージゴム103の床面Fに対する接地量を調整することで、スクイージゴム103と床面Fとの間に隙間が生じて電動送風機98の駆動による吸い込みの際に真空度が低下することを防止できるので、掃除性能の低下を抑制できる。
具体的には、スクイージ4が取り付けられた取付体28に螺合した螺子部材71に調整ノブ76を螺合し、この調整ノブ76の高さ位置を固定することにより、調整ノブ76を回転させることで螺子部材71が取付体28がスクイージ4とともに相対的に上下方向に移動してスクイージ4の高さ位置を無段階に微調整できるので、スクイージ4と床面Fとの間に隙間ができることを防止できる。
また、スクイージ4の接地状態で調整ノブ76、螺子部材71および取付体28によりスクイージ4と一体的に連結される調整板75の段部84,85,86のいずれかに、載置台11に固定される固定板91を選択的に嵌合させることで、スクイージ4の高さ位置を複数の段階に調整でき、使い勝手を向上できるとともに、螺子部材71および調整ノブ76と併用することで、床面Fに接触するスクイージゴム103の磨耗の度合いが比較的小さい状態から比較的大きい状態まで対応できるので、使い勝手をより向上できる。
さらに、段部84,85,86を調整板75の幅方向に隣接させて順次設けることで、固定板91を幅方向にスライドさせるだけでスクイージ4の高さ位置を調整でき、使い勝手をより向上できる。
特に、スクイージゴム103は、床面Fとの摩擦で経時的に磨耗するため、スクイージ4の高さ位置を微調整できることでスクイージゴム103の磨耗にも対応でき、スクイージゴム103を磨耗の度に交換するなどの必要もない。
しかも、螺子部材71に調整ノブ76を螺合させ、固定ノブ92で載置台11に着脱可能に取り付けられる固定板91を調整板75に設けた段部84,85,86に嵌合させるなどの、比較的簡単な構成でスクイージ4のスクイージゴム103の多様な磨耗状態に対応できるので、製造性を向上できる。
そして、スクイージ4がスクイージケース102の前後に離間されて取り付けられた可撓性を有するスクイージゴム103で床面Fに接触することにより、床面Fとスクイージゴム103との間に隙間を生じにくくでき、吸い込みの際の真空度を向上して掃除性能を向上できる。
また、コイルスプリング94でスクイージ4を床面Fに弾性的に押圧することにより、スクイージ4がダンパとして機能して床面Fの凹凸を吸収し、スクイージ4が床面Fに追従して隙間が生じにくくなるので、掃除性能をより向上できる。
さらに、高さ切換手段67により、床面Fに対してスクイージ4を接地状態と離間状態とに切り換えできるため、特にスクイージ4の後側に位置したスクイージゴム103を床面Fに引き摺らなくでき、吸い込みの際の真空度の低下を防止できるとともに、床面Fの種類、室温、あるいは床面Fに塗布されたワックスなどの種類に応じて掃除でき、かつ不必要な場合には、スクイージ4を床面Fから離間することで、床面Fの掃除時以外の移動などの際にスクイージゴム103が磨耗することを防止でき、スクイージゴム103の使用寿命を向上できる。
なお、上記一実施の形態において、調整手段95は、スクイージ4の高さ位置を微調整してスクイージゴム103の床面Fへの接地量を調整できる構成であれば、上記構成以外にも、他の様々な構成が可能である。
また、調整板75は、段部を4つ以上設けてもよい
そして、高さ切換手段67を設けない構成も可能である。この場合には、台車2の構成をより簡略化でき、製造性を向上できる。
本発明の一実施の形態の電気掃除機の一部を示す正面図である。 同上電気掃除機の調整手段を示す斜視図である。 同上電気掃除機の基体を示す底面図である。 同上基体を示す側面図である。 同上調整手段の一部を示す正面図であり、(a)は同上調整手段の固定手段の段部への嵌合状態を示す正面図、(b)は同上固定手段の他の段部への嵌合状態を示す正面図、(c)は同上固定手段のさらに他の段部への嵌合状態を示す正面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 基体としての台車
3 掃除機本体
4 吸込口体としてのスクイージ
71 螺子部材
75 調整部材としての調整板
76 調整体としての調整ノブ
84 段部
85 段部
86 段部
91 固定手段としての固定板
94 押圧手段としてのコイルスプリング
95 調整手段
98 電動送風機
102 ケース体としてのスクイージケース
103 可撓性部材としてのスクイージゴム
F 被掃除面としての床面
S 吸引路

Claims (3)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体が設けられた基体と、
    この基体に設けられ被掃除面に接地可能な吸込口体と、
    この吸込口体の被掃除面に対する接地量を調整可能な調整手段と
    を具備し
    前記調整手段は、
    高さ方向に段差状の複数の段部を高さ方向と交差する方向に連続的に有し、前記吸込口体に連結され、かつ前記基体に対して高さ方向に可動的に設けられた調整部材と、
    前記基体に対して高さ方向と交差する方向に摺動可能に設けられ、前記段部に対して選択的に嵌合可能な固定手段と、
    高さ方向に沿って設けられ前記吸込口体に連結される螺子部材と、
    この螺子部材に螺合され、前記基体に対する高さ位置を固定可能な調整体とを備えている
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. 吸込口体は、
    ケース体と、
    このケース体の前後に離間されて取り付けられ、被掃除面に接地させて前記ケース体との間に吸引路を形成する可撓性部材とを備えている
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 吸込口体を被掃除面に弾性的に押圧する押圧手段を具備した
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機
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