JP4129023B2 - ノード装置及びrprネットワーク - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道、道路沿いに敷設された光ファイバでRPRノードを結びリング状に接続したIP MANのRPRネットワークに適用される。
画像データなどの大容量のデータを送信するために、経済性と信頼性などの理由から光ファイバによるリングネットワークが多く用いられている。RPR(Resilient Packet Ring)はリング型のIPパケット用L2ネットワークプロトコルとして現在IEEE802.17で標準化中である。パケットの送信ノードは、トポロジーマップに従って受信ノードまでの最短ルートが0系か1系なのかを判断し、該当方路へパケットを送出する。最短ルートへのルーティングは障害の発生や受信品質劣化やオペレータ介入をしない限り動的に変化することはない。そのため、受信ノードから見ると、あるノードからのパケットは必ず0系又は1系から受信することになる。
図25はRPRネットワークを示す図である。図25に示すようにノード2#1〜2#5及び伝送路によりリングネットワークが構成されている。RPRネットワークは光二重リングネットワークである。このネットワークは、0系リング4#0,1系リング4#1の2つのリングから構成されている。各ノード2#iの動作は以下のようになる。ここでは、ノード2#1について説明する。ノード2#1は、他ノード2#2,…,2#5とトポロジー情報を交換しており、0系リング4#0と1系リング4#1について、各ノード2#2,…,2#5までのホップ数等を測定することにより、各ノード2#2,…,2#5までの最短ルートを検出している。
ノード2#1は、ビデオカメラで撮像した映像信号の符号化パケット等をエンコーダ等より受信すると、符号化パケットを宛先のサーバを収容するノード(受信ノード)への最短ルートとなる0系又は1系リング4#0,4#1のパケット送出リングに送出する。例えば、ノード2#1は、図25中の矢印に示すように、ノード2#3宛てパケットを1系リング4#1に送出する。また、ノード2#4は、図25中の矢印で示すように、ノード2#3宛てパケットを0系リング4#0に送出する。一方、ノード2#1は、0系又は1系リング4#0,4#1よりパケットを受信すると、該パケットの受信ノードが自ノードでない場合は、受信した0系又は1系リング4#0,4#1に送信する。
リングネットワークは、パケットの送信元となるノード(送信ノード)、受信ノードの位置関係から最短ルートでデータを送信する際に0系リング4#0にするか1系リング4#1でデータを送信するかを選択できるという特徴がある。RPRの検討段階のなかでも、単なるノード数による方路決定ばかりでなく、Cost,Link Rate(Physical)を考慮する方式も提案されている。
センタノードをRPRネットワーク上に設け、各送信ノードのパケットをセンタノードで集中管理するように構成されたセンタ中心型ネットワークでは、トラフィックが1ノードに集中することになる。
図26はセンタ中心型ネットワークを示す図である。ノード2#5がセンタノードの場合を示している。センタノード2#5を起点として、送信ノード2#1〜2#4を見ていくと、0系,1系とに2分岐してデータが載ってくる。しかも、同ノード数分の2分岐路ツリーになる。例えば、図26に示すように、ノード2#2,2#1からのパケットは0系リング4#0、ノード2#3,2#4からのパケットは1系リング4#1に載ってくる。
図27は2分岐ツリーを示す図である。図26のセンタ中心型ネットワークを2分岐ツリーにより表すと図27に示すようになる。この2分岐ツリーでは、下流側のノードでは、自ノードが受信したパケットに加えて、上流側のノードから受信したパケットを伝送路に送信することからレベルが高い(ルートレベルに近い)ものとなっている。例えば、センタノード2#5が0レベル、ノード2#1,2#4が1レベル、ノード2#2,2#3が2レベルとなっている。ここで、1系リング4#1のトラフィックがグンと多くて、0系リング4#0のトラヒックが少ないとどうなるか。例えば、1系リング4#1において、ノード2#3のトラフィックが70Mbps、ノード2#4のトラフィックが30Mbpsであり、0系リング4#0において、ノード2#2のトラフィックが20Mbps、ノード2#1のトラフィックが10Mbpsであるとする。このとき、ノード2#4からセンタノード2#5に向かう1系のトラフィックは100Mbpsとなる。
RPRでは、例えば、ノード2#4では、パケットを1系リング4#1に送出しようとするとき、自分のパケットを送出できる程帯域に余裕がなしと判断すると、自分の流す1系リング4#1と逆方路の0系リング4#0、つまり上流に輻輳通知して流れを抑えろと要求する。その結果、上流ノード2#3はパケットの1系リング4#1への送出を若干抑えるので、ノード2#4でパケット送出が可能となる。もし、1系リング4#1の輻輳を検出したとき、0系リング4#0の帯域に充分余裕があればどうなるか。輻輳通知は不要となる。このように、従来では、ある系に輻輳が発生すると必ず上流側のノードに輻輳通知をしていたため、輻輳通知が不必要な場合でも上流側でトラフィックを抑えるこという無駄が生じていた。
また、先行文献としては以下の特許文献1があった。
特許文献1は、双方向リングネットワークにおいて、輻輳が発生した場合に、輻輳を回避するべく輻輳が発生したノードを含む下流ノードの出力帯域幅を制御することを開示している。
特開2001−45036号公報
しかしながら、特許文献1では、ノードの出力帯域幅を制御するものであり、パケット送出リングを切り替えるものでないため、出力帯域を制限しなくてもパケット送出リングを切り替えるだけで済む場合でも、出力帯域を制限しているため、パケット廃棄する必要があった。
本発明の目的は、輻輳を検出しても、輻輳通知が不必要な場合は、輻輳通知をせずに伝送することのできる、ノード装置及びRPRネットワークを提供することである。
0系及び1系リングに二重化されたネットワークを構成するノード装置であって、通常モード時に他の各ノード装置宛てのパケットを前記0系及び1系リングのいずれかのパケット送出リングへの送出処理をする通常モード処理部と、前記0系及び1系リングについて、送信側のトラフィックに基づいて輻輳の発生を検出し、前記輻輳の発生が検出されると全ノード装置に対して輻輳通知を行う輻輳検出部と、他のノード装置から前記輻輳通知を受信する輻輳受信部と、前記輻輳検出部又は前記輻輳受信部により前記輻輳の発生が検出又は前記輻輳通知が受信され、自ノードが受信パケット量の最も多いセンタノードである時、他のノードである子ノードから自ノード宛てへのパケット量に基づいて、該センタノード宛てのパケットの前記通常モード時の前記パケット送出リングを変更するノードをターゲットノードとして確定し、該ターゲットノード宛てにパケット送出リングを変更するよう指示するターゲットコマンドを送信するセンタノード処理部と、前記センタノードが送信した前記ターゲットコマンドを受信した場合に、該ターゲットコマンドの送信元センタノード宛てのパケットの前記パケット送出リングを変更して動的帯域変更モードに遷移するターゲットノード処理部とを具備し、前記センタノード処理部は、前記輻輳検出部又は前記輻輳受信部により前記輻輳の発生が検出されず、且つ前記輻輳通知が受信されないとき、前記ターゲットコマンドを送出しないことを特徴とするノード装置が提供される。
好ましくは、一定時間内に受信した自ノード宛ての受信パケット量を検出するパケット量検出部と、前記受信パケット量を他の全ノードに通知する受信パケット量通知部と、他ノードからの前記受信パケット量を受信する受信パケット量受信部と、前記受信パケット量検出部が検出した受信パケット量と前記受信バケット量受信部が受信した受信パケット量とを比較して、自ノードの受信パケット量が最大であり且つネットワークがセンタ集中型ネットワークである場合に、自ノードがセンタノードであることを他の全ノードに通知するセンタノード確定部とを具備して構成する。
本発明によれば、輻輳が発生したときに、上流側でパケットの一部を破棄してトラフィックを抑制するのではなく、ノードのリング送出の系を切り替えるので、トラフィックを抑制することなく輻輳が回避できて、空き帯域を有効利用することができる。
本発明の実施形態を説明する前に本発明の原理の説明をする。図1は本発明の原理図である。図1に示すように、複数のノード10#1〜10#5並びに0系リング12#0及び1系リング12#1により二重化リングネットワークが構成されている。各ノード10#iは、通常モード処理部20#i、センタノード処理部22#i及びターゲットノード処理部24#iを具備する。ノード10#5が自ノード宛ての受信パケット量(例えば、受信パケット数,受信パケット数分のパケットのパケット長の和)の最も多いセンタノードである場合について、動作説明をする。
各ノード10#iの通常モード処理部20#iは、通常モード時に、他ノード宛てパケットを0系リング12#0及び1系リング12#1のいずれかのパケット送出リングに送出している。センタノード10#5宛てのパケットについては、ノード10#1,10#2の送出リングが0系リンク14#0、ノード10#3,10#4の送出リングが1系リング14#1である。
センタノード10#5中のセンタノード処理部22#5は、他のノード10#1〜10#4である子ノードから自ノード10#5宛てのパケット量に基づいて、該センタノード10#5宛てのパケットのパケット送出リングを変更するノードをターゲットノードとして確定する。例えば、センタノード10#5宛ての一定時間内のパケット数がノード10#1,10#2,10#3,10#4のセンタノード10#5宛てのパケット量がそれぞれ10,20,70,30であるとする。センタノード処理部22#5は、0系リング12#0の方が1系リング12#1よりも帯域に余裕があると判断し、ノード10#4のセンタノード宛てのパケットの送出リングを1系リング12#1から0系リング12#0に変更するノード10#4をターゲットノードとして確定する。
センタノード処理部22#5は、ターゲットノード10#4宛てにパケット送出リングを変更するよう指示するターゲットコマンドを送信する。ターゲットノード10#4のターゲットノード処理部24#4は、センタノード10#5が送信したターゲットコマンドを受信すると、該ターゲットコマンドの送信元センタノード10#5宛てパケットのパケット送出リングを1系リング12#1から0系リンク12#0に変更する。これにより、ターゲットノード10#4ではパケット送出リングをトラフィックに余裕のある0系リング12#1に変更してパケットを送出するので、ノード10#3,10#4等でパケットを廃棄する必要がなくなり、帯域を有効利用できる。
図2は本発明の実施形態によるRPRノード50#iの構成図である。図2に示すように、RPRノード50#iは、10/100BASE PKG52#i、0系光/電気変換部54#i0,1系光/電気変換部54#i1、L3制御部56#i0,56#i1、0系受信部58#i0、1系受信部58#i1、0系送信部60#i0,1系送信部60#i1、バス62#i及び処理部64#iを具備する。
10/100BASE PKG52#iは、エンコーダ42#iや画像データを収集するサーバ44#iとの間の10/100ベースのインタフェースを司る。即ち、エンコーダ42#iより符号化パケットを受信して、バス62#iを通して処理部64#iに出力する。また、バス62#iよりサーバ44#i宛ての符号化パケットを受信して、サーバ44#iに送出する。0,1系光/電気変換部54#i0,54#i1は、0,1系伝送路66#0,66#1と0,1系送信部60#i0,60#i1との間をインタフェースする。即ち、光信号/電気信号間の変換を行う。
L3制御部56#i0,56#i1は、パケットを制御するものであり、具体的には以下の機能を有する。0系,1系光/電気変換部54#i0,54#i1により電気信号に変換された、コントロールパケットやIPパケットが自ノード50#i又は自ノード50#iが収容するサーバ44#i宛て(これらを自ノード宛てパケットと呼ぶ)であるか否かを判断する。(i)自ノード宛てパケットならば、0系,1系受信部58#i0,58#i1及びバス62#iを通して、コントロールパケットを処理部64#iに、IPパケットを10/100BASE PKG52#iに出力する。(ii)自ノード宛てのパケットでなければ、0系,1系受信部58#i0,58#i1、バス62#i及び0系.1系送信部60#i0,60#i1を通して、0系,1系光/電気変換部54#i0,54#i1に出力する。
0,1系受信部60#i0,60#i1は、0,1系光/電気変換部54#i0,54#i1よりパケットを受信する。0,1系送信部60#i0,60#i1は、処理部64#iからのコントロールパケット及びIPパケットをバス62#iを通して入力し、また、他ノードへ中継するべきパケットをバス62#iを通して入力して、0系.1系光/電気変換部54#i0,54#i1に送信する。バス62#iは、パケットのやり取りをするためのバスである。
図3は図2中の処理部64#iの構成図である。図3に示すように、処理部64#iは、動的帯域変更モード切替部100#i、センタノード確定処理部102#i、輻輳検出部104#i、センタノード処理部106#i、ターゲットノード処理部108#i、通常運用切戻し処理部110#i及び通常運用処理部112#iを有する。
図4は動的帯域変更モード切替部100#iの動作フローチャートである。ステップS2において、オペレータがNSP(Network Service Processor)から全てのノード宛てに送信した動的帯域変更モード通知(パケットA)のパケットを受信する。ステップS4において、通常モードから動的帯域変更モードに切り替えるために動的帯域変更モードフラグをセットする。通常モードとは、輻輳時にRPRリングのSRPフェアネスアルゴリズムを用いて輻輳解除を行うモード、もしくは障害発生時に切り替え制御を行うモードである。また、動的帯域変更モードとは、輻輳時にアップストリーム方向の送出リングにパケットを送出することにより帯域制限を行わずに輻輳解除を行うモードである。
図5はセンタノード確定処理部102#iの動作フローチャートである。ステップS10において、動的帯域変更モードフラグがセットされたら、ある時間内の「受信パケット数」をカウントし、一定時間毎に受信パケット数情報を含む受信パケット数情報通知パケット(パケットC)をブロードキャスト送出する。受信パケットとは、自ノード宛てのパケットをいう。ステップS12において、他ノードのパケットCを受信する。ステップS14において、自ノードが受信パケット数最大ノードであるか否かを判別する。自ノードが受信パケット数最大ノードであれば、ステップS16に進む。自ノードが受信パケット数最大ノードでなければ、ステップS22に進む。
ステップS16において、全てのノードからパケットCを受信したか否かを判断する。パケットCを受信していないノードが有れば、ステップS12に戻る。全ノードからパケットCを受信した場合は、ステップS18に進む。受信パケット数の最も多いノードがセンタノードとなる。ステップS18において、MAX受信パケット数に対する、MAX受信パケット数と2ndMAX受信パケット数との差分の比が一定範囲内であるとき、例えば、20%以上であるか否かを判断する。20%以上であれば、センタ集中型のネットワークであること考えられるので、ステップS20に進む。20%以内であれば、各ノードには均等にパケットが落ちている、即ち、均等に各ノード宛てにパケットが送出されているものと考えられ、運用されているネットワークはセンタ集中型とはいえないネットワークであり有効に本発明を適用することは困難であると判断し、ステップS22に進む。
ステップS20において、センタノードはセンタノードフラグをセットする。ステップS22において、動的帯域モードフラグクリアする。ステップS22において、動的帯域変更モードのフラグをクリアにする。
輻輳検出部104#iは、0系リング及び1系リングについて、送信側のトラフィックを検出しており、トラフィックが一定以上となり輻輳の発生を検出すると、輻輳を検出したノード(輻輳ノード)は、全局に対してアップロード方向に輻輳通知を行う。この輻輳通知は全ノードにされる。
図6はセンタノード処理部106#iの動作フローチャートである。ステップS50において、自ノードがセンタノードであるとき、自らがセンタノードであることを通知するセンタノード確定コマンド(パケットD)を送信する。センタノード以外のノード(子ノード)はパケットDを受信すると、センタノード宛パケットがどれだけ有るかを示すパケット宛先情報を含む受信パケット数レスポンス(パケットE)をセンタノード宛てに送信する。
ステップS52において、子ノードよりパケットEを受信する。ステップS54において、全ての子ノードからパケットEを受信したか否かを判定する。全ての子ノードから受信していれば、ステップS56に進む。未だ受信していない子ノードがあれば、ステップS52に戻る。
ステップS56において、自ノードで輻輳が発生しているか否かを判別する。輻輳が発生している場合は、ステップS60に進む。自ノードで輻輳が発生していない場合は、ステップS58に進む。ステップS58において、他ノードより輻輳通知を受けたか否かを判別する。輻輳通知を受けた場合は、ステップS60に進む。輻輳通知を受けていない場合は、終了する。動的帯域変更は、輻輳が発生している場合において効果的であるからである。ステップS60において、パケット送出リングの切替を要求するターゲットノードを以下のようにして選定する。ターゲットノードはセンタノードがパケット送信時の「リング選択を逆にする」ように指定する子ノードをいう。
センタノードであるとき、センタノードをルート、各他ノードについて、センタノードまでのホップ数の少ない系のホップ数をレベルとする0系と1系から成る通常モードにおける2分岐ツリーを作成する。そして、受信パケット数レスポンスより発パケットアドレスとそのパケット数を2分岐ツリーに埋め込む。こうすると、当該2分岐ツリーにおける、0系と1系のセンタノードに向かう総トラヒック量が出てくるので、トラヒック量を平均的に2分できる2分岐ツリーを以下のトポロジーに従って決定する。
(a) 該当ノードからセンタノードへのパケット送出リングを変更することでトラヒックが平均的に二分できるツリーであること。
(b) リング切替を行うセンタノードからホップ数が大きいこと。リンク切り替えでは逆リングを使用するため、ホップ数が小さくなる。それにより、センタノードへ少ない遅延時間でデータ伝送することができる。
(c) アルゴリズムは多少複雑になるが、(a),(b)において、ターゲットノードが複数個の場合も許して、リング切替を行うターゲットノード数が最小となるようにターゲットノードを選定するようにしても良い。処理の手間を減らすためである。
図7はターゲットノードが1個とした時のターゲットノードの選定方法の一例を示すフローチャートである。ステップS100において、輻輳している0系又は1系リンク(輻輳ストリーム)上の最大ホップ数のノードを選択する。ターゲットノードが上記(b)の条件を満足する必要があるからである。ステップS102において、当該ノードのホップ数をnとし、ノード名をNとする。ステップS104において、ノードNからセンタノードへのパケットを逆パケットリングで送ったとき、0系,1系リングからセンタノードへのパケット数の比率が一定範囲、例えば、1.5倍以内に収まるか否かを判断する。上記(a)を満足する必要があるからである。
一定範囲に収まる場合は、ステップS110に進む。一定範囲に収まらない場合は、ステップS106に進む。ステップS106において、ノードNをホップ数(n−1)のノードに置換する。ステップS108において、Nはセンタノードであるか否かを判別する。センタノードであれば、上記(a),(b)を満足するターゲットノードが存在しないので、ステップS120に進む。センタノードでなければ、ステップS102に戻る。ステップS110において、Nをターゲットノードに設定する。ステップS120において、動的帯域変更モード終了する。
図8はセンタノードにおけるターゲットノード処理部108#iのフローチャートである。図9及び図10はターゲットノードにおけるターゲットノード処理部108#iのフローチャートである。図8中のステップS140において、自ノードがセンタノードである場合には、ターゲットノードに指定されたことを示すターゲットコマンド(パケットF)を送信する。図9中のステップS150において、ターゲットノードはパケットFを受信する。ステップS152において、自ノードからのパケットのうち、宛先がセンタノードであるものに対して、逆リングを使用せよというターゲットフラグを立てる。これによりターゲットフラグが設定されている限りセンタノード宛パケットは逆リングを用いて送出される。ステップS154において、センタノードに向けて了解を示すターゲットレスポンス(パケットG)を送信する。図8中のステップS142において、ターゲットノードから了解のパケットGを受信する。
図10はセンタノード宛てのパケット送出制御を示すフローチャートである。ステップS180において、ターゲットフラグがセットされているか否かを判定する。ターゲットフラグがセットされていれば、ステップS182に進む。ステップS182において、センタノード宛てのパケットのパケット送出リングを切り替える。ターゲットフラグがセットされていなければ、センタノード宛てのパケットのパケット送出リングを切り替えずパケットを送出する。
図11及び図12は通常運用切戻し処理部110#iの動作フローチャートである。ステップS200において、輻輳通知がなくなったか否かを判別する。輻輳通知がなくなった場合には、ステップS202に進む。輻輳通知が有れば、ステップS210に進む。ステップS202において、センタノードは輻輳処理後も子ノードから定期的に受信パケット数レスポンスを受け取っており、通常運用に戻したとき伝送路に十分な空きができるか否かを判断する。十分な空きができると判断される場合には、ステップS204に進む。十分な空きができないと判断される場合には、図6中のステップS60に戻る。
ステップS204において、ターゲットノードに対しターゲット解除コマンド(パケットH)を送信する。十分な空きができる場合は通常運用の方が通信コスト等の観点より効率的であるからである。図8中のステップS250において、ターゲットノードはパケットHを受信する。ステップS252において、ターゲットフラグをクリアする。ステップS254において、センタノードに了解のレスポンス(パケットI)を送信する。図7中のステップS206において、パケットIを受信する。ステップS208において、運用を通常運用に戻す。
ステップS210において、ターゲットノードのパケット送出リングを逆にしても輻輳が解除できないので、ターゲットノードに対しパケットHを送信する。ターゲットノードは図8中のステップS250〜ステップS254を実行する。ステップS212において、パケットIを受信する。ステップS214において、運用を通常運用に戻す。
図13はオペレータの指示による動的帯域変更モードから通常モードへの遷移の場合の通常運用切戻し処理部110#iの動作を示すフローチャートである。ステップS280において、オペレータより通常モード通知(パケットB)を受信する。ステップS282において、全ノードにおいて、動的帯域変更モードフラグをクリアする。ステップS284において、自ノードがターゲットノードであるか否かを判断する。ターゲットノードでなければ、ステップS286に進む。ターゲットノードならば、ステップS300に進む。ステップS286において、自ノードがセンタノードであるか否かを判断する。センタノードでならば、ステップS310に進む。センタノードでなければ、終了する。ステップS00において、ターゲットノードにおいて、ターゲットフラグをクリアする。ステップS310において、センタノードにおいてセンタノードフラグをクリアする。
図14は動的帯域変更モードでの障害発生時の処理フローチャートである。ステップS400において、障害が発生したか否かを判断する。障害とは、0系リング又は1系リングの障害をいう。障害発生した場合は、ステップS400に進む。障害発生していなければ、終了する。ステップS402において、各ノード50#iにおいてセットされているフラグをクリアにする。障害が発生した場合は、動的帯域変更モードでの処理はできないからである。これにより、障害時の伝送路の切り替えが行われる。
図3中の通常運用処理部112#iは、ネットワークトポロージによるホップ数等に基づいて非輻輳時におけるパケットのパケット送出リングへの送出制御、通常モードでの輻輳時にRPRリングのSRPフェアネスアルゴリズムを用いて輻輳解除、また、障害が発生したときの切り替え制御を行う。
図15はRPRノードのモードと処理状態遷移を示す図である。上述したように、モードには、通常モード1と動的帯域変更モード2とがある。動的帯域変更モード2に遷移するために、センタノード確定処理2-1、センタノード処理2-2、ターゲットノード処理2-3が実行される。通常モード1であるとき、(1)に示すように、NMSを介してオペレータの介入により動的帯域変更モード通知がされると、センタノード確定処理2-1に遷移する。センタノード確定処理2-1において、(3)に示すように、センタノード確定コマンドが送出されると、センタノード処理2-2に遷移する。センタノード処理2-2において、(4)に示すように、ターゲットが決定されると、センタノードからターゲットノードにターゲットコマンドが送信されると、ターゲットノード処理2-3に遷移する。ターゲットノード処理2-3において、(5)に示すように、センタノードに向けて了解のレスポンスが行われると動的帯域変更モード2に遷移する。一方、動的帯域変更モード2において、センタノードからターゲット解除コマンドを送信し、ターゲットノードがターゲットノードを解除する了解のレスポンスをセンタに返したとき、又は故障が発生したとき、(6)に示すように、通常モード1へ遷移する。
図16はコントロールパケットのフォーマットを示す図である。図12に示すように、パケットは、リングコントロール(2バイト)、宛先(デスティネーション)アドレス(6バイト)、送信元(ソース)アドレス(6バイト)、コントロールバージョン(1バイト)、コントロールタイプ(1バイト)、ヘッダチェックサム(2バイト)、ペイロード(可変長バイト)及びFCSを含む。リングコントロールは、パケットの優先度、ライフ等のコントロール信号である。宛先アドレスは、パケットの宛先ノードのMACアドレスであり、宛先を他の全ノードとするブロードキャストアドレスは、オール「F」である。送信元アドレスは、パケットの送信元ノードのアドレスである。コントロールバージョンはパケットフォーマットの版数である。コントロールタイプは、通知/コマンド/レスポンス種別が設定される。
図17はコントロールパケットの種別を示す図であり、コントロールパケット種別、コントロールパケットの流れる方向及びコントロールパケットの用途を示している。図17に示すように、コントロールパケットには、動的帯域変更モード通知、通常モード通知、受信パケット数通知、センタノード確定ノード、受信パケット数レスポンス、ターゲットコマンド、ターゲットレスポンス、ターゲットノード解除コマンド、ターゲットノード解除レスポンスのパケットA〜Iがある。
動的帯域変更モード通知は、NMSから全ノードに対して送信されるものであり、オペレータが「通常モード」から「動的帯域変更モード」に入ることを指示する目的で使用される。通常モード通知は、NMSから全ノードに対して送信されるものであり、オペレータが「動的帯域変更モード」から「通常モード」に入ることを指示する目的で使用される。受信パケット数通知は、各ノードから残りの全ノード宛てに送信されるものであり、ある時間内に測定した自ノード宛パ
ケット数を通知する目的で使用される。
センタノード確定コマンドは、センタノードであると判断されるノードから残りの全ノード宛てに送信されるものであり、リングの中で一番受信パケット数が多いノードが自ノードがセンタノードであることを宣言する目的で使用される。受信レスポンス数レスポンスは、残り全ノードからセンタノード宛てに送信されるものであり、センタノード宛パケット数がどれだけ有るかを通知する目的で使用される。ターゲットコマンドは、センタノードからターゲットノード宛てに送信されるものであり、ターゲットノードになったことを通知する目的で使用される。ターゲットレスポンスは、ターゲットノードからセンタノード宛てに送信されるものであり、自ノードがターゲットノードになることを了解した旨を通知する目的で使用される。ターゲットノード解除レスポンスは、ターゲットノードからセンタノード宛てに送信されるものであり、ターゲットノードが解除されたことを了解した旨を通知する目的で使用される。
図12中のヘッダチェックサムはヘッダのチェックサムである。ペイロードは本パケットのデータ部である。ペイロードには、通知/コマンド/レスポンス種別に応じて、次のものが設定される。
図18はペイロードに設定されるパラメータの内容を示す図である。図18に示すように、パケットAの場合は、動的帯域変更モードであること、受信パケット数測定時間、測定休止時間が設定される。パケットBには通常モードであることが設定される。パケットCには、受信パケット数及び測定時間が設定される。パケットDには、何も設定されない。パケットEには、センタノードへ送出パケット量及び測定時間、センタノードへの送出リング種別が設定される。パケットF,G,H,Iには、何も設定されない。
以下、動的帯域変更の動作説明をする。図19は、RPRネットワークの構成例を示す図であり、5個のノード50#i(i=1,2,…,5)、NSP120及び0系,1系リング122#0,122#1により構成されている。このRPRネットワークでは、駅等に設置されたビデオカメラ40#iにより撮像され、エンコーダ42#iにより符号化されたパケットを受信したノード50#iがそのパケットの宛先ノードに送出する場合を例に説明する。
(1) 動的帯域変更モードへの切替
通常では、RPRネットワークでは、通常モードに従ってパケットの方路が振り分けられて、例えば、図19中の矢印に示すように、該当方路に送出される。オペレータが、モード変更を行うのが良いと判断したときと、NSP152を介して動的帯域変更モード通知(パケットA)を全ノード宛てにブロードキャストする。動的帯域変更モード通知をするのは、例えば、映像信号をセンタノードで集中管理し、センタノードに接続されるサーバに各ノードからの画像をモニタしているような場合に、画質が駒落ちなどにより劣化したようなときである。各ノード50#i(i=1,2,…,5)がパケットAを受信すると、動的帯域変更モードフラグをセットする。
(2) センタノード確定処理
動的帯域変更モードフラグがセットされると、各ノード50#i(i=1,…,5)は一定時間内の受信パケット数をカウントする。一定時間毎に受信パケット数をパケットCにより他の全ノード宛てにブロードキャストする。各ノード100#iは他の全ノードよりパケットCにより受信パケット数を受信することとなる。各ノード50#iは自ノードの受信パケット数と他の全ノードの受信パケット数とを比較して自ノードが最も受信パケット数の多いノードであるか否かを判断する。受信パケット数の最も多いノードは自らがセンタノードであると判断する。各ノード50#iは、MAX受信パケット数に対するMAX受信パケット数と2ndMAX受信パケット数の差分の割合が20%以上であり、RPRネットワークはセンタ集中型であるか否かを判断する。センタ集中型であれば処理を続行する。ノード50#iは、センタ集中型でなければ、動的帯域変更モードフラグをクリアして、通常モードにより方路振り分けを継続して行う。
図20は各ノードの受信パケット数を示す図である。ノード50#1,50#2,50#3,50#4,50#5の受信パケット数は、70,0,30,20,130であとする。MAX受信パケット数がノード50#5の受信パケット数の130であり、2ndMAXパケット数がノード50#3の70であり、MAX受信パケット数130に対する、MAXパケット数と2ndパケット数との差分60の割合が46%と20%以上であるため、本ネットワークはセンタ集中型であるものと判断される。センタノード50#5は、パケットDにより自らがセンタノードであることを他ノード50#1〜50#4に通知する。ノード50#1〜50#4は、パケットDを受信すると、パケットEによりセンタノード50#5宛てのパケットがどれだけあるかを定期的に通知する。
(3) 輻輳検出
図21は輻輳検出を示す図である。各ノード50#1〜50#4は0系及び1系の各リング122#0,122#1で輻輳が発生するか否かを判断する。図21に示すように、ノード50#4は1系リング122#1の送信側のトラフィックが100Mbpsであり、輻輳が発生していることを検出したとする。輻輳ノード50#4は、アップストリーム方向である0系リング122#0にセンタノード50#5宛ての輻輳通知パケットを送信する。
(4) センタノード処理
センタノード50#5は、受信パケットレスポンス情報を定期的に受信しており、輻輳通知パケットを受信すると、受信パケットレスポンス情報を用いて子ノード50#1〜50#4からセンタノード50#5へのパケット送信状況を認識する。
図22は輻輳発生時の2分岐ツリーを示す図である。センタノード50#5は、ノード50#1〜50#4を0系と1系と順次2分岐し、発パケットアドレスとそのパケット数を2分岐ツリーに埋め込む。ノード50#1,50#2,50#3,50#4からセンタノード50#5に向かうトラフィック量が、それぞれ10Mbps,20Mbps,70Mbps,30Mbpsであるとすると、図22に示すように、0系では、レベル1がノード50#1,レベル2が50#2、1系では、レベル1がノード50#4,レベル2が50#3となる2分岐ツリーが作成される。こうすると、0系と1系のセンタノード50#5に向かう総トラフィック量がでてくるので、トラヒック量が平均的に2分できる2分岐ツリーを上述した手順に従って決める。
図23は輻輳処理後の2分岐ツリーを示す図である。輻輳ストームは1系リング122#1であるので、1系リング122#1を送信パケットリングとするノード50#3,50#4の中で最大ホップ数のノード50#3を選択する。ノード50#3からセンタノード50#5へ0系リング122#0で送ったとき、センタノードは、0系から100(10+20+70)、1系から30を受信することとなり、両系の比率が1.5倍以内ではないので、次にホッフ数の大きいノード50#4を選択する。ノード50#4のパケット送出リングを0系とすると、センタノード50#5は0系から60(10+20+30)、1系から70を受信することとなり、両系の比率が1.5倍以内となるので、ノード50#4をターゲットノードとして選択する。これにより、図23に示すように、輻輳処理後の2分岐ツリーは、0系について、ノード50#1,50#2,50#4、1系について、ノード50#3となる。
輻輳後はノード50#4の送出リングを変更することになることから、センタノード50#5はノード50#4にパケットFを通知する。ノード50#4はパケットFを受信すると、ノード50#5宛てにパケットGにより了解のレスポンスを出す。
(5) ターゲットノード処理
図24は輻輳処理後のセンタノード宛パケットの流れを示す図である。ターゲットノード50#4はターゲットノードのフラグを立て、収容するエンコーダから受信した各パケットの宛先アドレスをチェックし、センタノード50#5向けのパケットの送出リングを1系リング122#1から0系リング122#0へと変更して、図24中の矢印に示すように、0系リング122#0に送出する。これにより、ノード50#4では、センタノード50#5宛てのパケットの送出を抑えることなく、パケット送出リングを1系リング122#1から0系リング122#0に変更することにより、センタノード50#5へパケットを送信することができる。また、図24に示すように、ターゲットノードではない、ノード50#3は1系リング122#1に、ノード50#1,50#2は0系リング122#0にセンタノード50#5宛てパケットを送出する。
(6) 通常運用への切り戻し
センタノード50#5は輻輳処理後、輻輳検出のチェック及び子ノードから定期的にパケットEより受信パケット数レスポンスを受け取り、通常運用に戻したとき伝送路に十分な空きができるかをチェックしており、動的帯域変更モードにも関わらず輻輳発生した場合や十分な空きがあると判断した場合に以下のようにして通常運用に戻す。センタノード50#5からノード50#4に対してターゲット解除コマンド(パケットH)を送信する。ターゲットノード50#4は、パケットHを受信するとターゲットフラグをクリアにし、ターゲットノード解除の了解レスポンス(パケットI)をセンタノード50#5に返す。また、伝送路に障害が発生した場合には通常運用に切り戻す。例えば、0系に障害が発生した場合には,1系に切り替えるべく、通常運用へ切り戻す。
以上説明した本発明によれば、輻輳が発生したときに、上流側でパケットの一部を破棄してトラフィックを抑制するのではなく、ノードのリング送出の系を切り替えるので、トラフィックを抑制することなく輻輳が回避できて、空き帯域を有効利用することができる。
図1は本発明の原理図である。 図2は本発明の実施形態によるノード装置の構成図である。 図3は図2中の処理部の構成図である。 図4はモード変更時のフローチャートである。 図5はセンタノード確定処理のフローチャートである。 図6はセンタノード処理のフローチャートである。 図7はセンタノードにおけるターゲットノード確定処理部のフローチャートである。 図8はセンタノードにおけるターゲットノード処理部のフローチャートである。 図9はターゲットノードにおけるターゲットノード処理部のフローチャートである。 図10はターゲットノード処理部のフローチャートである。 図11は通常運用切り戻し部のフローチャートである。 図12は通常運用切り戻し部のフローチャートである。 図13は通常運用切り戻し部のフローチャートである。 図14は通常運用切り戻し部のフローチャートである。 図15はRPRノードのモードと処理状態遷移を示す図である。 図16はコントロールパケットのフォーマットを示す図である。 図17はコントロールパケット種別を示す図である。 図18はペイロードの内容を示す図である。 図19は本発明の実施形態によるRPRネットワークを示す図である。 図20は各ノードの受信パケット数を示す図である。 図21はセンタノード向けパケットの流れを示す図である。 図22は輻輳時の2分岐ツリーを示す図である。 図23は輻輳処理後の2分岐ツリーを示す図である。 図24は輻輳処理後のセンタノード宛パケットの流れを示す図である; 図25はRPRネットワークを示す図である。 図26はセンタ中心型ネットワークのトラフィックを示す図である。 図27は2分岐ツリーを示す図である。

Claims (9)

  1. 0系及び1系リングに二重化されたネットワークを構成するノード装置であって、
    通常モード時に他の各ノード装置宛てのパケットを前記0系及び1系リングのいずれかのパケット送出リングへの送出処理をする通常モード処理部と、
    前記0系及び1系リングについて、送信側のトラフィックに基づいて輻輳の発生を検出し、前記輻輳の発生が検出されると全ノード装置に対して輻輳通知を行う輻輳検出部と、
    他のノード装置から前記輻輳通知を受信する輻輳受信部と、
    前記輻輳検出部又は前記輻輳受信部により前記輻輳の発生が検出又は前記輻輳通知が受信され、自ノードが受信パケット量の最も多いセンタノードである時、他のノードである子ノードから自ノード宛てのパケット量に基づいて、該センタノード宛てのパケットの前記通常モード時の前記パケット送出リングを変更するノードをターゲットノードとして確定し、該ターゲットノード宛てにパケット送出リングを変更するよう指示するターゲットコマンドを送信するセンタノード処理部と、
    前記センタノードが送信した前記ターゲットコマンドを受信した場合に、該ターゲットコマンドの送信元センタノード宛てのパケットの前記パケット送出リングを変更するターゲットノード処理部とを具備し
    前記センタノード処理部は、前記輻輳検出部及び前記輻輳受信部により前記輻輳の発生が検出されず、且つ前記輻輳通知が受信されないとき、前記ターゲットコマンドを送出しないことを特徴とするノード装置。
  2. 一定時間内に受信した自ノード宛ての受信パケット量を検出するパケット量検出部と、前記受信パケット量を他の全ノードに通知する受信パケット量通知部と、他ノードからの前記受信パケット量を受信する受信パケット量受信部と、前記受信パケット量検出部が検出した受信パケット量と前記受信バケット量受信部が受信した受信パケット量とを比較して、自ノードの受信パケット量が最大であり且つネットワークがセンタ集中型ネットワークである場合に、自ノードがセンタノードであることを他の全ノードに通知するセンタノード確定部とを具備したことを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  3. 前記センタノード確定部は、最大受信パケット量に対する該最大受信パケット量と2番目に多い受信パケット量との差分の割合が一定以上であるとき、前記センタ集中型ネットワークであると判断することを特徴とする請求項2記載のノード装置。
  4. 前記センタノード処理部は、前記0系及び1系の各リングについて、前記通常モード時での前記子ノードのパケット送信リングにおける当該子ノードか前記センタノードまでのホップ数及び前記子ノードからの前記センタノード宛パケット数に基づいて、前記0系リング及び1系リングにおいて前記センタノード宛てのトラフィック量が平均的に2分されるように前記ターゲットノードを決定することを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  5. 前記センタノード処理部は、前記通常モードにおける前記ホップ数がより大きいものを優先的に前記ターゲットノードとして選択することを特徴とする請求項記載のノード装置。
  6. 前記輻輳が解消されると、自ノードが前記センタノードである場合、前記ターゲットノード宛てにターゲット解除コマンドを送信し、前記センタノードより前記ターゲット解除コマンドを受信した場合、前記センタノード宛てのパケット送出リングを前記通常モードにおけるものに切り替える通常運用切戻し処理部を具備したことを特徴とする請求項記載のノード装置。
  7. 前記センタノード処理部は、外部からの動的帯域変更モード通知に基づいて、前記ターゲットノードの確定及び前記ターゲットノードへの通知を行うことを特徴とする請求項1記載のノード装置。
  8. 前記通常運用切戻し処理部は、前記0系リング又は前記1系リングに障害が発生すると、前記通常モードに切り替えることを特徴とする請求項記載のノード装置。
  9. 複数のノード装置及び伝送路が構成する0系及び1系リングにより二重化されたRPRネットワークであって、
    通常モード時に他の各ノード装置宛てのパケットを前記0系及び1系リングのいずれかのパケット送出リングへの送出処理をする前記各ノード装置に設けられた通常モード処理部と、
    前記0系及び1系リングについて、送信側のトラフィックに基づいて輻輳の発生を検出し、前記輻輳の発生が検出されると全ノード装置に対して輻輳通知を行う前記各ノード装置に設けられた輻輳検出部と、
    他のノード装置から前記輻輳通知を受信する前記各ノード装置に設けられた輻輳受信部と、
    前記輻輳検出部又は前記輻輳受信部により前記輻輳の発生が検出又は前記輻輳通知が受信され、自ノードが受信パケット量の最も多いセンタノードである時、他のノードである子ノードから自ノード宛てへのパケット量に基づいて、該センタノード宛てのパケットの前記通常モード時の前記パケット送出リングを変更するノードをターゲットノードとして確定し、該ターゲットノード宛てにパケット送出リングを変更するよう指示するターゲットコマンドを送信する前記各ノード装置に設けられたセンタノード処理部と、
    前記センタノードが送信した前記ターゲットコマンドを受信した場合に、該ターゲットコマンドの送信元センタノード宛てのパケットの前記パケット送出リングを変更して動的帯域変更モードに遷移する前記各ノード装置に設けられたターゲットノード処理部とを具備し、前記センタノード処理部は、前記輻輳検出部及び前記輻輳受信部により前記輻輳の発生が検出されず、且つ前記輻輳通知が受信されないとき、前記ターゲットコマンドを送出しないことを特徴とするRPRネットワーク。
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