JP4125727B2 - 農作物収穫機における移送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、農作物収穫機における移送装置に関し、具体的には、馬鈴薯やビートあるいは玉葱等の略球状の農作物を、搬送コンベアから当該搬送コンベアと交差する方向に設けられた選別コンベアに移送する移送装置に関する。
農作物収穫機の先行技術文献情報として、ロータリーバケットから搬送コンベアを経て、当該搬送コンベアと交差する方向に設けられた選別コンベアに移送する構成を有しているものがある。(たとえば、特許文献1参照)
実開平5−17号
ところで、農作物の移送時には、回転ブラシや回転ローラ、さらには壁面等によって農作物を搬送コンベアから選別コンベアに移送しているが、この移送時に農作物が回転ブラシによって傷付けられてしまう可能性が有ることが判明した。
具体的には
本願出願人は、農作物の移送時における農作物に対する傷付き等の悪影響の抑制という観点から鋭意研究した結果、本願発明に至った。
本発明は、農作物の移送時における農作物に対する傷付き等の悪影響の抑制を課題とし、この課題を解決する農作物収穫機における移送装置の提供を目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、下記の技術的手段を採用した。
搬送コンベアから搬送される農作物を、搬送コンベアとは交差する方向に配置された選別コンベアに移送可能な角度で前記搬送コンベアと交差し、かつ農作物を移送する方向に回転可能に軸支される回転シャフトの周面に、農作物を傷付けない程度の軟質素材からなる多数のガイドローラを突設してなり、当該ガイドローラは、回転シャフトの軸線方向に、かつ隣接するガイドローラ同士の間に一定の間隔を確保するとともに、一定の角度を持って周方向にずらして略曲面からなる略らせん状をなすガイドローラ列として配列してなる農作物収穫機における移送装置(第1発明)にしたことである。
前記農作物を傷付けない程度の軟質素材とは、ゴム材や軟質の合成樹脂材等が挙げられる。
また、前記一定の間隔とは、少なくとも商品となる大きさの農作物がすり抜けない間隔であるとともに、細かい土塊や石、さらには商品にならない小粒の農作物がすり抜けられる間隔である。
また、前記一定の角度とは、ガイドローラ列に段差が生じないように略曲面を形成可能な角度であればよい。
さらに、農作物の移送を効率よく、かつ連続的に行うという観点から、農作物の前記ガイドローラ列を複数列にしてもよく(第2発明)、この場合、前記複数列のガイドローラ列を、その列同士の間に一定の間隔を確保して配設すること(第3発明)が好ましい。
なお、本願発明では、前記ガイドローラ列の列数について限定するものではなく、農作物に対して傷付き等の悪影響を与えること無く、農作物の移送を効率よく、かつ連続的に行える列数であればよい。
本発明によれば、下記の優れた効果が期待できる。
第1発明によれば、搬送コンベアで搬送される農作物が略曲面からなる略らせん状に配設されたガイドローラ列に接触するとともに、搬送コンベアに移送される。
このとき、ガイドローラは、軟質素材からなり、しかも略曲面からなる略らせん状のガイドローラ列として配列されているので、農作物の接触時における衝撃を緩和し、農作物に対する傷付き等の悪影響を抑制することができる。
また、農作物の移送時において農作物がガイドローラに接触することによって付着した土塊が落とされるとともに、当該土塊および農作物の収穫時に掘り上げられて搬送される細かい土塊、石、さらには、商品にならない小粒の農作物が、各ガイドローラ間およびガイドローラと搬送ローラとの間からすり抜けて捨てることができる。
また、第2発明及び第3発明にによれば、ガイドローラー列を複数配設しているので、農作物の移送を効率よく、かつ連続的に行うことができる。
したがって、農作物の移送時における農作物に対する傷付き等の悪影響の抑制を達成することができる。
以下、本発明の農作物収穫機Aにおける移送装置1を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
なお、本形態で例示する農作物収穫機Aは、ロータリーバケット2を備えたポテトハーベスタ又はビートハーベスタと称されるものであるが、本願発明では、これらの農作物収穫機に限定するものではなく、少なくとも搬送コンベア3と選別コンベア4を備え、これら両コンベアが互いに交差するように配設された農作物収穫機のすべてを包含する。
また、本形態で例示する農作物収穫機Aは、基本的には収穫される農作物Bがロータリーバケット2から搬送コンベア3へ、搬送コンベア3から選別コンベア4へ順次移送され、当該選別コンベア上で各種不要物が取り除かれ、商品となる農作物Bが収容タンク(図示せず)へ、取り除かれる不要物B1が不要物コンベア41へ移送される周知形態のものであるので、詳細な説明は省略するとともに、図面(図3)を模式的に現す。
移送装置1は、前記搬送コンベア3の最下流部上に、モーターMによって自転可能に軸支されている。(図3参照)
また、移送装置1は、その軸線方向を長手方向前記搬送コンベア3の搬送方向と交差し、かつ農作物を選別コンベア4に移送可能な角度で傾けて配設されている。
移送装置1の具体的構成は、回転可能に軸支される回転シャフト5の周面に多数のガイドローラ6が突設されている。(図1,図2参照)
なお、前記移送装置1の軸支構造は、農作物収穫機Aのフレーム(図示せず)から2枚の支持板1Aを突設し、当該支持板1Aの間に移送装置1を架設するようにして軸支している。
前記ガイドローラ6は、農作物を傷付けない程度の軟質のゴム材を用いて、先端を半球状に形成した筒体を呈していて、回転シャフト5に対して回転可能に軸支されている。
また、前記ガイドローラ6は、回転シャフト5の軸線方向に、かつ隣接するガイドローラ6同士の間に一定の間隔を確保するとともに、一定の角度を持って周方向にずらして配列することによって、略曲面からなる略らせん状をなすガイドローラ列61を形成している。
本形態では、前記ガイドローラ列61を3列配設していて、これら各ガイドローラ列61同士を一定の間隔を確保して配設している。
前記各ガイドローラ列61同士の一定の間隔は、各ガイドローラ列61間の角度θ1を120度とすることによって、3列の各ガイドローラ列61間に一定の間隔を確保している。
また、前記ガイドローラ6同士の一定の間隔Hは、商品になる農作物Bがすり抜けない間隔であり、かつ細かい不要物がすり抜けられる間隔であって、具体的にはおよそ10mm前後である。
また、前記ガイドローラ6同士の一定の角度θ2は、略曲面からなる略らせん状が構成される角度であり、具体的にはおよそ5度〜7度前後である。
なお、前記各ガイドローラ列間の一定の間隔は、ガイドローラ列の列数によって任意に決定される。
また、一定の角度は、回転シャフトの長さやガイドローラ列数によって最適な角度が任意に決定される。
このように構成した移送装置1によれば、搬送コンベア3によって搬送される農作物Bと不要物B1が移送装置1に至ると、不要物B1は、各ガイドローラ6間の隙間をすり抜けてそのまま不要物コンベア41に移送され、農作物Bは、ガイドローラ列61によって選別コンベア4に移送される。
農作物Bの移送時には、ゴム材からなるガイドローラ6を略曲面からなる略らせん状に配列してなるガイドローラ列61によって、農作物の接触時における衝撃を緩和し、農作物に対する傷付き等の悪影響を抑制することができる。
なお、本発明は、例示した実施の形態に限定するものでは無く、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
本発明に係る移送装置の一例を示す斜視図。 同、側面図。 移送装置を農作物収穫機に備えた状態の要部拡大図。
符号の説明
A:農作物収穫機
B:農作物
B1:不要物
1:移送装置
3:搬送コンベア
4:選別コンベア
5:回転シャフト
6:ガイドローラ
61:ガイドローラ列

Claims (3)

  1. 搬送コンベアから搬送される農作物を、搬送コンベアとは交差する方向に配置された選別コンベアに移送可能な角度で前記搬送コンベアと交差し、かつ農作物を移送する方向に回転可能に軸支される回転シャフトの周面に、農作物を傷付けない程度の軟質素材からなる多数のガイドローラを突設してなり、
    当該ガイドローラは、回転シャフトの軸線方向に、かつ隣接するガイドローラ同士の間に一定の間隔を確保するとともに、一定の角度を持って周方向にずらして略曲面からなる略らせん状をなすガイドローラ列に配列してなる農作物収穫機における移送装置。
  2. 前記ガイドローラの列が複数列である請求項1に記載の農作物収穫機における移送装置。
  3. 前記複数列のガイドローラの列は、その列同士の間に一定の間隔を確保して配設されている請求項2に記載の農作物収穫機における移送装置。
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