JP4125723B2 - 定電流駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は光通信装置及び光システム等で用いられている定電流駆動回路に関するものである。
定電流駆動回路は、デバイス特性を利用した回路構成例、高精度回路例や高精度低消費電力構成例等が一般的に用いられている。
(1) デバイス特性を利用した回路構成例
図13A及び図13Bは従来のデバイス特性を利用した定電流駆動回路の回路構成例を示す図である。図13AはFETによる構成例、図13Bはバイポーラトランジスタによる構成例である。図13Aに示すように、定電流駆動回路は、電源2とグラウンド4との間に、N型FET(NFET)6及び負荷8が直列に接続され、NFET6のソース−ゲート間に入力電圧10が接続されてソース・ゲート間i定電圧が印加されて、電源2から負荷8側へ定電流が流れる。
一方、図13Bに示す定電流駆動回路は、電源10とグラウンド12との間に、負荷14、NPNトランジスタ(Tr)16及び抵抗18が直列に接続され、Tr16のベースとグラウンド間に入力電圧20が接続され、電源10から負荷12、Tr16及び抵抗18を通してグラウンド12側へ定電流が流れる。
(2) 高精度回路例
図14は従来の定電流駆動回路の高精度回路例を示す図である。図14に示すように、電源20とグラウンド22との間に、NPNトランジスタ(Tr)24、負荷26及び抵抗28が直列に接続され、差動アンプ30のプラス端子には入力電圧、マイナス端子には一端が接地されたモニタ抵抗28の他端に接続されている。差動アンプ30は負荷26に流れる負荷電流が定電流となるようにベースに制御電圧を印加する。
(3) 高精度低消費電力回路例
図15は従来の定電流駆動回路の高精度低消費電力回路例を示す図である。図15に示すように、電源40とグラウンド42との間に、PFET44とダイオード46が直列に接続され、PFET44のドレインとグラウンド42との間に、コイル48、負荷50及びモニタ抵抗52が直列に接続されている。ダイオード46はアノードがグラウンド42、カソードがPFET44のドレインに接続されている。差動アンプ54のマイナス側がモニタ抵抗52の他端に接続され、プラス側が入力電圧Vinに接続され、コンパレータ56のプラス側に差動アンプ54の出力側が接続され、プラス端子に三角波発生回路58の出力側が接続されている。差動アンプ54は入力電圧と駆動電流に対応する電圧との差分をとり、三角波発生回路58及びコンパレータ56により差動アンプ54の出力電圧レベルに該当するパルス幅に変換して、パルス信号をFET44のゲートに出力する。
FET44はゲートにハイレベルが印加されるとオフ、ローレベルが印加されるとオンし、パルス幅に応じた時間だけオフする。PFET44がオンすると、電源40側からFET44、コイル48、負荷50及びモニタ抵抗52を経由して、グラウンド42に負荷電流が流れる。
一方、PFET44がオフすると、コイル48のFET44との接続点の電位が下がり、ダイオード46がオンし、グラウンド42側からコイル48を通って負荷50側へ負荷電流が流れることにより負荷電流が平滑化される。負荷電流が定電流となるようにパルス信号がFET44のゲートに印加されて負荷電流が定電流に収束する。
先行技術文献としては以下の特許文献があった。
特許文献は、定電圧を外部に出力する低消費電圧回路のプリチャージ回路に、2つの高速定電圧回路の出力をスイッチ回路を通して接続することにより、待機状態から動作状態に高速に移行し、安定状態では低消費電流を実現する技術を開示している。
特開2000−89837号公報
しかしながら、従来の定電流駆動回路では以下のような問題点があった。
図13A,13Bに示したデバイス特性を利用した回路構成例では、使用デバイスの電圧と電流の関係を示す個別特性を利用した回路構成であり、回路構成は単純であるが、個別バラツキ及び温度等の環境変化に依存して負荷電流が変化してしまうという問題点がある。図14に示した高精度回路例では、電流モニタ抵抗により電流モニタ電圧を生成し、負帰還をかけることにより、使用デバイスの依存性を抑圧し高精度な負荷電流を駆動する回路であるが、制御トランジスタが電力を消費することにより負荷電流を制御するため、回路消費電力が多いという問題点があった。図15に示した高精度低消費電力回路例では、高精度回路例と同様に負帰還をかけることにより高精度な制御が可能な構成であるが、制御デバイス(FET44)のパルス制御構成とすることにより、制御デバイスではスイッチング動作のみとし、制御デバイスの消費電力を抑圧する回路構成であるが、応答速度が遅く高速応答できない。
このように、デバイス特性を利用した回路構成及び高精度回路では、負荷への供給電流と同電流が各トランジスタに流れるため、回路と負荷とを合わせた消費電力は、電源電圧×供給電流となり、負荷が消費する電力以外に電源電圧に依存する回路消費電力が存在する。この消費電力は無駄な消費電力である。高精度低消費電力では、理想回路において、負荷及びモニタ抵抗以外の消費電力は0であり、消費電力上は理想であるが、パルス波形をダイオード及びコイルにより平滑化する構成であるため、少なくともパルス周期以上の高速応答は不可能である。
また、特許文献は、高速立ち上げ且つ低消費な回路を実現する点ではことについては本願発明と目的を同じくするが、定電圧回路であり、定電流駆動回路である本願発明に適用することはできない。即ち、特許文献では本願発明の課題を解決することができない。
本発明の目的は、高速応答特性を確保しつつ低消費電力化を行うことが可能な回路構成であり、不要な回路消費電力を抑圧する定電流回路を提供し、この定電流回路を用いることにより、電源供給電力の増加を抑え最小の放熱構造で対応可能な光通信装置を提供することである。
本発明の一側面によれば、負荷回路に定電流を供給する定電流駆動回路であって、第1差分検出信号の信号レベルに応じたパルス幅のパルス信号に変換するパルス幅変換回路と前記パルス信号に基づいてオン/オフするスイッチと前記負荷回路に平滑化された第1負荷電流を供給する平滑化回路とを有する第1ドライバ回路と、前記第1負荷電流に応じた第1電圧に変換して第1電流検出信号を出力する第1電流検出回路と、第2差分検出信号の信号レベルに基づいて、前記負荷回路に第2負荷電流を供給する第2ドライバ回路と、前記第2負荷電流に応じた第2電圧に変換して第2電流検出信号を出力する第2電流検出回路と、前記第1電流検出信号と入力電圧との差分が0となるように前記第1差分検出信号を算出する第1差分検出回路と、前記第1電流検出信号と入力電圧との差分電圧を検出して第3差分検出信号を出力する第2差分検出回路と、前記第3差分検出信号と前記第2電流検出信号との差分電圧を検出して前記第2差分検出信号を出力する第3差分検出回路とを具備したことを特徴とする定電流駆動回路が提供される。
本発明の他の側面によれば、負荷回路に定電流を供給する定電流駆動回路であって、第1差分検出信号の信号レベルに応じたパルス幅のパルス信号に変換するパルス幅変換回路と前記パルス信号に基づいてオン/オフするスイッチと前記負荷回路に平滑化された第1負荷電流を供給する平滑化回路とを有する第1ドライバ回路と、前記第1負荷電流に応じた第1電圧に変換して第1電流検出信号を出力する第1電流検出回路と、第2差分検出信号の信号レベルに基づいて、前記負荷回路に第2負荷電流を供給する第2ドライバ回路と、前記第1負荷電流と第2負荷電流の合成負荷電流に応じた第2電圧に変換して第2電流検出信号を出力する第2電流検出回路と、前記第1電流検出信号と入力電圧との差分が0となるように前記第1差分検出信号を算出する第1差分検出回路と、前記入力電圧と前記第2電流検出信号との差分電圧を検出して前記第2差分検出信号を出力する第2差分検出回路とを具備したことを特徴とする定電流駆動回路が提供される。
本発明の更に他の側面によれば、負荷回路に定電流を供給する定電流駆動回路であって、第1差分検出信号の信号レベルに応じたパルス幅のパルス信号に変換するパルス幅変換回路と前記パルス信号に基づいてオン/オフするスイッチと前記負荷回路に平滑化された第1負荷電流を供給する平滑化回路とを有する第1ドライバ回路と、第2差分検出信号の信号レベルに基づいて、前記負荷回路に第2負荷電流を供給する第2ドライバ回路と、前記第1負荷電流及び前記第2負荷電流の合成電流に応じた第1電圧に変換して第1電流検出信号を出力する第1電流検出回路と、前記第2負荷電流に応じた第2電圧に変換して第2電流検出信号を出力する第2電流検出回路と、前記第1電流検出信号と入力電圧との差分が0となるように前記第1差分検出信号を算出する第1差分検出回路と、前記第1電流検出信号と入力電圧との差分電圧を検出して第3差分検出信号を出力する第2差分検出回路と、前記第3差分検出信号と前記第2電流検出信号との差分電圧を検出して前記第2差分検出信号を出力する第3差分検出回路とを具備したことを特徴とする定電流駆動回路が提供される。
本発明によると、大電流駆動において、無駄な回路消費電力を抑圧しつつ、高速応答可能な駆動回路が実現でき、光通信の分野において、特性劣化を招かず低消費電力化が可能となるため、高電力に対応した回路部品が不要で、かつ余計な放熱構造を必要とせず、より小型、低コストな装置が実現可能となる。
本発明の実施形態を説明する前に本発明の原理の説明をする。図1は本発明の第1原理図である。図1に示すように、定電流駆動回路は、第1電流駆動回路100及び第2電流駆動回路102を具備する。第1電流駆動回路100は、第1差分検出回路110、第1ドライバ回路112及び第1電流検出回路114を有する。第2電流駆動回路102は、第2差分検出回路120、第3差分検出回路122、第2ドライバ回路124及び第2電流検出回路126を有する。第1差分検出回路110は、入力電圧Viと、第1電流検出回路114による第1ドライバ回路112の第1駆動電流I1に該当する電圧を示す第1電流検出信号との差が0となるような第1差分検出信号を出力する。
第1ドライバ回路112は、第1差分検出信号に従って第1駆動電流I1を負荷80に供給する。第1電流検出回路114は第1駆動電流I1に該当する電圧である第1電流検出信号を第1差分検出回路110に出力する。これにより、第1駆動電流I1が入力電圧Viに該当する定電流に一致するよう制御される。このとき、第1ドライバ部112が低消費電力であるが入力電圧Viの変化に高速に追従できない回路であるとする。
第2差分検出回路120は、入力電圧Viと第1電流検出信号との差分を算出して、第2差分検出信号を出力する。第3差分検出回路122は、第2差分検出信号と第2ドライバ回路124の第2駆動電流I2に該当する電圧を示す第2電流検出信号との差分を算出して、第3差分検出信号を出力する。第3差分検出信号は、第1駆動電流I1と第2駆動電流との合成電流が定電流に比較して不足/過剰である量を示す。第2ドライバ回路124は第2差分検出信号に従って第2駆動電流I2を増加/減少させる。このとき、第2ドライバ回路124が高速に第3差分検出信号の変化に追従できるものとすると、第1ドライバ回路112が低速のために第1駆動電流が定電流に一致できていないときでも、第1駆動電流と第2駆動電流の合成電流が高速に定電流に一致する。第1駆動電流I1が入力電圧Viに該当する電圧に一致すると、第2駆動電流I2は0となり、第2ドライバ回路124は消費電力を消費することがない。
図2は本発明の第2原理図である。図2に示すように、定電流駆動回路は、第1電流駆動回路150及び第2電流駆動回路152を具備する。第1電流駆動回路150は、第1差分検出回路160、第1ドライバ回路162及び第1電流検出回路164を有する。第2電流駆動回路152は、第2差分検出回路170、第2ドライバ回路172及び第2電流検出回路174を有する。第1差分検出回路160は、入力電圧Viと、第1電流検出回路164による第1ドライバ回路162の第1駆動電流I1に該当する電圧を示す第1電流検出信号との差が0となるような第1差分検出信号を出力する。第1ドライバ回路162は、第1差分検出信号に従って第1駆動電流I1を出力する。第1電流検出回路164は第1駆動電流I1に該当する電圧を示す第1電流検出信号を第1差分検出回路160に出力する。
第2差分検出回路170は、入力電圧Viと、第1駆動電流I1と第2駆動電流I2の合成電流に該当する電圧を示す第2電流検出信号との差分を算出し、第2差分検出信号を出力する。第2ドライバ回路172は、第2差分検出信号に従って第2駆動電流I2を増加/減少させる。これにより、第1駆動電流I1が定電流よりも不足/過剰であれば、その不足/過剰分を補うよう第2駆動電流I2が負荷80に流れるので第1駆動電流I1と第2駆動電流I2の合成電流が入力伝電圧Viに該当する定電流に高速に一致すると共に、第1駆動電流I1が定電流に一致すると第2駆動電流I2が0となるよう制御されるので第2ドライバ回路162が動作を停止し消費電力が抑制される。
第1実施形態
図3は本発明の第1実施形態による定電流駆動回路の構成図である。図3に示すように、定電流駆動回路は、第1ドライバ回路200、第2ドライバ回路202、第1電流検出回路204、第1差分検出回路206、第2差分検出回路208、第2電流検出回路210及び第3差分検出回路212を具備する。
第1ドライバ回路200は、低消費定電流駆動回路であり、三角波発生器253、コンパレータ254、PFET(スイッチ)Q1、チョークコイルL及びダイオードDを有する。三角波発生器253は、一定の電圧の範囲(例えば、+0V〜5V)で一定周期の三角波V4を発生する回路である。コンパレータ254は、プラス端子に入力された三角波V4の電圧レベルとマイナス端子に入力された第1差分検出回路206の出力信号である第1差分検出信号V2の電圧レベルとを比較して、三角波V4の電圧レベルが大であればハイレベル、第1差分検出信号V2の電圧レベルが小であればローベルのパルス信号V5を出力することにより、第1差分検出信号V2の電圧レベルに該当するパルス幅のパルス信号V5を出力する。三角波発生回路253及びコンパレータ254はパルス幅変換器である。スイッチQ1は、パルス信号V5が、ハイでオフ、ローでオンするスイッチであり、例えば、ゲートにパルス信号V5が入力され、ソースが電源200に接続されたPFETである。トランジスタQ1はON/OFF動作を目的とする回路素子であり、MOS及びバイポーラ構成の何れのトランジスタ素子でも適用可能である。チョークコイルL及びダイオードDは、負荷80への駆動電流を平滑化する回路である。チョークコイルLは、一端がFETQ1のドレイン及び他端が第1電流検出回路204に接続され、スイッチQ1がオンのとき電気エネルギーを蓄積し、オフするとスイッチQ1に接続される端子の電圧V6が低下することにより、ダイオードDをオンして、電気エネルギーを負荷80側へ放出して、駆動電流I1を平滑化する。ダイオードDは、スイッチQ1がONの時OFF、スイッチQ1がOFFするとオンしてチョークコイルLに蓄積された電気エネルギーをグラウンド252から負荷80へ放出するために還流経路を確保する目的とした回路素子であり、同機能を有する素子であれば適用可能である。また、駆動電流I1の経路に、電流平滑化を目的とした容量(コンデンサ)を接続しても良い。
第2ドライバ回路202は、第3差分検出信号V8の電圧に該当する第2駆動電流を負荷80に供給/第1駆動電流I1の一部を吸い込む回路であり、第1トランジスタ260#1及び第2トランジスタ260#2を有する。第1トランジスタQ2は、第3差分検出信号V8がプラスのとき、第3差分検出信号V8の値に相当する電流I3を負荷80に供給し、マイナスのとき、電流I3の供給を停止する回路であり、例えば、一端が第2電流検出回路212の出力側に接続され、他端がQ2のベースに接続されたベース抵抗270#1及びコレクタが電源250に接続され、エミッタが第2電流検出回路212の入力側に接続されたNPNトランジスタQ2とにより構成される。
第2トランジスタ260#2は、第3差分検出信号V8がマイナスのとき、駆動電流I1の一部の第3差分検出信号V8の値に相当する電流(電流I4とは逆方向)をグラウンド252側へ引き込み、プラスのとき、電流I4の引き込みを停止する回路であり、例えば、一端が第2電流検出回路212の出力側に接続され、他端がQ3のベースに接続されたベース抵抗270#2及びコレクタが第1電流検出回路210の入力側に接続され、コレクタがグラウンド252に接続されたPNPトランジスタQ3より構成される。即ち、不足電流は第1トランジスタ260#1により、過剰電流は第2トランジスタ260#2により制御する。尚、トランジスタQ2,Q3は上記機能を果すものであれば、バスポーラに限らずMOSトランジスタ等他の回路素子であっても良い。また、トランジスタQ2,Q3の不動作電圧を縮小する目的で第2電流検出回路212とベース抵抗270#2間又はベース抵抗270#2と第2トランジスタ260#2のベース間にダイオードを付加する構成であっても良い。
第1電流検出回路204は、第1ドライバ回路200による駆動電流I1を検出して、第1電流検出信号V3を出力する回路であり、モニタ抵抗300及びオペアンプ302を含む。抵抗300は、駆動電流I1を電圧に変換するモニタ抵抗である。オペアンプ302は、モニタ抵抗300の両端の電位差を算出し、第1電流検出信号V3を出力する。
第1差分検出回路206は、入力電圧V1と第1電流検出信号V3との差分が0になるように、第1差分検出信号V2を出力する回路であり、例えば、プラス端子に入力電圧V1、マイナス端子に第1電流検出信号V3を入力して、その差分を算出する差動アンプである。回路206はV1とV3の差が0となるように、V2を出力する回路であることから、V2=0、I1=0、V2電圧増加に従いI1増加となる動作を想定していることから、I1が定電流となり一定でも、ドライバ回路200が定電流I1を維持する必要があることから、V2は一定状態でも0でなくある電圧を有する構成となっている。
第2差分検出回路208は、入力電圧V1と第1電流検出信号V3との差分を算出して、第2差分検出信号V7を出力する、例えば、プラス端子に入力電圧V1、マイナス端子に第1電流検出信号V3を入力して、その差分を算出する差動アンプである。この第1差分検出回路206と第2差分検出回路208は、回路上は同一構造となっているが上記目的が異なるために、例えば、I1が定電流となり一定となったとき、第1ドライバ回路202では定電流I1を維持する必要があるので第1差分検出信号V2が0ではないが、第2ドライバ回路202を駆動する必要がないので、第2差分検出信号V7が0となる。
第2電流検出回路210は、第2ドライバ回路202による駆動電流I2に該当する電圧を示す第2電流検出信号V3を出力する回路であり、例えば、モニタ抵抗350及び差動アンプ352である。抵抗350は、駆動電流I2を電圧に変換するモニタ抵抗である。差動アンプ352は、モニタ抵抗350の両端の電位差を算出して、第2電流検出信号V9を出力する。
第3差分検出回路212は、第2差分検出信号V7と第2電流検出信号V9の電圧差を算出して、第3差分検出信号V8を出力する。第2差分検出信号V7は、入力電圧V1と第1電流検出信号V3との差分電圧、即ち、第1ドライバ回路200による駆動電流の不足電流又は余剰電流に相当する電圧であるが、第2ドライバ回路202による駆動電流I2の相当電圧V9を減算することにより、第2ドライバ回路202による駆動電流I2を算出するものである。負荷80は、レーザダイオードなどであり、一方の端子(プラス側)が定電流駆動回路の出力側に接続され、他端(マイナス側)がグラウンド252に接地されている。
図4は図3のタイムチャートである。以下、図4を参照して、図3の動作説明をする。
(1) 駆動電流I1
図34示すように入力電圧V1が第1差分検出回路206及び第2差分検出回路208に入力されている。こごは、入力電圧V1が時刻t1で立ちあがり、時刻t2で立ち下がるものとする。第1電流検出回路204は、図3に示す第1電流検出信号V3を第1及び第2差分検出回路206及び208に入力する。第1差分検出回路206は入力電圧Viと信号V3の差分が0となるような第1差分検出信号V2を出力する。第2差分検出回路206は、一力電圧V1と信号V3の電圧の差分を算出して、第2差分検出信号V7を出力する。
三角波発生器252は一定周期で三角波V4を発生している。コンパレータ254は、三角波V4と信号V2とを比較して、V4>V2ならば、ハイ、V4≦V2ならば、ローとなるパルス信号V5をPFETQ1のゲートに出力する。PFETQ1は、パルス信号V5がローならばオンして、チョークコイルL及び抵抗300を通して負荷80側に駆動電流I1を供給する。I1’は正確な波形、I1は平滑化された波形である。このとき、ダイオードDは逆バイアスされるためオフしている。PFETQ1は、パルス信号V5がハイならばオフするが、チョークコイルLのPFETQ1側の電圧V6が低下し、ダイオードDが順バイアスされてオンし、チョークコイルLに蓄積されたエネルギーがグラウンド252、チョークコイルL及びモニタ抵抗300を通して負荷80側へ放出されることから駆動電流I1は平滑化される。第1電流検出回路204は駆動電流I1を電圧に変換して、第1及び第2差分検出回路206及び208に出力することにより駆動電流I1が定電圧に収束するよう制御される。しかし、駆動電流I1は入力制御電圧V1の応答に対し、チョークコイルLのインダクタンスに依存し高速応答できずに、図4に示すように、Vinの変化とI1に差分が生じる。
(2) 駆動電流I2
入力電圧V1と第1電流検出信号V3の差分電圧が第2差分検出信号V7であり、第3差分検出回路212に入力されている。第2電流検出回路252は、駆動電流I2を電圧に変換した第2電流検出信号V9を第3差分検出回路212に出力する。第3差分検出回路212は、第2差分検出信号V7と第2電流検出信号V9とを比較し、差分が0となるよう電圧V8をトランジスタQ2,Q3のベースに入力する。ここで、差分電圧V8は、第2電流I2による不足電流/余剰電流であり、図4に示すように、不足電流の時(例えば、Vinの立ち上り時)は正、過剰電流の時(例えば、Vinの立下り時)は負の値である。
トランジスタQ2は、図4に示すように、ベース電圧が正になる(例えば、Vinの立ち上がり時)とオンして電流I3を負荷80側に供給し、ベース電圧が負又は0になる(例えば、Vinが立下り時)とオフして電流I3の供給を停止する。一方、トランジスタQ3は、図4に示すように、ベース電圧が負になるとオンして電流I1の一部の電流I4を吸い込み、ベース電圧が正又は0になるとオフして電流I4の吸い込みを停止する。即ち、I1不足時はトランジスタQ2から電流I3(電流I2)が流れ、I1と合成されて負荷80に電流を流す。また、I1過剰時は、トランジスタQ3により過剰電流I4(電流I2)をI1から分岐され、I1から過剰分を減少した電流が負荷80に流れる。これにより、電流I3,I4との合成電流は高速にVinに該当する定電流に収束する。
ところで、図4に示すように電流I1が定電流に収束すると第2差分検出信号V7の電圧が0となり、電流I2が0となるよう制御されて第3差分検出信号V8の電圧が0となり、トランジスタQ2,Q3がオフする。これにより、負荷80へ定電流が供給されると共にトラジスタQ2,Q3が共にオフして第2ドライバ回路202における消費電力が抑制される。
第2実施形態
図5は本発明の第2実施形態による定電流駆動回路の構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同一の構成要素には同一の符号を附している。本実施形態では、第2電流検出回路500が駆動電流I1,I2の合成電流を電圧に変換した第2電流検出信号V8を第2差分検出回路502に出力し、第2差分検出回路502が入力電圧V1と第2差分検出信号V8との差分電圧V7を第2ドライバ回路202に出力する。第2電流検出回路500は、例えば、モニタ抵抗510及び差動アンプで構成する。モニタ510は、駆動電流I1と駆動電流I2の合成電流を電圧に変換するモニタ抵抗である。差動アンプ512は、モニタ抵抗510の両端の電位差を算出して、第2電流検出信号V8を出力する。
図6は図5のタイムチャートである。以下、図6を参照して図5の動作説明をする。
(1) 駆動電流I1
第1ドライバ回路200は第1実施形態と同様に動作するので説明を省略する。
(2) 駆動電流I2
第2電流検出回路500は、図6に示すように、駆動電流I1,I2の合成電流を電圧に変換した第2電流検出信号V8を第2差分検出回路502に出力する。入力電圧V1と合成電流を電圧に変換した第2電流検出信号V8との差分電圧がドライバ202の駆動電流I2であることから、第2差分検出回路502は、入力電圧V1と第2電流検出信号V87とを比較し、図6に示すように、差分が0となる電圧V8をトランジスタQ2,Q3のベースに入力する。この差分検出信号V8は第1実施形態のものと実質的に同一であるので、以後の説明を省略する。これにより、第1実施形態と同様の効果が得られる。
第3実施形態
図7は本発明の第3実施形態による定電流駆動回路の構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同一の構成要素には同一の符号を附している。本実施形態では、第1電流検出回路600を一端をグラウンド252に接続し、他端を負荷80のマイナス端子に接続したモニタ抵抗650により構成し、駆動電流I1とI2の合成電流を電圧に変換した第1電流検出信号を出力する。第1及び第2差分検出回路602は、入力電圧Viと第1電流検出信号の差分が0となるように、第1差分検出信号を出力する。第2差分検出回路604は、入力電圧Viと第1電流検出信号の差分を算出し、第2差分検出信号を出力する。第1ドライバ回路200により駆動電流I1は駆動電流I2との合成電流が定電流に一致するように制御される。合成電流が定電流に一致すると、第2ドライバ回路202により駆動電流I2が0となるよう制御される。この結果、電流I1は電流I2が減少又は増加した分だけ増加又は減少するよう制御されることより、駆動電流I1が定電流に一致、駆動電流I2が0となるように制御される。これより、駆動電流I2が0となると、トランジスタQ2,Q3が共にオフすることから、第2ドライバ回路202の消費電力が抑制される。負荷80のプラス側は第1ドライバ回路200及び第2ドライバ回路202の出力側に接続され、マイナス側はモニタ650の他端に接続されている。これにより、第1電流検出回路600の回路構成を簡単にすることができる。
第4実施形態
図8は本発明の第4実施形態による定電流駆動回路の構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同一の構成要素には同一の符号を附している。本実施形態では、第2電流検出回路700を一端をクラウンド252に接続し、他端を負荷80のマイナス端子に接続したモニタ抵抗750により構成し、駆動電流I1とI2の合成電流を電圧に変換した第2電流検出信号を出力する。負荷80のプラス側は第1ドライバ回路200及び第2ドライバ回路202の出力側に接続され、マイナス側はモニタ抵抗750の他端に接続されている。これにより、第2電流検出回路700の回路構成を簡単にすることができる。図7の動作は第2実施形態の動作と実質的に同一である。
第5実施形態
図9は本発明の第5実施形態による光増幅器の構成図である。図9に示すように、光増幅器800は、半導体光増幅であり、光増幅部802及び電流駆動回路804を具備する。光増幅部802は駆動電流値に対応した利得又は出力を光入力信号に与える機能を有する。電流駆動回路804は、本発明の第1〜第4実施形態のいずれかの電流駆動回路であり、入力電圧として外部又は光増幅器800の内部から利得又は出力制御信号が入力されている。光増幅器800は、定電流状態では、ほぼ一定利得動作となるが、利得一定動作ではないとき出力一定動作とさせる場合、光出力に対応した出力制御信号(Vin)を生成することにより、電流駆動回路804により高速に光出力制御が実現できる。そのため、出力一定制御を行う場合、光出力の先に図示しない光出力モニタ部を設け、所望出力に対応した基準電圧と光出力モニタ部の出力とを比較し、出力制御信号(Vin)を生成する構成となる。電流駆動回路804の出力側には光増幅器802に接続されている。
第6実施形態
図10は本発明の第6実施形態による信号光源の構成例を示す図である。図10に示すように、信号光源850は、電流駆動回路852、半導体レーザ(LD)854及び変調器856を具備する。信号光源850では光出力一定制御を行うことにより、LDや変調器の変動を抑圧することが可能となる。電流駆動回路852は第1〜第4実施形態のいずれかの電流駆動回路である。電流駆動回路852の出力側はLD854のプラス電極に接続されている。LD854は電流駆動回路854の駆動電流に応じたパワーのレーザを発光する。変調器856には外部より送信信号が入力され、LD854からの入力信号光を送信信号により変調して、光信号を出力する。電流駆動回路852に外部又は信号光源850内部から出力制御信号を与えることにより信号光源出力を制御可能となる。出力一定制御を行う場合、光出力の先に図示しない光出力モニタ部を設け、所望出力に対応した基準電圧と光出力モニタ部の出力とを比較し、出力制御信号(Vin)を生成する構成となる。
第7実施形態
図11は本発明の第7実施形態による光増幅器の構成例を示す図である。図11に示すように、光増幅器900は、電流駆動回路902、LD904及び光増幅部906を具備する。電流駆動回路902は第1〜第4実施形態のいずれかの電流駆動回路である。電流駆動回路902の出力側はLD904のプラス電極に接続されている。電流駆動回路902は、LD904を電流駆動し、LD904からの光出力は光増幅部906に入力する。光増幅部906は、LD904からの光出力に対応した利得で光出力を出力する。電流駆動回路902に外部又は光増幅器900の内部から利得又は出力制御信号を与えることにより光増幅器900の利得又は出力を制御可能である。本構成での光増幅器900は、増幅媒体に光ファイバを用いたEDFA(Erbium Doped Fiber Amp.)やラマン効果を用いたRamman Amp.などがある。出力制御信号は第5実施形態と同様のものである。
第8実施形態
図12は本発明の第8実施形態による光通信装置の構成例を示す図である。図12に示すように、光通信装置は、送信端局950、第1中継器952#i(i=1…)、第2中継器954#i(i=1,…)及び受信端局956を具備し、送信端局950から受信端局956に伝送信号を伝送する装置である。送信端局950は、信号光源960及び光増幅器962を有する。信号光源960は図10中の信号光源850と実質的に同一である。光増幅器962は、図9中の光増幅器800又は図11中の光増幅器900と実質的に同一である。第1中継器952#iは、光増幅器970#iを有する。光増幅器970#iは、図9中の光増幅器800又は図11中の光増幅器900と実質的に同一である。第2中継器954#iは、光/電気変換器980#i及び信号光源982#iを有する。光/電気変換器980#iは光/電気変換を行う。信号光源982#iは図10中の信号光源850と実質的に同一である。受信端局956は、光増幅器990及び光/電気変換器992を有する。光増幅器990は、図9中の光増幅器800又は図11中の光増幅器900と実質的に同一である。光/電気変換器992は光/電気変換を行う。
送信信号は送信端局950内の信号光源960に入力されて、光増幅器962により増幅されて伝送路ファイバ958#1へ入力される。伝送路ファイバ958#1を伝送し減衰した光信号は、第1中継器952#1内の光増幅器970#1へ入力されて増幅されて、伝送路ファイバ958#2に入力される。伝送路ファイバ958#2を伝送し減衰した光信号は、第2中継器954#1内の光/電気変換器980#1へ入力され、一旦、光/電気変換器980#1で電気信号に変換された後、信号光源982#1で光信号へと変換されて、伝送路ファイバ958#3に入力される。伝送路ファイバ958#3を伝送し減衰した光信号は、受信端局950内の光増幅器990に入力され、増幅された後、光/電気変換器992により電気変換され伝送信号を伝送する。尚、光通信装置の構成例において、光増幅器962,970#1,990を使用しない場合もある。また、中継器954#iの構成において、受信側に光増幅器を具備する構成、送信側に光増幅器を具備する構成もある。
図1は本発明の第1原理図である。 図2は本発明の第2原理図である。 図3は本発明の第1実施形態による定電流駆動回路の構成図である。 図4は図3のタイムチャートである。 図5は本発明の第2実施形態による定電流駆動回路の構成図である。 図6は図5のタイムチャートである。 図7は本発明の第3実施形態による定電流駆動回路の構成図である。 図8は本発明の第4実施形態による定電流駆動回路の構成図である。 図9は本発明の第5実施形態による光増幅器の構成図である。 図10は本発明の第6実施形態による信号光源の構成図である。 図11は本発明の第7実施形態による光増幅器の構成図である。 図12は本発明の第8実施形態による光通信装置の構成図である。 図13Aは従来の定電流駆動回路の構成図である。 図13Bは従来の定電流駆動回路の構成図である。 図14は従来の定電流駆動回路の構成図である。 図15は従来の定電流駆動回路の構成図である。

Claims (12)

  1. 負荷回路に定電流を供給する定電流駆動回路であって、
    第1差分検出信号の信号レベルに応じたパルス幅のパルス信号に変換するパルス幅変換回路と前記パルス信号に基づいてオン/オフするスイッチと前記負荷回路に平滑化された第1負荷電流を供給する平滑化回路とを有する第1ドライバ回路と、
    前記第1負荷電流に応じた第1電圧に変換して第1電流検出信号を出力する第1電流検出回路と、
    第2差分検出信号の信号レベルに基づいて、前記負荷回路に第2負荷電流を供給する第2ドライバ回路と、
    前記第2負荷電流に応じた第2電圧に変換して第2電流検出信号を出力する第2電流検出回路と、
    前記第1電流検出信号と入力電圧との差分が0となるように前記第1差分検出信号を算出する第1差分検出回路と、
    前記第1電流検出信号と入力電圧との差分電圧を検出して第3差分検出信号を出力する第2差分検出回路と、
    前記第3差分検出信号と前記第2電流検出信号との差分電圧を検出して前記第2差分検出信号を出力する第3差分検出回路と、
    を具備したことを特徴とする定電流駆動回路。
  2. 負荷回路に定電流を供給する定電流駆動回路であって、
    第1差分検出信号の信号レベルに応じたパルス幅のパルス信号に変換するパルス幅変換回路と前記パルス信号に基づいてオン/オフするスイッチと前記負荷回路に平滑化された第1負荷電流を供給する平滑化回路とを有する第1ドライバ回路と、
    前記第1負荷電流に応じた第1電圧に変換して第1電流検出信号を出力する第1電流検出回路と、
    第2差分検出信号の信号レベルに基づいて、前記負荷回路に第2負荷電流を供給する第2ドライバ回路と、
    前記第1負荷電流と第2負荷電流の合成負荷電流に応じた第2電圧に変換して第2電流検出信号を出力する第2電流検出回路と、
    前記第1電流検出信号と入力電圧との差分が0となるように前記第1差分検出信号を算出する第1差分検出回路と、
    前記入力電圧と前記第2電流検出信号との差分電圧を検出して前記第2差分検出信号を出力する第2差分検出回路と、
    を具備したことを特徴とする定電流駆動回路。
  3. 負荷回路に定電流を供給する定電流駆動回路であって、
    第1差分検出信号の信号レベルに応じたパルス幅のパルス信号に変換するパルス幅変換回路と前記パルス信号に基づいてオン/オフするスイッチと前記負荷回路に平滑化された第1負荷電流を供給する平滑化回路とを有する第1ドライバ回路と、
    第2差分検出信号の信号レベルに基づいて、前記負荷回路に第2負荷電流を供給する第2ドライバ回路と、
    前記第1負荷電流及び前記第2負荷電流の合成電流に応じた第1電圧に変換して第1電流検出信号を出力する第1電流検出回路と、
    前記第2負荷電流に応じた第2電圧に変換して第2電流検出信号を出力する第2電流検出回路と、
    前記第1電流検出信号と入力電圧との差分が0となるように前記第1差分検出信号を算出する第1差分検出回路と、
    前記第1電流検出信号と入力電圧との差分電圧を検出して第3差分検出信号を出力する第2差分検出回路と、
    前記第3差分検出信号と前記第2電流検出信号との差分電圧を検出して前記第2差分検出信号を出力する第3差分検出回路と、
    を具備したことを特徴とする定電流駆動回路。
  4. 前記第2ドライバは、前記第2差分検出信号の信号レベルに応じて、前記負荷回路に第2負荷電流の供給又は供給停止をする第1トランジスタ及び前記第1負荷電流の一部の電流の引き込み又は引き込み停止をする第2トランジスタを具備したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の定電流駆動回路。
  5. 駆動電流に基づいて光入力信号を増幅する光増幅部と、前記光増幅部の光出力の光パワーに基づいて当該光パワーが所望となるよう制御するための出力制御信号を前記入力電圧として入力し、前記第1及び第2負荷電流の合成電流を前記駆動電流として出力する請求項1,2又は3記載の定電流駆動回路を具備したことを特徴とする光増幅器。
  6. 駆動電流に基づいて光信号を出力する半導体レーザと、前記光信号を送信信号に基づいて変調して変調光信号を出力する変調器と、前記変調器の変調光信号の光パワーが所望となるよう制御するための出力制御信号を前記入力電圧として入力し、前記第1及び第2負荷電流の合成電流を前記駆動電流として出力する請求項1,2又は3記載の電流駆動回路を具備したことを特徴とする信号光源。
  7. 駆動電流に基づいて光信号を出力する半導体レーザと、光入力信号を増幅する光増幅部と、前記光増幅部の光出力する光パワーが所望となるよう制御するための出力制御信号を前記入力電圧として入力し、前記第1及び第2負荷電流の合成電流を前記駆動電流として出力する請求項1,2又は3記載の定電流駆動回路を具備したことを特徴とする光増幅器。
  8. 伝送信号を増幅する請求項5又は7記載の光増幅器を有する送信端局と、受信光信号を増幅する請求項5又は7記載の光増幅器を有する第1中継器と、請求項6記載の信号光源を有する第2中継器と、受信信号を増幅する請求項5又は7記載の光増幅器を有する受信端局とを具備したことを特徴とする光通信装置。
  9. 前記負荷回路は一端が接地されており、前記第1電流検出回路は一端が前記第1ドライバ回路の出力側に接続され、他端が前記負荷回路の他端に接続された第1抵抗を含み、前記第2電流検出回路は一端が前記第2ドライバ回路の出力側に接続され、他端が前記負荷回路の他端に接続された第2抵抗を含むことを特徴とする請求項1記載の定電流駆動回路。
  10. 前記負荷回路は一端が接地されており、前記第1電流検出回路は一端が前記第1ドライバ回路の出力側に接続され、他端が前記第2ドライバ回路の出力側に接続された第1抵抗を含み、前記第2電流検出回路は一端が前記第1抵抗の他端に接続され、他端が前記負荷回路の他端に接続された第2抵抗を含むことを特徴とする請求項2記載の定電流駆動回路。
  11. 前記負荷回路は一端が前記第1ドライバ回路及び前記第2ドライバ回路の出力側に接続されており、前記第1電流検出回路は一端が前記第1ドライバ回路の出力側に接続され、他端が前記第2ドライバ回路の出力側に接続された第1抵抗を含み、前記第2電流検出回路は一端が前記負荷回路の他端に接続され、他端が接地された第2抵抗で構成されたことを特徴とする請求項2記載の定電流駆動回路。
  12. 前記負荷回路は一端が前記第1ドライバ回路及び前記第2ドライバ回路の出力側に接続されており、前記第1電流検出回路は一端が前記負荷回路の他端に接続され、他端が前記接地された第1抵抗で構成され、前記第2電流検出回路は一端が前記第2ドライバ回路の出力側に接続され、他端が前記負荷回路の一端に接続された第2抵抗を含むことを特徴とする請求項3記載の定電流駆動回路。
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