JP4123812B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワーク環境下で使用される画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
IT環境の整備が進むに伴って、端末を持ったユーザがネットワークを介してサーバから画像データをダウンロードして利用することが多くなっている。
【0003】
画像データは、電子データとしてネットワークを介して速やかに手間なく配付できる利点があるが、複製も容易なことから、機密データ等の不用意に配付されるべきでない画像を公開した場合には、ダウンロード後の情報管理を的確に行う必要がある。
【0004】
そこで、画像データを配付する際に、サーバ側の画像処理装置において、オリジナル画像に連続番号等からなる管理情報を付加した状態で端末に画像データを送信し、送信した画像データがどの端末に配付されているのかを把握できる工夫もなされている。例えば特開平7−74876号公報には、送信画像と受信画像で別々の管理番号を付与して、部門別、発信人別に管理できるようにした画像処理装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の画像処理装置では、端末への画像データの送信のたびに、新規な管理情報を生成して送信画像データに付加しているため、同一ユーザが同一の画像データについて何度もアクセスした場合であっても、新規な管理情報が付加される結果、ダウンロードの繰り返しにより管理情報が増え続き、送信画像データと送信した端末とを特定する管理が煩雑になるという問題があった。
【0006】
この発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、管理情報を無用に増やすことなく、送信画像データおよび画像配信先を迅速、かつ的確に把握できる画像処理装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、画像データを記憶する画像記憶手段と、ユーザの端末から画像データの取得要求を受けた際に、そのユーザの端末を特定する端末識別手段と、前記画像データの取得要求を受けて、前記画像記憶手段に記憶されている画像データを検索し、要求された画像データを前記端末に送信する画像送信手段と、前記送信される画像データに管理情報を付加する管理情報付加手段と、前記画像データを要求した端末と要求された画像データと前記管理情報とを関連付けて記憶する管理情報記憶手段と、を備え、前記管理情報付加手段は、送信される画像データごとに管理情報を付加するとともに、前記画像データを要求した端末が、前記要求した画像データと同一の画像データを過去に送信された端末であれば、前記管理情報記憶手段に記憶された管理情報を参照して、前記過去に送信された画像データに付加された管理情報と同一の管理情報を、要求された画像データに付加し、前記画像送信手段は、同一の管理情報を付加された画像データを前記端末に送信することを特徴とする画像処理装置によって解決される。
【0008】
この画像処理装置では、ユーザ端末から画像データの取得要求を受けると、端末識別手段によりユーザの端末が特定され、その画像データが画像記憶手段から検索して読み出されるとともに、画像送信手段により当該端末に送信される。
【0009】
この画像送信にあたって、管理情報付加手段により管理情報が前記送信画像データに付加される。また、前記画像データを要求した端末と画像データと前記管理情報とが関連付けられて管理情報記憶手段に記憶される。
【0010】
つまり、画像データを要求した端末と画像データと前記管理情報とが関連付けられて記憶されることによって、画像取得要求ユーザ、例えばネットワーク上の公開画像の閲覧ユーザが違う時だけ管理情報を変えるようにすることができ、これにより、管理情報から送信画像および送信先の端末を容易に特定できる。
【0012】
しかも、前記画像データを要求した端末が、前記要求した画像データと同一の画像データを過去に送信された端末であれば、過去のものと同一の管理情報が送信画像データに付加されるので、異なるユーザの画像要求が増えた場合でも、管理情報の増加が抑制され、前記送信画像および送信先の端末を容易に特定可能となる。
【0013】
さらに上記課題は、画像データを記憶する画像記憶手段と、ユーザの端末から画像データの取得要求を受けた際に、そのユーザの端末を特定する端末識別手段と、前記画像データの取得要求を受けて、前記画像記憶手段に記憶されている画像データを検索し、要求された画像データを前記端末に送信する画像送信手段と、前記送信される画像データに管理情報を付加する管理情報付加手段と、前記画像データを要求した端末と要求された画像データと前記管理情報とを関連付けて記憶する管理情報記憶手段と、を備え、前記ユーザの端末から取得要求された画像データは、前記画像送信手段によりユーザの端末に送信され表示された一覧画像から選択されたものであり、前記管理情報付加手段は、前記一覧画像の表示回数カウント値と同一の番号を前記管理情報として前記送信画像データに付加することを特徴とする画像処理装置によっても解決される。
【0014】
この画像処理装置では、ユーザの端末から取得要求された画像データは、画像送信手段によりユーザの端末に送信され表示された一覧画像から選択されたものであり、前記一覧画像の表示回数カウント値と同一の番号が管理情報として採用され、送信画像に付加されるから、管理情報の作成、管理が容易になる。
【0015】
また、上記課題は、画像データを記憶する画像記憶手段と、ユーザの端末から画像データの取得要求を受けた際に、そのユーザの端末を特定する端末識別手段と、前記画像データの取得要求を受けて、前記画像記憶手段に記憶されている画像データを検索し、要求された画像データを前記端末に送信する画像送信手段と、前記送信される画像データに管理情報を付加する管理情報付加手段と、前記画像データを要求した端末と要求された画像データと前記管理情報とを関連付けて記憶する管理情報記憶手段と、を備え、前記管理情報付加手段は、前記端末からの画像要求のアクセス時に端末から提供される画像要求のアクセス履歴情報に従って、過去の要求時に付加された管理情報と同一の管理情報を、前記送信画像データに付加することを特徴とする画像処理装置によっても解決される。
【0016】
この画像処理装置では、端末で記憶されているアクセス履歴情報に従って付加された過去の管理情報に基づいて画像送信先の管理が行える。
【0017】
また、上記画像処理装置において、画像要求のアクセス履歴情報から、過去の取得画像データに対して端末で行われた画像操作の情報を取得して、前記管理情報記憶手段の記憶内容に追記する反映手段を備えている構成としても良い。
【0018】
この画像処理装置では、端末での複製・転送・加工等の画像操作情報を管理情報に関連付けて記憶内容に追記するので、端末での複製等の操作情報を把握しやすくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置を用いた画像配信システムの構成を示すブロック図である。
【0021】
図1において、この画像配信システムは、複数のユーザ側の端末1と、各端末1に通信手段であるネットワーク3を介して接続されている画像処理装置としてのサーバ2とを備えている。なお、この実施形態では、説明を簡易にするため、一つの端末1のみを示している。
【0022】
前記端末1は、ユーザ所有のコンピュータ等であり、画像を要求するための要求生成部11、送受信部12、画像表示部13、クッキー(Cookie)情報管理部14および画像操作部15等を有している。
【0023】
前記要求生成部11は、画像のダウンロード要求を行うための画像一覧を要求する信号を生成したり、後述するアクセス履歴情報をサーバ2に受け渡す機能を有している。
【0024】
前記送受信部12は、要求生成部11で生成された画像要求信号やアクセス履歴情報等をサーバ2に送信したり、サーバ2側からネットワーク3を介してダウンロードされた画像データ等を受信するものである。
【0025】
前記画像表示部13は、CRTやLCD等のディスプレイ装置であり、受信した画像データや一覧画像を表示したり、あるいは、ユーザによる画像データの操作情報等の表示が可能である。
【0026】
前記クッキー情報管理部14は、前記サーバ2にアクセスした履歴を記憶するアクセス履歴情報記憶部14aを有し、このアクセス履歴情報を含むクッキー情報を送受信部12を介して前記サーバ2に送出する機能を有している。また、前記サーバ2を介して得られた画像をユーザが複製したり、加工した際には、その画像操作情報を前記アクセス履歴情報に付加して前記サーバ2に送出する。
【0027】
なお、クッキー情報とは、周知のように、ユーザ端末1において、サーバ2への次回からのアクセス時にユーザ名等を省略してもサーバ1側で識別できるようにするための情報である。
【0028】
前記画像操作部15は、ダウンロードした画像について、複製、転送もしくは加工等の画像操作を行うものであり、その画像操作情報を記憶する操作情報記憶部15aを有している。
【0029】
前記サーバ2は、画像記憶部21、管理情報付加手段としての画像合成部22、および端末1との間でデータや信号の送受信を行う送受信部23等から構成されている。
【0030】
前記画像記憶部21は、画像データを記憶するほか、ユーザ個人識別情報換言すれば端末1の識別情報(ユーザIDあるいは端末IDともいう)や、管理情報としての連続番号を記憶する記憶手段としても機能し、ユーザIDの管理データベース(ユーザID管理DBという)21aと、連続番号の管理データベース(連番管理DBという)21bとを備えている。
【0031】
前記ユーザID管理DB21aは、ユーザIDが格納されており、また、連番管理DB21bは、画像データを要求したユーザ端末1と、この端末に送信された画像データと、画像データに付加された連続番号とを関連付けて記憶している。連続番号は、送信する毎にカウントアップする連続した数字であるが、符号や記号も含む概念とする。
【0032】
前記画像合成部22は、一覧画像生成部22aおよび連番画像合成部22bを有している。
【0033】
前記一覧画像生成部22aは、ユーザからの画像一覧要求であるサムネイル画像の要求を受けた際に、画像一覧の生成を行う。
【0034】
前記連番画像合成部22bは、画像一覧であるサムネイル画像を見たユーザ端末1からの画像要求を受けて、当該画像データをユーザに送信する際に、連番管理DB21bに格納された連続番号を読み出して前記画像データに合成付加するものである。
【0035】
前記送受信部23は、要求処理部23a、端末識別部23b、クッキー情報取得/生成部23cおよび画像送信部23d等から構成されている。
【0036】
前記要求処理部23aは、ユーザからの一覧画像の要求ないしは画像のダウンロード要求を判断して、必要な画像の検索等を行う他、端末1からのアクセス履歴情報であるクッキー情報を受けて、このアクセス履歴情報を前記連続管理DB21bの記憶内容に反映させたりする機能を有している。
【0037】
前記端末識別部23bは、ユーザからの画像要求を受けた際に、ユーザID管理DB21aからのデータに基づいて当該ユーザ端末1を特定する役割を果たす。
【0038】
前記クッキー情報取得/生成部23cは、端末1に対するクッキー情報の有無を問い合わせてクッキー情報内の連続番号を取得したり、端末コードや画像加工等の画像操作情報の取得を行う他、端末1からのクッキー情報に連続番号が登録されていない場合には、前記連番管理DB21bから読み出した新規な連続番号を前記クッキー情報に付加したりする機能等をもっている。
【0039】
前記画像送信部23dは、ユーザが要求した画像に連続番号を付加して得られた合成画像をユーザ端末1に送信したり、新規な連続番号値が付加された前記クッキー情報を端末1に送信したりするものである。
【0040】
次に、図1に示した構成の画像処理システムの動作を図2〜9図のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の説明ならびに図面では、ステップをSと略記する。
【0041】
図2は、ユーザから画像ダウンロードの要求を受けた際のサーバ2側の処理の流れを示すフローチャートである。
【0042】
図2において、まず、S101では、送受信部23の要求処理部23aがユーザからの要求内容の判断を行う。画像の一覧要求、すなわちサムネイル画像の要求であるか否かを判断し、サムネイル画像の要求であれば(S101の判定がYES)、S102では、画像一覧要求処理を行う。サムネイル画像の要求でなければ(S101の判定がNO)、そのまま終了する。
【0043】
ついで、S103では、特定画像のダウンロード要求であるか否かを判断し、特定画像のダウンロード要求であれば(S103の判定がYES)、S104では、画像データのダウンロード処理を行って終了する。特定画像のダウンロード要求でなければ、そのまま終了する。
【0044】
図3は、前記画像一覧要求処理(S102)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0045】
図3において、まず、S201では、端末識別部23bが画像要求を行った端末1の識別処理を行い、ついで、S202では、画像記憶部21に記憶されている表示回数カウント値をインクリンメントする。この表示回数カウント値は、Webページのアクセスカウンタ値に対応するものであり、システム立ち上げ時に初期化され、これを保持し続けるデータである。
【0046】
この後、S203では、画像合成部22の一覧画像生成部22aが、端末1で要求された一覧対象画像データを取得し、S204で、前記表示回数カウント値を付加した画像一覧であるサムネイル画像を生成する。
【0047】
ついでS205で、生成したサムネイル画像を画像送信部23dによりユーザに送信し、S206で、この時に取得している端末1の情報と、端末1に送信され画像表示部13に表示されたサムネイル画像と、この時点の表示回数カウント値とを関連付けて前記連番管理DB21bに格納して終了する。
【0048】
図4は、図3の前記端末識別処理(S201)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0049】
図4において、S301では、送信要求した端末1を識別する。TCP/IPネットワークであれば、IPアドレス等の情報から識別する。
【0050】
ついで、S302では、その端末1がユーザID管理DB21aに登録されているか否かを判断する。その端末1がユーザID管理DB21aに登録されていれば(S302の判定がYES)、S303では、その一致する登録IDを取得してリターン、つまり要求元の処理ルーチンに渡す。
【0051】
前記端末1がユーザID管理DB21aに登録されていなければ(S302の判定がNO)、S304で、端末1の情報をユーザID管理DB21aに登録し、S305では、新規登録で取得したIDを要求元の処理ルーチンに渡す。
【0052】
次に、前記端末1が画像のダウンロードを要求した時に端末1毎に固定の連続番号値を設定する動作について、図2の画像ダウンロード処理(S104)のサブルーチンである図5のフローチャートを参照して説明する。
【0053】
図5において、端末1から画像データの送信要求があると、S201では、前述した図4の端末識別処理により、端末1のIDを取得する。この後、S501では、要求処理部23aが、端末IDと要求画像データとを前記連番管理DB21bの登録情報から検索し、その端末1に過去に同一画像データの送信を行ったか否かを判断する。その端末1に過去に同一画像データの送信を行っていれば(S501の判定がYES)、S503では、連番画像合成部22bが、その端末1について過去にその画像データに付加した連続番号値を取得してS504に進む。
【0054】
その端末1に過去に同一画像データの送信を行っていなければ(S501の判定がNO)、S506で、連番管理DB21bから新規の連続番号値を取得したのち、S507で、要求した端末1と送信する画像データと新規に取得した連続番号値とを連番管理DB21bに記憶・登録してからS504に進む。
【0055】
S504では、連番画像合成部22bが、取得した連続番号値を送信される画像データに合成したのち、S505で、合成画像データを画像送信部23dから端末1に送信してリターンする。
【0056】
このように、画像のダウンロードを要求したユーザである端末1と、送信された画像データと、これに付加された連続番号とを関連付けて記憶しておくことにより、画像データと端末とが容易に特定されるうえ、ダウンロードを要求した端末1に以前に同一画像データを送信していればその時の連続番号を取得し、ユーザが異なる場合に限って連続番号を変更するようにすることで、同一ユーザが繰り返して公開画像を閲覧する場合でも、連続番号がむやみに増えるのが抑制され、画像データの管理が容易に行える。
【0057】
前記端末1が一覧画像(サムネイル画像)から所定の画像を選択し、選択した画像のダウンロードを要求してきた時、一覧画像の表示回数カウント値を連続番号値として設定する動作について、画像ダウンロード要求処理(S104)の別のサブルーチンである図6のフローチャートを参照して説明する。
【0058】
図6において、端末1から画像データの送信要求があると、S201では、前述の端末識別処理によって端末1のIDを取得する。この後、S602では、端末IDと要求画像データとを連番管理DB21bの登録情報から検索し、要求端末1に一覧画像を送信した際の表示回数カウント値を取得する。
【0059】
ついで、S603では、取得した表示回数カウント値を前記画像合成部22により送信される画像データに合成し、S604では、合成画像データを画像送受信部23dから端末1に送信してリターンする。
【0060】
このように、連続番号として、前記表示回数カウント値を使うことにより、別途、連続番号を生成する手間が省ける。
【0061】
次に、端末1を識別可能なIDを送信画像データに合成する動作について、画像ダウンロード要求処理(S104)のさらに別のサブルーチンである図7のフローチャートを参照して説明する。
【0062】
図7において、前記端末1から画像データの送信要求があると、S201では、前記端末識別処理によって端末1のIDを取得する。なお、ここでいう端末1のIDとは、TCP/IPプロトコルのIPアドレス等、端末自身が持っている一般性のある番号である。Winndowsネットワークのコンピュータ名であってもよい。
【0063】
この後、S702では、取得した端末1のIDの番号を画像合成部22により送信画像データに合成し、S703では、合成画像データを画像送受信部23dから端末1に送信する。ついで、S704では、送信先の端末および画像データ及びIDを関連付けて、連番管理DB21bに記憶してリターンする。
【0064】
次に、Webブラウジング等で使用されるクッキー情報を使用して連続番号を管理し画像合成する構成について、画像ダウンロード要求処理(S104)のさらにまた別のサブルーチンである図8のフローチャートを参照して説明する。
【0065】
図8において、前記端末1から画像データのダウンロード要求があると、後述する端末識別処理S2010によって、端末1の端末IDを取得する。S802では、端末1のクッキー情報に連続番号値が登録されているか否かを判断し、端末1のクッキー情報に連続番号値が登録されていれば(S802の判定がYES)、S803では、クッキー情報内の連続番号値を取得し、S804に進む。
【0066】
端末1のクッキー情報に連続番号値が登録されていなかったり、あるいはクッキー情報が存在していなければ(S802の判定がNO)、S806では、前記連番管理DB21bから新規の連続番号値を取得し、S807では、送信端末1および連続番号値を記憶する。ついで、S808では、クッキー情報に取得した連続番号値を登録して端末1に送信し、S804に進む。
【0067】
S804では、取得した連続番号値を画像合成部22により送信画像データに合成し、S805では、画像送信部23dから合成画像データを端末1に送信してリターンする。
【0068】
前記図8の端末識別処理(S2010)について、サブルーチンである図9のフローチャートを参照して説明する。
【0069】
図9において、まず、S401では、クッキー情報を端末1に要求することにより、端末1からクッキー情報を取得する。
【0070】
この後、S402では、端末1に自サーバ2のクッキー情報が存在するか否かを判断し、端末1に自サーバ2のクッキー情報が存在すれば(S402の判定がYES)、S403では、取得したクッキー情報から以前に設定した端末IDを取得してS403に進む。端末1に自サーバ2のクッキー情報が存在しなければ(S402判定がNO)、S406では、新規に端末IDを取得してそのままリターンする。
【0071】
S404では、クッキー情報から画像操作情報を取得し、S405では、取得した画像操作情報を前記連番管理DB21bに格納してリータンする。
【0072】
具体的には、サーバ2からダウンロードした画像について、端末1単体での画像操作を記憶しておく。すなわち、ダウンロードした画像を複製/転送/加工する際、端末1側では、それらの処理を行う画像操作部15が複製/転送/加工等の操作情報を画像毎にクッキー情報の一部に記憶するようになっている。
【0073】
サーバ2側では、この情報をユーザへの画像転送発生時に取得し、自らの連番管理情報として連番管理DB21bに追記して、これにより端末1での操作情報をサーバ2側で把握しやすくなる。
【0074】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、ユーザ端末から画像データの取得要求を受けて、所要の画像データを画像記憶手段から読み出し、管理情報を当該画像データに付加して送信する一方、前記要求した端末と前記画像データと管理情報とを関連付けて記憶する構成であるので、画像データに対して要求ユーザが違う時だけ管理情報を変えるようにすることができ、これによって、管理情報から、ダウンロードされた画像およびダウンロード先の端末を容易に特定でき、ダウンロードされた画像の追跡等を容易に行うことができる。
【0075】
しかも、前記画像データを要求した端末が、前記要求した画像データと同一の画像データを過去に送信された端末であれば、過去のものと同一の管理情報が送信画像に付加されるので、異なるユーザの画像要求が増えた場合でも、管理情報の増加が抑制され、前記送信画像および送信先の端末を容易に特定可能となる。
【0076】
請求項2に係る発明によれば、ユーザの端末から取得要求された画像データは、画像送信手段によりユーザの端末に送信され表示された一覧画像から選択されたものであり、前記一覧画像の表示回数カウント値と同一の番号が管理情報として採用され、送信画像データに付加されるから、管理情報の作成、管理が容易になる。
【0077】
請求項3に係る発明によれば、端末で記憶されているアクセス履歴情報に基づいて画像送信先の管理を行うことができる。
【0078】
請求項4に係る発明によれば、端末での複製・転送・加工等の画像操作情報を管理情報に関連付けて記憶内容に追記するので、端末での複製等の操作情報の把握が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る画像処理装置を用いた画像配信システムを示すブロック図である。
【図2】ユーザから画像ダウンロードの要求を受けた際のサーバ側の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】画像一覧送信処理(S101)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図4】端末識別処理(S201)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図5】画像ダウンロード要求処理(S104)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】画像ダウンロード要求処理(S104)の別のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】画像ダウンロード要求処理(S104)のさらに別のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】画像ダウンロード要求処理(S104)のさらにまた別のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】端末識別処理(S2010)の別のサブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・端末
2・・・・・・・・・・・サーバ(画像処理装置)
3・・・・・・・・・・・ネットワーク(通信手段)
11・・・・・・・・・・要求生成部(操作情報付加手段)
14・・・・・・・・・・クッキー情報管理部(アクセス履歴情報管理手段)
14a・・・・・・・・・アクセス履歴情報記憶部
15・・・・・・・・・・画像操作部
15a・・・・・・・・・操作情報記憶部
21・・・・・・・・・・画像記憶部
21b・・・・・・・・・連番管理データベース(管理情報記憶部)
22・・・・・・・・・・画像合成部
23・・・・・・・・・・送受信部
23a・・・・・・・・・要求処理部(反映手段)
23b・・・・・・・・・端末識別部
Claims (4)
- 画像データを記憶する画像記憶手段と、
ユーザの端末から画像データの取得要求を受けた際に、そのユーザの端末を特定する端末識別手段と、
前記画像データの取得要求を受けて、前記画像記憶手段に記憶されている画像データを検索し、要求された画像データを前記端末に送信する画像送信手段と、
前記送信される画像データに管理情報を付加する管理情報付加手段と、
前記画像データを要求した端末と要求された画像データと前記管理情報とを関連付けて記憶する管理情報記憶手段と、
を備え、
前記管理情報付加手段は、送信される画像データごとに管理情報を付加するとともに、前記画像データを要求した端末が、前記要求した画像データと同一の画像データを過去に送信された端末であれば、前記管理情報記憶手段に記憶された管理情報を参照して、前記過去に送信された画像データに付加された管理情報と同一の管理情報を、要求された画像データに付加し、
前記画像送信手段は、同一の管理情報を付加された画像データを前記端末に送信することを特徴とする画像処理装置。 - 画像データを記憶する画像記憶手段と、
ユーザの端末から画像データの取得要求を受けた際に、そのユーザの端末を特定する端末識別手段と、
前記画像データの取得要求を受けて、前記画像記憶手段に記憶されている画像データを検索し、要求された画像データを前記端末に送信する画像送信手段と、
前記送信される画像データに管理情報を付加する管理情報付加手段と、
前記画像データを要求した端末と要求された画像データと前記管理情報とを関連付けて記憶する管理情報記憶手段と、
を備え、
前記ユーザの端末から取得要求された画像データは、前記画像送信手段によりユーザの端末に送信され表示された一覧画像から選択されたものであり、
前記管理情報付加手段は、前記一覧画像の表示回数カウント値と同一の番号を前記管理情報として前記送信画像データに付加することを特徴とする画像処理装置。 - 画像データを記憶する画像記憶手段と、
ユーザの端末から画像データの取得要求を受けた際に、そのユーザの端末を特定する端末識別手段と、
前記画像データの取得要求を受けて、前記画像記憶手段に記憶されている画像データを検索し、要求された画像データを前記端末に送信する画像送信手段と、
前記送信される画像データに管理情報を付加する管理情報付加手段と、
前記画像データを要求した端末と要求された画像データと前記管理情報とを関連付けて記憶する管理情報記憶手段と、
を備え、
前記管理情報付加手段は、前記端末からの画像要求のアクセス時に端末から提供される画像要求のアクセス履歴情報に従って、過去の要求時に付加された管理情報と同一の管理情報を、前記送信画像データに付加することを特徴とする画像処理装置。 - 前記画像要求のアクセス履歴情報から、過去の取得画像データに対して端末で行われた画像操作の情報を取得して、前記管理情報記憶手段の記憶内容に追記する反映手段を備えている請求項3に記載の画像処理装置。
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2002
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JPH0510041U (ja) * | 1991-07-22 | 1993-02-09 | 西川化成株式会社 | ドアトリムの取付構造 |
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