JP4122986B2 - 表示装置及び複写防止方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置及び複写防止方法に関し、特に、電子ペーパー等の表示媒体に表示された画像の不正複写を防止する機能を有する表示装置及び複写防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子ペーパーと総称される表示媒体は、紙のような表示特性(高コントラスト、高解像度)を有し、表示させるためにはエネルギーを必要とするが、表示素子自体がメモリ性を有するため表示内容維持にはエネルギーを必要としない、といった特徴がある。
【0003】
このような電子ペーパーとしては、白と黒に塗り分けられた微小な球が、透明なシートの中に埋め込まれ、微小球の黒部と白部とが異なる帯電をしており、外部電界により微小球が回転して白黒表示を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、単極に帯電した微小球が電界方向に移動し、壁に吸着して安定し、その状態が保持されるものもある(例えば、特許文献2参照。)。同様に、微小空隙中を球体が移動して表示を行なう電子ペーパー(例えば、特許文献3参照。)は広く知られており、これらは電気泳動方式、磁気泳動方式と呼ばれ、現在、盛んに研究、開発されている。
【0005】
また、強誘電性液晶を用いたもの(例えば、特許文献4、特許文献5参照。)や、コレステリック液晶を用いたもの(例えば、非特許文献1参照。)も広く知られている。
【0006】
【特許文献1】
特開平3−188489号公報
【特許文献2】
米国特許第5,262,098号明細書
【特許文献3】
特開2002−169190号公報
【特許文献4】
特開2000−148116号公報
【特許文献5】
特開平5−35223号公報
【非特許文献1】
有澤宏、外1名、「光アドレス電子ペーパー」、”富士ゼロックステクニカルレポートNo.14 2002”、富士ゼロックス株式会社、平成14年6月25日、p.89
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような電子ペーパーは上述したように紙の如き特徴を有しているため、紙と同様にスキャナ装置や複写機等で表示内容を読み取り、容易に複写することが可能である。反面、電子ペーパーが機密情報を表示している場合には、容易に複写可能であるため、外部に機密情報が漏洩してしまう、という問題がある。
【0008】
表示媒体が紙であれば、桜紙を用いて、目につかないほどの小さな画像パターンを埋め込んでおき、複写した場合にその埋め込まれた画像パターンが浮き出ることによって複写を防止することができるが、現在の電子ペーパーの高解像度化が必要となるため、実現は難しい。また、偽造防止のためにICチップを埋め込む技術もあるが、ICチップに対応していない複写機では容易に複写できてしまうため、電子ペーパーの不正複写を確実性高く防止することはできない。
【0009】
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、反射型或いは半反射型の表示媒体上に表示された情報の不正複写を防止することができる表示装置及び複写防止方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の表示装置は、反射型または半反射型の表示媒体と、表示用データを記憶する記憶手段と、前記表示媒体に対して照射されて一定方向に一定速度で移動する光を検出する検出手段と、前記記憶手段に記憶されている表示用データに基づいて前記表示媒体上に画像が表示されるように前記表示媒体の駆動を制御する共に、前記検出手段により前記光が検出された場合には前記表示媒体に表示されている前記画像が消去または変更されるように前記表示媒体の駆動を制御する表示消去用制御手段と、を含んで構成されている。
【0011】
本発明では、記憶手段に表示用データが記憶される。制御手段は、記憶手段に記憶されている表示用データに基づいて表示媒体上に画像が表示されるように表示媒体の駆動を制御する。また、検出手段は、反射型または半反射型の表示媒体に対して照射されて一定方向に一定速度で移動する光を検出する。表示消去用制御手段は、検出手段により光が検出された場合には表示媒体に表示されている画像が消去または変更されるように表示媒体の駆動を制御する。
【0012】
複写機やスキャナ装置等の画像入力装置は、所定値以上の強い光(スキャン光)を照射して表示媒体の表示内容を電子的に読み取る。このスキャン光の光量、移動速度や移動方向は装置毎に様々ではあるが、各装置に共通して一定方向に一定速度で移動する特徴を有している。本発明の構成によれば、この特徴を有する光を検出手段が検出した場合に、制御手段が表示媒体に表示されている画像を消去または変更するため、表示媒体上に表示された画像が不正に複写されることを容易且つ確実性高く防止できる。従って、表示媒体に表示された画像に機密データが含まれる場合であっても、機密データの漏洩を確実性高く防止できる。これにより、例えば、電子ペーパー等の反射型或いは半反射型表示媒体がビジネス上でより多くの機会に用いられることが可能になる。
【0013】
また、本発明において、前記表示媒体が走査電極と情報電極とが直交するように配列された表示媒体であり、前記表示消去用制御手段は、前記検出手段により前記光が検出された場合に前記検出手段により検出された光の移動方向を判断し、移動方向が前記表示媒体の走査電極の配列方向に対して所定角度未満の場合には、前記表示媒体に対する光の照射位置を含む所定領域内に表示されている画像が消去または変更されるように前記表示媒体の駆動を制御すると共に、移動方向が前記表示媒体の走査電極の配列方向に対して所定角度以上の場合には、前記表示媒体に表示されている前記画像全面が一括消去または一括変更されるように前記表示媒体の駆動を制御するようにすることもできる。
【0014】
すなわち、スキャン光が表示媒体の走査電極の配列方向に対して斜めに照射されている場合には、表示媒体に表示された画像を、例えば情報電極の配列方向に沿って部分的に消去または変更しても、スキャン光によりページ全体を複写された結果には部分的に消去または変更された斜線が表示されるだけであり、内容を読み取ることができる状態となる可能性が高い。従って、この場合には、前記画像全面が一括消去または一括変更されるように前記表示媒体の駆動を制御するようにすれば、完全に複写が防止され、機密事項の漏洩を防ぐことができる。
【0015】
また、本発明の前記表示消去用制御手段は、前記検出手段により前記光が検出された場合には、前記検出手段による検出に基づいて前記表示媒体に対する光の照射位置を求め、求めた照射位置を含む所定領域内に表示されている画像が消去または変更されるように前記表示媒体の駆動を制御するようにすることができる。
【0016】
これにより、表示媒体に対するスキャン光の照射位置を含む所定領域内に表示されている画像のみが消去または変更されるため、効率的に複写を防止することができる。
【0017】
また、本発明の前記表示消去用制御手段は、前記消去または変更された領域のうち、現在の照射位置を含む所定領域を除く領域については、消去前または変更前の表示状態に回復するように前記表示媒体の駆動を制御するようにすることができる。
【0018】
これにより、複写機やスキャナ装置等からのスキャン光の照射が終了した領域については元の表示状態に回復されるため、最終的には表示媒体側の表示は全面的に元の表示状態となる。
【0019】
また、本発明の前記表示媒体はメモリ性を有するようにすることができる。
【0020】
これにより、表示媒体の表示を維持するためのエネルギーが不要となる。
【0021】
また、本発明の前記表示媒体及び前記検出手段は、前記記憶手段及び前記表示消去用制御手段と分離可能に設けられるようにすることもできる。
【0022】
これにより、表示媒体を分離して用いることができる。
【0023】
また、本発明は、前記表示媒体に、前記表示媒体及び前記検出手段が前記記憶手段及び前記表示消去用制御手段と分離された状態において、前記表示消去用制御手段に代わり前記検出手段により前記光が検出された場合に前記表示媒体に表示されている前記画像が消去されるように前記表示媒体の駆動を制御する消去用制御手段と、前記消去用制御手段が少なくとも1回の消去を行うことができるエネルギーを蓄積したバッテリと、を更に設けてもよい。
【0024】
すなわち、表示媒体及び検出手段が記憶手段及び表示消去用制御手段と分離された状態において、表示媒体を照射し一定方向及び一定速度で移動する光が検出手段により検出された場合には、表示消去用制御手段に代わり消去用制御手段が表示媒体に表示されている画像が消去されるように表示媒体の駆動を制御する。
【0025】
これにより、表示媒体を分離して用いる場合であっても、不正な複写を防止することができる。
【0026】
また、本発明では、前記表示媒体、前記検出手段、前記消去用制御手段、及びバッテリと共に、前記記憶手段及び前記表示消去用制御手段と分離可能に設けられ、受光された光を用いて光発電を行う発電手段を更に有し、前記消去用制御手段は、前記発電手段の光発電により得られたエネルギーを用いて前記表示媒体の駆動を制御するようにすることができる。
【0027】
これにより、例えば、表示媒体を繰り返し分離して用いることにより、バッテリが、消去用制御手段が消去を行えるだけ十分な容量でなくなった場合であっても、バッテリを交換することなく光発電により必要なエネルギーが得られるため、不正な複写を防止することができる。
【0028】
また、本発明では、前記記憶手段に記憶された表示用データには当該表示用データに基づいて表示される画像が複写禁止であるか否かを示す識別データが付され、前記表示消去用制御手段または前記消去用制御手段は、前記検出手段により前記光が検出されると共に前記表示媒体の表示に用いられた表示用データの識別データが複写禁止である場合に、前記表示媒体に表示されている前記画像が消去または変更されるように前記表示媒体の駆動を制御するようにすることもできる。
【0029】
このように、表示媒体に表示する画像の表示用データに複写禁止であるか否かを示す識別データを付しておけば、表示媒体に表示された画像が複写禁止であるか否かが判断可能となるため、複写防止のための変更または消去の処理を効率的に行うことが可能となる。
【0030】
また、本発明の前記検出手段は、前記表示媒体の表示領域内に配置されるようにすることもできる。
【0031】
これにより、表示媒体の表示領域内に照射された光のみを検出することができるため、効率的に複写を防止することができる。
【0032】
また、本発明の前記検出手段は、複数個設けられるようにすることもできる。
【0033】
これにより、確実性高く不正な光を検出することができる。
【0034】
また、本発明の前記検出手段は、前記表示媒体の少なくとも1つの角部に縦方向及び横方向に沿ってL字型に配置されるようにすることもできる。
【0035】
これにより、表示媒体の縦方向及び横方向に対して平行に照射された光だけでなく所定の角度をもって斜めに照射された光についても精度高く検出することができる。
【0036】
また、本発明の前記表示消去用制御手段は、前記表示媒体の表示を変更する場合には、前記記憶手段に記憶された表示用データによる表示に代えて、所定のメッセージまたは広告を表示するように前記表示媒体の駆動を制御するようにすることもできる。
【0037】
すなわち、表示媒体に例えば複写禁止の警告メッセージを表示させるようにしてもよいし、企業の広告を表示させるようにしてもよい。これにより、電子ペーパ等の反射型或いは半反射型表示媒体がビジネス上でより多くの機会に用いられることが可能になる。
【0038】
また、本発明の複写防止方法は、反射型または半反射型の表示媒体に対して照射されて一定方向に一定速度で移動する光が検出されたか否かを判断する判断工程と、前記判断工程により前記光が検出されたと判断された場合に前記表示媒体に表示されている画像が消去または変更されるように前記表示媒体の駆動を制御する制御工程と、を含むものである。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0040】
図1は、本発明が適用される第1の実施の形態の表示装置の概略構成図である。
【0041】
図示される表示装置10には、反射型の表示媒体20と、デュアルポートのVRAM18と、光センサ12と、CPU14と、制御部16とが設けられている。
【0042】
表示媒体20は、ドットマトリクス方式の強誘電性液晶表示媒体であり、表示部22と、表示部22のコモン側(走査ライン側)液晶駆動用ICであるコモンドライバ24と、セグメント側(情報ライン側)液晶駆動用ICであるセグメントドライバ26とが設けられている。なお、コモンドライバ24の出力端子には走査電極が接続され、セグメントドライバ26の出力端子には情報電極が接続され、表示部22において走査電極及び情報電極は互いに直交するように配列されている。また、表示部22は、強誘電性液晶が透明基板等により挟まれ、その片面には反射型偏光層(例;住友3M社製、RDF−C(商品名))が張り合わされた構造となっている(図6参照)。
【0043】
VRAM18には、表示媒体20に画像を表示するための表示用データのほかに、複写禁止の警告メッセージを表示するための警告表示用データ、広告を表示するための広告表示用データが記憶されている。表示用データには、表示媒体20に表示用データで表示される画像が複写禁止であるか否かを示す識別データが付されている。
【0044】
光センサ12は、表示媒体20に照射された所定値以上の光量を有する光を検出する。複写機やスキャナ装置等の画像入力装置が読み取りの際に照射する光(スキャン光)は、その光量、移動速度や移動方向は装置毎に様々ではあるが、各装置に共通して一定方向に一定速度で移動する特徴を有している。従って、この特徴を有する光を光センサ12で検出することにより、不正複写を検出する。
【0045】
本実施の形態において、光センサ12は、図2に示されるように表示媒体20の表示領域の外側であって表示媒体20の1つの角部にL字型に複数個等間隔に設けられている。
【0046】
なお、光センサ12は、図3に示されるように、表示媒体20の表示領域外の縁部に沿って設けられた細長センサと正方形状の複数のセンサで構成されていてもよいし、図4に示されるように、表示媒体20の四隅の表示領域外に図2と同様にL字型に設けられていてもよい。また、図5に示されるように、表示媒体内の四隅の各々にL字型に複数個設けられていてもよい。この場合には、図6の表示媒体断面図に示されるように、光センサ12が、偏光層22a、透明基板22b、走査電極22c、絶縁層22d、強誘電液晶22e、絶縁層22f、情報電極22g、透明基板22h、反射型偏光層22i、及び遮光層jからなる表示部22において、例えば反射型偏光層22iと遮光層22jとの間に設けるようにすることもできる。また、表示媒体20に配置される光センサ12は、図2から図6に示された図では複数個となっているが、単数であってもよい。
【0047】
CPU14は、アドレス・データ・制御線を介してVRAM18に接続され、制御部16は、画像データ・メモリ制御線を介してVRAM18に接続されている。
【0048】
CPU14は、VRAM18から表示用データを読み出すアドレスを制御部16に出力すると共に、表示媒体20に画像を表示するための制御信号を出力する。また、光センサ12の検出結果に基づいて、表示媒体20に表示された画像を消去するための制御信号や、表示された画像に代わり警告メッセージや広告を表示するための制御信号及びVRAM18から警告表示用データ或いは広告表示用データを読み出すアドレスを制御部16に出力する。
【0049】
なお、CPU14には、図示されないメモリが接続されており、このメモリには表示媒体20がマトリクス駆動方式であるか否かを示すデータが記憶されている。
【0050】
制御部16は、CPU14から入力されたアドレスにより表示用データ等を読み出し、同じく入力された制御信号に基づいて、表示媒体20の駆動(具体的にはコモンドライバ24及びセグメントドライバ26)を制御する。
【0051】
以下、本実施の形態の表示制御処理について説明する。
【0052】
CPU14は表示用データを表示するための制御信号とVRAM18から表示用データを読み出すアドレスとを制御部16に出力する。制御部16はCPU14からの入力に基づいて表示媒体20を駆動し、画像を表示する。
【0053】
次に、図7のフローチャートを用いてCPU14による不正複写防止のための表示制御処理について説明する。
【0054】
ステップ100で、光センサ12が所定値以上の光量を検出したか否かが判断される。
【0055】
検出したと判断された場合には、ステップ102で、検出された光が一定方向に一定速度で移動しているか否かが判断される。ここで肯定判断された場合には、検出された光は画像入力装置によるスキャン光であると判断される。
【0056】
ステップ100及びステップ102の処理を詳細に説明する。各光センサ12のセンサ素子が所定値以上の光量を有する光源を検知したときにそのタイミングがCPU14によって取込まれる。
【0057】
図8(a)は、L字型に配置された光センサ12と、スキャン光の移動との関係を示した図である。図中の点線は、表示媒体20の走査ライン方向(走査電極の配列方向)に対してθの角度でスキャン光30が移動する場合の通過位置である。スキャン光30の移動方向及び移動速度は、CPU14により各光センサ12の位置と検出のタイミングから求められ、これにより、検出された光が一定方向に一定速度で移動しているか否かが判断できる。
【0058】
図8(b)を用いて、スキャン光30の移動方向及び移動速度の導出方法の一例を説明する。図示されるように、光センサ12a、12b、12c、12d、12eが配置され、スキャン光が点線で示されるように移動する場合に、各光センサの配置間隔をl、スキャン光の表示媒体20の走査ライン方向に対する角度(移動方向)をθ、光センサ12aの検出時刻と光センサ12bの検出時刻との差をΔt1、光センサ12aの検出時刻と光センサ12cの検出時刻との差をΔt2、このときの移動速度vとすると以下の式が成立する。
【0059】
l・cosθ=vΔt1
l・sinθ=vΔt2
従って、上記式より、移動方向θは
θ=tan-1(Δt2/Δt1
で求められ、移動速度vは、θの値を上記2式のうちいずれかに代入することによって求められる。
【0060】
これにより、第1の移動方向及び移動速度が求められる。
【0061】
また、光センサ12aの検出時刻と光センサ12cの検出時刻との差、光センサ12aの検出時刻と光センサ12eの検出時刻との差から、上記と同様に第2の移動速度及び移動方向を求め、先に求めた第1の移動速度及び移動方向と比較してその変化が所定値以内であれば、検出された光が一定方向に一定速度で移動していると判断する。判断の後、上記処理により求められた移動速度の平均値と移動方向の平均値を算出し、これら平均値をスキャン光の移動速度及び移動方向として以降の処理で用いる。
【0062】
光が一定方向に一定速度で移動していると判断された場合には、ステップ104で、表示媒体20に表示されている画像が複写禁止であるか否かが判断される。この判断は、表示に用いられた表示用データに付された識別データに基づいて行われる。
【0063】
表示されている画像が複写禁止である場合には、ステップ106で、前述のCPU14に接続された図示されないメモリからデータが読み出されて表示媒体20がマトリクス駆動方式であるか否かが判断される。すなわち、マトリクス駆動方式であれば部分的な消去及び変更が可能であると判断される。本実施の形態では表示媒体20はマトリクス駆動方式であるため、肯定判断される。
【0064】
次にステップ108で、光センサ12で検出された光の移動方向が走査ライン方向に対して所定角度以内か否か、例えば、|θ|≦15°であるか否かが判断される。肯定判断されれば、表示された画像を部分的に消去又は表示を変更するように制御される。
【0065】
ここで、表示媒体20の走査ライン方向に対して斜め方向に移動するスキャン光に対し、図9に示されるように表示媒体20の情報ライン方向(情報電極の配列方向)に沿って部分的に表示された画像を消去或いは変更することで対応すると、複写画像に斜線が入るだけであり、ページ全体を複写された場合に内容が読み取れる状態となる可能性がある。従って斜め方向(走査ライン方向以外)に移動する光の場合には全面的に一括変更或いは消去する必要がある。ここでは、走査ライン方向に対するスキャン光の角度(図8におけるθ)の閾値を設定しておき、その閾値の範囲内であればスキャン光の移動方向が走査ライン方向であると判断し、閾値の範囲外であれば移動方向は走査ライン方向以外であると判断する。本実施の形態では、その閾値を走査ライン方向±15°と設定し、それ以外の方向は走査ライン方向以外と見なす。
【0066】
ステップ108で、移動方向が走査ライン方向であると判断された場合には、部分的な消去及び変更が可能であるため、ステップ110で先に求めておいた移動速度とセンサ12aで光が検出された時点を基準とした経過時間との積に基づいてスキャン位置(スキャン光の照射位置、すなわち画像を読み取る位置)が予測され、ステップ112で制御部16に対して部分消去または部分変更(すなわち、メッセージや広告が部分的に表示画像に代わって表示)されるように制御信号やデータが出力される。制御部16はCPU14からの制御信号やデータに基づいて表示媒体20の駆動を制御する。
【0067】
ステップ112の処理について具体的に説明する。ステップ110で予測されたスキャン位置に対応して部分消去或いは部分変更が実行されるが、その際、走査ライン方向の処理である為、部分消去・変更位置はスキャン光の移動と同じ速度で移動させる。スキャン位置が移動した場合には、変更した領域のうち移動後のスキャン位置を含む変更対象の領域以外の部分については、もとの表示に回復される(ステップ112)。
【0068】
部分消去または部分変更する領域であるが、例えばセグメントライン数が640の表示媒体の場合には、前述のスキャン光の走査ライン方向に対する角度の閾値が±15°であれば、スキャン光が照射されるコモンライン数は640・tan15°ライン(約180ライン弱)になる。従って、本実施の形態では、導出したスキャン位置と実際のスキャン位置との誤差を考慮して、部分消去或いは変更の幅を200ライン程度に予め設定しておき、スキャン位置の移動と共にその幅の領域を部分消去或いは変更する。
【0069】
なお、部分消去の場合には、白または黒といった単色で表示画像を消去してもよいし、部分変更の場合には、「複写禁止」「複写制限がかかっています。」といった警告メッセージ或いは企業の広告等が表示されるようにしてもよい。警告メッセージや広告を表示する場合には、CPU14はVRAM18から警告表示用データ或いは広告表示用データを読み出すアドレスを制御部16に出力すると共に、表示媒体20のスキャン位置に対応して表示画像が部分的に警告メッセージや広告に変更されるように制御信号が出力される。制御部16はCPU14からの制御信号やデータに基づいて表示媒体20の駆動を制御する。
【0070】
以下、部分変更する場合の具体例を示す。図10は、表示媒体20に機密事項が表示された状態を示した図である。図11に示されるように、スキャン位置の移動とともに、スキャン位置を含む所定の領域(上述のスキャン位置の180ラインを含む200ライン)が部分変更される。スキャン位置の移動に伴って変更領域も移動する。図12(a)は、複写処理後の表示媒体20の表示状態を示した図であり、図12(b)は、表示媒体20に対する複写結果を示した図である。図示されるように、表示媒体20の表示はもとの状態に回復されているが、複写結果は、表示媒体20とは異なる警告メッセージ及び広告が表示されている。
【0071】
ステップ112の後は、ステップ100に戻る。
【0072】
また、ステップ106又はステップ108で否定判断された場合には、ステップ114で制御部16に対して全面一括消去またはメッセージや広告が全面一括表示されるように制御信号やデータが出力される。制御部16はCPU14からの制御信号やデータに基づいて表示媒体20の駆動を制御する。
【0073】
全面一括消去の場合には、全面白または黒といった単色で表示画像を一括消去するようにしてもよいし、全面一括変更の場合には、前述の部分変更と同様「複写禁止」「複写制限がかかっています。」といった警告メッセージを表示するようにしてもよい。また、広告等を、警告メッセージと共に、または単独で表示するようにしてもよい。
【0074】
なお、全面一括変更した場合の具体的な表示例を図13に示す。図13(a)は、図10に示されるような機密事項が表示された表示媒体20に対して、全面一括変更処理した場合の表示媒体20の表示状態を示しており、図13(b)は、該表示媒体20に対する複写結果を示している。
【0075】
次に、ステップ116で、スキャン光の照射が終了したか否かが判断される。終了していないと判断された場合には、表示媒体20の表示はそのままの状態が維持される。終了したと検出したと判断された場合には、ステップ120で、全面消去あるいは全面変更された表示媒体20の表示状態を元の状態に回復させるための制御信号及びVRAM18から表示用データを読み出すアドレスを制御部16に出力して、表示を回復させる。例えば、図13(a)のように表示が変更された表示媒体20が、図10に示されるような元の表示状態に回復する。
【0076】
なお、ステップ100、102、104で否定判断された場合には、待機状態に戻る。
【0077】
以上説明したように、一定方向に一定速度で移動するスキャン光が検出された場合には、表示媒体20に表示された画像が全面的に或いは部分的に消去或いは変更されるため、確実に複写を防止することができる。
【0078】
上述した第1の実施の形態では、表示媒体20及び光センサ12がCPU14や制御部16、VRAM18と分離不能に設けられている表示装置の例について説明したが、以下では、表示媒体20及び光センサ12がCPU14、制御部16、及びVRAM18と分離可能に設けられた第2の実施の形態について説明する。
【0079】
図14は、本発明が適用される第2の実施の形態の表示装置の概略構成図である。なお、上記実施の形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0080】
図示される表示装置80には、CPU14と、制御部16と、VRAM18とにより構成された駆動部50が設けられ、反射型の表示媒体20と、光センサ12と、消去駆動部62と、バッテリ64と、光発電部66とにより構成された分離表示部60がコネクタ70を介して駆動部50に接続されている。
【0081】
消去駆動部62は、分離表示部60が駆動部50と分離して用いられた場合に、CPU14及び制御部16に代わって光センサ12により一定方向に一定速度で移動するスキャン光が検出された場合に表示媒体20に表示された画像を全面一括消去するための必要最小限の制御を行う。
【0082】
バッテリ64は、消去駆動部62に接続され、消去駆動部62が少なくとも1回の消去を行うことができるだけのエネルギーを蓄積し、消去駆動部62にエネルギーを供給する。
【0083】
光発電部66は、消去駆動部62に接続され、受光された光を用いて光発電を行い、消去駆動部62に光発電により得られたエネルギーを供給する。例えば、表示媒体20を繰り返し分離して用いることにより、バッテリ64が、消去駆動部62が消去のための制御を行えるだけ十分な容量でなくなった場合に、消去駆動部62はバッテリ64を交換することなく必要なエネルギーを得ることができる。
【0084】
以下、本実施の形態の表示制御処理について説明する。
【0085】
まず、分離表示部60が分離していない状態において、CPU14はVRAM18から表示用データを読み出すアドレスと制御信号とを制御部16に出力する。制御部16はCPU14からの入力に基づいて表示媒体20を駆動し、画像を表示する。また、CPU14は、表示用データに付された識別データを消去駆動部62に出力する。消去駆動部62は、入力された識別データを分離表示部60側に設けられ、消去駆動部62に接続された図示されないメモリに格納する。
【0086】
次に、図15のフローチャートを用いてCPU14による不正複写防止のための表示制御処理について説明する。
【0087】
ステップ200で、分離表示部60(表示媒体20)が分離状態か否かが判断される。この判断は、コネクタ70により電気的に分離表示部60が接続されているか否かにより判断される。分離状態であると判断された場合には、不正複写防止の表示制御処理は、駆動部50側では行われない。
【0088】
また、分離状態ではないと判断された場合には、ステップ202以下の処理が実行される。ステップ202以下の処理は、上述した第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
【0089】
次に、図16のフローチャートを用いて消去駆動部62による不正複写防止のための表示制御処理について説明する。
【0090】
ステップ300で、分離表示部60(表示媒体20)が分離状態か否かが判断される。この判断は、コネクタ70により電気的に分離表示部60が接続されているか否かにより判断される。分離状態でないと判断された場合には、不正複写防止の表示制御処理は、消去駆動部62では行われない。
【0091】
分離状態であると判断された場合には、ステップ302で、光センサ12が所定値以上の光量を検出したか否かが判断される。
【0092】
検出したと判断された場合には、ステップ304で、検出された光が一定方向に一定速度で移動しているか否かが判断される。ここで肯定判断された場合には、検出された光は画像入力装置によるスキャン光であると判断される。
【0093】
なお、ステップ302及びステップ304の処理の詳細は、上述した第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
【0094】
ステップ304で、光が一定方向に一定速度で移動していると判断された場合には、ステップ306で、表示媒体20に表示されている画像が複写禁止であるか否かが判断される。この判断は、上述の図示されないメモリに格納された識別データに基づいて行われる。ステップ306で肯定判断された場合には、ステップ308で表示媒体20に表示された画像が全面一括消去されるように表示媒体20の駆動を制御する。
【0095】
全面一括消去については、上述した第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
【0096】
なお、ステップ302、304、306で否定判断された場合には、それ以降の複写防止のための処理は行われず、ステップ300に戻る。
【0097】
以上説明したように、表示媒体20を駆動部50と分離して用いる場合であっても、一定方向に一定速度で移動するスキャン光が検出されれば、表示媒体20に表示された画像が全面的に消去されるため、不正複写を防止することができる。
【0098】
なお、表示媒体は、上述した第1及び第2の実施の形態で示した表示媒体に限定されず、例えば、反射型ではなく半反射型の表示媒体であってもよい。また、表示媒体がマトリクス駆動ではなく、他の駆動方法により駆動する場合であっても不正な複写は防止される。
【0099】
更にまた、本発明の表示装置は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能である。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、電子ペーパー等の表示媒体に照射され一定方向に一定速度で移動する光を検出した場合には、表示媒体に表示された画像を消去或いは変更するようにしたため、表示媒体に表示された機密データを不正な複写行為から守ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の表示装置の概略構成図である。
【図2】 光センサの配置状態を示した図である。
【図3】 光センサの他の配置例を示した図である。
【図4】 光センサの他の配置例を示した図である。
【図5】 光センサの他の配置例を示した図である。
【図6】 光センサの他の配置例を示した図である。
【図7】 第1の実施の形態におけるCPUによる不正複写防止のための表示制御処理を示したフローチャートである。
【図8】 (a)は、L字型に配置された光センサと、スキャン光の移動との関係を示した図であり、(b)は、スキャン光の移動方向及び移動速度の導出方法を示した図である。
【図9】 スキャン光が表示媒体の走査ライン方向に対して斜めに照射された場合に表示媒体に表示された画像を部分変更した場合の状態を示した図である。
【図10】 表示媒体に機密事項が表示された状態を示した図である。
【図11】 表示媒体に表示された画像が部分変更された状態を示した図である。
【図12】 (a)は、複写処理後の表示媒体の表示状態を示した図であり、(b)は、表示媒体に対する複写結果を示した図である。
【図13】 表示媒体に表示された画像が全面一括変更された状態を示した図である。
【図14】 第2の実施の形態の表示装置の概略構成図である。
【図15】 第2の実施の形態におけるCPUによる不正複写防止のための表示制御処理を示したフローチャートである。
【図16】 第2の実施の形態における消去駆動部による不正複写防止のための表示制御処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10、80 表示装置
12 光センサ
14 CPU
16 制御部
18 VRAM
20 表示媒体
22 表示部
24 コモンドライバ
26 セグメントドライバ
50 駆動部
60 分離表示部
62 消去駆動部
64 バッテリ
66 光発電部

Claims (14)

  1. 反射型または半反射型の表示媒体と、
    表示用データを記憶する記憶手段と、
    前記表示媒体に対して照射されて一定方向に一定速度で移動する光を検出する検出手段と、
    前記記憶手段に記憶されている表示用データに基づいて前記表示媒体上に画像が表示されるように前記表示媒体の駆動を制御する共に、前記検出手段により前記光が検出された場合には前記表示媒体に表示されている前記画像が消去または変更されるように前記表示媒体の駆動を制御する表示消去用制御手段と、
    を含む表示装置。
  2. 前記表示媒体が走査電極と情報電極とが直交するように配列された表示媒体であり、
    前記表示消去用制御手段は、前記検出手段により前記光が検出された場合に前記検出手段により検出された光の移動方向を判断し、移動方向が前記表示媒体の走査電極の配列方向に対して所定角度未満の場合には、前記表示媒体に対する光の照射位置を含む所定領域内に表示されている画像が消去または変更されるように前記表示媒体の駆動を制御すると共に、移動方向が前記表示媒体の走査電極の配列方向に対して所定角度以上の場合には、前記表示媒体に表示されている前記画像全面が一括消去または一括変更されるように前記表示媒体の駆動を制御する請求項1記載の表示装置。
  3. 前記表示消去用制御手段は、前記検出手段により前記光が検出された場合には、前記検出手段による検出に基づいて前記表示媒体に対する光の照射位置を求め、求めた照射位置を含む所定領域内に表示されている画像が消去または変更されるように前記表示媒体の駆動を制御する請求項1記載の表示装置。
  4. 前記表示消去用制御手段は、前記消去または変更された領域のうち、現在の照射位置を含む所定領域を除く領域については、消去前または変更前の表示状態に回復するように前記表示媒体の駆動を制御する請求項3記載の表示装置。
  5. 前記表示媒体はメモリ性を有する請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の表示装置。
  6. 前記表示媒体及び前記検出手段は、前記記憶手段及び前記表示消去用制御手段と分離可能に設けられている請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の表示装置。
  7. 前記表示媒体に、
    前記表示媒体及び前記検出手段が前記記憶手段及び前記表示消去用制御手段と分離された状態において、前記表示消去用制御手段に代わり前記検出手段により前記光が検出された場合に前記表示媒体に表示されている前記画像が消去されるように前記表示媒体の駆動を制御する消去用制御手段と、
    前記消去用制御手段が少なくとも1回の消去を行うことができるエネルギーを蓄積したバッテリと、
    を更に設けた請求項6記載の表示装置。
  8. 前記表示媒体、前記検出手段、前記消去用制御手段、及びバッテリと共に、前記記憶手段及び前記表示消去用制御手段と分離可能に設けられ、受光された光を用いて光発電を行う発電手段を更に有し、
    前記消去用制御手段は、前記発電手段の光発電により得られたエネルギーを用いて前記表示媒体の駆動を制御する請求項7記載の表示装置。
  9. 前記記憶手段に記憶された表示用データには当該表示用データに基づいて表示される画像が複写禁止であるか否かを示す識別データが付され、
    前記表示消去用制御手段または前記消去用制御手段は、前記検出手段により前記光が検出されると共に前記表示媒体の表示に用いられた表示用データの識別データが複写禁止である場合に、前記表示媒体に表示されている前記画像が消去または変更されるように前記表示媒体の駆動を制御する請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載の表示装置。
  10. 前記検出手段は、前記表示媒体の表示領域内に配置されている請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載の表示装置。
  11. 前記検出手段は、複数個設けられている請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載の表示装置。
  12. 前記検出手段は、前記表示媒体の少なくとも1つの角部に縦方向及び横方向に沿ってL字型に配置されている請求項1乃至請求項11のいずれか1項記載の表示装置。
  13. 前記表示消去用制御手段は、前記表示媒体の表示を変更する場合には、前記記憶手段に記憶された表示用データによる表示に代えて、所定のメッセージまたは広告を表示するように前記表示媒体の駆動を制御する請求項1乃至請求項12のいずれか1項記載の表示装置。
  14. 反射型または半反射型の表示媒体に対して照射されて一定方向に一定速度で移動する光が検出されたか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程により前記光が検出されたと判断された場合に前記表示媒体に表示されている画像が消去または変更されるように前記表示媒体の駆動を制御する制御工程と、
    を含む複写防止方法。
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