JP2007079871A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供する。
【解決手段】 この表示装置は、複数のオブジェクトを同時に含むコンテンツを表示する表示手段2と、少なくとも1個の環境センサ(光量センサ、圧力センサ)3と、前記複数のオブジェクト各々に付随する所定の情報(コンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報)および前記環境センサ3からの信号に基づいて前記表示手段2に表示されるコンテンツ内のオブジェクトごとの可読/非可読の状態を制御する表示制御手段とを具備している。
【選択図】 図1
【解決手段】 この表示装置は、複数のオブジェクトを同時に含むコンテンツを表示する表示手段2と、少なくとも1個の環境センサ(光量センサ、圧力センサ)3と、前記複数のオブジェクト各々に付随する所定の情報(コンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報)および前記環境センサ3からの信号に基づいて前記表示手段2に表示されるコンテンツ内のオブジェクトごとの可読/非可読の状態を制御する表示制御手段とを具備している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、表示装置に関し、特に電子化された著作物を表示する携帯可能な表示装置に関し、スキャナ等の光学的手段によるコンテンツの不当な電子データ化を防止するデジタルコンテンツの表示装置に関する。
液晶や、電子ペーパといった電子的なデバイスを用いたデジタルコンテンツ表示装置、いわゆる電子書籍表示装置の普及により、著作権にて保護されるべき小説や漫画といった著作物がソフトウエアと同様の電子的な形態で流通するようになってきた。このような著作権にて保護されるべきコンテンツの無断複製等の不正を防止する方法として、特許文献1に開示された方法がある。
特許文献1においては、電子的な暗号化を用いてコンテンツを表示可能な装置を限定することによりコンテンツの電子的な不正利用を防止する方法が開示されている。
WO00/002171
特許文献1においては、電子的な暗号化を用いてコンテンツを表示可能な装置を限定することによりコンテンツの電子的な不正利用を防止する方法が開示されている。
このような電子書籍表示装置は、反射型であり、高コントラストであるという紙と同等の光学的特性を有している場合が殆どである。
しかし、コンテンツを電子的に不当な複製から保護することは可能であっても、表示装置がまさにこのような紙と同等の光学的特性を有するが故に、スキャナや、これを用いた複写機等による光学的な読み取りが可能であり、容易に電子データ化されたり、紙に複写したりするといったことが可能である。
このような方法によって再び電子データ化されてしまうと、コンテンツの著作権を保護する機能を失ってしまい、著作権者および販売者が正当な利益を得ることが不可能となってしまう。
さらに、近年のインターネットの発達によって、ネットワーク上に流出した著作権保護機能を失ったコンテンツは、ほぼ無料で容易に大量に複製されてしまい、本来閲覧に相応の対価が必要であるはずの正当なコンテンツは存続し得なくなる。
また、著作権保護機能を剥奪されたコンテンツは容易に改ざんが可能であり、著作者が本来意図しない不本意なコンテンツが流通することも想定される。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することを目的とする。
しかし、コンテンツを電子的に不当な複製から保護することは可能であっても、表示装置がまさにこのような紙と同等の光学的特性を有するが故に、スキャナや、これを用いた複写機等による光学的な読み取りが可能であり、容易に電子データ化されたり、紙に複写したりするといったことが可能である。
このような方法によって再び電子データ化されてしまうと、コンテンツの著作権を保護する機能を失ってしまい、著作権者および販売者が正当な利益を得ることが不可能となってしまう。
さらに、近年のインターネットの発達によって、ネットワーク上に流出した著作権保護機能を失ったコンテンツは、ほぼ無料で容易に大量に複製されてしまい、本来閲覧に相応の対価が必要であるはずの正当なコンテンツは存続し得なくなる。
また、著作権保護機能を剥奪されたコンテンツは容易に改ざんが可能であり、著作者が本来意図しない不本意なコンテンツが流通することも想定される。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、該環境センサからの信号に基づいて前記表示手段に表示されるコンテンツの可読/非可読の状態を制御する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、コンテンツに付随する所定の情報および該環境センサからの信号に基づいて前記表示手段に表示されるコンテンツの可読/非可読の状態を制御する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の表示装置において、前記所定の情報は、コンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、コンテンツに付随するコンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報および該環境センサからの信号に基づいて、少なくとも装置に固有の情報を前記表示手段に表示する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示装置において、スピーカを具備し、コンテンツに付随するコンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報および前記環境センサからの信号に基づいて前記スピーカより警告音を発することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示装置において、前記利用権情報を表示する利用権情報表示手段を具備することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、該環境センサからの信号に基づいて表示手段を加振する加振手段とを具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、コンテンツに付随する所定の情報および該環境センサからの信号に基づいて前記表示手段に表示されるコンテンツの可読/非可読の状態を制御する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の表示装置において、前記所定の情報は、コンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、コンテンツに付随するコンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報および該環境センサからの信号に基づいて、少なくとも装置に固有の情報を前記表示手段に表示する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示装置において、スピーカを具備し、コンテンツに付随するコンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報および前記環境センサからの信号に基づいて前記スピーカより警告音を発することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示装置において、前記利用権情報を表示する利用権情報表示手段を具備することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、該環境センサからの信号に基づいて表示手段を加振する加振手段とを具備することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、コンテンツに付随する所定の情報および該環境センサからの信号に基づいて前記表示手段を加振する加振手段とを具備することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の表示装置において、複数の前記環境センサを具備することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の表示装置において、前記環境センサは光量センサであることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の表示装置において、前記環境センサは圧力センサであることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の表示装置において、前記光量センサが前記表示手段裏面に配設され、前記表示手段表面から入射する光を検知することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、複数のオブジェクトを同時に含むコンテンツを表示する表示手段と、少なくとも1個の環境センサと、前記複数のオブジェクト各々に付随する所定の情報および前記環境センサからの信号に基づいて前記表示手段に表示されるコンテンツ内のオブジェクトごとの可読/非可読の状態を制御する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の表示装置において、前記コンテンツが着脱可能な記録媒体に記録されていることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の表示装置において、前記コンテンツが書き換え可能な記録媒体に記録されることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の表示装置において、複数の前記環境センサを具備することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の表示装置において、前記環境センサは光量センサであることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の表示装置において、前記環境センサは圧力センサであることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の表示装置において、前記光量センサが前記表示手段裏面に配設され、前記表示手段表面から入射する光を検知することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、複数のオブジェクトを同時に含むコンテンツを表示する表示手段と、少なくとも1個の環境センサと、前記複数のオブジェクト各々に付随する所定の情報および前記環境センサからの信号に基づいて前記表示手段に表示されるコンテンツ内のオブジェクトごとの可読/非可読の状態を制御する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の表示装置において、前記コンテンツが着脱可能な記録媒体に記録されていることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の表示装置において、前記コンテンツが書き換え可能な記録媒体に記録されることを特徴とする。
本発明によれば、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
また、使用者に、警告を発したり、注意を促したりして、複製が許可されているか否かを知らしめたり、また、不安感を抱かせるようにして、コンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
また、コンテンツの不当な複製を行なった装置を特定することが可能となる。
また、使用者に、警告を発したり、注意を促したりして、複製が許可されているか否かを知らしめたり、また、不安感を抱かせるようにして、コンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
また、コンテンツの不当な複製を行なった装置を特定することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施形態1>
図1乃至図6を用いて本発明の実施形態1に係る表示装置について説明する。
本実施形態1に係る表示装置1は、図1、図2に示すように、反射型液晶等の表示デバイスからなる表示手段2と、光量センサや圧力センサからなる環境センサ3から構成される。表示手段2としては、反射型液晶の他、マイクロカプセル型電気泳動方式による電子ペーパ(例えば、米国イー・インク社のE Ink電子ペーパ)が考えられる。
テキスト、図表、画像等から構成されるコンテンツは、内蔵されたROM(Read Only Memory)または、RAM(Random Access Memory)に記録されているか、または、図3に示すように外部記録媒体4に記録されていても良い。この外部記録媒体4としては、フレキシブルディスク、光ディスク、メモリカード等である。
コンテンツが外部記録媒体4に記録されている場合には、記録媒体挿入口5に挿入され、I/O(入出力)コントローラを介してRAMに読み込まれる。
読み込まれたコンテンツデータは、VRAM(Video RAM)上にワークエリアを確保した表示制御手段により表示手段2上に表示される。
ここで、本表示装置1にコンテンツを表示したまま、フラットベッドスキャナ等を用いて、光学的にスキャンする場合を考えてみる。本表示装置1に表示されたコンテンツをフラットベッドスキャナにてスキャンする場合には、図4に示すように、表示装置1は透明のガラス等から構成される原稿台6に表示面を接する形で配置しなければならない。
通常のフラットベッドスキャナの原稿面輝度は非常に高輝度であるため、環境センサ3として光量センサを用いる場合には、図5に示すように、比較手段9はROM等にあらかじめ記録してある所定の値と、光量センサ3の出力値とを比較し、光量センサ3の出力値の方が高い場合には、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。
ここで、前記所定の値は、一般的なフラットベッドスキャナの原稿面照度(例えば、通常の事務用フラットベッドスキャナでおよそ5000[lx]以上)に対する光量センサ3の出力値よりも小さな値でなければならない。
また、環境センサ3が圧力センサである場合には、圧力センサ3からの出力があった場合に、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。
<実施形態1>
図1乃至図6を用いて本発明の実施形態1に係る表示装置について説明する。
本実施形態1に係る表示装置1は、図1、図2に示すように、反射型液晶等の表示デバイスからなる表示手段2と、光量センサや圧力センサからなる環境センサ3から構成される。表示手段2としては、反射型液晶の他、マイクロカプセル型電気泳動方式による電子ペーパ(例えば、米国イー・インク社のE Ink電子ペーパ)が考えられる。
テキスト、図表、画像等から構成されるコンテンツは、内蔵されたROM(Read Only Memory)または、RAM(Random Access Memory)に記録されているか、または、図3に示すように外部記録媒体4に記録されていても良い。この外部記録媒体4としては、フレキシブルディスク、光ディスク、メモリカード等である。
コンテンツが外部記録媒体4に記録されている場合には、記録媒体挿入口5に挿入され、I/O(入出力)コントローラを介してRAMに読み込まれる。
読み込まれたコンテンツデータは、VRAM(Video RAM)上にワークエリアを確保した表示制御手段により表示手段2上に表示される。
ここで、本表示装置1にコンテンツを表示したまま、フラットベッドスキャナ等を用いて、光学的にスキャンする場合を考えてみる。本表示装置1に表示されたコンテンツをフラットベッドスキャナにてスキャンする場合には、図4に示すように、表示装置1は透明のガラス等から構成される原稿台6に表示面を接する形で配置しなければならない。
通常のフラットベッドスキャナの原稿面輝度は非常に高輝度であるため、環境センサ3として光量センサを用いる場合には、図5に示すように、比較手段9はROM等にあらかじめ記録してある所定の値と、光量センサ3の出力値とを比較し、光量センサ3の出力値の方が高い場合には、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。
ここで、前記所定の値は、一般的なフラットベッドスキャナの原稿面照度(例えば、通常の事務用フラットベッドスキャナでおよそ5000[lx]以上)に対する光量センサ3の出力値よりも小さな値でなければならない。
また、環境センサ3が圧力センサである場合には、圧力センサ3からの出力があった場合に、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。
図6を用いて、本実施形態1の処理手順を説明する。
まず、表示装置1が起動されると、コンテンツデータ8が上述した記録媒体(ROM、RAM、フレキシブルディスク、光ディスク、メモリカード等)より、I/Oコントローラを介してRAMに読み込まれる(ステップS1)。
次に、環境センサ3が光量センサである場合には、ROM等にあらかじめ記録してある所定の値と、光量センサ3の出力値とを比較する(ステップS2)。
光量センサ3の出力値の方が高い場合には(ステップS2/NG)、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にし(ステップS4)、ステップS2に戻って処理していない他のオブジェクトがなくなるまで光量センサ3の出力値を調べる。
一方、光量センサ3の出力値の方が低い場合には(ステップS2/OK)、表示制御手段10は表示手段2上に可読状態でコンテンツを表示し(ステップS3)、ステップS2へ戻る。
また、環境センサ3が圧力センサである場合には、光量センサと同様にして、圧力センサ3からの出力があるか否かをチェックし、圧力センサ3からの出力があった場合に、表示制御手段は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。
まず、表示装置1が起動されると、コンテンツデータ8が上述した記録媒体(ROM、RAM、フレキシブルディスク、光ディスク、メモリカード等)より、I/Oコントローラを介してRAMに読み込まれる(ステップS1)。
次に、環境センサ3が光量センサである場合には、ROM等にあらかじめ記録してある所定の値と、光量センサ3の出力値とを比較する(ステップS2)。
光量センサ3の出力値の方が高い場合には(ステップS2/NG)、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にし(ステップS4)、ステップS2に戻って処理していない他のオブジェクトがなくなるまで光量センサ3の出力値を調べる。
一方、光量センサ3の出力値の方が低い場合には(ステップS2/OK)、表示制御手段10は表示手段2上に可読状態でコンテンツを表示し(ステップS3)、ステップS2へ戻る。
また、環境センサ3が圧力センサである場合には、光量センサと同様にして、圧力センサ3からの出力があるか否かをチェックし、圧力センサ3からの出力があった場合に、表示制御手段は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。
また、図7の処理手順に示したように、ステップS4で表示を非可読状態した後、装置の駆動電源をOFFにしてもよい(ステップS5)。
このようにすることによって、無駄な駆動電力の消費を無くすことが可能となり、省エネルギー効果も見込まれる。
上記した処理手順は、予め実行可能なプログラムとしてROMに記録されており、CPU(中央演算処理装置)がRAM上にワークエリアを確保してプログラムを実行することにより実施される。
本実施形態1のような構成にすることにより、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
また、スキャンを検知した場合にコンテンツを非可読状態にするのではなく、図8に示すように装置に固有のID(識別情報)等、装置を特定可能な情報をコンテンツにオーバーラップして表示してもよい。
これにより、複製が許可されていないコンテンツに対して、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を行なった装置を特定することを可能とする。また、装置が特定可能であることによって、不当な光学的複製を行なおうとする使用者に不安感を抱かせることにより、コンテンツの不当な複製を防止することが可能となる。
このようにすることによって、無駄な駆動電力の消費を無くすことが可能となり、省エネルギー効果も見込まれる。
上記した処理手順は、予め実行可能なプログラムとしてROMに記録されており、CPU(中央演算処理装置)がRAM上にワークエリアを確保してプログラムを実行することにより実施される。
本実施形態1のような構成にすることにより、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
また、スキャンを検知した場合にコンテンツを非可読状態にするのではなく、図8に示すように装置に固有のID(識別情報)等、装置を特定可能な情報をコンテンツにオーバーラップして表示してもよい。
これにより、複製が許可されていないコンテンツに対して、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を行なった装置を特定することを可能とする。また、装置が特定可能であることによって、不当な光学的複製を行なおうとする使用者に不安感を抱かせることにより、コンテンツの不当な複製を防止することが可能となる。
<実施形態2>
図9は、本発明の実施形態2に係る表示装置の機能構成を示す図である。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
コンテンツデータ8は、複製の許諾可否に関する情報を構造化されたデータとして保持しており、利用権情報取得手段11はコンテンツデータ8からこの情報を取得する。
また、比較手段9はROM等にあらかじめ記録してある所定の値と、環境センサ3(光量センサ)の出力値とを比較する。光量センサ3の出力値の方が前記所定の値より高く、かつ、対象コンテンツが複製を許可されていない場合には、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。
図10を用いて、本実施形態2の処理手順を説明する。
まず、表示装置1が起動されると、コンテンツデータ8が上述した記録媒体(ROM、RAM、フレキシブルディスク、光ディスク、メモリカード等)より、I/Oコントローラを介してRAMに読み込まれる(ステップS11)。
次に、利用権情報取得手段11によって、コンテンツの利用権、即ち、複製可否に関する情報を取得し、対象コンテンツが複製を許可されている場合には(ステップS12/複製可)、コンテンツはそのまま表示される(ステップS13)。
一方、対象コンテンツが複製を許可されていない場合には(ステップS12/複製不可)、環境センサ3からの出力がチェックされる。
次に、環境センサ3が光量センサである場合には、ROM等にあらかじめ記録してある所定の値と、光量センサ3の出力値とを比較する(ステップS14)。
光量センサ3の出力値の方が高い場合には(ステップS14/NG)、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にし(ステップS16)、ステップS14に戻って処理していない他のオブジェクトがなくなるまで光量センサ3の出力値を調べる。
一方、光量センサ3の出力値の方が低い場合には(ステップS14/OK)、表示制御手段10は表示手段2上に可読状態でコンテンツを表示し(ステップS15)、ステップS14に戻る。
また、環境センサ3が圧力センサである場合には、光量センサと同様にして、圧力センサ3からの出力があるか否かをチェックし、圧力センサからの出力があった場合に、表示制御手段は表示手段上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。
図9は、本発明の実施形態2に係る表示装置の機能構成を示す図である。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
コンテンツデータ8は、複製の許諾可否に関する情報を構造化されたデータとして保持しており、利用権情報取得手段11はコンテンツデータ8からこの情報を取得する。
また、比較手段9はROM等にあらかじめ記録してある所定の値と、環境センサ3(光量センサ)の出力値とを比較する。光量センサ3の出力値の方が前記所定の値より高く、かつ、対象コンテンツが複製を許可されていない場合には、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。
図10を用いて、本実施形態2の処理手順を説明する。
まず、表示装置1が起動されると、コンテンツデータ8が上述した記録媒体(ROM、RAM、フレキシブルディスク、光ディスク、メモリカード等)より、I/Oコントローラを介してRAMに読み込まれる(ステップS11)。
次に、利用権情報取得手段11によって、コンテンツの利用権、即ち、複製可否に関する情報を取得し、対象コンテンツが複製を許可されている場合には(ステップS12/複製可)、コンテンツはそのまま表示される(ステップS13)。
一方、対象コンテンツが複製を許可されていない場合には(ステップS12/複製不可)、環境センサ3からの出力がチェックされる。
次に、環境センサ3が光量センサである場合には、ROM等にあらかじめ記録してある所定の値と、光量センサ3の出力値とを比較する(ステップS14)。
光量センサ3の出力値の方が高い場合には(ステップS14/NG)、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にし(ステップS16)、ステップS14に戻って処理していない他のオブジェクトがなくなるまで光量センサ3の出力値を調べる。
一方、光量センサ3の出力値の方が低い場合には(ステップS14/OK)、表示制御手段10は表示手段2上に可読状態でコンテンツを表示し(ステップS15)、ステップS14に戻る。
また、環境センサ3が圧力センサである場合には、光量センサと同様にして、圧力センサ3からの出力があるか否かをチェックし、圧力センサからの出力があった場合に、表示制御手段は表示手段上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。
また、図11の処理手順に示したように、ステップS16で表示を非可読状態した後、装置の駆動電源をOFFにしてもよい(ステップS17)。
このようにすることによって、無駄な駆動電力の消費を無くすことが可能となり、省エネルギー効果も見込まれる。
本実施形態2のような構成にすることにより、複製が許可されていないコンテンツに対してのみ、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
また、図12のようにコンテンツが複数のオブジェクトから構成され、コンテンツデータがオブジェクト毎の複製の許諾可否に関する情報を構造化されたデータとして保持している場合には、利用権情報取得手段11はコンテンツデータ8からオブジェクト毎の複製の許諾可否に関する情報を取得する。
また、比較手段9は、オブジェクト毎に、ROM等に予め記録してある所定の値と、光量センサ3の出力値とを比較し、表示制御手段10は複製が許可されていないオブジェクトについては非可読状態にする。
このような構成にすることにより、複数のオブジェクトを同時に含むコンテンツ内の必要なオブジェクトのみに対して、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
このようにすることによって、無駄な駆動電力の消費を無くすことが可能となり、省エネルギー効果も見込まれる。
本実施形態2のような構成にすることにより、複製が許可されていないコンテンツに対してのみ、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
また、図12のようにコンテンツが複数のオブジェクトから構成され、コンテンツデータがオブジェクト毎の複製の許諾可否に関する情報を構造化されたデータとして保持している場合には、利用権情報取得手段11はコンテンツデータ8からオブジェクト毎の複製の許諾可否に関する情報を取得する。
また、比較手段9は、オブジェクト毎に、ROM等に予め記録してある所定の値と、光量センサ3の出力値とを比較し、表示制御手段10は複製が許可されていないオブジェクトについては非可読状態にする。
このような構成にすることにより、複数のオブジェクトを同時に含むコンテンツ内の必要なオブジェクトのみに対して、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
<実施形態3>
図13を用いて本発明の実施形態3に係る表示装置について説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態3においては、環境センサ3は表示手段2の表示面近傍に複数個配設される。環境センサ3が1個しか配設されていない場合には、もし使用者が誤って環境センサ3に触れてしまった場合にコンテンツが非可読になってしまう等の誤動作が生じてしまう。
したがって、環境センサ3を複数個設け、環境センサ3のいずれか二つ以上が応答した場合に、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。これにより誤動作を防止することが可能となる。
また、環境センサ3が特に光量センサである場合に環境センサ3が1カ所にしか配設されていないと、光量センサ3がスキャン方向に対してコンテンツ表示面より下手になるような原稿台6上の位置に表示装置1を置いた場合に、光量センサ3がスキャン光を検知した時点ではすでにコンテンツはスキャンされてしまっており、複製が許可されていないにも関わらず、光学的複製が作成されてしまう。
したがって、環境センサ3を複数個設けて、二つ以上で応答しない限りコンテンツを非可読状態にしないようにすることにより、誤動作を防止しながら、不当な光学的複製を防止することが可能となる。
<実施形態4>
図14を用いて本発明の実施形態4に係る表示装置の構成を説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態4においては、図14(A)に示すように表示手段2の表示面には複数の微小開口13が設けられている。また、図14(B)は微小開口13の近傍の断面図であり、光量センサ3は微小開口13下部の表示手段2裏面にセンサ部を表示手段2表面に向けて配設される。
光量センサ3が図14のように表示手段2の外枠部に配設される場合には、利用者が遮光性あるいは、減光性を有する紙、布、シール等のシート状の部材を用いて光量センサ3を遮光してしまったり、光量センサ3に入射する光を減光してしまったりすることによって、本発明が目的とする光学的複製防止機能を回避することが可能となってしまうが、本実施形態4のような構成にすると、光量センサ3に入射する光を遮光、減光することは、即ち、コンテンツを覆い隠すことになってしまうため、本発明が目的とする光学的複製防止機能を回避することを防止することが可能となる。
図13を用いて本発明の実施形態3に係る表示装置について説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態3においては、環境センサ3は表示手段2の表示面近傍に複数個配設される。環境センサ3が1個しか配設されていない場合には、もし使用者が誤って環境センサ3に触れてしまった場合にコンテンツが非可読になってしまう等の誤動作が生じてしまう。
したがって、環境センサ3を複数個設け、環境センサ3のいずれか二つ以上が応答した場合に、表示制御手段10は表示手段2上の全画素の値をすべて0または他の値にし、コンテンツを非可読状態にする。これにより誤動作を防止することが可能となる。
また、環境センサ3が特に光量センサである場合に環境センサ3が1カ所にしか配設されていないと、光量センサ3がスキャン方向に対してコンテンツ表示面より下手になるような原稿台6上の位置に表示装置1を置いた場合に、光量センサ3がスキャン光を検知した時点ではすでにコンテンツはスキャンされてしまっており、複製が許可されていないにも関わらず、光学的複製が作成されてしまう。
したがって、環境センサ3を複数個設けて、二つ以上で応答しない限りコンテンツを非可読状態にしないようにすることにより、誤動作を防止しながら、不当な光学的複製を防止することが可能となる。
<実施形態4>
図14を用いて本発明の実施形態4に係る表示装置の構成を説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態4においては、図14(A)に示すように表示手段2の表示面には複数の微小開口13が設けられている。また、図14(B)は微小開口13の近傍の断面図であり、光量センサ3は微小開口13下部の表示手段2裏面にセンサ部を表示手段2表面に向けて配設される。
光量センサ3が図14のように表示手段2の外枠部に配設される場合には、利用者が遮光性あるいは、減光性を有する紙、布、シール等のシート状の部材を用いて光量センサ3を遮光してしまったり、光量センサ3に入射する光を減光してしまったりすることによって、本発明が目的とする光学的複製防止機能を回避することが可能となってしまうが、本実施形態4のような構成にすると、光量センサ3に入射する光を遮光、減光することは、即ち、コンテンツを覆い隠すことになってしまうため、本発明が目的とする光学的複製防止機能を回避することを防止することが可能となる。
<実施形態5>
図15および図16を用いて本発明の実施形態5に係る表示装置の構成を説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態5においては、図15に示すように、LED等からなる利用権情報表示手段14を具備する。コンテンツデータは、複製の許諾可否に関する情報を構造化されたデータとして保持しており、利用権情報取得手段11はコンテンツデータからこの情報を取得する。
対象コンテンツが複製を許可されていない場合には、利用権情報表示手段14に表示(ここではLEDを点灯)し、複製が許可されていないコンテンツを光学的手段、特にスキャナを用いて複製しようとする使用者に警告を発し、注意を促すようにした。
また、LEDを点灯する代わりに、図16に示すように、表示手段2にコンテンツとともに利用権に関する情報、ここでは、「複製厳禁」という表示、を表示するようにしてもよい。
<実施形態6>
図17を用いて本発明の実施形態6に係る表示装置の構成について説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態6においては、表示装置1はスピーカ15を具備する。コンテンツデータは、複製の許諾可否に関する情報を構造化されたデータとして保持しており、利用権情報取得手段11はコンテンツデータからこの情報を取得し、対象コンテンツが複製を許可されていない場合には、スピーカ15から警告音を発するようにした。
このような構成にすることにより、複製が許可されていないコンテンツを光学的手段、特にスキャナを用いて複製しようとする使用者に警告を発し、注意を促す表示装置を提供することが可能となる。
図15および図16を用いて本発明の実施形態5に係る表示装置の構成を説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態5においては、図15に示すように、LED等からなる利用権情報表示手段14を具備する。コンテンツデータは、複製の許諾可否に関する情報を構造化されたデータとして保持しており、利用権情報取得手段11はコンテンツデータからこの情報を取得する。
対象コンテンツが複製を許可されていない場合には、利用権情報表示手段14に表示(ここではLEDを点灯)し、複製が許可されていないコンテンツを光学的手段、特にスキャナを用いて複製しようとする使用者に警告を発し、注意を促すようにした。
また、LEDを点灯する代わりに、図16に示すように、表示手段2にコンテンツとともに利用権に関する情報、ここでは、「複製厳禁」という表示、を表示するようにしてもよい。
<実施形態6>
図17を用いて本発明の実施形態6に係る表示装置の構成について説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態6においては、表示装置1はスピーカ15を具備する。コンテンツデータは、複製の許諾可否に関する情報を構造化されたデータとして保持しており、利用権情報取得手段11はコンテンツデータからこの情報を取得し、対象コンテンツが複製を許可されていない場合には、スピーカ15から警告音を発するようにした。
このような構成にすることにより、複製が許可されていないコンテンツを光学的手段、特にスキャナを用いて複製しようとする使用者に警告を発し、注意を促す表示装置を提供することが可能となる。
<実施形態7>
図18の表示装置の機能構成、および図19の表示装置のハードウェア構成をもちいて、本発明の実施形態7に係る表示装置について説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
加振制御手段16は、比較手段9による光量センサ3の出力値と所定値との比較結果により、加振手段を制御し、これにより表示手段2を加振する。
このような構成にすることによって、表示手段2が振動するために、コンテンツが表示された状態でも、スキャナ等を用いて光学的スキャンを行なっても光学像はぶれてしまい、コンテンツを可読な状態でスキャンすることが不可能となり、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
<実施形態8>
図16を用いて本発明の実施形態8に係る表示装置の機能構成を説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
コンテンツデータ8は、複製の許諾可否に関する情報を構造化されたデータとして保持しており、利用権情報取得手段11はコンテンツデータ8からこの情報を取得する。
加振制御手段16は、利用権情報取得手段11によるコンテンツデータの複製可否の判断結果、あるいは、比較手段9による光量センサ3の出力値と所定値との比較結果により、加振手段を制御し、これにより表示手段2を加振する。
このような構成にすることによって、表示手段が振動するために、コンテンツが表示された状態でも、スキャナ等を用いて光学的スキャンを行なっても光学像はぶれてしまい、コンテンツを可読な状態でスキャンすることが不可能となり、複製が許可されていないコンテンツに対してのみ、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
図18の表示装置の機能構成、および図19の表示装置のハードウェア構成をもちいて、本発明の実施形態7に係る表示装置について説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
加振制御手段16は、比較手段9による光量センサ3の出力値と所定値との比較結果により、加振手段を制御し、これにより表示手段2を加振する。
このような構成にすることによって、表示手段2が振動するために、コンテンツが表示された状態でも、スキャナ等を用いて光学的スキャンを行なっても光学像はぶれてしまい、コンテンツを可読な状態でスキャンすることが不可能となり、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
<実施形態8>
図16を用いて本発明の実施形態8に係る表示装置の機能構成を説明する。なお、上記実施形態と同じ要素には同じ符号を付して説明を省略する。
コンテンツデータ8は、複製の許諾可否に関する情報を構造化されたデータとして保持しており、利用権情報取得手段11はコンテンツデータ8からこの情報を取得する。
加振制御手段16は、利用権情報取得手段11によるコンテンツデータの複製可否の判断結果、あるいは、比較手段9による光量センサ3の出力値と所定値との比較結果により、加振手段を制御し、これにより表示手段2を加振する。
このような構成にすることによって、表示手段が振動するために、コンテンツが表示された状態でも、スキャナ等を用いて光学的スキャンを行なっても光学像はぶれてしまい、コンテンツを可読な状態でスキャンすることが不可能となり、複製が許可されていないコンテンツに対してのみ、光学的手段、特にスキャナを用いたコンテンツの不当な複製を防止する表示装置を提供することが可能となる。
1…表示装置、2…表示手段、3…環境センサ(光量センサ、圧力センサ)、4…外部記録媒体、5…記録媒体挿入口、6…原稿台、7…光源、8…コンテンツデータ、9…比較手段、10…表示制御手段、11…利用権情報取得手段、13…微小開口、14…利用権情報表示手段、15…スピーカ、16…加振制御手段。
Claims (15)
- コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、該環境センサからの信号に基づいて前記表示手段に表示されるコンテンツの可読/非可読の状態を制御する表示制御手段とを具備することを特徴とする表示装置。
- コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、前記コンテンツに付随する所定の情報および前記環境センサからの信号に基づいて前記表示手段に表示されるコンテンツの可読/非可読の状態を制御する表示制御手段とを具備することを特徴とする表示装置。
- 請求項2に記載の表示装置において、前記所定の情報は、コンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報であることを特徴とする表示装置。
- コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、前記コンテンツに付随するコンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報および前記環境センサからの信号に基づいて、少なくとも装置に固有の情報を前記表示手段に表示する表示制御手段とを具備することを特徴とする表示装置。
- 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示装置において、スピーカを具備し、コンテンツに付随するコンテンツの複製の許諾可否に関するコンテンツの利用権情報および前記環境センサからの信号に基づいて前記スピーカより警告音を発することを特徴とする表示装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示装置において、前記利用権情報を表示する利用権情報表示手段を具備することを特徴とする表示装置。
- コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、該環境センサからの信号に基づいて前記表示手段を加振する加振手段とを具備することを特徴とする表示装置。
- コンテンツを表示する表示手段と、環境センサと、前記コンテンツに付随する所定の情報および前記環境センサからの信号に基づいて前記表示手段を加振する加振手段とを具備することを特徴とする表示装置。
- 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の表示装置において、複数の前記環境センサを具備することを特徴とする表示装置。
- 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の表示装置において、前記環境センサは光量センサであることを特徴とする表示装置。
- 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の表示装置において、前記環境センサは圧力センサであることを特徴とする表示装置。
- 請求項10に記載の表示装置において、前記光量センサが前記表示手段裏面に配設され、前記表示手段表面から入射する光を検知することを特徴とする表示装置。
- 複数のオブジェクトを同時に含むコンテンツを表示する表示手段と、少なくとも1個の環境センサと、前記複数のオブジェクト各々に付随する所定の情報および前記環境センサからの信号に基づいて前記表示手段に表示されるコンテンツ内のオブジェクトごとの可読/非可読の状態を制御する表示制御手段とを具備することを特徴とする表示装置。
- 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の表示装置において、前記コンテンツが着脱可能な記録媒体に記録されていることを特徴とする表示装置。
- 請求項1乃至14のいずれか一項に記載の表示装置において、前記コンテンツが書き換え可能な記録媒体に記録されることを特徴とする表示装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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