JP4120637B2 - 流速測定装置 - Google Patents

流速測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4120637B2
JP4120637B2 JP2004346724A JP2004346724A JP4120637B2 JP 4120637 B2 JP4120637 B2 JP 4120637B2 JP 2004346724 A JP2004346724 A JP 2004346724A JP 2004346724 A JP2004346724 A JP 2004346724A JP 4120637 B2 JP4120637 B2 JP 4120637B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
measuring device
channel
flow
velocity measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004346724A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006153734A (ja
JP2006153734A5 (ja
Inventor
大介 葛山
敏光 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2004346724A priority Critical patent/JP4120637B2/ja
Priority to EP05024582.8A priority patent/EP1691175B1/en
Priority to CNB200510126929XA priority patent/CN100425992C/zh
Priority to KR1020050114649A priority patent/KR100724243B1/ko
Priority to US11/291,699 priority patent/US7284423B2/en
Publication of JP2006153734A publication Critical patent/JP2006153734A/ja
Publication of JP2006153734A5 publication Critical patent/JP2006153734A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4120637B2 publication Critical patent/JP4120637B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • G01F1/6842Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow with means for influencing the fluid flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F5/00Measuring a proportion of the volume flow

Description

本発明は、流体の速度を検出する流速測定装置に関する。
冷却ファンによって空冷するパソコンを始めとする電子機器などでは、フィルタの目詰まりによる風量低下が冷却能力の低下を招き、その機能に障害が発生するおそれがあるため、流速測定装置で常時風量を監視して、風量が低下したときにはファンの回転数を上げたり、ユーザに対して警報を発したりするようになっている。従来、このような用途に用いられるような流速測定装置は、流路中にセンサ素子を配置して空気の流速を測定する構造になっていた。しかしながら、従来の流速測定装置を長時間使用していると、空気中の塵や埃がセンサ素子に付着、堆積して精度が低下するという問題があった。
特許文献1には、前記問題を解決するために、流路にトラップ壁を設けて、塵埃の慣性によって空気流中の塵埃をトラップ壁に補足させてから空気流をセンサ素子に導く流速測定装置が記載されている。しかしながら、塵埃が装置内に蓄積し、やがて流路が閉塞してしまう欠点や、流速測定装置を設置した機器を持ち運んだりすると、装置内に堆積した塵埃がセンサ素子に付着する危険がある。また、被測定流体の導入口と排出口との間隔が大きく、短い流路に設置することができないという問題もある。
特許文献2には、本体に溝を設けることで、円弧状の流路と、円弧状の流路から円弧の内側方向に分岐した分岐流路とを構成し、円弧状の流路内で流体に含まれる塵埃を遠心力(慣性力)により円弧外側に偏らせ、円弧内側の塵埃の少ない流体を分岐流路に導くことで塵埃が少ない流体の流れを得、この流体の速度をセンサ素子で検出する流速測定装置が記載されている。さらに、特許文献2の流速測定装置は、円弧状の流路より分岐流路の深さが浅くなるように段差を設けることで、流速が遅いときには重力を利用して塵埃を分離できるようにしている。しかしながら、特許文献2の流速測定装置は、センサ素子を有する回路基板によって本体の溝の上部開口を封止することで流路を構成するので、回路基板側には円弧状の流路と分岐流路との段差を設けることができず、上下逆に設置すると流速が遅いときに塵埃を十分に分離できないという問題がある。さらに、回路基板と本体との間に漏れがあると測定精度が低下してしまうので、高精度の流速測定装置を実現するためには、回路基板と本体との間にパッキンを挟み込むことが必要になり構造が複雑になる。さらに、特許文献2の流速測定装置は、特許文献1の流速測定装置と同様に、被測定流体の流れ方向に長いという欠点がある。
特許第3124457号 米国特許第4914947号
また、流速測定装置は、流速測定装置を組み込んだ機器の小型化のために、被測定流体の流れ方向の寸法が短いと共に、流れ方向に直角な流れを遮断する面積が小さいことが望まれる。よって、特許文献1および2の流速測定装置は、導入口と排出口との位置が離れているので、単に導入口および排出口を横に向けて開口させるだけでは、流れ方向の寸法を短くできても流れを遮断する面積が大きくなってしまう問題がある。
上記の問題点に鑑みて、本発明は、被測定流体の流れ方向の寸法が小さく、被測定流体の流れを遮断する面積が小さい、構造の簡単な流速測定装置を提供すること課題とする。
前記課題を解決するために、本発明による流速測定装置は、本体の表面に設けられ、被測定流体の上流に向かって開口する導入口と、前記本体の内部に、前記導入口から直線的に延伸してから円弧状に彎曲した導入流路と、前記導入流路の前記円弧状に彎曲した部分から前記彎曲の内側方向に分岐して前記導入流路の前記直線的に延伸する部分と平行に延伸し、末端が前記本体の表面に開口する第1排出口に接続された分岐流路と、前記導入流路の末端と連通し、前記導入流路の前記直線的に延伸する部分と平行に延伸して末端が前記本体の表面に開口する第2排出口に接続された排出流路と、前記分岐流路からさらに分岐して末端が前記本体の表面に開口する第3排出口に接続され、その中にセンサ素子が設けられた測定流路とを有し、前記測定流路は、前記導入流路から前記分岐流路への分岐点における前記導入流路の流路方向および前記分岐流路の流路方向に対して直角な方向に、前記排出流路と重なり合う部分を有するものとする。
この構成によれば、円弧状の流路から円弧の内向きに分岐を設けることで、流体に含まれる塵埃の質量による慣性力を利用して塵埃を分離し、さらにもう1つの分岐で塵埃を分離した流体の速度をセンサ素子で測定するので、センサ素子に塵埃が付着して精度が低下することがない。さらに、測定流路を流路の分岐と直角方向に重ねたので、流路の構成が立体的になり、流速測定装置の寸法が小さくなる。
また、本発明の流速測定装置において、前記導入流路から前記分岐路への分岐点における前記分岐流路の流路方向は、前記導入口の対向する方向と直角な方向であってもよい。
この構成によれば、流路の分岐は、被測定流体の流れに垂直な面内に設けられるので、被測定流体の流れ方向の寸法が小さくなる。
また、本発明の流速測定装置において、前記本体は、接合面で互いに接合される2つの半体からなり、前記排出流路は、前記半体の接合面に設けた溝に連通し、前記半体の側面の開口部から前記半体の接合面に平行に延伸し、少なくとも一部分が前記接合面に開放せず、奥部で前記溝と連通する横穴からなってもよい。
この構成によれば、前記溝と前記横穴を有する半体は3分割の金型を用いた公知の射出成形方法で成型することが可能であり、部品点数を増加することなく被測定流体の流れ方向に重なり合う流路を形成することができる。
また、本発明の流速測定装置において、前記導入流路、前記分岐流路および前記測定流路は、前記半体の接合面に設けた溝からなってもよい。
この構成によれば、接合面に設けた溝により平面的に構成した流路と、横穴によって構成した流路とを重ねた流路構成を容易に実現できる。
また、本発明の流速測定装置において、前記横穴は、前記半体の側面の開口部において、前記接合面と反対側の表面にも開口し、該開口部の側面側がもう一方の半体に設けた壁部で封止されてもよい。
この構成によれば、流速測定装置に導入または排出される流体が、被測定流体の流れ方向に沿って流入または流出するので、流速測定装置の周囲の物体よって流速測定装置内の流体の流れが乱されることがなく、正確な流速の測定が可能になる。
また、本発明の流速測定装置において、前記半体の接合面にさらに設けた溝によって、前記測定流路に隣接し、前記測定流路に開口するセンサ開口を有する収納部が画定され、前記センサ素子は、前記収納部内に前記半体の接合方向に端面を向けて収納された基板上に設けられ、前記センサ開口から前記測定流路の内側に露出してもよい。
この構成によれば、基板は、センサ素子の周囲の僅かな部分だけが流路に露出するようになり、半体の接合面を広範囲に封止する必要がない。さらに、基板を収納するために半体に設けた溝の形状により、センサ素子の周囲部分をセンサ開口の外壁に、半体の接合力とは無関係に強く密接させることができる。このため、基板と半体との間に流路からの漏れが発生しにくく、パッキンのような密封のための部品が不要である。
また、本発明の流速測定装置において、前記半体の接合面に設けた溝は、前記2つの半体の両接合面に設けた深さが不連続に変化する溝であってもよく、好ましくは、記導入流路を画定する部分より前記分岐流路を画定する部分が浅く、前記分岐流路を画定する部分より前記測定流路を画定する部分が浅くなっているとよい
この構成によれば、流路の上下に段差または邪魔板を設けることができる。このため、流速測定装置が上下反対に設置されても重力による塵埃の分離ができるので、センサ素子に塵埃が付着して精度が損なわれることがない。
また、本発明の流速測定装置において、前記重なり合う部分を有する流路は、前記排出流路であってもよい。
この構成によれば、流路の分岐毎に段差を設けて流路を被測定流体の流れ方向に狭くして、塵埃の重力による分離を行うようにしたとき、必然的に被測定流体の流れ方向に最も広くなる導入流路の末端に被測定流体の流れ方向に偏った排出流路を接続することで、他の流路と重なり合うための被測定流体の流れ方向のずれを容易に実現できる。このため、被測定流体の流れ方向の寸法が小さく、被測定流体の流れを遮断する面積も小さい被測定流体が容易に構成できる。
また、この構成によれば、流路の分岐毎に段差を設けて流路を被測定流体の流れ方向に狭くして、塵埃の重力による分離を行うようにしたとき、必然的に被測定流体の流れ方向に最も狭くなる測定流路と、被測定流体の流れ方向に偏った排出流路とを重ね合わせるので、さらに、被測定流体の流れ方向のずれを実現し易く、容易に被測定流体の流れ方向の寸法を小さくできる。
また、本発明の流速測定装置において、前記導入口、前記第1排出口、第2排出口および第3排出口は、すべて前記本体の1つの端部付近に開口してもよい。
この構成によれば、流速測定装置の一端のみを被測定流体の流れの中に露出させるだけで流速を測定できる。これにより、流速測定装置は被測定流体の流れを阻害しない。
また、本発明の流速測定装置において、前記第1排出口、第2排出口および第3排出口は、前記本体の背面に開口する1つの排出口からなってもよい。
この構成によれば、流速測定装置の本体かから流出する流体を1つにまとめてから排出するので、流速測定装置の周囲の物体の影響で各流路に異なる背圧が加わって各流路間の流量の比率が変動することがない。これにより、流速測定装置は被測定流体の流速を正確に測定できる。
以上のように、本発明の流速測定装置は、被測定装置の流れ方向に垂直に塵埃分離のための分岐を設けるので、被測定流体の流れ方向の寸法が小さく、流路を重ね合わせるので、被測定流体の流れを遮断する面積も小さく、部品点数が少なく構造も簡単である。
これより、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1および図2は、本発明の1実施形態である流速測定装置1のそれぞれ前面および背面を上にした様子を示す。図1において、流速測定装置1は、上方から下方に流れる被測定流体の中に設置される。流速測定装置1は、略直方体の本体2を有し、本体2は、被測定流体の上流側の前側半体3と、下流側の後側半体4とに2分割され、本体2内部に基板5が挟み込まれている。流速測定装置1の本体2の長手方向の一端には、前側半体3の前面に開口する導入口6が設けられ、本体2の他端には、前側半体3および後側半体4を貫通し、両面に座ぐり7を有する取付穴8が設けられている。また、流速測定装置1の本体2の取付穴8が設けられた側の端面には、基板5上に設けられたコネクタ9が露出している。さらに、導入口が設けられた側の本体2の端部の背面には後側半体4に設けた排出口10が開口しており、排出口10は、本体2の側面部分が前側半体3に突設した壁部11で封止されている。
図3に、流速測定装置1を分解した様子を示す。図示するように、前側半体3および後側半体4には、両者の接合面に設けた溝によって、被測定流体が通過する流路12と、基板5を収納する収納部13とが形成されている。流路12は、導入口6から(被測定流体の流れ方向と直角な)接合面上を直線的に延伸してから接合面上で円弧状に湾曲した導入流路14と、導入流路14の湾曲部から湾曲の内側方向に分岐して導入流路14の直線部分と平行に延伸する分岐流路15と、分岐流路15から横方向に分岐し、途中に収納部13と連通するセンサ開口17が設けられ、末端が分岐流路15と並ぶように画定された測定流路16と、後述する横穴(排出流路)27とからなっている。
収納部13は、測定流路16に隣接し、導入流路14および分岐流路15と平行に設けられた溝である。収納部13は、基板5の端面と係合する保持溝18で基板5を両半体3,4の接合面に直立させて挟み込むようになっており、センサ開口17の反対側の壁から突出し、基板をセンサ開口17に押し当てる補助壁19が設けられ、コネクタ9を露出させるコネクタ穴20が本体2の端面に開口し、本体2の側面には基板5に設けられるトリマを操作するための2つのトリマ穴21が設けられている。この収納部13に、基板5は、長辺の端面を両半体3,4の接合面に向けて、つまり、被測定流体の流れ方向に端面を向けて収納される。
基板5に設けられたセンサ素子22は、センサ開口17を貫通して測定流路16の中に露出し、測定流路16内の流体の速度を計測する。センサ素子22は発熱体と測温体とからなる公知の流速センサである。センサ素子22の出力は、基板5上に設けた回路によって処理されて、コネクタ9を介して外部の制御機器などに送信されるようになっている。
また、前側半体3と後側半体4とは、前側半体3に設けた圧入部材23を後側半体4に設けた係合穴24に挿入することで一体に接合される。
図4に、基板5を収納した前側半体3と後側半体4とを異なる角度から見た図を示す。導入流路14から分岐流路15への分岐点および分岐流路14から測定流路16への分岐点には、それぞれ段差25および段差26が、前側半体3と後側半体4の両方に設けられ、導入流路14より分岐流路15そして分岐流路15より測定流路16の方が溝の深さが浅くなっている。また、導入流路14の端部は、さらに深い穴になっており、後側半体4の端面(短辺の側面)から延伸する横穴27と連通している。
さらに、図5に流速測定装置1を横穴27が開口する端面側から見た様子を示す。横穴27は、後側半体4の端面から前側半体3との接合面に平行に直線的に延伸しており、奥部で導入流路14と連通している。分岐流路15、測定流路16および横穴27は、後側半体4の端面および背面に開口する排気口10に通じており、流路12の末端は、全て排気口10で本体2の外部に開口している。つまり、導入流路14は、末端に接続した横穴(排出流路)27を介して外部に開放している。
図6は、流速測定装置1を厚みを等分するように切断した様子を示す。横穴27は、分岐流路15と並行して測定流路16と重なり合うように設けられ、末端が測定流路16および分岐流路15と連通して後側半体4の背面に開口している。
図7に、流速測定装置1の図6におけるA−A断面矢視図、図8に流速測定装置1の図6におけるB−B断面矢視図、図9にC−C断面矢視図、そして、図10にD−D断面矢視図を示す。図示するように、横穴27は、部分的に、測定流路16と本体2の厚み方向(被測定流体の流れ方向)に重なりを有している。また、導入流路14、分岐流路15そして測定流路16は、順に、本体2の厚み方向に溝の深さが浅くなっており、導入流路14から分岐流路15への分岐には段差25があり、分岐流路15から測定流路16への分岐には段差26があることが分かる。
続いて、以上の構成からなる流速測定装置1において、被測定流体の流速がどのようにして測定されるかを説明する。
図11は、流速測定装置1の使用例を示す。流速測定装置1は、電化製品などの内部を冷却するための空気の流量を測定するためなどに用いられ、空気取り入れ口のフィルタ41とフィルタ41を通して外気を吸入する吸気ファン42との間に、導入口6をフィルタ41に正対し、排出口10を吸気ファン42に正対して空気の流れの端に設置される。通常、フィルタ41と冷却ファン42との間の距離Lは短い方が電化製品を小型化する上で好ましい。また。図12に、流速測定装置1の配置を空気の流れ方向の下流側から見た様子を示す。流速測定装置1は、排出口10が設けられた端部だけが空気の流れの中に突出するように固定され、図中に斜線で示した部分の面積Sが、実質的に空気の流れを遮断する面積である。
以上のように設置された流速測定装置1は、例えば図10に矢印で示すように、被測定流体である空気の流れに正対する導入口6から空気を内部の流路12に取り込む。取り込まれた空気は、外部の空気の流れ方向に直角な方向に延伸する導入流路14に沿って流れる。そして、図6に示すように、取り入れた空気は導入流路14の後半部の湾曲に沿って流れ、導入流路14の湾曲の中心方向に分岐する分岐流路15に一部の空気が分流し、残る空気は横穴27を通って排出口10から本体2の外部に排出される。導入流路14の湾曲部において空気中に含まれる塵埃は、自身の質量と流速とによって働く遠心力で湾曲の外側に偏るので分岐流路15には塵埃が流入しにくい。さらに、分岐流路15は導入流路14から横方向に分岐しているので、導入流路14を流れる空気の一部は、急激に流れの向きを変えて分岐流路15に流れ込む。このとき、空気中に含まれる塵埃は、自身の質量に作用する慣性力のために急激に方向転換することができずに分岐流路15に流れ込む空気の流れから離脱して、導入流路14に沿って通り過ぎる。さらに、分岐流路15を流れる空気の一部は、分岐流路15から横方向に分岐した測定流路16に分流する。ここでも、空気中の塵埃は、慣性力によって分岐流路15を直進しようとするので、測定流路16には塵埃が分離された清浄な空気が流れ込むことになる。分岐流路15を直進した空気および測定流路16に分岐して流入した空気は、それぞれ排気口10に達し、横穴27を通過した空気とともに本体2の外部に排出される。
測定流路16の途中にはセンサ開口17が設けられ、センサ素子22が測定流路16の内部に露出しているので、測定流路16に流入した空気の速度はセンサ素子22によって計測される。この測定流路16内の空気の速度は、流速測定装置1の外部の空気の速度と相関関係があるため、センサ素子22が計測した空気の速度から被測定流体である空気の流速が算出される。測定流路16は、センサ開口17で収納部13と連通する溝として設けられているが、基板5が補助壁19によってセンサ開口17に強く押し当てられるので、センサ開口17は基板5によって封止され、測定流路16から収納部13に空気が漏れ出すことを防いでいる。本発明によって、基板5は、センサ開口17の僅かな当接面を封止するだけでよいので、補助壁19のような構造で基板5をセンサ開口17の当接面に密接させることが可能となっており、パッキンなどのシール部材が不要である。
また、外部の空気の流れが遅い場合、上述の慣性力や遠心力は小さなものになり、空気中の塵埃を十分に分離できない。そして、空気の流速が遅い場合、空気中の塵埃は重力によって下方に沈降し流路12の下方をゆっくりと空気の流れに沿って移動する。しかし、流速測定装置1が図11の向きに取り付けられている場合、分岐流路15は導入流路14の上方にあるため、塵埃は分岐流路15に流れ込むことができない。同様に、図11のフィルタ41と冷却ファン42の間に流速測定装置1を上下左右いかなる方向から設置しても、空気の流速が遅い場合は、流路12の流路間に上下の並びができるので塵埃が分離される。そして、外部の空気の流れが上下方向である場合、流速測定装置1は導入流路14、分岐流路15および測定流路16が水平方向に並んで配置されることになるが、導入流路14から分岐流路15への分岐に段差25が設けられており、さらに、分岐流路15から測定流路16への分岐にも段差26が設けられている。このため、流路12内で下方に沈降した塵埃は、段差25,26を乗り越えることができずに分岐する空気の流れから取り残され、導入流路14または分岐流路15を直進する。本発明により、前側半体3および後側半体4の両方に溝を設けて流路12を構成しているので、流速測定装置1を上下逆にしても段差25,26があり、塵埃が測定流路16に流れ込んでセンサ素子22に付着することがない。
流速測定装置1の後側半体4の横穴27は、後側半体4の端面から前側半体3との接合面と平行に直線的に設けられており、横穴27並びに分岐流路15および測定流路16の開口でもある排出口10の本体2の端面側は、前側半体3に突出して設けた壁部11によって封止されている。このため、横穴27、分岐流路15および測定流路16は、後側半体4の背面にのみ開口している。後側半体4は、横穴27が端面から直線的に設けられている、前側半体3との接合方向に分割される2つの金型と、排気口10が設けられた端面側に分離される1つの金型とによる3分割の金型を使用して射出成形により成形することができる。このような3分割金型は射出成形においては平易な技術であるので、後側半体4が高価になることはない。そして、流速測定装置1は、この後側半体4と、2分割の金型で成形できる前側半体3と、通常の構成からなる基板5との3つの部品のみで構成することができ、構造が簡単で製造コストが低いという長所を有している。また、排気口10が背面にのみ開口していることで周囲の物体の影響で流路12の中の空気の流れに影響が及びセンサ素子22による流速の計測値が不正確になる危険が小さい。
また、本発明による流速測定装置1は、導入流路14、分岐流路15および測定流路16が被測定流体の流れ方向に対して垂直な面内に並んで設けられているため、被測定流体の流れ方向の厚み寸法が小さく、フィルタ41と冷却ファン42との間の距離Lが短くても設置可能である。同時に、横穴27を最も細い測定流路16と被測定流体の流れ方向に重なるように配置することで、被測定流体の流れに対向する表面積をも小さくしている。さらに、流入口6と排出口10とが本体2の1つの端部の表裏に集中して設けられているので、フィルタ41と冷却ファン42との間の空気の流れに露出して被測定流体の流れを遮断する面積Sはさらに小さくなっている。このため、流速測定装置1は、冷却ファン42の効率を低下させない。
以上の実施形態の流速装置1においては、後側半体4に設けた横穴27によって排出流路が構成されているが、導入流路を前側半体に設けた横穴によって構成し、分岐流路、測定流路および排出流路を両半体の接合面に設けた溝によって構成することもできる。また、各流路のレイアウトによっては、分岐流路の後半部分や測定流路の一部分を横穴で構成することも可能である。
また、各流路の排出口10は、必ずしも1つにまとめる必要はなく、それぞれ個別に本体2の外表面に開口してもよい。また、横穴をそのまま本体2の側面に開口してもよい。
本発明の流速測定装置の前方からの斜視図。 図1の流速測定装置の後方からの斜視図。 図1の流速測定装置の分解斜視図。 図1の流速測定装置の異なる角度からの分解斜視図。 図1の流速測定装置の端面方向からの分解斜視図。 図1の流速測定装置の断面図。 図6の流速測定装置のA−A断面図。 図6の流速測定装置のB−B断面図。 図6の流速測定装置のC−C断面図。 図6の流速測定装置のD−D断面図。 図1の流速測定装置の使用例を示す斜視図。 図11の使用例の背面図。
符号の説明
1 流速測定装置
2 本体
3 前側半体
4 後側半体
5 基板
6 導入口
10 排出口
11 壁部
12 流路
13 収納部
14 導入流路
15 分岐流路
16 測定流路
17 センサ開口
22 センサ素子
27 横穴(排出流路)

Claims (10)

  1. 本体の表面に設けられ、被測定流体の上流に向かって開口する導入口と、
    前記本体の内部に、前記導入口から直線的に延伸してから円弧状に彎曲した導入流路と、
    前記導入流路の前記円弧状に彎曲した部分から前記彎曲の内側方向に分岐して前記導入流路の前記直線的に延伸する部分と平行に延伸し、末端が前記本体の表面に開口する第1排出口に接続された分岐流路と、
    前記導入流路の末端と連通し、前記導入流路の前記直線的に延伸する部分と平行に延伸して末端が前記本体の表面に開口する第2排出口に接続された排出流路と、
    前記分岐流路からさらに分岐して末端が前記本体の表面に開口する第3排出口に接続され、その中にセンサ素子が設けられた測定流路とを有し、
    前記測定流路は、前記導入流路から前記分岐流路への分岐点における前記導入流路の流路方向および前記分岐流路の流路方向に対して直角な方向に、前記排出流路と重なり合う部分を有することを特徴とする流速測定装置。
  2. 前記導入流路から前記分岐路への分岐点における前記分岐流路の流路方向は、前記導入口の対向する方向と直角な方向であることを特徴とする請求項1に記載の流速測定装置。
  3. 前記本体は、接合面で互いに接合される2つの半体からなり、
    前記排出流路は、前記半体の接合面に設けた溝に連通し、前記半体の側面の開口部から前記半体の接合面に平行に延伸し、少なくとも一部分が前記接合面に開放せず、奥部で前記溝と連通する横穴からなることを特徴とする請求項1または2に記載の流速測定装置。
  4. 前記導入流路、前記分岐流路および前記測定流路は、前記半体の接合面に設けた溝からなることを特徴とする請求項3に記載の流速測定装置。
  5. 前記横穴は、前記半体の側面の開口部において、前記接合面と反対側の表面にも開口し、該開口部の側面側がもう一方の半体に設けた壁部で封止されたことを特徴とする請求項3または4に記載の流速測定装置。
  6. 前記半体の接合面にさらに設けた溝によって、前記測定流路に隣接し、前記測定流路に開口するセンサ開口を有する収納部が画定され、
    前記センサ素子は、前記収納部内に前記半体の接合方向に端面を向けて収納された基板上に設けられ、前記センサ開口から前記測定流路の内側に露出することを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の流速測定装置。
  7. 前記半体の接合面に設けた溝は、前記2つの半体の両接合面に設けた深さが不連続に変化する溝であることを特徴とする請求項6に記載の流速測定装置。
  8. 前記半体の接合面に設けた溝は、前記導入流路を画定する部分より前記分岐流路を画定する部分が浅く、前記分岐流路を画定する部分より前記測定流路を画定する部分が浅くなっていることを特徴とする請求項7に記載の流速測定装置。
  9. 前記導入口、前記第1排出口、第2排出口および第3排出口は、すべて前記本体の1つの端部付近に開口することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の流速測定装置。
  10. 前記第1排出口、第2排出口および第3排出口は、前記本体の背面に開口する1つの排出口からなることを特徴とする請求項に記載の流速測定装置。
JP2004346724A 2004-11-30 2004-11-30 流速測定装置 Active JP4120637B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004346724A JP4120637B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 流速測定装置
EP05024582.8A EP1691175B1 (en) 2004-11-30 2005-11-10 Flow-velocity measuring device
CNB200510126929XA CN100425992C (zh) 2004-11-30 2005-11-28 流速测量装置
KR1020050114649A KR100724243B1 (ko) 2004-11-30 2005-11-29 유속 측정 장치
US11/291,699 US7284423B2 (en) 2004-11-30 2005-11-30 Flow-velocity measuring device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004346724A JP4120637B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 流速測定装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006153734A JP2006153734A (ja) 2006-06-15
JP2006153734A5 JP2006153734A5 (ja) 2008-01-17
JP4120637B2 true JP4120637B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=36035758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004346724A Active JP4120637B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 流速測定装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7284423B2 (ja)
EP (1) EP1691175B1 (ja)
JP (1) JP4120637B2 (ja)
KR (1) KR100724243B1 (ja)
CN (1) CN100425992C (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100089146A1 (en) * 2007-02-28 2010-04-15 Yamatake Corporation Flow sensor
JP5134865B2 (ja) * 2007-05-30 2013-01-30 三洋電機株式会社 冷却風量検出装置及びそれを用いた投写型映像表示装置
CN101842213B (zh) * 2007-10-31 2013-03-27 一般财团法人生产技术研究奖励会 成形用材料的流动速度测量方法及流动速度测量装置
JP5061963B2 (ja) * 2008-03-05 2012-10-31 オムロン株式会社 流量センサ
JP4910179B2 (ja) * 2008-05-28 2012-04-04 Smc株式会社 フローセンサ
US8695690B2 (en) * 2008-08-29 2014-04-15 Apple Inc. Methods for cooling electronic devices using flow sensors
US7891238B2 (en) 2008-12-23 2011-02-22 Honeywell International Inc. Thermal anemometer flow sensor apparatus with a seal with conductive interconnect
US8397586B2 (en) 2010-03-22 2013-03-19 Honeywell International Inc. Flow sensor assembly with porous insert
US8113046B2 (en) 2010-03-22 2012-02-14 Honeywell International Inc. Sensor assembly with hydrophobic filter
US8656772B2 (en) 2010-03-22 2014-02-25 Honeywell International Inc. Flow sensor with pressure output signal
US8756990B2 (en) 2010-04-09 2014-06-24 Honeywell International Inc. Molded flow restrictor
US9003877B2 (en) 2010-06-15 2015-04-14 Honeywell International Inc. Flow sensor assembly
US8418549B2 (en) * 2011-01-31 2013-04-16 Honeywell International Inc. Flow sensor assembly with integral bypass channel
JP5364059B2 (ja) * 2010-08-30 2013-12-11 Ckd株式会社 熱式流量計
US8695417B2 (en) 2011-01-31 2014-04-15 Honeywell International Inc. Flow sensor with enhanced flow range capability
DE102011005768A1 (de) * 2011-03-18 2012-09-20 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zur Erfassung mindestens einer Eigenschaft eines fluiden Mediums
EP2624542B1 (en) * 2012-01-31 2017-03-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Television
US9052217B2 (en) 2012-11-09 2015-06-09 Honeywell International Inc. Variable scale sensor
JP5949472B2 (ja) * 2012-11-09 2016-07-06 株式会社デンソー 空気流量測定装置
US9952079B2 (en) 2015-07-15 2018-04-24 Honeywell International Inc. Flow sensor
US20190293467A1 (en) * 2018-03-20 2019-09-26 Honeywell International Inc. Mass air flow sensor with absolute pressure compensation

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4215565A (en) * 1977-09-01 1980-08-05 Agar Instrumentation Inc. Method and apparatus for testing a fluid
DE3124960A1 (de) * 1981-06-25 1983-01-20 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart "vorrichtung zur messung der masse eines stroemenden mediums"
US4914947A (en) * 1988-09-30 1990-04-10 Honeywell Inc. Sampling probe flow sensor
JPH03124457A (ja) * 1989-10-09 1991-05-28 Casio Comput Co Ltd 印字ヘッドの製造方法
JP3124457B2 (ja) 1995-02-03 2001-01-15 株式会社山武 流量計
EP1124114A4 (en) * 1999-06-14 2007-01-03 Yamatake Corp FLOW SPEED DETECTOR
KR20010039993A (ko) * 1999-10-06 2001-05-15 오카무라 가네오 유량 및 유속 측정장치
JP4534526B2 (ja) * 2004-02-27 2010-09-01 オムロン株式会社 流速測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1782712A (zh) 2006-06-07
EP1691175A1 (en) 2006-08-16
CN100425992C (zh) 2008-10-15
EP1691175B1 (en) 2020-08-05
KR20060060597A (ko) 2006-06-05
US20060137444A1 (en) 2006-06-29
KR100724243B1 (ko) 2007-05-31
US7284423B2 (en) 2007-10-23
JP2006153734A (ja) 2006-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4120637B2 (ja) 流速測定装置
KR101029168B1 (ko) 라인 내부를 유동하는 공기의 매스를 측정하는 장치
JP4161077B2 (ja) 流量測定装置
KR100581137B1 (ko) 유속 측정 장치
WO2014203553A1 (ja) ガスセンサ装置およびガスセンサ装置の取付け構造
JP6237495B2 (ja) 空気流量測定装置
WO2017073271A1 (ja) 流量計
US20070062275A1 (en) Device for determining at least one parameter of a medium flowing in a line
JP6194852B2 (ja) 湿度検出機能付き空気流量測定装置
KR20140009161A (ko) 유체의 유동 특성을 검출하기 위한 센서 장치
WO2006120848A1 (ja) 流量測定装置
EP2487465A1 (en) Sensor structure
WO2002012835A3 (en) Fluid-tight differential pressure flow sensor
KR20080015926A (ko) 유량 센서
KR20170047263A (ko) 측정 채널을 관류하는 유체 매체의 적어도 하나의 매개변수를 측정하기 위한 센서 장치
JP2006153734A5 (ja)
JP5971221B2 (ja) 空気流量測定装置
KR20160122153A (ko) 채널을 통해 유동하는 유체 매체의 적어도 하나의 파라미터를 결정하기 위한 센서 장치
JP6734939B2 (ja) 熱式流量計
JP6474709B2 (ja) 熱式流量計
CN107532935B (zh) 用于确定流经测量通道的流体介质的至少一个参数的传感器
JP2009132085A5 (ja)
JP6690899B2 (ja) 空気流量測定装置
US9689358B2 (en) Air flow measuring device
JP2020034508A (ja) 物理量検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071128

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20071128

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20071225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080414

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4120637

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140509

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250