JP4119532B2 - 熱可塑性ポリオレフィン用の耐衝撃性改良剤 - Google Patents
熱可塑性ポリオレフィン用の耐衝撃性改良剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4119532B2 JP4119532B2 JP18147998A JP18147998A JP4119532B2 JP 4119532 B2 JP4119532 B2 JP 4119532B2 JP 18147998 A JP18147998 A JP 18147998A JP 18147998 A JP18147998 A JP 18147998A JP 4119532 B2 JP4119532 B2 JP 4119532B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polypropylene
- ethylene
- weight
- random copolymer
- propylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/04—Homopolymers or copolymers of ethene
- C08L23/08—Copolymers of ethene
- C08L23/0807—Copolymers of ethene with unsaturated hydrocarbons only containing more than three carbon atoms
- C08L23/0815—Copolymers of ethene with aliphatic 1-olefins
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/10—Homopolymers or copolymers of propene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/10—Homopolymers or copolymers of propene
- C08L23/12—Polypropene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/16—Elastomeric ethene-propene or ethene-propene-diene copolymers, e.g. EPR and EPDM rubbers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2300/00—Characterised by the use of unspecified polymers
- C08J2300/22—Thermoplastic resins
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2205/00—Polymer mixtures characterised by other features
- C08L2205/02—Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2207/00—Properties characterising the ingredient of the composition
- C08L2207/06—Properties of polyethylene
- C08L2207/066—LDPE (radical process)
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エチレン/プロピレンランダムコポリマー及び低密度乃至非常に低密度のエチレン/α−オレフィンランダムコポリマー(ここでα−オレフィンは少なくとも4個の炭素原子を含む)を含む相乗効果的組み合わせの組成物に関する。さらに、本発明は、前記相乗効果的耐衝撃性改良剤の組み合せを含むポリオレフィン組成物、特に、ポリプロピレン組成物に関し、そしてポリオレフィンの耐衝撃性を改良する方法、即ち、ポリオレフィン、特に、ポリプロピレン用の耐衝撃性改良剤としての前記組み合わせの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】
結晶性ポリプロピレンは、剛性、耐熱性、表面光沢、その他において優れている。しかしながら、ポリプロピレンの耐衝撃性は劣っており、そのためポリプロピレンは多くの用途に対して適していない。
【0003】
例えば、ポリエチレン又はゴム状物質、その他のような改良剤の結晶性ポリプロピレンへの配合のような、様々な方法がポリプロピレンの耐衝撃性を改良するために提案されてきた。従って、ゴム状物質(ゴム成分)、非晶質又は低結晶性エチレン/プロピレンランダムコポリマー、ポリイソブチレン、ポリブタジエン、その他が一般に使用されている。
【0004】
しかしながら、そのようなゴム状物質のポリプロピレンへの配合によって前記ポリプロピレンの耐衝撃性を改良するためには、多量の前記ゴム状物質をポリプロピレンに添加しなければならない。ポリプロピレン組成物中に多量の前記ゴム状物質が存在するために、耐衝撃性は実際に改良された。しかしながら、前記組成物の剛性、耐熱性、及び表面硬度は劣化した。本技術分野においては、前記ゴム状物質含有ポリプロピレン組成物に剛性を付与するために、前記組成物にタルクのような無機充填剤を配合することが提案された。
【0005】
しかしながら、無機充填剤の添加によるゴム状物質含有ポリプロピレン組成物の剛性の改良は限定されている。
【0006】
米国特許第5,591,795号には、60乃至85重量%のプロピレンブロックコポリマー、10乃至25重量%のバナジウム含有触媒又はメタロセン含有触媒を使用して製造されたエチレン/α−オレフィンランダムコポリマーゴム、及び5乃至15重量%のタルクのような無機充填剤を含む、耐衝撃性の改良されたプロピレン組成物が開示されている。ポリプロピレンはゴム成分中に分散され、ゴム成分がマトリックスを形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ポリオレフィン組成物、特にポリプロピレン組成物に耐衝撃性を付与するのに最も適する耐衝撃性改良剤を提供することである。
【0008】
さらに、本発明の目的は、ポリオレフィン組成物、特にポリプロピレン組成物に耐衝撃性を付与する方法、即ち、ポリオレフィン組成物、特にポリプロピレン組成物の衝撃強さを改良するために本発明の耐衝撃性改良剤を使用する方法を提供することである。
【0009】
本発明の別の目的としては、耐衝撃性の改善されたポリオレフィン組成物、特にポリプロピレン組成物を提供することである。
【0010】
本発明の全体的目的が、本発明の耐衝撃性改良剤によって、得られるポリオレフィン組成物、特にポリプロピレン組成物の重要な特性の優れたバランスを達成することであることは言うまでもない。溶融流れ能力、靭性、剛性、及び優れた表面外観のような全体的特性の優れたバランスを維持しながら、優れた衝撃強さが達成されなければならない。
【0011】
【課題を解決するための手段】
驚くべきことに、エチレン/プロピレンランダムコポリマー(EP)及び低密度乃至非常に低密度(low to very low density)のエチレン/C4 〜C20α−オレフィンランダムコポリマーの組み合わせの配合が、ポリプロピレン組成物の耐衝撃性の改良において相乗効果を示し、かつ溶融流れ、剛性、耐熱性、及び表面外観のようなその他の重要な特性の良好なバランスを維持することが判明した。
【0012】
2種類の上述のコポリマーの組み合わせは、改良されるポリオレフィンに、ブレンドとして又は別々に添加することができる。
【0013】
詳細に述べると、本発明の第1の面は、ブレンド中に、(a)及び(b)の総重量に基づいて、
(a) 5乃至95重量%の少なくとも1種のエチレン/プロピレンランダムコポリマー、及び
(b) 95乃至5重量%の少なくとも1種の低密度乃至非常に低密度のエチレン/C4 〜C20α−オレフィンランダムコポリマー
を含む組成物に関する。
【0014】
エチレン/プロピレンランダムコポリマー(a)は耐衝撃性改良剤組成物(ブレンド)中に、(a)及び(b)の総重量に基づいて、10乃至90重量%の量で存在するのが好ましく、20乃至80重量%の量で存在するのが最も好ましい。
【0015】
本発明の耐衝撃性改良剤ブレンド組成物は、(a)及び(b)の総重量に基づいて、90乃至10重量%の低密度乃至非常に低密度のエチレン/α−オレフィンランダムコポリマー(b)を含むのが好ましく、80乃至20重量%含むのがより好ましい。
【0016】
上述のコポリマー(a)及び(b)の上述の比率はブレンドに対して適用可能であるばかりでなく、(a)及び(b)が改良されるポリプロピレン組成物に別々に添加される場合にも適用されることは注意されなければならない。
【0017】
【発明の実施の形態】
1.エチレン/プロピレンランダムコポリマー
エチレン/プロピレンランダムコポリマー(a)は、ランダムコポリマー(a)に基づいて、80重量%まで、好ましくは40乃至65重量%のエチレンを含む。
【0018】
エチレン/プロピレンランダムコポリマー(a)は、5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)、1,4−ヘキサジエン、5−メチレン−2−ノルボルネン(MNB)、1,6−オクタジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン、1,3−シクロペンタジエン、1,4−シクロヘキサジエン、ジシクロペンタジエン(DCPD)、及び5−ビニルノルボルネンのような非共役ジエンから選択されるコモノマーをさらに含むことができる。
【0019】
上記の追加のコモノマーは、エチレン/プロピレンランダムコポリマー(a)中に、エチレン/プロピレンランダムコポリマー(a)の総重量に基づいて、15重量%までの量、好ましくは0.1乃至5.0重量%の量で存在することができる。
【0020】
エチレン/プロピレンランダムコポリマー(a)は、0.850乃至0.900g/cm3 の密度及び1乃至6dl/gの135℃のデカリン中における極限粘度[η]を有するのが好ましい。
【0021】
2.低密度乃至非常に低密度のエチレン/α−オレフィンランダムコポリマー
耐衝撃性改良剤ブレンド中に存在するエチレン/α−オレフィンランダムコポリマー(b)は、エチレン/α−オレフィンランダムコポリマー(b)の総重量に基づいて、少なくとも5重量%、好ましくは10乃至40重量%、最も好ましくは15乃至30重量%の量のα−オレフィンを含む。
【0022】
エチレンと共に共重合されるα−オレフィンは、少なくとも4、好ましくは4乃至20、より好ましくは4乃至12、そして最も好ましくは4乃至8個の炭素原子を含むモノマーから選択される。好ましいモノマーは、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−ヘキサドデセン、及びそれらの混合物から成る群から選択される。これらのコモノマーの中で、1−ブテン、1−ヘキセン、及び1−オクテンが最も好ましい。α−オレフィンはランダムコポリマー(b)中に少なくとも2種類の組み合わせで存在してもよい。
【0023】
本発明の耐衝撃性改良剤組成物中に存在するエチレン/α−オレフィンランダムコポリマー(b)は、上述のエチレンとα−オレフィン以外のモノマーから誘導されるモノマー単位も含むことができる。例えば、5乃至20個の炭素原子を含むジエン、好ましくはコポリマー(a)に関連して説明した非共役ジエンから選択されるものから誘導された単位は、ランダムコポリマー(b)中に含まれてもよい。それらの量は、ランダムコポリマー(b)に基づいて、15重量%までであるのが好ましい。
【0024】
本発明のブレンド中で使用されるエチレン/α−オレフィンランダムコポリマー(b)は、以下の物理的特性を有するのが好ましい:
− 121℃で測定して、1乃至50、好ましくは8乃至40のムーニー粘度ML(1+4)(ASTM D−1646)、
− 0.860乃至0.925g/cm3 、好ましくは0.865乃至0.910g/cm3 、そして最も好ましくは0.865乃至0.900g/cm3 の密度、
− 0.2乃至30dg/分、好ましくは0.5乃至20dg/分のASTM D−1238によるメルトフローインデックス(MFI)。
【0025】
エチレン/α−オレフィンランダムコポリマー(b)は、従来的チーグラー−ナッタ触媒又はメタロセン触媒によって公知の方法で製造することができる。メタロセン触媒によって製造されたエチレン/α−オレフィンランダムコポリマーが好ましい。これらの方法は本明細書に引用された文献中に非常に詳細に説明されている。
【0026】
本発明によれば、驚くべきことに、(a)と(b)を含む組み合わせが、改良されるポリプロピレン組成物の衝撃強さに対して相乗効果を有することが判明した。これは、コポリマー(a)及び(b)を含む組み合わせを使用して、特にポリプロピレン組成物の耐衝撃強さを、個々のブレンド成分(a)又は(b)から予想された水準よりも高い水準で改良できることを意味する。
【0027】
(a)と(b)の組み合わせが、改良されるポリオレフィンに、(a)及び(b)を含む溶融ブレンド又はタンブルブレンド(tumble blend)として添加されるのが好ましい。タンブルブレンドは従来的タンブルブレンダーを使用して調製することができる。(a)及び(b)の溶融ブレンドは、バンバリーミキサー、ファレル(Farrel)連続ミキサー(FCM)、ヘンシェルミキサー、V−ブレンダー、一軸スクリュー押出し機、多軸スクリュー押出し機、又はニーダーのような従来的混合装置を使用する公知の方法で簡便に製造することができる。成分(a)及び(b)の混合/ブレンドは150乃至260℃、好ましくは150乃至220℃の温度において行われる。
【0028】
上述した事柄は、2種以上のコポリマー(a)及び/又は2種以上のコポリマー(b)が使用される場合にも適用可能である。
【0029】
3.ポリプロピレン
本発明の耐衝撃性改良剤ブレンドを使用して耐衝撃性が改良されるポリプロピレンは従来的ポリプロピレンであり、ホモポリマー、一般にブロックコポリマー及びランダムコポリマーと呼ばれる反応器ポリプロピレンコポリマー(reactor polypropylene copolymer)から選択される。
【0030】
4.耐衝撃性の改良されたポリプロピレン
本発明は、
(i) ポリプロピレン、
(ii) 耐衝撃性改良剤としての、上で定義した少なくとも1種のエチレン/プロピレンランダムコポリマー(a)と上で定義した少なくとも1種の低密度乃至非常に低密度のエチレン/α−オレフィンランダムコポリマー(b)の組み合わせ、及び、
(iii) 選択的な添加剤
を含むポリプロピレン組成物にも関する。
【0031】
ポリプロピレン(i)は上述のタイプのポリプロピレンから選択され、耐衝撃性改良剤(ii)は少なくとも1種のエチレン/プロピレンランダムコポリマー(a) と少なくとも1種の低密度乃至非常に低密度のエチレン/α−オレフィンランダムコポリマー(b)を含む上で定義した組み合わせから選択される。
【0032】
本発明の改良されたポリプロピレン組成物中に存在してもよい選択的な添加剤(iii) は、無機充填剤、熱安定剤、核剤(これには、芳香族カルボン酸のアルミニウム塩、芳香族燐酸及びジベンジリデンソルビトールのエステルが含まれる)、紫外線吸収剤、スリップ剤、静電防止剤、難燃剤、顔料、染料、微粉砕タルク以外の無機充填剤、有機充填剤、及びその他のポリマー、例えば、高密度ポリエチレン、EVA、EMA、及びEAAから成る群から選択される。
【0033】
本発明の耐衝撃性の改良されたポリプロピレン組成物中に存在してもよい上述の無機充填剤材料は、微粉砕された無機物質、例えば、0.5乃至20μm の平均粒子直径を有するタルクから選択することができる。
【0034】
選択的添加剤の総量は、本発明の耐衝撃性の改良されたポリプロピレン組成物の総量に基づいて、40重量%まででよく、好ましくは30重量%までであり、最も好ましくは5乃至20重量%である。
【0035】
無機充填剤の量は、本発明の耐衝撃性の改良されたポリプロピレン組成物の総量に基づいて、40重量%まででよく、好ましくは30重量%までであり、最も好ましくは5乃至25重量%である。しかしながら、無機充填剤を含む選択的添加剤の総量は40重量%以下である。
【0036】
本発明のポリオプロピレン組成物は、
40乃至96重量%、好ましくは50乃至90重量%のポリプロピレン(i)、
4乃至60重量%、好ましくは7乃至30重量%の本発明の耐衝撃性改良剤組成物(ii)、及び
0乃至40重量%、好ましくは5乃至25重量%の選択的添加剤(iii)
を含むのが好ましい。
【0037】
本発明のポリプロピレン組成物は、上述の成分(i) 、(ii)、及び所望により(iii) から、ポリプロピレン配合物(ブレンド)の製造用として公知の従来的方法に従って、例えば、多軸スクリュー押出し機、一軸スクリュー押出し機、ニーダー又はバンバリーミキサー又はFCM、ヘンシェルミキサー又はV−ブレンダーのような混合装置に各成分を同時に又は連続的に供給することによって、得ることができる。
【0038】
ブレンドが行われる温度は150乃至260℃であり、好ましくは150乃至220℃である。
【0039】
これに関連して、耐衝撃性改良剤組成物はポリプロピレンにブレンドとして又は個別に、即ち、少なくとも1種のエチレン/プロピレンランダムコポリマー(a)が少なくとも1種の低密度乃至非常に低密度のエチレン/α−オレフィンコポリマー(b)とは別々に、添加できることは注意されなければならない。
【0040】
上述の本発明のポリプロピレンから形成された射出成形生成物は、自動車の内装、特にバンパー、計器パネル、ダッシュボード、その他のような広範囲の用途において使用することができる。
【0041】
以下では、本発明を実施例を参照しながらさらに詳細に説明するが、実施例は本発明の範囲を限定するものではない。
【0042】
【実施例】
実施例中においては以下の略号を使用する:
【0043】
以下の試験方法を使用した:
アイゾット衝撃: ISO 180a
シャルピー衝撃: ISO 179a
落槍衝撃: ISO 6603-2(25.990kgの質量、高さ1.032m、半球落下ストライカー(hemispherical falling striker) )
弾性率(Elastic modulus): ISO 527/1A
降伏応力: ISO 527/1A
破断点伸び: ISO 527/1A
曲げ弾性率(Flexural modulus): ISO 178
【0044】
以下の表1中において、エチレン/プロピレンランダムコポリマー及びメタロセン触媒を使用して製造されたエチレン/1−オクテンランダムコポリマーを含むエラストマーマスターバッチ組成物(マスターバッチMB2からMB8は本発明によるものである)を示す。
【0045】
【表1】
【0046】
A−ブレンドの調製
1.耐衝撃性改良剤マスターバッチの調製
エチレン/プロピレンランダムコポリマーを本発明のマスターバッチの例用にエチレン/α−オレフィンランダムコポリマーと予備混合し、比較例用に高密度ポリエチレンと予備混合する。
【0047】
本発明を例示する目的でエラストマーマスターバッチMB1〜MB8と命名されたこれらのブレンドを1.3リットルの密閉式バンバリーミキサー中で溶融混合する。
【0048】
混合体積:1.1リットル
混合温度:180乃至200℃
ローター速度:155rpm
混合時間:4分間
【0049】
2.ポリプロピレンとのブレンド
ポリプロピレン及び耐衝撃性改良剤(マスターバッチMB1〜MB8)及びタルク及び安定剤のようなその他の成分を密閉式の2.8リットルバンバリーミキサー中で溶融混合する。使用した体積は約2.6リットルであった。組成物を以下の表2に示す。
【0050】
混合温度:180乃至200℃
ローター速度:130rpm
混合時間:6分間
【0051】
最終配合物をシジッタ・バンド・グラニュレーター(Sigitta band granulator) GR 250 SL型を使用して粒状化する。最終のポリプロピレンブレンド配合物の粒状物をその後、L/D比=25(D=19mm)のスクリューを有する実験用一軸スクリュー押出し機(ブラベンダー、832001型)中に供給し、続いて水中ペレット化する。
【0052】
B−試験サンプルの調製
以下の表2及び表3に示したような使用された標準に対応する型中に試験生成物を射出成形することによって、全ての試験サンプルを調製した。
【0053】
成形機は125トンの締付力を有するEngel ES500/125 HLであった。典型的射出成形条件は以下の通りである:
温度プロファイル(Temperature profile) :
−ゾーン1(ノズル):210℃
−ゾーン2:210℃
−ゾーン3:190℃
−ゾーン4:190℃
−型 30℃
−射出圧(バール):43.5
射出速度(mm/秒):50
射出時間(秒):0.60
二次圧力(Second pressure) (バール):32
二次圧力時間(Second pressure) (秒):15
冷却時間(秒):30
可塑化(Plastification)(mm):40
背圧(バール):5
【0054】
得られた結果を以下の表2及び表3にそれぞれ示す。実施例1、2、3、11、及び12は比較例であり、即ち、本発明によるものではない。
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】
【表5】
【0059】
【表6】
【0060】
【表7】
Claims (13)
- ポリプロピレンと耐衝撃性改良剤組成物から構成される耐衝撃性を改良したポリプロピレンにおいて、当該耐衝撃性改良剤組成物が、
(a) 80 重量 %((a) の総重量に対する %) までのエチレンと 5 乃至 20 個の炭素原子を有する 15 重量 %((a) の総重量に対する %) までの非共役ジエンとを含む、少なくとも 1 種類のエチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーであって、 40 〜 95 重量 %((a)+(b) の総重量に対する %) のエチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーと、
(b) 密度が 0.860 〜 0.910 g / cm 3 であり、メタロセン触媒によって生成された、少なくとも 1 種類の低密度エチレン/ C 4 〜 C 20 のα−オレフィン・ランダム・コポリマーであって、 60 〜 5 重量 %((a)+(b) の総重量に対する %) の低密度エチレン/ C 4 〜 C 20 のα−オレフィン・ランダム・コポリマーと、
のブレンドから構成されることを特徴とする耐衝撃性を改良したポリプロピレン。 - ポリプロピレンと耐衝撃性改良剤組成物の溶融混合物から構成される耐衝撃性を改良したポリプロピレン組成物を生成するプロセスにおいて、当該耐衝撃性改良剤組成物が、
(a) 80 重量 %((a) の総重量に対する %) までのエチレンと 5 乃至 20 個の炭素原子を有する 15 重量 %((a) の総重量に対する %) までの非共役ジエンとを含む、少なくとも 1 種類のエチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーであって、 40 〜 95 重量 %((a)+(b) の総重量に対する %) のエチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーと、
(b) 密度が 0.860 〜 0.910 g / cm 3 であり、メタロセン触媒によって生成された、少なくとも 1 種類の低密度エチレン/ C 4 〜 C 20 のα−オレフィン・ランダム・コポリマーであって、 60 〜 5 重量 %((a)+(b) の総重量に対する %) の低密度エチレン/ C 4 〜 C 20 のα−オレフィン・ランダム・コポリマーと、
のブレンドから構成されることを特徴とするポリプロピレン組成物を生成するプロセス。 - (a) 80 重量 %((a) の総重量に対する %) までのエチレンと 5 乃至 20 個の炭素原子を有する 15 重量 %((a) の総重量に対する %) までの非共役ジエンとを含む、少なくとも 1 種類のエチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーであって、 40 〜 95 重量 %((a)+(b) の総重量に対する %) のエチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーと、
(b) 密度が 0.860 〜 0.910 g / cm 3 であり、メタロセン触媒によって生成された、少なくとも 1 種類の低密度エチレン/ C 4 〜 C 20 のα−オレフィン・ランダム・コポリマーであって、 60 〜 5 重量 %((a)+(b) の総重量に対する %) の低密度エチレン/ C 4 〜 C 20 のα−オレフィン・ランダム・コポリマーと、
のブレンドから構成されることを特徴とする耐衝撃性改良剤組成物。 - 請求項 1 に記載の耐衝撃性を改良したポリプロピレンにおいて、前記非共役ジエンが、5−エチリデン−2−ノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、5−メチレン−2−ノルボルネン、1,6−オクタジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン、1,3−シクロペンタジエン、1,4−シクロヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、及び5−ビニルノルボルネンの群の中から選ばれたものであることを特徴とするポリプロピレン。
- 請求項 1 に記載の耐衝撃性を改良したポリプロピレンにおいて、前記エチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーが、 0.1 〜 5.0 重量 % の前記非共役ジエンを含むことを特徴とするポリプロピレン。
- 請求項 1 に記載の耐衝撃性を改良したポリプロピレンにおいて、前記エチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーが、 40 〜 65 重量 % のエチレンを含むことを特徴とするポリプロピレン。
- 請求項 1 に記載の耐衝撃性を改良したポリプロピレンにおいて、 4 〜 60 重量 % の前記耐衝撃性改良剤組成物を含むことを特徴とするポリプロピレン。
- 請求項 7 に記載の耐衝撃性を改良したポリプロピレンにおいて、 7 〜 30 重量 % の前記耐衝撃性改良剤組成物を含むことを特徴とするポリプロピレン。
- 請求項 2 に記載の耐衝撃性を改良したポリプロピレン組成物を生成するプロセスにおいて、前記エチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーが、 0.1 〜 5.0 重量 % の前記非共役ジエンを含むことを特徴とするプロセス。
- 請求項 2 に記載の耐衝撃性を改良したポリプロピレン組成物を生成するプロセスにおいて、前記エチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーが、 40 〜 65 重量 % のエチレンを含むことを特徴とするポリプロピレン。
- 請求項 1 に記載の耐衝撃性を改良したポリプロピレンにおいて、前記低密度エチレン/ C 4 〜 C 20 のα−オレフィン・ランダム・コポリマーのオレフィンの炭素原子数が 4 〜 12 であることを特徴とするポリプロピレン。
- 請求項 2 に記載の耐衝撃性を改良したポリプロピレン組成物を生成するプロセスにおいて、前記ポリプロピレンが、 7 〜 30 重量 % の前記耐衝撃性改良剤組成物を含むことを特徴とするポリプロピレン。
- 請求項 3 に記載の耐衝撃性改良剤組成物において、前記エチレン/プロピレン/ジエン・ランダム・コポリマーが、 40 〜 65 重量 % のエチレンを含むことを特徴とする耐衝撃性改良剤組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP97109563A EP0884353B1 (en) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | Impact modifier for thermoplastic polyolefins |
GB97109563.3 | 1997-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1160847A JPH1160847A (ja) | 1999-03-05 |
JP4119532B2 true JP4119532B2 (ja) | 2008-07-16 |
Family
ID=8226906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18147998A Expired - Fee Related JP4119532B2 (ja) | 1997-06-12 | 1998-06-12 | 熱可塑性ポリオレフィン用の耐衝撃性改良剤 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0884353B1 (ja) |
JP (1) | JP4119532B2 (ja) |
KR (1) | KR100539297B1 (ja) |
BR (1) | BR9806619A (ja) |
DE (1) | DE69716717T2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6639020B1 (en) * | 1999-09-03 | 2003-10-28 | Exxon Mobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polypropylene thermoplastics |
CN1315934C (zh) * | 2002-03-12 | 2007-05-16 | 巴塞尔聚烯烃意大利有限公司 | 用于制备耐冲击聚烯烃制品的聚烯烃母料 |
US7288598B2 (en) | 2003-03-06 | 2007-10-30 | Basell Poliolefine Italia S.P.A. | Polyolefin masterbatch for preparing impact-resistant polyolefin articles |
EP1680468B1 (en) | 2003-11-06 | 2011-08-17 | Basell Poliolefine Italia S.r.l. | Polypropylene composition |
KR101379612B1 (ko) * | 2011-05-17 | 2014-04-10 | 주식회사 엘지화학 | 폴리유산-폴리프로필렌계 얼로이 수지 조성물 및 이로부터 제조된 성형품 |
EP3808809A1 (de) | 2019-10-16 | 2021-04-21 | Evonik Operations GmbH | Amorphes poly-alpha-olefin enthaltendes polyolefingemenge |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58101135A (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-16 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリプロピレン組成物 |
US4459385A (en) * | 1982-11-26 | 1984-07-10 | Shell Oil Company | Propylene polymer compositions |
US4692496A (en) * | 1984-01-04 | 1987-09-08 | Mobil Oil Corporation | Films of LLDPE, PP and EPR having improved stiffness, tear and impact strength |
US4493923A (en) * | 1984-03-27 | 1985-01-15 | Shell Oil Company | High notched impact toughness propylene polymer compositions |
US4621119A (en) * | 1984-12-27 | 1986-11-04 | Mobil Oil Corporation | Polypropylene-polyethylene-(ethylene-propylene rubber) compositions and films thereof with improved tear strength |
EP0286734B1 (de) * | 1987-04-11 | 1992-12-09 | Dsm N.V. | Gepfropfte lineare Polyethylene mit geringer Dichte, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendungen |
US4948669A (en) * | 1988-02-08 | 1990-08-14 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flame retardant ethylene polymer blends |
JP3124583B2 (ja) * | 1991-09-13 | 2001-01-15 | 日産自動車株式会社 | 熱可塑性軟質樹脂組成物 |
CA2143429C (en) * | 1993-06-30 | 1999-01-26 | Takao Nomura | Polypropylene composition |
-
1997
- 1997-06-12 EP EP97109563A patent/EP0884353B1/en not_active Revoked
- 1997-06-12 DE DE69716717T patent/DE69716717T2/de not_active Revoked
-
1998
- 1998-06-12 KR KR1019980021869A patent/KR100539297B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-06-12 JP JP18147998A patent/JP4119532B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-06-12 BR BR9806619-6A patent/BR9806619A/pt not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69716717T2 (de) | 2003-09-11 |
KR100539297B1 (ko) | 2006-03-20 |
EP0884353A1 (en) | 1998-12-16 |
KR19990006923A (ko) | 1999-01-25 |
JPH1160847A (ja) | 1999-03-05 |
EP0884353B1 (en) | 2002-10-30 |
DE69716717D1 (de) | 2002-12-05 |
BR9806619A (pt) | 2004-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1156787A (en) | Polybutylene modified masterbatches for impact resistant polypropylene | |
EP0935639B1 (en) | Impact-modified thermoplastic polyolefins and articles fabricated therefrom | |
US5001182A (en) | Resin composition for automobile bumper | |
US6498214B2 (en) | Soft touch TPO compositions comprising polypropylene and low crystalline ethylene copolymers | |
US6759465B1 (en) | Thermoplastic resin composition and injection-molded object thereof | |
AU708539B2 (en) | Thermoplastic resin composition | |
JPH01150A (ja) | 自動車バンパ−用樹脂組成物 | |
JP2009522422A (ja) | 強化された表面耐久性を有するポリオレフィン材料 | |
US6306972B1 (en) | Polymer blend compositions based on isotactic polypropylene homopolymer and injected molded articles thereof | |
KR20000029586A (ko) | 폴리프로필렌수지조성물및자동차내부트림부품 | |
US6767953B2 (en) | Polypropylene resin composition and injection-molded article thereof | |
US5468808A (en) | Reduction of flow marks in rubber modified polypropylene | |
JP4119532B2 (ja) | 熱可塑性ポリオレフィン用の耐衝撃性改良剤 | |
JP3990856B2 (ja) | ポリプロピレンマスターバッチ及びそれを用いた成形方法 | |
US6391977B1 (en) | Impact modifier for thermoplastic polyolefins | |
HU209760B (en) | Thermoplastic composition based on a polyolefine and a vinyl aromatic polymer | |
JPH04275351A (ja) | ポリプロピレン系樹脂成形用材料 | |
US4666989A (en) | Polybutylene modified masterbatches for impact resistant polypropylene | |
JPH0613626B2 (ja) | ポリプロピレン組成物 | |
US20050261434A1 (en) | Thermoplastic elastomeric blends having enhanced surface appearance | |
JP2005264017A (ja) | ポリプロピレン系樹脂組成物 | |
JP2019163347A (ja) | 射出成形用プロピレン系樹脂組成物および成形体 | |
EP1589070B1 (en) | Polymer composition with improved stiffness and impact strength | |
JPS62277461A (ja) | ポリプロピレン組成物 | |
JP2001114957A (ja) | 高流動性熱可塑性樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080415 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080425 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |