JP4118641B2 - エレベーター用巻上機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロータが駆動綱車の外周部に締結されて、ハウジングに設けられたステータに対向して配置されたエレベーター用巻上機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9及び図10は、例えば特開平9−142761号公報に示された従来のエレベーター用巻上機を示す図で、図9は一部縦断して示す側面図、図10は図9のエレベーター用巻上機における駆動綱車の交換作業状況を説明する図である。図において、1はベッド、2はハウジングで、ベッド1の一側に設けられてベッド1の反中心部側に開口した開口部が形成されこの開口部の内周面にステータ3が装着されている。4はベッド1の他側にボルト5によって着脱自在に締結されてハウジング3と対向して設けられた軸受台である。
【0003】
6は長手中間が軸受7によってハウジング2に枢着され、反ハウジング2側の端部は軸受8によって軸受台4に枢着された軸、9は軸6のハウジング2側の突出端に着脱自在に装着されたロータで、外周面にステータ3と対向しステータ3とによって電動機を構成する永久磁石10が設けられている。11は軸6に固定されてハウジング2と軸受台4の間に配置された駆動綱車、12は駆動綱車11の軸受台4側のリムに装着された制動装置(図示しない)のディスクである。
【0004】
従来のエレベーター用巻上機は上記のように構成されて電動機が付勢されると駆動綱車11が回転する。これにより、図示が省略してあるが駆動綱車11に巻掛けられた主索の両端にそれぞれに吊持されたかご及びつり合おもりが互いに反対方向へ昇降する。そして、駆動綱車11の綱溝の損耗が所定値を超えたとき等に、次に述べるようにして駆動綱車11が交換される。
【0005】
すなわち、ロータ9を軸6から抜きハウジング2外へ移動し、また軸6及び駆動綱車11を吊り上げた状態に保持し、ボルト5を撤去して軸受台4を軸6から抜き、次いでハウジング2から軸6を引き抜く。これにより、巻上機が図10に示すように分解されて駆動綱車11を交換する作業を行うようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のエレベーター用巻上機では、駆動綱車11の交換時にロータ9を軸6から抜きハウジング2外へ移動する作業が行われる。しかし、一般的に使用される巻上機において、ステータ3と永久磁石10の間に軸6の長手に沿う方向に数百kgfに及ぶ吸引力が作用している。このため、ロータ9をハウジング2外へ移動する作業は、前述の吸引力に抗してロータ9を軸6から抜くことになり大掛かりな装置が必要であり、エレベーターの設置現場において駆動綱車11を交換することは容易でなく極めて困難という問題点があった。
【0007】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、ロータが駆動綱車の外周部に締結されて、ハウジングに設けられたステータに対向して配置された構成であって、駆動綱車を容易に交換することができるエレベーター用巻上機を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーター用巻上機においては、ベッドの一側に設けられてベッドの他側に向かって開口した開口部の内周面にステータが装着されたハウジングと、ベッドの他側に着脱自在に締結されてハウジングと対向して設けられた軸受台と、一端がハウジングに他端は軸受台に着脱自在に枢着された軸と、この軸の長手中間に固定された駆動綱車と、この駆動綱車のハウジング側のリムに着脱自在に締結され、ステータと対向する永久磁石が設けられたロータと、駆動綱車が固定された軸をハウジング及び軸受台から取り外す際に、リムとの締結が解除されたロータを、ステータとの相対位置を保つようにハウジングに仮固定する仮固定装置とが設けられる。
【0009】
また、この発明に係るエレベーター用巻上機においては、ハウジングに挿通されて先端がロータにねじ込まれた引きボルト及びこの引きボルトに隣接して設けられハウジングにねじ込まれて先端によりロータを押圧する押しボルトからなる仮固定装置が設けられる。
【0010】
また、この発明に係るエレベーター用巻上機においては、一側の内面に円錐面が形成されたロータ、ハウジングに設けられ一側の外面にロータの円錐面に対応した円錐面が形成された押圧リング、ハウジングに挿通されて先端がロータの側面にねじ込まれた第一引きボルト、ハウジングに挿通されて先端が押圧リングの側面にねじ込まれた第二引きボルト、この第二引きボルトに隣接して配置されハウジングにねじ込まれて押圧リングの側面を押圧する押しボルトからなる仮固定装置が設けられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図4は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は一部縦断して示す側面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2における駆動綱車の要部側面図、図4は図1のエレベーター用巻上機における駆動綱車の交換作業状況を説明する図である。図において、1はベッド、13はベッド1の一側に設けられてベッド1の中心部側に開口した開口部の内周面にステータ3が装着されたハウジング、4はベッド1の他側にボルト5によって着脱自在に締結されてハウジング3と対向して設けられた軸受台である。
【0012】
14は長手一端が軸受7によってハウジング13に着脱自在に枢着され、反ハウジング13側の端部は軸受8によって軸受台4に着脱自在に枢着された軸、15は軸14に固定されてハウジング13と軸受台4の間に配置された駆動綱車、16は駆動綱車15のリムのハウジング13側から突設されたフランジ部、17は側面の一方がフランジ部16と対面して配置されたロータで、環状体からなり環状体の内側に突出したリブ18が設けられ、外周面にステータ3と対向しステータ3とによって電動機を構成する永久磁石10が設けられている。
【0013】
19はフランジ部16に挿通されてロータ17にねじ込まれて、ロータ17を駆動綱車15に締結するボルトからなる締結具、12は駆動綱車15の軸受台4側のリムに装着された制動装置(図示しない)のディスク、20は仮固定装置で、ハウジング13に挿通されて先端がロータ17にねじ込まれた引きボルト21及びこの引きボルト21に隣接して設けられハウジング13にねじ込まれてリブ18すなわちロータ17を押圧する押しボルト22によって構成される。
【0014】
なお、仮固定装置20はハウジング13におけるロータ17の外周部の側面における円周方向に沿う位置に、互いに離れて複数組が設けられている。また、仮固定装置20は詳細は後述するが、要時に人為操作によってハウジング13に係合され、また人為操作されてロータ17をハウジング13に仮固定する。
【0015】
上記のように構成されたエレベーター用巻上機において、電動機が付勢されると駆動綱車15が回転する。これにより、図示が省略してあるが駆動綱車15に巻掛けられた主索の両端にそれぞれに吊持されたかご及びつり合おもりが互いに反対方向へ昇降する。そして、駆動綱車15の綱溝の所定値を超えた損耗等によって、次に述べるようにして駆動綱車15が交換される。
【0016】
すなわち、電動機を停止し人為操作によって仮固定装置20の引きボルト21をハウジング13に挿通してロータ17にねじ込み、また押しボルト22をハウジング13にねじ込んでロータ17側面に対向した位置に配置する。そして、引きボルト21及び押しボルト22を交互に操作し、ステータ3と永久磁石10の相対位置を保つようにして、引きボルト21によりロータ17を引き寄せ、また押しボルト22によりロータ17を押圧して、ロータ17をハウジング13に仮固定する。
【0017】
次いで、軸14及び駆動綱車15を吊り上げた状態に保持し、ボルト5を撤去して軸受台4を軸14の対応した軸端から抜き、また締結具19を撤去してフランジ部16とロータ17の締結を解除する。そして、ロータ17及びハウジング13から軸14の対応した軸端を抜いて、軸14及び駆動綱車15をハウジング13から離れる方向へ移動する。これによって、図4に示す状態となり、また図4の状態においてロータ17はハウジング13に仮固定されている。
【0018】
このように、ハウジング13にロータ17が仮固定されるので、ステータ3と永久磁石10の間に軸14の長手に沿う方向に作用する数百kgfに及ぶ吸引力に関係なく、駆動綱車15の交換作業を行うことができる。したがって、駆動綱車15の交換のためにステータ3と永久磁石10の間の吸引力に対応する大掛かりな装置を要することなく、エレベーターの設置現場において容易に駆動綱車14を交換することできる。このため、エレベーターの保守作業の能率を向上し、また保守費を低減することができる。
【0019】
なお、更新した軸14及び駆動綱車15を装着するときには、前述の取り外し作業の工程と逆の工程による作業が行われ、駆動綱車15の更新作業が終了すると引きボルト21及び押しボルト22が撤去される。また、仮固定装置20の引きボルト21及び押しボルト22の配置が、ロータ17の半径方向における中心寄りに引きボルト21が、また外周寄り押しボルト22が配置された構成であっても、前述の作用を得ることができる。
【0020】
実施の形態2.
図5及び図6は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図5は前述の図1の要部相当図、図6は図5における駆動綱車の要部側面図である。図において、前述の図1〜図4と同符号は相当部分を示し、23は仮固定装置で、引きボルト21及び押しボルト22がロータ17の円周方向に沿って互いに適宜に離れて隣接した位置に配置されている。
【0021】
上記のように構成されたエレベーター用巻上機においても、駆動綱車15の交換時に仮固定装置23によってロータ17がハウジング13に仮固定される。したがって、詳細な説明を省略するが図5及び図6の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0022】
なお、押しボルト22の本数は、ハウジング13に作用する応力の大きさや応力分布のバランスを考慮して一本又は二本を選択すれば良い。また、図5及び図6の実施の形態において前述の図2におけるリブ18を設ける必要がなく、ロータ17形状の簡素化、軽量化を図ることができる。また、ロータ17内周面にリブ18がないので、ロータ17の内側空間にドラムブレーキを配置しロータ17内周面をライニングの当たるドラム面として制動を行う方式の巻上機に適している。
【0023】
実施の形態3.
図7及び図8は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図7は前述の図1の要部相当図、図8は図7における駆動綱車の要部側面図である。図において、前述の図1〜図4と同符号は相当部分を示し、24はハウジングで、内面からフランジ部16側へ突設されてロータ内周面よりも軸14の中心寄りに配置された円筒部25が設けられている。
【0024】
26は環状体からなるロータで、一方の側面が締結具19によってフランジ部16に締結され、反フランジ部16の内面に円錐面27が設けられている。28は押圧リングで、内面がハウジング24の円筒部25に軸14の軸線に沿う方向へ摺動可能に嵌合され、外面にはロータ26の円錐面27に嵌合する円錐面29が設けられている。
【0025】
30はハウジング24に挿通されて先端がロータ26の側面にねじ込まれた第一引きボルト、31はハウジング24に挿通されて先端が押圧リング28の側面にねじ込まれた第二引きボルト、32は第二引きボルト31の両側にそれぞれ配置され、ハウジング24にねじ込まれて押圧リング28の側面を押圧する押しボルトである。
【0026】
33は仮固定装置であり、押圧リング28、第一引きボルト30、第二引きボルト31及び押しボルト32によって構成されている。また、ハウジング24におけるロータ26の側面の円周方向に沿う位置に互いに離れて、第一引きボルト30、第二引きボルト31及び押しボルト32を一組とする複数組が設けられている。
【0027】
上記のように構成されたエレベーター用巻上機においても、駆動綱車15の交換時に仮固定装置33を操作し、すなわち第一引きボルト30、第二引きボルト31及び押しボルト32を交互に操作し、ステータ3と永久磁石10の相対位置を保つようにして、第二引きボルト31及び押しボルト32により押圧リング28の円錐面29をロータ26の円錐面27に嵌合し、また第一引きボルト30によりロータ26を引き寄せてロータ26がハウジング24に仮固定される。
【0028】
したがって、詳細な説明を省略するが図7及び図8の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
なお、駆動綱車15の更新作業が終了すると押しボルト32が取り外されて、第二引きボルト31によって押圧リング28がハウジング24内面に接した位置に保持され、また第一引きボルト30が撤去される。
【0029】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、ベッドの一側に設けられてベッドの他側に向かって開口した開口部の内周面にステータが装着されたハウジングと、ベッドの他側に着脱自在に締結されてハウジングと対向して設けられた軸受台と、一端がハウジングに他端は軸受台に着脱自在に枢着された軸と、この軸の長手中間に固定された駆動綱車と、この駆動綱車のハウジング側のリムに着脱自在に締結され、ステータと対向する永久磁石が設けられたロータと、駆動綱車が固定された軸をハウジング及び軸受台から取り外す際に、リムとの締結が解除されたロータを、ステータとの相対位置を保つようにハウジングに仮固定する仮固定装置とを設けたものである。
【0030】
これによって、綱溝の損耗等による駆動綱車の交換時に巻上機を停止し人為操作により仮固定装置によってロータがハウジングに仮固定される。このため、ステータと永久磁石の間の吸引力に関係なく、駆動綱車の交換作業を行うことができる。したがって、駆動綱車の交換のためにステータと永久磁石の間の吸引力に対応する大掛かりな装置を要することなく、エレベーターの設置現場において容易に駆動綱車を交換することでき、エレベーターの保守作業の能率を向上し、また保守費を低減する効果がある。
【0031】
また、この発明は以上説明したように、ハウジングに挿通されて先端がロータにねじ込まれた引きボルト及びこの引きボルトに隣接して設けられハウジングにねじ込まれて先端によりロータを押圧する押しボルトからなる仮固定装置を設けたものである。
【0032】
これによって、綱溝の損耗等による駆動綱車の交換時に巻上機を停止し、人為操作により引きボルト及び押しボルトからなる仮固定装置によってロータがハウジングに仮固定される。このため、ステータと永久磁石の間の吸引力に関係なく、駆動綱車の交換作業を行うことができる。したがって、駆動綱車の交換のためにステータと永久磁石の間の吸引力に対応する大掛かりな装置を要することなく、エレベーターの設置現場において容易に駆動綱車を交換することでき、エレベーターの保守作業の能率を向上し、また保守費を低減する効果がある。
【0033】
また、この発明は以上説明したように、一側の内面に円錐面が形成されたロータ、ハウジングに設けられ一側の外面にロータの円錐面に対応した円錐面が形成された押圧リング、ハウジングに挿通されて先端がロータの側面にねじ込まれた第一引きボルト、ハウジングに挿通されて先端が押圧リングの側面にねじ込まれた第二引きボルト、この第二引きボルトに隣接して配置されハウジングにねじ込まれて押圧リングの側面を押圧する押しボルトからなる仮固定装置を設けたものである。
【0034】
これによって、ロータの内面に形成された円錐面、ロータの円錐面に対応した円錐面が形成された押圧リング、ハウジングに挿通されて先端がロータの側面にねじ込まれた第一引きボルト、ハウジングに挿通されて先端が押圧リングの側面にねじ込まれた第二引きボルト及び第二引きボルトに隣接して配置されハウジングにねじ込まれて押圧リングの側面を押圧する押しボルトによって仮固定装置が構成される。そして、綱溝の損耗等による駆動綱車の交換時に巻上機を停止し、人為操作により前述の仮固定装置によってロータがハウジングに仮固定される。このため、ステータと永久磁石の間の吸引力に関係なく、駆動綱車の交換作業を行うことができる。したがって、駆動綱車の交換のためにステータと永久磁石の間の吸引力に対応する大掛かりな装置を要することなく、エレベーターの設置現場において容易に駆動綱車を交換することでき、エレベーターの保守作業の能率を向上し、また保守費を低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、巻上機を一部縦断して示す側面図。
【図2】 図1の要部拡大図。
【図3】 図2における駆動綱車の側面図。
【図4】 図1のエレベーター用巻上機における駆動綱車の交換作業状況を説明する図。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す図であり、前述の図1の要部相当図。
【図6】 図5における駆動綱車の要部側面図。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す図であり、前述の図1の要部相当図。
【図8】 図7における駆動綱車の要部側面図。
【図9】 従来のエレベーター用巻上機を示す図で、巻上機を一部縦断して示す側面図。
【図10】 図9のエレベーター用巻上機における駆動綱車の交換作業状況を説明する図。
【符号の説明】
1 ベッド、3 ステータ、4 軸受台、10 永久磁石、13 ハウジング、14 軸、15 駆動綱車、17 ロータ、20 仮固定装置、21 引きボルト、22 押しボルト、24 ハウジング、26 ロータ、27 円錐面、28 押圧リング、29 円錐面、30 第一引きボルト、31 第二引きボルト、32 押しボルト、33 仮固定装置。
Claims (3)
- ベッドの一側に設けられて上記ベッドの他側に向かって開口した開口部の内周面にステータが装着されたハウジングと、
上記ベッドの他側に着脱自在に締結されて上記ハウジングと対向して設けられた軸受台と、
一端が上記ハウジングに他端は上記軸受台に着脱自在に枢着された軸と、
この軸の長手中間に固定された駆動綱車と、
この駆動綱車の上記ハウジング側のリムに着脱自在に締結され、上記ステータと対向する永久磁石が設けられたロータと、
上記駆動綱車が固定された上記軸を上記ハウジング及び上記軸受台から取り外す際に、上記リムとの締結が解除された上記ロータを、上記ステータとの相対位置を保つように上記ハウジングに仮固定する仮固定装置と
を備えたエレベーター用巻上機。 - 仮固定装置を、ハウジングに挿通されて先端がロータにねじ込まれた引きボルト及びこの引きボルトに隣接して設けられ上記ハウジングにねじ込まれて先端によりロータを押圧する押しボルトからなるものとしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター用巻上機。
- 仮固定装置を、一側の内面に円錐面が形成されたロータ、ハウジングに設けられ一側の外面に上記ロータの円錐面に対応した円錐面が形成された押圧リング、上記ハウジングに挿通されて先端が上記ロータの側面にねじ込まれた第一引きボルト、上記ハウジングに挿通されて先端が上記押圧リングの側面にねじ込まれた第二引きボルト、この第二引きボルトに隣接して配置され上記ハウジングにねじ込まれて上記押圧リングの側面を押圧する押しボルトからなるものとしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター用巻上機。
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