JP4118222B2 - 排熱回収システム - Google Patents

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Description

本発明は、施設内の温排水から熱を回収して再利用するための排熱回収システムに関する。
従来の技術としては、例えば、特許文献1の特開平10−19375号公報に開示されたようなものがある。
すなわち、特許文献1には、風呂と冷媒順回路とを排熱利用熱交換器で結合して、風呂の残水を冷媒順回路に採熱し、冷媒順回路と貯湯槽とを給湯熱交換器で結合して、給湯熱交換器を介して、冷媒順回路で回収した熱を貯湯槽に伝達して加熱し、それにより風呂の残水の熱を貯湯槽に回収する技術が開示されている。
特開平10−19375号公報
しかしながら、このような従来の技術では、風呂のみを対象としていて、その他の排水の残熱を利用することができず、施設の単位で考えた場合に温排水の残熱の回収が十分でなく全体としての効率が悪いという問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、施設の温排水から広く排熱を回収することができるようにした排熱回収システムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]施設内の温排水から熱を回収して再利用するための排熱回収システム(10)において、
温排水の回収配管(30)と、温排水の流量調整部(40)と、臭気の逆流を防止する臭気防止部(80)と、該臭気防止部(80)に接続された熱回収手段(50)と、回収した熱を保持する蓄熱部(60)とを有し、
前記回収配管(30)は、風呂・手洗い・流し・洗濯場等の温水使用場所から温排水を前記熱回収手段(50)に導くものであり、
前記流量調整部(40)は、前記回収配管(30)から前記臭気防止部(80)を経由して温排水が排水されるまでの経路において、前記臭気防止部(80)よりも上流に配設されて温排水の流れを調整するものであり、
前記熱回収手段(50)は、前記臭気防止部(80)に排水された温排水から熱を回収して前記蓄熱部(60)に送るものであり、
前記蓄熱部(60)は、前記熱回収手段(50)で回収した熱を次の用途のために貯留するものである、
ことを特徴とする排熱回収システム(10)。
[2]前記流量調整部(40)は、流路に流れ抵抗を与えて温排水の流れを調整するものであり、
前記熱回収手段(50)は、温排水から熱を回収して前記蓄熱部(60)に送るヒートポンプ(55)である、
とを特徴とする[1]記載の排熱回収システム(10)。
[3]前記流量調整部(40)を流れる温排水の温度を監視する温度センサ(49)を有し、
前記流量調整部(40)は、前記温度センサ(49)が監視している温排水の温度が高いときは温排水の滞留時間を長くし、前記温度センサ(49)が監視している温排水の温度が低いときは温排水の滞留時間を短くするように、温排水の温度と前記熱回収手段(50)の動作とに応じて温排水の流れを調整するものである、
ことを特徴とする[1]又は[2]記載の排熱回収システム(10)。
上記のように、流量調整部(40)は、動的に温排水の流れを制御するよう駆動される場合と、全体として、概ね良好な動作をするよう、システムの初期値として調整して固定される場合がある。また、熱回収手段(50)は、圧縮式と吸収式とのいずれでも採用することができる。さらに、熱回収手段(50)はヒートパイプであってもよい。
前記本発明は次のように作用する。
本発明に係る排熱回収システム(10)は、施設内の温排水から熱を回収して再利用するために蓄熱する。回収配管(30)は、風呂・手洗い・流し・洗濯場等の温水使用場所から温排水を熱回収手段(50)に導く。熱回収手段(50)は、臭気の逆流を防止する臭気防止部(80)に接続されており、該臭気防止部(80)に排水された温排水から熱を回収して蓄熱部(60)に送る。このとき、流量調整部(40)は、回収配管(30)から熱回収手段(50)を経由して温排水が排水されるまでの経路にあって、熱回収手段(50)が効率的に排熱を回収できるよう、温排水の流れを調整する。蓄熱部(60)は、熱回収手段(50)で回収した熱を次の用途のために貯留する。
ヒートポンプ(55)である熱回収手段(50)は、温排水と熱交換して冷媒に排熱を回収し、蓄熱部(60)と熱交換して回収した熱を蓄熱部(60)に送る。
流量調整部(40)は、全体として所定の流れになるよう温排水の流れを調整するほか、回収配管(30)から熱回収手段(50)を経由して温排水が排水されるまでの経路において、温排水の温度と熱回収手段(50)の動作とに応じて温排水の流れを調整するよう動的に制御されることもできる。
トラップ(45)である流量調整部(40)は、温排水が熱回収手段(50)を経由する位置に配設され、その滞留槽(46)が温排水を受けて暫時滞留させる。調整部材(47)は、滞留槽(46)からの温排水の溢れ量が適切になるよう流れを絞る。熱回収手段(50)の吸熱部(51)は、トラップ(45)の滞留槽(46)に設置され、熱交換して温排水の熱を回収する。また、トラップ(45)の調整部材(47)は、温排水の温度と熱回収手段(50)の動作とに応じて温排水の流れを調整するよう動的に制御されることもできる。
本発明にかかる排熱回収システムによれば、施設の温排水から広く排熱を回収し、その際、流量調整部が温排水の流れを調整するので、熱回収手段は効率的に排熱を回収でき、無駄なく効率的に建物等の施設の運営をすることができ、省エネルギを達成することができる。
流量調整部が温排水の温度に応じて温排水の流れを調整するよう動的に制御されるものは、いっそう効率的に温排水から排熱を回収することができ、より性能が向上する。
流量調整部がトラップであるものは、そこに熱回収手段の吸熱部を設置できるので、構造が簡素化し、設置や保守が容易になる。トラップの調整部材は、温排水の温度に応じて温排水の流れを調整するよう動的に制御されるものは、いっそう効率的に温排水から排熱を回収することができ、より性能が向上する。
以下、図面に基づき本発明の好適な各種の実施の形態を説明する。
なお、各実施の形態において、同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
図1及び図2は本発明の第1の実施の形態を示している。
排熱回収システム10は、施設内の温排水から熱を回収して再利用し蓄熱するためのものであり、温排水の回収配管30と、温排水の流量調整部40と、熱回収手段50と、回収した熱を保持する蓄熱部60とを備えて成る。
回収配管30は、風呂21、手洗い25、洗濯場28や流し等の温水使用場所から温排水を熱回収手段50に導くよう配設されている。回収配管30には、風呂21の排水管22、手洗い25の排水管26、洗濯場28の排水管29がそれぞれ接続されている。
流量調整部40は、回収配管30から熱回収手段50を経由して温排水が排水されるまでの経路に配設されており、流路に流れ抵抗を与えて温排水の流れを調整するものである。本実施の形態では、流量調整部40は、温排水の経路中の熱回収手段50が接続される熱回収部35の前流に配設され、熱回収手段50の吸熱部51が熱回収部35に結合されている。
流量調整部40には、図2に示すように、管路をいっぱいに、固定翼41aと回転翼41bとが配置され、回転翼41bが回転することにより、開口41cが開閉し、温排水の流量を調整するようになっている。
熱回収手段50は、温排水から熱を回収して蓄熱部60に送るヒートポンプ55であり、吸熱部51は、熱回収部35を流れる温排水から熱を受け取る熱交換器である。ヒートポンプ55は、圧縮式、吸収式いずれでも採用できる。
蓄熱部60は、熱回収手段50で回収した熱を次の用途のために貯湯するものである。蓄熱部60には、熱回収手段50の放熱部57が結合されている。放熱部57は、蓄熱部60内の貯湯に熱を与える熱交換器である。蓄熱部60内には、底に延びる送出管61が配設され、送出管61は、送出ポンプPを介して風呂21に接続されている。また、蛇口Cを設けることもできる。
次に作用を説明する。
排熱回収システム10は、施設内の温排水から熱を回収して再利用するために蓄熱部60に温湯として蓄熱する。回収配管30は、風呂・手洗い・流し・洗濯場等の温水使用場所から温排水を熱回収手段50に導く。熱回収手段50は、温排水から熱を回収して蓄熱部60に送る。このとき、流量調整部40は、回収配管30から熱回収手段50を経由して温排水が排水されるまでの経路にあって、熱回収手段50が効率的に排熱を回収できるよう、温排水の流れを調整する。蓄熱部60は、熱回収手段50で回収した熱を次の用途のために貯留する。
流量調整部40は、全体として所定の流れになるよう温排水の流れを調整するほか、回収配管30から熱回収手段50を経由して温排水が排水されるまでの経路において、温排水の温度と熱回収手段50の動作とに応じて温排水の流れを調整するよう動的に制御されることもできる。流量調整部40で適度な流れになった温排水は熱回収部35を通過するとき、熱回収手段50であるヒートポンプ55の吸熱部51と熱交換して、吸熱部51に熱を与える。
ヒートポンプである熱回収手段50は、熱回収部35で吸熱部51により温排水と熱交換して冷媒に排熱を回収する。冷媒は放熱部57に送られ、放熱部57で蓄熱部60と熱交換し、回収した熱を蓄熱部60に送って伝達する。
蓄熱部60には温湯として蓄熱され、必要により、送出ポンプPが蓄熱部60内の温湯を風呂21に送って利用する。また、途中に蛇口Cを設けて利用することもできる。
図3は本発明の第2の実施の形態を示している。
第2の実施の形態では、蓄熱部60と風呂21との間に、回収熱伝達用の伝熱手段70を設けたものである。伝熱手段70は、蓄熱部60の温湯から熱を受けて風呂21に送るヒートポンプ75であり、ヒートポンプ75は、圧縮式、吸収式いずれでも採用できる。蓄熱部60から熱を受け取る受熱部71は、蓄熱部60の温湯との熱交換器である。伝熱手段70の放熱部77は、風呂21の傍らに設置された加熱部23に接続された熱交換器である。
第2の実施の形態では、風呂21への熱の伝達が、温湯ではなく、伝熱手段70によりなされる。風呂21で回収した熱を利用するときは、伝熱手段70を動作させ、受熱部71で蓄熱部60の温湯と熱交換して冷媒に熱を受け取る。冷媒は、ヒートポンプ75により放熱部77に送られ、加熱部23で風呂21の湯と熱交換して加熱する。
図4は本発明の第3の実施の形態を示している。
第3の実施の形態では、管路をジグザグにして温排水に抵抗を与える抵抗管で流量調整部40aを構成したものである。要するに、管路に抵抗を与えたり、絞ったりすれば温排水の流れを調整することができる。
図5は本発明の第4の実施の形態を示している。
流量調整部40bは、温排水が熱回収手段50を経由する位置に配設されるトラップ4
5である。トラップ45は、温排水を受けて暫時滞留させる滞留槽46と滞留槽46からの温排水の溢れ量を絞る調整部材47とを備えて成る。そして、熱回収手段50の吸熱部51はトラップ45の滞留槽46に配設してある。
滞留槽46は、容器状であり、中央部に上方に開いた溢れ筒48が立設され、調整部材47は、溢れ筒48に被さる筒蓋形状をしており、温排水は溢れ筒48と調整部材47との間を通って溢れ筒48の上方の開口から溢れ、排水されるようになっている。
また、調整部材47を全体として上下動させ、溢れ筒48と調整部材47との隙間流路の長さを変えるモータMが設けられており、調整部材47の上下位置変化により、隙間流路の長さを変え、流れを調整するようになっている。滞留槽46内には、温度センサ49が装着されている。
第4の実施の形態では、回収配管30から流量調整部40bのトラップ45に至った温排水は、温排水が熱回収手段50を経由する位置で滞留槽46に暫時滞留し、その間に、熱回収手段50の吸熱部51で熱交換して温排水の熱が回収される。調整部材47は、滞留槽46からの温排水の溢れ量が適切になるよう流れを絞る。温度センサ49は、トラップ45の滞留槽46内の温度を監視している。
例えば、温度が高いときは、モータMが調整部材47を下降させて溢れ筒48と調整部材47との隙間流路の長さを長くし、温排水の滞留槽46内の滞留時間を長くして、熱回収手段50の吸熱部51で十分に熱を回収できるようにする。
温排水の温度が低いときは、モータMが調整部材47を上昇させて溢れ筒48と調整部材47との隙間流路の長さを短くし、温排水の滞留槽46内の滞留時間が短く、適度に流れて熱回収手段50の吸熱部51で効率的に熱を回収できるようにする。この他、システムの諸条件に応じて調整部材47は昇降制御される。
図6は本発明の第5の実施の形態を示している。
第5の実施の形態は、別の形態の流量調整部40cを示すものである。
すなわち、流量調整部40cは、回収配管30の経路に弾性管38を介装し、弾性管38を外側から挟んで圧縮して弾性管38の管路を開閉する圧縮駆動部39により構成される。
圧縮駆動部39は、駆動部材39a、39bの両端を枢着し、入力電線39cを備えて成り、駆動部材39a、39bは、通電されることで反りが変えられるバイメタルである。
第5の実施の形態では、例えば、温排水の温度が高いときは、圧縮駆動部39の通電を制御して駆動部材39a、39bが、より弾性管38の管路を狭めるよう制御され、温排水がゆっくりと流れて、熱回収手段50の吸熱部51で十分に熱を回収できるようにする。
温排水の温度が低いときは、圧縮駆動部39の通電を制御して駆動部材39a、39bが、より弾性管38の管路を広げるよう制御され、温排水が適度に流れて、熱回収手段50の吸熱部51で効率的に熱を回収できるようにする。
図7は本発明の第6の実施の形態を示している。
第6の実施の形態は、別の形態の流量調整部40dを示すものである。
すなわち、流量調整部40dは、回収配管30の経路に弾性管38を介装し、弾性管38を外側から挟んで圧縮して弾性管38の管路を開閉する圧縮駆動部42により構成される。
圧縮駆動部42は、駆動部材42a、42bの基端を枢着し、入力電線42cを備えて成り、駆動部材42a、42bの先端には、駆動モータ43が設けられ、駆動モータ43で回動されるねじ軸43aにより、駆動部材42a、42bの先端間が接離するようになっている。
第6の実施の形態では、例えば、温排水の温度が高いときは、駆動モータ43へ通電して駆動部材39a、39bの先端を近接させ、より弾性管38の管路を狭めるよう制御され、温排水がゆっくりと流れて、熱回収手段50の吸熱部51で十分に熱を回収できるようにする。
温排水の温度が低いときは、駆動モータ43へ通電して駆動部材39a、39bの先端を離間させ、より弾性管38の管路を広げるよう制御され、温排水が適度に流れて、熱回収手段50の吸熱部51で効率的に熱を回収できるようにする。
図8は本発明の第7の実施の形態を示している。
第7の実施の形態は、流量調整部40の前に熱回収部35aを設けたものであり、熱回収部35aの後には臭気防止部80を設けてある。流量調整部には、前記実施の形態の流量調整部40b〜dを使用することが出来る。熱回収部35aは、貯留部36に吸熱部51を配して成る。
臭気防止部80は、流量調整部40からの出水管31が貯留槽81の貯留水中に開口し、貯留槽81中に溢水口32aを開口した排水管32が設けられている。排水管32から逆流する臭気を抑えるよう臭気防止ふた33が被せられている。
第7の実施の形態では、流量調整部40で程よくされた流量の排水が熱回収部35aの貯留部36内を流れ、吸熱部51から吸熱される。熱回収部35aを経た排水は臭気防止部80の貯留槽81中に排水され、溢れた排水は溢水口32aから排水管32へ排水される。溢水口32aには臭気防止ふた33が被せられて水封されているので、臭気の逆流が防止される。
図9は本発明の第8の実施の形態を示している。
第8の実施の形態は、流量調整部40の後流に設けた臭気防止部80に吸熱部51を接続したものである。流量調整部には、前記実施の形態の流量調整部40b〜dを使用することが出来る。第8の実施の形態では、流量調整部40で程よくされた排水が臭気防止部80中を通るとき吸熱部51からの吸熱がなされる。
本発明の第1の実施の形態に係る排熱回収システムを示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る排熱回収システムの流量調整部を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る排熱回収システムを示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る排熱回収システムを示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係る排熱回収システムを示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態に係る排熱回収システムの流量調整部を示す説明図である。 本発明の第6の実施の形態に係る排熱回収システムの流量調整部を示す説明図である。 本発明の第7の実施の形態に係る排熱回収システムを示すブロック図である。 本発明の第8の実施の形態に係る排熱回収システムを示すブロック図である。
符号の説明
C…蛇口
M…モータ
P…送出ポンプ
10…排熱回収システム
21…風呂
22,26,29…排水管
23…加熱部
25…手洗い
28…洗濯場
30…回収配管
35…熱回収部
40、40a〜d…流量調整部
41a…固定翼
41b…回転翼
41c…開口
45…トラップ
46…滞留槽
47…調整部材
48…溢れ筒
49…温度センサ
50…熱回収手段
51…吸熱部
55…ヒートポンプ
57…放熱部
60…蓄熱部
61…送出管
70…伝熱手段
71…受熱部
75…ヒートポンプ
77…放熱部

Claims (3)

  1. 施設内の温排水から熱を回収して再利用するための排熱回収システムにおいて、
    温排水の回収配管と、温排水の流量調整部と、臭気の逆流を防止する臭気防止部と、該臭気防止部に接続された熱回収手段と、回収した熱を保持する蓄熱部とを有し、
    前記回収配管は、風呂・手洗い・流し・洗濯場等の温水使用場所から温排水を前記熱回収手段に導くものであり、
    前記流量調整部は、前記回収配管から前記臭気防止部を経由して温排水が排水されるまでの経路において、前記臭気防止部よりも上流に配設されて温排水の流れを調整するものであり、
    前記熱回収手段は、前記臭気防止部に排水された温排水から熱を回収して前記蓄熱部に送るものであり、
    前記蓄熱部は、前記熱回収手段で回収した熱を次の用途のために貯留するものである、
    ことを特徴とする排熱回収システム。
  2. 前記流量調整部は、流路に流れ抵抗を与えて温排水の流れを調整するものであり、
    前記熱回収手段は、温排水から熱を回収して前記蓄熱部に送るヒートポンプである、
    とを特徴とする請求項1記載の排熱回収システム。
  3. 前記流量調整部を流れる温排水の温度を監視する温度センサを有し、
    前記流量調整部は、前記温度センサが監視している温排水の温度が高いときは温排水の滞留時間を長くし、前記温度センサが監視している温排水の温度が低いときは温排水の滞留時間を短くするように、温排水の温度と前記熱回収手段の動作とに応じて温排水の流れを調整するものである、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の排熱回収システム。
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