JP4117765B2 - ハンドルのベロ取り付け構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハンドル本体の裏面に平座金を介してベロをねじ止めして構成され、箱体に取り付けられた扉体を開閉するためのハンドルのベロ取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
箱体を屋外に設置し用いる場合、強風にさらされる等の悪条件下で使用されることが多く、扉を鎖錠するハンドルのベロが、強風の荷重により変形し、扉を保持できないことがあった。そこで、図4に示すように、ハンドル本体21の裏面に取り付けられるベロ22を取り付け部23と係止部24とで構成し、取り付け部23と係止部24とに一体の補強リブ25を設け、ベロ22をハンドル本体21の回転軸部26に平座金27を介して取り付けねじ28でねじ止めしていた。ベロ22はハンドル本体21の表面から操作する把手部に連動して回動し、扉体を閉めたときに鎖錠されており、補強リブ25が設けられているので強風の荷重によってベロが変形しにくくなっている。
【0003】
また、特開2000−244141号のように、取付片部と起立片部に変形防止用の成形補強部を形成したり、取付片部と起立片部を弧状に形成したりして、ベロが変形しないようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなハンドルは分電盤等の鉄製のボックスに用いられ、その場合、扉面積に対して1平方メートル当たり100kgの荷重に耐えられなければならない。しかしながら図4に示す従来の技術では、補強リブ25はベロ22のハンドル本体21の回転軸部26周縁に対向する部分には形成されていなかったため、ベロ22の補強されていない矢印部に荷重が逃げてしまい、ベロ22は扉面積に対して1平方メートル当たり40キログラム程度の強風やその他の力による荷重がかかった場合、矢印部が変形してしまい扉を保持することができなかった。
【0005】
そのような荷重にも耐えられるよう、特開2000−244141号では、ハンドルの鎖錠片を絞り込みにより形成されている。しかしながらこのような鎖状片は、製作に時間が掛かる他、金型も複雑であるため、高価であった。また、鎖錠片の形成は高温により行うので、金型の消耗も早いという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、扉面積に対して1平方メートル当たり100kg以上の荷重においてベロの変形を防止する強度を持たせたハンドルの構造を提供することを目的とし、ベロは、ハンドル本体の表面から操作する把手部に連動して回動し、扉体を閉めたとき鎖錠し、その取り付け構造は、シャフト回転軸部に取り付けられる取り付け部と、ベロの強度を向上させるための折曲部と、扉体を箱体本体に係止させるための係止部とを折曲形成し、取り付け部と折曲部と係止部まで連続した補強リブを形成すると共に、平座金は、取り付け部と略同一幅に形成し、補強リブを避ける切り欠きを設け、取り付け時にベロに設けられた折曲部に当接させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係るハンドルの構造は、ハンドル本体の裏面に取り付けられるベロは、ハンドル本体の表面から操作する把手部に連動して回動し、扉体を閉めたとき鎖錠し、シャフト回転軸部に取り付けられる取り付け部と、ベロの強度を向上させるための折曲部と、扉体を箱体本体に係止させるための係止部とで構成し、折曲部に当接する平座金を介して、ハンドル本体にベロをねじ止めする。ベロはハンドルの把手部に連動して回動し、扉体を箱体に鎖錠する。ベロは折曲形成と補強リブにより、強度を向上させると共に、さらにベロと同一幅の平座金を設けて平座金の端部をベロの折曲部に当接させることによって、荷重を分散させてベロの変形を防いでいる。
【0008】
【実施例】
本発明に係るハンドルの構造の実施例を図1〜図3の添付図面に基づいて説明する。
【0009】
箱体の開口を扉体で被覆し、その扉体を鎖錠するのにハンドル1を取り付ける。ハンドル1は、ハンドル本体2に扉体に引っ掛けられるベロ3を平座金4を介して取り付けねじ5でねじ止めする。ハンドル本体2には表面に把手部があり、把手部の回動動作に連動して回転するシャフト回転軸部6が形成されている。シャフト回転軸部6は、ハンドル本体2の裏面に突出している。
【0010】
ハンドル本体2に取り付けられるベロ3は、シャフト回転軸部6に取り付けられる取り付け部7と、ベロ3の強度を向上させるための折曲部8と、扉体を箱体本体に係止させるための係止部9とを折曲形成する。取り付け部7には、シャフト回転軸部6に対向させて角穴10を設ける。取り付け部7から折曲部8、係止部9まで一連の補強リブ11を延設する。
【0011】
さらにベロ3を補強するための平座金4は、ベロ3の取り付け部7とほぼ同一の幅を有し、螺子挿通孔12と、凸状リブ13とを設ける。平座金4はベロ3の取り付け部7に重ね、端部4aを折曲部8に当接させる。また、ベロ3の折曲部8に当接する平座金4の端部4aには、ベロ3に設けられた補強リブ11を避けるように、略U字状の切り欠き14を設ける。
【0012】
屋外に設置された箱体本体は、風雨にさらされることがあり、特に強風の場合には、ハンドル1にかなりの荷重がかるが、本発明に係るハンドルのベロ取り付け構造では、ベロ3の取り付け部7と折曲部8には平座金4を当接し、全体の板厚を増すことで補強される。ハンドル1は、ベロ3に平座金4を当接し板厚を増して補強した取り付け部7においても、変形しやすい平板状の取り付け部7に荷重が集中することが予測されるが、平座金4に設けられた凸状リブ13により、取り付け部7にかかる荷重を分散させることができるので、取り付け部7の変形を防ぐことができる。また、平座金4をめっき処理をするときには凸状リブ13が突出しているので平座金4の面の重なりを防ぐことができるので、めっき不良も削減できる。
【0013】
また、本発明に係るハンドルの構造において、平座金は上記形状に限定されるものではなく、例えば、平座金を断面略コ字状にベロと対向させた形状に折曲形成したものでも良く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。平座金の折曲部をベロの折曲部に当接させてより強度を増すことができる。
【0014】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係るハンドルのベロ取り付け構造は、ベロは、ハンドル本体の表面から操作する把手部に連動して回動し、扉体を閉めたとき鎖錠し、シャフト回転軸部に取り付けられる取り付け部と、ベロの強度を向上させるための折曲部と、扉体を箱体本体に係止させるための係止部とを折曲形成し、取り付け部と折曲部と係止部まで連続した補強リブを形成すると共に、平座金は、取り付け部と略同一幅に形成し、補強リブを避ける切り欠きを設け、取り付け時にベロに設けられた折曲部に当接させるため、平座金がベロの取り付け部を補強するので、取り付け部の変形を防ぐことができる。特別な加工を必要としないので、安価にベロの強度を向上させ、変形を防ぐことができる。さらに平座金のめっき不良を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンドルの構造を示す分解斜視図である。
【図2】図1におけるベロと平座金の拡大図である。
【図3】図1における平座金の断面図である。
【図4】従来技術におけるハンドルの構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンドル
2 ハンドル本体
3 ベロ
4 平座金
5 取り付けねじ
6 シャフト回転軸部
7 取り付け部
8 折曲部
9 係止部
10 角穴
11 補強リブ
12 螺子挿通孔
13 凸状リブ
14 切り欠き

Claims (1)

  1. ハンドル本体の裏面に平座金を介してベロをねじ止めして構成され、箱体に取り付けられた扉体を開閉するためのハンドルの構造において、前記ベロは、前記ハンドル本体の表面から操作する把手部に連動して回動し、前記扉体を閉めたとき鎖錠し、シャフト回転軸部に取り付けられる取り付け部と、ベロの強度を向上させるための折曲部と、扉体を箱体本体に係止させるための係止部とを折曲形成し、前記取り付け部と折曲部と係止部まで連続した補強リブを形成すると共に、前記平座金は、前記取り付け部と略同一幅に形成し、前記補強リブを避ける切り欠きを設け、取り付け時には前記ベロに設けられた折曲部に当接させることを特徴とするハンドルのベロ取り付け構造。
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