JP4117734B2 - 流体管の夾雑物除去装置 - Google Patents

流体管の夾雑物除去装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば水道管等の流体管内を流れる水道水中に混入した夾雑物を除去するための夾雑物除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水道管においては、その本管に分岐管を接続するに際し、水道本管に穿孔又は切断工事を施すと、それらの施工事に金属粉が発生したり、切断部に錆が発生するなどして、これらが水道水中に混入することがある。
【0003】
また、古い水道管等においては、内面の防錆が十分でないこともあり、錆等が発生して水道管内に混入することもあった。
【0004】
このような夾雑物の混入した水道水が各家庭に供給されるのを防止するために、本願の出願人は、分岐管の管路の一部を切断し、この切断部に水密的に設けたケース内に、フィルタメッシュを収容して、水道水中に混入した夾雑物を効果的に除去するとともに、フィルタメッシュ内に吸引ノルズを設けて、フィルタメッシュに付着した夾雑物も除去しうるようにした夾雑物除去装置を既に提案している(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−137516号公報(第3−4頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の夾雑物除去装置では、上流側の水道管の出口端が円筒状のフィルタメッシュの外周面に穿設された通孔と連通状に近接し、下流側の水道管の入口端が、フィルタメッシュの外面にそれと近接して配設されているため、装置内で逆流現象が発生すると、フィルタメッシュの内面に付着して捕集された夾雑物が剥離し、これが上流側の水道管に流入して本管の水道水に混入する恐れがある。
【0007】
これは、水道本管では水が一方向のみに流れるが、管網が形成されていると、分岐管内では水の使用状態等により圧力変動が生じ、逆流現象が発生することがあるからである。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、流体の流れが正逆いずれの方向に変化しても、夾雑物を確実に捕捉して除去しうるとともに、フィルタ部材の洗浄も効果的に行うことができるようにした流体管の夾雑物除去装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の流体管の夾雑物除去装置は、流体管同士の接続部を覆うように装着されたケース内に、上下端が閉塞され、かつ内外を流体が通過しうるほぼ円筒形のフィルタ部材を設け、該フィルタ部材内に、その外側より流体を吸引可能な吸引口を有する上下方向を向く吸引管を、弁を介して大気と連通するように、かつ外部よりの回転操作により、前記フィルタ部材の内周面に沿って回転しうるように収容してなる流体管の夾雑物除去装置において、前記各流体管の互いに対向する開口部とフィルタ部材との間に、それぞれケース内と各流体管内とに連通する少なくとも2個ずつの通孔を、それら2個のうちの一方の通孔を前記フィルタ部材の内部に連通させて設けるとともに、該フィルタ部材の内部と連通する一方の通孔には、前記各流体管からフィルタ部材内への流体の流れを許容する開閉弁を、かつ前記他方の通孔には、ケース内から各流体管側への流れを許容する開閉弁を、それぞれ設け、前記吸引管には、その吸引口と連通する吸引口を有する補助吸引管を着脱可能に外嵌し、該補助吸引管の吸引口の近傍かつ回転方向と反対側の外周面に、フィルタ部材の内周面に摺接する掻き落とし部材を設けたことを特徴としている。
上記構成の本発明によれば、流体が両流体管内を正逆いずれの方向に流れても、2個ずつの開閉弁の作用により、必ずフィルタ部材内を通過してから各流体管内に流入するので、流体に混入した夾雑物はフィルタ部材の内面により捕捉され、かつ捕捉された夾雑物が剥離して再度流体に混入するということもない。
また、フィルタ部材の内面に付着した夾雑物は、吸引管の吸引口に流入する流体の圧力に剥離され、吸引口に流入して外部に排出される。
更に、吸引管を回転させた際に、フィルタ部材の内周面に付着した夾雑物が、掻き落とし部材により強制的に剥離され、かつ同時に吸引口より吸い込まれて外部に速やかに排出される。また、掻き落とし部材が損耗した際等に、吸引管はそのままで、補助吸引管のみを取外して掻き落とし部材を交換したりすることができる。
【0010】
上記夾雑物除去装置において, 吸引管は、フィルタ部材のほぼ中心に立設し、かつケースに回動自在に支持されている吸水本管と連通管を介して連通し、外部からの前記吸水本管の回転操作により、回転するのが好ましい。
このようにすると、吸引管がケースに回動自在に支持されている吸水本管と連動しているので、夾雑物除去時以外は吸引管が流体抵抗の少ない状態に常に保持できる。
【0013】
上記夾雑物除去装置において、補助吸引管を欠円筒状とするとともに、径方向に弾性変形しうるようにし、吸引管の外周面に弾性的に嵌着するのが好ましい。このようにすると、ねじ等の固着手段が不要となるので、補助吸引管の着脱を容易に行うことができる。
【0014】
上記夾雑物除去装置において、掻き落とし部材をブラシするのが好ましい。
このようにすると、フィルタ部材の内周面に傷を付けたりすることなく、付着した夾雑物を掻き落とすことができる。
【0015】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本発明の夾雑物除去装置1を縦断して示す斜視図で、水道本管(図示略)に配管された分岐管2の管路の途中に設けられるものである。
【0017】
夾雑物除去装置1のケース3は、分岐管2の軸線と直交する上下方向を向くほぼ円筒形をなし、その左右両側面に形成された開口面には、上流側の分岐管2aの出口端に形成された拡径部4のフランジ5と、下流側の分岐管2bの入口端に形成された拡径部4のフランジ5とが、水密的にボルト止めされている。
【0018】
両分岐管2a,2bの拡径部4内の開口端部には、ケース3内に連通する上下2個ずつの円形の通孔、すなわち流水口6,6を有する垂直の仕切板7,7が固定されている。左方の仕切板7における下部側の流水口6と、右方の仕切板7における上部側の流水口6には、水道水が正流状態、すなわち上流側の分岐管2aから下流側の分岐管2bに向かって流れているときに開弁する正流用開閉弁8,8の上端が、ヒンジにより開閉自在に枢着されている。
【0019】
すなわち、左方の開閉弁8は、上流側の分岐管2aからケース3内への水道水の流れは許容するが、その逆の流れを阻止し、右方の開閉弁8は、ケース3内から下流側の分岐管2bへの水道水の流れは許容するが、その逆の流れを阻止するようになっている。
【0020】
一方、左方の仕切板7の上部側の流水口6と、右方の仕切板7の下部側の流水口6には、上記とは反対に、逆流状態、すなわち下流側の分岐管2bから上流側の分岐管2a方向に水道水が流れた際に開弁する逆流用開閉弁9,9の上端が、開閉自在に枢着されている。
【0021】
すなわち、左右の上下の開閉弁8,9は、一方が開弁しているときに、他方のものが逆止弁の働きをするようになっている。
【0022】
左方の仕切板7の下部内面と、右方の仕切板7の下部内面とには、それぞれ下部側の流水口6と連通するとともに、先端の開口部が、後記する円筒状フィルタメッシュ11の外周面に形成された通孔17と連通する連通管10,10が取付けられている。
【0023】
ケース3内には、夾雑物捕捉用の円筒形のフィルタメッシュ11が、その上下両端を、ケース3の上蓋12と底壁13とにより挟持されて収容されている。
【0024】
フィルタメッシュ11の下端部内には、漏斗状断面の底板14が嵌合され、その内底中央には、支持筒15が固着されている。
【0025】
ケース3の底壁13と底板14の中心には、貫通孔16が、支持筒15と連通状に穿設されている。
【0026】
フィルタメッシュ11の下部外周面の左右両側には、通孔17,17が対向状に穿設され、両通孔17は、上記左右の連通管10の先端と近接又は当接し、互いに連通している。
【0027】
フィルタメッシュ11内の中心には、下端が開口する吸水本管18が、その下端部を上記支持筒15内に回転自在に嵌合するとともに、上端に固着した回転軸19を、上蓋12の上面中央にボルト止めした保持部材20の中心に嵌合された軸受ブッシュ21内に、回転可能かつ上下方向に移動不能に挿通して保持することにより、上端部の角軸部19aに装着したハンドル(図示略)の操作により回転しうるように収容されている。
【0028】
ケース3における上記底壁13の貫通孔16には、レバー22の操作で開閉されるバタフライ弁23を有する排水管24が、上記吸水本管18と大気とに連通されて取付けられている。
【0029】
吸水本管18の側面には、図2及び図3にも示すように、フィルタメッシュ11の内周面と近接するとともに、上下寸法がフィルタメッシュ11とほぼ等長をなす吸引管25が、上下3本の支持連通管26をもって、吸水本管18と連通状に垂直に支持されている。
【0030】
吸引管25の外方の外周面には、円形の複数個の吸引ノズル27が一定間隔おきに穿設されている。
【0031】
吸水本管18における支持筒15内に位置する下部外周面には、支持筒15に形成した排出孔(図示略)と連通可能な複数の排出孔28(図3参照)が穿設され、フィルタメッシュ11の底板14上に堆積した夾雑物を排水管24を介して排出しうるようになっている。
【0032】
次に、上記実施形態の夾雑物除去装置についての作用を説明する。
【0033】
図1の矢印で示すように、分岐管2内を水道水が正流状態で流れているときには、左方の仕切板7に設けた正流用開閉弁8が開き、水道水はフィルタメッシュ11内に流入したのち、それを通過して外側に流出し、右方の仕切板7の正流用開閉弁8を開いて下流側の分岐管2bに流れ込む。この時、吸引管25は吸水本管18がケース3に対して回動自在に支持されているので水流の流れに対して抵抗のない位置に、即ち図1に示すような下流方向に向いた位置に維持される。
【0034】
この際、水道水に混入している比較的比重の大きい夾雑物は、フィルタメッシュ11内において沈降し、その底板14上に堆積する。
【0035】
沈降しなかった夾雑物は、フィルタメッシュ11により捕捉され、その内周面に付着する。従って、下流側の分岐管2bには、夾雑物の除去された水道水が流れ込むようになる。
【0036】
一方、水の使用状態等により、分岐管2内に圧力変動が生じ、逆流現象が発生すると、上記とは反対に、右方の仕切板7の逆流用開閉弁9がまず開いて、逆流した水道水がフィルタメッシュ11内に流入し、その外側に流出した水道水は、左方の仕切板7の逆流用開閉弁9を開いて、上流側の分岐管2aに逆流する。
【0037】
この際において、逆流した水道水はフィルタメッシュ11内に一旦流入し、それを通過して流出されるため、フィルタメッシュ11の内周面に付着している夾雑物が剥離し、上流側の分岐管2aに再度混入することはない。
【0038】
フィルタメッシュ11の内周面への夾雑物の付着量が増加し、水道水の流通抵抗が大きくなった際には、次のようにして、フィルタメッシュ11の内周面を洗浄することができる。
【0039】
まず、排水管24のバタフライ弁23を開いて、排水管24よ吸水本管18とを大気と連通させる。すると、ケース3内の水圧と大気圧との差圧により、水道水がフィルタメッシュ11の外側から吸引管25の複数の吸引ノズル27に向かって勢いよく流入し、支持連通管26、吸水本管18及び排水管24を通って外部に排水される。
【0040】
これにより、吸引管25の外周面と対向しているフィルタメッシュ11の内周面に付着した夾雑物が剥離され、吸引ノズル27に吸込まれて外部に排出される。
【0041】
この状態で、回転軸19上端の角軸部19aをハンドル等により緩速で複数回回転させ、吸引管25をフィルタメッシュ11の内面の夾雑物捕捉領域全体に亘って回転させることにより、フィルタメッシュ11の内周面全体に付着している夾雑物が剥離されて外部に排出される。
【0042】
フィルタメッシュ11の底板13上に堆積している夾雑物は、吸水本管18の下端部の排出孔28より吸込まれて外部に排出される。
【0043】
上記フィルタメッシュ11の洗浄作業は、不断水状態で行うことができるとともに、別の洗浄水を用いることなく、分岐管2を流れる水道水を用いて洗浄しうる利点がある。
【0044】
図4及び図5は、吸引管25の他の実施形態を示すもので、吸引管25の外周面に、その各吸引ノズル27と連通する吸引孔29を有するとともに、それと近接する回転方向と反対側の側面に、ブラシ30を全長に亘って植設してなる欠円筒状の補助吸引管31を嵌着したものである。
【0045】
補助吸引管31は、径方向に弾性変形可能なステンレス材又は合成樹脂材等よりなり、拡径させて吸引管25に嵌合することにより、その弾性保持力により固着されている。
【0046】
また、外周の上下方向を向く開口部の対向端を、支持連通管26の外周面に当接させることにより、円周方向への回り止めがなされている。
【0047】
図5に示すように、ブラシ30をフィルタメッシュ11の内周面に摺接させて矢印方向に回転させることにより、フィルタメッシュ11の内周面に付着している夾雑物Sがブラシ30により掻き落とされ、かつ掻き落とされた夾雑物Sは、吸引孔29により吸込まれて速やかに排出されるようになる。
【0048】
従って、フィルタメッシュ11に付着した夾雑物の除去が効果的に行われ、吸引管25を回転させる回数やメンテナンスの回数が少なくて済む。
【0049】
なお、上述のような補助吸引管31を省略して、ブラシ30を、吸引管25の吸引ノズル27と近接する側方の面に、直接植設したり、貼着したりしてもよい。
【0050】
また、掻き落とし部材は、上記ブラシ30の代わりに、櫛状部材又は弾性変形可能なゴム板等を用いることもできる。
【0051】
さらに、吸引管25の吸引ノズル27及び補助吸引管31の吸引孔29は、円形孔に代えて、上下方向に連続するスリット状の吸引口としてもよい。
【0052】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
【0053】
例えば、左右の仕切板7に、正流状態で流れる水道水の流水口6を複数設け、そのそれぞれに開閉弁8を設けて、水道水の流通面積を大とするようにしてもよい。
【0054】
また、開閉弁8,9をばね等により常時開弁方向に付勢するようにしてもよい。
【0055】
吸引管25を、例えば180°反対側に追加して設けてもよい。
【0056】
フィルタ部材としてフィルタメッシュ11を用いているが、多数の小孔が穿設されたパンチングプレートを用いることもある。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0058】
(a)請求項1に記載の発明によれば、流体が両流体管内を正逆いずれの方向に流れても、2個ずつの開閉弁の作用により、必ずフィルタ部材内を通過してから各流体管内に流入するので、流体に混入した夾雑物はフィルタ部材の内面により捕捉され、かつ一旦捕捉された夾雑物が剥離して流体に混入するということもない。
また、フィルタ部材の内面に付着した夾雑物は、吸引管の吸引口に流入する流体の圧力により剥離され、吸引口に流入して外部に排出されるので、フィルタ部材のメンテナンスが容易であり、流体管が水道管である場合には、長期に亘って水質が保証される。
更に、吸引管を回転させた際に、フィルタ部材の内周面に付着した夾雑物が、掻き落とし部材により強制的に剥離され、かつ同時に吸引口より吸込まれて外部に速やかに排出されるので、フィルタ部材の洗浄効果が高まる。また、掻き落とし部材が損耗した際等に、吸引管はそのままで、補助吸引管のみを取外して、掻き落とし部材を交換したりすることができる。
【0059】
(b)請求項2に記載の発明によれば、吸引管がケースに回動自在に支持されている吸水本管と連動しているので、夾雑物除去時以外は吸引管が流体抵抗の少ない状態に常に保持できる。
【0062】
(c)請求項3に記載の発明によれば、ねじ等の固着手段やねじ孔等が不要となるので、補助吸引管の着脱が容易となり、かつ部品点数や加工工数も削減される。
【0063】
(d)請求項4に記載の発明によれば、フィルタ部材の内周面に傷を付けたりすることなく、夾雑物を掻き落とすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の夾雑物除去装置を縦断して示す斜視図である。
【図2】同じく、フィルタメッシュと吸水本管及び吸引管の横断平面図である。
【図3】同じく、吸水本管と吸引管の斜視図である。
【図4】吸引管の他の実施形態を示す拡大部分斜視図である。
【図5】同じく、図4の吸引管による作用を説明する横断平面図である。
【符号の説明】
1 夾雑物除去装置
2 分岐管(流体管)
2a 上流側の分岐管
2b 下流側の分岐管
3 ケース
4 拡径部
5 フランジ
6 流水口(通孔)
7 仕切板
8 正流用開閉弁
9 逆流用開閉弁
10 連通管
11 フィルタメッシュ(フィルタ部材)
12 上蓋
13 底壁
14 底板
15 支持筒
16 貫通孔
17 通孔
18 吸水本管
19 回転軸
19a 角軸部
20 保持部材
21 軸受ブッシュ
22 レバー
23 バタフライ弁
24 排水管
25 吸引管
26 支持連通管
27 吸引ノズル(吸引口)
28 排出孔
29 吸引孔
30 ブラシ(掻き落とし部材)
31 補助吸引管
S 夾雑物

Claims (4)

  1. 流体管同士の接続部を覆うように装着されたケース内に、上下端が閉塞され、かつ内外を流体が通過しうるほぼ円筒形のフィルタ部材を設け、該フィルタ部材内に、その外側より流体を吸引可能な吸引口を有する上下方向を向く吸引管を、弁を介して大気と連通するように、かつ外部よりの回転操作により、前記フィルタ部材の内周面に沿って回転しうるように収容してなる流体管の夾雑物除去装置において、
    前記各流体管の互いに対向する開口部とフィルタ部材との間に、それぞれケース内と各流体管内とに連通する少なくとも2個ずつの通孔を、それら2個のうちの一方の通孔を前記フィルタ部材の内部に連通させて設けるとともに、該フィルタ部材の内部と連通する一方の通孔には、前記各流体管からフィルタ部材内への流体の流れを許容する開閉弁を、かつ前記他方の通孔には、ケース内から各流体管側への流れを許容する開閉弁を、それぞれ設け、前記吸引管には、その吸引口と連通する吸引口を有する補助吸引管を着脱可能に外嵌し、該補助吸引管の吸引口の近傍かつ回転方向と反対側の外周面に、フィルタ部材の内周面に摺接する掻き落とし部材を設けたことを特徴とする流体管の夾雑物除去装置。
  2. 吸引管は、フィルタ部材のほぼ中心に立設し、かつケースに回動自在に支持されている吸水本管と連通管を介して連通し、外部からの前記吸水本管の回転操作により、回転する請求項1に記載の流体管の夾雑物除去装置。
  3. 補助吸引管を欠円筒状とするとともに、径方向に弾性変形しうるようにし、吸引管の外周面に弾性的に嵌着した請求項に記載の流体管の夾雑物除去装置。
  4. 掻き落とし部材をブラシとした請求項1または3に記載の流体管の夾雑物除去装置。
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