JP4117661B2 - 保冷倉庫等の断熱壁構造、断熱天井構造と、それらを使用する保冷倉庫等の断熱構造 - Google Patents

保冷倉庫等の断熱壁構造、断熱天井構造と、それらを使用する保冷倉庫等の断熱構造 Download PDF

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この発明は、施工が簡単で、断熱性能に優れている保冷倉庫等の断熱壁構造、断熱天井構造と、それらを使用する保冷倉庫等の断熱構造に関する。
冷凍倉庫、冷蔵倉庫、低温倉庫、保冷倉庫などの施設(以下、単に保冷倉庫等という)は、外気温度と室内温度との差を有効に遮断するために、高性能の断熱工事が必要不可欠である。
断熱工事の主要な眼目は、断熱性能と施工性にある。断熱性能が十分でないと、冷凍機の稼動率が高くなってランニングコストが上昇し、施工性がよくない工法では、建設工期が長くなり、建設コストが高騰するからである。そこで、最近の断熱工事は、硬質ウレタンフォームの注入または吹き付けによる現地工法が主流である(たとえば特許文献1、2)。なお、硬質ウレタンフォームは、独立気泡形と連続気泡形とがあるが、前者は、断熱性能が良好であるが、狭い空間に充填すると大きな発泡圧を生じることがあり、適用に制約があるという欠点があり、後者は、吸湿性があるため断熱性能が劣るものの、施工が容易であるという利点がある。そこで、両者を併用して積層する工法も提案されている(特許文献3)。
特開昭62−37669号公報 特開平10−281391号公報 特開平9−96021号公報
かかる従来技術によるときは、硬質ウレタンフォームは、建物駆体や、キーストンプレートのような機械的に剛の部材に接するようにして注入または吹き付け施工するのが普通であるため、温度変化による膨張収縮によってクラックが入り易く、独立気泡形を採用しても、断熱性能が早期に劣化してしまうことが稀ではないという問題があった。また、独立気泡形の硬質ウレタンフォームは、部材間に注入施工する場合、大きな発泡圧を抑えるために大げさな抑え治具が必要となり、施工が極めて厄介である。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、軽量鉄骨製の壁下地、天井下地を介して支持する薄板材の内壁、天井に硬質ウレタンフォームを吹き付けることによって、独立気泡形を採用しても、施工が簡単であり、断熱性能を一層向上させることができる保冷倉庫等の断熱壁構造、断熱天井構造と、それらを使用する保冷倉庫等の断熱構造を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの出願に係る第1発明(請求項1に係る発明をいう、以下同じ)の構成は、建物駆体の鉄骨柱の室内側に立設する軽量鉄骨製の壁下地と、壁下地の室内側に張る薄板材の内壁と、壁下地、内壁の室外側に吹き付けて形成する硬質ウレタンフォームの断熱層と、建物駆体の鉄骨柱の室外側に立設するコンクリートパネルの外壁とを備えてなり、断熱層は、内壁と建物駆体の鉄骨柱との間の隙間相当の厚さに形成し、断熱層と外壁との間には、建物駆体の鉄骨柱の幅相当の空気層を設けることをその要旨とする。
なお、壁下地は、床面に敷設する断熱パネル上に立設してもよく、断熱層に埋設する絶縁材付きのステーを介して建物駆体の鉄骨柱に連結してもよい。
第2発明(請求項4に係る発明をいう、以下同じ)の構成は、建物駆体の天井部から水平に吊り下げる軽量鉄骨製の天井下地と、天井下地の下面に張る薄板材の天井と、天井下地、天井の上面に吹き付けて形成する硬質ウレタンフォームの断熱層とを備えてなり、断熱層と建物駆体の天井部との間には、空気層を設けることをその要旨とする。
なお、天井下地は、断熱層に埋設する絶縁材付きのステーを介して建物駆体の天井部から吊り下げることができる。
第3発明(請求項6に係る発明をいう、以下同じ)の構成は、請求項1ないし請求項3のいずれか記載の断熱壁構造と、請求項4または請求項5記載の断熱天井構造とを備えてなり、天井下地は、壁下地の上端に連結し、天井側の断熱層は、内壁側の断熱層に連続するように形成することをその要旨とする。
ただし、第1〜3発明において、薄板材とは、ガルバリウム鋼板、カラーガルバリウム鋼板、カラー鉄板、亜鉛鉄板などの建築外装用の薄板の鋼板材であって、厚さ0.4〜0.8mm程度のものをいう。また、軽量鉄骨とは、JIS A 6517の建築用鋼製下地材や、それに類する壁用、天井用の鋼製下地材に使用する鋼製部材をいう。
かかる第1発明の構成によるときは、硬質ウレタンフォームの断熱層は、軽量鉄骨製の壁下地と、壁下地に張る薄板材の内壁とに対し、室外側に吹き付けて形成されるが、壁下地、内壁は、機械的に剛でなく、したがって、温度変化によって断熱層が膨張収縮しても、断熱層の動きに追随して断熱層の応力を有効に分散させることができる。すなわち、断熱層には、クラックが入るような過大な応力の集中がなく、断熱性能の劣化のおそれがない。なお、硬質ウレタンフォームは、独立気泡形とし、コンクリートパネルの外壁を施工するに先き立って、建物駆体の外側から吹き付ければよく、施工も極めて簡単である。ただし、コンクリートパネルは、一般的な外装用のコンクリートパネルであればよく、断熱性、施工性の点からALCパネル(軽量気泡コンクリートパネル)が殊に好ましい。
断熱層の厚さは、室内温度−(25〜30)℃用として200〜230mm、−10℃用として100〜130mm程度に施工するものとし、建物駆体の鉄骨柱から室内側に所定の隙間を設けて内壁を立てることにより、この隙間相当の厚さに形成する。ただし、断熱層は、建物駆体の西側は、東側、北側、南側より15〜30%程度厚くすることが好ましい。なお、壁下地用の軽量鉄骨は、建築用鋼製下地材として市販されているものでよく、たとえば(株)桐井製作所製の内装下地材SQ−BAR4565の両端にSQ−ランナー65を組み合わせて縦材とし、同所製のシングル野縁CS−19を横材として使用することができる。
壁下地は、床面に敷設する断熱パネル上に立設することにより、内壁側の断熱層と床側の断熱パネルとを一体化して外部と完全に熱絶縁することができる。なお、断熱パネルは、JIS3種b相当のスタイロフォーム(商品名)であって、室内温度−30℃用では厚さ150mm×2枚重ねもしくは100mm×3枚重ねを使用し、−5℃用では厚さ50mm×2枚重ねを使用するのがよい。ただし、断熱パネルは、厚さ各150mmの下側スラブコンクリート、上側スラブコンクリートの間に挟み込むようにして敷設するものとする。
壁下地は、中間に絶縁材を介装するステーを介して建物駆体の鉄骨柱に連結することにより、外部と熱絶縁するとともに倒れや傾きを防止する。なお、ステーの絶縁材を断熱材に埋設することにより、一層良好な熱絶縁を実現することができる。
第2発明の構成によるときは、軽量鉄骨製の天井下地、薄板材の天井は、第1発明の壁下地、内壁と同様に、機械的に剛でないため、断熱層の断熱性能の劣化を来たすおそれがない。なお、天井下地、断熱層と、それに使用する軽量鉄骨、硬質ウレタンフォームは、それぞれ第1発明における壁下地、断熱層と、それに使用する軽量鉄骨、硬質ウレタンフォームと同等の仕様でよい。ただし、第2発明の断熱層の厚さは、建物駆体の西側における第1発明の断熱層と同等にするのがよい。また、天井下地を吊り下げる絶縁材付きのステーについても、第1発明における壁下地用のステーと同様である。
第3発明の構成によるときは、第1発明に係る断熱壁構造と、第2発明に係る断熱天井構造とを組み合わせることにより、両者の利点を備えた断熱構造を実現することができる。なお、天井下地を壁下地の上端に連結し、天井側の断熱層を内壁側の断熱層に連続させることにより、内壁の上端と天井との接続部分の機械的、熱的な一体性を高め、全体として一層良好な断熱性能を実現することができる。
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
保冷倉庫等の断熱構造は、断熱壁構造10、断熱天井構造20を備えてなる(図1)。
断熱壁構造10は、建物駆体の鉄骨柱Aに沿って形成され、断熱天井構造20は、建物駆体の天井部Cから吊り下げられている。また、建物駆体の室内側には、断熱床構造30が全床面積に亘って形成されている。なお、図1において、鉄骨柱Aは、紙面に垂直方向に所定間隔ごとに複数本が立設されているものとする。各鉄骨柱Aは、たとえば一辺350〜450mmの角筒材を使用することができる。
断熱床構造30は、下から順に、良質土層31、砂層32、下側スラブコンクリート33、2枚重ねの断熱パネル34、34、上側スラブコンクリート35を積層して構成されている。
良質土層31は、たとえば砕石と砂と土とを混合して突き固めて構成する。また、砂層32の上部には、外気に連通する結露防止用の通気管32a、32a…が配設されている。良質土層31、砂層32は、図示しない基礎上に立設する鉄骨柱Aの外側にまで延長して施工されており、室外側の砂層32上には、室内側の床レベルFLと同一レベルにまで立ち上がる立上りコンクリート36が建物駆体の周囲全長に亘って設けられている。なお、下側スラブコンクリート33は、鉄骨柱Aの室外側の面にまで施工されており、断熱パネル34、34は、少なくとも鉄骨柱Aの中間にまで延長して敷設されている。また、上側スラブコンクリート35は、断熱壁構造10の下端室内側に沿って保護用の立上り部35aが設けられており、立上り部35aの基部には、各鉄骨柱Aに対応するようにして、フォークリフト等の衝突時の衝撃緩和用のクッション材35bが埋設されている。
断熱壁構造10は、鉄骨柱Aの室内側に立設する壁下地11と、壁下地11の室内側に張る薄板材の内壁12と、壁下地11、内壁12の室外側に吹き付けて形成する硬質ウレタンフォームの断熱層13と、鉄骨柱Aの室外側に立設するALCパネルの外壁14とを備えている。
壁下地11は、軽量鉄骨製であり、縦材11a、11a…、横材11b、11b…をそれぞれたとえば450×450mmピッチごとに格子状に組み立てて構成されている(図1、図2)。また、壁下地11の室内側の横材11b、11b…上には、内壁12が張られている。縦材11a、11a…の上下両端には、それぞれ共通のチャンネル状のランナー材11c、11cが装着されており(図1、図3)、縦材11a、11a…の下端は、ランナー材11cを介して断熱床構造30の断熱パネル34上に接地している。すなわち、壁下地11は、床面に敷設する断熱パネル34、34上に立設されている。
壁下地11は、絶縁材15a付きのステー15を介し、少なくとも中間部、上端部が鉄骨柱Aに連結されている(図1、図4)。絶縁材15aは、たとえば両端に雌ねじ15a1 、15a1 を形成する外形六角形の強化プラスチック部材である。絶縁材15aは、たとえば縦材11aに装着する雄ねじ15b1 付きのクリップ15bと、鉄骨柱Aに溶接する雄ねじ15c1 付きの連結ロッド15cとをねじ結合させるとともに、壁下地11と鉄骨柱Aとの間の熱伝導を遮断することができる。なお、各ステー15の絶縁材15aは、断熱層13に埋設されている(図1)。
断熱層13は、独立気泡形の硬質ウレタンフォームである。断熱層13は、内壁12と鉄骨柱Aとの間の隙間d相当の厚さに形成されている。すなわち、壁下地11は、所定厚さの断熱層13を壁下地11、内壁12の室外側に吹き付けて形成し得るように、鉄骨柱Aから室内側に隙間dを設けて立設するものとする。なお、断熱層13の下端は、室内側の冷気を漏らさないように、上の断熱パネル34の上面に気密に密着している。
ALCパネルの外壁14は、室外側の立上りコンクリート36上において、鉄骨柱Aの外面にほぼ接するようにして立設されている。そこで、断熱層13、外壁14の間には、鉄骨柱Aの幅w相当の空気層が形成されており、この空気層は、断熱壁構造10の一部を構成している。なお、空気層の空気は、建物駆体の下部の図示しないガラリを介して外気を取り入れ、建物駆体の天井部Cの下の空気層の空気とともに建物駆体の上部から強制排気させることにより、有害な結露を防止することができる。
断熱天井構造20は、軽量鉄骨製の天井下地21と、天井下地21の下面に張る薄板材の天井22と、天井下地21、天井22の上面に吹き付けて形成する硬質ウレタンフォームの断熱層23とを備えている。
天井下地21は、壁下地11と同様の縦材21a、21a…、横材21b、21b…により、壁下地11と同様に組み立てられている(図1、図5)。天井下地21は、ステー15と同様の絶縁材25a付きのステー25、25…を介して建物駆体の天井部Cから水平に吊り下げられており、各絶縁材25aは、断熱層23に埋設されている。なお、天井下地21の周端縁は、水切りを兼ねる連結材21cを介して壁下地11の上端に連結されている。また、天井22は、内壁12と同様の薄板材である。そこで、連結材21cは、天井22の端縁を適切に折曲げ加工して形成してもよい。
断熱層23は、断熱層13と同様の独立気泡形の硬質ウレタンフォームである。断熱層23は、断熱層13の上端に連続するように形成されている。断熱層23と建物駆体の天井部Cとの間には、空気層が形成されており、この空気層は、断熱天井構造20の一部を構成している。
かかる保冷倉庫等の断熱構造は、たとえば次のような手順により施工することができる。
まず、建物駆体の室内側の下側スラブコンクリート33、室外側の立上りコンクリート36までを完成させ(図6)、下側スラブコンクリート33上に断熱パネル34、34を室内側の周縁部にのみ部分的に敷設する。つづいて、断熱パネル34、34上にランナー材11cを介して壁下地11を立設して内壁12を張るとともに、天井部Cから天井下地21を吊り下げ、天井22を張る。なお、断熱パネル34、34を室内側の周縁部にのみ敷設するのは、主として天井工事の便宜のためである。
次に、建物駆体の外側から、壁下地11、内壁12の室外側にウレタンフォーム液を吹き付けて断熱層13を作る(図7)。また、天井下地21、天井22の上面にウレタンフォーム液を吹き付けて断熱層23を作る。なお、断熱層23は、室内側から天井22を張る板金作業と同時併行的に施工してもよく、天井22の完成後、天井下地21上から施工してもよい。
つづいて、鉄骨柱Aの外側に外壁14を立設するとともに(図8)、室内側の全床面に断熱パネル34、34を敷設する。次いで、断熱パネル34、34上に上側スラブコンクリート35を打設施工して完成させる(図1)。なお、上側スラブコンクリート35の施工の際に、立上り部35aを形成するとともに、鉄骨柱Aごとにクッション材35bを埋設する。
建物駆体の室内に立設する鉄骨柱Aの周囲には、断熱壁構造10とほぼ同様の断熱壁構造40を形成することができる(図9、図10)。ただし、図9、図10において、図1と同一の符号は、図1と同様の部材を示すものとする。
断熱壁構造40は、鉄骨柱Aの周囲の断熱パネル34上に立設する壁下地11、11…と、鉄骨柱Aに吹き付けて形成する硬質ウレタンフォームの断熱層13と、壁下地11、11…に張って断熱層13を被覆する内壁12、12…とを備えており、断熱層13と各内壁12との間には、壁下地11の横材11bの高さ相当の空気層が形成されている。また、各壁下地11の下端には、縦材11a、11a…の外面に接するようにしてクッション材35bが装着され、クッション材35bは、上側スラブコンクリート35に埋設されている。
断熱壁構造40の施工手順の概略を図11〜13に示す。
まず、下側スラブコンクリート33上において、鉄骨柱Aの周囲にのみ断熱パネル34、34を部分的に敷設し(図11)、ランナー材11c、11c…を介して鉄骨柱Aのまわりに壁下地11、11…を立設する。次いで、壁下地11、11…を通して鉄骨柱Aの外面に向けてウレタンフォーム液を吹き付け、各壁下地11の横材11b、11b…の内側までの厚さの断熱層13を形成する(図12)。
その後、壁下地11、11…の外面に内壁12、12…を張って断熱層13を被覆するとともに(図13)、天井下地21を作り、天井22を張った上、天井下地21、天井22上の断熱層23を鉄骨柱Aのまわりの断熱層13に連続させて形成する。なお、各内壁12の下端は、クッション材35bの高さ相当だけ断熱パネル34の上面より高くし、天井下地21は、鉄骨柱Aのまわりの壁下地11、11…にも連結するものとする。次いで、室内側の全床面に断熱パネル34、34を敷設し(図9)、各壁下地11の下端にクッション材35bを埋設しながら上側スラブコンクリート35を打設施工して完成させればよい。
以上の説明において、断熱層13、23は、いずれも独立気泡形が好ましいが、連続気泡形であってもよい。また、室内の鉄骨柱A用の断熱壁構造40は、断熱層13用のウレタンフォーム液を鉄骨柱Aに吹き付けるに代えて、鉄骨柱Aのまわりに接近させて内壁12付きの壁下地11、11…を作り、壁下地11、11…、内壁12に向けてウレタンフォーム液を吹き付けて断熱層13を形成し、この断熱層13の外側に保護用の外壁を構成することもできる。
要部構成縦断面図(1) 要部拡大図(1) 要部拡大斜視図 要部拡大分解図 要部拡大図(2) 図1の施工手順図(1) 図1の施工手順図(2) 図1の施工手順図(3) 要部構成縦断面図(2) 図9のX−X矢視相当横断面図 図9の施工手順図(1) 図9の施工手順図(2) 図9の施工手順図(3)
符号の説明
A…鉄骨柱
C…天井部
d…隙間
w…幅
10…断熱壁構造
11…壁下地
12…内壁
13…断熱層
14…外壁
15…ステー
15a…絶縁材
20…断熱天井構造
21…天井下地
22…天井
23…断熱層
25…ステー
25a…絶縁材

特許出願人 株式会社 和泉住宅
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (6)

  1. 建物駆体の鉄骨柱の室内側に立設する軽量鉄骨製の壁下地と、該壁下地の室内側に張る薄板材の内壁と、前記壁下地、内壁の室外側に吹き付けて形成する硬質ウレタンフォームの断熱層と、建物駆体の鉄骨柱の室外側に立設するコンクリートパネルの外壁とを備えてなり、前記断熱層は、前記内壁と建物駆体の鉄骨柱との間の隙間相当の厚さに形成し、前記断熱層と前記外壁との間には、建物駆体の鉄骨柱の幅相当の空気層を設けることを特徴とする保冷倉庫等の断熱壁構造。
  2. 前記壁下地は、床面に敷設する断熱パネル上に立設することを特徴とする請求項1記載の保冷倉庫等の断熱壁構造。
  3. 前記壁下地は、前記断熱層に埋設する絶縁材付きのステーを介して建物駆体の鉄骨柱に連結することを特徴とする請求項1または請求項2記載の保冷倉庫等の断熱壁構造。
  4. 建物駆体の天井部から水平に吊り下げる軽量鉄骨製の天井下地と、該天井下地の下面に張る薄板材の天井と、前記天井下地、天井の上面に吹き付けて形成する硬質ウレタンフォームの断熱層とを備えてなり、該断熱層と建物駆体の天井部との間には、空気層を設けることを特徴とする保冷倉庫等の断熱天井構造。
  5. 前記天井下地は、前記断熱層に埋設する絶縁材付きのステーを介して建物駆体の天井部から吊り下げることを特徴とする請求項4記載の保冷倉庫等の断熱天井構造。
  6. 請求項1ないし請求項3のいずれか記載の断熱壁構造と、請求項4または請求項5記載の断熱天井構造とを備えてなり、前記天井下地は、前記壁下地の上端に連結し、前記天井側の断熱層は、前記内壁側の断熱層に連続するように形成することを特徴とする保冷倉庫等の断熱構造。
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