JP4117171B2 - 自動二輪車の計器盤配置構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、計器盤の周辺構造を改良した自動二輪車の計器盤配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車のステアリング装置は、車体フレームの前端のヘッドパイプに回動自在にステアリング軸を支持し、このステアリング軸の上端部と下端部にそれぞれ固定したアッパーブラケットとロワーブラケットにより、前車輪を支持する一対のフロントフォークを保持して構成される。計器盤は、アッパーブラケットの前方に配置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記ステアリング装置におけるアッパーブラケットは、一般に平板状のものとされているので、例えばドライバが前傾姿勢で運転したときに、アッパーブラケットの前側に位置する計器盤の一部分がアッパブラケットにより遮られる場合がある。また、アッパーブラケットには電気系統を制御するキー装置が設置されるが、一般にその位置は車体の中心線上に設定されるので、前傾姿勢のドライバから見たとき、やはり、このキー装置によって計器盤の一部分が遮られる場合もある。
【0004】
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたもので、計器盤の良好な視認性が得られる自動二輪車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、本発明に係る自動二輪車は、フロントフォークを支持するアッパーブラケットの上面の左右方向中央部が側部よりも下方に変位しており、前記アッパーブラケットの前方に計器盤が設置され、さらに、エアクリーナへ導入する空気を取り入れる空気導入ダクトが、車体の前部を覆うカウリングの前面に開口して設けられ、前記空気導入ダクトに、前記計器盤が取り付けられている
【0006】
前記自動二輪車によれば、ドライバが前傾姿勢で運転するときでも、計器盤の表示面がアッパーブラケットに遮られないので、計器盤の良好な視認性が得られる。
【0007】
前記構成において、電気系統を制御するキー装置が、前後方向における前記アッパーブラケットと計器盤との間に配置されており、前記キー装置のホルダがステーを介して前記アッパーブラケットの下面に支持されている。
【0008】
この構成によれば、キー装置のホルダ設置位置を下方に下げることができるので、キー装置の位置を下げて計器盤の表示面がキー装置で遮られるのを効果的に防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る自動二輪車の側面図を示す。この自動二輪車は、車体フレーム1の前端のヘッドブロック2に一体形成されたヘッドパイプ3に、ステアリング軸4(図2)を介してフロントフォーク5が軸支されている。すなわち、具体的には、図2に示すように、ステアリング軸4の上端部と下端部にそれぞれアッパーブラケット6とロワーブラケット7が固定され、これらブラケット6,7の左右両端に、図1の前車輪8を支持する一対のフロントフォーク5,5が保持されている。車体フレーム1の中央下部のスイングアームブラケット10にはスイングアーム11が上下揺動自在に軸支されて、そのスイングアーム11に後車輪9が支持されている。車体フレーム1の中央下部にはエンジン12が取り付けられており、このエンジン12で図示しないチェーンを介して後車輪9を駆動するとともに、フロントフォーク5の上端部に固定したハンドル13で操向するように構成されている。車体フレーム1におけるメインフレーム14の上部には燃料タンク15が配置されている。
【0010】
メインフレーム14の後部側には、車体フレーム1の後部を構成するシートレール16と補強レール16Aが取り付けられ、シートレール16にドライバのシート17が装着されている。車体フレーム1とスイングアーム11との間には、1本のリヤサスペンション18が取り付けられている。
【0011】
図3および図4は、車体フレーム1の前部を示す平面図および側面図である。この車体フレーム1におけるヘッドブロック2から左右に分岐して後方に延びる前記メインフレーム14の内側空間に、エアクリーナ28が配置されている。ヘッドブロック2は、エアクリーナ28への空気の導入通路19を形成する吸入ダクト20と前記ヘッドパイプ3とを一体形成したものである。また、前記吸入ダクト20の前端には、車体の前部を覆うカウリング29の前面に開口した空気導入ダクト21が接続されており、この空気導入ダクト21から吸入ダクト20内に空気が吸入される。この空気導入ダクト21は、図4に示すように、その前半部の上面に、後方へ向かって下方に傾斜する傾斜部21aが形成されている。
【0012】
図3に示すように、前記アッパーブラケット6の前方における車体の前後方向に延びる中心線C上の位置に、計器盤27が設置されている。この計器盤27は、前記空気導入ダクト21の上面における傾斜部21aにブラケット30を介して取り付けられている。また、図2のアッパーブラケット6の上面は、図6のように、左右方向中央部が側部よりも下方に変位した凹部6aとされている。
【0013】
さらに、前記アッパーブラケット6の前部には、図5に示すように、エンジン点火系統、ヘッドランプを含む各種ランプ、表示計器盤27等の電気系統をオン・オフ制御するキー装置31が、ホルダ32を介して設置されている。このキー装置31は、前後方向におけるアッパーブラケット6と前記計器盤27の間で、ドライバによる計器盤27の表示面(後面)27aの視認を妨げないように、車体の中心線Cよりも一側方(ここでは左側)に偏位した位置に配置されている。また、図7に側面図で示すように、前記キー装置31のホルダ32は、ステー33を介してアッパーブラケット6の下面に支持されている。
【0014】
上記したように、この自動二輪車では、図5に示すアッパーブラケット6の上面の左右方向中央部が両側部よりも下方に変位した凹部6aとされ、アッパーブラケット6の前方に計器盤27が設置されるとともに、キー装置31が、アッパーブラケット6と計器盤27の間で、車体の中心線Cよりも一側方に偏位した位置に配置されているので、ドライバが前傾姿勢で運転する場合でも、計器盤27の表示面がアッパーブラケット6やキー装置31で遮られることがなく、計器盤27の良好な視認性が得られる。
【0015】
また、キー装置31のホルダ32が、図7に示すアッパーブラケット6の下面に支持されているから、ホルダ32を、短いステー33を介してアッパーブラケット6の下方位置に配置することができるので、アッパブラケット6の周囲の構造を大形化することなく、キー装置31の位置を下げて、図5に示す計器盤27の視界がキー装置31で妨げられるのを効果的に防止できる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明の自動二輪車によれば、フトントフォークを支持するアッパーブラケットの上面の左右方向中央部が側部よりも下方に変位しており、前記アッパーブラケットの前方に計器盤が設置され、電気系統を制御するキー装置が前後方向における前記アッパーブラケットと計器盤の間で、ドライバによる計器盤の表示面の視認を妨げないよう、車体の中心線よりも一側方に偏位した位置に配置されているので、ドライバが前傾姿勢で運転するときでも、計器盤の表示面がアッパーブラケットやキー装置で遮られることがなく、計器盤の良好な視認性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動二輪車の側面図である。
【図2】同自動二輪車におけるステアリング機構の要部を示す斜視図である。
【図3】同自動二輪車における車体フレームの前部を示す平面図である。
【図4】同車体フレームの前部を示す側面図である。
【図5】ステアリング機構におけるアッパーブラケットの平面図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】キー装置取付構造の一部を破断して示す側面図である。
【符号の説明】
5…フロントフォーク
6…アッパーブラケット
6a…凹部(中央部)
21…空気導入ダクト
27…計器盤
27a…表示面
31…キー装置
32…ホルダ
33…ステー
C…車体の中心線

Claims (2)

  1. フロントフォークを支持するアッパーブラケットの上面の左右方向中央部が側部よりも下方に変位しており、
    前記アッパーブラケットの前方に計器盤が設置され、
    さらに、エアクリーナへ導入する空気を取り入れる空気導入ダクトが、車体の前部を覆うカウリングの前面に開口して設けられ、
    前記空気導入ダクトに、前記計器盤が取り付けられている自動二輪車の計器盤配置構造。
  2. 請求項1において、電気系統を制御するキー装置が、前後方向における前記アッパーブラケットと計器盤との間に配置されており、前記キー装置のホルダがステーを介して前記アッパーブラケットの下面に支持されている自動二輪車の計器盤配置構造。
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