JP4117049B2 - ボール式切換弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、台所や洗面所などの上水道の蛇口やホースの口に取り付けて、それら蛇口等から供給された水流をストレート流やシャワー流など多様な水流に切り換えたり、或いは浄水器への給水流と直接水流とに切り換えるための水流切換弁に関するもので、特に内部の流路の開閉機構にボールを用いたボール式水流切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、台所や洗面所などの上水道の蛇口には、同蛇口から供給される水流を、洗浄や注水などの用途に応じてストレート流やシャワー流などの多様な水流に切り換えるため、或いは浄水器への給水流と直接水流とに切り換えるために水流切換弁が取り付けられる。
【0003】
図8は弁開閉機構に球体を用いた従来のボール式水流切換弁40の一例を示す。このボール式水流切換弁40はケース体43を備え、同ケース体43は上壁部43aの中央に蛇口1から吐出された水を同ケース体43内に取り込むための取水口43bが形成されている。前記ケース体43の前記取水口43bの周囲には外ネジが切られた円筒形の固定部43cが形成され、同固定部43cには内ネジが切られた固定リング41が外側からねじ込まれる。更に、前記固定部43cの内側には、同固定部43cの内径と同一の外径を有すると共に中央に前記取水口43bと同一径の開口42aが形成されたリングプレート42が嵌め込まれている。
【0004】
前記ケース体43の一側壁(図8における右側の壁部、なお以下の説明においても同様に、図8に基づき上下左右と称す。)43dには中央に切換軸挿通孔43eが形成されており、前記同挿通孔43eから前記ケース体43の内部に水平方向に切換軸45が挿入されている。前記挿通孔43eの内側周縁には環状シール材43e′を取り付けて、同挿通孔43eと前記切換軸45との間をシールし、それらの隙間から内部の水が漏出するのを防いでいる。
【0005】
前記切換軸45の挿入端は左側壁部43fの内面に突設された軸支持部43gに回転自在に支持されると共に、前記切換軸45の露出端には同軸45を回動させるための切換レバー44が一体に形成されている。更に前記切換軸45には、その長手方向に所定の間隔をおいて3枚の円板45a,45b,45cが同軸45に直交して一体に成形されており、各円板45a〜c間が取り込まれた水の流路となる。
【0006】
前記ケース体43の下壁部43hには、左側の円板45aと中央の円板45bとの間、及び中央の円板45bと右側の円板45cとの間に相当する部位に吐水口48a,48bが形成されており、同吐水口48a,48bの内側周縁には環状シール材48cが取り付けられている。更に、左側の円板45aと中央の円板45bとの間、及び中央の円板45bと右側の円板45cとの間にはそれぞれ、前記吐水口48a,48bの直径よりも大きな直径を有するステンレス製の球体47a,47bが配されている。また、中央の円板45bと右側の円板45cの縁部には、左右の前記吐水口48a,48bに向けて、同開口部48a,48bの中心まで延在する突起45d,45eがそれぞれ互いに90度の位相差をもって突設されている。そのため、図8に示すように、中央円板45bの前記突起45dが左側の前記吐水口48aの直上で同開口部48aの中心に向けて突出した状態にある場合には、右側の前記突起45eは前記切換軸45の高さ位置にある。
【0007】
この従来のボール式切換弁40は、蛇口から吐出された水が前記取水口43bから前記ケース体43に取り込まれ、3枚の前記円板45a〜c間に形成された流路にそれぞれ分流される。このとき、例えば図8に示すように中央円板45bの前記突起45dが左側の前記吐水口48aの直上で、同開口部48aの中央に向けて突出している場合には、前記突起45dにより前記球体47aが前記吐水口48aから外れた位置に押しのけられており、左側の前記吐水口48aが開放されて水が流出される。一方、右側の前記吐水口48bには前記突起45eが突出していないので、前記ケース体43内の水流により前記球体47bが前記吐水口48bへと押しつけられて閉塞し、右側の同開口部48bからの水の流出が不能となる。
【0008】
なお、前記切換レバー44を90°手前側に回動させると、上述とは逆に、右側の前記突起45eが右側の前記吐水口48bの直上で同開口部48bの中心に向けて突出し、同突起45eにより球体47bが押しのけられて右側の前記吐水口48bから水が流出する。一方、左側の前記吐水口48aには前記球体47aが水流により押し付けられて同開口部48aが閉塞される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、台所や洗面所の蛇口下端に取り付けて使用される水流切換弁は、その蛇口下方のスペースをできるだけ広く確保するために、水流切換弁自体の上下寸法を小さくすることが望まれている。しかしながら、従来のボール式切換弁40においては、上述したようにケース体43の中央に水平方向に切換軸45を挿通して、同軸45に直交して配された円板45a〜c間に形成された流路内の、前記軸45とケース体43の下壁部43hとの間に球体47a,47bを配して、前記下壁部43hに形成された吐水口48a,48bを前記球体47a,47bにより開閉するといった構造を有しているため、同切換弁40の上下寸法には前記軸体45及びボール47a,47bの径寸法が上下壁部43a,43hの肉厚に加算されることになる。更には、前記球体47a,47bが前記切換軸45と下壁部43hとの間で移動可能とし、また、同球体47a,47bにケース体43内の水流を効果的に作用させるためには、前記切換軸45と下壁部43hとの間にある程度の寸法が必要となり、従来のボール式切換弁40では十分な薄型化が困難である。
【0010】
また、上述のボール式水流切換弁40は取水口42bから取り込まれた水が、3枚の円板45a〜c間に形成された流路に分流され、更に各吐水口48a,48bへと向かう水流により、球体47a,47bを同吐水口48a,48bに押し付けて閉塞させる方式である。しかしながら、前記円板45a〜cを前記ケース体43の内部で回転可能とするために、同円板45a〜cとケース体43の壁部との間には間隙が形成されており、前記ケース体43の内部が前記円板45a〜cにより完全に仕切られてはいない。
【0011】
そのため、前記ケース体43の内部には、前記球体47a,47bを前記吐水口48a,48bに押し付けるために必要である前記取水口42bから吐水口48a,48bへと向かう上下の水流の他にも、前記円板45a〜cとケース体43の壁部との間隙を通って回り込む水流も生じ、ケース体43内部の水流に乱れが生じることになる。特に、前記円板45a〜cと下壁部43hとの間隙から回り込む水流が前記球体47a,47bに作用すると、同球体47a,47bは水平方向に揺れ動かされ、前記吐水口48a,48bを確実に閉塞することができない。
【0012】
また、このような水流の乱れの他に、例えば蛇口から吐出される水の勢いが小さい場合にも水圧が低くなり、前記球体47a,47bによる前記吐水口48a,48bへの十分な押し付け力が得られずに水封性能が低下し、閉塞されるはずの吐水口48a,48bから水漏れが発生するという不具合が生じていた。
【0013】
本発明は上述した問題点に鑑みなされたものであり、蛇口からの水の吐出量に関係なく、閉塞された吐水口からの水の漏出を完全になくして優れた水封性能を発揮でき、なおかつ蛇口の下方に十分なスペースを確保すべく、上下方向の寸法の小さい薄型のボール式切換弁を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本発明は、取水口と複数の吐水口とが複数の流路を介して連通されてなるケース体と、同ケース体の取水口を給水口に着脱自在に固定する固定部材と、一端が前記ケース体の内部で回転自在に支持され他端がケース体外に突出している切替軸と、前記切替軸の他端に形成された切換レバーと、複数の前記流路にそれぞれ配され、前記切換軸の回転により各流路を開閉する複数の球体と、を備えてなるボール式水流切換弁において、複数の前記流路は仕切壁により区画され、各流路はそれぞれに同流路への導入口と前記吐水口とを有しており、前記球体は前記導入口と前記切換軸との間に配され、前記切換軸はその周面上に、前記球体の一部を密嵌させることが可能な位相差をもつ位置に形成された複数の凹部または突出部を有し、前記突出部の頂部には、前記球体の一部を密嵌させることが可能な球体案内溝が形成されていることを特徴とするボール式水流切換弁を主要な構成としている。
【0015】
前記切換弁はその流路が前記仕切壁により区画され、隙間なく完全に仕切られているため、水流の乱れが生じることがなく、同流路を開閉する球体に水流を効率よく作用させることができる。しかも前記流路への導入口と切換軸との間に前記球体を配し、その球体を前記軸により前記導入口へ押し付けて前記流路を閉塞する構成であるため、前記球体は水流の勢いに関係なく常に所定の押圧力で前記導入口に押し付けられ、同導入口を確実に閉塞することができる。
【0016】
また、上述のように前記流路が完全に仕切られ、効率よく水流を前記球体に作用させることができるため、前記球体が配されている前記切換軸と導入口との間の寸法を最小限にすることができる。
【0017】
前記仕切壁により区画された前記複数の各流路の水流方向が前記ケース体内で水平方向であり、前記切換軸とが前記流路に直交して配することが好ましい。この場合には、前記流路内において前記切換軸と前記球体とが水流方向である水平方向に並んで配置されるため、前記切換弁の上下寸法はそのケース体の上下壁部の肉厚に前記切換軸又は前記球体いずれかの径寸法が加算されるに過ぎず、前記上下寸法を更に削減することができる。
【0018】
或いは、前記仕切壁により区画された前記複数の各流路の水流方向が前記ケース体内で上下方向であり、前記切換軸とが前記流路に直交して配することもできる。この場合には、前記流路内において前記切換軸と前記球体とが上下方向に並んで配置されるため、切換弁は前述のように水流方向が水平である場合に比べてその上下寸法は若干大きくなるが、前後寸法を小さくできるものである。
【0019】
前記導入口に環状シール材を取り付けることが望ましく、その場合、前記球体による前記導入口のシール機能が著しく向上する。
【0020】
切換軸が、その周面上に前記球体の一部を密嵌させることが可能な位相差をもつ位置に形成された複数の凹部を有する場合には、前記切換軸と前記導入口との間の寸法は前記球体の径よりも僅かに小さい値に設定され、その寸法を必要最小限に抑えることができる。1の流路にある前記凹部が前記導入口の側に向けて位置する場合、同流路に配された前記球体は水流により前記切換軸の方向に押圧されて前記凹部に密嵌し、前記導入口が開放される。一方、他の流路では前記切換軸の周面により前記球体が前記導入口に向けて押し付けられ、同導入口が閉塞される。
【0021】
或いは、前記複数の凹部に代えて、切換軸が、その頂部に、前記球体が密嵌する球体案内溝が形成された突出部を有してなる場合には、前記突出部が前記導入口の側に向けて位置する場合、その流路に配された前記球体は前記突出部の頂部に形成された凹部により前記導入口に向けて押し付けられ、同導入口が閉塞される。一方、他の流路では前記切換軸の周面と前記導入部との間にある前記球体は水流により前記切換軸の側へ移動し、前記導入口が開放される。なお、前記突出部の頂部に形成された前記凹部は、前記切換軸に沿ってらせん状に形成され一端に向けて収束する球体案内溝からなることが望ましい。その場合には、前記球体が左右にずれることなく前記突出部の頂部に正確に案内され、前記導入口を確実に閉塞することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図示実施例を参照して具体的に説明する。図1は本発明の代表的な第1実施例であるボール式水流切換弁10の蛇口1への取付時における外観斜視図、図2は前記ボール式水流切換弁10の上面図、図3は図2のA−A線に沿った横断面図、図4は図2のB−B線に沿った横断面図である。
【0023】
前記ボール式水流切換弁10はケース体13を備え、同ケース体13は上壁部13aの中央に、給水口である蛇口1から吐出された水を同ケース体13内に取り込むための取水口13bが形成されている。前記ケース体13は、前記取水口13bにおいて、同取水口13bと同一径の開口12aが形成されたリングプレート12を介して蛇口1の直下に固定リング11により固定される。前記ケース体13及び固定リング11は、耐圧性及び成形の容易性を考慮して、ABS樹脂やPP樹脂等のプラスチック材料を使用することが好ましい。なお、この切換弁10の蛇口1への固定構造は上述したような従来の固定構造と同様であり、その詳細な説明は省略する。
【0024】
前記ケース体13は上下の2層構造をなしており、その上層部分の構造は図3に、下層部分の構造は図4にそれぞれ示されている。ケース体13の前壁部13cの側(図3における下側)には前記上下2層にまたがる分流室13dが形成されている。
【0025】
前記ケース体13の上層部分には、図3に示すように、前記取水口13bと前記分流室13dとに連通し、前記取水口13bから取り込まれた水を前記分流室13dに導入するための取水路13eが形成されている。
【0026】
前記ケース体13の下層部分は、図4に示すように、ケース体13の左右壁部13f,13gを連結して前記分流室13dを仕切る第1仕切壁13iと、同第1仕切壁13iと後壁部13h(図4における上側)を連結する第2仕切壁13jとが逆T字状に形成され、前記ケース体13の下層部分には、前記第1及び第2仕切壁13i,13jにより完全に仕切られて、第1及び第2流路16a,16bが形成される。同流路16a,16bの水流方向はケース体13の内部で前方から後方へと向かう水平方向である。同第1及び第2流路16a,16bはそれぞれ、前記後壁部13hに形成された第1及び第2吐水口18b,18bと、前記第1仕切壁13iに形成されて前記分流室13dと連通する第1及び第2導入口19a,19bとを有している。前記第1及び第2導入口19a,19bの流路側周縁には環状シール材19c,19cが取り付けられている。この環状シール材19cの材質としてはシリコンやNBR等が挙げられ、市販の水封用Oリングを使用することができる。
【0027】
前記ケース体13の右壁部13gと前記第2仕切壁13jとには、前記第1及び第2流路16a,16bの中央に相当する部位に軸挿通孔13kが形成されている。同挿通孔13kからは前記第1及び第2流路16a,16bの上下寸法よりも小さな径寸法をもつ切換軸15が、同第1及び第2流路16a,16bを横断して水平方向に挿入されている。前記軸挿通孔13kの内側周縁と前記切換軸15との間には環状シール材13k′を介装し、両者間をシールして水の漏出を防ぐと共に、前記軸挿通孔13k及び切換軸15の磨耗を防止している。この環状シール材13k′も上述の環状シール材16cと同様に、シリコン、NBR等の材質からなり適度な弾性を有する市販の水封用Oリングを使用できる。
【0028】
前記切換軸15の挿入端は左壁部13fの内面に形成された軸支持凹部13lに回転自在に支持されると共に、前記切換軸15の露出端には同軸15を回動させるための切換レバー14が形成されている。前記切換レバー14は、耐圧性や成形の容易性を考慮して、ABS樹脂やPP樹脂等のプラスチック材料を、前記切換軸15には、耐圧性及び成形容易性に加えて耐磨耗性を考慮し、ポリアセタール樹脂やポリカーボネート樹脂等のエンジニアリングプラスチック材料を使用することが好ましい。
【0029】
前記第1及び第2流路16a,16bには、前記切換軸15と前記第1仕切壁13iとの間に、球体17a,17bが配されている。同球体17a,17bの径寸法は、前記流路16a,16bの幅の1/2よりも大きく、且つ、前記切換軸15と前記第1仕切壁13iとの間の寸法よりも僅かに大きな値に設定されている。更に前記球体17a,17bは硬度、耐磨耗性及び防錆性を考慮してステンレス金属を採用する。
【0030】
前記切換軸15には、前記球体17a,17bの一部が密嵌する2つの凹部15a,15bが、互いに90度の位相差をもって形成されている。従って、例えば図4に示すように、前記切換軸15の前記第1流路16a側に形成された凹部15aが、前記切換弁10の手前側に向けて位置し、同第1流路16aに配された球体17aの一部が前記凹部15aに嵌合している場合には、前記第2流路16b側に形成された凹部15bは前記切換弁10の上方に向けて位置し、同第2流路16bの球体17bは前記切換軸15の周面により前記第2導入口19bに押し付けられる。このとき、上述したように前記球体17bの径寸法が前記切換軸15と前記第1仕切壁13iとの間の寸法よりも僅かに大きく設定され、更に、前記第2導入口19bには環状シール材19cが取り付けられているため、前記第2導入口19bは前記球体17bにより隙間なく完全に閉塞シールされるものである。このように、凹部15a,15bを採用することで、前記切換軸15の周面と前記導入口19a,19bとの間の寸法を必要最小限に
抑えることができるものである。
【0031】
以下、上述した第1実施例のボール式水流切換弁10の切換機構について水の流れとともに説明する。なお、図において矢印は水の流れを示している。
蛇口1から下方に向けて吐出され、ボール式水流切換弁10のケース体13に取り込まれた水は、取水路13eに導かれて前記切換弁10の中央から前方へ向かう水平方向に流れを変える。その後、取水路13eから分流室13dへ導入された水は、同分流室13dで下方に向けて流れを変更する。
【0032】
ここで前記分流室13dに導入された水は、第1及び第2流路16a,16bの各第1及び第2導入口19a,19bから同流路16a,16b内に流れ込もうとする。このとき、前記ボール式水流切換弁10が上述したように図4に示す状態にある場合、即ち第2流路16aに形成された第2導入口19bが完全に閉塞シールされている場合には、前記第1導入口19bから前記第2流路16bへと水が流入することはない。一方、第1流路16aは、前記分流室13dからの水流により、同流路16aの第1導入口19a近傍にある前記球体19aが後方の切換軸15へと押しやられ、同球体19aが前記軸15に形成された凹部15aへ嵌合される。そのため、前記第1導入口19aが開放され、水が前記第1流路16aへと流れ込む。このとき、水は再度、前記切換弁10の前方から後方へと水平方向の流れに変更され、前記第1流路16aに形成された第1吐水口18aから水が吐出される。
【0033】
この第1吐水口18aから吐出している水流を、第2吐水口18bから吐出するよう切り換えるには、前記切換レバー14を図4に示す状態から90°手前に回動させる。それにより切換軸15が回転して、図5に示すように第1流路16a側の凹部15aは前記切換弁10の下方に向けて位置すると共に、第2流路16b側の凹部15bが同切換弁10の手前側に向けて位置する。従って、前記第1流路16aの球体17aが前記切換軸15の周面により前記第1導入口19aに向けて押し付けられると共に、前記第2流路16bの球体17bが前記凹部15bに嵌合可能な状態となり、水流により前記球体17bを後方の凹部15bに押し付けて、前記第2導入口19bが開放されて前記第2流路16bへと水が流入し、前記第2吐水口18bから水が吐出される。
【0034】
このように、本第1実施例のボール式水流切換弁10は、前記取水口13bから前記ケース体13に取り込まれた水は、一旦、分流室13dへと導入された後、第1及び第2仕切壁13i,13jにより隙間なく完全に仕切られた第1流路16a又は第2流路16bのいずれか一方へと流入されて、第1又は第2吐水口18a,18bから吐出される。そのため、従来のように流路が完全に仕切られていない切換弁のように、ケース体の内部で水流に乱れが生じるといった問題はなく、前記分流室13dからの水流を前記球体17a,17bに効率よく作用させることができる。
【0035】
しかも、前記第1及び第2流路16a,16bを開閉するために、第1及び第2導入口19a,19bを前記球体17a,17bにより閉塞する際に、水流を利用するのではなく、前記切換軸15により前記球体17a,17bを前記導入口19a,19bに対して押し付けて閉塞するため、前記球体17a,17bには水流の勢いに関係なく、所定の押し付け力を作用させることができ、常に優れた水封性能を発揮することができ、水漏れが生じることもない。
【0036】
また、本第1実施例のボール式切換弁10は、前記第1及び第2流路16a,16bが隙間なく完全に仕切ると共に、その導入口19a,19bと切換軸15との間に球体17a,17bを配しているため、従来のように、切換軸と吐水口との間に球体を配する場合のように、前記球体に水流を作用させるために同軸と吐水口との間に大きなスペースを設ける必要がない。そのため、前記切換弁10を薄型化することができ、蛇口1の下方に広いスペースを確保することができる。
【0037】
しかも、上述の実施例では前記第1及び第2流路16a,16bは、水流方向がケース体13の前方から後方へ向かう水平方向であり、同流路16a,16b内の前記切換軸15及び球体17a,17bも水平方向に並んで配置されるため、前記切換弁10の上下寸法には上下壁部の肉厚に前記軸15又は球体17a,17bのいずれかの径寸法が加算されるにすぎず、前記切換弁10の更なる薄型化が可能となる。
【0038】
次に、本発明の第2実施例であるボール式水流切換弁20について説明する。図6は前記ボール式水流切換弁20の縦断面図である。前記ボール式水流切換弁20は、上述した第1実施例と同様に、上壁部23aの中央に蛇口からの水を取り込むための取水口23bが形成されたケース体23を備え、同ケース体23は前記取水口23bと同一径の開口22aが形成されたリングプレート22を介して固定リング21により蛇口1の直下に固定される。
【0039】
第2実施例において、前記ケース体23には前記取水口23bの直下に同取水口23bと連通する分流室23dが形成されており、更に、同分流室23dの下方には前記ケース体23の左右壁部23f,23gを連結して前記分流室23dを仕切る第1仕切壁23iと、同第1仕切壁23iと下壁部23mを連結する第2仕切壁23jとがT字状に形成されている。従って、本第2実施例では、前記ケース体23に前記第1及び第2仕切壁23i,23jにより完全に仕切られて形成された第1及び第2流路26a,26bは、その水流方向がケース体23の上下方向である点で上述の第1実施例とは異なるものである。
【0040】
前記第1及び第2流路26a,26bはそれぞれ、前記下壁部23mに形成された第1及び第2吐水口28b,28bと、前記第1仕切壁23iに形成されて前記分流室23dと連通する第1及び第2導入口29a,29bとを有している。前記第1及び第2導入口29a,29bの流路側周縁には環状シール材29c,29cが取り付けられている。
【0041】
前記ケース体23の左壁部23fと前記第2仕切壁23jとには軸挿通孔23kが形成され、同挿通孔23kからは前記第1及び第2流路26a,26bの前後幅寸法よりも小さな径寸法をもつ切換軸25が、同第1及び第2流路26a,26bを横断して水平方向に挿入されている。前記軸挿通孔23kの内側周縁と前記切換軸25との間には環状シール材23k′を介装し、両者間をシールして水の漏出を防ぐと共に、前記軸挿通孔23k及び切換軸25の磨耗を防止している。前記切換軸25の挿入端は右壁部23gの内面に形成された軸支持凹部23lに回転自在に支持されると共に、前記切換軸25の露出端には同軸25を回動させるための切換レバー24が形成されている。
【0042】
前記第1及び第2流路26a,26bには、前記切換軸25と前記第1仕切壁23iとの間には、両者間の寸法よりも僅かに大きな径寸法を有するステンレス金属製の球体27a,27bが配されており、前記切換軸25と球体27a,27bとはケース体23の上下方向に配列されている。前記切換軸25には、前記球体27a,27bの一部が密嵌する2つの凹部25a,25bが、互いに90度の位相差をもって形成されている。
【0043】
第2実施例によるボール式水流切換弁20では、蛇口から下方に向けて吐出された水は、直接、ケース体23の分流室23dへと導入される。同分流室23dへと導入された水は、第1及び第2流路26a,26bの各第1及び第2導入口29a,29bから同流路26a,26b内に流れ込もうとする。このとき、前記ボール式水流切換弁20が図6に示す状態にある場合、即ち第2流路26aに形成された第2導入口29bが完全に閉塞シールされている場合には、前記第1導入口29bから前記第2流路26bへと水が流入することはない。一方、第1流路26aは、前記分流室23dからの水流により、同流路26aの第1導入口29a近傍にある前記球体29aが下方の切換軸25へと押しやられ、同球体29aが前記軸25に形成された凹部25aへ嵌合して前記第1導入口29aが開放され、水が前記第1流路26aへと流れ込み、第1吐水口28aから吐出する。なお、本第2実施例においては、本切換弁20の内部における一連の水の流れにおいて、その流れの方向は常に切換弁20の上下方向である。
【0044】
なお、この第1吐水口28aから吐出している水流を、第2吐水口28bから吐出するよう切り換えるには、前記切換レバー24を90°回動させるだけであり、その操作に伴う切換機構は上述した第1実施例と同一である。
【0045】
このように、本第2実施例のボール式水流切換弁20においても、第1実施例と同様に、第1流路26a及び第2流路26bが第1及び第2仕切壁23i,23jにより隙間なく完全に仕切られているため、ケース体の内部で水流に乱れが生じるといった問題はなく、前記分流室23dからの水流を前記球体27a,27bに効率よく作用させることができる。そのため、従来のように球体に水流を作用させるべく切換軸と吐水口との間に大きなスペースを設ける必要がなく、前記切換弁20の上下寸法を従来の切換弁と比べ大幅に削減することができる。
【0046】
また、前記第1及び第2流路26a,26bを開閉するために、第1及び第2導入口29a,29bを前記球体27a,27bにより閉塞する際に、水流を利用するのではなく、前記切換軸25により前記球体27a,27bを前記導入口29a,29bに対して押し付けて閉塞するため、前記球体27a,27bには水流の勢いに関係なく、所定の押し付け力を作用させることができ、常に優れた水封性能を発揮することができ、水漏れが生じることもない。
【0047】
また、本第2実施例のボール式切換弁20は、前記第1及び第2流路26a,26bの水流方向が上下方向であるため、前記切換軸25と球体27a,27bとが上下方向に並んで配置されている。そのため同切換弁20の上下寸法は上述した第1実施例よりは大きくなるものの、その前後方向の寸法を小さくすることができる。
【0048】
なお、上述の第1及び第2実施例においては、第1仕切壁と第2仕切壁とにより2つの流路に仕切られているが、更に多数の仕切壁により多数の流路に仕切ることも可能である。
【0049】
更に、上述した実施例は、いずれも球体の一部が密嵌する凹部を採用し、球体の径寸法を切換軸と導入口との間の寸法よりも僅かに大きく設定し、流路を閉塞する場合には前記切換軸の周面により前記球体を前記導入口へ押し付け、一方、流路を開放する場合には同凹部に前記球体が密嵌させる構造としている。この構造によれば、上述したように前記切換軸と導入口との間の寸法を必要最小限に抑えることができるため、水流切換弁の寸法をコンパクトに刷る上で最も効果的である。
【0050】
しかしながら、図7に示すように、切換軸35に、その頂部35bに球体37の一部が密嵌する突出部35aを形成することもできる。前記突出部35aは、前記切換軸35に沿ってらせん状に形成され、一端に向けて収束する球体案内溝35cが形成されている。
【0051】
突出部35aの頂部35bが導入口39に対向する位置にあるときに、前記頂部35bに密嵌している前記球体37は前記導入口39を閉塞している。その状態で切換軸35を回転させると、前記球体37は図7において仮想線で示す位置まで前記球体案内溝35cに沿って横方向にずれ、前記導入口39との間に間隙が形成されて前記導入口39が開放される。このように、前記球体案内溝35cを形成することにより、球体37は正確に前記頂部35bへと案内されるため、前記導入口39を確実に閉塞することができる。
【0052】
【発明の効果】
上述したように、本発明のボール式切換弁は、ケース体の内部に形成された複数の流路が、隙間なく完全に仕切られているため、水流の乱れが生じることがなく、同流路を開閉する球体に水流を効率よく作用させることができる。しかも前記流路への導入口と切換軸との間に前記球体を配し、その球体を前記軸により前記導入口へ押し付ける構成であるため、前記球体は水流の勢いに関係なく常に所定の押圧力で前記導入口に押し付けられ、同導入口を確実に閉塞することができる。
【0053】
また、上述のように前記流路が完全に仕切られ、効率よく水流を前記球体に作用させることができるため、前記球体が配されている前記軸と導入口との間の寸法を小さく構成することができる。更に前記流路の水流方向が水平方向である場合には、前記切換軸と球体とを水平に配列することができるため、前記切換弁の上下寸法を極めて小さくでき大幅な薄型化が可能となる。一方、前記水流方向が上下方向であり、前記切換軸と球体とが上下に配列されている場合には、切換弁の前後の寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例によるボール式水流切換弁の蛇口への取付時における外観斜視図である。
【図2】前記ボール式水流切換弁の上面図である。
【図3】図1におけるA−A線に沿った横断面図である。
【図4】図1におけるB−B線に沿った横断面図である。
【図5】図4とは異なる切換状態にあるB−B線に沿った横断面図である。
【図6】第2実施例によるボール式水流切換弁の縦断面図である。
【図7】球体離間手段の変形例を示す斜視図である。
【図8】従来のボール式切換弁の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 蛇口
10 ボール式水流切換弁
11 固定リング
12 リングプレート
12a 開口
13 ケース体
13a 上壁部
13b 取水口
13c 前壁部
13d 分流室
13e 取水路
13f 左壁部
13g 右壁部
13h 後壁部
13i 第1仕切壁
13j 第2仕切壁
13k 軸挿通孔
13k′ 環状シール材
13l 軸支持凹部
14 切換レバー
15 切換軸
15a,15b 凹部
16a,16b 第1及び第2流路
17a,17b 球体
18b,18b 第1及び第2吐水口
19a,19b 第1及び第2導入口
19c 環状シール材
20 ボール式水流切換弁
21 固定リング
22 リングプレート
22a 開口
23 ケース体
23a 上壁部
23b 取水口
23d 分流室
23f 左壁部
23g 右壁部
23i 第1仕切壁
23j 第2仕切壁
23k 軸挿通孔
23k′ 環状シール材
23l 軸支持凹部
23m 下壁部
24 切換レバー
25 切換軸
25a,25b 凹部
26a,26b 第1及び第2流路
27a,27b 球体
28a,28b 第1及び第2吐水口
29a,22b 第1及び第2導入口
29c 環状シール材
35 切換軸
35a 突出部
35b 頂部
35c 球体案内溝
37 球体
39 導入口
40 ボール式水流切換弁
41 固定リング
42 リングプレート
42a 開口
43 ケース体
43a 上壁部
43b 取水口
43c 固定部
43d 右壁部
43e 切換軸挿通孔
43e′ 環状シール材
43f 左壁部
43g 軸支持部
43h 下壁部
44 切換レバー
45 切換軸
45a〜c 円板
45d,45e 突起
47a,47b 球体
48a,48b 吐水口
48c 環状シール材

Claims (6)

  1. 取水口と複数の吐水口とが複数の流路を介して連通されてなるケース体と、
    同ケース体の取水口を給水口に着脱自在に固定する固定部材と、
    一端が前記ケース体の内部で回転自在に支持され他端がケース体外に突出している切替軸と、
    前記切替軸の他端に形成された切換レバーと、
    複数の前記流路にそれぞれ配され、前記切換軸の回転により各流路を開閉する複数の球体と、を備えてなるボール式水流切換弁において、
    複数の前記流路は仕切壁により区画され、各流路はそれぞれに同流路への導入口と前記吐水口とを有しており、
    前記球体は前記導入口と前記切換軸との間に配され、
    前記切換軸はその周面上に前記球体の一部を密嵌させることが可能な位相差をもつ位置に形成された複数の凹部を有してなる、
    ことを特徴とするボール式水流切換弁。
  2. 取水口と複数の吐水口とが複数の流路を介して連通されてなるケース体と、
    同ケース体の取水口を給水口に着脱自在に固定する固定部材と、
    一端が前記ケース体の内部で回転自在に支持され他端がケース体外に突出している切替軸と、
    前記切替軸の他端に形成された切換レバーと、
    複数の前記流路にそれぞれ配され、前記切換軸の回転により各流路を開閉する複数の球体と、を備えてなるボール式水流切換弁において、
    複数の前記流路は仕切壁により区画され、各流路はそれぞれに同流路への導入口と前記吐水口とを有しており、
    前記球体は前記導入口と前記切換軸との間に配され、
    前記切換軸はその周面上に前記球体の一部を密嵌させることが可能な位相差をもつ位置に形成された複数の突出部を有し、
    前記突出部の頂部には、前記球体の一部を密嵌させることが可能な球体案内溝が形成されている、
    ことを特徴とするボール式水流切換弁。
  3. 前記球体案内溝は、切替軸の一端に収束されるようにらせん状に形成されている請求項2記載のボール式水流切換弁。
  4. 前記切換軸が前記複数の流路に対して直交して配されてなる請求項1〜3のいずれかに記載のボール式水流切換弁。
  5. 前記仕切壁により区画された前記複数の各流路の水流方向が前記ケース体内で水平方向である請求項4記載のボール式水流切換弁。
  6. 前記導入口に環状シール材を取り付けてなる請求項1〜5のいずれかに記載のボール式水流切換弁。
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