JP4111321B2 - 単一搬送波信号についての周波数領域の同期を提供するシステム及び方法 - Google Patents
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Description
本発明は、一般的には、単一搬送波信号の受信に関連し、特に、残留側波帯信号のような、単一搬送波信号についての周波数領域の同期を提供するための改善されたシステムと方法に関連する。
【0002】
ディジタル高精細テレビジョン(HDTV)伝送のためのアドバンスドテレビジョンシステムコミッティー(ATSC)規格は、10.76MHzのレートで8(8)レベル残留側波帯(VSB)シンボルストリームとして変調された信号を使用する。この信号は、ATSC 8−VSBと呼ばれている。ATSC規格は、832(832)シンボルを有する長さのデータとして、データセグメントを定義している。各データセグメントは、4つのシンボル”1001”を含む固定パターンで開始する。”1001”の固定のパターンは、新たなデータセグメントの開始を示す。”1001”シンボルは、データセグメント内の832シンボルの内の、最初の4シンボルである。
【0003】
復調処理では、固定パターン”1001”は、データセグメントの位置的なアラインメントを決定するために受信機により使用される。データセグメントの位置的なアラインメントの位置を見つける(又は、”回復する”)ことは、データフレーム同期のため及びシンボルタイミング再生を容易にするためには必須である。従って、4つのシンボル”1001”が繰返されることの信頼性のある且つ強い検出は、ATSC規格に従って放送される信号を受信する受信機の動作には必須である。
【0004】
雑音、減衰及び、マルチパス反射の存在の下で、強いデータ受信を可能とするために、パイロット搬送波(”トーン”とも呼ばれる)が、伝送される信号へ追加される。パイロット搬送波は、周波数スペクトラム上のDCに正確に配置される。パイロット搬送波は、受信されたスペクトルの位置を正確に推定するために、受信機内で使用される。パイロット搬送波は、送信機の発信器の位相と周波数へ、受信機の局部発信器を同期させるためにも、受信機内で使用される。同期機能は通常は、”搬送波再生ユニット”と呼ばれる回路内で実行される。
【0005】
同期アルゴリズムは、3つの観点で、受信機を送信機へ同期させるのに使用される。受信機は、サンプリングの時点とサンプルレートに関して、送信機へ同期される。受信機は、データフレーム境界のアラインメントに関しても、送信機へ同期される。受信機は、受信された信号が復調されるべき周波数と位相に関しても、送信機へ同期される。
【0006】
典型的な搬送波再生ユニットは、パイロット搬送波への、周波数位相ロックループ(FFLP)を使用する。この技術の主な困難さの1つは、非線形回路を使用することである。非線形回路は解析するのが困難な非線形伝達関数を有する。更に、周波数位相ロックループ内の捕そくループ帯域幅は、良好な追跡性能を得るために、狭くなければならない。
【0007】
従って、線形伝達関数を有する、単一搬送波信号のためのパイロット搬送波再生回路の技術の要求がある。
【0008】
大きな捕そく範囲を得るために、追跡帯域幅に独立した捕そく帯域幅を有する、単一搬送波信号のためのパイロット搬送波再生回路の技術の要求がある。
【0009】
本発明は、一般的には、残留側波帯信号のような、単一搬送波信号についての周波数領域の同期を提供する改善されたシステム及び方法を含む。
【0010】
本発明の有利な実施例では、本発明の改善されたシステムは、単一搬送波信号の粗い周波数推定値と精密な周波数推定値を得ることができる、同期回路を有する。このシステムは、3つの別々に得られた周波数推定値から、正確な周波数推定値を得る3状態マシンも有する。このシステムは、時間領域DC推定値を供給することができる、DC推定器回路も有する。このシステムは、線形伝達関数を有する、単一搬送波信号についてのパイロット搬送波再生回路を提供する。
【0011】
本発明の主な目的は、残留側波帯信号のような、単一搬送波信号についての周波数領域の同期を提供する改善されたシステム及び方法を提供することである。
【0012】
本発明の他の目的は、単一搬送波信号の粗い周波数推定値と精密な周波数推定値を提供することである。
【0013】
本発明の他の目的は、3つの別々の周波数推定値から、正確な周波数推定値を得る3状態マシンを提供することである。
【0014】
本発明の他の目的は、時間領域DC推定値を供給することができる、DC推定器回路を提供することである。
【0015】
前述は、当業者が以下の本発明の詳細な説明をよりよく理解できるように、本発明の特徴と技術的な利点を広く概説したものである。本発明の更なる特徴と利点は、本発明の請求の範囲の主題を構成する以下に説明する。当業者は、本発明の同じ目的を実行するためにの他の構造を修正し又は設計する基礎として、概念と開示された特定の実施例を容易く使用しうることは、理解すべきである。当業者は、そのような等価な構成は、広い形式の本発明の意図と範囲から離れないことも、理解すべきである。
【0016】
本発明の詳細な説明を行う前に、本特許文書を通して使用する単語とフレーズを定義するのは有益であり:用語”含む”及び”有する”及びその派生は、制限なしに含むことを意味し;用語”又は”は、意味及び/又はを含み;フレーズ”関連する”及び”それと関連する”及びその派生は、含む、内に含まれる、相互に接続される、含む、内に含まれる、接続する、結合する、通信する、協同する、インターリーブする、並列する、近似する、結合する、有する、特性を有する等を意味し;用語”コントローラ”、”プロセッサ”又は、”装置”は、装置、システム又は少なくとも1つの動作を制御するその一部を意味し、そのような装置はハードウェア、ファームウェア又はソフトウェア又は、同じものの少なくとも2つの幾つかの組合せで実行されうる。特定のコントローラに関連する機能性は、局部的に又は遠隔的に、集中化又は分散化されてもよいことに、注意すべきである。ある単語及びフレーズの定義は、本特許文書を通して提供され、当業者は、その多くを理解すべきであり、多くの例でない場合には、そのような定義が事前に与えられ、そして、特徴はそのように定義された単語とフレーズを使用する。
【0017】
本発明とその利点の更に完全な理解のために、添付の図面と共に以下の詳細な説明を参照する。同様な番号は、同様な構成要素を指す。
【0018】
本発明の改善されたシステムと方法の原理を説明する、この特許書類内で記述される、以下に説明する図1から5、及び種々の実施例は、説明のみのためであり、本発明の範囲を限定するものと考えるべきではない。本発明の改善されたシステムと方法を、特定の形式の単一搬送波信号の、残留側波帯信号について説明する。単一搬送波信号についての周波数領域の同期を提供する、本発明の改善されたシステムと方法を、高精細テレビジョンシステムで使用されるATSC 8−VSB信号について説明する。当業者は、本発明の原理は、他の形式の単一搬送波信号について周波数領域の同期を提供する他の同様な装置へも、うまく適用されうることは、容易く理解する。
【0019】
本発明の改善されたシステムと方法をより理解するために、最初に、符号化された直交周波数分割多重(COFDM)システムで使用される幾つかの同期技術を考えることが役に立つであろう。図1は、符号化された直交周波数分割多重(COFDM)システムについての、従来技術の同期ループ回路100を示すブロック図である。同期ループ回路100の良く知られた動作原理の説明は、”ディジタル地上テレビジョンのための、ディジタルビデオ放送、フレーミング構造、チャネル符号化及び変調”と題する、1997年3月の、欧州通信規格文書ETS300744に記載されている。COFDM同期ループ回路100の動作は技術的によく知られているので、ここでは、回路の簡単な説明のみを行う。
【0020】
乗算器110は、ディジタル/アナログ変換器(図示していない)から信号を受信する。乗算器110は、共通位相誤差(CPE)検出器周波数コントローラ120からも入力信号を受信する。乗算器110の出力は、サンプルレート変換器130に接続されている。サンプルレート変換器130の第1の出力は、サンプルレート検出器コントローラ140に接続されている。サンプルレート変換器130の第2の出力は、ガードバンド除去ユニット150に接続されている。
【0021】
ガードバンド除去ユニット150の出力は、ベースバンド高速フーリエ変換器160に接続されている。ベースバンド高速フーリエ変換器160の出力は、デローテータ170とチャネルインパルス応答(CIR)検出器及びウインドウコントローラ180に接続されている。CIR検出器及びウインドウコントローラ180の出力は、デローテータ170に接続され且つ、ガードバンド除去ユニット150にも接続されている。
【0022】
デローテータ170の出力は、復調された信号出力である。デローテータ170の復調された信号出力は、パイロット抽出器190にも接続されている。パイロット抽出器190の出力は、共通位相誤差(CPE)検出器周波数コントローラ120に接続されている。パイロット抽出器190の出力は、サンプルレート検出器コントローラ140にも接続されている。
【0023】
COFDMシステム内の同期ループ回路100は、幾つかの興味のある特徴を有する。第1に、チャネルインパルス応答(CIR)検出器及びウインドウコントローラ180は、相関処理を使用して受信されたスペクトルのパワーを決定する。このスペクトル推定は、チャネルの効果を補正するのに使用される。チャネルインパルス応答(CIR)検出器及びウインドウコントローラ180は、ガードバンドの位置を決定するために、最大化アルゴリズムも使用する。ベースバンド高速フーリエ変換器160により行われる高速フーリエ変換処理は、直交性の損失をさけるために、伝送されたデータに整列された窓上で実行されねばならないので、この機能は、必須である。チャネルインパルス応答(CIR)検出器及びウインドウコントローラ180は、フレームアラインメントの(即ち、COFDMシンボルアラインメント)タスクを実行する。
【0024】
第2に、符号化された直交周波数分割多重は、各COFDMシンボル毎に、幾つかのパイロットを送信する。パイロット抽出器180は、各COFDMシンボルについて、これらのパイロットの振幅と位相を推定する。COFDMシステムの全ての更なる同期ステップは、この情報の取得に依存している。
【0025】
第3に、COFDMシステムでは、ベースバンド信号の周波数誤差は、復調後に、全てのCOFDM搬送波についての共通の位相誤差(CPE)となる。パイロットの位相がランダムであるとすると、パイロット抽出器190から入手できるパイロット位相の平均は、共通の位相誤差(CPE)を与えるべきである。周波数誤差は、共通の位相誤差(CPE)から推定されることが可能である。周波数誤差は、そして、変調周波数を補正するのに使用される。
【0026】
第4に、ベースバンド信号のサンプリングレート誤差は、搬送波周波数に比例する搬送波位相となる。サンプルレートの誤差は、隣接パイロットについての位相推定値の微分を使用して推定されることが可能である。この推定値の平均は、サンプリングレートを補正するために、サンプルレート変換器130へ帰還される。
【0027】
上述のCOFDMシステムの同期化方法の特徴は、同期を達成する問題への1つの特定のアプローチを示す。COFDMシステムで採用されている同期化技術の見直しでは、幾つかのCOFDM同期化技術は、おおよそ残留側波帯(VSB)同期化で採用されている幾つかの同期化技術と対応することは、注意する。特に、COFDMシステムのパイロット抽出の処理は、残留側波帯(VSB)エッジに整列された高速フーリエ変換(FFT)ビンの振幅と位相を推定する処理に対応する。VSB信号は、単一搬送波を有するが、COFDM信号は複数の搬送波(2K又は8k)を有する。従って、COFDM信号は、かなりの量の搬送波のダイバーシチを有する。これは、周波数選択性チャネルはCOFDMパイロットの小さなサブセットをフェードするが、それらの全てはフェードしないことを意味する。
【0028】
残留側波帯(VSB)システムでは、フェードがパイロットの位置に対応する場合には、パイロットの位置は、回復不能に失われそして、そして、VSBエッジパイロット抽出器は、信頼性のある情報を提供できないであろう。本発明の改善されたシステムと方法では、パイロットは、スペクトル中に存在すると仮定される。
VSBシステムにはガードバンドがない。従って、窓位置を推定するCOFDM問題は発生しない。これは、チャネルインパルス応答(CIR)推定が、VSBシステムでは要求されないことを意味する。
【0029】
VSBシステム内のデータフレーム同期は、COFDMシステム内のデータフレーム同期とも非常に異なっている。VSBシステムでは、フィールド同期パターンが、313(313)セグメント毎に一度送信される。4シンボルのセグメント同期パターン(即ち、”1001”)は、新たなデータセグメントの開始を示す。”1001”シンボルは、データセグメントの832シンボルの最初の4シンボルである。”1001”シンボルについての4バイトは、高速フーリエ変換(FFT)サイズの非常に小さな部分である(通常は1000(1k)バイトのオーダである)。これは、高速フーリエ変換(FFT)出力は、データフレーム同期化に使用されることができないことを意味する。
【0030】
VSB信号についての周波数領域の同期を更に調査するために、VSB信号の数学モデルの分析が有益である。ベースバンド残留側波帯(VSB)信号は、パイロットとして使用される小さな直流(DC)成分を有する、振幅変調(AM)された波形である。パイロットの振幅を、Apで示す。同期問題を研究するために、伝送される信号、xp、は、
xp=Apexp(j2πfpt) (1)
で、モデル化され、fpは、パイロット周波数であり、tは時間である。受信器では、受信された信号と周波数fp+Δfpとでうなりを発生することによりベースバンドへ信号を戻すために、チューナによりダウンコンバージョンが実行され、Δfpは、周波数誤差である。実際には、値Δfpは、ランダムであり、そして、時間の関数である。しかしながら、現在の分析では、周波数誤差Δfpは、一定であると仮定する。一定の周波数誤差Δfpを有する受信されたベースバンドの信号は、xpr(t)で示される。
xpr(t)=Apexp(j2π(fp)t)exp(−j2π(fp+Δfp)t) (2)
xpr(t)=Apexp(−j2π(Δfp)t) (3)
ディジタル化後に、これは、
xpr(k)=Apexp(−j2π(Δfp)k(Ts+ΔTs)) (4)
となる。
式(4)のフーリエ変換をとり、そして、m番目のビン内のパイロットの位相のみを見れば、結果は、
Arg(Xpr(m))=Arg[Σ(A)(B)] (5)
であり、総和は、k=0からk=N−1であり、
A=Apexp(−j2π(Δfp)kTs(1+(ΔTs/Ts))) (6)
及び、
B=exp(−j(2π/N)mk(1+(ΔTs/Ts))) (7)
である。
【0031】
離散フーリエ変換は、tの代わりにkTsで、そして、周波数間隔についてはfs/Nを用いることにより、これは、定数Tsについてのみ相殺し、連続フーリエ変換と関連することに注意する。この場合には、Tsは瞬時に変化する。
【0032】
式(5)は、
【0033】
【数1】
の結果を与える。
【0034】
受信されたサンプルのインデックスk=qN+nとする。これは、Xpr,qにより示される、q番目の離散フーリエ変換(DFT)フレーム内のn番目のサンプルを表す。これは、
Arg[Xpr,q(m)/Xpr,q+1(m)]=Arg[(C)(D)] (9)
ここで、
C=exp(j2π(Δfp)NTs(1+(ΔTs/Ts))) (10)
そして、
D=exp(j(2π/N)m(1+(ΔTs/Ts))) (11)
である。これは、
Arg[Xpr,q(m)/Xpr,q+1(m)]=E+F (12)
を与え、ここで、
E=2π(Δfp)NTs(1+(ΔTs/Ts)) (13)
そして、
F=(2π/N)m(1+(ΔTs/Ts)) (14)
である。
式(12)と式(13)及び、式(14)を考慮することにより、以下の観測が可能である:
第1に、搬送波周波数とサンプルレート誤差の両方は、周波数領域の位相項として現れる。従って、これらの2つの量の効果を切り離すことが必要である。搬送波周波数は、全ての搬送波についての共通位相誤差であり、サンプルレート誤差は、その中に搬送波が現れるビンへ比例する位相誤差を発生する。符号化された直交周波数分割多重(COFDM)では、幾つかの搬送波がある。従って、式(12)(及び、その構成する式(13)と(14))は、mの幾つかのペアについて解かれる。これは、第1の項を除去し、そして、第2の項を分離する。mに関する式(12)の平均傾斜は、サンプルレート誤差を生じることに注意する。残留側波帯(VSB)の場合については、しかしながら、搬送波は、任意のmにおいてのみ配置されている。この理由のために、符号化された直交周波数分割多重(COFDM)法は、タイミング再生については使用することができない。
【0035】
第2に、この関係を得るために、1つの時間窓からの高速フーリエ変換を次の時間窓からの高速フーリエ変換で複素数除算する。(複素数除算は2つの実数除算を使用して実行されうる複素変数理論を思い出す。)複素数除算は、平均周波数とタイミングオフセットが少なくとも2つの高速フーリエ変換窓については一定であるとみなされることを意味する。これは、符号化された直交周波数分割多重(COFDM)フロントエンドの共通問題である。この問題は、より良いチューナが要求されることを意味する。われわれは、位相のみに興味があるので、除算演算子を、項Xpr,q(m)とX* pr,q+1(m)の乗算により置き換えうることに注意し、ここで、X*は、Xの複素共役を示す。
【0036】
第3に、高速フーリエ変換の前にタイミング再生が行われると仮定する場合には、ΔTsはTsよりも非常に小さい。これは、m番目のビンの位相は、搬送波オフセットによる成分のみを含むことを意味する。一般的には、受信機は最初にタイミングを得てそして、等化器を適応させる前に搬送波位相を得るので、これは、合理的な仮定である。
【0037】
COFDMシステムでの周波数推定は、2つの部分に分割される。第1の部分は、推定値はプラス又はマイナス2分の1の高速フーリエ変換(FFT)ビン間隔内で決定される、粗い周波数推定である。第2の部分は、推定が1ヘルツ(1Hz)の誤差より小さく決定される、精密な周波数推定である。
【0038】
粗い周波数推定手順は、差動復調後の連続パイロット搬送波についてのマスクを使用し、そして、マスクの位置をわたってパワーを最大化する。入力信号は、ここで、パイロット位置を送信機と整列させるために、周波数に変換される。ここで、周波数オフセットは、2分の1ビン間隔より小さいと仮定されうる。
【0039】
精密な周波数誤差は、そして、連続するパイロットをわたり、差動的に復調された信号を平均することにより推定される。更に正確な推定は、散乱パイロットを使用しても得られうる。
【0040】
COFDM法は、複数の搬送波からの情報を使用するので、前述のCOFDM周波数推定法は、単一の搬送波システムでは使用できない。
【0041】
更に完全に説明するように、本発明のシステム及び方法は、単一の搬送波システムでの周波数推定のためのアルゴリズムを含む。前述のように、本発明のシステムと方法は、残留側波帯(VSB)システムに関して説明されるが、一般的には、単一搬送波システムに適用可能である。
【0042】
VSBシステム内には1つのみの搬送波があるが、VSBスペクトルは、次のように解釈され得る。VSBパイロット搬送波は、シンボルごとに、一定の位相進みを有する(周波数領域の)インパルスである。全体のVSBスペクトルは、その上に重畳されたパイロット搬送波を有する、シンボル毎にランダムな位相変化を有する、データ搬送波の組みであると、考えられる。従って、平均パワースペクトルは、データ搬送波に関してパイロット搬送波を高める。
【0043】
これは、平均パワースペクトルに関するピーク検出動作により得ることができる。パイロット搬送波が配置されているビンの後に、精密な周波数推定値が、式(12)を使用して得られる。この方法は、”第1の周波数推定アルゴリズム”と呼ばれる。
【0044】
図2は、残留側波帯信号のような単一搬送波信号についての、周波数領域の搬送波及びタイミング再生を提供する、本発明の優位な実施例を示すブロック図である。本発明の同期回路200の第1の構成要素は、サンプルレート変換器210である。サンプルレート変換器210は、(図示していない)ディジタル/アナログ変換器から入力信号を受信する。サンプルレート変換器210の出力は、乗算器220に接続されている。乗算器220は、同期プロセッサ搬送波再生ユニット260からも、入力信号を受信する。
【0045】
乗算器220の出力は、ルート2乗余弦(SQRC)フィルタ230に接続されている。SQRCフィルタは、送信機(図示していない)の同様なフィルタに整合させるために使用される。
【0046】
SQRCフィルタ230の出力は、高速フーリエ変換器240へ接続されている。高速フーリエ変換器240の出力は、等化器(図示していない)に接続されている。高速フーリエ変換器240の出力は、同期プロセッサ搬送波再生ユニット260にも接続されている。高速フーリエ変換器240の出力は、受信されたデータのスペクトル推定値を提供する。
【0047】
ルート2乗余弦(SQRC)フィルタ230の出力は、タイミング再生ユニット250にも接続されている。タイミング再生ユニット250の出力は、サンプルレート変換器210に接続されている。タイミング再生ユニット250で実行されるタイミング再生は、パイロット補助又はブラインドのいずれかである。タイミング再生は、時間領域で実行される。
【0048】
前述の第1の周波数推定アルゴリズムが、同期回路200内で使用されたときには、2つの問題が認められる。第1は、高速フーリエ変換(FFT)を使用する周波数推定手順は、周波数オフセットが、漏洩効果により2分の1のビン間隔に一致するときには、固有の問題を有する。第2は、周波数オフセットが負の場合には、フィルタの阻止帯域であるので、パイロット搬送波は、ルート2乗余弦(SQRC)フィルタにより大きな減衰を受ける。これは、データ搬送波の平均パワーが、低時定数のパイロット搬送波の平均パワーよりも大きいことが可能であることを意味する。これは、誤った粗い周波数推定を与える。
【0049】
第2の問題(即ち、負の周波数オフセット)は、入力信号へ初期の正の周波数オフセットを供給することにより解決され得る。周波数推定手順が完了した後に、初期の正の周波数オフセットは除去される。
【0050】
第1の問題(即ち、周波数オフセットが2分の1のビン間隔に一致する)は、3状態の状態マシンを提供することにより、解決される。状態マシンの第1状態では、前述の方法で、周波数推定値が得られる。状態マシンの第2状態では、正の4分の1(+1/4)のビン間隔の知られた固定の周波数推定値を有する、第2の推定値が得られる。状態マシンの第3状態では、負の4分の1(−1/4)のビン間隔の知られた固定の周波数推定値を有する、第3の推定値が得られる。
【0051】
3つの推定値の対称な差は、そして、2つの最も近い推定値を決定するために、計算される。周波数オフセットは、2つの最も近い推定値の平均に4分の1のビン間隔を加えて得られる。この方法は、”第2の周波数推定アルゴリズム”と呼ばれる。
【0052】
図3は、第2の周波数推定アルゴリズムの動作の方法を示すフローチャート図である。この方法のステップは、一般的には、参照番号300で示されている。最初に、DC周りの平均パワースペクトルが計算される(ステップ310)。そして、周波数推定番号1が、計算される(ステップ315)。
【0053】
そして、正の4分の1(+1/4)ビン間隔が、入力スペクトルを、マイナス4分の1(−0.25)倍のFRESに等しい量だけ移動することにより、供給される(ステップ320)。FRESは、高速フーリエ変換(FFT)ビンサイズにより分割されるサンプリング周波数に等しい。そして、DC周りの平均パワースペクトルが計算される(ステップ325)。そして、周波数推定番号2が、計算される(ステップ330)。
【0054】
負の4分の1(−1/4)ビン間隔が、入力スペクトルを、正の4分の1(+0.25)倍のFRESに等しい量だけ移動することにより、供給される(ステップ335)。そして、DC周りの平均パワースペクトルが計算される(ステップ340)。そして、周波数推定番号3が、計算される(ステップ345)。
【0055】
次に、3つの推定値の対称な差が、2つの最も近い推定値を決定するために計算される(ステップ350)。2つの最も近い推定値は、そして、平均される(ステップ355)。最後に、周波数オフセットが、2つの最も近い推定値の平均値へ正の4分の1(+0.25)倍のFRESに等しい量を加算することにより、計算される(ステップ360)。
【0056】
図4は、単一の搬送波信号についての周波数領域の搬送波及びタイミング再生を提供する本発明の代わりの優位な実施例のブロック図を示す。代わりの優位な実施例は、サンプルレート変換器210(図4には示していない)からの入力サンプルを受信できる、環状バッファ410を有する。図4に示された本発明の優位な実施例は、図2の高速フーリエ変換器240及び同期プロセッサ搬送波再生ユニット260に対応する。
【0057】
環状バッファ410は、高速フーリエ変換器(FFT)420に接続されている。高速フーリエ変換器(FFT)420の出力は、粗い周波数推定回路430とスイッチ470へ接続されている。図4に示されているようにスイッチ470が”A”位置にあるときには、高速フーリエ変換器420からの出力は、精密な周波数推定及び位相推定回路450へ供給される。
【0058】
粗い周波数推定回路430は、周波数の粗い推定値を供給しそして、粗い推定値を乗算器440へ送る。精密な周波数推定及び位相推定回路450は、周波数の精密な推定値と位相推定値を供給しそして、これらの推定値を加算器440へ送る。加算器440は、これらの推定値を結合しそして、それらを正弦乗算ユニット480へ送る。正弦乗算ユニット480は、結合された周波数推定値を正弦ファクタexp(−jθ)と乗算する。値θは、ωtプラス
【0059】
【外1】
の和に等しく、ここでωは角周波数、tは時間そして、
【0060】
【外2】
は位相である。正弦乗算ユニット480の出力は、(図2に示された)乗算器220へ送られる。
【0061】
図4は、本発明の代わりの優位な実施例が、DC推定器回路460を含むことも示す。DC推定器回路460は、環状バッファ410接続され、且つ、そこから入力を受信する。DC推定器回路460は、サンプルレート変換器210(図4には示していない)に接続され且つそこから入力を受信する。DC推定器回路460は、加算器440の出力と接続され、そして、加算器440の出力から入力を受信する。
【0062】
図4に示された本発明の代わりの優位な実施例は、精密な周波数推定値を得るために高速フーリエ変換器420により供給される出力を使用する代わりに、時間領域DC推定値を得るために使用され得る。パイロット搬送波がDCビンへシフトされた後に、新たな時間領域DC推定値が式:
DCNEW=FFT(0)−Input(N)+Input(0) (15)
から計算され、ここで、FFT(0)は処理されたDC推定値であり、Input(N)はN時間周期前に受信された入力サンプルであり、Input(0)は現在の入力サンプルである。
【0063】
DC推定器回路460は、乗算器440からFFT(0)の値を受信する。DC推定器回路560は、環状バッファ410からInput(N)の値を受信する。DC推定器回路460は、(図4には示していない)サンプルレート変換器210からInput(0)の値を受信する。DC推定器回路460は、式(15)を使用して、新たな時間領域DC推定値、DCNEW、を計算する。新たな時間領域DC推定値の計算は、環状バッファ410から古いサンプルを除去しそして、新たな入力サンプルでそれを置換することにより、各サンプルの頻度でなされ得る。
【0064】
新たな時間領域DC推定を使用したいときには、スイッチ470が、スイッチ470の”B”位置へ設定される。精密な周波数推定及び位相推定回路450は、DC推定器回路460から新たな時間領域DC推定値を受信することを開始し、そして、その精密な周波数推定処理で新たな時間領域DC推定値を使用する。この技術は、初期捕そくフェーズ後に、高速フーリエ変換器420の待ちを除去する。
【0065】
図5は、前述の第2の周波数推定アルゴリズムを使用する第3の周波数推定アルゴリズム動作の方法を示すフローチャート図である。方法のステップは、一般的には、参照番号500で示されている。最初に、入力サンプルが得られる(ステップ510)。そして、入力サンプルが、新たなチャネルからかどうかの決定がなされる(判断ステップ520)。入力サンプルが新たなチャネルからである場合には、新たな粗い周波数推定値は、第2の周波数推定アルゴリズムを使用して計算され(ステップ530)そして、制御がステップ540へ送られる。入力サンプルが新たなチャネルからではない場合には、新たな粗い周波数推定値は、計算されない。そして、制御はステップ530を飛ばしてステップ540へ送られる。ステップ540では、精密な周波数推定値が計算され、そして、制御はステップ550へ送られる。
【0066】
粗い周波数推定値が計算された(ステップ530)後に、搬送波周波数は、高速フーリエ変換器420のDCビンに正確に整列される。このスペクトルは、ゼロに等しいmの値で、式(12)を使用して、精密な周波数推定値を計算するために、ステップ540で使用される。ゼロに等しいmの値は、DCビンに対応する。式(14)でmがゼロに等しいときには、Fはゼロに等しい。従って、式(12)は、
Arg[Xpr,q(0)/Xpr,q+1(0)]=E (16)
となり、
ここで、Eは、式(13)からの2π(Δfp)NTs(1+(ΔTs/Ts))に等しい。量(ΔTs/Ts)は1より非常に小さいので、式(15)は、
Arg[Xpr,q(0)/Xpr,q+1(0)]=2π(Δfp)NTs (17)
となる。従って、精密な周波数推定値、Δfpは、
Δfp=[1/(2πNTs)][Arg[Xpr,q(0)/Xpr,q+1(0)]]
(18)
である。
この結果で、単一搬送波からの情報を使用しながら、搬送波周波数とサンプルレート誤差を分離する問題を解決した。
【0067】
粗い周波数推定値が計算された(ステップ530)後に、そして、精密な周波数推定値が計算された(ステップ540)後に、2つの推定値が加算器440で加算される(ステップ550)。結合された周波数推定値は、そして、正弦乗算ユニット480へ送られる(ステップ560)。正弦乗算ユニット480は結合された周波数推定値を、正弦ファクタexp(−jθ)と乗算する。値θは、ωtプラス
【0068】
【外3】
の和に等しく、ここでωは角周波数、tは時間そして、
【0069】
【外4】
は位相である。正弦乗算ユニット480の出力は、(図2に示された)乗算器220へ送られる。そして、次のサンプルが得られ(ステップ570)そして、制御はステップ520へ戻る。
【0070】
このように、(粗い周波数推定と精密な周波数推定を含む)第3の周波数推定アルゴリズムは、非常に良好な周波数推定を提供する。周波数推定値内のピークの開ループ周波数誤差は、1ヘルツ(1Hz)のオーダーであることが分かった。本発明の周波数推定器は、線形でありそして、非線形法を使用する必要はない。
【0071】
本発明は、周波数領域アルゴリズムを使用して、単一搬送波信号について、搬送波再生、特に、周波数推定が可能であることを示す。しかしながら、本発明のシステムと方法は、受信された信号内にパイロット搬送波の存在を仮定することに注意する。周波数選択性チャネルでは、搬送波周波数でヌルの場合もありえる。そのような場合には、又は、パイロット搬送波がないどのような場合にも、本発明のシステム及び方法は動作しない。
【0072】
本発明は、詳細に説明されているが、当業者は、最も広い形式の本発明の意図と範囲から離れることなしに、それらに、種々の変更、代用及び、変更を行うことが可能であることは、理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 符号化された直交周波数分割多重システムの従来技術の同期ループ回路を示すブロック図である。
【図2】 残留側波帯信号のような、単一の搬送波信号についての周波数領域搬送波及びタイミング再生を提供する本発明の優位な実施例を示すブロック図である。
【図3】 本発明の改善されたシステムの動作の優位な方法の第1の部分示すフローチャート図である。
【図4】 残留側波帯信号のような、単一の搬送波信号についての周波数領域搬送波及びタイミング再生を提供する本発明の代わりの優位な実施例を示すブロック図である。
【図5】 本発明の改善されたシステムの動作の優位な方法の第2の部分示すフローチャート図である。
Claims (20)
- 単一搬送波信号についての周波数領域の同期を提供するシステムであって、前記単一搬送波信号を受信でき、且つ、前記単一搬送波信号の粗い周波数推定値を得ることができ、且つ、周波数誤差Δf p を使用して前記単一搬送波信号の精密な周波数推定値を得ることができ、Δf p は、式
Δf p =[1/(2πNT s )][Arg[X pr,q (0)/X pr,q+1 (0)]]
により与えられ、[1/(NT s )]は周波数間隔であり、T s はサンプリング周期であり、X pr (0)はゼロ次のビンの一定の周波数誤差を有する伝送された信号であり、Arg[X pr,q (0)/X pr,q+1 (0)]はゼロ次のビンのパイロット搬送波信号の位相である同期回路を有する、システム。 - 前記単一搬送波信号は残留側波帯信号である、請求項1に記載のシステム。
- 前記同期回路は、前記単一搬送波信号の平均パワースペクトルに関してパイロット搬送波信号の位置を捜すことにより、前記単一搬送波信号の粗い周波数推定値を得ることができる、請求項1に記載のシステム。
- 前記同期回路は更に、前記単一搬送波信号の最終周波数推定値を得るための3状態マシンを有し、前記3状態マシンは、第1の周波数推定値を得ることができ、且つ、正の4分の1のビン間隔の知られた固定の周波数推定値を有する第2の周波数推定値を得ることができ、且つ、負の4分の1のビン間隔の知られた固定の周波数推定値を有する第3の周波数推定値を得ることができる、請求項1に記載のシステム。
- 前記3状態マシンは、3つの周波数推定値のどの2つが値が近いかを決定することができ、且つ、2つの最も近い周波数推定値の平均値を得ることができ、且つ、2つの最も近い周波数推定値の前記平均値に4分の1のビン間隔を加算することにより、前記単一搬送波信号の前記最終周波数推定値を計算できる、請求項4に記載のシステム。
- 前記3状態マシンは、前記単一搬送波信号の平均パワースペクトルに関してパイロット搬送波信号の位置を捜すことにより、前記単一搬送波信号の粗い周波数推定値を得ることにより、前記単一搬送波信号の前記第1、第2及び、第3の推定値を得ることができる、請求項4に記載のシステム。
- 前記同期回路は線形伝達関数を有する、請求項6に記載のシステム。
- 単一搬送波信号についての周波数領域の同期を提供するシステムであって、
− 高速フーリエ変換器と、前記高速フーリエ変換器の出力に接続された粗い周波数推定回路と、前記高速フーリエ変換器の出力に接続された精密な周波数推定及び位相推定回路とを有する同期回路を有し、
− 前記高速フーリエ変換器の前記出力の代わりに前記精密な周波数推定及び位相推定回路に接続されることができるDC推定器回路を有し、前記DC推定器回路は、前記精密な周波数推定及び位相推定回路へ、時間領域DC推定値を供給することができる、システム。 - 前記DC推定器回路は、式
DCNEW=FFT(0)−Input(N)+Input(0)
から、前記時間領域DC推定値DCNEWを計算し、FFT(0)は処理されたDC推定値であり、Input(N)はN時間周期前に受信された入力サンプルであり、Input(0)は現在の入力サンプルである、請求項8に記載のシステム。 - 前記DC推定器回路は、前記高速フーリエ変換器についての環状入力バッファの出力からInput(N)の値を受信し、サンプルレート変換器の出力からInput(0)の値を受信し、前記粗い周波数推定回路と前記精密な周波数推定及び位相推定回路の出力を加算する加算器の出力からFFT(0)の値を受信する、請求項9に記載のシステム。
- 単一搬送波信号についての周波数領域の同期を提供する方法であって、
− 同期回路で、単一搬送波信号を受信するステップと、
− 前記同期回路で、前記単一搬送波信号の粗い周波数推定値を得るステップと、
− 前記同期回路で、周波数誤差Δf p を使用して前記単一搬送波信号の精密な周波数推定値を得るステップとを有し、
Δf p は、式
Δf p =[1/(2πNT s )][Arg[X pr,q (0)/X pr,q+1 (0)]]
により与えられ、[1/(NT s )]は周波数間隔であり、T s はサンプリング周期であり、X pr (0)はゼロ次のビンの一定の周波数誤差を有する伝送された信号であり、Arg[X pr,q (0)/X pr,q+1 (0)]はゼロ次のビンのパイロット搬送波信号の位相である、方法。 - 前記単一搬送波信号は残留側波帯信号である、請求項11に記載の方法。
- 前記同期回路で、前記単一搬送波信号の粗い周波数推定値を得る前記ステップは、前記単一搬送波信号の平均パワースペクトルに関してパイロット搬送波信号の位置を捜すステップを有する、請求項11に記載の方法。
- 更に、
− 3状態マシンで、前記単一搬送波信号の第1の周波数推定値を得るステップと、
− 前記3状態マシンで、正の4分の1のビン間隔の知られた固定の周波数推定値を有する前記単一搬送波信号の第2の周波数推定値を得るステップと、
− 前記3状態マシンで、負の4分の1のビン間隔の知られた固定の周波数推定値を有する前記単一搬送波信号の第3の周波数推定値を得るステップとを有する、請求項11に記載の方法。 - 更に、
− 前記3つの周波数推定値のどの2つが値が近いかを決定するステップと、
− 2つの最も近い周波数推定値の平均値を得るステップと、
− 2つの最も近い周波数推定値の前記平均値に4分の1のビン間隔を加算することにより、前記単一搬送波信号の最終周波数推定値を計算するステップとを有する、請求項14に記載の方法。 - 更に、
− 単一搬送波信号の前記第1、第2及び、第3の周波数推定値を得るステップと、
− 前記単一搬送波信号の平均パワースペクトルに関してパイロット搬送波信号の位置を捜すことにより、前記単一搬送波信号の粗い周波数推定値を得るステップとを有する、請求項14に記載の方法。 - 前記同期回路は線形伝達関数を有する、請求項16に記載の方法。
- 単一搬送波信号についての周波数領域の同期を提供する方法であって、
− DC推定器回路で、時間領域DC推定値を発生するステップと、
− 精密な周波数推定及び位相推定回路の入力を高速フーリエ変換器の出力から前記DC推定器回路の出力へ切り換えることにより、前記精密な周波数推定及び位相推定回路へ、前記時間領域DC推定値を供給するステップとを有する、方法。 - 前記DC推定器回路で、前記時間領域DC推定値を発生するステップは、式
DCNEW=FFT(0)−Input(N)+Input(0)
から、前記時間領域DC推定値DCNEWを計算するステップを有し、FFT(0)は処理されたDC推定値であり、Input(N)はN時間周期前に受信された入力サンプルであり、Input(0)は現在の入力サンプルである、請求項18に記載の方法。 - − 前記DC推定器回路へ、高速フーリエ変換器についての環状入力バッファの出力からInput(N)の値を供給するステップと、
− 前記DC推定器回路へ、サンプルレート変換器の出力からInput(0)の値を供給するステップと、
− 粗い周波数推定回路と前記精密な周波数推定及び位相推定回路の出力を加算する加算器の出力からFFT(0)の値を供給するステップとを有する、請求項19に記載の方法。
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