JP4110817B2 - 映像コンテンツ編集支援システム,記録再生装置,編集者端末装置,コンピュータプログラム,記憶媒体,映像コンテンツ編集支援方法 - Google Patents

映像コンテンツ編集支援システム,記録再生装置,編集者端末装置,コンピュータプログラム,記憶媒体,映像コンテンツ編集支援方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,映像コンテンツを編集する編集システムにかかり,特に映像コンテンツ編集支援システム,記録再生装置,編集者端末装置,コンピュータプログラム,記憶媒体,映像コンテンツ編集支援方法,に関する。
【0002】
【従来の技術】
TV(Television)をなどの放送番組は,取材先の現場などで撮影されたコンテンツ素材である映像コンテンツデータを編集して放映している。上記映像コンテンツの編集においては,粗編集と本編集などの編集処理がある。本編集は,粗編集された映像コンテンツデータから,完成作品である最終映像コンテンツデータ(完全パッケージ)を制作することである。
【0003】
粗編集は,撮影直後の素材データである映像コンテンツデータに構成される場面ごとの映像シーンの中から,最終工程である本編集で必要となる映像シーンを,編集者が選択して,選択された映像シーンの使用部分の抽出を行うために,編集開始位置(In点)および編集終了位置(Out点)からなる時間的位置(タイムコード)を紙媒体などに記録して,必要な映像シーンだけを抽出する本編集前の編集作業(粗編集)である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,撮影された映像コンテンツデータに構成される1または2以上の映像シーンがどこに存在するのか即座に分かりにくいため,磁気テープなどの記録媒体に記録された映像コンテンツデータを最初から記録再生装置(VTR)などで再生処理または再生・巻き戻し処理などを繰返し行うことにより,映像シーンと映像シーンとの間に存在する特徴のある画像(画像フレーム)であるカラーバー(Color Bar)などを目印に映像シーンが,編集者等により検出されている。
【0005】
また,放送業界の報道番組(ニュース番組)などに使われる映像シーンにおいては,被写体に対してカメラのストロボなどのフラッシュが発光された映像シーンなどが多いことから,粗編集では,編集者等により,映像コンテンツデータをVTRなどで,最初から再生処理または再生・巻き戻し処理などを繰返し行い,まずフラッシュが存在する映像シーンが選択されて,選択された映像シーンの使用部分である編集位置(In点,Out点)がタイムコードにより決定されて,紙媒体などにタイムコードが記録されていた。
【0006】
なお,映像シーンは1または2以上の画像のフレームから構成されており,映像コンテンツデータは,上記映像シーンの1または2以上からなる集まりであるとする。
【0007】
したがって,映像コンテンツデータに構成される映像シーンについて再生・巻き戻し処理などを繰返し行う必要があることから,上記映像シーンの選択(Logging)および選択された映像シーンの中から使用する個所を抽出する(Ingesting)作業(粗編集)の効率が上がらないという問題点があった。
【0008】
本発明は,上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,映像コンテンツデータを最初から繰返し再生処理せずに,特徴を有する一または二以上から成るフレームを抽出することにより,本編集までに至る編集処理の作業効率を高めることが可能な,新規かつ改良された映像コンテンツ制作支援システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,映像コンテンツデータを記録媒体に記録または記録媒体に記録された映像コンテンツデータを再生する記録再生装置と,記録再生装置から伝送される映像コンテンツデータを表示する編集者端末装置と,記録再生装置および編集者端末装置を相互に接続するネットワークとから成る映像コンテンツ編集支援システムが提供される。この映像コンテンツ編集支援システムにおいては,映像コンテンツデータに含まれる一または二以上のフレームからなる特徴フレームデータを判断する判断部と,特徴フレームデータに関連する電子ショットマークデータを映像コンテンツデータに記述する記録部と,映像コンテンツデータに記述された電子ショットマークデータを基準として,特徴フレームデータを抽出する編集部とを備えている。
【0010】
本発明によれば,映像コンテンツ編集支援システムは,映像コンテンツデータに含まれる一または二以上のフレームからなる特徴フレームデータを検知して,特徴フレームデータを知らせる電子ショットマークデータを映像コンテンツデータの検知位置に記述して,検知位置を基準として特徴フレームデータを抽出する。かかる構成により,映像コンテンツデータ内に存在する可能性を有する特徴フレームが検知された場合,検知された位置および該当する特徴フレームのインデックス情報が通知されるので,編集作業が改善される。なお,特徴フレームデータは,映像コンテンツデータを構成するフレーム単位の画像フレームデータおよび複数のフレームからなる映像シーンである。
【0011】
なお,映像コンテンツデータに含まれる一または二以上のフレームからなる特徴フレームデータを判断する判断部は,上記記録再生装置または上記編集者端末装置のどちらに備わってもよい。
【0012】
また,特徴フレームデータに関連する電子ショットマークデータを映像コンテンツデータに記述する記録部は,上記記録再生装置または上記編集者端末装置のどちらに備わってもよい。
【0013】
さらに,映像コンテンツデータに記述された電子ショットマークデータを基準として,特徴フレームデータを抽出する編集部は,上記記録再生装置または上記編集者端末装置のどちらに備わってもよい。
【0014】
編集部は,電子ショットマークデータに基づいて,抽出された特徴フレームデータの見出し情報を含むショットカードデータを作成するように構成することができる。かかる構成により,表示されるショットカードデータに基づいて,編集で必要または不必要な特徴フレームデータの選択作業の効率化が図れる。
【0015】
記録部は,電子ショットマークデータを記録媒体におけるタイムコードトラックに記録するように構成することができる。かかる構成により,映像コンテンツデータを視聴するための通常再生よりも再生速度が速い変速再生処理で,映像コンテンツデータに記述された電子ショットマークデータを検出することが可能であり,特徴フレームデータの検出作業の効率化が図れる。
【0016】
特徴フレームデータは,少なくとも光の明滅により生じるフラッシュを含むように構成することができる。かかる構成により,フラッシュが含まれる映像シーン(出来事)の選択作業の効率化を図れる。
【0017】
特徴フレームデータは,少なくとも光の連続交代的な明滅により生じるクロマフラッシュを含むように構成することができる。かかる構成により,クロマフラッシュが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。なお,クロマフラッシュとは,一定の時間内に連続して光が点滅することにより発生するフラッシュである。
【0018】
特徴フレームデータは,少なくともカラーバーを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンごとに挿入されるカラーバーを抽出することにより,映像シーンの検出作業の効率化が図れる。
【0019】
特徴フレームデータは,少なくとも光が次第に明るくなるフェードインを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンの効果としてフェードインが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。
【0020】
特徴フレームデータは,少なくとも光が次第に暗くなるフェードアウトを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンの効果としてフェードアウトが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。
【0021】
編集部は,電子ショットマークデータが記述された映像コンテンツデータの特徴フレームデータよりも前後所定のタイムラグをもつ特徴フレームデータを抽出するように構成することができる。かかる構成により,電子ショットマークデータが記述された特徴フレームデータよりも,より適正な特徴フレームデータを抽出することにより,目的とする映像シーンの選択作業の効率化が図れる。
【0022】
さらに,本発明の別の観点によれば,編集者端末装置とネットワークを介して接続される映像コンテンツデータを記録媒体に記録または記録媒体に記録された映像コンテンツデータを再生する記録再生装置が提供される。この記録再生装置は,映像コンテンツデータに含まれる一または二以上のフレームからなる特徴フレームデータを判断する判断部と,特徴フレームデータに関連する電子ショットマークデータを映像コンテンツデータに記述する記録部とを備えている。
【0023】
本発明によれば,映像コンテンツデータに含まれる一または二以上のフレームからなる特徴フレームデータを検知して,特徴フレームデータを知らせる電子ショットマークデータを映像コンテンツデータの検知位置に記述して,検知位置を基準として特徴フレームデータを抽出する。かかる構成により,映像コンテンツデータ内に存在する可能性を有する特徴フレームが検知された場合,検知された位置および該当する特徴フレームのインデックス情報が通知されるので,編集作業が改善される。なお,特徴フレームデータは,映像コンテンツデータを構成するフレーム単位の画像フレームデータおよび複数のフレームからなる映像シーンである。
【0024】
記録部は,電子ショットマークデータを記録媒体におけるタイムコードトラックに記録するように構成することができる。かかる構成により,映像コンテンツデータを視聴するための通常再生よりも再生速度が速い変速再生処理で,映像コンテンツデータに記述された電子ショットマークデータを検出することが可能であり,特徴フレームデータの検出作業の効率化が図れる。
【0025】
特徴フレームデータは,少なくとも光の明滅により生じるフラッシュを含むように構成することができる。かかる構成により,フラッシュが含まれる映像シーン(出来事)の選択作業の効率化を図れる。
【0026】
特徴フレームデータは,少なくとも光の連続交代的な明滅により生じるクロマフラッシュを含むように構成することができる。かかる構成により,クロマフラッシュが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。なお,クロマフラッシュとは,一定の時間内に連続して光が点滅することにより発生するフラッシュである。
【0027】
特徴フレームデータは,少なくともカラーバーを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンごとに挿入されるカラーバーを抽出することにより,映像シーンの検出作業の効率化が図れる。
【0028】
特徴フレームデータは,少なくとも光が次第に明るくなるフェードインを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンの効果としてフェードインが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。
【0029】
特徴フレームデータは,少なくとも光が次第に暗くなるフェードアウトを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンの効果としてフェードアウトが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。
【0030】
さらに,本発明の別の観点によれば,映像コンテンツデータを記録媒体に記録または記録媒体に記録された映像コンテンツデータを再生する記録再生装置とネットワークを介して,記録再生装置から伝送される映像コンテンツデータを表示する編集者端末装置が提供される。この編集者端末装置は,映像コンテンツデータに含まれる一または二以上のフレームからなる特徴フレームデータに関連する映像コンテンツデータに記述される電子ショットマークデータを基準として,特徴フレームデータを抽出する編集部とを備えている。
【0031】
本発明によれば,映像コンテンツデータに記述された電子ショットマークデータを基準として特徴フレームデータを抽出する。かかる構成により,映像コンテンツデータ内に含まれる特徴フレームが抽出されるので,特徴を有する映像シーンを選択する編集作業が改善される。なお,特徴フレームデータは,映像コンテンツデータを構成するフレーム単位の画像フレームデータおよび複数のフレームからなる映像シーンである。
【0032】
編集部は,電子ショットマークデータに基づいて,抽出された特徴フレームデータの見出し情報を含むショットカードデータを作成するように構成することができる。かかる構成により,表示されるショットカードデータに基づいて,編集で必要または不必要な特徴フレームデータの選択作業の効率化が図れる。
【0033】
特徴フレームデータは,少なくとも光の明滅により生じるフラッシュを含むように構成することができる。かかる構成により,フラッシュが含まれる映像シーン(出来事)の選択作業の効率化を図れる。
【0034】
特徴フレームデータは,少なくとも光の連続交代的な明滅により生じるクロマフラッシュを含むように構成することができる。かかる構成により,クロマフラッシュが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。なお,クロマフラッシュとは,一定の時間内に連続して光が点滅することにより発生するフラッシュである。
【0035】
特徴フレームデータは,少なくともカラーバーを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンごとに挿入されるカラーバーを抽出することにより,映像シーンの検出作業の効率化が図れる。
【0036】
特徴フレームデータは,少なくとも光が次第に明るくなるフェードインを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンの効果としてフェードインが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。
【0037】
特徴フレームデータは,少なくとも光が次第に暗くなるフェードアウトを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンの効果としてフェードアウトが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。
【0038】
編集部は,電子ショットマークデータが記述された映像コンテンツデータの特徴フレームデータよりも前後所定のタイムラグをもつ特徴フレームデータを抽出するように構成することができる。かかる構成により,電子ショットマークデータが記述された特徴フレームデータよりも,より適正な特徴フレームデータを抽出することにより,目的とする映像シーンの選択作業の効率化が図れる。
【0039】
さらに,本発明の別の観点によれば,コンピュータをして上記編集者端末装置として機能させるコンピュータプログラムおよびそのコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供される。
【0040】
さらに,本発明の別の観点によれば,映像コンテンツデータを記録媒体に記録または記録媒体に記録された映像コンテンツデータを再生する記録再生装置とネットワークを介して接続される記録再生装置から伝送される映像コンテンツデータを表示する編集者端末装置とから成る映像コンテンツ編集支援方法が提供される。この映像コンテンツ編集支援方法においては,映像コンテンツデータに含まれる一または二以上のフレームからなる特徴フレームデータを判断し,特徴フレームデータに関連する電子ショットマークデータを映像コンテンツデータに記述し,映像コンテンツデータに記述された電子ショットマークデータを基準として,特徴フレームデータを抽出することを特徴としている。
【0041】
映像コンテンツデータに特徴フレームデータが検出されると,検知された位置および該当する特徴フレームのインデックス情報が通知されるので,編集作業が改善される。
【0042】
編集部は,映像コンテンツデータに記述された電子ショットマークデータに基づいて,特徴フレームデータの見出し情報を含むショットカードデータを作成するように構成することができる。かかる構成により,編集処理に必要な映像シーン,映像シーンに関連する見出し情報,またはタイムコードを含むショットカードデータを一括して作成することが可能となり編集作業の効率化を図れる。
【0043】
電子ショットマークデータに基づいて,抽出された特徴フレームデータの見出し情報を含むショットカードデータが作成されるように構成してもよい。
【0044】
電子ショットマークデータは,記録媒体におけるタイムコードトラックに記録されるように構成してもよい。
【0045】
特徴フレームデータは,少なくとも光の明滅により生じるフラッシュを含むように構成することができる。かかる構成により,フラッシュが含まれる映像シーン(出来事)の選択作業の効率化を図れる。
【0046】
特徴フレームデータは,少なくとも光の連続交代的な明滅により生じるクロマフラッシュを含むように構成することができる。かかる構成により,クロマフラッシュが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。なお,クロマフラッシュとは,一定の時間内に連続して光が点滅することにより発生するフラッシュである。
【0047】
特徴フレームデータは,少なくともカラーバーを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンごとに挿入されるカラーバーを抽出することにより,映像シーンの検出作業の効率化が図れる。
【0048】
特徴フレームデータは,少なくとも光が次第に明るくなるフェードインを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンの効果としてフェードインが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。
【0049】
特徴フレームデータは,少なくとも光が次第に暗くなるフェードアウトを含むように構成することができる。かかる構成により,映像シーンの効果としてフェードアウトが含まれる映像シーンの選択作業の効率化を図れる。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の好適な実施の形態について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお,以下の説明及び添付図面において,略同一の機能及び構成を有する構成要素については,同一符号を付することにより,重複説明を省略する。
【0051】
(1. システム構成)
まず,図1,図2,および図3を参照しながら,本発明に基づいて構成された映像コンテンツ編集支援システムの構成について説明する。図1は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの概略的な構成を示すブロック図であり,図2は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの編集者端末装置4の構成を示すブロック図であり,図3は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの記録再生装置2の構成を示すブロック図である。
【0052】
まず,図1に示すように,映像コンテンツ編集支援システムは,ネットワーク16を介して,VTR(Video Tape Recorder)などの記録再生装置2と,携帯用コンピュータ装置6,携帯電話8,または携帯端末10などからなる編集者端末装置4とが相互に接続されている。
【0053】
上記記録再生装置2は,必ずしも1台から構成される必要はなく,複数台からなる記録再生装置2が,ネットワーク16を介して,複数台から構成される編集者端末装置4とピアツーピア(Peer to Peer)に接続されている。
【0054】
また,記録再生装置2と,編集者端末装置4との間にサーバ(図示せず)を備えることで,ピアツーピアではなく,記録再生装置2および編集者端末装置4をクライアントとした,クライアント/サーバ(Client/Server)のネットワークに構成することも可能である。
【0055】
記録再生装置2は,VTRであり,ニュース番組の取材や,スポーツなどの試合の模様や,映画などの素材の撮影に記録された映像コンテンツデータを,記録または再生する装置である。
【0056】
また図1に示すように,記録媒体14を記録再生装置2にセット(挿入)することで,例えば取材の現場で,記録再生装置2により映像コンテンツデータを記録媒体14に記録することができる。なお,本実施の形態にかかる記録媒体14は,磁気テープなどの媒体であり,例えばD10用とされるデジタルVTRフォーマットのビデオテープなどを巻装している。
【0057】
映像コンテンツデータは,写真や絵画などの静止画像データ,映画や演劇などの動画像データ,ラジオ番組などの音声データ,またはそれらの組合せから構成されるデータである。なお,本実施の形態にかかる映像コンテンツデータは,コンピュータの読取り可能なデジタルデータを使用しているが,アナログデータであっても実施可能である。
【0058】
また,1の映像コンテンツデータには,1または2以上のフレームから成る映像シーンが構成されており,さらに1または2以上のフレームから成る特徴フレームデータが含まれる。ただし,特徴フレームデータが含まれない場合もある。1または2以上の映像シーンまたは特徴フレームデータの集まりから1つの物語性などを有する映像コンテンツデータを構成する。
【0059】
さらに,1の映像シーンまたは特徴フレームデータには,1または2以上の画像フレームデータが構成されている。画像フレームデータのフレームの集まりが1つの場面を構成する映像シーンとなる。
【0060】
(1.1 映像コンテンツデータの本編集および粗編集作業)
上記記録された映像コンテンツデータに構成される1または2以上からなる特徴フレームデータを抽出して,抽出された特徴フレームデータに基づいて,本編集で使用される映像シーン(カット)を集める(Logging)。
【0061】
例えば,特徴フレームデータに含まれるカラーバーは,テレビ受像機などの色調調整などに使用するため,三原色とその捕色などを帯状に示した映像または映像信号のことであり,例えば,映像シーンと映像シーンとの間に,シーンの区切りとしてカラーバーである特徴フレームデータを挿入して,映像シーンの切れ目を把握するなどに使用される。
【0062】
さらに,フラッシュ,クロマフラッシュ,フェードイン,またはフェードアウトからなる特徴フレームデータが,映像シーンに含まれる場合,特徴フレームデータを抽出することにより,編集に必要な映像シーンを選択する際の効果的な判断材料となる。
【0063】
例えば,フラッシュからなる特徴フレームデータが,映像シーンに含まれる場合,放送のニュース番組の取材では,注目される重要人物を被写体として取材する場合が多く,被写体が現れた場合には,被写体を取材するための撮像装置に付随するストロボにより,フラッシュが発光される。
【0064】
したがって,編集に使用される映像シーンは,特徴フレームデータのフラッシュが含まれる映像シーンが,本編集においても使用されることが多くなり,予めフラッシュの特徴フレームデータが抽出された映像シーンを効率的に選択することにより,編集作業の効率化が図れる。
【0065】
次に,集められた映像シーンの中から,編集に使用する映像シーンを取捨選択して,使用する映像シーンの,編集開始位置(In点)または編集終了位置(Out点)を設定して,本編集のための映像シーンの抽出処理などから成る,粗編集を経て,番組などで放送(放映)するための完全パッケージデータが作成される(本編集)。
【0066】
上記完全パッケージデータは,従来では,映像コンテンツデータ(記録素材データ)が記録された記録媒体14を,映像コンテンツデータの最初から再生して,使用されると思われる映像シーンのIn点またはOut点である編集位置を,記録媒体14に記録されたタイムコードに基づいて,人手により編集位置を決定して紙媒体などに記録していた。なお,タイムコードについては,後程詳細に説明する。
【0067】
ネットワーク16は,RS−232CまたはRS−422などの有線またはIEEE802.11b規格などを始めとした無線から構成される。また,衛星通信や,光ファイバなどの有線,無線などから構成することも可能である。
【0068】
(1.2 電子ショットマークデータについて)
つぎに,本実施の形態にかかる電子ショットマークデータの特徴について説明する。
【0069】
電子ショットマークデータは,撮影時において,映像データまたは音声データなどからなる映像コンテンツデータに記述(記録)される映像コンテンツデータに関連した情報から構成された関連データ(メタデータ)である。
【0070】
電子ショットマークデータは,映像コンテンツデータに含まれる特徴フレームデータの特徴または種類などを識別するメタデータであり,映像コンテンツデータに記述された電子ショットマークデータをキーワードとして索引するインデックスでもある。また,電子ショットマークデータは,映像コンテンツデータのフレームごとに記述することが可能である。
【0071】
上記電子ショットマークデータは,記録再生装置2により,磁気テープなどの記録媒体14における,長手方向のタイムコードトラック内の所定個所に,記述されるフレームの特徴フレームデータと同期して記述される。なお,記録媒体14におけるタイムコードトラックについては後程詳細する。
【0072】
したがって,映像コンテンツデータに記述された電子ショットマークデータおよびタイムコードを,粗編集処理において,インデックスとして索引することにより,短時間に目的とした映像データまたは音声データなどからなる映像シーンを検索することが可能となる。
【0073】
さらに,映像コンテンツデータを記録再生装置(VTR)などにより,繰返し再生処理をせずに,事前に本編集に必要となる映像シーンを選択する作業の効率化を図れる。電子ショットマークデータは,テープの位置を示すタイムコードデータと同じく,映像コンテンツデータを視聴するための通常再生よりも速い再生速度である変速再生時の場合でも検出することが可能である。なお,タイムコードデータについては,後程詳述する。
【0074】
(1.3 記録媒体14におけるタイムコードトラックついて)
次に,図4を参照しながら,記録再生装置2により電子ショットマークデータが記録される記録媒体14について説明する。図4は,本実施の一形態にかかる記録媒体を示した説明図である。
【0075】
図4に示すように,記録媒体14は,テープ上に記録再生装置2の回転ヘッド37の走行方向にヘリカルスキャンにより形成されるヘリカルトラック82と,記録媒体14であるテープの長手方向に形成されるコントロールトラックCTLと,映像コンテンツデータと同期する時間軸であるタイムコードトラックTCから構成される。
【0076】
ヘリカルトラック82は,SMPTEにより標準規格されており,1フレームの映像データは,例えば,10個または12個等からなる1組のヘリカルトラックに記録される。
【0077】
ヘリカルトラック82は,映像データが記録されるビデオ信号フィールド80と,音声データが記録されるオーディオ信号フィールド81と,AUX(Auxiliary)信号フィールド83とから構成される。なお,映像データおよび音声データは,アナログ形式で記録されてもよい。また,映像データおよび音声データは,例えばMPEG−2規格などに基づいて圧縮されてもよい。
【0078】
(1.3.1 タイムコードについて)
次に,図4および図5を参照しながらタイムコードについて説明する。図5は,タイムコードトラックTCに記録されるタイムコードを示す説明図である。
【0079】
タイムコードは,映像シーンの画像フレームデータのフレームと同期する時間位置を示して,フレーム単位に,図4に示す,タイムコード(Longitudinal time code)トラックTCにタイムコードデータとして記録される。
【0080】
図5に示すように,タイムコードトラックTCに記録されるタイムコードデータは,80ビットからなる1フレームを1単位として構成されている。この1フレームは,同期信号を記録するための同期信号エリア,時間(HH),分(MM),秒(SS),フレーム(FF)を表すタイムコード(HH:MM:SS:FF)を記録するための8個のタイムコード記録ビットエリアと,ユーザーズビット(D1D2:C1C2:B1B2:A1A2)を記録するための8個のユーザーズビット記録エリアとから構成されている。
【0081】
図5に示すように,タイムコードの時間(HH)情報は,ビット48〜51およびビット56〜59で表される2つのビットエリア(H,H)に記録されて,分(MM)情報は,ビット32〜35およびビット40〜42で表される2つのビットエリアに記録されて,秒(SS)情報は,ビット16〜19およびビット24〜26で表される2つのビットエリアに記録されて,フレーム(FF)情報は,ビット0〜3およびビット8〜9で表される2つのビットエリアに記録される。
【0082】
(1.3.2 タイムコードトラックに記録される電子ショットマークデータ)
ここで,電子ショットマークデータが記録されるタイムコードトラックTCについて説明する。
【0083】
電子ショットマークデータは,図7に示すように,8個のユーザーズビット記録エリアのうち,ビット44〜47,36〜39で表される2つのビットエリア(C1,C2)に記述される。
【0084】
電子ショットマークデータは,検出された特徴フレームデータに応じて,特定されるものであり,特徴フレームデータを識別する識別子である。例えば,特徴フレームデータとして“フラッシュ”が検出された場合,電子ショットマークデータは,電子ショットマークの識別コードとして16進数表示で,「20」hが記述される。
【0085】
(1.4 特徴フレームデータについて)
次に,本実施の形態にかかる各種の特徴フレームデータについて説明する。
【0086】
(1.4.1 フラッシュの特徴フレームデータ)
まず,図6を参照しながら,フラッシュの特徴フレームデータについて説明する。図6は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのフラッシュの特徴フレームデータの概略を示す説明図である。
【0087】
図6に示すように,映像コンテンツデータに含まれるフラッシュの特徴フレームデータ660は,フレーム600,フレーム610,・・・,フレーム650から構成されている。
【0088】
フラッシュの特徴フレームデータ660は,光の明滅により生じることから,フレーム600〜フレーム650の輝度成分の合計値(平均値)を1フレームごとに計算して,フレーム間に輝度成分の合計値(平均値)の増減が生じた場合,フラッシュの特徴フレームデータ660であると判断される。
【0089】
例えば,輝度成分の合計値(平均値)は,図6に示すように,フレーム600およびフレーム610は,ほぼ同じ合計値であるが,フレーム610とフレーム620のフレーム間では,輝度成分の合計値(平均値)は増加する。
【0090】
しかし,フレーム620とフレーム630のフレーム間では,輝度成分の合計値(平均値)は減少する。したがって,所定時間内に輝度成分の合計値(平均値)が増加および減少していることから,特徴フレームデータ660はフラッシュの特徴フレームデータ660であると判断される。
【0091】
なお,フレーム600〜フレーム650のうち,フレーム600,フレーム610,およびフレーム650の黒色が最も輝度成分の合計値が低く,フレーム630の白色が最も輝度成分の合計値が高いとする。
【0092】
(1.4.2 クロマフラッシュの特徴フレームデータ)
次に,図7を参照しながら,クロマフラッシュの特徴フレームデータについて説明する。図7は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのクロマフラッシュの特徴フレームデータの概略を示す説明図である。
【0093】
図7に示すように,映像コンテンツデータに含まれるクロマフラッシュの特徴フレームデータ790は,フレーム710,フレーム720,・・・,フレーム780から構成されている。
【0094】
クロマフラッシュの特徴フレームデータ790は,所定時間内に青画面が連続交代的に明滅表示されることにより,青の光の明滅(青クロマフラッシュ)が生じる。また,所定時間内に赤画面の連続交代的に明滅表示されることにより,赤の光の明滅(赤クロマフラッシュ)も生じる。
【0095】
したがって,クロマフラッシュの特徴フレームデータ790は,フレーム710〜フレーム780のフレーム間におけるR−Yの色差成分(色差成分R−Y)またはB−Yの色差成分(色差成分B−Y)の合計値(平均値)を1フレームごとに計算して,所定の閾値よりも大きい場合は青画面または赤画面に明度の変化があることを示して,所定時間に複数回変化がある場合を青クロマフラッシュまたは赤クロマフラッシュの特徴フレームデータ790あると判断される。なお,所定の閾値は,撮影された映像コンテンツデータに応じて事前に変更可能である。
【0096】
例えば,フレーム710およびフレーム720では,明度(輝度)の変化があることを示している。続いて,フレーム720およびフレーム730においても明度の変化を示している。以後フレーム730〜780のフレーム間で複数回の明度の変化があることから,特徴フレームデータ790はクロマフラッシュであると判断される。
【0097】
(1.4.3 フェードインの特徴フレームデータ)
次に,図8を参照しながら,フェードインの特徴フレームデータについて説明する。図8は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのフェードインの特徴フレームデータの概略を示す説明図である。
【0098】
図8に示すように,映像コンテンツデータに含まれるフェードインの特徴フレームデータ800は,フレーム810,フレーム820,・・・,フレーム890から構成されている。
【0099】
フェードインの特徴フレームデータ800は,光が暗から明に次第に変化することにより生じることから,フレーム810〜フレーム890の輝度成分の合計値(平均値)を1フレームごとに計算して,フレーム間に輝度成分の合計値(平均値)の増加が単調に所定時間生じた場合,フェードインの特徴フレームデータ800であると判断される。
【0100】
(1.4.4 フェードアウトの特徴フレームデータ)
次に,図9を参照しながら,フェードアウトの特徴フレームデータについて説明する。図9は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのフェードアウトの特徴フレームデータの概略を示す説明図である。
【0101】
図9に示すように,映像コンテンツデータに含まれるフェードアウトの特徴フレームデータ900は,フレーム910,フレーム920,・・・,フレーム980から構成されている。
【0102】
フェードアウトの特徴フレームデータ900は,光が明から暗に次第に変化することにより生じることから,フレーム910〜フレーム980の輝度成分の合計値(平均値)を1フレームごとに計算して,フレーム間に輝度成分の合計値(平均値)の減少が単調に所定時間生じた場合,フェードアウトの特徴フレームデータ900であると判断される。
【0103】
(1.4.5 カラーバーの特徴フレームデータ)
次に,図10を参照しながら,フェードアウトの特徴フレームデータについて説明する。図10は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのフェードアウトの特徴フレームデータの概略を示す説明図である。
【0104】
図10に示すように,映像コンテンツデータに含まれるカラーバーの特徴フレームデータ1002は,フレーム1002a,フレーム1002b,・・・から構成されている。
【0105】
カラーバーの特徴フレームデータ1002は,フレーム1002a,フレーム1002b,・・・,と1フレーム単位に所定の画像から成るカラーバーが構成されている。したがって,カラーバーは,特定な信号から構成される画像であるため,フレームごとに特定の信号を検出した場合は,カラーバーの特徴フレームデータ1002であると判断される。
【0106】
(2. 映像コンテンツ編集支援システムの各コンポーネントの構成)
次に,図1,図2,および図3を参照しながら,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの各コンポーネントの構成について説明する。
【0107】
(2.1 ネットワーク16)
ネットワーク16は,記録再生装置2と編集者端末装置4とを相互に双方向通信可能に接続するものであり,本実施の形態では,RS−232CまたはRS−422などの有線通信,またはIEEE802.11a規格などの無線通信であるが,有線無線問わず,衛星通信,または光ファイバを使用した光通信なども含む。
【0108】
(2.2 編集者端末装置4)
編集者端末装置4は,少なくとも中央演算処理部と,通信部と記憶部とを備えた情報処理装置であり,一般的にはコンピュータ装置である。図1に示すように,ラップトップ型の携帯用コンピュータ装置6,携帯電話8,PDA(Personal Digital(Data) Assistants)である携帯情報端末装置10などを例示することができる。
【0109】
編集者端末装置4は,記録再生装置2からリアルタイムに伝送される映像コンテンツデータまたは電子ショットマークデータを表示または記録することができる。また,記録再生装置2にネットワーク16を介して,電子ショットマークデータの変更追加などの編集処理,また映像コンテンツデータの編集処理などをすることができる。
【0110】
編集者端末装置4は,図2に示すように,演算機能を備えたCPU23(中央演算処理部)と,記録再生装置2とネットワーク16介して電子ショットマークデータなどを送受信する通信部21と,映像コンテンツデータなどを表示する表示部22と,入力部24と,電子ショットマークデータまたは映像コンテンツデータの編集をする編集部26と,映像コンテンツデータなどを記憶する記録媒体(図示せず)を備える記憶装置20とを備えている。
【0111】
通信部21は,ネットワーク16を介して映像コンテンツデータ,電子マークデータなどを送受信する。また,映像コンテンツデータを受信入力して表示部22に映像を表示するためのビデオキャプチャなどの機能を備えている。
【0112】
入力部24は,ボタン,レバー,またはキーボードなどから構成されており,キーボードなどを用いて文字などのテキストデータを生成することができる。また,音声入力端子などを備えて外部マイク(図示せず)から音声を入力してテキストデータに変換することもできる。
【0113】
(2.3 記録再生装置2)
次に,図3を参照しながら,記録再生装置2について説明する。図3は,本実施の一形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの記録再生装置の概略的な構成を示すブロック図である。
【0114】
記録再生装置2は,映像コンテンツデータを記録媒体14に記録して,記録媒体14に記録された映像コンテンツデータを再生する機能を有している,VTR(Video Tape Recorder)装置である。
【0115】
図3に示すように,記録再生装置2は,映像および音声データ信号を記録/再生する記録/再生ブロックと,タイムコードなどを設定するマーク設定ブロックと,編集者端末装置4などの外部とデータの送受信を行う通信部75と,制御装置76と,映像コンテンツデータから特徴フレームデータを判断する特徴フレーム判断ブロックとから構成される。
【0116】
制御装置76は,電子ショットマークデータなどを記憶する記憶機能を備えて,さらにCPU67,記録部54,および動作制御部33と接続して,送受信するデータまたは信号を制御する制御装置である。
【0117】
記録/再生ブロックは,デジタル信号記録部71,デジタル信号再生部72,アナログ音声信号記録部73,アナログ音声信号発生部74,タイムコードであるタイムコードデータ信号を記録/再生するための固定ヘッド55および固定ヘッド38,キャプスタンモータ35と,ドラムモータ36と,映像データ信号および音声データ信号を記録/再生する回転ヘッド部37と,モータ制御部34とから構成される。
【0118】
記録/再生ブロックは,被写体から撮影された映像または音声などから構成される映像コンテンツデータを,映像データ信号または音声データ信号に変換して,映像データ信号または音声データ信号として記録または再生する。また,特徴フレームデータに基づいて発生される電子ショットマークデータ信号を記録媒体14に記述する。
【0119】
記録/再生ブロックに構成される記録再生装置2の電源を入れるなどの記録動作や再生動作等の動作モードなどを設定する操作スイッチ部32は,動作制御部33に接続されている。動作制御部33は,操作スイッチ部32で設定された動作モード信号CTに基づきモータ制御信号MC及びモード信号MSを生成,また,制御装置76に接続されており,動作モード信号CTを送受信する。
【0120】
モータ制御信号MCはモータ制御部34に伝送され,モード信号MSは記録部54,再生部61,デジタル信号記録部71,デジタル信号再生部72,アナログ音声信号記録部73,アナログ音声信号発生部74及び単安定マルチバイブレータ(以下,「モノマルチ」)17に伝送される。
【0121】
モータ制御部34では,伝送されたモータ制御信号MCに基づきモータ駆動信号MDが生成される。このモータ駆動信号MDがキャプスタンモータ35及びドラムモータ36に伝送されることにより,記録媒体14である磁気テープが走行すると共に複数のヘッドを有する回転ヘッド部37が回転する。
【0122】
上記回転ヘッド部37により,電子ショットマークデータは,撮影される映像コンテンツデータに記述されることにより,記録媒体14に記録される。
【0123】
マーク設定ブロックは,設定スイッチ40と,データ信号発生部41と,タイムコードデータ保持部42と,ユーザデータ保持部43と,記録開始データ保持部44と,電子マークテキストデータ保持部45と,属性マークデータ保持部78と,モノマルチ51およびモノマルチ47と,信号切換スイッチ19および信号切換スイッチ77と,マーカボタン50と,信号変調部53と,記録部54とから構成される。
【0124】
マーク設定ブロックは,記録媒体14に映像コンテンツデータと同期する時間情報であるタイムコードデータが生成される。また,マーカボタン50またはマーカ入力部79からの入力により,電子マークデータが生成される。
【0125】
また,設定スイッチ部40は,撮影時間,タイムコードデータなどの情報を記録するか否かの設定が行われ,設定信号SSをパターン発生手段であるデータ信号発生部41に伝送する。
【0126】
データ信号発生部41では,設定スイッチ部40からの設定信号SSに基づきタイムコードデータDT,ユーザデータDU,記録開始マークデータDC,および電子マークデータDMを生成する。ここで生成されたタイムコードデータDTはタイムコードデータ保持部42に保持されると共に信号変調部53に伝送される。
【0127】
またユーザデータDUは,ユーザデータ保持部43に保持されると共に信号切換スイッチ49の端子aに伝送される。電子マークデータDMは電子マークデータ保持部45に保持されると共に信号切換スイッチ77の端子bに伝送される。記録開始マークデータDCは記録開始データ保持部78に保持されると共に信号切換スイッチ77の端子aに伝送される。
【0128】
モノマルチ47は,モード信号MSに基づき動作モードが記録動作に移行したとき所定時間ハイレベル「H」の信号MTを生成する。モードタイミング信号MTは,論理和回路52に伝送される。
【0129】
論理和回路52は,信号MRを信号切換スイッチ19に伝送する。信号切換スイッチ19では,この信号MRによって可動端子が制御される。
【0130】
信号変調部53は,タイムコードデータ保持部42から伝送されたタイムコードデータDTの更新を行う。また更新されたタイムコードデータDTは,信号切換スイッチ49で選択されたデータと共に変調されて記録データ信号WTとなる。この記録データ信号WTは,記録部54に伝送される。したがって,タイムコードデータDTが常に更新されながら記録媒体14におけるタイムコードトラックTCに記録される。
【0131】
記録部54は,伝送される記録データ信号WTを,記録データ信号WSに変換して,動作制御部33から伝送されるモード信号MSに基づいて記録データ信号WSを,固定ヘッド55および回転ヘッド部37に伝送する。また制御装置76から電子ショットマークデータが含まれる記録データ信号WTが伝送される。
【0132】
回転ヘッド部37は,記録データ信号WSに基づき,電子ショットマークデータを映像コンテンツデータに記述して,電子マークデータが記述された映像コンテンツデータを記録媒体14に記録する。
【0133】
また,固定ヘッド55は,記録データ信号WSに基づき,タイムコードデータおよび電子ショットマークデータを,映像コンテンツデータと同期するように,記録媒体14に記録する。
【0134】
特徴フレーム判断ブロックは,特徴フレーム判断部63と,再生部61と,電子ショットマーク発生部66と,CPU67と,表示部68と,選択設定スイッチ69とから構成される。
【0135】
特徴フレーム判断ブロックは,記録媒体14に記録された映像コンテンツデータを再生することにより,映像コンテンツデータに各種の特徴フレームデータが含まれるかを判断し,含まれる場合は,特徴フレームデータの種類に応じて,電子ショットマークデータを生成して,電子ショットマークデータ信号と電子ショットマークデータ信号に同期するタイムコードデータDTを制御装置76に伝送する。
【0136】
再生部61は,固定ヘッド55および回転ヘッド部37に接続されており,固定ヘッド55からの再生信号RSは,再生映像コンテンツデータ信号RTに変換されて特徴フレーム判断部63に伝送される。
【0137】
表示部68は,液晶ディスプレイなどから構成されて,電子マークデータ,電子ショットマークデータ,タイムコードデータ,および映像コンテンツデータなどを表示する。
【0138】
選択設定スイッチ69は,特徴フレームデータを判断する基準となる閾値の設定などをするための設定入力スイッチである。選択設定スイッチ69から閾値の設定をすることによりCPU67から特徴フレーム判断部63にパラメータPRが伝送される。
【0139】
電子ショットマーク発生部66は,電子ショットマークデータ信号を生成して,CPU67から要求される特徴フレームデータの種類に応じて電子ショットマークデータ信号を生成する。
【0140】
CPU67は,特徴フレーム判断部から送信される判断信号DEに基づいて,特徴フレームデータの種類を判断して,種類に応じて該当する電子ショットマークデータを制御装置76へ送信する。なお,本実施の形態では,CPU67と,特徴フレーム判断部とから構成されるが,CPU67および特徴フレーム判断部63とを一つに構成して特徴フレームデータ判断部として構成することも実施可能である。
【0141】
(2.3.1 特徴フレーム判断部63について)
次に,図11を参照しながら,特徴フレーム判断部63について説明する。図11は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの特徴フレーム判断部の概略を示すブロック図である。
【0142】
図11に示すように,特徴フレーム判断部63は,映像コンテンツデータの1フレーム分の画像データ(画像フレームデータ)を記憶するフレームメモリ1100と,カラーバーなどの予め特定された特徴フレームデータ信号を検出する特定信号検出回路1106と,フレームメモリ1100に記憶された画像フレームデータと,記憶された直後の画像フレームデータとを1画素ごとに比較する画素比較回路1102と,画像フレームデータごとに輝度成分や色差成分の合計値(平均値)を求める平均値検出回路1104と,特定信号検出回路1106,画素比較回路1102,および平均値検出回路1104とから受信する検出値に基づき特徴フレームデータであるか判断する特徴フレーム演算部1108とから構成される。
【0143】
特徴フレーム演算部1108は,CPU67により送信される閾値の設定などの情報のパラメータPRに基づき,特徴フレームデータであるか判断される。特徴フレームデータであると判断した場合,特徴フレームデータの種類を識別する電子ショットマークデータID信号を,CPU67に送信する。
【0144】
なお,デジタル信号記録部71ではデジタルの映像信号および音声信号が記録信号に変換される。またこの記録信号が動作制御部33から伝送されたモード信号MSに基づき回転ヘッド部37に伝送されて,回転ヘッド部37は,磁気テープである記録媒体14に信号の記録を行う。
【0145】
さらに,デジタル信号記録部71は,編集者端末装置4に映像データを送信するために,映像記録信号を制御装置76へ伝送する。伝送された記録信号は,編集者端末装置4に送信して表示できるように,変換されて,通信部75から,SDIによりネットワーク16を介して,編集者端末装置4へ送信される。
【0146】
記録媒体14を再生して回転ヘッド部37から得られる再生信号は,デジタル信号再生部72に伝送されてデジタルの映像信号や音声信号に変換されて,再生部61および制御装置76へ伝送される。
【0147】
また,アナログ音声信号記録部73は,アナログの音声信号を記録信号に変換する。この記録信号は,動作制御部33から伝送されるモード信号MSに基づき固定ヘッド38または制御装置76に伝送されて記録される。記録媒体14または制御装置76から得られた再生信号は,アナログ音声信号再生部74に伝送されてアナログの音声信号に変換される。
【0148】
(3. 映像コンテンツ編集支援システムの編集処理)
次に,上記のように構成された映像コンテンツ編集支援システムの動作の実施形態について説明する。
【0149】
(3.1 ショットカードデータ作成処理)
まず,図3,図11,および図14を参照しながら,記録再生装置2による特徴フレームデータの判断処理について説明する。図14は本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのショットカードデータ作成処理を示すフローチャートである。
【0150】
まず,撮影された映像コンテンツデータから特徴フレームデータが含まれるか判断処理をするため,記録再生装置2の操作スイッチ部32から電源をオンにすると,動作制御部33ではVTR(Video Tape Record)ステータスが再生状態となり,通信部75から編集者端末装置4にVTRステータス信号が送信される。
【0151】
次に,編集者端末装置4の電源をオンにして,記録再生装置2により再生される映像コンテンツデータを受信できるように,また,特徴フレームデータの取り込み(キャプチャ)のタイミングや,記録再生装置2の再生速度などを,事前に設定をする。
【0152】
(編集者端末装置4に表示される設定画面について)
ここで,図12および図13を参照しながら,編集者端末装置4の表示部22により表示される設定画面について説明する。図12は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの編集者端末装置に表示される検出設定画面の表示例を示す説明図であり,図13は,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの編集者端末装置に表示される取込設定画面の表示例を示す説明図である。
【0153】
図12に示すように,検出設定画面2100は,再生速度を設定する速度設定部2102と,抽出する特徴フレームデータの対象を設定する特徴フレーム設定部2104とから構成される。
【0154】
速度設定部2102から再生速度を変更することにより,映像コンテンツデータを視聴する通常再生速度よりも速く,再生処理することが可能となり,特徴フレームデータの検出処理効率が上がる。また,各種設定が終了して,「再生」ボタンがマウスのクリックなどで選択されると,記録再生装置2の映像コンテンツデータの再生処理が開始される。
【0155】
特徴フレーム設定部2104に表示される特徴フレームデータが,マウスのクリックなどで選択されることにより,映像コンテンツデータを再生処理して,検出する特徴フレームデータの種類を選択することができる。
【0156】
次に,図13に示すように,取込設定画面1300は,特徴フレームデータを抽出する取込タイミングを設定するタイミング設定部1302から構成される。例えば,図13に示すように,タイミング設定部1302に「−3」の数値を入力することにより,受信した電子ショットマークデータを基準として,3秒遅れた特徴フレームデータが抽出される。
【0157】
したがって,カラーバーの特徴フレームデータ1002を抽出する場合は,カラーバーの後に撮影された映像シーンの画像フレームデータが記録されているため,特徴フレームデータ1002の抽出タイミングを調節することにより,映像シーンの開始の画像フレームデータを抽出することが可能となる。
【0158】
また,フラッシュの特徴フレームデータ660を抽出する場合は,フラッシュは,所定時間内に輝度成分の増加および減少により特徴フレームデータ660であると判断されるため,抽出される特徴フレームデータの画像は暗い(輝度が低い)場合が多い。
【0159】
したがって,特徴フレームデータ660の抽出タイミングを調節することにより,抽出される特徴フレームデータよりも前の画像の明るい(輝度が高い)特徴フレームデータを抽出することが可能となる。
【0160】
上記記録再生装置2の電源がオンになり,図14に示すように,映像コンテンツデータの再生処理が開始される(S1402)と,動作制御部33から出力されるモータ制御信号MCに基づき再生状態であれば(S1404),モータ制御部34により,モータ駆動信号MDがキャプスタンモータ35およびドラムモータ36に伝送されて,記録媒体14のテープ走行が開始されると共に回転ヘッド部37が回転する。
【0161】
映像コンテンツデータの再生状態である場合(S1404),動作制御部33から出力された再生動作を示すモード信号MSに基づいて,回転ヘッド部37が回転して得られる記録媒体14のヘリカルトラック82に記録された映像コンテンツデータの再生信号および固定ヘッド55により得られるタイムコードトラックTCに記録されたタイムコードデータは,デジタル化された再生映像コンテンツデータ信号RTとして再生部により送信される。
【0162】
次に,特徴フレーム判断部63は,再生映像コンテンツデータ信号RTを受信すると,再生映像コンテンツデータ信号RTに基づいて,フレーム間における輝度成分または色差成分の合計値(平均値)およびCPU67から伝送されるパラメータPRの閾値から特徴フレームデータであるかを判断する(S1406)。
【0163】
特徴フレームデータであると判断されると,特徴フレーム判断部63は,特徴フレームデータの種類を識別するための判断信号DEをCPU67に送信する。
【0164】
CPU67は,判断信号DEに基づいて,特徴フレームデータの種類を識別して,特徴フレームデータの種類と一対一に対応する電子ショットマークデータ信号を制御装置76に送信する。
【0165】
制御装置76は,受信した電子ショットマークデータ信号を記録部54および通信部75に送信する。通信部75は,電子ショットマークデータを編集者端末装置4に,ネットワーク16を介して伝送する(S1408)。
【0166】
記録部54から送信された電子ショットマークデータ信号は,回転ヘッド部37により,映像コンテンツデータの特徴フレームデータと,ほぼ同期する位置に記録される。
【0167】
次に,編集者端末装置4の通信部21により受信された電子ショットマークデータを基準として,編集部26は,ネットワーク16を介して伝送される映像コンテンツデータから特徴フレームデータを抽出する(S1410)。
【0168】
編集部26は,抽出された特徴フレームデータおよび電子ショットマークデータに基づき,ショットカードデータを作成する(1412)。なお,表示部22に表示されるショットカードデータの表示画面は後程詳細に説明する。
【0169】
記録再生装置2による記録媒体14の再生処理が終了するまで,特徴フレームデータの判断処理(S1406)〜ショットカード作成処理(S1412)は,継続処理される。
【0170】
なお,本実施の形態にかかる再生処理は,映像コンテンツデータを視聴する場合の通常再生処理を例にあげて説明したが,かかる例に限定されず,通常再生処理よりも再生速度が速い変速再生処理の場合であっても実施可能である。
【0171】
(3.1.1 フラッシュの特徴フレームデータ660の判断)
ここで,図14に示す特徴フレームデータの判断処理において,フラッシュの特徴フレームデータ660の判断について説明すると,図11に示すように,画素比較回路1102は,受信する再生映像コンテンツデータ信号RTからフレームメモリ1100に記憶される画像フレームデータと,上記画像フレームデータの直後の画像フレームデータとを1画素ごとに,明度であるY成分を基準に,比較して,パラメータPRで設定される閾値以上のフレーム間で差がある画素数の合計を1フレームにわたって,加算する。加算された結果値は,結果値Y_dataとして特徴フレーム演算部1108に送信される。
【0172】
特徴フレーム演算部1108は,結果値Y_dataに基づいて,再度,可変可能な閾値と比較して,結果値Y_dataは,閾値より大きい場合,シーンチェンジであると判断する。
【0173】
さらに,画素比較回路1102が比較するのとほぼ同期して,平均値検出回路1104は,1フレームごとに輝度成分の合計値(平均値)を求め,輝度成分Yを特徴フレーム演算部1108に送信する。
【0174】
特徴フレーム演算部1108は,シーンチェンジ判断後,所定時間内に輝度成分Yの増減が発生した場合,フラッシュの特徴フレームデータ660であると判断する。
【0175】
(3.1.2 クロマフラッシュの特徴フレームデータ790の判断)
また,クロマフラッシュの特徴フレームデータ790の判断について説明すると,図11に示すように,画素比較回路1102は,受信する再生映像コンテンツデータ信号RTからフレームメモリ1100に記憶される画像フレームデータと,上記画像フレームデータの直後の画像フレームデータとを,色差成分(R−Y)または色差成分(B−Y)を基準として比較して,可変可能な閾値以上の差がある場合を加算(カウントアップ)して,1フレームにわたるR−Y画素の結果値R−Y_PIX_dataまたはB−Y画素の結果値B−Y_PIX_dataとして特徴フレーム演算部1102に伝送する。
【0176】
特徴フレーム演算部1108は,受信する結果値R−Y_PIX_dataまたは結果値B−Y_PIX_dataに基づいて,所定時間内に閾値よりも大きい場合で,複数回続いた場合,クロマフラッシュの特徴フレームデータ790と判断する。
【0177】
(3.1.3 フェードインの特徴フレームデータ800の判断)
次に,フェードインの特徴フレームデータ800の判断について説明すると,図11に示すように,画素比較回路1102は,受信する再生映像コンテンツデータ信号RTからフレームメモリ1100に記憶される画像フレームデータと,上記画像フレームデータの直後の画像フレームデータとを1画素ごとに,明度であるY成分を基準に,比較して,パラメータPRで設定される閾値以上の差がある画素数の合計を1フレームにわたって,加算する。加算された結果値は,結果値Y_dataとして特徴フレーム演算部1108に送信される。
【0178】
特徴フレーム演算部1108は,結果値Y_dataに基づいて,再度,可変可能な閾値と比較して,結果値Y_dataは,閾値より大きい場合,シーンチェンジであると判断する。
【0179】
さらに,画素比較回路1102が比較するのとほぼ同期して,平均値検出回路1104は,1フレームごとに輝度成分の合計値(平均値)を求め,輝度成分Yを特徴フレーム演算部1108に送信する。
【0180】
特徴フレーム演算部1108は,シーンチェンジ判断後,所定時間内に輝度成分Yが単調に増加した場合,フラッシュの特徴フレームデータ800であると判断する。
【0181】
(3.1.4 フェードアウトの特徴フレームデータ900の判断)
次に,フェードアウトの特徴フレームデータ900の判断について説明すると,図11に示すように,画素比較回路1102は,受信する再生映像コンテンツデータ信号RTからフレームメモリ1100に記憶される画像フレームデータと,上記画像フレームデータの直後の画像フレームデータとを1画素ごとに,明度であるY成分を基準に,比較して,パラメータPRで設定される閾値以上の差がある画素数の合計を1フレームにわたって,加算する。加算された結果値は,結果値Y_dataとして特徴フレーム演算部1108に送信される。
【0182】
特徴フレーム演算部1108は,結果値Y_dataに基づいて,再度,可変可能な閾値と比較して,結果値Y_dataは,閾値より大きい場合,シーンチェンジであると判断する。
【0183】
さらに,画素比較回路1102が比較するのとほぼ同期して,平均値検出回路1104は,1フレームごとに輝度成分の合計値(平均値)を求め,輝度成分Yを特徴フレーム演算部1108に送信する。
【0184】
特徴フレーム演算部1108は,シーンチェンジ判断後,所定時間内に輝度成分Yが単調に減少した場合,フラッシュの特徴フレームデータ800であると判断する。
【0185】
(3.1.5 カラーバーの特徴フレームデータ1002の判断)
次に,カラーバーの特徴フレームデータ1002の判断について説明すると,図11に示すように,特定信号検出回路1106は,受信する再生映像コンテンツデータ信号RTに基づいて,1フレームにおける画像フレームデータの1画素ごとの画素値(画素データ)が,予め決められた画素値である場合,結果値colorを特徴フレーム演算部1108に送信する。
【0186】
特徴フレーム演算部1108は,結果値colorを受信した場合,カラーバーの特徴フレームデータ1002であると判断する。
【0187】
(4. 編集者端末装置4に表示される編集画面について)
次に,本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの編集者端末装置4の表示部22に表示される映像コンテンツデータを編集するための表示画面について説明する。
【0188】
(4.1 映像コンテンツデータ編集画面1500)
まず,図15を参照しながら,表示部22により表示される映像コンテンツデータ編集画面1500について説明する。図15は,本実施の形態にかかる編集者端末装置4に表示される映像コンテンツデータ編集画面の表示例を示す説明図である。
【0189】
図15に示すように,映像コンテンツデータ編集画面1500は,記録再生装置2から伝送される映像コンテンツデータを表示する映像表示部1514と,電子ショットマークデータおよび映像コンテンツデータから抽出された特徴フレームデータに基づいて作成されるショットカードデータ画面1502とから構成される。
【0190】
ショットカードデータ画面1502は,編集部26により作成されるショットカードデータに基づき,表示部22に表示される。したがって,ショットカードデータに含まれる情報が,ショットカードデータ画面1502に表示される。
【0191】
ショットカードデータ画面1502は,図15に示すように,電子ショットマークデータから一対一対応する見出し情報部1512と,抽出された特徴フレームデータが表示される特徴フレーム画像部1510と,特徴フレーム画像部1510の抽出位置(キュー点)を示す抽出点1504と,編集開始位置を示すIn点1506と,編集終了位置を示すOut点1508と,In点を設定するための「Inpoint」ボタンと,Out点を設定するための「Outpoint」ボタンとから構成される。
【0192】
見出し情報部1512は,編集部26により作成されたショットカードデータに含まれる電子ショットマークデータと一意的に特定されるテキストデータである。
【0193】
ショットカードデータ画面1502は,電子ショットマークデータが受信される毎に,編集部26により作成されたショットカードデータに基づいて表示部22に表示されて,見出し情報部1512に表示されるテキストデータから特徴フレームデータの種類を容易に把握することが可能となる。
【0194】
テキストデータは,受信する電子ショットマークデータと,一対一対応するように編集部26により変換される。例えば,フラッシュの特徴フレームデータ660の場合,編集部26は,伝送されるフラッシュの特徴フレームデータ660を示す電子ショットマークデータに基づいて,テキストデータ“FLASH”に変換して,見出し情報1512には,“FLASH”と表示される。
【0195】
本編集に必要な映像シーンの抽出は,編集範囲であるIn点およびOut点までの範囲を定める処理が必要であるが,映像コンテンツデータ編集画面1500表示されるショットカードデータ画面1502から編集位置の範囲を定めるショットカードデータ画面1502を選択する。
【0196】
選択されると,記録再生装置2は,選択されたショットカードデータ画面1502の抽出点1504の位置まで移動(キューアップ)して,抽出店1504から映像コンテンツデータが再生されて,映像表示部1514に映像コンテンツデータが表示されながら,「Inpoint」ボタンまたは「Outpoint」ボタンをマウスのクリックなどで選択することにより編集位置の範囲を定めることが可能となる。定められた編集の範囲は,In点1506およびOut点1508に表示される。
【0197】
したがって,映像コンテンツデータの最初からすべての映像シーンを再生処理して確認する必要がなく,映像コンテンツデータ編集画面1500により,本編集に必要となる特殊フレームデータを含む映像シーンの選択および選択された映像シーンを使用する編集範囲を定める粗編集処理が効率的に実施可能となる。
【0198】
(5. 編集情報データについて)
映像コンテンツデータ編集画面1500から粗編集作業が終了すると,編集者端末装置4の編集部26は,選択されたショットカードデータ画面1502のショットカードデータに基づいて,映像シーンの編集位置(タイムコード)などを含むオンライン編集などの本編集するための編集情報データを作成することが可能である。
【0199】
編集情報データは,必要に応じて,EDL(Edit Decision List),XML(eXtensible Markup Language),ALE(Avid Log Exchange),またはHTML(Hyper Text Markup Language)のいずれかの形式から作成される。作成された編集情報データに基づいて,本編集においてマスタデータとなる映像コンテンツデータを効率よく,オンライン編集などの編集作業をすることが可能となる。
【0200】
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例を想定し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0201】
上記実施形態においては,ネットワーク16が有線の場合を例にあげて説明したが,本発明はかかる例に限定されない。例えば,無線のネットワークであっても実施することができる。
【0202】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,記録された映像コンテンツデータを再生することにより,撮影の対象に応じて,映像コンテンツデータに含まれる特徴的な1または2以上からなる特徴フレームを抽出することにより,編集に必要な特徴を有する映像シーンの選択作業および編集位置の範囲を定める映像シーンの抽出作業を効率的に実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの編集者端末装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの記録再生装置の記録媒体を示した説明図である。
【図5】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのタイムコードトラックに記録されるタイムコードのフォーマットの一例を示す説明図である。
【図6】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのフラッシュの特徴フレームデータの概略を示す説明図である。
【図7】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのクロマフラッシュの特徴フレームデータの概略を示す説明図である。
【図8】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのフェードインの特徴フレームデータの概略を示す説明図である。
【図9】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのフェードアウトの特徴フレームデータの概略を示す説明図である。
【図10】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのカラーバーの特徴フレームデータの概略を示す説明図である。
【図11】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの編集者端末装置の特徴フレーム判断部の構成を示すブロック図である。
【図12】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの編集者端末装置に表示される検出設定画面の表示例を示す説明図である。
【図13】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの編集者端末装置に表示される取込設定画面の表示例を示す説明図である。
【図14】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムのショットカードデータ作成処理を示すフローチャートである。
【図15】本実施の形態にかかる映像コンテンツ編集支援システムの編集者端末装置に表示される映像コンテンツデータ編集画面の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 :記録再生装置
4 :編集者端末装置
14 :記録媒体
16 :ネットワーク
26 :編集部
54 :記録部
63 :特徴フレーム判断部

Claims (12)

  1. 映像コンテンツデータを記録媒体に記録する記録再生装置と,前記記録再生装置から伝送される前記映像コンテンツデータを表示する編集者端末装置と,前記記録再生装置および前記編集者端末装置を相互に接続するネットワークとから成る映像コンテンツ編集支援システムにおいて:
    前記映像コンテンツデータ内で、少なくとも光の明滅により生じるフラッシュ、光の連続交代的な明滅により生じるクロマフラッシュ、カラーバー、光が次第に明るくなるフェードイン、光が次第に暗くなるフェードアウトのいずれかの特徴を有する一または二以上のフレームにより形成される特徴フレームデータが存在する位置を判断する判断部と,
    前記判断部により判断された位置の情報に基づき、前記特徴フレームデータの種類が前記特徴のいずれに対応するかを識別するための電子ショットマークデータを当該特徴フレームデータと同期して前記記録媒体におけるタイムコードトラック内の所定箇所に記録する記録部と,
    前記映像コンテンツデータの特徴フレームデータと同期して記録された前記電子ショットマークデータの記録位置を基準として前記特徴フレームデータを抽出する編集部と、
    を備え、
    前記編集部は、抽出した前記特徴フレームデータに対応する前記電子ショットマークデータを当該特徴フレームデータの種類を示すテキストデータに変換し、前記電子ショットマークデータが受信される毎に当該特徴フレームデータの見出し情報として表示することを特徴とする,映像コンテンツ編集支援システム。
  2. 前記編集部は,前記フラッシュの特徴フレームデータを抽出する場合に、前記電子ショットマークデータが記録された位置にある前記特徴フレームデータよりも、所定時間だけにずれた位置にあるフレームを前記特徴フレームデータとして抽出することを特徴とする,請求項1に記載の映像コンテンツ編集支援システム。
  3. 前記編集部は,前記抽出した特徴フレームデータの見出し情報を少なくとも含むように当該特徴フレームデータの情報を表すショットカードデータを作成して表示することを特徴とする,請求項に記載の映像コンテンツ編集支援システム。
  4. 映像コンテンツデータを記録媒体に記録する記録再生装置とネットワークを介して,前記記録再生装置から伝送される前記映像コンテンツデータを表示する編集者端末装置であって:
    前記編集者端末装置は,
    前記映像コンテンツデータ内で、少なくとも光の明滅により生じるフラッシュ、光の連続交代的な明滅により生じるクロマフラッシュ、カラーバー、光が次第に明るくなるフェードイン、光が次第に暗くなるフェードアウトのいずれかの特徴を有する一または二以上のフレームにより形成される特徴フレームデータと同期して前記記録媒体におけるタイムコードトラック内の所定箇所に記録され、当該特徴フレームデータの種類が前記特徴のいずれに対応するかを識別するための電子ショットマークデータを基準として当該特徴フレームデータを抽出する編集部を備え、
    前記編集部は、抽出した前記特徴フレームデータに対応する前記電子ショットマークデータを当該特徴フレームデータの種類を示すテキストデータに変換し、前記電子ショットマークデータが受信される毎に当該特徴フレームデータの見出し情報として表示することを特徴とする,編集者端末装置。
  5. 前記編集部は,前記フラッシュの特徴フレームデータを抽出する場合に、前記電子ショットマークデータが記録された位置にある前記特徴フレームデータよりも、所定時間だけにずれた位置にあるフレームを前記特徴フレームデータとして抽出することを特徴とする,請求項に記載の編集者端末装置。
  6. 前記編集部は,前記抽出した特徴フレームデータの見出し情報を少なくとも含むように当該特徴フレームデータの情報を表すショットカードデータを作成して表示することを特徴とする,請求項に記載の編集者端末装置。
  7. 請求項4〜6に記載の編集者端末装置が備える各部の機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  8. 請求項に記載のコンピュータプログラムが記録された、コンピュータによって読み取ることが可能な記憶媒体。
  9. 映像コンテンツデータを記録媒体に記録する記録再生装置とネットワークを介して接続される前記記録再生装置から伝送される前記映像コンテンツデータを表示する編集者端末装置とから成る映像コンテンツ編集支援における映像コンテンツ編集支援方法であって:
    前記映像コンテンツデータ内で、少なくとも光の明滅により生じるフラッシュ、光の連続交代的な明滅により生じるクロマフラッシュ、カラーバー、光が次第に明るくなるフェードイン、光が次第に暗くなるフェードアウトのいずれかの特徴を有する一または二以上のフレームにより形成される特徴フレームデータの存在する位置が判断される判断ステップと;
    前記判断ステップにおいて判断された位置の情報に基づき、前記特徴フレームデータの種類が前記特徴のいずれに対応するかを識別するための電子ショットマークデータが前記映像コンテンツデータの特徴フレームデータと同期して前記記録媒体におけるタイムコードトラック内の所定箇所に記録される記録ステップと;
    前記映像コンテンツデータの特徴フレームデータと同期して記録された前記電子ショットマークデータの記録位置を基準として,前記特徴フレームデータが抽出される抽出ステップと;
    前記抽出ステップにおいて抽出された前記特徴フレームデータに対応する前記電子ショットマークデータが当該特徴フレームデータの種類を示すテキストデータに変換される変換ステップと;
    前記変換ステップにおいて前記電子ショットマークデータから変換されたテキストデータが、前記電子ショットマークデータが受信される毎に前記特徴フレームデータの見出し情報として表示される表示ステップと;
    を含むことを特徴とする,映像コンテンツ編集支援方法。
  10. 前記抽出ステップにおいて、前記フラッシュの特徴フレームデータを抽出する場合に、前記電子ショットマークデータが記録された位置にある前記特徴フレームデータよりも、所定時間だけにずれた位置にあるフレームが前記特徴フレームデータとして抽出されることを特徴とする,請求項に記載の映像コンテンツ編集支援方法。
  11. 前記抽出ステップにおいて、前記特徴フレームデータは,撮影された前記映像コンテンツデータに記述された前記電子ショットマークデータを基準として,一括して抽出されることを特徴とする,請求項10に記載の映像コンテンツ編集支援方法。
  12. 前記抽出ステップで抽出された特徴フレームデータの見出し情報が少なくとも含まれるように当該特徴フレームデータの情報を表すショットカードデータが作成される作成ステップをさらに含むことを特徴とする,請求項11に記載の映像コンテンツ編集支援方法。
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