JP4109219B2 - 再生信号処理装置、及びそれを備えた光ディスク再生装置 - Google Patents
再生信号処理装置、及びそれを備えた光ディスク再生装置 Download PDFInfo
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Description
本発明の実施の形態1にかかる再生信号処理装置について、図1から図13を用いて説明する。
図1に示す再生信号処理装置100は、光ディスク101に記録された情報を再生する再生手段102と、再生手段102により再生された再生信号を、多ビットのデジタル信号に標本化するアナログ・デジタル変換器(AD変換器)103と、AD変換器103により標本化された多ビットのデジタル信号を用いて、前記再生信号に含まれるクロック成分と位相同期した再生クロックを出力する位相同期ループ制御手段104と、位相同期ループ制御手段104により生成される再生クロックを分周し、第2の再生クロックを生成する分周器105と、再生クロック、あるいは第2の再生クロックのいずれかを選択して動作クロックとして出力する動作クロック切替手段106と、AD変換器103により標本化された信号にデジタル等化を行うフィルタ107と、フィルタ107によりデジタル等化された信号に応じて等化誤差が最小となるように適応的にフィルタ107のフィルタ係数を制御するフィルタ係数学習手段108と、フィルタ係数学習手段108で得られる等化誤差が異常な値となった場合に等化誤差を補正する等化誤差補正手段109とを備えている。
図7に示すハーフレートモード用の仮判定手段700は、遅延素子701〜704と、加算器705〜709と、符号判定手段710〜711と、チャネルレートモードのときと同様の等化目標値選択回路510と、第2の補正手段712と、セレクタ713と、ゲイン段714〜716とから構成されている。なお、第2の補正手段712とセレクタ713については後述する。
本発明の実施の形態2における再生信号処理装置について、図4、図7、図9および図14を用いて説明する。
図15に示す光ディスク再生装置は、光ディスク1501を回転させるスピンドルモータ1502と、光ディスク1501から再生信号を読み取る光ピックアップ1503と、上記実施の形態2に相当する再生信号処理装置1504と、再生信号処理装置1504から出力される2値化データを復調し、エラー訂正処理を施して光ディスクに記録されたデータを取り出し復調データとして出力する復調回路1505と、外部装置と通信やデータの受け渡しを行うとともに、各ブロックの制御を行うシステムコントローラ1506と、スピンドルモータ1502および光ピックアップ1503を制御するサーボ制御回路1507とを備えた構成となっており、上記実施の形態2に相当する再生信号処理装置1504を備えたことにより、アシンメトリだけでなく、表面に傷や埃がある光ディスクやピット形状不良の光ディスクを再生する際に発生する歪みを持つ再生波形に対しても、良好な適応等化制御をすることができ、常に品質の良い再生信号を得ることができる。
101 光ディスク
102 再生手段
103 AD変換器
104 位相同期ループ制御手段
105 分周器
106 動作クロック切替手段
107 フィルタ
108 フィルタ係数学習手段
109 等化誤差補正手段
200 位相同期ループ制御手段
201 位相比較器
202 ループフィルタ
203 発振器
300 FIRフィルタ
301〜306 遅延素子
307〜313 乗算器
314 加算手段
400 フィルタ係数学習手段
401 仮判定手段
402 等化誤差検出手段
403 フィルタ係数演算手段
404 相関器
405 フィードバックゲイン調整手段
406 フィルタ係数更新手段
500 チャネルレートモードでの仮判定手段
501〜504 遅延素子
505〜508 加算器
509 符号判定手段
510 等化目標値選択回路
511 第2の補正手段
512 セレクタ
513 ゲイン段
700 ハーフレートモードでの仮判定手段
701〜704 遅延素子
705〜709 加算器
710、711 符号判定手段
712 第2の補正手段
713 セレクタ
714〜716 ゲイン段
900 等化誤差検出手段
901、905 減算器
902 第1の補正手段
903 符号比較回路
904、906、910、911 セレクタ
907 第3の補正手段
908 遅延素子
909 等化目標値判定手段
1100 第2の補正手段
1101〜1103 遅延素子
1104 符号パターン判定手段
1105 等化目標値変更判定手段
1400 再生信号処理装置
1401 復号手段
1402 信号品質判定手段
1403 切替手段
1501 光ディスク
1502 スピンドルモータ
1503 光ピックアップ
1504 再生信号処理装置
1505 復調回路
1506 システムコントローラ
1507 サーボ制御回路
Claims (47)
- 光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、
前記再生手段により再生された再生信号を、多ビットのデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換器と、
前記多ビットのデジタル信号を用いて、前記再生信号に含まれるクロック成分と位相同期した再生クロックを出力する位相同期ループ制御手段と、
前記アナログ・デジタル変換器により変換された多ビットのデジタル信号をデジタル等化するフィルタと、
前記フィルタのフィルタ係数を前記デジタル等化された信号に応じて等化誤差が最小になるように適応的に制御するフィルタ係数学習手段と、
を備えた再生信号処理装置であって、
前記フィルタ係数学習手段は、
前記フィルタからの連続した複数の出力信号を用いて等化目標値を設定する仮判定手段と、
前記仮判定手段で設定された等化目標値と前記フィルタからの出力信号とを用いて前記等化誤差を検出する等化誤差検出手段と、
前記等化誤差検出手段より得られる等化誤差と前記アナログ・デジタル変換器により変換された多ビットのデジタル信号とを用いて、前記フィルタ係数を更新するフィルタ係数演算手段と、
前記仮判定手段もしくは前記等化誤差検出手段に接続され、前記アナログ・デジタル変換器が変換した多ビットのデジタル信号の品質が悪化したか否かを前記フィルタからの出力信号と前記等化目標値とを用いて推定し、品質が悪化したと判断した時にのみ前記等化誤差を補正する等化誤差補正手段と、を備えた、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項1に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値の符号と、前記フィルタからの出力信号の符号とが異なっている場合に補正を行う、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項1に記載の再生信号処理装置において、
前記仮判定手段は、前記フィルタからの連続する2つの出力信号を加算する加算器を備え、
前記等化誤差補正手段は、前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)、もしくは(負、正、負)となっているときに補正を行う、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項1に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値が所定の回数連続して複数ある等化目標値の最上位レベルと設定された場合、もしくは所定の回数連続して複数ある等化目標値の最下位レベルと設定された場合に補正を行う、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項1に記載の再生信号処理装置において、
前記再生クロックを分周して第2の再生クロックを生成する分周器と、
前記再生クロック、あるいは前記第2の再生クロックのいずれかを選択して動作クロックとする動作クロック切替手段とをさらに備え、
前記アナログ・デジタル変換器は、前記動作クロックの周期で前記再生信号をサンプリングし、
前記アナログ・デジタル変換器と前記位相同期ループ制御手段と前記フィルタと前記フィルタ係数学習手段は前記動作クロックにて動作する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項5に記載の再生信号処理装置において、
前記仮判定手段は、
前記再生クロックを用いて前記等化目標値の設定を行う第1の仮判定手段と、
前記第2の再生クロックを用いて前記等化目標値の設定を行う第2の仮判定手段と、
前記動作クロック切替手段による選択結果に基づいて第1の仮判定手段もしくは第2の仮判定手段のいずれかを選択する仮判定選択手段とを備えた、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項6に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値の符号と、前記フィルタからの出力信号の符号とが異なっている場合に補正を行う、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項7に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値の符号と、前記フィルタからの出力信号の符号が異なっている場合に、前記仮判定手段で設定された複数ある等化目標値の中央レベルに設定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項6に記載の再生信号処理装置において、
前記第1の仮判定手段は、前記フィルタからの連続する2つの出力信号を加算する加算器を備え、
前記等化誤差補正手段は、前記仮判定手段において前記第1の仮判定手段が選択された場合、前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)、もしくは(負、正、負)となっているときに補正を行う、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項9に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)、もしくは(負、正、負)となっているかを判定する符号パターン判定手段を備えた、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項10に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)、もしくは(負、正、負)と判定された場合に、前記仮判定手段で設定された等化目標値を新たに設定し直す、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項11に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)と判定された場合、前記仮判定手段で設定された等化目標値が複数ある等化目標値の最下位レベルとなるとき以外には、前記等化目標値を最下位レベルと中央レベルの中間のレベルとなる第1の等化目標値に設定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項11に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(負、正、負)と判定された場合、前記仮判定手段で設定された等化目標値が複数ある等化目標値の最上位レベルとなるとき以外には、前記等化目標値を最上位レベルと中央レベルの中間のレベルとなる第2の等化目標値に設定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項6に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、前記仮判定手段において前記第2の仮判定手段が選択された場合、前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)、もしくは(負、正、負)となっているときに補正を行う、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項14に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)、もしくは(負、正、負)となっているかを判定する符号パターン判定手段を備えた、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項15に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)、もしくは(負、正、負)と判定された場合に、前記仮判定手段で設定された等化目標値を新たに設定し直す、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項16に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)と判定された場合、前記仮判定手段で設定された等化目標値が複数ある等化目標値の最下位レベルとなるとき以外には、前記等化目標値を最下位レベルと中央レベルの中間のレベルとなる第1の等化目標値に設定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項16に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが(負、正、負)と判定された場合、前記仮判定手段で設定された等化目標値が複数ある等化目標値の最上位レベルとなるとき以外には、前記等化目標値を最上位レベルと中央レベルの中間のレベルとなる第2の等化目標値に設定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項6に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値が所定の回数連続して複数ある等化目標値の最上位レベルと設定された場合、もしくは所定の回数連続して複数ある等化目標値の最下位レベルと設定された場合に補正を行う、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項19に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値が連続して最上位レベルと設定されたか、もしくは連続して最下位レベルと設定されたかを判定する等化目標値判定手段を備えた、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項20に記載の再生信号処理装置において、
前記等化誤差補正手段は、
前記等化目標値判定手段により、前記仮判定手段で設定された等化目標値が連続して最上位レベルと設定されたか、もしくは連続して最下位レベルと設定されたと判定された場合に、前記等化誤差検出手段から出力される等化誤差を強制的に誤差がないものとして出力する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、
前記再生手段により再生された再生信号を、多ビットのデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換器と、
前記多ビットのデジタル信号を用いて、前記再生信号に含まれるクロック成分と位相同期した再生クロックを出力する位相同期ループ制御手段と、
前記アナログ・デジタル変換器により変換された多ビットのデジタル信号をデジタル等化するフィルタと、
前記フィルタのフィルタ係数を、前記デジタル等化された信号に応じて等化誤差が最小になるように適応的に制御するフィルタ係数学習手段と、
前記再生信号の信号品質を判定する信号品質判定手段と、
前記信号品質判定手段の判定結果に基づいて補正手段切替信号の値を変更する切替手段と、を備えた再生信号処理装置であって、
前記フィルタ係数学習手段は、
前記フィルタからの連続した複数の出力信号を用いて等化目標値を設定する仮判定手段と、
前記仮判定手段で設定された等化目標値と前記フィルタからの出力信号とを用いて前記等化誤差を検出する等化誤差検出手段と、
前記等化誤差検出手段より得られる等化誤差と前記アナログ・デジタル変換器により変換された多ビットのデジタル信号とを用いて、前記フィルタ係数を更新するフィルタ係数演算手段と、
前記アナログ・デジタル変換器が変換した多ビットのデジタル信号の品質が悪化したか否かを前記フィルタからの出力信号と前記等化目標値とを用いて推定し、品質が悪化したと判断した時にのみ前記等化誤差を補正する等化誤差補正手段と、を備え、
前記補正手段切替信号の値に応じて、前記仮判定手段もしくは前記等化誤差検出手段に接続された前記等化誤差補正手段を構成する複数の補正手段の切り替えを行う、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項22に記載の再生信号処理装置において、
前記仮判定手段は、前記フィルタからの連続する2つの出力信号を加算する加算器を備え、
前記等化誤差補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値の符号と、前記フィルタからの出力信号の符号が異なっている場合に補正を行う第1の補正手段と、
前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)もしくは(負、正、負)となっている場合に補正を行う第2の補正手段と、
前記仮判定手段で設定された等化目標値が所定の回数連続して複数ある等化目標値の最上位レベルと設定された場合、もしくは所定の回数連続して複数ある等化目標値の最下位レベルと設定された場合に補正を行う第3の補正手段と、を備えた、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項22に記載の再生信号処理装置において、
前記再生クロックを分周して第2の再生クロックを生成する分周器と、
前記再生クロック、あるいは前記第2の再生クロックのいずれかを選択して動作クロックとする動作クロック切替手段とをさらに備え、
前記アナログ・デジタル変換器は、前記動作クロックの周期で前記再生信号をサンプリングし、
前記アナログ・デジタル変換器と前記位相同期ループ制御手段と前記フィルタと前記フィルタ係数学習手段は前記動作クロックにて動作する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項24に記載の再生信号処理装置において、
前記仮判定手段は、
前記再生クロックを用いて前記等化目標値の設定を行う第1の仮判定手段と、
前記第2の再生クロックを用いて前記等化目標値の設定を行う第2の仮判定手段と、
前記動作クロック切替手段による選択結果に基づいて第1の仮判定手段もしくは第2の仮判定手段のいずれかを選択する仮判定選択手段とを備えた、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項25に記載の再生信号処理装置において、
前記第1の仮判定手段は、前記フィルタからの連続する2つの出力信号を加算する加算器を備え、
前記等化誤差補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値の符号と、前記フィルタからの出力信号の符号が異なっている場合に補正を行う第1の補正手段と、
前記仮判定手段において前記第1の仮判定手段が選択された場合には前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターン、または前記仮判定手段において前記第2の仮判定手段が選択された場合には前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが、(正、負、正)もしくは(負、正、負)となっている場合に補正を行う第2の補正手段と、
前記仮判定手段で設定された等化目標値が所定の回数連続して複数ある等化目標値の最上位レベルと設定された場合、もしくは所定の回数連続して複数ある等化目標値の最下位レベルと設定された場合に補正を行う第3の補正手段と、を備えた、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項26に記載の再生信号処理装置において、
前記第1の補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値の符号と、前記フィルタからの出力信号の符号が異なっている場合に、前記仮判定手段で設定された複数ある等化目標値の中央レベルに設定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項26に記載の再生信号処理装置において、
前記第2の補正手段は、前記仮判定手段において前記第1の仮判定手段が選択された場合、前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)、もしくは(負、正、負)となっているかを判定する符号パターン判定手段を備えた、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項28に記載の再生信号処理装置において、
前記第2の補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)、もしくは(負、正、負)と判定された場合に、前記仮判定手段で設定された等化目標値を新たに設定し直す、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項29に記載の再生信号処理装置において、
前記第2の補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)と判定された場合、前記仮判定手段で設定された等化目標値が複数ある等化目標値の最下位レベルとなるとき以外には、前記等化目標値を最下位レベルと中央レベルの中間のレベルとなる第1の等化目標値に設定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項29に記載の再生信号処理装置において、
前記第2の補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターンが(負、正、負)と判定された場合、前記仮判定手段で設定された等化目標値が複数ある等化目標値の最上位レベルとなるとき以外には、前記等化目標値を最上位レベルと中央レベルの中間のレベルとなる第2の等化目標値に設定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項26に記載の再生信号処理装置において、
前記第2の補正手段は、前記仮判定手段において前記第2の仮判定手段が選択された場合、前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)もしくは(負、正、負)となっているかを判定する符号パターン判定手段を備える、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項32に記載の再生信号処理装置において、
前記第2の補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)もしくは(負、正、負)と判定された場合に、前記仮判定手段で設定された等化目標値を新たに設定し直す、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項33に記載の再生信号処理装置において、
前記第2の補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが(正、負、正)と判定された場合に、前記仮判定手段で設定された等化目標値が複数ある等化目標値の最下位レベルとなるとき以外には、前記等化目標値を最下位レベルと中央レベルの中間のレベルとなる第1の等化目標値に設定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項33に記載の再生信号処理装置において、
前記第2の補正手段は、
前記符号パターン判定手段により、前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが(負、正、負)と判定された場合に、前記仮判定手段で設定された等化目標値が複数ある等化目標値の最上位レベルとなるとき以外には、前記等化目標値を最上位レベルと中央レベルの中間のレベルとなる第2の等化目標値に設定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項26に記載の再生信号処理装置において、
前記第3の補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値が連続して最上位レベルと設定されたか、もしくは連続して最下位レベルと設定されたかを判定する目標値判定手段を備えた、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項36に記載の再生信号処理装置において、
前記第3の補正手段は、
前記等化目標値判定手段により、前記仮判定手段で設定された等化目標値が連続して最上位レベルと設定されたか、もしくは連続して最下位レベルと設定されたと判定された場合に、前記等化誤差検出手段から出力される等化誤差を強制的に誤差がないものとして出力する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項26に記載の再生信号処理装置において、
前記切替手段は、
前記補正手段切替信号を用いて、前記第1の補正手段と、前記第2の補正手段と、前記第3の補正手段のそれぞれを使用するかどうかを切り替える、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項22に記載の再生信号処理装置において、
前記信号品質判定手段は、
前記多ビットのデジタル信号を入力とし、該多ビットのデジタル信号の振幅と所定の閾値とを比較し、
前記振幅が前記所定の閾値よりも小さい状態が一定期間続いた場合、前記再生信号の品質が悪化したと判定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項22に記載の再生信号処理装置において、
前記信号品質判定手段は、
前記多ビットのデジタル信号を入力とし、該多ビットのデジタル信号の正側の振幅最大値と負側の振幅最大値とを比較し、
比較の結果、前記正側の振幅最大値と前記負側の振幅最大値との差が所定の値よりも大きい場合、前記再生信号の品質が悪化したと判定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項22に記載の再生信号処理装置において、
前記信号品質判定手段は、前記フィルタの出力信号を入力とし、該フィルタの出力信号から前記光ディスクに記録された情報に一定間隔で含まれる同期パターンを検出し、
前記一定間隔で同期パターンを検出できなかった場合、前記再生信号の品質が悪化したと判定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項22に記載の再生信号処理装置において、
前記信号品質判定手段は、
前記フィルタの出力信号が二値化されたデータを入力とし、該二値化されたデータから前記光ディスクに記録された情報に一定間隔で含まれる同期パターンを検出し、
前記一定間隔で同期パターンを検出できなかった場合、前記再生信号の品質が悪化したと判定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 請求項22に記載の再生信号処理装置において、
前記信号品質判定手段は、
前記フィルタの出力信号が二値化されたデータに誤りが存在し、該データに対して行われたエラー訂正回数を所定の値と比較し、
前記エラー訂正回数が前記所定の値よりも多い場合、前記再生信号の品質が悪化したと判定する、
ことを特徴とする再生信号処理装置。 - 光ディスクを回転させるスピンドルモータと、
上記光ディスクから再生信号を読み取る光ピックアップと、
上記光ピックアップにより読み取られた再生信号を処理する再生信号処理装置と、
上記再生信号処理装置にて処理された信号を復調し、エラー訂正を施す復調回路と、
上記スピンドルモータと上記光ピックアップを制御するサーボ制御回路と、
外部とデータ通信を行うとともに、各機能ブロックを制御するシステムコントローラと、を備えた光ディスク装置において、
上記再生信号処理装置は、
前記光ピックアップにより読み出された再生信号を、多ビットのデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換器と、
前記多ビットのデジタル信号を用いて、前記再生信号に含まれるクロック成分と位相同期した再生クロックを出力する位相同期ループ制御手段と、
前記アナログ・デジタル変換器により変換された多ビットのデジタル信号をデジタル等化するフィルタと、
前記フィルタのフィルタ係数を、前記デジタル等化された信号に応じて等化誤差が最小になるように適応的に制御するフィルタ係数学習手段と、
前記再生信号の信号品質を判定する信号品質判定手段と、
前記信号品質判定手段の判定結果を用いて、前記複数の等化誤差補正手段を切り替えるための補正手段切替信号の値を変更する切替手段とを備え、
前記フィルタ係数学習手段は、
前記フィルタからの連続した複数の出力信号を用いて等化目標値を設定する仮判定手段と、
前記仮判定手段で設定された等化目標値と前記フィルタからの出力信号とを用いて前記等化誤差を検出する等化誤差検出手段と、
前記等化誤差検出手段より得られる等化誤差と前記アナログ・デジタル変換器により変換された多ビットのデジタル信号とを用いて、前記フィルタ係数を更新するフィルタ係数演算手段と、
前記アナログ・デジタル変換器が変換した多ビットのデジタル信号の品質が悪化したか否かを前記フィルタからの出力信号と前記等化目標値とを用いて推定し、品質が悪化したと判断した時にのみ前記等化誤差を補正する等化誤差補正手段と、を備え、
前記補正手段切替信号の値に応じて、前記仮判定手段もしくは前記等化誤差検出手段に接続された前記等化誤差補正手段を構成する複数の補正手段の切り替えを行う、
ことを特徴とする光ディスク再生装置。 - 請求項44に記載の光ディスク再生装置において、
前記再生クロックを分周して第2の再生クロックを生成する分周器と、
前記再生クロック、あるいは前記第2の再生クロックのいずれかを選択して動作クロックとする動作クロック切替手段とをさらに備え、
前記アナログ・デジタル変換器は、前記動作クロックの周期で前記再生信号をサンプリングし、
前記アナログ・デジタル変換器と前記位相同期ループ制御手段と前記フィルタと前記フィルタ係数学習手段は前記動作クロックにて動作する、
ことを特徴とする光ディスク再生装置。 - 請求項45に記載の光ディスク再生装置において、
前記仮判定手段は、
前記再生クロックを用いて前記等化目標値の設定を行う第1の仮判定手段と、
前記第2の再生クロックを用いて前記等化目標値の設定を行う第2の仮判定手段と、
前記動作クロック切替手段による選択結果に基づいて第1の仮判定手段もしくは第2の仮判定手段のいずれかを選択する仮判定選択手段とを備えた、
ことを特徴とする光ディスク再生装置。 - 請求項46に記載の光ディスク再生装置において、
前記第1の仮判定手段は、前記フィルタからの連続する2つの出力信号を加算する加算器を備え、
前記等化誤差補正手段は、
前記仮判定手段で設定された等化目標値の符号と、前記フィルタからの出力信号の符号が異なっている場合に補正を行う第1の補正手段と、
前記仮判定手段において前記第1の仮判定手段が選択された場合には前記加算器からの連続する3つの出力信号の符号パターン、または前記仮判定手段において前記第2の仮判定手段が選択された場合には前記フィルタからの連続する3つの出力信号の符号パターンが、(正、負、正)もしくは(負、正、負)となっている場合に補正を行う第2の補正手段と、
前記仮判定手段で設定された等化目標値が所定の回数連続して複数ある等化目標値の最上位レベルと設定された場合、もしくは所定の回数連続して複数ある等化目標値の最下位レベルと設定された場合に補正を行う第3の補正手段と、を備えた、
ことを特徴とする光ディスク再生装置。
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