JP5182170B2 - 等化器 - Google Patents
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Description
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、光ディスク等の記録媒体に記録されている信号を再生し、再生した信号(以下、「再生信号」という)をトランスバーサルフィルタにてパーシャルレスポンス等化するとともに、等化した信号(以下、「等化信号」という)を復号する再生装置に関する。また、再生装置は、CD、DVD、BD、HD−DVDのようなさまざまな種類の光ディスクを再生の対象にする。ここで、再生装置は、回路規模の低減を目的として、前述のごとく、複数のサンプリングタイミングのうち、離散的に選択されたサンプリングタイミングのみにてタップ係数との乗算を実行する。つまり、再生装置は、偶数番目の遅延タップあるいは奇数番目の遅延タップのみを使用する。このような構成において、複数の種類の光ディスクによるさまざまな特性の再生信号を等化処理するために、再生装置は次の処理を実行する。
本発明の実施例2は、実施例1と同様に、光ディスクの種類に応じてモードを決定し、決定したモードに応じたサンプリング信号に対して等化処理を実行する再生装置に関する。実施例2は、実施例1と比較して光ディスクの特定方法が異なる。実施例1では、光ディスクにレーザを照射することによって光ディスクの種類を特定している。しかしながら、実施例2では、光ディスクの種類を特定せずに、まず第1モードを使用する。再生装置は、第1モードに対応したサンプリング信号に対して等化処理を実行する。そのようなサンプリング信号が等化処理に適していない場合、再生装置は、第1モードを第2モードへ変更する。実施例2に係る再生装置100、適応等化回路18は、図1、図3と同様のタイプである。ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
本発明の実施例3は、これまでの実施例と同様に、光ディスクの種類に応じてモードを決定し、決定したモードに応じたサンプリング信号に対して等化処理を実行する再生装置に関する。これまでの実施例では、偶数番目のタップ係数および奇数番目のタップ係数のうちの一方のみを使用していた。つまり、選択されない方のタップ係数による乗算処理は省略されていた。実施例3に係る再生装置は、偶数番目のタップ係数による等化処理と、奇数番目のタップ係数による等化処理とを並列に実行する。その結果、ひとつの等化処理にて使用されるタップ係数の数を削減しながら、等化特性の悪化が抑制される。
Claims (4)
- 処理対象の信号が所定のクロックでサンプリングされることによって生成された第1サンプリング信号を順次入力する入力部と、
前記入力部において入力した第1サンプリング信号を遅延させて、第2サンプリング信号を順次生成する遅延部と、
前記遅延部において生成した第2サンプリング信号と、前記入力部において入力した第1サンプリング信号とを平均して、第3サンプリング信号を順次生成する平均部と、
前記平均部において生成した第3サンプリング信号を多段遅延タップにて順次遅延させる手段と、多段遅延タップのうちの周期的に選択した一部の遅延タップからの出力信号と、当該一部の遅延タップにそれぞれ対応したタップ係数とをもとにフィルタ処理を実行する手段と、フィルタ処理の実行結果をもとに、一部の遅延タップにそれぞれ対応したタップ係数を導出する手段とを含むトランスバーサルフィルタ部と、
前記入力部において入力した第1サンプリング信号と、前記平均部において生成した第3サンプリング信号のうちの一方を選択し、選択した信号を前記トランスバーサルフィルタ部の多段遅延タップに入力させる選択部と、
前記選択部に、第1サンプリング信号と第3サンプリング信号のうちの一方を選択させるための指示を出力する指示部とを備え、
前記遅延部は、前記トランスバーサルフィルタ部において、多段遅延タップのうちの一部の遅延タップが選択される周期に対応した期間よりも短い期間にわたって、第1サンプリング信号を遅延し、
前記指示部は、処理対象の信号が記録されたディスクの種類を特定する手段と、ディスクの種類と選択の内容との関連を予め規定し、特定したディスクの種類に対応した選択の内容を特定する手段とを含むことを特徴とする等化器。 - 処理対象の信号が所定のクロックでサンプリングされることによって生成された第1サンプリング信号を順次入力する入力部と、
前記入力部において入力した第1サンプリング信号を遅延させて、第2サンプリング信号を順次生成する遅延部と、
前記遅延部において生成した第2サンプリング信号と、前記入力部において入力した第1サンプリング信号とを平均して、第3サンプリング信号を順次生成する平均部と、
前記平均部において生成した第3サンプリング信号を多段遅延タップにて順次遅延させる手段と、多段遅延タップのうちの周期的に選択した一部の遅延タップからの出力信号と、当該一部の遅延タップにそれぞれ対応したタップ係数とをもとにフィルタ処理を実行する手段と、フィルタ処理の実行結果をもとに、一部の遅延タップにそれぞれ対応したタップ係数を導出する手段とを含むトランスバーサルフィルタ部と、
前記入力部において入力した第1サンプリング信号と、前記平均部において生成した第3サンプリング信号のうちの一方を選択し、選択した信号を前記トランスバーサルフィルタ部の多段遅延タップに入力させる選択部と、
前記選択部に、第1サンプリング信号と第3サンプリング信号のうちの一方を選択させるための指示を出力する指示部とを備え、
前記遅延部は、前記トランスバーサルフィルタ部において、多段遅延タップのうちの一部の遅延タップが選択される周期に対応した期間よりも短い期間にわたって、第1サンプリング信号を遅延し、
前記指示部は、前記トランスバーサルフィルタ部において導出したタップ係数の大きさがしきい値よりも小さい場合に、選択の内容を変更することを特徴とする等化器。 - 処理対象の信号が所定のクロックでサンプリングされることによって生成された第1サンプリング信号を順次入力する入力部と、
前記入力部において入力した第1サンプリング信号を、互いに異なったタイミングで、かつ同一の周期の第2サンプリング信号と第3サンプリング信号とに分離する分離部と、
前記分離部において分離した第3サンプリング信号を遅延させた後、遅延した第3サンプリング信号と、前記分離部において分離した第2サンプリング信号とを平均して、第4サンプリング信号を生成する第1平均部と、
前記分離部において分離した第2サンプリング信号と第3サンプリング信号とを平均して、第5サンプリング信号を生成する第2平均部と、
前記第1平均部において生成した第4サンプリング信号を多段遅延タップにて順次遅延させる手段と、各遅延タップからの出力信号と、各遅延タップに対応したタップ係数とをもとにフィルタ処理を実行する手段と、フィルタ処理の実行結果をもとにタップ係数を導出する手段とを含む第1トランスバーサルフィルタ部と、
前記第2平均部において生成した第5サンプリング信号を多段遅延タップにて順次遅延させる手段と、各遅延タップからの出力信号と、各遅延タップに対応したタップ係数とをもとにフィルタ処理を実行する手段と、フィルタ処理の実行結果をもとにタップ係数を導出する手段とを含む第2トランスバーサルフィルタ部と、
前記分離部において分離した第2サンプリング信号と、前記第1平均部において生成した第4サンプリング信号のうちの一方を選択し、選択した信号を前記第1トランスバーサルフィルタ部の多段遅延タップに入力させる第1選択部と、
前記分離部において分離した第3サンプリング信号と、前記第2平均部において生成した第5サンプリング信号のうちの一方を選択し、選択した信号を前記第2トランスバーサルフィルタ部の多段遅延タップに入力させる第2選択部と、
前記第1選択部に、第2サンプリング信号と第4サンプリング信号のうちの一方を選択させるとともに、前記第2選択部に、第3サンプリング信号と第5サンプリング信号のうちの一方を選択させるための指示を出力する指示部とを備え、
前記第1平均部は、前記第1トランスバーサルフィルタ部における遅延タップの周期に対応した期間よりも短い期間にわたって、第3サンプリング信号を遅延し、
前記指示部は、処理対象の信号が記録されたディスクの種類を特定する手段と、ディスクの種類と選択の内容との関連を予め規定し、特定したディスクの種類に対応した選択の内容を特定する手段とを含むことを特徴とする等化器。 - 処理対象の信号が所定のクロックでサンプリングされることによって生成された第1サンプリング信号を順次入力する入力部と、
前記入力部において入力した第1サンプリング信号を、互いに異なったタイミングで、かつ同一の周期の第2サンプリング信号と第3サンプリング信号とに分離する分離部と、
前記分離部において分離した第3サンプリング信号を遅延させた後、遅延した第3サンプリング信号と、前記分離部において分離した第2サンプリング信号とを平均して、第4サンプリング信号を生成する第1平均部と、
前記分離部において分離した第2サンプリング信号と第3サンプリング信号とを平均して、第5サンプリング信号を生成する第2平均部と、
前記第1平均部において生成した第4サンプリング信号を多段遅延タップにて順次遅延させる手段と、各遅延タップからの出力信号と、各遅延タップに対応したタップ係数とをもとにフィルタ処理を実行する手段と、フィルタ処理の実行結果をもとにタップ係数を導出する手段とを含む第1トランスバーサルフィルタ部と、
前記第2平均部において生成した第5サンプリング信号を多段遅延タップにて順次遅延させる手段と、各遅延タップからの出力信号と、各遅延タップに対応したタップ係数とをもとにフィルタ処理を実行する手段と、フィルタ処理の実行結果をもとにタップ係数を導出する手段とを含む第2トランスバーサルフィルタ部と、
前記分離部において分離した第2サンプリング信号と、前記第1平均部において生成した第4サンプリング信号のうちの一方を選択し、選択した信号を前記第1トランスバーサルフィルタ部の多段遅延タップに入力させる第1選択部と、
前記分離部において分離した第3サンプリング信号と、前記第2平均部において生成した第5サンプリング信号のうちの一方を選択し、選択した信号を前記第2トランスバーサルフィルタ部の多段遅延タップに入力させる第2選択部と、
前記第1選択部に、第2サンプリング信号と第4サンプリング信号のうちの一方を選択させるとともに、前記第2選択部に、第3サンプリング信号と第5サンプリング信号のうちの一方を選択させるための指示を出力する指示部とを備え、
前記第1平均部は、前記第1トランスバーサルフィルタ部における遅延タップの周期に対応した期間よりも短い期間にわたって、第3サンプリング信号を遅延し、
前記指示部は、前記第1トランスバーサルフィルタ部において導出したタップ係数の大きさ、あるいは前記第2トランスバーサルフィルタ部において導出したタップ係数の大きさがしきい値よりも小さい場合に、選択の内容を変更することを特徴とする等化器。
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JP2009063131A Active JP5182170B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | 等化器 |
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