JP4108229B2 - 研摩模様付け表面仕上げ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属板や形鋼や合板や合成樹脂板等の各種製品(以下、被研摩材と言うことがある)の表面を生産効率良く安価に表面仕上げできる研摩模様付け表面仕上げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば金属板や形鋼等の金属製製品を例に採って説明すると、その表面の仕上げは、鏡面仕上げ,ブラスト仕上げ,カラー発色仕上げ,ダル仕上げ等の表面処理を施されていても、変化の無い無模様の単一な仕上げが一般的であった。
【0003】
このような各種表面処理を施された製品の表面は、無模様の単一な仕上げ面であるため汚れ等に起因して疵が生じた場合には僅かな疵であってもその疵が目立って商品価値が低下するので、この疵を目立たなくするようにこの疵部分及びその周辺を研摩していたのであるが、この研摩を施した部分はその跡が明確に残るため美観を損ね商品価値を向上させるには至らなかったのである。
【0004】
そこで一例として、疵部分及びその周辺を研摩した場合には、その全表面に更に線状の研摩痕を形成するヘアーライン仕上げを施して研摩した部分の跡を目立たなくする仕上げが行われていた。
【0005】
このヘアーライン仕上げは、被研摩材の研摩すべき面に平行で且つ被研摩材の移送方向に直角な方向にその軸心を配された回転軸の略全長に亘って砥石,砥粒を含有させた合成繊維や不織布,サンドペーパ等の砥粒の比較的大きな研摩材を固定したり、その軸心を前記方向にして間隔を隔てて配された複数本の回転軸間に砥粒を含有させたリング状の不織布,サンドペーパ等の砥粒の比較的大きな研摩材を掛け渡したりして、その研摩材を回転又は回動させると共に被研摩材の表面に押圧しながら線状の研摩痕を被研摩材の表面全面に施すものであった。
【0006】
しかしながら、このような被研摩材の表面全面に亘って施されているヘアーライン仕上げは単調であるため、きさげ仕上げの如き模様やかすり模様等の意匠効果の優れた種々の模様を施された製品の需要が高まっている。
【0007】
しかるに、前記きさげ仕上げの如き模様やかすり模様を施す作業はきさげや手持サンダーを使用して作業者の手作業によって行わなければならないので、美観を起こさせる所望の表面仕上げとするには熟練した作業者が必要であるが、このような所望の表面仕上げを行える熟練した作業者は非常に少なく、しかも熟練した作業者であってもこの表面仕上げ作業には手間と時間とを要し製造コストが非常に嵩むと共に生産効率が非常に悪いという欠点があった。
【0008】
更に、前記表面仕上げは、作業者が工具を手に持って行う作業であるので、作業者にかかる労力が大きいばかりでなく所望の模様に仕上げるために精神的にも多大な負担がかかるという欠点があった。
【0009】
また、製品の表面に模様を施す仕上げとしては、例えば任意の各種模様を施すことのできるエッチング仕上げを挙げることができるが、このエッチング仕上げは化学的又は電気的に表面を溶解させて処理するものであるから、溶解させるに際し製品の表面を溶解させる部位と溶解させない部位とに区画するためのマスキング材を表面に形成する等の前処理が必要であると共に多量の薬品が必要である等、手間を要するだけでなく廃液処理などにコストがかかり非常に高価となるという欠点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術の欠点を解消し、金属板や形鋼や合板や合成樹脂板等の各種製品である被研摩材の表面にきさげ仕上げの如き模様やかすり模様等の意匠効果に優れた研摩模様を下地処理を行うこと無く且つその表面に生じていた傷を目立たない状態に、生産効率良く安価に表面仕上げできる研摩模様付け表面仕上げ装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、かかる課題を解決すべく鋭意検討した結果、研摩すべき被研摩材を被研摩材載置面上に載置されるベッドと、ベッドのそれぞれ両側上方の所定の高さ位置に設けられている平行なレールと、ベッドの上方に横架されておりレール上を走行自在な支持枠と、支持枠に垂下されているラムと、ラムの下端部でベッドの被研摩材載置面に対して垂直な旋回自在なスプライン軸に装着されているフレームと、フレームに軸支されておりコアに研摩材が固着せしめられて成るフラップホイールが固定される回転駆動軸と、フレームに設けられており回転駆動軸を回転駆動せしめる回転駆動装置と、ラムに設けられており回転駆動軸に固定されたフラップホイールの研摩材をベッドの被研摩材載置面上に載置された被研摩材の表面近傍に予め位置せしめる昇降装置と、ラムに設けられており被研摩材の表面近傍に予め位置せしめられたフラップホイールの研摩材が被研摩材の表面に所望の状態に接触するようにフレームのみを位置せしめるカムを備えた昇降機構と、ラムに設けられておりフレームを旋回せしめる旋回装置と、ラムを支持枠に沿って移動せしめるラム移動機構及び支持枠をレールに沿って移動せしめる支持枠移動機構を備えた平面方向移動装置と、前記回転駆動装置,昇降装置,昇降機構,旋回装置及び平面方向移動装置の作動を数値制御せしめる数値制御装置とを備えていれば、前記課題を解決することができることを究明して本発明を完成したのである。
【0012】
そして、回転駆動装置が、フレームに設置されているサーボモータの駆動軸に設けられているプーリと回転駆動軸に設けられているプーリとに掛け渡されているベルトから成っていたり、
平面方向移動装置のラム移動機構が、支持枠に固定されているねじ軸に螺合されており、ラムに設置されているサーボモータの動力を受けて回転せしめられるナットから成っていたり、
平面方向移動装置の支持枠移動機構が、レールに設けられているラックに噛み合っており、支持枠に設置されているサーボモータの動力を受けて回転せしめられるピニオンから成っていたり、
支持枠に垂下されているラムが、支持枠に沿って移動自在に係合されている支持枠係合部と、支持枠係合部に対して昇降自在に案内されている第1昇降部と、下端部でフレームを旋回自在に装着しており第1昇降部に対して昇降自在に案内されている第2昇降部とを備えており、昇降装置が、ラムの支持枠係合部に固定されている雌ねじに螺合せしめられている雄ねじを回転せしめるラムの第1昇降部に設けられているサーボモータと第1昇降部を上下方向に案内せしめる支持枠係合部に設けられている案内部材とを備えており、また昇降機構が、ラムの第1昇降部に設置されているサーボモータの動力を受けて回転せしめられるカムとこのカムと係合せしめられており第2昇降部に設けられているカムフォロアと第2昇降部を上下方向に案内せしめるために第1昇降部に設けられている案内部材とを備えていたり、
旋回装置が、ラムの第2昇降部に旋回自在に装着されているフレームが、ラムの第1昇降部に設けられているサーボモータの動力を受けて回転せしめられるスプライン軸と噛み合っていたりすると、
装置を簡単な構成とすることができて容易に実施することができることも究明して本発明を完成した。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明に係る研摩模様付け表面仕上げ装置について詳細に説明する。
図1は本発明に係る研摩模様付け表面仕上げ装置の1実施例を示す正面図、図2は図1の平面図、図3は本発明に係る研摩模様付け表面仕上げ装置の1実施例の要部を示す拡大側面説明図、図4は本発明に係る研摩模様付け表面仕上げ装置によって被研摩材の表面に付された模様の一例を示す説明図である。
【0014】
図面中、1は金属板や形鋼や合板や合成樹脂板等の研摩模様を施される研摩すべき被研摩材15を被研摩材載置面16a上に載置されるベッド16のそれぞれ両側上方の所定の高さ位置に設けられている平行なレール、2はベッド16の上方に横架されておりレール1上を走行自在な支持枠である。
【0015】
ベッド16の被研摩材載置面16a上に載置された被研摩材15は研摩時に移動しないように固定されていることが必要があり、被研摩材15を固定するには従来より行われている手段を採用することができ、例えば図示しないがベッド16の被研摩材載置面16aに貫通孔が穿設されていると共にこの貫通孔から吸引して被研摩材15をベッド16の被研摩材載置面16aに吸着せしめる手段や、被研摩材15が形鋼等の如く厚さを有する場合には一方の側面側にガイド部材を設けて他方の側面側からこのガイド部材に押圧せしめる手段を挙げることができる。
【0016】
3は支持枠2に垂下されているラム、4はラム3の下端部でベッド16の被研摩材載置面16aに対して垂直な旋回自在なスプライン軸10bに装着されているフレーム、5はコア5bに研摩材5aを固着せしめられて成るフラップホイール、6はベッド16の被研摩材載置面16aに対して平行な状態でフレーム4に軸支されており前記フラップホイール5の1個又は複数個が所望の位置に固定される回転駆動軸である。
【0017】
ここでラム3は、図示した実施例の如く支持枠2に沿って移動自在に係合されている支持枠係合部3aと、この支持枠係合部3aに対して昇降自在に案内されている第1昇降部3bと、下端部でフレーム4を旋回自在に装着しており第1昇降部3bに対して昇降自在に案内されている第2昇降部3cとを備えていることが、後述する昇降装置8及び昇降機構9を簡単な構成で所望の制御を確実に行うことができるので好ましい。
【0018】
またフラップホイール5の研摩材5aとしては、サンドペーパ,砥粒が混入されている合成樹脂繊維や不織布等を放射状に固着されているものや通常の砥石車を使用することができ、粒度や種類の異なる研摩材5aを固着されている複数のフラップホイール5を任意に組合せて1つの回転駆動軸6に固定されると、被研摩材15の表面に印象の異なる研摩痕15aを同時に施すことができ、更にフラップホイール5の外周面を凸形状又は凹形状の略円弧状や台形状や略三角形状に加工したりすると、被研摩材15の表面に種々の研摩痕15aを施すことができ意匠効果を更に向上させることができて好ましい。
【0019】
7はフレーム4に設けられており回転駆動軸6を回転駆動せしめる回転駆動装置であり、この回転駆動装置7としては、例えばフレーム4にサーボモータ7aが設置されており、このサーボモータ7aの駆動軸7bに設けられているプーリ7cと回転駆動軸6に設けられているプーリ7cとに掛け渡されているベルト7dから成る簡単な装置を示すことができ、回転駆動軸6の回転数を制御することによって被研摩材15の表面に施される研摩痕15aにより表現される模様の濃淡を調整することができる。
【0020】
8はラム3に設けられておりベッド16の被研摩材載置面16a上に載置された被研摩材15の厚さや高さに対応して回転駆動軸6に固定されたフラップホイール5の研摩材5aを被研摩材15の表面近傍に予め位置するように昇降せしめる昇降装置、9はラム3に設けられており被研摩材15の表面近傍に予め位置せしめられたフラップホイール5の研摩材5aが被研摩材15の表面に所望の状態に接触するようにフレーム4のみを位置せしめるカム9aを備えた昇降機構である。
【0021】
これらの昇降装置8及び昇降機構9としては、前述した如く支持枠係合部3aと、第1昇降部3bと、第2昇降部3cとを備えて構成されているラム3である場合には、以下に示す如き簡単な構成で且つ容易に実施することができて好ましい。
【0022】
即ち前者の昇降装置8としては、ラム3の支持枠係合部3aに固定されている雌ねじ8cに螺合せしめられている雄ねじ8aを回転せしめるラム3の第1昇降部3bに設けられているサーボモータ8bと第1昇降部3bを上下方向に案内せしめる支持枠係合部3aに設けられている案内部材8dとを備えている態様を示すことができる。
【0023】
また後者の昇降機構9としては、ラム3の第1昇降部3bに設置されているサーボモータ9bの動力を受けて回転せしめられるカム9aとこのカム9aと係合せしめられており第2昇降部3cに設けられているカムフォロア9cと第2昇降部3cを上下方向に案内せしめるために第1昇降部3bに設けられている案内部材9dとを備えている態様を示すことができる。
【0024】
10は回転駆動軸6に固定されて回転せしめられるフラップホイール5の研摩材5aにより研摩されて被研摩材15の表面に形成される研摩痕15aが回転駆動軸6の軸心に直角な方向の筋状であるから、この筋状の研摩痕15aの方向を規定することになる回転駆動軸6を所定の方向に向けるためにラム3に設けられておりフレーム4を旋回せしめる旋回装置であり、例えば図示した実施例の如く支持枠係合部3aと第1昇降部3bと第2昇降部3cとを備えた構成である場合には、ラム3の第2昇降部3cに旋回自在に装着されているフレーム4がラム3の第1昇降部3bに設けられているサーボモータ10aの動力を受けて回転せしめられるスプライン軸10bと噛み合っている態様を示すことができる。
【0025】
このラム3の第1昇降部3bの下部側面に設けられているサーボモータ10aの動力をスプライン軸10bに伝達せしめる動力伝達機構としては、スプライン軸10bに装着されている平歯車やかさ歯車等の歯車とサーボモータ10aの駆動軸に固定されている平歯車やかさ歯車等の歯車とが互いに噛み合っている態様を採用することができる。
【0026】
11は被研摩材15の表面に研摩痕15aを形成するためにフレーム4に軸支されている回転駆動軸6に固定されて回転せしめられるフラップホイール5の研摩材5aをベッド16の被研摩材載置面16a上に載置された被研摩材15の表面に沿って移動せしめるために、ラム3を支持枠2に沿って移動せしめるラム移動機構12及び支持枠2をレール1に沿って移動せしめる支持枠移動機構13を備えた平面方向移動装置である。
【0027】
前者のラム3を支持枠2に沿って移動せしめるラム移動機構12としては、例えば図示した実施例の如く支持枠2に固定されているねじ軸12bに螺合されており、ラム3に設置されているサーボモータ12aの動力を受けて回転せしめられるナット12cから成る態様や、図示しないがラム3の支持枠係合部3aに設置されているサーボモータの動力を受けて回転せしめられるピニオンが支持枠2に固設されているラックに噛み合っている態様を示すことができ、このような態様とすると簡単且つ安価に構成することができる。
【0028】
また、後者の支持枠2をレール1に沿って移動せしめる支持枠移動機構13としては、図示した実施例の如くレール1に設けられているラック13aに噛み合っており、支持枠2に設置されているサーボモータ13cの動力を受けて回転せしめられるピニオン13bから成る態様を示すことができ、このような態様とすると簡単且つ安価に構成することができる。
【0029】
14は前記した各回転駆動装置7,昇降装置8,昇降機構9,旋回装置10及び平面方向移動装置11の作動,即ち各装置7,8,10,11及び機構9のサーボモータ7a,8b,10a,12a,13c及び9bを数値制御せしめる数値制御装置である。
【0030】
このように構成されている本発明に係る研摩模様付け表面仕上げ装置の、ベッド16の被研摩材載置面16a上に載置された被研摩材15の表面に所望の研摩痕15aを形成して研摩模様を施すための操作について、図示した実施例に基づいて以下に説明する。
【0031】
先ず、平面方向移動装置11のラム移動機構12及び/又は支持枠移動機構13をそれぞれ数値制御装置14により作動させて、フレーム4に枢着されている回転駆動軸6に固定されているフラップホイール5の研摩材5aを被研摩材15の上方であって研摩痕15aを形成すべき所望の初期位置に位置せしめる。
【0032】
即ち、その下端部にフレーム4を枢着されているラム3は支持枠2に垂下されており、このラム3がラム移動機構12により支持枠2に沿ってレール1と直交する方向に移動自在であり且つこの支持枠2が支持枠移動機構13によりレール1に沿って移動自在であるから、平面方向移動装置11のラム移動機構12及び/又は支持枠移動機構13を数値制御装置14により作動せしめると、フレーム4、即ちフレーム4に軸支されている回転駆動軸6に固定されているフラップホイール5の研摩材5aを被研摩材15の上方であって研摩痕15aを形成すべき所望の初期位置に位置せしめることができる。
【0033】
より詳しくは、数値制御装置14により、ラム移動機構12のサーボモータ12aを所定の制御量だけ作動させてラム3に装着されているナット12cを回転させてこのナット12cが螺合せしめられている支持枠2に固設されているねじ軸12bに沿ってナット12cを介してラム3をベッド16の上方に横架されている支持枠2に沿って移動させる操作と、支持枠移動機構13のサーボモータ13cを所定の制御量だけ作動させて支持枠2に装着されているピニオン13bを回転させてこのピニオン13bと螺合せしめられているレール1に固設されているラック13aに沿って支持枠2を移動させる操作との一方又は両方を行えば、ラム3の下端部でベッド16の被研摩材載置面16aに対して垂直な旋回自在なスプライン軸10bに装着されているフレーム4に回転自在に軸支されている回転駆動軸6に固定されているフラップホイール5の研摩材5aを所望の初期位置に位置せしめることができるのである。
【0034】
この状態で、被研摩材15の表面に施される研摩痕15aの方向と直角な方向にフラップホイール5の研摩材5aが固定されている回転駆動軸6が位置するように旋回装置10によりフレーム4を旋回せしめる。
【0035】
この旋回装置10の制御は、数値制御装置14によりラム3に設けられている旋回装置10のサーボモータ10aを所定の制御量だけ作動させて、このサーボモータ10aの動力を動力伝達機構を介してラム3の下端部でフレーム4が装着されているスプライン軸10bを回転せしめることにより、フレーム4に軸支されている回転駆動軸6を前記方向に位置せしめるのである。
【0036】
しかる後、フレーム4に軸支されている回転駆動軸6を降下せしめて、フラップホイール5の研摩材5aを研摩材15の表面より僅かに高い所定位置に位置せしめる。
即ち、本発明装置は、フラップホイール5の研摩材5aを被研摩材15の表面に所望の長さで接触せしめたり又はこの接触状態を解除せしめたりする作業を所定の周期で行ってきさげ仕上げの如き模様やかすり模様等の研磨模様を施すものであるから、フラップホイール5の研摩材5aを被研摩材15の表面に接触させたり接触させなかったりする操作を、フレーム4即ちフレーム4に軸支されておりフラップホイール5が固定されている回転駆動軸6を旋回せしめる旋回装置10を備えた重量の大きなラム3全体で行うと応答性が悪く、且つフラップホイール5が固定された回転駆動軸6を回転駆動せしめる回転駆動装置7を備えたフレーム4を昇降させる昇降装置8のサーボモータ8bも大容量のものが必要となるので、フラップホイール5の研摩材5aを被研摩材15の表面に近接した位置まで予め下降させるのは昇降装置8により行い、フラップホイール5の研摩材5aを被研摩材15の表面に接触させたり接触させなかったりする操作は別途設けた昇降機構9によって行うのである。
【0037】
この際、フラップホイール5の研摩材5aを被研摩材15の表面近傍に位置するように予め降下させた回転駆動軸6の軸心から研摩材5aの先端までの距離と回転駆動軸6から被研摩材15までの距離との差が研摩材5aが被研摩材15の表面と接触して研磨を行うための昇降機構9によるフレーム4の降下距離の基準になるので、この差を可及的に短くしておけば昇降機構9の昇降ストロークを短くして昇降機構9の第1昇降部3bのサーボモータ9bの負荷を小さくするのに有効である。
【0038】
このようにフレーム4を下降させてフラップホイール5の研摩材5aを研摩材15の表面より僅かに高い所定位置に予め位置せしめるには、数値制御装置14により、被研摩材15の厚さや高さに応じて昇降装置8のサーボモータ8bを所定の制御量だけ作動させてラム3の第1昇降部3bに設けられている雄ねじ8aを回転させ、この雄ねじ8aと螺合せしめられている雌ねじ8cが固定されているラム3の支持枠係合部3aに対して第1昇降部3bをフラップホイール5の研摩材5aが被研摩材15の表面近傍位置まで降下せしめるのである。この操作は、昇降装置8には案内部材8dが設けられているので鉛直方向に確実に案内される。
【0039】
かくしてフレーム4の回転駆動軸6に固定されているフラップホイール5の研摩材5aを研摩材15の表面より僅かに高い初期位置に位置せしめたら、数値制御装置14により、平面方向移動装置11のラム移動機構12及び/又は支持枠移動機構13と昇降機構9とを作動させて、フラップホイール5の研摩材5aを研摩材15の表面に接触させたり接触させなかったりする状態やフラップホイール5の研摩材5aを研摩材15の表面に接触させる状態を維持させながら研摩材15の表面に沿って移動させるのである。
【0040】
即ち、昇降機構9については、数値制御装置14により昇降機構9のサーボモータ9bを所定の制御量だけ作動させて第1昇降部3bに設けられているカム9aを回転させてカム9aと係合せしめられているカムフォロア9cが設けられている第2昇降部3cを昇降させて、フラップホイール5の研摩材5aが被研摩材15に接触する位置まで第1昇降部3bに対して降下せしめたり被研摩材15に接触しない位置まで上昇せしめたりするのであり、このフラップホイール5の研摩材5aが被研摩材15に接触する位置まで第1昇降部3bに対して降下せしめる間隔と被研摩材15に接触しない位置まで上昇させめる間隔とはカム9aの形状によって任意に設定できる。そして、この昇降機構9によるフラップホイール5の研摩材5aの昇降操作は、昇降機構9に案内部材9dが設けられているので鉛直方向に確実に案内される。
【0041】
ここで、回転駆動装置7の回転数、即ち回転駆動装置7により回転せしめられる回転駆動軸6に固定されているフラップホイール5の回転数は、研摩痕15aの濃淡に影響を与えるのであり、回転数が高いと濃い模様が表現される研摩痕15aを形成でき、また回転数が低いと淡い模様が表現される研摩痕15aを形成できるので、回転駆動装置7のサーボモータ7aを制御して所望の濃淡の模様に対応する研摩痕15aを形成することのできる回転数にを設定する。
【0042】
ここで、模様の濃淡とは、深い研摩痕15aが形成されたり帯状の研摩痕15aが形成されたりすることによって濃い模様が表われ、また浅い研摩痕15aが形成されたり線状の研摩痕15aが形成されたりすることによって淡い模様が表われる。
【0043】
このとき、複数のフラップホイール5が回転駆動軸6に固定されていれば、フラップホイール5の数に対応する複数の研摩痕15aを同時に形成することができるので、研摩作業を効率良く行うことができる。
【0044】
また平面方向移動装置11のラム移動機構12及び支持枠移動機構13については、前記昇降機構9を数値制御装置14により作動させてフレーム4を介して回転駆動軸6に固定されているフラップホイール5を回転駆動装置7により回転せしめながら昇降させる状態で、回転駆動軸6の軸心に対して直角な方向にラム3を移動せしめて、所望の長さの研摩痕15aを形成する作業を、被研摩材15の表面全面について行うのである。
【0045】
即ち、平面方向移動装置11のラム移動機構12及び支持枠移動機構13については、ラム移動機構12の場合、支持枠2に固定されているねじ軸12bに螺合されているナット12cをラム3に設置されているサーボモータ12aの動力を受けて回転せしめることによってラム3は支持枠2と平行な方向に移動され、支持枠移動機構13の場合、レール1に設けられているラック13aに噛み合っているピニオン13bを支持枠2に設置されているサーボモータ13cの動力を受けて回転せしめることによってラム3はレール1と平行な方向に移動されるので、このいずれか又は両機構を同時に作動させることによって、前記昇降機構9を数値制御装置14により作動させてフレーム4を介して回転駆動軸6に固定されているフラップホイール5を回転駆動装置7により回転せしめながら昇降させる状態で、回転駆動軸6の軸心に対して直角な方向にラム3を移動せしめて、所望の長さの研摩痕15aを形成する作業を被研摩材15の表面全面に行えるのである。
【0046】
【発明の効果】
以上に詳述した如く本発明に係る研摩模様付け表面仕上げ装置は、研摩すべき被研摩材を被研摩材載置面上に載置されるベッドと、ベッドのそれぞれ両側上方の所定の高さ位置に設けられている平行なレールと、ベッドの上方に横架されておりレール上を走行自在な支持枠と、支持枠に垂下されているラムと、ラムの下端部でベッドの被研摩材載置面に対して垂直な旋回自在なスプライン軸に装着されているフレームと、フレームに軸支されておりコアに研摩材が固着せしめられて成るフラップホイールが固定される回転駆動軸と、フレームに設けられており回転駆動軸を回転駆動せしめる回転駆動装置と、ラムに設けられており回転駆動軸に固定されたフラップホイールの研摩材をベッドの被研摩材載置面上に載置された被研摩材の表面近傍に予め位置せしめる昇降装置と、ラムに設けられており被研摩材の表面近傍に予め位置せしめられたフラップホイールの研摩材が被研摩材の表面に所望の状態に接触するようにフレームのみを位置せしめるカムを備えた昇降機構と、ラムに設けられておりフレームを旋回せしめる旋回装置と、ラムを支持枠に沿って移動せしめるラム移動機構及び支持枠をレールに沿って移動せしめる支持枠移動機構を備えた平面方向移動装置と、前記回転駆動装置,昇降装置,昇降機構,旋回装置及び平面方向移動装置の作動を数値制御せしめる数値制御装置とを備えているので、数値制御装置により、昇降装置によって厚さや高さの異なる種々の被研摩材に対応してフラップホイールが固定された回転駆動軸を下降せしめて研摩材を被研摩材の表面近傍に予め位置せしめ、旋回装置によって被研摩材の表面に研摩痕を付ける方向と直角な方向にフラップホイールが固定された回転駆動軸を向け、回転駆動装置によってフラップホイールが固定された回転駆動軸を回転させながら昇降機構によってフラップホイールの研摩材が被研摩材の表面に接触したり接触しなかったりする状態を構成し、平面方向移動装置のラム移動機構及び/又は支持枠移動機構によってフラップホイールの研摩材の被研摩材に接触する長さを制御することにより、意匠効果の優れた所望の研摩模様を施す作業や疵が生じた場合にこの疵を目立たなくするために研摩模様を施す作業を、熟練した作業者でなくても意匠効果の優れた研摩模様を効率良く施すことができるのである。
【0047】
更に、回転駆動軸の回転数の制御によって研摩模様の濃淡を調整することと合せて、模様の濃淡及び被研摩材に対する線状の研摩痕の方向の組合せにより種々の複雑な意匠効果の優れた研摩模様を、熟練した作業者でなくても容易に施すことができ、作業者の負担が低減されるだけでなく生産効率が非常に優れている。
【0048】
そして、このような効果は、回転駆動装置がフレームに設置されているサーボモータの駆動軸に設けられているプーリと回転駆動軸に設けられているプーリとに掛け渡されているベルトから成る構成であったり、平面方向移動装置のラム移動機構が支持枠に固定されているねじ軸に螺合されており、ラムに設置されているサーボモータの動力を受けて回転せしめられるナットから成る構成であったり、平面方向移動装置の支持枠移動機構が、レールに設けられているラックに噛み合っており、支持枠に設置されているサーボモータの動力を受けて回転せしめられるピニオンから成る構成であったり、支持枠に垂下されているラムが支持枠に沿って移動自在に係合されている支持枠係合部と支持枠係合部に対して昇降自在に案内されている第1昇降部と下端部でフレームを旋回自在に装着しており第1昇降部に対して昇降自在に案内されている第2昇降部とを備えており、昇降装置が、ラムの支持枠係合部に固定されている雌ねじに螺合せしめられている雄ねじを回転せしめるラムの第1昇降部に設けられているサーボモータと第1昇降部を上下方向に案内せしめる支持枠係合部に設けられている案内部材とを備えており、昇降機構がラムの第1昇降部に設置されているサーボモータの動力を受けて回転せしめられるカムとこのカムと係合せしめられており第2昇降部に設けられているカムフォロアと第2昇降部を上下方向に案内せしめるために第1昇降部に設けられている案内部材とを備えている構成であったり、旋回装置がラムの第2昇降部に旋回自在に支持されているフレームが、ラムの第1昇降部に設けられているサーボモータの動力を受けて回転せしめられるスプライン軸と噛み合っている構成であったりすると、簡単な構造で、金属板や形鋼や合板や合成樹脂板等の各種製品である被研摩材の表面にきさげ仕上げの如き模様やかすり模様等の意匠効果に優れた研摩模様を下地処理を行うこと無く且つその表面に生じていた傷を目立たない状態にすることができるばかりか、生産効率良く安価に表面仕上げすることのできるのである。
【0049】
このように種々の効果を奏する本発明に係る研摩模様付け表面仕上げ装置は、その工業的価値の非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る研摩模様付け表面仕上げ装置の1実施例を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明に係る研摩模様付け表面仕上げ装置の1実施例の要部を示す拡大側面説明図である。
【図4】本発明に係る研摩模様付け表面仕上げ装置によって被研摩材の表面に付された模様の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 レール
2 支持枠
3 ラム
3a 支持枠係合部
3b 第1昇降部
3c 第2昇降部
4 フレーム
5 フラップホイール
5a 研摩材
5b コア
6 回転駆動軸
7 回転駆動装置
7a サーボモータ
7b 駆動軸
7c プーリ
7d ベルト
8 昇降装置
8a 雄ねじ
8b サーボモータ
8c 雌ねじ
8d 案内部材
9 昇降機構
9a カム
9b サーボモータ
9c カムフォロア
9d 案内部材
10 旋回装置
10a サーボモータ
10b スプライン軸
11 平面方向移動装置
12 ラム移動機構
12a サーボモータ
12b ねじ軸
12c ナット
13 支持枠移動機構
13a ラック
13b ピニオン
13c サーボモータ
14 数値制御装置
15 被研摩材
15a 研摩痕
16 ベッド
16a 被研摩材載置面

Claims (6)

  1. 研摩すべき被研摩材(15)を被研摩材載置面(16a)上に載置されるベッド(16)と、ベッド(16)のそれぞれ両側上方の所定の高さ位置に設けられている平行なレール(1)と、ベッド(16)の上方に横架されておりレール(1)上を走行自在な支持枠(2)と、支持枠(2)に垂下されているラム(3)と、ラム(3)の下端部でベッド(16)の被研摩材載置面(16a)に対して垂直な旋回自在なスプライン軸(10b)に装着されているフレーム(4)と、フレーム(4)に軸支されておりコア(5b)に研摩材(5a)が固着せしめられて成るフラップホイール(5)が固定される回転駆動軸(6)と、フレーム(4)に設けられており回転駆動軸(6)を回転駆動せしめる回転駆動装置(7)と、ラム(3)に設けられており回転駆動軸(6)に固定されたフラップホイール(5)の研摩材(5a)をベッド(16)の被研摩材載置面(16a)上に載置された被研摩材(15)の表面近傍に予め位置せしめる昇降装置(8)と、ラム(3)に設けられており被研摩材(15)の表面近傍に予め位置せしめられたフラップホイール(5)の研摩材(5a)が被研摩材(15)の表面に所望の状態に接触するようにフレーム(4)のみを位置せしめるカム(9a)を備えた昇降機構(9)と、ラム(3)に設けられておりフレーム(4)を旋回せしめる旋回装置(10)と、ラム(3)を支持枠(2)に沿って移動せしめるラム移動機構(12)及び支持枠(2)をレール(1)に沿って移動せしめる支持枠移動機構(13)を備えた平面方向移動装置(11)と、前記回転駆動装置(7),昇降装置(8),昇降機構(9),旋回装置(10)及び平面方向移動装置(11)の作動を数値制御せしめる数値制御装置(14)とを備えていることを特徴とする研摩模様付け表面仕上げ装置。
  2. 回転駆動装置(7)が、フレーム(4)に設置されているサーボモータ(7a)の駆動軸(7b)に設けられているプーリ(7c)と回転駆動軸(6)に設けられているプーリ(7c)とに掛け渡されているベルト(7d)から成る請求項1に記載の研摩模様付け表面仕上げ装置。
  3. 平面方向移動装置(11)のラム移動機構(12)が、支持枠(2)に固定されているねじ軸(12b)に螺合されており、ラム(3)に設置されているサーボモータ(12a)の動力を受けて回転せしめられるナット(12c)から成る請求項1又は2に記載の研摩模様付け表面仕上げ装置。
  4. 平面方向移動装置(11)の支持枠移動機構(13)が、レール(1)に設けられているラック(13a)に噛み合っており、支持枠(2)に設置されているサーボモータ(13c)の動力を受けて回転せしめられるピニオン(13b)から成る請求項1から3までのいずれか1項に記載の研摩模様付け表面仕上げ装置。
  5. 支持枠(2)に垂下されているラム(3)が、支持枠(2)に沿って移動自在に係合されている支持枠係合部(3a)と、支持枠係合部(3a)に対して昇降自在に案内されている第1昇降部(3b)と、下端部でフレーム(4)を旋回自在に装着しており第1昇降部(3b)に対して昇降自在に案内されている第2昇降部(3c)とを備えており、
    昇降装置(8)が、ラム(3)の支持枠係合部(3a)に固定されている雌ねじ(8c)に螺合せしめられている雄ねじ(8a)を回転せしめるラム(3)の第1昇降部(3b)に設けられているサーボモータ(8b)と第1昇降部(3b)を上下方向に案内せしめる支持枠係合部(3a)に設けられている案内部材(8d)とを備えており、
    また昇降機構(9)が、ラム(3)の第1昇降部(3b)に設置されているサーボモータ(9b)の動力を受けて回転せしめられるカム(9a)とこのカム(9a)と係合せしめられており第2昇降部(3c)に設けられているカムフォロア(9c)と第2昇降部(3c)を上下方向に案内せしめるために第1昇降部(3b)に設けられている案内部材(9d)とを備えている請求項1から4までのいずれか1項に記載の研摩模様付け表面仕上げ装置。
  6. 旋回装置(10)が、ラム(3)の第2昇降部(3c)に旋回自在に装着されているフレーム(4)が、ラム(3)の第1昇降部(3b)に設けられているサーボモータ(10a)の動力を受けて回転せしめられるスプライン軸(10b)と噛み合っている請求項5に記載の研摩模様付け表面仕上げ装置。
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