JP4107424B2 - 縦形ポンプ付き容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は縦形ポンプ付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常縦形ポンプは、容器体内へ垂下させたシリンダ上端の外向きフランジを、容器体口頸部の上端面へ係合させて容器体口頸部外面へ螺合させた装着筒上端の内向きフランジと上記口頸部上端面とで挟持させ、シリンダ内から上方付勢させて起立させたノズル付き作動材の上下動により、容器体内液体をシリンダ内へ吸上げ、又該シリンダ内へ吸上げた液体を作動部材上端のノズルから噴出可能に形成している(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−239192号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来例において容器体は正立可能で、作動部材の押下げに耐える剛状が必要とされるが、その容器体を例えば胴部下端を板状シール部として閉塞するチューブ容器のように、正立不能で容器を横向きとして台上等へ載置する容器であってもよいようにすれば、容器以外の縦形ポンプ等は再使用出来るから、容器を従来よりも薄肉にする等して廉価に製作することが出来、縦形ポンプの用途を拡げることが出来る。
【0005】
本発明はそのように正立不能な容器に対しても使用できるよう設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、シリンダ底板中央部に開口する吸上げ口を囲んでシリンダ底板4から内外二重筒6、7を垂下する縦形ポンプ1と、
上記二重筒の内筒6内面へ、口頸部25を水密にかつ着脱自在に嵌合させると共に、該口頸部下端から可撓性の有底胴部を垂下する容器体21と、
筒部32上端から口頸部34を起立させ、該筒部内へ上記容器体を挿入させて口頸部34を上記内外筒間へ着脱自在に嵌合可能な把持筒31とからなり、
上記縦型ポンプ1の内筒6下端外面へ把持筒31の口頸部34上端を接触させて嵌合させ、該把持筒31を非回動状態で押し上げることにより、把持筒31の口頸部34上部を外筒7内面下部へ弾性係合させることで、口頸部34が内筒6から下方へ抜出し不能に設け、
該把持筒下端面を接地面として、上記縦形ポンプ1と容器体21と把持筒31とを共に正立状態に起立させることが可能に形成したことを特徴とする。
【0007】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記吸上げ口周縁から吸上げパイプ3を垂下させ、該吸上げパイプを口頸部を通って容器体内へ垂下させた。
【0008】
第3の手段として、上記第1、又は第2の手段を有すると共に上記シリンダ底板4から垂下する内外二重筒のうち、内筒6は長く、外筒7は短かく、形成した。
【0009】
第4の手段として、上記第1、第2又は第3記載の手段を有すると共に上記把持筒31を、筒部32上端から肩部33を介して口頸部34を起立させると共に口頸部上端面から筒部下端近くまで複数の割溝35、35を縦設させて、かつ筒部下部の弾性に抗して上記割溝により形成された分割筒状部の開閉が自在に形成した。
【0010】
第5の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を有すると共に上記容器体21を、胴部下端を板状シール部として閉塞する合成樹脂製のチューブ容器で形成し、該チューブ容器胴部下端の板状シール部23の少なくとも両側部を、上記割溝35、35の下方部分を介して外方へ露出させた。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図1と図2とが示す第1実施形態について説明すると、1は縦形ポンプで、シリンダ2下端から吸上げパイプ3を垂下し、又シリンダ底板4下面から上記吸上げパイプ3を嵌合させて垂下するパイプ嵌合筒5を囲んで内外二重筒を垂下する。その内筒6は雌ねじ筒として長く下方へ垂下させ、又外筒7は短かく内筒上部を囲んでいる。シリンダ2の底部内には吸込み弁8を設け、そのシリンダ内からは、上方付勢させる作動部材9を上方付勢させて起立している。作動部材9は、筒部10の下部に吐出弁孔11を穿設すると共にその筒部の下部外面へ筒状ピストン12を一定ストローク上下動可能に嵌合させ、該筒状ピストン下端面が筒部上昇により筒部の下部外面へ固設された突条上面へ接することで吐出弁が閉じ、又筒部下降で筒状ピストンよりも早く下降することで吐出弁孔11が開いて吐出弁が開弁するよう設けている。作動部材上端からはノズル13を側外方へ突出させている。尚上記吸上げパイプは必ずしも必要とせず、シリンダ底板中央部を吸上げ口として開口させただけでもよい。このようにした場合はその吸上げ口を囲んで内外筒6、7を垂下させることとなる。
【0012】
21は容器体で、図示例では胴部22下端を板状シール部23として閉塞した合成樹脂製のチューブ容器で形成している。胴部22上端からは肩部24を介して口頸部25を起立しており、該口頸部は雌ねじ筒に形成して、既述内筒6内面へ螺合させている。該口頸部螺合時において、吸上げパイプ3は口頸部内を通り胴部22の上部内へ垂下させている。
【0013】
31は把持筒で、下端面開口の筒部32上端から肩部33を介して口頸部34を起立する形状で、かつその口頸部上端面から筒部下端近くまで左右一対の割溝35、35を垂下させている。その筒部は下部をやや大径としており、その筒部の長さは、チューブ容器胴部22の長さよりも長く形成している。該把持筒は、その下端連結部分36、36の弾性に抗して割溝前後の半筒状部の上部間が開き、又狭まるよう設けており、図が示すようにチューブ容器口頸部25を内筒6内面へ水密に嵌合させてその胴部22を垂下させた状態から、半筒状部上部間を開いてそれ等半筒状部間へチューブ容器の肩部24および胴部22を入れ、該状態から両半筒状部の上部を狭めることで半筒状部の半口頸部部分34aが内筒6の露出部分外面へ接し、該状態からの把持筒押上げにより、半口頸部部分の上記が内外筒6、7間へ嵌合できるよう設けている。図示例ではこのときチューブ容器下端の板状シール部23の両端および該両端上方の胴下方部部分が割溝35、35外方へ露出するよう設けている。
【0014】
尚筒部下端へは外向きフランジ37を付設して接地面を拡げることが望ましい。
【0015】
図が示すように、縦形ポンプ1と容器体21と、把持筒31とを共に組付けた状態において、それ等は筒部32下端面を接地面として台上等へ正立させることが可能に形成する。
【0016】
図示状態から作動部材9を上下動させることで、チューブ容器体内収納物はシリンダ2内へ吸上げられ、又該シリンダ内収納物はノズル13から噴出され、該噴出により収納物が減少するに従ってチューブ容器胴部は収縮する。
【0017】
チューブ容器内収納物が無くなれば、まず半口頸部上端が外筒7下端よりも下方へ位置するまで把持筒31を引下げ、半筒状部上部を開いて該把持筒を外し、次いで空となったチューブ容器を外し、未使用のチューブ容器を螺合させ、両把持筒31の半筒状部34a、34a間へチューブ容器胴部22を入れ、かつ半口頸部34a、34aを内筒6の露出部分外面へ当ててそのまま把持筒31を押上げ、半口頸部34a、34a上部を内外筒6、7間へ嵌合させればよい。
【0018】
上記実施形態における縦形ポンプ、容器、把持筒は、それぞれ形状を変えることが可能であり、例えば縦形ポンプは図3が示すように作動部材9上端へ流出路42付きの櫛41を嵌合させてもよく、ノズルを上方へテーパ状に起立させてもよく、シリンダ内から起立させたステム上端へノズル付きの押下げヘッドを嵌合させた、既述従来例のような形状でもよい。その他特開2003-38991号公報のようなトリガー式とすることも考えられ、又上面に皿状部付設し、ポンプ操作で該皿状部内へ容器体内収納物が流入するようにすることも考えられる。又チューブ容器に代えて図4が示すように底板外周から可撓性胴部を起立させ、該胴部上端から肩部を介して口頸部を起立してもよく、把持筒31も該把持筒内へ容器体胴部を挿入可能であれば、割溝35、35は不要となる場合もある。又容器体内へ収納する収納体としては、粘性の有無を問わず、液状調味料、クリーム状食品、液状洗剤等が考えられ、要するにポンプ操作で流出可能であれば、どのような対象物であってもよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、請求項1又は2記載のようにすることで、容器体は、底壁を接地面としての正立が不能であっても、又胴部が可撓性の薄肉であってもよく、よって従来に比して口頸部を除く容器体部分の剛状が不要となるため廉価とすることが出来、又縦形ポンプに対して容器体および把持筒を着脱自在とするから容器体だけを交換することで、縦形ポンプおよび把持筒は永続的に使用できる便利がある。
【0020】
請求項3のようにすることで、把持筒口頸部を外筒7下方の内筒6部分外面へ嵌合させ、そのまま把持筒を押上げするだけで把持筒31を装着できる便利がある。
【0021】
請求項4のようにすることで把持筒上部の半筒状部を開閉でき、該把持筒内への容器体挿入が容易となる。
【0022】
請求項5のようにすることで、把持筒の下部内径よりも巾広の板状シール部23を有するチューブ容器でも、その板状シール部の両端部を両割溝35、35下部内を通って把持筒の下部外方へ突出させて把持筒へ収納できることとなり、把持筒に比して比較的大きく、本来使用できないチューブ容器を使用できる便利がある。又板状シール部の両端が両割溝外方へ突出しているから、縦形ポンプを外す際の回転止めとなる。更にチューブ容器であれば各種用途に広く使用されているため、大量生産によりコストを廉価とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の半断面図である。
【図2】図1容器の斜視図である。
【図3】第2実施形態で示す容器の半断面図である。
【図4】第3実施形態で示す半断面図である。
【符号の説明】
1…縦形ポンプ 2…シリンダ
3…吸上げパイプ 4…シリンダ底板
6…内筒 7…外筒
9…作動部材 21…容器体
22…胴部 23…板状シール部
31…把持筒 32…筒部
34…口頸部 34a…半口頸部
35…割溝

Claims (5)

  1. シリンダ底板中央部に開口する吸上げ口を囲んでシリンダ底板4から内外二重筒6、7を垂下する縦形ポンプ1と、
    上記二重筒の内筒6内面へ、口頸部25を水密にかつ着脱自在に嵌合させると共に、該口頸部下端から可撓性の有底胴部を垂下する容器体21と、
    筒部32上端から口頸部34を起立させ、該筒部内へ上記容器体を挿入させて口頸部34を上記内外筒間へ着脱自在に嵌合可能な把持筒31とからなり、
    上記縦型ポンプ1の内筒6下端外面へ把持筒31の口頸部34上端を接触させて嵌合させ、該把持筒31を非回動状態で押し上げることにより、把持筒31の口頸部34上部を外筒7内面下部へ弾性係合させることで、口頸部34が内筒6から下方へ抜出し不能に設け、
    該把持筒下端面を接地面として、上記縦形ポンプ1と容器体21と把持筒31とを共に正立状態に起立させることが可能に形成したことを特徴とする縦形ポンプ付き容器。
  2. 上記吸上げ口周縁から吸上げパイプ3を垂下させ、該吸上げパイプを口頸部を通って容器体内へ垂下させた
    ことを特徴とする請求項1記載の縦形ポンプ付き容器。
  3. 上記シリンダ底板4から垂下する内外二重筒のうち、内筒6は長く、外筒7は短かく、形成した
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の縦形ポンプ付き容器。
  4. 上記把持筒31を、筒部32上端から肩部33を介して口頸部34を起立させると共に口頸部上端面から筒部下端近くまで複数の割溝35、35を縦設させて、かつ筒部下部の弾性に抗して上記割溝により形成された分割筒状部の開閉が自在に形成した
    ことを特徴とする、請求項1、2又は3記載の縦形ポンプ付き容器。
  5. 上記容器体21を、胴部下端を板状シール部として閉塞する合成樹脂製のチューブ容器で形成し、該チューブ容器胴部下端の板状シール部23の少くとも両側部を、上記割溝35、35の下方部分を介して外方へ露出させた
    ことを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の縦形ポンプ付き容器。
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