JP4107325B2 - アンテナ素子および携帯電話機 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の周波数帯に利用する携帯電話機のアンテナ素子に関するものである。
従来の携帯電話機のアンテナについては、モノポールアンテナおよびヘリカルアンテナ等が用いられている。また、この構成の中で、アンテナ素子同士を直接接触させて導通させる構成として、特開平11−261318号公報がある。
近年、携帯電話はPDC(Personal Digital Cellular)方式からCDMA(Code Division Multiple Access)方式へ移行するにあたり、PDCとCDMAの双方を使用できるデュアルモードの携帯電話機の開発が進められている。これらの方式は、送受信するために使用する電波の周波数帯域が異なっているが、ある周波数帯域で情報通信を行う場合には、当該周波数帯域でインピーダンス整合がとれていることが必要であり、一般に使用周波数帯域でのVSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)が少なくとも3以下になることを目安として設計を行うため、それぞれの使用周波数帯域でVSWRが3以下になるよう設計する必要がある。しかしながら、従来の整合回路を有するアンテナでは、複数の機能を有する携帯情報端末として用いるためにはVSWRが3以下の領域が狭く、調整が困難であった。
また、従来の携帯電話機のアンテナ構成では、2つ以上の離れた周波数帯域を使用する際には、それぞれの周波数に対応したアンテナ素子を設け、それぞれのアンテナ素子に対し、給電を行うためのピンやバネ、整合回路、アンテナ切り替え用のスイッチが必要である。
しかし、近年の携帯電話機についてはエンドユーザーが薄型かつ小型な携帯電話機を好む傾向にあり、周波数帯域が複数になると、実装面積が増大して薄型化・小型化に逆行するため、商品競争力が低下するといった問題がある。
また、それぞれのアンテナ素子に整合回路を設ける構成は、整合回路に用いられるコイルおよびコンデンサではロスが生じて、電気信号の伝達効率が低下するという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたものであり、複数のアンテナに対する給電点を板状アンテナの一点とし、当該板状アンテナの端部に複数のポールアンテナを設けることで、できる限り電気信号の伝達による効率低下・アンテナの実装面積を抑え、複数の周波数帯域においてVSWRが3以下を実現できるアンテナを得ることを目的とする。
本発明に係るアンテナ素子は、所定の電気的長さを有する板状の金属であって、給電点を介してグランド基板と接続される板状アンテナと、前記給電点に対して当該板状アンテナと直列に接続される前記板状アンテナの電気的長さと異なる電気的長さを有するモノポールアンテナと、前記給電点に対して前記板状アンテナと直列に接続されるとともに、前記モノポールアンテナと並列に接続される前記板状アンテナおよび前記モノポールアンテナそれぞれの電気的長さと異なるとともに、互いに異なる電気的長さを有する複数の線状アンテナと、を有するものである。
第1図は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ素子の平面図である。
第2図は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ素子の斜視図である。
第3図は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ素子の特性を表すスミスチャートである。
第4図は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ素子の特性を表すVSWR図である。
第5図は、板状アンテナのみの特性を表すスミスチャートである。
第6図は、モノポールアンテナのみの特性を表すスミスチャートである。
第7図は、従来のアンテナ素子の構成を示す図である。
第8図は、従来のアンテナ素子の特性を表すスミスチャートである。
第9図は、従来のアンテナ素子の特性を表すVSWR図である。
第10図は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ素子の別の構成を表す平面図である。
第11図は、本発明の実施の形態2に係るアンテナ素子の平面図である。
第12図は、本発明の実施の形態2に係るアンテナ素子の斜視図である。
第13図は、本発明の実施の形態2に係るアンテナ素子の特性を表すスミスチャートである。
第14図は、本発明の実施の形態2に係るアンテナ素子の特性を表すVSWR図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1について説明する。本発明は、板状アンテナの一点を給電点とし、当該板状アンテナに複数の異なる電子長を持ったポールアンテナ、線状アンテナを給電点に対して直列に接続することで、できる限り電気信号の伝達による効率低下・アンテナの実装面積を抑え、複数の周波数帯域においてVSWRが3以下を実現するものである。
第1図は本発明の実施の形態1に係るアンテナ素子の平面図であり、第2図は斜視図である。各図において、11は、所定の絶縁基仮の上に金属層(例えば銅)を堆積して形成されるグランド基板である。13は2GHz帯において電気的長さ約λ/8(λは2GHzの電波の波長、λ=15cm)の第1アンテナ部分としての板状アンテナである。ここで板状アンテナの縦横の長さをそれぞれW、Wとする。ここで、電気的長さλ/8(=1.875cm)=W+Wとなるように調整する。また、この板状アンテナ13の辺上の一点12に給電を行う(以下、給電点と呼ぶ)。また、板状アンテナ13は給電点12においてグランド基板11にも接続されている。この給電を行った板状アンテナ13には、給電点12とは別の端部において800MHz帯において電気的長さ約λ800/4(=9.375cm)=W+W+A(Aはモノポールアンテナの長さ)となるように調整されたモノポールアンテナ14aが接続される。同様に、板状アンテナ13に接続された1.5GHz帯において電気的長さ約λ1.5/4(=5cm)=W+W+B+B(B、Bはそれぞれ線状アンテナ15の縦横の長さ)となるよう調整した線状アンテナ15と、2GHz帯において電気的長さ約λ/4=W+W+C+C(C、Cはそれぞれ線状アンテナ16の縦横の長さ)となるよう調整した線状アンテナ16を給電点12に対して直列接続となるよう板状アンテナ13と接続する。板状アンテナ13、モノポールアンテナ14a、線状アンテナ15、16の材質は例えば銅などの導体を用いる。
第3図は第1図に示した構成のアンテナの特性をあらわすスミスチャートであり、第4図はVSWRである。各アンテナのサイズは、
板状アンテナ13 W:10mm W:5mm、
モノポールアンテナ14a A:78mm、
第1の線状アンテナ15 B:4mm B:26mm、
第2の線状アンテナ16 C:2mm C:21mm、
とした。
第3,4図について説明する前に、比較として板状アンテナ素子、および、モノポールアンテナ素子のアンテナ特性について説明する。第5図は板状アンテナのみの場合の特性を示すスミスチャートである。第5図に示したように、板状アンテナ13については、一般的なインピーダンスの基準となる50Ωの点を中心に半円を描くような特性が得られる。共振点付近の周波数よりも高周波においては、点Hで示すようにインピーダンスの虚数部が正の値となり、これに対して、共振点付近の周波数よりも低周波においては、点Lで示すように、インピーダンスの虚数部が負の値となる。
また、第6図はモノポールアンテナのみの場合の特性を示すスミスチャートである。第6図に示すように、モノポールアンテナ14aでは、共振点付近の周波数よりも高い周波数においては、点Hで示すようにインピーダンスの虚数部が負の値となる。これに対して点Lで示すように共振点付近の周波数よりも低い周波数においては、インピーダンスの虚数部が正の値となる。
それに対して、第3図のスミスチャートにおいて示したように、本発明の実施の形態1においては板状アンテナ13のみの場合の第5図、モノポールアンテナのみの場合の第6図と比べてインピーダンスの軌跡が中心点50Ω付近に近づく部分が増え、各アンテナの相互作用によってインピーダンス整合が取れていることがわかる。
また、第4図に示したVSWRの周波数特性のように、VSWRが3以下となる領域が800MHz付近および1.5〜2.5GHzにかけて広がっており、従来と比べ広帯域性能、複数共振性能が得られることがわかる。第3図および第4図中の点1〜7の周波数は、それぞれ点1が800MHz、点2が1500MHz、点3が2000MHz、点4が696.5MHz、点5が962MHz、点6が1356MHz、点7が2785MHzである。
特定周波数におけるインピーダンスおよびVSWRについて表1に示す。
Figure 0004107325
なお、第4図より比帯域幅を求めると、比帯域幅は800MHz帯で32%で,1.5GHz〜2.0GHz帯に対して69%であった。ここで本明細書中、「比帯域幅」とは、VSWRが3以下の領域についての比帯域幅をいい、VSWR≦3となる周波数の最大値をf、VSWR≦3となる周波数の最小値をfとして、中心周波数f
=(f+f)/2
から求め、この中心周波数から
比帯域幅=(f−f)/f
として求める。
比較として従来のアンテナ素子の比帯域幅について示す。第7図は従来のアンテナ素子の回路図である。第7図において、当該アンテナ素子は、モノポールアンテナ14c、コイル17、スタブ18およびコンデンサ19を用いて構成されている。コイル17は6.8nHのインダクタンスを有する。コンデンサ19は4pFの容量を有する。モノポールアンテナ14cは、長さ55mm(電気的長さ3λ/8)である。このような整合回路を有するアンテナ素子に対し、周波数1.5GHzから2.5GHzの電波を給電点12から入力し、アンテナ素子のインピーダンス、スミスチャートおよびVSWRを調べた。特定の点についてインピーダンスとVSWRを表2に示す。
Figure 0004107325
また、第8図は従来のアンテナ素子の特性を表すスミスチャート、第9図はVSWR図である。第8図に示したスミスチャートより、従来のアンテナ素子では、周波数が高い領域と低い領域で反射係数が大きくなっていることが分かる。これに対して、点201〜点204で示すように、周波数1.9GHz以上2.2GHz以下の範囲では、反射係数が小さくなっていることが分かる。
また、第9図より、VSWRが3以下の領域は、周波数が1.78GHz以上2.22GHz以下の領域である。さらに、係る場合の比帯域幅は約22%であった。
従って、従来のアンテナ素子と比べて、本発明の実施の形態1に係るアンテナ素子は2GHz帯における広帯域化(比帯域幅69%)が達成されるとともに、800MHzにおいても広帯域化(比帯域幅32%)が達成されていることが分かる。
本発明の実施の形態1のように板状アンテナの一点を給電点とし、当該板状アンテナに所定の電気的長さを持ったモノポールアンテナや線状アンテナを複数接続することで広帯域性能、複数共振性能が得られる機構については、理論的にはまだ解明されていないが、実験的事実であり、再現性も確認できている。
なお、給電点の位置については板状アンテナの外周の1点であればどこでも特性に大きな影響は与えない。また、モノポールアンテナ14aおよび線状アンテナ15、16の位置については第1図では省スペースの目的から同じ端部に接続したが、異なる端部に配置する構成としても特性上は問題ない。例えば、モノポールアンテナ14aの代わりに第10図に示すように携帯電話本体の側面となる部分から線状アンテナ15aを突出するように板状アンテナ13に接続する構成としてもよい。また、モノポールアンテナ14aおよび線状アンテナ15、16はそれぞれ異なる周波数を受信するためのものであるが、当該各アンテナ同士はできるだけ離した方が互いに干渉が少ない。さらにアンテナはグランド基板11からできるだけ離した方が経験上よい特性が得られる。グランド基板11は中抜きの外周部だけでもよい。
以上のように、本発明の実施の形態1では、板状アンテナの一点を給電点として、当該板状アンテナにそれぞれ所定の電気的長さを持ったモノポールアンテナおよび線状アンテナを給電点に対して直列に接続することで各アンテナの給電点を一つとし、これにより広帯域性能、複数共振性能を持ったアンテナ素子を得るものである。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。第11図は本発明の実施の形態2に係るアンテナ素子の構成を表す平面図である。また、第12図は同斜視図である。第11図、第12図に示したように、上記実施の形態1と異なる点はモノポールアンテナの代わりにヘリカルアンテナ14bを備える点である。その他の板状アンテナ13、線状アンテナ15、16については上記実施の形態1と同じである。
ヘリカルアンテナ14bは、自身の電気的長さと板状アンテナ13の電気的長さとの和が800MHz帯において電気的長さ約λ800/4となるものである。このように構成されたアンテナ素子は第1図で示すアンテナ素子と同様の効果を奏する。
第13図は本実施の形態2に係るアンテナ素子のアンテナ特性を表すスミスチャート、第14図はVSWR図である。第13図に示すように、板状アンテナ13、ヘリカルアンテナ14b、線状アンテナ15、16の各アンテナの相互作用によってインピーダンスの軌跡が中心点50Ω付近に集まっており、広い帯域でインピーダンス整合が取れていることがわかる。
なお、上記実施の形態1と同様に、係るアンテナ間の相互作用についての詳細は理論的に解明されていないものの、実験による再現性は確認されている。
なお、給電点の位置については板状アンテナの外周の1点であればどこでも特性の大きな影響は与えない。また、ヘリカルアンテナ14bおよび線状アンテナ15、16の位置については第8図では省スペースの目的から同じ端部に接続したが、異なる端部に配置する構成としても特性上は問題ない。また、ヘリカルアンテナ14bおよび線状アンテナ15、16はそれぞれ異なる周波数を受信するためのものであるが、当該各アンテナ同士はできるだけ離した方が互いに干渉が少ない。さらにアンテナはグランド基板11からできるだけ離した方が経験上よい特性が得られる。グランド基板11は中抜きの外周部フレームだけでもよい。
特定周波数におけるインピーダンスおよびVSWRについて表3に示す。
Figure 0004107325
Figure 0004107325
第14図より比帯域幅を求めると、比帯域幅は1.5GHz〜2GHz帯において56%であり、従来のアンテナ素子と比べて広帯域化できていることが分かる。また、800MHzにおけるVSWRは3以上となっているが、第14図で見ると800MHzの高周波側近傍でVSWR3以下の帯域が発生していることが分かる。
以上のように、本発明の実施の形態2では、一の給電点を介してグランド基板と接続された板状アンテナに、それぞれ所定の電気的長さを持ったヘリカルアンテナおよび線状アンテナ複数を給電点に対して直列に接続することで各アンテナの給電点を一つとし、これにより広帯域性能、複数共振性能を持ったアンテナ素子を得るものである。
本発明に係るアンテナ素子は、携帯電話機等の携帯情報端末、一般無線機、特殊無線機等の分野で利用することができる。

Claims (6)

  1. 状の金属で構成され、一点の給電点を介してグランド基板と接続される板状アンテナと
    記給電点に対して前記板状アンテナに直列に接続されるモノポールアンテナと
    記給電点に対して前記板状アンテナに直列に接続される第1の線状アンテナとを備え
    前記板状アンテナの電気的長さと前記モノポールアンテナの電気的長さの和が、第1の周波数帯において約4分の1波長であり、
    前記板状アンテナの電気的長さと前記第1の線状アンテナの電気的長さの和が、第2の周波数帯において約4分の1波長であることを特徴とするアンテナ素子。
  2. 前記板状アンテナは方形形状を有し、前記方形の1の頂点付近に給電点を有するとともに、
    前記モノポールアンテナ、前記第1の線状アンテナは、前記頂点と対向する辺上に接続されたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ素子。
  3. 請求項1または請求項2記載のアンテナ素子において、モノポールアンテナに代えて、ヘリカルアンテナを設けたことを特徴とするアンテナ素子。
  4. 前記第1の周波数帯は800MHz帯であり、
    前記第2の周波数帯は2GHz帯であり、
    前記板状アンテナの電気的長さが2GHz帯において約8分の1波長であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載のアンテナ素子。
  5. 前記給電点に対して前記板状アンテナに直列に接続されるとともに、前記第1の線状アンテナと並列に接続される第2の線状アンテナを備え、
    前記板状アンテナの電気的長さと前記第2の線状アンテナの電気的長さの和が、第3の周波数帯において約4分の1波長であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載のアンテナ素子。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載のアンテナ素子を備えた携帯電話機。
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