JP4106354B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクの記録面上に対物レンズにてレーザー光を集光させて、光ディスクに記録されている情報を読み込み、または光ディスクに情報を記録させる光ディスク装置等に使用される光ピックアップ装置に関する。
従来から、光ディスク上に記録された情報を読み込み、または光ディスク上に情報を記録させる光ディスク装置は、小型化、薄型化が求められている。このような光ディスク装置を小型化、薄型化するためには、光源から出射されたレーザー光を集光させ、光ディスク上に照射させるための対物レンズを駆動させるための光ピックアップ装置にも小型化等が求められる。
従来の光ピックアップ装置100は、図16に示すように、光ピックプアップ装置100の可動部101に配置された3つの駆動コイルの端末線102,103,104を、可動部101の両側に設けられた配線基板105のパッド面上において導電性融着材106により接続している。また、配線基板105の平面上には可動部101を支持するためのサスペンションワイヤー107も導電性融着材108により他のパッド面上にて接続されている。
従来の光ピックアップ装置の他の例としては、特許文献1のように、4本のサスペンションワイヤーをレンズホルダ側の固定部を貫通させてレンズを保持しているものもが知られている。
特許文献1記載の光ピックアップ装置では、サスペンションワイヤーの一端と、対物レンズ駆動装置に配置される駆動コイルの端末とが、レンズホルダの側方に設けられた接続部材に、導電性融着材によって接着されることで電気的に接続されている。このように、サスペンションワイヤーは、導電性融着材により接続部材に接着されることで対物レンズ駆動装置を保持すると共に、駆動コイルの端末と電気的に接続されている。
特開2002−279661号公報(図1〜図3)
図16に示す従来の光ピックアップ装置100では、駆動コイルの端末線102,103,104およびサスペンションワイヤー107の一端が、導電性融着材106,108によって可動部101の側方に設けられた配線基板105の同一平面上に接着されている。そのため、駆動コイルの端末線102,103,104およびサスペンションワイヤー107を可動部101に接着している導電性融着材106,108と、駆動コイルの端末線102,103,104と、サスペンションワイヤー107の一端が、すべて配線基板105の同一平面上に配置されることとなる。
このため、この光ピックアップ装置100を駆動させた場合、サスペンションワイヤー107が、駆動コイルの端末線102,104を接着している導電性融着材106と接触し、駆動異常が起こる危険が生じている。さらには、この接触が原因で、回路がショートするという問題が発生する。また、この接触を回避しようとすると、配線基板105に配線スペースを確保する必要性が生じ、光ピックアップ装置の大型化に繋がってしまうという問題が発生する。さらに、駆動コイルの端末線102,103,104の固定部の根元は大きく曲げられて固定されているため、その部分で断線しがちとなっている。
特許文献1記載の光ピックアップ装置は、サスペンションワイヤーがレンズホルダの固定部を貫通する構成であるため、導電性融着材とサスペンションワイヤーとの接触はある程度回避されている。しかし、サスペンションワイヤーを貫通させるための固定部の存在により、その出っ張り分だけ装置の横方向が大きくなり大型化してしまう。
本発明は、上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、横方向寸法を小型化できると共に断線が生じにくい光ピックアップ装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、光ディスクの記録面にレーザー光を集光するための対物レンズを備えた可動部と、その一端側は支持基板に固定され、他端側は可動部に接続されることにより、可動部を支持する支持部材と、可動部に設けられたコイルと、を有する光ピックアップ装置において、可動部の少なくとも一方の側面には接続基板が配置され、当該接続基板の平面部には、支持部材が電気的に接続されるための固定部位が設けられ、平面部の面に対して垂直方向となる面を有する接続基板の側面部に、コイルの端末線が電気的に接続されるためのコイルの端末用凹部が設けられ、導電性融着材が、平面部から支持部材が存在する側に突出しないように、端末線が端末用凹部内にて接続され、固定部位と端末用凹部とを介して支持部材とコイルとが電気的に接続されているものである。
このように構成した場合には、コイルの端末線を接続基板の側面である側面部にて接続することができるため、コイルの端末線を接続基板の平面部で接続する必要がなくなる。そのため、接続基板の平面部にはコイルの端末線の接触部が突出することなく、支持部材となる支持ワイヤー等の部材を接続基板に近づけることができるため、装置の横方向寸法を小さくすることが可能となる。また、この平面部から突出する部分がなくなることによりスペースが発生し、光ピックアップ装置の設計上の自由度が向上する。また、コイルの端末線は、接続基板の側面部で接続されているため、平面部で接続する場合に比べ大きく曲がる部分が少なくなり断線しづらいものとなる。
さらに、コイルの端末用凹部の存在により、コイルの端末線を接続基板に接続させるための部材が接続基板の平面部側に出るのを極力防止でき、当該部材が支持部材等の他の部材と接触することがなくなる。したがって、コイルの端末線と支持部材等とがショートすることがなくなる。
また、端末用凹部が設けられているため、接続用部材が他の部位に流れていくことを防止できると共に、コイルの端末線の位置保持が容易となり固定作業が簡単化される。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、接続基板の平面部の一端側には、支持部材が導電性融着材により電気的に接続されるための支持部材の端末用凹部が設けられ、導電可能となっているコイルの端末用凹部と支持部材の端末用凹部とを介して支持部材とコイルの端末線とが電気的に接続されているものである。
このように構成した場合には、コイルの端末線と支持部材の両者は、凹部にて接続基板に接着されることとなるため、コイルの端末線および支持部材を接続基板に接続させるための導電性融着材が接続基板の平面部に存在しなくなる。したがって、コイルの端末線を接続基板に接続させるための導電性融着材が、支持部材等と接触することを確実に防止できる。しかも、支持部材が支持部材の端末用凹部内に配置されているため、装置の横方向寸法を一層小さくすることが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、端末用凹部は、半円形、V字型、コ字型、U字型、斜面型またはL字型の形状から構成されている。このように構成した場合には、端末用凹部を容易に加工できると共に、コイルおよび支持部材の端末を接続基板に容易に接着できる。なお、V字型とした場合は、コイルの端末線の位置決めが特に容易となる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、端末用凹部の内周全面にパッドが形成されているものである。
このように構成した場合には、コイルの端末線を接続基板に対して確実に導電可能に接続できることとなる。すなわち、端末用凹部には、軸方向長さがある程度存在するため、その全領域が導電可能な接続領域となり、確実な導電接続が可能となる。
本発明によると、光ピックアップ装置の横方向寸法の小型化が可能となると共にコイルの端末線の断線防止が図られる。
以下、本発明の第1の実施の形態に係る光ピックアップ装置10について、図1から図4に基づいて説明する。図1は、光ピックアップ装置10の構成を示す斜視図であり、図2は図1の光ピックアップ装置10の側面を示す図であり、(a)はその左側面図であり、(b)は、その右側面図である。また、図3は、図1の光ピックアップ装置10に使用される接続基板26の斜視図であり、図4は図1において矢示Aで示す部分の拡大図である。なお、以下の説明においては、一端側とは、図1において左斜め上方を指す。また、他端側とは図1において右斜め下方を指す。また、以下の説明において、図1における左斜め下方を左側、右斜め上方を右側という。なお、図1および図4は、導電性融着材31,32が注入されていない場合を示す。
光ピックアップ装置10は、図1および図2に示すように、可動部12と、支持基板30と、支持基板30に対して可動部12が移動可能となるように支持する6本の支持部材となる支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fとから主に構成されている。光ピックプアップ装置10は、光ディスク(不図示)の記録面上に、後述する対物レンズ19で光を集光させて、光ディスクに対し情報の記録または再生を行う装置である。
可動部12は、ホルダ14を有しており、当該ホルダ14の中央には、光ディスクの記録面上に光を集光させるための対物レンズ19が設けられている。対物レンズ19の両側には、可動部12をフォーカス方向(光ディスク面に接近、離遠する方向)に移動させる2つのフォーカスコイル21a,21bと、可動部12をチルト方向(図1におけるZ−Z軸を中心とした回転方向)に移動させる2つのチルトコイル22a,22bとがそれぞれ組み合わされて配置されている。なお、Z−Z軸は、可動部12の上下、左右の中心から対物レンズ19の光軸に対して直交し、長手方向に向かう軸である。
2つのフォーカスコイルの内、一方のフォーカスコイル21aは、ホルダ14の左側部に巻回されることで、対物レンズ19の左側に配置され、他方のフォーカスコイル21bは、ホルダ14の右側部に巻回されることで、対物レンズ19の右側に配置されている。フォーカスコイル21a,21bは、連続した1本の導線からなり、一方の接続基板26aに固定される端末線21cからフォーカスコイル21aにつながり、その後フォーカスコイル21bを形成し、他方の接続基板26bに接続される。フォーカスコイル21a,21bは、例えば対物レンズ19の光軸の上方から見た場合で時計回り方向への巻回を正巻、反時計回り方向への巻回を逆巻とすると、共に正巻となっている。また、フォーカスコイル21a,21bは、その巻軸の方向が、対物レンズ19の光軸と同方向となるように配置されている。
チルトコイル22a,22bも、フォーカスコイル21a,22bと同様、2つのチルトコイル22a,22bの内、一方のチルトコイル22aは、対物レンズ19の左側部に巻回されて配置され、他方のチルトコイル22bは、対物レンズ19の右側部に巻回されて配置されている。また、チルトコイル22a,22bは、連続した1本の導線からなり、一方の接続基板26aに接続される端末線22cからチルトコイル22aにつながり、その後、チルトコイル22bにつながり、他方の接続基板26bに接続される。本実施の形態では、例えばフォーカスコイル21aおよびフォーカスコイル21bの下方にチルトコイル22aおよびチルトコイル22bを配置するような組み合わせとしている。チルトコイル22aは正巻、チルトコイル22bは逆巻となっており、チルトコイル22aとチルトコイル22bは互いに逆方向に巻回されている。また、チルトコイル22a,22bの巻軸の方向は、フォーカスコイル21a、21bと同軸方向となっている。
ホルダ14の他端側の側面14aには、可動部12をトラッキング方向(ディスクの半径方向)に移動させるそれぞれ巻線状にされた2つのトラッキングコイル23a,23dが配置され、ホルダ14の一端側の側面14bにも、それぞれ巻線状にされた2つのトラッキングコイル23b,23cが配置されている。4つのトラッキングコイル23a,23b,23c,23dは、連続した1本の導線からなっており、一方の接続基板26aに接続される端末線22eからトラッキングコイル23a,23b,23c,23dにつながり、端末線23fが他方の接続基板26bに接続される。トラッキングコイル23a,23b,23c,23dの巻回方向については、トラッキングコイル23a,23cがそれぞれ正面から見たとき時計巻となっており、トラッキングコイル23b,23dがそれぞれ正面から見たとき反時計巻となっている。
また、トラッキングコイル23a,23dからはコイルの端末線23e,23fが引き出されており、トラッキングコイル23a,23b,23c,23dは、上述したようにトラッキングコイル23aからトラッキングコイル23b,23cを経てトラッキングコイル23dへと順次巻回されている。また、トラッキングコイル23a,23b,23c,23dのそれぞれの巻軸は、図1におけるZ−Z軸と同軸方向となっている。
ホルダ14の左右両側には、接続基板26a,26bが取り付けられている。接続基板26aは、図3に示すように、平面形状が長方形の基板となっており、接続基板26aの基板面に相当する平面部26cに対して垂直方向となる面26d,26e,26f,26gのうち、図3において左右の側面に相当する2つの側面部26d,26eには半円状に切り欠かれた形状となる合計3つの側面端子27a,27b,27cが2つの側面部26d,26eに分離して設けられている。なお、接続基板26bは接続基板26aと対称形状とされ、その詳細は後述する。各側面端子27a,27b,27cは、凹形状の内周面全体に導電用のパッドが形成されることで導電端子とされている。
また、接続基板26aの平面部26cの略中央には、3つの平面固定部28a,28b,28cが、側面部26fから側面部26gにかけて並んで設けられており、側面端子27aと平面固定部28a、側面端子27bと平面固定部28bおよび側面端子27cと平面固定部28cは、それぞれランド29a,29b,29cにより導電可能に接続されている。
なお、図1におけるホルダ14の左側の側面(以下、左側面という。)には、図3に示す接続基板26aが上下方向そのままの状態で取り付けられており(図2(a)参照)、図1におけるホルダ14の右側の側面(以下、右側面という。)には、図3に示す接続基板26aを上下逆にした状態で取り付けられ、接続基板26bとされている(図2(b)参照)。
可動部12に配置されるフォーカスコイル21aの端末線21cは、ホルダ14の左側面に取り付けられた接続基板26aの側面端子27aに導電性融着材31によって導電可能に接続されており、チルトコイル22aの端末線22cは、接続基板26aの側面端子27cに導電性融着材31によって導電可能に接続されている。また、トラッキングコイル23aの端末線23eは、接続基板26aの側面端子27bに導電性融着材31によって導電可能に接続されている。本実施の形態では、導電性融着材31として半田が用いられている。
また、フォーカスコイル21bの端末線21d、チルトコイル22bの端末線22dおよびトラッキングコイル23dの端末線23fも、接続基板26aへの接続の場合と同様に、ホルダ14の右側面に取り付けられた接続基板26bに接続されている。
また、それぞれのコイルの端末線21c,21d,22c,22d,23e,23fは、側面端子27a,27c,27c,27a,27b,27bに、導電性融着材31が、各側面端子27a,27c,27c,27a,27b,27bの凹部から突出しないように接続されているので、接続基板26a,26bの平面部26cに半田が延在することはない。
6本の支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fは、導電性を有するワイヤーであり、可動部12の弾性的保持と、支持基板30および接続基板26a,26bの間の電気的接続を行うものとなっている。支持ワイヤー35a,35b,35cの一端は、支持基板30の左側に、支持ワイヤー35d,35e,35fの一端は、それぞれ支持基板30の右側に貫通固定されている。一方、支持ワイヤー35a,35b,35cの他端は、可動部12の左側面に、支持ワイヤー35d,35e,35fの他端は、可動部12の右側面に、それぞれ固定されている。各支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fは、たわみ可能とされているため、可動部12は、支持基板30に対して固定した位置となるのではなく、可動できるものとなる。
前述したように、支持ワイヤー35a,35b,35cの他端は、それぞれ可動部12の左側面に接続されている。すなわち、当該支持ワイヤー35a,35b,35cの他端は、図2(a)に示すように、接続基板26aの平面部26cに設けられた平面固定部28a,28b,28cに、それぞれ導電性融着材32により導電可能に接続されている。このように構成されているため、それぞれの接続部における導電性融着材32は、図1における左方向に突出することとなる。なお、本実施の形態では、導電性融着材32として半田が用いられている。
また、平面固定部28a,28b,28cは、ランド29a,29b,29cを介してそれぞれ側面端子27a,27b,27cと導電可能となっている。また、側面端子27a,27b,27cには、フォーカスコイル21aの端末線21c、トラッキングコイル23aの端末線23e、チルトコイル22aの端末線22cが、それぞれ支持ワイヤー35a,35b,35cの長手方向に対して直交(ワイヤー35a,35b,35cの長手方向に対してやや斜めとなる場合も直交に含める。)するように導電可能に接続されている。以上のようにして、支持ワイヤー35a,35b,35cは、それぞれフォーカスコイル21aの端末線21c、チルトコイル22aの端末線22c、トラッキングコイル23aの端末線23eと電気的に接続されている。また、支持ワイヤー35d,35e,35fも支持ワイヤー35a,35b,35cと同様に、フォーカスコイル21bの端末線21d、チルトコイル22bの端末線22d、トラッキングコイル23dの端末線23fにそれぞれ電気的に接続されている。
本実施の形態では、不図示の永久磁石が、Z−Z軸方向に、各トラッキングコイル23a,23b,23c,23dに対向するように配置されている。また、Z−Z軸方向に対して垂直となる方向にも、不図示の永久磁石が、可動部12の左側部をはさみ、また右側部を挟んで対向するように配置されている。これらの永久磁石からの磁束と、フォーカスコイル21a,21b、チルトコイル22a,22bおよびトラッキングコイル23a,23b,23c,23dに印加される駆動電流が作用して、可動部12が、フォーカス方向、チルト方向およびトラッキング方向に駆動されることとなる。
以上のように構成された光ピックアップ装置10では、図1、図2および図4に示すようにコイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fを接続基板26a,26bの側面側で接続することができるため、この接続のための導電性融着材31が、接続基板26a,26bから突出しなくなる。このため、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fが各コイルの端末線21c,21d,22c,22d,23e,23f用の導電性融着材31と接触する危険が減少し、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fを接続基板26a,26bに近づけることができる。よって、光ピックアップ装置10の横方向の寸法を小さくすることが可能となる。また、従来と同様な横方向寸法とした場合は、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fと、接続基板26a,26bとの間のスペースを大きくでき、このスペースの発生により光ピックアップ装置10の設計上の自由度が向上する。また、導電性融着材32を多量に使用してスペースをかせぐ従来の構造に比べ導電性融着材32が減少し、光ピックアップ装置10が軽量化され、光ピックアップ装置10の感度が向上することとなる。さらに、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fは、接続基板26a,26bの側面で接続されているため、大きく曲がる部分がなくなり断線しづらいものとなる。
また、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fは、接続基板26a,26bの側面部26d,26eで接続されることとなり、コイルの端末線の接続に用いられる導電性融着材31が接続基板26a,26bの平面部26c,26cに存在しなくなる。よって、当該導電性融着材31が支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fと接触する危険性が大幅に減少する。それにより、接触による動作不良の発生が減少すると共に各コイルの端末線21c,22c,23e,21d,22d,23fと、支持ワイヤー35a,35c,35b,35d,35f,35eとがショートする危険性が減少する。また、側面端子27a,27c,27bには、凹部が設けられているため、導電性融着材31が他の部位に流れていくことを防止できるとともに、コイルの端末線21c,21d,22c,22d,23e,23fの位置保持が容易となり固定作業が簡単化される。
また、光ピックアップ装置10では、側面端子27a,27b,27cは、半円形といった単純な形状をしている。したがって、側面端子27a,27b,27cを容易に加工できることとなる。例えば、基板に断面円形の貫通孔(スルーホール)を開け、その貫通孔内周面に導電性部材を付着させ、その後、貫通孔を横切るように基板を切断して接続基板26a,26bを形成することができる。また、半円形の形状としているので、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fを接続基板26a,26bに対して接着しやすくなる。
また、光ピックアップ装置10では、側面端子27a,27b,27cを、接続基板26a,26bの対向する側面に分離してすなわち、一方の側面に2つの側面端子27a,27c、他方の側面に1つの側面端子27bとなるように設けている。したがって、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fが、それぞれの接続基板26a,26bの側面に分離して接続されるため、コイルの端末線21c,22c,23e,およびコイルの端末線21d,22d,23f同士が接触する危険性が減少する。また、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fの接続を分散させることで、接続基板26a,26bを有効に活用することができ、接続基板26a,26bの小型化が可能となる。
また、光ピックアップ装置10では、各コイルの端末線21c,22c,23e,21d,22d,23fが、支持ワイヤー35a,35c,35b,35d,35f,35eの長手方向に対して直交する方向に配置されると共に、側面端子27a,27b,27cに注入される導電性融着材31が、側面端子27a,27b,27cの凹部から突出しないようにされている。したがって、コイルの端末線21c,22c,23e,21d,22d,23fが接続基板26a,26bの側面端子27a,27b,27cと広面積、すなわち図3で示す幅Wの長さ部分で接触することが可能となり強固に固定することができる。また、導電性融着材31が側面端子27a,27b,27cから平面部26側へ突出しないようにされているため、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fとの接触の危険性が減少すると共に、光ピックアップ装置10の横方向の寸法を小さくすることができる。
また、光ピックアップ装置10では、接続基板26a,26bにおける、側面端子27a,27b,27cの内周全面にパッドが形成されている。そのため、コイルの端末線21c,22c,23e,21d,22d,23fと側面端子27a,27b,27cとの接触面積が大きくなり、コイルの端末線21c,22c,23e,21d,22d,23fを接続基板26a,26bに対して確実に導電可能に接続できる。すなわち、側面端子27a,27b,27cには軸方向長さに相当する幅Wが存在するため、その全領域が導電可能な接続領域となり確実な導電接続が可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る光ピックアップ装置40について図5から図8に基づいて説明する。図5は、光ピックアップ装置40の構成を示す斜視図であり、図6は図5の光ピックアップ装置40の側面を示す図であり、(a)はその左側面図であり、(b)は、その右側面図である。また、図7は、光ピックアップ装置40に使用される接続基板42の斜視図であり、図8は、図5において矢示Bで示す部分の拡大図である。また、第1の実施の形態と同一の部材、同一の部分には同一の符号を付すと共にその説明を省略または簡略化する。なお、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様な構成となっているため、主として第1の実施の形態との相違部分について述べることとする。また、図5において一端側とは、左斜め上方を指し、他端側とは右斜め下方を指す。また、以下の説明において、図5における左斜め下方を左側、右斜め上方を右側という。なお、図5および図8は、導電性融着材31,32が注入されていない場合を示す。
光ピックアップ装置40は、第1の実施の形態の場合と同様に、図5および図6に示すように、可動部12と、支持基板30と、支持基板30に対して可動部12が移動可能となるように支持する6本の支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fとから主に構成されている。また、可動部12は、ホルダ14を有しており、当該ホルダ14の中央には対物レンズ19が設けられている。また、ホルダ14には、第1の実施の形態の場合と同様に、2つのフォーカスコイル21a,21b、2つのチルトコイル22a,22bおよび4つのトラッキングコイル23a,23b,23c,23dが配置されている。
ホルダ14の左右両側には、第1の実施の形態の接続基板26a,26bに相当する接続基板42a,42bが取り付けられている。接続基板42aは、図7に示すように平面が長方形となる基板の一対の頂部が斜めに切り欠かれた形状となっている。また、その切り欠かれた部分の全面にはパッドが形成されており、当該部分は斜面端子44a,44bを形成している。斜面端子44a,44bの間の側面には半円状に切り欠かれた形状となっている側面端子45が設けられている。側面端子45の内周全面にもパッドが形成されている。
また、接続基板42aの平面部42cには3つの平面固定部47a,47b,47cが側面部42dから42eにかけて並んで設けられており、斜面端子44aと平面固定部47a、側面端子45と平面固定部47bおよび斜面端子44bと平面固定部47cは、それぞれランド48a,48b,48cにより導電可能に接続されている。なお、接続基板42aは、第1の実施の形態の場合と同様、ホルダ14の左側の側面(以下、左側面という。)には、図7に示す接続基板42aが上下方向そのままの状態で取り付けられ(図6(a)参照)、ホルダ14の右側の側面(以下、右側面という。)には、図7に示す接続基板42aを上下逆にした状態で取り付けられ接続基板42bとされている(図6(b)参照)。
光ピックアップ装置40では、フォーカスコイル21aの端末線21cは、ホルダ14の左側面に取り付けられた接続基板42aの斜面端子44aに導電性融着材31によって導電可能に接続されており、チルトコイル22aの端末線22cは、接続基板42aの側面端子45に導電性融着材31によって導電可能に接続されている。また、トラッキングコイル23aの端末線23eは、接続基板42aの斜面端子44bに導電性融着材31によって導電可能に接続されている。本実施の形態においても、第1の実施の形態の場合と同様、導電性融着材31として半田が用いられている。
また、フォーカスコイル21bの端末線21d、チルトコイル22bの端末線22dおよびトラッキングコイル23dの端末線23fも、接続基板42aへの接続の場合と同様に、ホルダ14の右側面に取り付けられた接続基板42bに接続されている。コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fは、接続基板42a,42bの側面に設けられた、斜面端子44a、側面端子45、斜面端子44bおよび斜面端子44b、側面端子45、斜面端子44aに、それぞれ接続されているので、接続基板42a,42bの平面部42c,42cに導電性融着材31が延在することはなくなる。
本実施の形態においても、第1の実施の形態の場合と同様、可動部12は、導電性を有する6本の支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fによって、支持されており、その一端は、支持基板30に固定され、その他端は、図6に示すように、それぞれ接続基板42a,42bの基板上に設けられた平面固定部47a,47b,47c,47c,47b,47aに、導電性融着材32により導電可能に接続されている。また、本実施の形態においても、導電性融着材32として半田が用いられている。ここで、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fの他端は、それぞれ接続基板42a,42bの平面部42c,42cに導電性融着材32により接着されているので、それぞれの接続部における導電性融着材32は、図5における左右の側面方向に突出することとなる。
また、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、各コイルの端末線21c,22c,23e,21d,22d,23fは、接続基板42a,42bを介して支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fにそれぞれ電気的に接続されている。また、不図示の永久磁石を、第1の実施の形態の場合と同様に配置することにより、可動部12を、フォーカス方向、チルト方向およびトラッキング方向に駆動させている。
以上のように構成された光ピックアップ装置40では、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fを接続基板42a,42bの一方の側面のみで接続しているため、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fが存在する側には導電性融着在31が全く存在しなくなる。このため、当該導電性融着材31が支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fと接触することがなくなる。そのため、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fを接続基板42a,42bに近づけることができるため、光ピックアップ装置40の横方向の寸法を小さくすることが可能となる。また、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35f以外の他の部材を基板42a,42bに近づけることができるため、装置全体として横方向を縮めることができる。
また、突出部分がなくなることによりスペースが発生し、光ピックアップ装置40の設計上の自由度が向上する。また、導電性融着材32の減量化に伴い、当該光ピックアップ装置40が軽量化され、光ピックアップ装置40の感度が向上することとなる。さらに、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fは、接続基板42a,42bの側面で接続されているため大きく曲がる部分がなくなり断線しづらいものとなる。
また、光ピックアップ装置40では、接続基板42には、斜面端子44a,44bと、側面端子45が設けられており、斜面端子44a,44bおよび側面端子45は、長方形の一対の頂部が斜めに切り欠かれた形状および半円形といった単純な形状をしている。したがって、斜面端子44a,44bおよび側面端子45を容易に加工できることとなる。さらにはコイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fを、斜面端子44a,44bおよび側面端子45に沿わせて配置し、その後、導電性融着材31により接続基板42a,42bに接着するという簡単な作業で接着が可能となる。
また、光ピックアップ装置40では、接続基板42a,42bにおける、斜面端子44a,44bおよび側面端子45の内周全面にパッドが形成されている。そのため、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fと端子44a,45,44bおよび端子44b,45,44aとの接触面積が大きくなり、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fを接続基板42a,42bに対して確実に導電可能に接続できる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る光ピックアップ装置60について図9から図12に基づいて説明する。図9は、光ピックアップ装置60の構成を示す斜視図であり、図10は図9の光ピックアップ装置60の側面を示す図であり、(a)はその左側面図であり、(b)は、その右側面図である。また、図11は、光ピックアップ装置60に使用される接続基板62の斜視図であり、図12は、図9において矢示Cで示す部分の拡大図である。また、第1の実施の形態と同一の部材、同一の部分には同一の符号を付すと共にその説明を省略または簡略化する。なお、第3の実施の形態では、第1の実施の形態と同様な構成となっているため、主に第1の実施の形態との相違部分について述べることとする。また、図9において一端側とは、左斜め上方を指し、他端側とは右斜め下方を指す。また、以下の説明において、図9における左斜め下方を左側、右斜め上方を右側という。なお、図9および図12は、導電性融着材31,32が注入されていない場合を示す。
光ピックアップ装置60は、第1の実施の形態の場合と同様に、図9および図10に示すように、可動部12と、支持基板30と、支持基板30に対して可動部12が移動可能となるように支持する6本の支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fとから主に構成されている。また、可動部12は、ホルダ14を有しており、当該ホルダ14の中央には対物レンズ19が設けられている。また、ホルダ14には、第1の実施の形態の場合と同様に、2つのフォーカスコイル21a,21b、2つのチルトコイル22a,22bおよび4つのトラッキングコイル23a,23b,23c,23dが配置されている。
ホルダ14の左右両側には、第1の実施の形態と同様、接続基板62a,62bが取り付けられている。接続基板62aは、図11に示すように長方形の基板における一対の頂部がL字状に切り欠かれた形状となっている。また、その切り欠かれた部分の全面にはパッドが形成されており、L字端子64a,64bを形成している。L字端子64a,64bの間の側面にはコ字状に切り欠かれたコ字端子65が設けられている。また、接続基板62aの平面部62cには3つの側面固定部67a,67b,67cが側面部62dから側面部62eにかけて並べて設けられており、L字端子64aと平面固定部67a、コ字端子65と平面固定部67bおよびL字端子64bと平面固定部67cは、それぞれランド68a,68b,68cにより導電可能に接続されている。なお、接続基板62aは、第1の実施の形態の場合と同様、ホルダ14の左側の側面(以下、左側面という。)には、図11に示す接続基板62aが上下方向そのままの状態で取り付けられ(図10(a)参照)、ホルダ14の右側の側面(以下、右側面という。)には、図11に示す接続基板62aを上下逆にした状態で取り付けられることで接続基板62bとされている(図10(b)参照)。
光ピックアップ装置60では、フォーカスコイル21aの端末線21cは、ホルダ14の左側面に取り付けられた接続基板62aのL字端子64aに導電性融着材31によって導電可能に接続されており、チルトコイル22aの端末線22cは、接続基板62aのコ字端子65に導電性融着材31によって導電可能に接続されている。また、トラッキングコイル23aの端末線23eは、接続基板62aのL字端子64bに導電性融着材31によって導電可能に接続されている。本実施の形態においても、第1の実施の形態の場合と同様、導電性融着材31として半田が用いられている。
また、フォーカスコイル21bの端末線21d、チルトコイル22bの端末線22dおよびトラッキングコイル23dの端末線23fも、接続基板62aへの接続の場合と同様に、ホルダ14の右側面に取り付けられた接続基板62bに接続されている。本実施の形態においても、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fは、接続基板62a,62bの側面に設けられた、L字端子64a、コ字端子65、L字端子64bおよびL字端子64b、コ字端子65、L字端子64aに、それぞれ接続されているので、接続基板62a,62bの平面部62c,62cに導電性融着材31が延在することはなくなる。
本実施の形態においても、第1の実施の形態の場合と同様、可動部12は、導電性を有する6本の支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fによって、支持されており、その一端は、支持基板30に固定され、その他端は、図10に示すように、それぞれ接続基板62a,62bの平面部63c,63cに設けられた平面固定部67a,67b,67c,67c,67b,67aに、導電性融着材32により導電可能に接続されている。また、本実施の形態においても、導電性融着材32として半田が用いられている。ここで、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fの他端は、それぞれ接続基板62a,62bの平面部62c,62cに導電性融着材32により接着されているので、それぞれの接続部における導電性融着材32は、図9における左右の側面方向に突出することとなる。
また、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、各コイルの端末線21c,22a,23e,21d,22b,23fは、接続基板62a,62bを介して支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fにそれぞれ電気的に接続されている。また、不図示の永久磁石を、第1の実施の形態の場合と同様に配置することにより、可動部12を、フォーカス方向、チルト方向およびトラッキング方向に駆動させている。
以上のように構成された光ピックアップ装置60では、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fを接続基板62a,62bの一方の側面で接続しているため、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fが存在する側には導電性融着在31が全く存在しなくなる。このため、当該導電性融着材31が支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fと接触することがなくなる。そのため、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fを接続基板62a,62bに近づけることができるため、光ピックアップ装置60の横方向の寸法を小さくすることが可能となる。また、支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35f以外の他の部材を基板62a,62bに近づけることができるため、装置全体として横方向を縮めることができる。
また、突出部分がなくなることにより、スペースが発生し、光ピックアップ装置60の設計上の自由度が向上する。また、導電性融着材32の減量化に伴い、当該光ピックアップ装置60が軽量化され、光ピックアップ装置60の感度が向上することとなる。さらに、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fは、接続基板62a,62bの側面で接続されているため大きく曲がる部分がなくなり断線しづらいものとなる。
また、光ピックアップ装置60では、接続基板62には、L字端子64a,64bと、コ字端子65が設けられており、L字端子64a,64bおよびコ字端子65は、長方形の一対の頂部がL字型およびコ字型に切り欠かれた形状といった単純な形状をしている。したがって、L字端子64a,64bおよびコ字端子65を容易に加工できることとなる。さらにはコイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fを、L字端子64a,64bおよびコ字端子65に沿わせて配置し、その後、導電性融着材31により接続基板62a,62bに接着するという簡単な作業で接着が可能となる。
また、光ピックアップ装置60では、接続基板62a,62bにおける、L字端子64a,64bおよびコ字端子65の全面にパッドが形成されている。そのため、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fと端子64a,65,64bおよび端子64b,65,64aとの接触面積が大きくなり、コイルの端末線21c,22c,23dおよびコイルの端末線21d,22d,23fを接続基板62a、62bに対して確実に導電可能に接続できる。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る光ピックアップ装置80について図13から図15に基づいて説明する。図13は、光ピックアップ装置80の構成を示す斜視図であり、図14は図13の光ピックアップ装置80の側面を示す図であり、(a)はその左側面図であり、(b)は、その右側面図である。また、図15は、光ピックアップ装置80に使用される接続基板82の斜視図である。また、第1の実施の形態と同一の部材、同一の部分には同一の符号を付すと共にその説明を省略または簡略化する。なお、第4の実施の形態では、第1の実施の形態と同様な構成となっているため、主に第1の実施の形態との相違部分について述べることとする。また、図13において一端側とは、左斜め上方を指し、他端側とは右斜め下方を指す。また、以下の説明において、図13における左斜め下方を左側、右斜め上方を右側という。なお、図13は、導電性融着材31,32が注入されていない場合を示す。
光ピクアップ装置80は、第1の実施の形態の場合と同様に、図13および図14に示すように、可動部12と、支持基板30と、支持基板30に対して可動部12が移動可能となるように支持する6本の支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fとから主に構成されている。また、可動部12は、ホルダ14を有しており、当該ホルダ14の中央には対物レンズ19が設けられている。また、ホルダ14には、第1の実施の形態の場合と同様に、2つのフォーカスコイル21a,22b、2つのチルトコイル22a,22bおよび4つのトラッキングコイル23a,23b,23c,23dが配置されている。
ホルダ14の左右両側には、第1の実施の形態の場合と同様、接続基板82a,82bが取り付けられている。接続基板82a,82bは、図15に示すような長方形の基板となっており、その平面部82cの一端側には、支持ワイヤー35a,35b,35cまたは支持ワイヤー35d,35e,35fが係合されるための支持部材の端末用凹部84a,84b,84cが側面部82dから側面部82eに向かって順に設けられている。支持部材の端末用凹部84a,84b,84cは、図15において、それぞれ接続基板82a,82bの平面部82cの一端側に設けられ、その断面がコ字状となるように切り欠かれた形状をしている。また、接続基板82a,82bの他端側の側面には半円状に切り欠かれた形状となっている3つの側面端子85a,85b,85cが、側面部82dから側面部82eに向かって順に設けられている。
そして、支持部材の端末用凹部84aと側面端子85a、支持部材の端末用凹部84bと側面端子85bおよび支持部材の端末用凹部84cと側面端子85cは、それぞれランド87a,87b,87cにより導電可能に接続されている。また、支持部材の端末用凹部84a,84b,84cおよび側面端子85a,85b,85cの全面にはパッドが形成されており、各支持部材の端末用凹部84a,84b,84cおよび各側面端子85a,85b,85cは、導電可能な端子となっている。
なお、接続基板82aは、第1の実施の形態の場合と同様、ホルダ14の左側の側面(以下、左側面という。)には、図15に示す接続基板82aが上下方向そのままの状態で取り付けられ(図14(a)参照)、ホルダ14の右側の側面(以下、右側面という。)には、図15に示す接続基板82aを上下逆にした状態で取り付けられ、接続基板82bとされている(図14(b)参照)。
光ピックアップ装置80では、フォーカスコイル21aの端末線21c、チルトコイル22aの端末線22cおよびトラッキングコイル23aの端末線23eは、ホルダ14の左側面に取り付けられた接続基板82aの側面端子85a,85b,85cに、それぞれ導電性融着材31によって導電可能に接続されている。本実施の形態においても、第1の実施の形態の場合と同様、導電性融着材31として半田が用いられている。また、フォーカスコイル21bの端末線21d、チルトコイル22bの端末線22dおよびトラッキングコイル23dの端末線23fも接続基板82aへの接続の場合と同様に、ホルダ14の右側面に取り付けられた接続基板82bに接続されている。
本実施の形態においても、第1の実施の形態の場合と同様、可動部12は、導電性を有する6本の支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fによって、支持されており、その一端は、支持基板30に固定され、その他端は、図14に示すように、それぞれ接続基板82a,82bの側面部83c,83cに設けられた支持部材の端末用凹部84a,84b,84cおよび支持部材の端末用凹部84c,84b,84aにそれぞれ導電性融着材32により導電可能に接続されている。また、本実施の形態においても、導電性融着材32として半田が用いられている。なお、本実施の形態では、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fは、接続基板82a,82bの側面に設けられた側面端子85a,85b,85cおよび側面端子85c,85b,85aにそれぞれ接続基板82a,82bの側面において接続されると共に、支持ワイヤー35a,35b,35cおよび支持ワイヤー35d,35e,35fも支持部材の端末用凹部84a,84b,84cおよび支持部材の端末用凹部84c,84b,84aとなる凹部分にそれぞれ係合する形で接続されている。したがって、導電性融着材31,32が、接続基板82a,82bの平面部82c,82cから突出して存在することはなくなる。
また、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、コイルの端末線21c,22c,23e,21d,22d,23fは、接続基板82a,82bを介して支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fにそれぞれ電気的に接続されている。また、不図示の永久磁石を、第1の実施の形態の場合と同様に配置することにより、可動部12を、フォーカス方向、チルト方向およびトラッキング方向に駆動させている。
以上のように構成された光ピックアップ装置80では、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fを接続基板82a,82bの側面で接続していると共に、支持ワイヤー35a,35b,35cおよび支持ワイヤー35d,35e,35fを支持部材の端末用凹部84a,84b,84cおよび支持部材の端末用凹部84c,84b,84aとなる凹部分にてそれぞれ係合させる形で接続している。そのため、導電性融着材31,32が共に接続基板82a,82bの平面部82c,82cから突出して存在することがなくなり、導電性融着材31が支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35f等と接触することを確実に防止できる。
また、接続基板82a,82bの平面部82c,82cの近傍にはスペースができ、他の部材を接続基板82a,82bに近づけることができるため、光ピックアップ装置80の横方向の寸法を小さくすることが可能となる。また、このスペースの発生により、光ピックアップ装置80の設計上の自由度が向上する。また、導電性融着材32の減量化が可能となり、光ピックアップ装置80が軽量化され、光ピックアップ装置80の感度が向上することとなる。さらに、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fは、接続基板82a,82bの側面で接続されているため大きく曲がる部分がなくなり断線しづらいものとなる。
また、光ピックアップ装置80では、接続基板82a,82bにおける、側面端子85a,85b,85cの内周全面にパッドが形成されている。そのため、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fと端子85a,85b,85cおよび端子85c,85b,85aとの接触面積が大きくなり、コイルの端末線21c,22c,23eおよびコイルの端末線21d,22d,23fを接続基板82a、82bに対して確実に導電可能に接続できる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の各実施の形態では、ホルダ14には、フォーカスコイル21a,21b、チルトコイル22a,22bおよびトラッキングコイル23a,23b,23c,23dの合計8つのコイルが配置されているが、チルト用のコイルを省略したり、フォーカス用のコイルを1つとしたりしても良い。すなわち、コイルを8つに限ることなく7つ以下としても良いし、9つ以上としても良い。また、フォーカスコイル、チルトコイル、トラッキングコイルは、巻線による形成でも、コイルパターンをフィルムに形成するフィルムコイルによるものでも良い。
また、上述の各実施の形態では、合計6本の支持ワイヤー35a,35b,35c,35d,35e,35fによって可動部12を支持しているが、これに限ることなく、ホルダ14に配置されるコイルの数に対応させて、支持ワイヤーの本数を左右2本ずつの計4本としたり、左右4本ずつの計8本としても良い。また、導電用の支持ワイヤー以外に保持のみを行う支持ワイヤーを1本または複数本付加するようにしても良い。このように支持ワイヤーの本数は、5本以下としても良いし、7本以上としても良い。
また、上述の実施の形態では、対物レンズ19の両側に配置された2つのフォーカスコイル21a,21bおよび2つのチルトコイル22a,22bにおいてフォーカスコイル21aの下方にチルトコイル22aを配置し、フォーカスコイル21bの下方にチルトコイル22bを配置するような組み合わせとしている。しかし、これに限ることなく、フォーカスコイル21a,21bの上方にチルトコイル22a,22bをそれぞれ配置させるようにしても良いし、フォーカスコイル21a,21bの内部にチルトコイル22a,22bをそれぞれ配置させるようにしても良い。また、フォーカスコイル21a,21bの外部にチルトコイル22a,22bをそれぞれ配置させるようにしても良い。
また、上述の各実施の形態では、図1の上方から見て時計回り方向への巻回を正巻とし、反時計回り方向の巻回を逆巻としたが、これとは反対に時計回り方向への巻回を逆巻とし、反時計回り方向の巻回を正巻とし、各コイル21a,21b,22a,22bのそれぞれの巻き方向を、上述の各実施の形態の場合と逆にするようにしても良い。同様に各コイル23a,23b,23c,23dの巻き方も逆にしても良い。
また、上述の各実施の形態では、各側面端子は断面が半円形の形状、斜面型の形状、L字型の形状およびコ字が他の形状のいずれかとなっているが、これらに限らず、V字型、半楕円形型としても良い。また、各実施の形態では、それぞれ全ての側面端子が本発明の構成を採用しているが、1つや2つ等一部の側面端子に本発明の構成を適用するようにしても良い。
また、上述の各実施の形態では、側面端子27a,27b,27c,44a,44b,45,64a,64b,65,85a,85b,85cの内周全面や端子面全面にパッドが形成されているが、全面に限らず1部分にパッドを形成するようにしても良い。また,上述の各の実施の形態では対物レンズ19の両側に配置される接続基板がZ−Z軸を中心として左右対称とされているが、両側の接続基板を異なる形状としたり、一方のみは従来の形状としたりしても良い。
また、上述の第2の実施の形態では、側面端子は斜面型および半円形の側面端子44a,44b,45の混成状態から構成され、第3の実施の形態では、L字型およびコ字型の側面端子64a,64b,65の混成状態から構成されているが、これら異なる形状の混成状態に限ることなく、側面端子を、半円形、V字型、コ字型、U字型、斜面型またはL字型の形状のうちの1種類のみから構成するようにしても良い。また、これらの形状のいずれか2つまたは3つの混成状態構成としても良い。
また、上述の第4の実施の形態では、支持部材の端末用凹部84a,84b,84cは、接続基板82の側面部83cに設けられ、その断面がコ字状となるように設けられているが、これに限ることなく、断面を半楕円形またはV字型としても良い。また、支持部材の端末用凹部を、図15における接続基板82a,82bの平面部に設けるようにしても良い。
本発明の光ピックアップ装置は、レンズ等の光学系を動作させる装置全てに適用できる。本発明の光ピックアップ装置は、CDプレーヤー、DVDプレーヤー等の各種音響再生装置または映像再生装置において特に好適に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す斜視図である。 図1の光ピックアップ装置の側面を示す図であり、(a)はその左側面図であり、(b)は、その右側面図である。 図1の光ピックアップ装置に使用される接続基板の斜視図である。 図1の光ピックアップ装置において矢示Aで示す部分の拡大図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す斜視図である。 図5の光ピックアップ装置の側面を示す図であり、(a)はその左側面図であり、(b)は、その右側面図である。 図5の光ピックアップ装置に使用される接続基板の斜視図である。 図5の光ピックアップ装置において矢示Bで示す部分の拡大図である。 本発明の第3の実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す斜視図である。 図9の光ピックアップ装置の側面を示す図であり、(a)はその左側面図であり、(b)は、その右側面図である。 図9の光ピックアップ装置に使用される接続基板の斜視図である。 図9の光ピックアップ装置において矢示Cで示す部分の拡大図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す斜視図である。 図13の光ピックアップ装置の側面を示す図であり、(a)はその左側面図であり、(b)は、その右側面図である。 図13の光ピックアップ装置に使用される接続基板の斜視図である。 従来の光ピックアップ装置の構成を示す図であり、(a)は、その平面図であり、(b)は、その側面図である。
符号の説明
10,40,60,80…光ピックアップ装置
12…可動部
19…対物レンズ
21a,21b…フォーカスコイル
21c,21d…フォーカスコイルの端末線
22a,22b…チルトコイル
22c,22d…チルトコイルの端末線
23a,23b,23c,23d…トラッキングコイル
23e,23f…トラッキングコイルの端末線
26,42,62,82…接続基板
26c,42c,62c,82c…平面部
26d〜26g,42d,42e,62d,62e,82d,82d…側面部
27,44,45,64,65,85…側面端子(端末用凹部)
28,47,67…平面固定部
30…支持基板
31,32…導電性融着材
35a〜35f…支持ワイヤー(支持部材)
84a,84b,84c…支持部材の端末用凹部

Claims (4)

  1. 光ディスクの記録面にレーザー光を集光するための対物レンズを備えた可動部と、
    その一端側は支持基板に固定され、他端側は上記可動部に接続されることにより、上記可動部を支持する支持部材と、
    上記可動部に設けられたコイルと、
    を有する光ピックアップ装置において、
    上記可動部の少なくとも一方の側面には接続基板が配置され、当該接続基板の平面部には、上記支持部材が電気的に接続されるための固定部位が設けられ、上記平面部の面に対して垂直方向となる面を有する上記接続基板の側面部に、上記コイルの端末線が電気的に接続されるための上記コイルの端末用凹部が設けられ、導電性融着材が、上記平面部から上記支持部材が存在する側に突出しないように、上記端末線が上記端末用凹部内にて接続され、上記固定部位と上記端末用凹部とを介して上記支持部材と上記コイルとが電気的に接続されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記接続基板の前記平面部の一端側には、前記支持部材が導電性融着材により電気的に接続されるための支持部材の端末用凹部が設けられ、導電可能となっている前記コイルの端末用凹部と上記支持部材の端末用凹部とを介して前記支持部材と前記コイルの端末線とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記端末用凹部は、半円形、V字型、コ字型、U字型、斜面型またはL字型の形状から構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記端末用凹部の内周全面にパッドが形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の光ピックアップ装置。
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