JP4105541B2 - 回動壁部材を備えた電気ガラス溶融炉 - Google Patents

回動壁部材を備えた電気ガラス溶融炉 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気ガラス溶融技術、特に、溶融されたガラスの導電性が、原料を溶かすのに必要なパワーを発展させるために使用される技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
長い間、多量のガラスを取り扱うガラス製造プラントには、化石燃料、特に、ガスを動力として溶融炉が設けられている。これは、特に、例えば、板ガラスもしくはビンガラスを供給する高能力の連続製造プラントの場合である。これら大型の炉において、これが使用されたときに、比較的冷たい領域か変性場所に向う搬送路上で、炉の外でガラスの温度を維持するためか、溶融したガラスの均一性、精錬もしくは輸送を良くすることが確実にされた所定の搬送移動を良くするために、部分的な再充電として使用されている。
【0003】
電気溶融自体は、使用状態の考慮可能な柔軟度が必要と見なされていた小型のユニットで最初に見られた。エネルギーコストでの変動と、技術的性質の幾つかの問題の斬新的なマスターとは、始動を除く全ての溶融プロセスが電気に頼りながらなされる大型の製造ユニットの発展に最近寄与している。このような発展は、極めて巧妙な解決される技術的課題を必要としている。
【0004】
かくして、溶融浴の表面での電極の酸化の問題を特に避けるために、電極を完全に浴中に浸漬させることが提案されている。これは、例えば、フランス特許No.FR−A−2552073で提起されている問題である。この公報においては、電極は、炉の床から浴の中へと垂直に配設されている。他の実施の形態では、炉の側壁を貫通した電極が見られる。
【0005】
この技術は、腐蝕の問題を解決する効果とは別に、電極を浸漬させることは、原料組成物の浴の表面に、都合良くかつ非常に均一なパワーを供給することができる。溶融浴に浮いている溶融される組成物の比較的厚い層の形成は、幾つかの理由で有用である。溶融浴と接触して、この層は、連続操業に必要な材料の永久的な保存体を形成する。また、この層は、大気と接触して伝達、特に放射によるエネルギーロスから溶融浴を保護する。
【0006】
前記公報に記載されている形式の炉は、非常に広範囲に渡っての工業的適用が可能であるけれども、実際に遭遇する全ての要求に対して可能なかぎり応答させることはできない。例えば、ある場合には、投資金額を制限するために、既存の部材、特に、タンクを構成する耐火材を可能な限り保存することにより、バーナで動作するように変更することが望ましい。この種の変更は、炉の床もしくは側壁に電極を埋め込む場合には、可能であるとは限らない。
【0007】
容器の床もしくは壁により電極が浸漬されるようになっている炉は、電極の制御が限られている。これら炉は、ある状態に対しては非常に満足した作用を果たすけれども、動作状態の度々の並びに/もしくは実質的な変更に対してはうまく適用できない。
【0008】
このために、“突出電極を備えた炉”と称される炉が、時には好ましい。かくして、フランス特許FR2599734は、電極が、炉の効率を、特に、使用の汎用性を最適にするように、配設並びに分布された形式の炉を開示している。
【0009】
一般的に、この形式の炉は、耐火材で形成された床と、4つの側壁、即ち、起立部材と、上側の屋根と、ガラス組成物搬送手段と、溶融されたガラスのための出力チャネルとを具備する。
【0010】
これは、また、ガラス形成プロセスのうちの所定の期間、周囲の雰囲気から浴を分離するために、垂直方向に移動可能なサイドパネルを有し得る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ガラス浴の断熱は、ガラス形成炉においては大きい問題である。
【0012】
本発明は、新たな問題と既存の問題との両方に対する解決を与える。
【0013】
実際、本発明は、複数の目的並びに効率を有する炉の選択かつ制御された絶縁を可能とする。
【0014】
これらの特徴は、炉の絶縁に関して“有無形式”のシステムに関する従来技術において全く見られない。更に、垂直方向に移動可能な側方パネルが閉じられたときに、炉の絶縁が、特に、パネル間の隙間のために、正確には与えられないことを実験が示している。
【0015】
効果的に、炉のリークに対するシールが本発明に係われば、完全になされる。
【0016】
【課題を解決するための手段】
かくして、本発明の主題は、耐火材で形成された床と、4つの側壁、即ち、起立部材と、上側の屋根と、ガラス組成物搬送手段と、溶融されたガラスのための出力チャネルとを具備する電気ガラス溶融炉である。
【0017】
本発明に係われば、水平軸を中心として夫々回動可能であり、前記側壁の少なくとも1つと屋根との間で炉の周囲に配設された1セットの回動部材を更に具備している。
【0018】
かくして、炉の絶縁のモジュール化が、各側に対して1つではなく、1セットの回動部材の結果として果たされる。
【0019】
更に、前記回動部材は、(平坦で)互いに隣接されたパネルであり、これらパネルの厚さは、2つの隣合うパネル間にシールを形成するように、垂直にカットされている。
【0020】
このような構成は、パネルの各々の間のシール、かくして、単一のパネルで得られるようなシールと同様の全体に渡るシールが果たされる。
【0021】
本発明の特別な態様に係われば、炉は、前記回動部材を個々にか一緒にして回動させるための、ケーブルと、プーリと、ウインチとのセットを更に具備している。
【0022】
かくして、選定された使用の形態もしくはガラス製造プロセスの所定の時間に応じて、多数もしくは少数の回動部材が開かれて、炉の断熱を調節することを可能にしている。
【0023】
本発明の他の特別な態様に係われば、前記回動部材を開成位置にロックするための機構を更に具備している。
【0024】
更に、本発明に係わる炉は、前記回動部材のロックを解除するためのシステムを具備することができる。
【0025】
本発明のこの形態は、回動部材の動作、かくして、炉の全体に渡る絶縁の制御の完全なセキュリテイを提供する。
【0026】
本発明の重要な態様に係われば、前記回動部材は、これらの厚味内に植立されたロッドのような部材により機械的に補強されている。
【0027】
本発明の一実施の形態に係われば、前記回動部材は、炉の少なくとも3つの側に配設されている。
【0028】
本発明は、突出電極を有する形式の炉に使用され得る。この場合、少なくとも1つの回動部材は、各突出電極と対向するように配設され得る。
【0029】
本発明の1つの特徴に応じれば、炉は、少なくとも1つの側で炉内に植立され得る測定用センサーを更に具備し、また、少なくとも1つの回動部材は、少なくとも1つの測定用センサーと対向するように配設されている。
【0030】
更に、この炉は、炉の少なくとも1つの側に配置された回動部材の全てを同時に持ち上げるためのシステムを更に具備している。
【0031】
炉装填側と呼ばれる側、即ち、組成物のディストリビュータが導入される側に設けることにより、パネルの移動を高速でし、使用者にとって非常に有用である。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る回動部材を特に備えたガラス溶融炉(横断面図)を概略的に示す。
【0033】
この炉の主構成要件は以下に参照符号で示す。1は、ほぼ水平、即ち、所謂水平な床を示し、2は、耐火材で形成され、前記床1に起立した側壁、即ち、起立部材に関する。これら床1と側壁2とは、溶融ガラスのために耐火材で形成された一般的なタンクB(即ち、容器)を構成している。このタンクBのデイメンションは変更可能である。
【0034】
後で詳述される回動部材は、符号3で示され、水平屋根は、符号4で示されている。
【0035】
補強材は、また、必要であり、実際の炉は、スクリード5の上に設置されている。このスクリードは、1つの上側補強体7を(特に)支持するための複数の垂直ポスト6を、更に支持している。この上側補強体7には、前記回動部材3と屋根4とを動かすのに必要な部材8が、好ましくは装着されている。
【0036】
前記回動部材3は、固定された前記側壁2の上方で、炉の周囲に配設されている。これら回動部材3は、前記水平屋根4のレベルに実質的に配設された水平軸9を中心として夫々回動可能である。
【0037】
前記タンクB内のガラスは、異なる方法で加熱され得る。特に、床1に植立された電極か、例えば、フランス特許2599734に開示されたような所謂突出電極(plunging electrode)かによる電気加熱が使用され得る。混合された溶液が考えられ得る。
【0038】
更に、バーナ(図示せず)のような更なる手段が、プロセスの開始もしくは、時間並びに/もしくはスペースの特別なときや場所で更なるエネルギーを与えるために、設けられ得る。
【0039】
本発明は、突出電極(プランギング電極)を備えた炉に、限定されることはないが、好ましく適用される。このような適用は、この説明において、以下の説明によりより明らかになるであろう多数の効果を有することが判る。
【0040】
一般的に、タンクB内の溶融ガラス浴は、絶縁層を形成する原料で均一に覆われている。この原料は、タンクB内の溶融ガラス浴の上面を可能な限り均一に掃引するようにタンクBの上方で動くホッパー並びに/もしくはコンベヤーにより供給かつ分配される。
【0041】
かくして、この供給手段は、ガラス浴の上面と屋根4の下面との間で動作しなければならない。
【0042】
今日まで、このレベルでの永久的な開口、もしくは炉の上側横側の1つを解放する摺動可能なスライド手段が設けられている。後者の例は、フランス特許2599734に開示されている。
【0043】
しかし、前記永久的な開口は、エネルギーが連続的に、即ち、多量に逃げることを可能にしてしまう欠点を有する。かくして、熱収支が良くない。
【0044】
前記特許に設けられている1もしくは複数のスライドパネルは、熱の観点から少しは改良されているが、しかし、この改良は、炉の装填側が、実際には実質的に常時上げられているので、ほとんど相対的である。なぜなら、供給機構が動作中には、即ち、ほとんどの時間、パネルは、高い位置に位置されることが必要であるからである。所謂開始モード(standby mode)のときにだけ、1もしくは複数のパネルは、下降され得る。
【0045】
更に、突出電極を備えた炉の場合には、電極の支持アームのための横通路を形成するように、上側の可動壁にノッチを形成する必要がある。かくして、このもしくはこれらの開口は、永久的であることが必要であり、好ましくないエネルギーロスを防ぐことはできない。
【0046】
本発明は、前記欠点を特に克服することが可能であり、かくして、熱収支に関しての適当な改良を果たす。これは、タンクBの上方の熱ロスを制限しているためである。
【0047】
かくして、本発明は、炉の周りに配置された1セットの回動パネル3を炉が備えることを提案している。かくして、所定数のパネルが、組成物搬送マシンが炉に入る場所で、炉の各側に、少なくとも炉装填側と呼ばれている側に配設されている。これらパネル3は、図2並びに図3に詳細に示されているように、水平軸9を中心として回動可能である。
【0048】
軸9の反対側で、捕捉部材10が、タンクBの外側のパネル3の面に設けられている。ケーブル11が、1もしくは複数の支持体8に取着された、例えば、1セットのプーリ12,13,14により駆動される。
【0049】
更に、炉の内部と外部環境との間の連通を可能にする前記パネル3の水平位置において、パネル3は、これに接続されたリング16と共同するフック15によりこの位置に固定され得る。
【0050】
本発明の一実施の形態に係われば、炉の3つの側で、各ドアを動かすために、個々の制御がなされる。組成物供給機構が炉の中に導入される位置にある4番目の側では、複数のドアが一緒に又は、個々に動かされ得る。
【0051】
このような配設により、一方では炉装填側と呼ばれている側を、動作を果たすための1人により、非常に迅速に開閉することができる。
【0052】
更に、突出電極が第4の側に植立されている場合には、突出電極をアクセスしながら、この側を閉じることが可能である。
【0053】
更に、3つの他の側で、パネル3の開口のモジュラリテイは、炉内に位置されたような電極のような1つの部材に、炉内に配設される他の部材の分配をしないで、作用させることが、例えば、可能である。突出電極を備えた炉において、各突出電極に1つのパネル3を配設し、パネル3の各々に対して個々に持ち上げ部材を配設することが効果的である。
【0054】
更に、前記セキュリティシステム15,16を離間させるように、ラッチを解除させるリンクが設けられている。
【0055】
好ましくは、1つのリンクが、炉装填側の1セットのパネル3に割り当てられ、一方、複数のリンクが、3つの他の側に夫々配置された種々のパネル3のラッチを解除するように設けられている。
【0056】
更に、図4に示されるように、複数のパネル3が、斜めにカットされている。これは、パネル間のシールを改良するのを可能にしている。これは、従来技術と比較はて有効であると考えられる。更に、このカッテングは、所定のパネル3並びに/もしくは所定のグループのパネルを、好ましい方法で動作させることを可能にしている。例えば、パネル31が、独立して開成され得る。このパネルは、独立して開成され得る。このパネルは、好ましくは、電極と対向するように配設されたパネルである。一方、パネル32の開成により、隣のパネル33,34も開成されるであろう。
【0057】
図5は、パネルのシール状態と近接状態とを詳細に示す。シール17が、各パネル3間に、好ましくは設けられている。これらパネルの外面は、断熱性の高い材料で形成されたシート18で覆われ得る。
【0058】
更に、本発明に固有のシールは、フレームの破裂が連続したパネル間で度々生じるという従来技術の再発性の問題を回避している。勿論、これらフレームは、使用者にとってはより好ましくない炉内の損傷を生じさせる。
【0059】
更に、補強部材19が、パネル3一体的にされ得る。図6の(A),(B)並びに(C)は、パネル3の3つの実施の形態での部材19の可能性のある配置を示す。
【0060】
パネル3の特別な併設は、電極や、センサーのような他の部材もしくは他の測定手段の位置に応じて炉の上部の開口を調節することを可能にしている。かくして、炉内に植立されたセンサーと一直線上に開口を設けることが可能となって、内壁の状態の情報を連続して与えることができる。センサーの1つに欠陥が生じた場合には、閉じられたパネルを開成して、センサーを取り出すことができる。
【0061】
一般に、センサーは、例えば、疲労測定をするために、炉内の幾つかのポイントに導入されている。本発明に係わる回動部材の形態を与えることにより、1もしくは複数のセンサーの埋め込みのための位置を選ぶことが可能となって、この中にセンサーを埋め込むために選ばれた領域に配置されている1もしくは複数のドアを持ち上げることができる。
【0062】
かくして、炉内の部材の取り替え並びに/もしくは修理が、迅速かつ“容易”な作業となり、炉の一般的な操作に支障を来たすことがない。
【0063】
勿論、パネルのセットの構造の簡略化は、些細な効果ではない。これらパネルは、容易に操作されると共に、安全かつ信頼性良く操作される。
【0064】
パネル3のために選定された材料は、約1500℃(炉のシャットダウンの間)の温度に耐える熱絶縁体である。
【0065】
一例として、パネル3は、シリマナイトで形成され、これらの厚さは、約100mm,高さは、約1100もしくは1200mmかこれらの半分、そして、幅は300ないし800mmかこれ以上で良い。
【0066】
本発明に係わる他の重要な態様は、塵埃(炉内で発生される)の飛来に関する。本発明の構造は、パネル間のシールが非常に良好に果たされ得るので、特に、非常に効果的に制限され得る。
【0067】
塵埃を吸引して排出するために一般的に設けられている通路は、原料の損失が少ないように、少なくなる。更に、多くの時間、炉は、上側のうちの3つの側で閉じられている。このために、問題が生じた場合には、上述した手段のセットにより、第4の側を閉じることが本発明に係われば極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、ガラス溶融炉の全体を示す概略図である。
【図2】 図2は、持ち上げ手段と共同する回動部材の部分的概略図である。
【図3】 図3は、持ち上げ手段と共同する他の回動部材の部分的概略図である。
【図4】 図4は、回動部材のレベルでの端部領域の一部の簡略化した図
である。
【図5】 図5は、図4の詳細図である。
【図6】 図6の(A),(B),(C)は、回動部材の厚さが異なる種々の形状を夫々示す図である。

Claims (10)

  1. 耐火材で形成された床(1)と、この床(1)から起立している4つの側壁(2)と、上側の屋根(4)と、ガラス組成物搬送手段と、溶融されたガラスのための排出チャネルとを具備する電気ガラス溶融炉において、各々が水平軸(9)を有する複数の回動部材(3)を更に具備し、前記回動部材の各々は、前記水平軸(9)を中心として回動可能であり、前記側壁(2)の少なくとも1つと屋根(4)との間で溶融炉の周囲に配設されることを特徴とする溶融炉。
  2. 前記複数の回動部材(3)の少なくとも1つ、互いに隣接されたパネルを有し、これらパネルの厚さは、2つの隣合うパネル(3)間がシールされるように、垂直にカットされていることを特徴とする請求項1の溶融炉。
  3. 前記回動部材(3)を個々に、又は複数の回動部材を一緒にして回動させるための、ケーブル(11)と、プーリ(12ないし14)と、ウインチとのセットを更に具備することを特徴とする請求項1もしくは2の溶融炉。
  4. 前記回動部材(3)を回動させていた位置にロックするための機構(15,16)を更に具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1の溶融炉。
  5. 前記回動部材(3)のロックを解除するためのシステムを更に具備することを特徴とする請求項4の溶融炉。
  6. 前記回動部材(3)は、前記複数の回動部材(3)のうちに少なくとも1つに一体化されたロッドのような部材(19)により機械的に補強されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1の溶融炉。
  7. 前記回動部材(3)は、炉の少なくとも3つの側に配設されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1の溶融炉。
  8. 突出電極である電極を具備し、複数の回動部材(3)の少なくとも1つは、各突出電極と対向するように配設されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1の溶融炉。
  9. 少なくとも1つの側(2)で溶融炉に埋めこまれる測定用センサーを更に具備し、また、前記複数の回動部材(3)の少なくとも1つは、少なくとも1つの測定用センサーと対向するように配設されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1の溶融炉。
  10. 溶融炉の、前記側壁の少なくとも1つと屋根との間で炉の周囲に配設された、少なくとも1つの側に配置された回動部材(3)の全てを同時に持ち上げるためのシステムを更に具備することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1の溶融炉。
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