JP4105194B2 - パケットデータ通信システムの受信器における干渉信号除去装置及び方法 - Google Patents

パケットデータ通信システムの受信器における干渉信号除去装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、パケットデータ通信システムに関し、特に、高速パケットデータ通信システムの1つであるCDMA(Code Division Multiple Access)1xEVDV(First Evolution Data and Voice)通信システムの受信器において、干渉信号を低電力で除去するための装置及び方法に関する。
一般的に、CDMA1xEV_DO通信システムにおいて、送信器は、音声信号を主とするチャンネルの変調方式として、QPSK(Quadrature phase shift keying)方式を使用し、電力制御方式を通じてチャンネルエラーを克服するのに十分な電力で信号を伝送する。受信器は、レイク受信器を通して多重経路信号を結合して信号対雑音比(signal-to-noise ratio;SNR)を増加させる。
しかしながら、CDMA 1x EVDV通信システムの高速パケットデータ伝送方式は、変調方式及びチャンネルコードのコードレート(情報信号対パリティ信号の比率)をチャンネル状態に従って適応的に選択し、電力制御を行わない方式に進化してきた。すなわち、CDMA 1x EVDV通信システムにおいて、端末機が基地局に近く位置し、チャンネル状態が良い場合には、コードレートが高い高次変調方式(例えば、16QAM)を使用して信号を送信する。しかしながら、端末機が基地局から遠く位置し、チャンネル状態がよくない場合には、コードレートが低い低次変調方式(例えば、QPSK)で信号を送信する。低次変調方式を使用する場合には、周波数帯域当たり伝送可能な情報量が制限される、という短所がある一方、送信信号の電力を大きくする必要がない、という長所がある。対照的に、高次変調方式を使用する場合には、周波数帯域当たり伝送可能な情報量が増加する、という長所がある一方、送信信号の電力を大きくしなければならない、という短所がある。また、高次変調方式を使用する場合には、信号の良好な受信のために、信号対雑音比を既存のQPSK変調方式を使用する場合に比べてさらに良好にしなければならない。受信器の性能向上のために、既存システムでは、大きい問題にならなかったチップ信号間の干渉信号を除去する必要がある。
図1は、CDMA 1x EVDV通信システムで使用するチャンネルの例を示すグラフである。CDMA 1x EVDV通信システムは、高速データ伝送のために、適応変調及びチャンネル符号化方式(Adaptive Modulation and Coding)と複合自動再伝送方式(Hybrid Automatic Retransmission Request;HARQ)とを使用する。この場合、変調方式、符号化方式、及び再伝送回数等を含んでいる多くの種類の組合せが可能であるので、このような情報を受信器へ伝送するために、パケットデータチャンネル(Packet Data Channel;PDCCH)以外に、パケットデータ制御チャンネル(Packet Data Control Channel;PDCCH)が割り当てられる。図1を参照すると、この2本のチャンネルは、相互に時間的に同期して一定の時間単位(1.25、2.5、又は5ms)で伝送される。従って、パケットデータの受信のためには、まず、パケットデータ制御チャンネルを復調し、チャンネル復号化して情報を得なければならず、このような時間の間、パケットデータ信号は、バッファに貯蔵されていなければならない。
図2は、CDMA 1x EVDV通信システムにおける順方向パケットデータチャンネル(Forward Packet Data Channel;F−PDCH)送信器の構造を示すブロック図である。
図2を参照して、このF−PDCH送信器の動作を簡略的に説明すると、まずPDCHを通して受信されたデータは、一定の大きさのパケットから構成され、CRC(cyclic redundancy check)ビットは、CRC追加部201で入力データパケットに追加される。CRC追加部201の出力は、テールビット追加部202及びターボエンコーダ203でチャンネルコーディング(ここでは、ターボコーディング)される。チャンネルコーディングの目的は、リダンダンシーを情報に追加し、これによって、情報がエラーに強くなるようにするためであり、このようなリダンダンシーの追加により、情報パケットの大きさがもとの情報パケットの大きさより大きくなる。このようにチャンネルコーディングされたパケットをエンコードされたパケット(Encoded Packet)と呼ぶ。このエンコードされたパケットは、チャンネルインターリーバ204でチャンネルインターリービングされる。このチャンネルインターリービングの目的は、連続的なエラーによる影響を時間的に減少させるためである。チャンネルインターリーバ204の出力は、加算器205及びスクランブリングパターン生成器206によってスクランブリングされる。このスクランブリングは、入力信号が特定のパターンを有することを防止する。このスクランブリングされた信号は、サブパケット選択器207、QPSK/8―PSK/16―QAMシンボルマッパー208、シンボルデマルチプレクサー(DEMUX)209、第1〜第Nのウォルシュカバーリング部210、及びウォルシュチップ信号加算器211を通して変調された後に伝送される。
図3は、CDMA 1x EVDV通信システムにおける一般的なパケットデータ受信器の構造を示すブロック図である。
図3を参照して、このパケットデータ受信器の動作を簡略的に説明する。フィンガー部300は、受信信号にPN(pseudo-random noise)コードが乗じられた後に、該当チャンネルに合うウォルシュ(Walsh)コードが乗じられて各フィンガー別に変調シンボル情報が復旧される。結合部301,304は、多重経路信号を結合するために各フィンガーの出力を結合する。デインターリーバ302及びビタビデコーダ303は、結合部301の出力からパケットデータを受信するための制御情報を計算し、この時間の間、結合部304及び並列/直列変換器305を通して生成されたパケットデータ信号は、バッファ306に貯蔵される。バッファ306に貯蔵されたパケットデータ情報は、このパケットデータ受信制御情報に従ってメトリック生成器307、デインターリーバ308、及びターボデコーダ309を通して復号される。
図4は、変調方式によるシンボルエラー率(symbol error rate;SER)と信号対雑音比(SNR)との関係を示すグラフである。図4のグラフにおいて、横軸は、チャンネルコーダがない状態でのビット当たりのSNRを示す。ビットよりもむしろ変調シンボル当たりのSNRは、これよりさらに大きくなる。
図4を参照すると、固定されたシンボルエラー率に対して必要なSNRは、変調方式が高次になるほど(すなわち、Mが大きくなるほど)さらに大きくなり、このために、相対的に干渉信号の影響がさらに大きくなる。すなわち、低次変調方式を使用する場合には、干渉信号の影響が前の雑音信号に隠されて大きい影響を及ぼさないが、高次変調方式を使用する場合には、相対的に雑音信号の影響が減少するにつれて、相対的に干渉信号の影響が増加する。
図5は、多重経路信号の干渉によってSNRが劣化する例を示すグラフである。
具体的に、図5は、二重経路チャンネルモデルで、1つの経路には、振幅が1である干渉信号を印加し、残りの経路には、干渉信号の振幅を0.1〜1に調節するに従ってSNRがどのように変化するかを示すグラフである。図5において、Ior/Iocは、所望の基地局から受信された信号と他のすべての基地局から受信された信号比を示し、SNRは、多重経路による干渉信号まで考慮した受信信号対雑音比を意味する。図5に示すように、他の基地局からの干渉信号が大きい(すなわち、Ior/Iocが小さい)場合には、多重経路干渉信号の振幅が増加しても、SNRの変動は大きくない。しかしながら、他の基地局からの干渉信号が小さい場合には、多重経路干渉信号の振幅が増加するに従って、SNRが非常に低い値で収束する。
このような干渉信号を除去するための方式には、チャンネル等化器を用いる方式と直列干渉信号除去器(Serial Interference Canceller;SIC)及び並列干渉信号除去器(Parallel Interference Canceller;PIC)を用いる方式とに大別される。
図6は、パケットデータ通信システムにおける受信器で使用される一般的な線形チャンネル等化器の構造を示すブロック図である。
図6を参照して、線形チャンネル等化器の動作を簡略的に説明すると、等化器フィルター601は、受信信号をフィルターリングする。乗算器602は、等化器フィルター601の出力にPNコードを乗じる。そうすると、加算器603と遅延器604とから構成される累積部は、パイロット信号のウォルシュコードが0、すなわち、DC信号であるという仮定の下に、乗算器602の出力を一定の周期に累積してパイロット信号の推定値を生成する。他のコードが割り当てられた場合、該当コードが乗じられた後に累積される。この推定値と実際値との差異に従って、等化器フィルター601のフィルター係数が更新される。同じように、等化器フィルター601の出力は、乗算器605に印加されてPNコードが乗じられ、乗算器605の出力は、乗算器606に印加され、そのチャンネルに該当するウォルシュコードが乗じられる。また、乗算器606の出力は、加算器607と遅延器608とから構成される累積部に印加され、一定の区間の周期で累積される。このような工程を通して、実際のパケットデータの推定値が計算される。
図7は、パケットデータ通信システムの受信器で使用される一般的な並列干渉信号除去器の構造を示すブロック図である。
図7を参照して、並列干渉信号除去器の動作を簡略的に説明すると、受信信号がレイクフィルター701に印加されてフィルターリングされ、レイクフィルター701の出力は、判定器702に印加されて該当データに対する暫定的な判定がなされる。PIC703は、この暫定的な判定値に従って、推定された干渉信号を生成し、もとの信号からこの推定された干渉信号を減算し、これによって、干渉信号がある程度除去される。この暫定的な判定値にエラーがなく、チャンネルの特性を正確に認知して干渉信号を補償した場合、干渉信号は、一挙に完全に除去されることができる。しかしながら、実際では、上記2つの条件を同時に満足させることができないので、干渉信号は、一挙に完全に除去されない。判定器704、PIC709、及び判定器710によるこのような工程の反復を通して完全に除去される。
上述した干渉信号除去器は、大体、A/D変換器の出力をそのまま受信し、この干渉信号除去器を高速パケットデータチャンネルの特性と連結させることによって、効率的な構造を提供するために設計されたシステムが存在しない場合を仮定する。このように、高速パケットデータチャンネルの特性を考慮せずに、受信器の前部に干渉信号除去器を配置する構造は、幾つかの問題点がある。そのうち、移動通信端末機において一番大きい問題は、干渉信号除去器が常に動作しなければならないことであり、従って、端末機の電力消耗が増加する。実際に、チャンネル等化器は、多い数の乗算器を構成し、また、並列干渉信号除去器も、相当に多い数の乗算演算を必要とする。高速パケットデータチャンネルの場合は、1本のチャンネルを数人の使用者が共有する構造であるので、実際に、1つの端末機に割り当てられたタイムスロットの数は、多くないこともある。しかしながら、このタイムスロットを受信する前には、端末機は、与えられたタイムスロットに所望のパケット情報が乗せられているか否かを判断することができず、干渉信号除去器が受信器の前部に配置されているので、干渉信号除去器を常に作動させなければならない。これは、端末機のバッテリー寿命を短縮させる。極端的な場合を例に挙げると、従来の干渉信号除去方式を使用すると、与えられた端末機に伝送されるパケットがまったくないとしても、干渉信号除去器は、不必要な演算を継続して遂行し、これによって、端末機のバッテリー電源を浪費する、という問題がある。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、パケットデータ通信システムにおいて、受信器の受信性能を向上させることができる干渉信号除去装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、パケットデータ通信システムにおいて、端末機の電源消耗を最小にすることができる干渉信号除去装置及び方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の特徴によると、複数の使用者データが時間的に同期したパケットデータチャンネルとパケットデータ制御チャンネルを通して送受信されるパケットデータ通信システムにおけるパケットデータ受信器の干渉信号除去装置を提供する。この干渉信号除去装置は、このパケットデータ制御チャンネルが復号されるときまで、このパケットデータチャンネルの信号を臨時に貯蔵するバッファと、このパケットデータ制御チャンネルを復号して得られたパケットデータ制御チャンネル情報を分析し、受信しようとする有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力する干渉信号除去動作制御部と、このバッファから出力されたこのパケットデータチャンネル信号を受信し、この干渉信号除去命令信号を受信する場合にのみ、このパケットデータチャンネル信号から干渉信号を除去する干渉信号除去部と、から構成されることを特徴とする。
また、本発明の第2の特徴によると、複数の使用者データが時間的に同期したパケットデータチャンネルとパケットデータ制御チャンネルを通して送受信されるパケットデータ通信システムにおけるパケットデータ受信器の干渉信号除去方法を提供する。この干渉信号除去方法は、このパケットデータ制御チャンネルが復号されるときまで、このパケットデータチャンネルの信号を臨時に貯蔵するステップと、このパケットデータ制御チャンネルを復号して得られたパケットデータ制御チャンネル情報に基づいて、受信しようとする有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在するか否かを検査するステップと、この検査の結果、受信しようとする有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力するステップと、この干渉信号除去命令信号に応じて、この貯蔵されたパケットデータチャンネル信号から干渉信号を除去するステップと、から構成されることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の特徴によると、複数の使用者データが時間的に同期したパケットデータチャンネルとパケットデータ制御チャンネルを通して送受信されるパケットデータ通信システムにおけるパケットデータを受信する装置を提供する。この装置は、このパケットデータチャンネル及びこのパケットデータ制御チャンネルを通して受信された多重経路信号を処理し、この処理されたパケットデータチャンネル信号及びこの処理されたパケットデータ制御チャンネル信号をそれぞれ出力するフィンガー部と、このフィンガー部から出力されたこのパケットデータチャンネル信号をチップ単位で結合する結合部と、このパケットデータ制御チャンネルが完全に復号されるときまで、この結合部から出力された信号を臨時に貯蔵するバッファと、を含むことを特徴とする。この装置は、この復号されたパケットデータ制御チャンネルの情報を分析し、受信しようとする有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力する干渉信号除去動作制御部と、このバッファの出力信号を受信し、干渉信号除去命令信号が干渉信号除去動作制御部から受信されると、このバッファの出力信号から干渉信号を除去する干渉信号除去部と、この干渉信号除去部の出力信号をシンボル信号に変換するウォルシュデカバーと、をさらに含むことを特徴とする。
本発明は、高速パケットデータ通信システムの受信器において、干渉信号除去部をパケットデータチャンネル(PDCH)復号バッファの後段に配置させ、パケットデータ制御チャンネル(PDCCH)をまず復号した後、PDCCHの復号結果及びチャンネル状況に従って、選択的に干渉信号除去部を動作させる方法を提供する。これによって、新たな干渉信号除去方式は、従来の干渉信号除去方式に比べて端末機の電力消耗を減らすことができる。
以下、本発明による好適な一実施形態について添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
本発明は、高速パケットデータ通信システム(又はCDMA 1x EVDV通信システム)の受信器において、チャンネル等化器、及び直列又は並列干渉信号除去器のような干渉除去器をPDCH信号を貯蔵するためのバッファの後段に配置させ、PDCCHをまず復号した後、PDCCHの復号結果及びチャンネル状況に応じて、選択的に干渉除去器を動作させる方法を提供する。これによって、新たな干渉信号除去方式は、従来の干渉信号除去方式に比べて端末機の電力消耗を減らす。
図8は、本発明の実施形態による高速パケットデータ受信器の構造を示すブロック図である。
図8を参照して、この高速パケットデータ受信器の動作を説明すると、まずフィンガー部801は、受信信号を入力し、PNコードを乗じない状態で、多重経路信号の結合のために、この受信信号に対して位相補正を遂行し、結合部805は、フィンガー部801から受信された多重経路信号を結合する。ここで、多重経路信号は、シンボル信号の単位で結合される従来方式とは異なり、チップ信号の単位で結合され、結合された結果は、バッファ806に貯蔵される。バッファ806は、パケットデータチャンネルを処理するために必要な制御情報を受信する間に、パケットデータを貯蔵する必要がある。
フィンガー部801から受信されたパケットデータ制御チャンネル信号は、結合部802、デインターリーバ803、及びビタビデコーダ804を通して復号される。干渉信号除去動作制御部813は、ビタビデコーダ804から出力されたパケットデータ制御チャンネル情報及びハードウェア又はソフトウェアからの付加制御情報に基づいて、干渉信号除去動作が必要であるか否かを判断し、必要な場合にのみ、干渉信号除去命令信号を干渉信号除去部807に出力する。ここで、干渉信号除去部807を動作させるか否かは、このパケットデータ制御チャンネル情報のみによって決定されることもできるし、このパケットデータ制御チャンネル情報及び付加制御情報を同時に考慮して決定されることもできる。
このパケットデータ制御チャンネル情報は、復号が正常に遂行されたか否かを示す復号エラー情報と、このパケットデータ制御チャンネル情報を復号して得られた復号値から抽出されたこのパケットデータチャンネルの変調方式に関する情報と、チャンネル符号化器で使用された符号化率に関する情報と、を含む。この変調方式に関する情報は、変調方式がQPSK、8PSK、又は16QAM方式であるか否かを示す情報である。この情報タイプのうちの1つのみでも、干渉信号除去部を動作させるか否かを決定することができることは明らかである。また、付加制御情報は、多重経路信号に関する情報及びチャンネル状態に関する情報(信号対雑音比Ior/Ioc)を含む。
付加制御情報を用いて、干渉信号除去部807を動作させるか否かを決定する方法は、使用される変調方式に従って干渉信号の影響が異なるので、特定の変調方式である場合にのみ干渉信号除去部807を動作させる方法と、各変調方式に従ってIor/Iocの比較基準値を異なって設定し、このIor/Iocがこの設定された基準値以上であるときにのみ干渉信号除去部807を動作させる方法と、チャンネル符号化器で使用された符号化率が特定の符号化率以上である場合にのみ干渉信号除去部807を動作させる方法と、を含むことができる。
干渉信号除去動作制御部813は、パケットデータ制御チャンネルの出力を分析し、現在のタイムスロットに受信しようとする有効なパケットデータがあるか否かを判断し、現在のタイムスロットに有効なパケットデータが存在する場合にのみ干渉信号除去部807を動作させるように制御する。ここで、有効なパケットデータが存在しない場合、干渉信号除去動作制御部813は、干渉信号除去部807を動作させないように制御し、不必要な電力消耗を防止する。実際の実現において、干渉信号除去動作制御部813が上述した構造よりもさらに複雑なアルゴリズムを使用することができることに留意すべきである。例えば、現在のタイムスロットに有効なパケットデータがあると判断される場合、干渉信号除去動作制御部813は、多重経路信号の干渉の大きさと端末機が属している基地局からの信号対他の基地局からの信号の電力比(Ior/Ioc)を比較し、前者の影響が相対的に大きい場合にのみ干渉信号除去部807を動作させる。このような実現は、干渉信号推定器、Ior/Ioc推定器、及び変調方式に基づいて、特定のアルゴリズムに従って干渉信号除去部を動作させるか否かを決定する判定器を別途に提供することによって可能である。本発明の実施形態は、このアルゴリズムに対して1つの定型化されたアルゴリズムを提示しない。従って、本発明の実施形態は、どんな判定基準によって干渉信号除去部の制御信号を生成させるか否かに無関係に適用可能である。実際に、干渉信号の測定が難しい場合、干渉信号除去動作制御部813は、Ior/Iocが所定の基準値より小さいと、干渉信号除去部807を動作させないように実現されることができる。従って、多重経路信号の干渉を除去することによって得られた利得は大きくない。ここで、所定の基準値は、変調方式に従って異なる値を有する。例えば、16QAM方式の場合は、この所定の基準値がQPSK方式の場合より一般的に大きい。
干渉信号除去部807は、干渉信号除去動作制御部813から干渉信号除去動作命令信号が受信される場合にのみ、チャンネル等化器及び並列干渉信号除去器(PIC)を用いて干渉信号を除去する動作を遂行する。このように干渉信号が除去された出力がウォルシュデカバー808によってウォルシュデカバーリングされ、これによって、チップ信号がシンボル単位の信号に変換され、ウォルシュデカバー808の出力がメトリック生成器809、デインターリーバ810、及びターボデコーダ811を通して最終的に復号される。
このような構造を有する高速パケットデータ受信器は、チップ単位の信号をバッファに直接に貯蔵し、パケットデータ制御チャンネルの復号が遂行された後、復号された情報を用いてパケットデータチャンネルを復号する。このようなパケットデータチャンネルの復号を遂行するために、バッファから出力されたチップ単位のパケットデータ信号から干渉信号を除去するための干渉信号除去部の一例を説明する。
図9A及び9Bは、本発明の第1の実施形態による高速パケットデータ受信器の干渉信号除去部及び干渉信号除去部に含まれた干渉除去器の詳細な構造を示すブロック図である。図10A及び図10Bは、本発明の実施形態による干渉除去器に含まれたウォルシュデカバー及びウォルシュカバーの詳細な構造を示す。
図9A及び図9Bを参照すると、この高速パケットデータ受信器の干渉信号除去部807は、複数の干渉除去器910a、910b、...、910nから構成される。
各干渉除去器910は、バッファ806から出力されたチップ単位の信号をウォルシュシンボルにウォルシュデカバーリングするウォルシュデカバー911と、このウォルシュデカバーリングされたシンボルを判定する判定器912と、判定器912の出力をウォルシュカバーリングするウォルシュカバー913と、を備えている。また、各干渉除去器910は、ウォルシュカバー913の出力をPNカバーリングするPNカバー914と、バッファ806から出力された信号のチャンネルを推定するチャンネル推定器916と、PNカバー914をチャンネル推定器916に接続して干渉信号成分を推定する干渉生成器915と、この推定された干渉信号を除去する減算器917と、を備える。
図10Aを参照すると、ウォルシュデカバー911は、バッファ806から出力されたチップ単位の信号をウォルシュコード別に乗じる乗算器1011a、1011b、...、1011nと、乗算器1011a、1011b、...、1011nの出力を一定の区間の周期で累積する累積部1012a、1012b、...、1012nと、この累積された信号を直列に変換して伝送する並列/直列変換器1013と、から構成される。ここで、累積部1012は、乗算器1011に接続された加算器と、この加算器の出力を遅延させた後、この遅延した信号を累積するための加算器へ提供する遅延器Dと、から構成される。
図10Bを参照すると、このウォルシュカバー913は、判定器912から出力された信号を並列に変換する直列/並列変換器1021と、並列に変換された信号をウォルシュコード別に乗じる乗算器1022a、1022b、...、1022nと、乗算器1022a、1022b、...、1022nの出力を一定の区間の周期で累積する累積部1023a、1023b、...、1023nと、各累積部1023a、1023b、...、1023nから出力された信号を合算する合算器1024と、から構成される。ここで、累積部1023は、乗算器1022に接続された加算器と、この加算器の出力を遅延させた後、この遅延した信号を累積するための加算器へ提供する遅延器Dと、から構成される。
上述したように、本発明の実施形態は、干渉信号除去動作制御部813と干渉信号除去部807に焦点を合わせ、これは、高速パケットデータチャンネルの特性に合うように、干渉信号除去部を配置して制御し、必要な場合にのみ動作させることによって、動作電力を最小化することを目的とする。また、本発明の実施形態は、干渉信号の除去をバッファの後段で遂行し、これによって、フィンガー部801でチップ信号の単位で多重経路信号を結合し、ウォルシュデカバー808でチップ単位の信号がシンボル単位の信号に変換される。本発明の実施形態は、どのような干渉信号除去部を使用しても適用可能であり、干渉信号除去部の種類に無関係に目的とするところを達成することができる。
このような構造を有する高速パケットデータの受信器で干渉信号を除去する動作を図面を参照して説明すると、下記の通りである。
図11は、本発明の第1の実施形態による高速パケットデータ受信器の干渉信号除去動作制御部の制御動作の例を示すフローチャートである。図11において、干渉信号除去動作が必要であるか否かを判定する基準は、有効なパケットデータが存在するか否か、そしてIor/Ioc値が所定の基準値上であるか否かの場合を示す。
図8及び図11を参照すると、ステップ1102で、干渉信号除去動作制御部813は、まず、ビタビデコーダ804から出力されたPDCCH復号情報と所望の基地局からの信号対他の基地局からの信号の電力比を示すIor/Ioc値を入力した後、ステップ1104に進行する。ステップ1104で、干渉信号除去動作制御部813は、このPDCCH復号情報に基づいて、現在のタイムスロットに受信される有効なパケットデータが存在するか否かを検査する。有効なパケットデータが存在しないと、干渉信号除去動作制御部813は、ステップ1102に戻る。一方、有効なパケットデータが存在すると、干渉信号除去動作制御部813は、ステップ1106へ進行する。ステップ1106で、干渉信号除去動作制御部813は、このIor/Ioc値が特定の変調方式に従って異なって設定された基準値以上であるか否かを検査する。Ior/Ioc値が基準値の未満であると、干渉信号除去動作制御部813は、ステップ1102に戻る。一方、Ior/Ioc値が基準値以上であると、干渉信号除去動作制御部813は、ステップ1108に進行する。ここで、この基準値は、多重経路干渉信号を除去することによって得えらた利得がほとんどないIor/Ioc値に適切に設定されることができる。言い換えれば、“Ior/Ioc値がこの基準値の未満”ということは、他の基地局から受信された信号が多重経路干渉信号よりも相対的に非常に大きく、これによって、多重経路干渉信号を除去することによって得えらた利得がほどんどなくなることを意味する。ステップ1108で、干渉信号除去動作制御部813は、干渉信号除去命令信号を生成して干渉信号除去部807に出力する。上述したような手順を反復することによって、干渉信号除去動作制御部813は、干渉信号除去部807が必要な場合にのみ動作するように制御することができる。
干渉信号除去動作制御部813から干渉信号除去命令信号を受信した後の干渉信号除去部807の動作を添付図面を参照して説明する。
図12は、本発明の第1の実施形態による干渉信号除去部で干渉信号を除去する手順を示す図である。
ステップ1200で、干渉信号除去部807は、干渉信号除去動作制御部813から命令信号を受信したか否かを判断する。命令信号が受信されない場合、干渉信号除去部807は、命令信号を待機する。一方、命令信号が受信された場合、干渉信号除去部807は、ステップ1201で、干渉信号除去部807の内の第1の干渉除去器910aでバッファ806からチップ単位の信号、すなわち、パケットデータ情報を受信する。
ステップ1202で、干渉信号除去部807は、この受信されたチップ単位の信号に対してウォルシュデカバー911を通してウォルシュデカバーリングを遂行することによってウォルシュシンボル信号を生成し、その後、ステップ1203で、判定器912を通してこのウォルシュシンボル信号の送信レベルのうちの1つの値を判定する。
ステップ1204で、干渉信号除去部807は、この判定されたウォルシュシンボルでウォルシュカバー913を通してウォルシュシンボル信号をウォルシュコード別にカバーリングする。ステップ1205で、干渉信号除去部807は、このウォルシュカバーリングされた信号にPNカバー914を通してPNコードを乗じて、もとの送信された信号形態に変換した後に干渉生成部915に入力する。ここで、判定器912へ入力された信号は、雑音成分を含んでいるので、実際に送信された信号と正確に一致せず、間違った推定を含むことがある。このような過程において、第1の干渉除去器910a内のチャンネル推定器916は、このバッファ806から出力されたチップ単位信号のチャンネルを推定し、この推定された結果を干渉生成部915へ入力する。
ステップ1206で、干渉信号除去部807は、干渉生成部915を通してPNカバー部914から変換された信号とチャンネル推定器916から受信されたチャンネル推定結果情報とを用いて、実際の入力信号に含まれた干渉信号成分を推定する。これに従って、ステップ1207で、干渉信号除去部807は、減算器917を通してこの推定された干渉信号成分を除去する。
この後、ステップ1208で、干渉信号除去部807は、現在、干渉除去器が最後の干渉除去器910nであるか否かを確認する。現在の干渉除去器が最後の干渉除去器910nではない場合、干渉信号除去部807は、ステップ1209で、この干渉信号が除去されたパケットデータ情報を第2の干渉除去器910bへ入力した後、ステップ1202へ戻る。一方、現在の干渉除去器が最後の干渉除去器910nである場合、ステップ1210で、干渉信号除去部807は、最終的に干渉信号が除去されたパケットデータ情報を出力する。ここで、後続する干渉除去器でも、ステップ1202からステップ1207の過程が同一に適用され、これは、数回の干渉信号除去動作を通して精密に干渉信号を除去するためである。また、このような干渉信号除去動作を示すと、下記式(1)の通りである。
Figure 0004105194
この式(1)において、一番目の項は、チャンネル利得が乗じられた送信信号を示し、二番目の項は、多重経路信号による干渉信号を示し、最後の項は、雑音成分を示す。この式(1)は、フィンガー部801で従来の干渉信号を除去する干渉信号除去動作を示す。各フィンガーの干渉信号の形態が異なって現れるものとは異なり、多重経路信号が結合された信号をもとの信号として見なすので、チップ単位の干渉信号がもとの信号に含まれたもののように見えることができる。また、I及び干渉信号パターンhを推定することができると、この式(1)は、二番目の項を除去することができる。
このIの推定は、ウォルシュデカバー911及び判定器912を通して送信された信号レベルに判定した後、逆過程を通して推定が可能であり、ウォルシュデカバー911で推定される。このhのチャンネル推定は、チャンネル推定器916で遂行される。
このような干渉信号除去動作を通して向上したデータ率の一例を図13に示す。図13のグラフは、本発明の実施形態を適用した場合、一人の使用者が伝送することができるデータ量の改善を示す。ここで、“Rake”と表示されたグラフは、従来のレイク受信器が使用される場合のグラフであり、PIC1及びPIC2は、第1の干渉除去器のみを使用する場合、及び第2の干渉除去器のみを使用する場合をそれぞれ示すグラフである。
上述したように、本発明の第1の実施形態は、複数の干渉除去器の内部にそれぞれチャンネル推定器が含まれた干渉除去装置及び方法について説明する。しかしながら、後述される本発明の第2の実施形態は、干渉信号除去部の内に1つのチャンネル推定器のみを備えた干渉除去装置及び方法について説明する。
図14は、本発明の第2の実施形態による高速パケットデータ受信器の干渉信号除去部の詳細な構造を示すブロック図である。
図8及び図14を参照すると、干渉信号除去部807は、複数の干渉除去器1410a、1410b、...、1410nと、バッファ806から出力されたチップ単位の信号からチャンネルを推定し、推定された結果を各干渉除去器1410a、1410b、...、1410nへ伝送するチャンネル推定器1420と、から構成される。
各干渉除去器1410a、1410b、...、1410nは、バッファ806から出力されたチップ単位の信号と、チャンネル推定器1420から出力されたチャンネル推定情報を受信する。ここで、各干渉除去器1410a、1410b、...、1410nは、チャンネル推定器1420を除外し、本発明の第1の実施形態による干渉除去器910と同一の構造を有する。
チャンネル推定器1420は、結合部805及びバッファ806から出力された信号を受信してパケットデータチャンネルを推定し、推定された結果を干渉信号除去部807及びウォルシュデカバー808に出力する。チャンネル推定器1420は、パイロット信号がFIR又はIIRフィルターを通過する形態で実現され、各フィンガー部801に含まれたチャンネル推定器(図示せず)からパイロット信号を用いて推定されたチャンネル情報、すなわちα(m)値を用いてhを推定する。ここで、このチャンネル推定は、中央処理装置でソフトウェア的にチャンネル推定が遂行されることができることに留意しなければならない。
このような構造を有する干渉信号除去部は、1つのチャンネル推定器を使用することによって、干渉信号除去部のハードウェアの複雑度を減らすことができる。このような干渉信号除去部を含むパケットデータ受信器の動作は、上述した第1の実施形態の動作と同一であり、干渉信号除去部は、干渉信号除去動作制御部からの命令信号に従って干渉信号を除去する。
上述したような本発明の第1及び第2の実施形態は、多重レベル信号の判定に必要な基準レベル信号を推定するための装置を有する複数の干渉除去器を含む干渉除去装置及び方法を提供する。しかしながら、本発明の第3の実施形態は、ハードウェアの複雑度を減らすために、この干渉除去器から判定に必要な装置を除外した構造を有する干渉除去器を含む干渉除去装置及び方法を提供する。
図15は、本発明の第3の実施形態による高速パケットデータ受信器の干渉信号除去部の詳細な構造を示すブロック図である。
図9A及び図15を参照すると、干渉信号除去部807は、複数の干渉除去器910a、910b、...、910nを含む。各干渉除去器910a、910b、...、910nは、バッファ806の出力信号からチャンネルを推定するチャンネル推定器1510と、この推定されたチャンネルの情報を受信し、バッファ806から出力されたチップ単位の信号から干渉信号を推定する干渉生成部1520と、この推定された干渉信号を除去する減算器1530と、から構成される。
このような構造を有する干渉信号除去部の動作は、各干渉除去器で判定のための動作を除外すると、本発明の第1の実施形態の動作と同一であるので、具体的な動作説明は省略する。また、干渉信号除去部を含むパケットデータ受信器の動作は、本発明の第1の実施形態の動作と同一であり、干渉信号除去部は、干渉信号除去動作制御部からの命令信号に従って干渉信号を除去する。
上述したように、本発明は、干渉信号除去部をPDCH復号バッファの後段に備え、パケットデータ制御チャンネル(PDCCH)復号情報とチャンネル状況に従って、必要な場合にのみ干渉信号除去部を動作させることによって、干渉信号除去動作に必要な電力消耗量を減少させることができる。
以上、本発明の詳細について具体的な実施の形態に基づき説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と均等なものにより定められるべきである。
CDMA 1x EVDV通信システムで使用されるチャンネルの例を示すグラフである。 CDMA 1x EVDV通信システムでの一般的なF−PDCH送信器の構造を示すブロック図である。 CDMA 1x EVDV通信システムでの一般的なパケットデータ受信器の構造を示すブロック図である。 変調方式に従うSERとSNRとの関係を示すグラフである。 多重経路信号の干渉によってSNRが変化する例を示すグラフである。 パケットデータ通信システムの受信器で使用される一般的な線形チャンネル等化器の構造を示すブロック図である。 パケットデータ通信システムの受信器で使用される一般的な並列干渉信号除去器の構造を示すブロック図である。 本発明の実施形態による高速パケットデータ受信器の構造を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による高速パケットデータ受信器の干渉信号除去部及び干渉信号除去部に含まれた干渉除去器の詳細な構造を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による高速パケットデータ受信器の干渉信号除去部及び干渉信号除去部に含まれた干渉除去器の詳細な構造を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による干渉除去器に含まれたウォルシュデカバー及びウォルシュカバーの詳細な構造を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による干渉除去器に含まれたウォルシュデカバー及びウォルシュカバーの詳細な構造を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による高速パケットデータ受信器の干渉信号除去制御部の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による干渉除去部で干渉信号を除去するための手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるデータ率の向上した結果を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態による高速パケットデータ受信器の干渉信号除去部の詳細な構造を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態による高速パケットデータ受信器の干渉信号除去部の詳細な構造を示すブロック図である。
符号の説明
201 CRC追加部
202 テールビット追加部
203 ターボエンコーダ
204 チャンネルインターリーバ
205 加算器
206 スクランブリングパターン生成器
207 サブパケット選択器
208 QPSK/8―PSK/16―QAMシンボルマッパー
209 シンボルデマルチプレクサー(DEMUX)
210 第1〜第Nのウォルシュカバーリング部
211 ウォルシュチップ信号加算器
300 フィンガー部
301,304 結合部
302 デインターリーバ
303 ビタビデコーダ
305 並列/直列変換器
306 バッファ
307 メトリック生成器
308 デインターリーバ
309 ターボデコーダ
601 等化器フィルター
602 乗算器
603 加算器
604 遅延器
605 乗算器
606 乗算器
607 加算器
608 遅延器
701 レイクフィルター
702 判定器
703 PIC
704 判定器
709 PIC
710 判定器
801 フィンガー部
802 結合部
803 デインターリーバ
805 結合部
804 ビタビデコーダ
806 バッファ
807 干渉信号除去部
808 ウォルシュデカバー
809 メトリック生成器
810 デインターリーバ
811 ターボデコーダ
813 干渉信号除去動作制御部
910a、910b、...、910n 干渉除去器
910 干渉除去器
911 ウォルシュデカバー
912 判定器
913 ウォルシュカバー
914 PNカバー
915 干渉生成器
916 チャンネル推定器
917 減算器
920 PNデカバー
1011a、1011b、...、1011n 乗算器
1012a、1012b、...、1012n 累積部
1011 乗算器
1012 累積部
1013 並列/直列変換器
D 遅延器
1410a、1410b、...、1410n 干渉除去器
1420 チャンネル推定器
1510 チャンネル推定器
1520 干渉生成部
1530 減算器

Claims (11)

  1. パケットデータチャンネル及びパケットデータ制御チャンネルを送受信するパケットデータ通信システムにおけるパケットデータ受信装置であって、
    前記パケットデータチャンネル及び前記パケットデータ制御チャンネルを通して受信された多重経路信号を処理し、前記処理されたパケットデータチャンネル信号及び前記処理されたパケットデータ制御チャンネル信号をそれぞれ出力するフィンガー部と、
    前記フィンガー部から出力された前記パケットデータチャンネル信号をチップ単位で結合する結合部と、
    前記結合されたパケットデータチャンネル信号から干渉信号を除去する干渉信号除去部と、
    前記干渉信号除去部の出力信号を復号する復号部と、
    から構成され
    前記パケットデータ制御チャンネルの復号された情報を分析した結果、受信しようとする有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力する干渉信号除去動作制御部をさらに含み、
    有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合、前記パケットデータ制御チャンネルを復号して得られた前記パケットデータ制御チャンネル情報の中に含まれる使用された変調方式に従って干渉信号除去命令信号を出力する前記干渉信号除去動作制御部をさらに含むことを特徴とする装置。
  2. パケットデータチャンネル及びパケットデータ制御チャンネルを送受信するパケットデータ通信システムにおけるパケットデータ受信装置であって、
    前記パケットデータチャンネル及び前記パケットデータ制御チャンネルを通して受信された多重経路信号を処理し、前記処理されたパケットデータチャンネル信号及び前記処理されたパケットデータ制御チャンネル信号をそれぞれ出力するフィンガー部と、
    前記フィンガー部から出力された前記パケットデータチャンネル信号をチップ単位で結合する結合部と、
    前記結合されたパケットデータチャンネル信号から干渉信号を除去する干渉信号除去部と、
    前記干渉信号除去部の出力信号を復号する復号部と、
    から構成され、
    前記パケットデータ制御チャンネルの復号された情報を分析した結果、受信しようとする有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力する干渉信号除去動作制御部をさらに含み、
    有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合、所望の基地局からの信号対他の基地局からの信号の電力比を受信し、前記信号の電力比が使用された変調方式に従って異なって設定された所定値以上である場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力する前記干渉信号除去動作制御部をさらに含むことを特徴とする装置。
  3. パケットデータチャンネル及びパケットデータ制御チャンネルを送受信するパケットデータ通信システムにおけるパケットデータ受信装置であって、
    前記パケットデータチャンネル及び前記パケットデータ制御チャンネルを通して受信された多重経路信号を処理し、前記処理されたパケットデータチャンネル信号及び前記処理されたパケットデータ制御チャンネル信号をそれぞれ出力するフィンガー部と、
    前記フィンガー部から出力された前記パケットデータチャンネル信号をチップ単位で結合する結合部と、
    前記結合されたパケットデータチャンネル信号から干渉信号を除去する干渉信号除去部と、
    前記干渉信号除去部の出力信号を復号する復号部と、
    から構成され、
    前記パケットデータ制御チャンネルの復号された情報を分析した結果、受信しようとする有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合にのみ、干 渉信号除去命令信号を出力する干渉信号除去動作制御部をさらに含み、
    有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在し、送信器で使用されたチャンネル符号化器の符号化率が所定値以上である場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力する前記干渉信号除去動作制御部をさらに含むことを特徴とする装置。
  4. 前記結合部から出力されたパケットデータチャンネル信号を一時貯蔵するバッファをさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項記載の装置。
  5. 前記干渉除去部は、前記フィンガー部と前記復号部との間に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項記載の装置。
  6. 前記復号部は、
    前記干渉除去部の出力をウォルシュデカバーリングするウォルシュデカバーと、
    前記ウォルシュデカバーの出力からメトリックを生成するメトリック生成器と、
    前記メトリック生成器の出力をデインターリービングするデインターリーバと、
    前記デインターリーバの出力をターボ復号するターボ復号器と、
    を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項記載の装置。
  7. データが時間的に同期したパケットデータチャンネル及びパケットデータ制御チャンネルを通して送受信されるパケットデータ通信システムにおけるパケットデータ受信器で干渉信号を除去するための方法であって、
    前記パケットデータチャンネル及び前記パケットデータ制御チャンネルを通して受信された多重経路信号を処理し、前記処理されたパケットデータチャンネル信号及び前記処理されたパケットデータ制御チャンネル信号をそれぞれ出力するステップと、
    前記フィンガー部から出力された前記パケットデータチャンネル信号をチップ単位で結合するステップと、
    前記結合されたパケットデータチャンネル信号を読み出して、読み出されたパケットデータチャンネル信号から干渉信号を除去するステップと、
    前記干渉が除去されたパケットデータチャンネル信号を復号するステップと、
    を含み、
    前記パケットデータ制御チャンネルを復号して得られた情報を分析し、受信しようとする有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力するステップをさらに含み、
    前記干渉信号除去命令信号を出力するステップは、
    有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合、前記パケットデータ制御チャンネルを復号して得られた前記パケットデータ制御チャンネル情報の中に含まれる使用された変調方式に従って干渉信号除去命令信号を出力することを特徴とする方法。
  8. データが時間的に同期したパケットデータチャンネル及びパケットデータ制御チャンネルを通して送受信されるパケットデータ通信システムにおけるパケットデータ受信器で干渉信号を除去するための方法であって、
    前記パケットデータチャンネル及び前記パケットデータ制御チャンネルを通して受信された多重経路信号を処理し、前記処理されたパケットデータチャンネル信号及び前記処理されたパケットデータ制御チャンネル信号をそれぞれ出力するステップと、
    前記フィンガー部から出力された前記パケットデータチャンネル信号をチップ単位で結合するステップと、
    前記結合されたパケットデータチャンネル信号を読み出して、読み出されたパケットデータチャンネル信号から干渉信号を除去するステップと、
    前記干渉が除去されたパケットデータチャンネル信号を復号するステップと、
    を含み、
    前記パケットデータ制御チャンネルを復号して得られた情報を分析し、受信しようとする有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力するステップをさらに含み、
    前記干渉信号除去命令信号を出力するステップは、
    有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合、所望の基地局からの信号対他の基地局からの信号の電力比を受信し、
    前記信号の電力比が使用された変調方式に従って異なって設定された所定値以上である場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力することを特徴とする方法。
  9. データが時間的に同期したパケットデータチャンネル及びパケットデータ制御チャンネルを通して送受信されるパケットデータ通信システムにおけるパケットデータ受信器で干渉信号を除去するための方法であって、
    前記パケットデータチャンネル及び前記パケットデータ制御チャンネルを通して受信された多重経路信号を処理し、前記処理されたパケットデータチャンネル信号及び前記処理されたパケットデータ制御チャンネル信号をそれぞれ出力するステップと、
    前記フィンガー部から出力された前記パケットデータチャンネル信号をチップ単位で結合するステップと、
    前記結合されたパケットデータチャンネル信号を読み出して、読み出されたパケットデータチャンネル信号から干渉信号を除去するステップと、
    前記干渉が除去されたパケットデータチャンネル信号を復号するステップと、
    を含み、
    前記パケットデータ制御チャンネルを復号して得られた情報を分析し、受信しようとする有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在すると判断される場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力するステップをさらに含み、
    前記干渉信号除去命令信号を出力するステップは、
    有効なパケットデータが現在のタイムスロットに存在し、送信器で使用されたチャンネル符号化器の符号化率が所定値以上である場合にのみ、干渉信号除去命令信号を出力することを特徴とする方法。
  10. 前記結合されたパケットデータチャンネル信号を一時貯蔵するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7〜9のいずれかの項記載の方法。
  11. 前記干渉が除去されたパケットデータチャンネル信号を復号するステップは、
    前記干渉が除去されたパケットデータチャンネル信号をウォルシュデカバーリングするステップと、
    前記ウォルシュデカバーリングされた信号の出力からメトリックを生成するステップと、
    前記メトリックをデインターリービングするステップと、
    前記デインターリービングされたメトリックを用いて、前記干渉が除去されたパケットデータチャンネル信号をターボ復号するステップを含むことを特徴とする請求項7〜9のいずれかの項記載の方法。
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