JP4105078B2 - アンテナ装置、受信装置及び受信システム - Google Patents

アンテナ装置、受信装置及び受信システム Download PDF

Info

Publication number
JP4105078B2
JP4105078B2 JP2003373491A JP2003373491A JP4105078B2 JP 4105078 B2 JP4105078 B2 JP 4105078B2 JP 2003373491 A JP2003373491 A JP 2003373491A JP 2003373491 A JP2003373491 A JP 2003373491A JP 4105078 B2 JP4105078 B2 JP 4105078B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
antenna
antenna element
conductors
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003373491A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005136907A (ja
Inventor
晃一 佐藤
隆 天野
隆司 峯邑
聡 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003373491A priority Critical patent/JP4105078B2/ja
Publication of JP2005136907A publication Critical patent/JP2005136907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4105078B2 publication Critical patent/JP4105078B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Description

この発明は、外部の送信アンテナから伝送される電波を、一般家庭の屋内において商用電源線路を利用して受信するためのアンテナ装置及びそのアンテナ装置を備えた受信装置、受信システムに関し、特に、地上波デジタル放送を受信するに適したアンテナ装置、受信装置及び受信システムに関する。
一般の家屋内に配設される商用電源線路は、発電所等の電源供給線源と電線により接続されており、例えばテレビジョン放送の放送電波がこの電線に信号として誘起し、屋内の配線にまで送られることはよく知られている。
屋内の商用電源配線を利用して放送電波を受信できれば、例えば屋根等に放送受信用の専用の受信アンテナを配設する必要がなく、受信器にアンテナケーブルを接続する必要がなくなるため、受信器を屋内において、自由に移動させることができるようになる。
このように、商用電源配線を利用して放送電波を受信するように受信器を構成する場合、受信器としては電源プラグを電源コンセントに差し込むという操作だけで放送電波を受信し、それを視聴するというのが究極の姿であり、そのような提案もいくつかされている。しかしながら、それらの提案を実用に供するには、何らかの問題を有している。
例えば、特許文献1には、商用電源ラインに、高周波信号抽出部として機能する高域通過フィルタを構成するコンデンサを接続すると共に、そのコンデンサとチューナ間に、コンデンサを含む電源ラインのインピーダンスをチューナのRF(Radio Frequency)増幅部のインピーダンスに整合させるためのインピーダンス変換器を接続するようにしたテレビジョン受像機が提案されている。特許文献1では、このように構成したテレビジョン受像機によれば、電源プラグを商用電源に接続した状態で、商用電源ラインに乗っている放送電波をチューナで受信することができると記載されている。
また、特許文献2には、受信器のアンテナ入力端子に接続されるプラグが設けられたワイヤーを、AC(Alternating Current)電源コードの周囲に巻回するか、あるいはAC電源コードの2本のリード線と共に絶縁被覆するように構成するという提案が示されている。この提案においても、商用電源線路に乗っている放送電波を受信することが可能であると記載されている。
特許文献1に示されているテレビジョン受像機では、電源ラインとチューナ間に高周波信号抽出用のコンデンサとインピーダンス変換器を接続する必要があり、そのための回路基板を新たに設けなくてはならず、部品と製造工数が増えてコストアップになる。また、落雷等によって電源ラインに異常電圧が加わった場合に、それがテレビジョン受像機の内部回路に直接加わるため、回路が破壊されるという事故を招き易いという問題を有する。
また、特許文献2に示されている提案では、次のような問題を有している。すなわち、ワイヤーをAC電源コードの周囲に巻回するものでは、作業性が悪く、放送信号を効率よく安定して得ることが困難であるという問題を有している。さらに、ワイヤーをAC電源コードと共に絶縁被覆するように構成したものでは、ワイヤーと電源コードの2本のリード線との距離が、それぞれ異なるため、放送信号を効率よく取得できないという問題がある。
また、これらの提案は、例えば現行の地上波アナログテレビジョン放送を受信する際には、電界強度が充分であれば、それなりに受信することは可能であるが、弱電界強度の環境においては、マルチパス等の影響を強く受けて画面にゴーストが発生して実用には適さない状況に陥ることに成りかねない。
さらに2003年末から一部の地域を皮切りに全国展開される地上波デジタルテレビジョン放送では、周波数帯域としてUHF(Ultra High Frequency)が用いられ、変調方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が採用されることになっており、さらにガードインターバルが付加されているためにマルチパスの影響を大きく減少させることが可能になるが、上記特許文献1、2に示されて提案では、地上波デジタル放送を受信対象とする場合に、必ずしも充分な性能を得ることができないという問題を有している。
特開平10−28246号公報(2,3頁、図1,2,3) 特開2002−151932号公報(4,5頁、図1,2,3,4)
上記、特許文献1に示された提案では、構成が複雑になってコストが増加し、また落雷等の影響を受け易いという問題を有しており、特許文献2に示された提案では、放送信号を効率よく取得することが困難であるという問題を有していた。
本発明は、以上の点に対処してなされたものであり、構成が簡素で製造を簡単に行なうことができ、また放送信号を効率よく取得することが可能なアンテナ装置、受信装置及び受信システムを提供することを目的とする。
発明のアンテナ装置は、所定間隔を置いて配置された電力および放送信号を伝搬する2本の導線及びこの2本の導線を前記間隔を保持した状態で絶縁被覆する絶縁材及び前記2本の導線の一端に接続され、前記2本の導線を電源に接続するための電源プラグとで構成された電源コード本体と、この電源コード本体の前記2本の導線を含む略平面内の略中心部に配置され絶縁材で被覆された所定長の金属材で構成された前記2本の導線から放送信号を取得するアンテナ素子と、を具備したことを特徴とする。
さらに本発明のアンテナ装置は、所定間隔を置いて配置された電力および放送信号を伝搬する2本の導線と、この2本の導線を前記間隔を保持した状態で絶縁被覆する絶縁材とで構成され、商用電源を前記2本の導線によって受信器に供給する電源コード本体と、この電源コード本体の前記2本の導線を含む略平面内の略中心部に配置され絶縁材で被覆された所定長の金属材で構成され、前記2本の導線から放送信号を取得して前記受信器に無線信号を供給するアンテナ素子と、を具備したことを特徴とする。
さらに本発明の受信装置は、所定間隔を置いて配置された電力および放送信号を伝搬する2本の導線及びこの2本の導線を含む略平面内の略中心部に配置され、前記2本の導線から放送信号を取得する所定長の金属素材でなるアンテナ素子とを絶縁被覆する絶縁材と、前記2本の導線の一端に接続され商用電源コンセントに接続される電源プラグとで構成された電源コードの前記電源プラグが前記商用電源コンセントに接続されることで前記2本の導線を介して商用電源が供給される電源回路部と、前記アンテナ素子を介して無線信号を受ける受信回路部と、を具備したことを特徴とする。
さらにまた、本発明の受信システムは、商用電源を供給する複数の電源コンセントと、この電源コンセントの少なくとも一つに接続され、入力端がコンデンサを介して前記商用電源の線路と接続された所定長の金属材でなる第1のアンテナ素子と、出力端が前記第1のアンテナ素子に接続され、前記商用電源から動作電源を得る高周波増幅器とを有する第1のアンテナと、所定間隔を置いて配置された電力および放送信号を伝搬する2本の導線を被覆する絶縁材及び前記2本の導線の一端に接続された前記電源コンセントに接続される電源プラグとで構成された電源コードと、この電源コードの前記2本の導線を含む略平面内の略中心部に配置され絶縁材によって被覆され、前記2本の導線から放送信号を取得する所定長の金属素材でなる第2のアンテナ素子を有する第2のアンテナと、前記電源コードの前記電源プラグが前記電源コンセントに接続されることで前記2本の導線を介して商用電源が供給される電源回路部及び前記第2のアンテナを介して無線信号を受ける受信回路部とを具備した受信器と、でなることを特徴とする。
本発明によれば、構成が簡単で、しかも効率よく無線信号を受信することが可能なアンテナ装置、受信装置及び受信システムを提供することができるものである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明のアンテナ装置を適用した受信システムの一実施の形態を示す図面である。図1は、一般家庭の家屋内部と、その家屋に商用電源を供給するための屋外給電設備を模式的に示す図である。
図1において、100は家屋であり、1階部分101と2階部分102で構成されている。2階部分102の天井に近い位置に、外部からの電源を取り込む配電盤103が設けられ、この配電盤103から家屋101内に、配線104が張り巡らされており、配線104にコンセント105、106、107が接続され、該コンセント105〜107が例えば室内壁面に固定されている。
屋外には、電柱108が敷設され、この電柱108には柱上トランス
109が配設され、給電線110を介して柱状トランス109に送られた電源の電圧が例えば降圧されて、引き込み電線111を介して、配電盤103に、所定相数、所定電圧の商用電源を供給する。配電盤103には、図示しない電力メータ、ブレーカ及び複数のスイッチ等が設けられ、スイッチを介して屋内の配線104に例えば100V(ボルト)の電力を送り出し、それをコンセント105〜107を介して利用することが可能となるように構成されている。
家屋100内に取り付けられたコンセント105〜107のうち、コンセント105は、家屋100内部の高い位置に設けられている。このコンセント105には、中継アンテナとしての機能を有するアンテナ素子を備えたプラグ112が差し込まれているが、その詳細は後に述べる。
2階部分102のもう一つのコンセント106には、本発明の受信装置であるテレビジョン受信器113の電源プラグ114が差し込まれて接続されている。
また、1階部分101のコンセント107には、同じく本発明の受信装置であるDVD(Digital Versatile Disk)レコーダ115の電源プラグ116が差し込まれて接続されている。
これら電源プラグ114,116は、テレビジョン受信器113及びDVDレコーダ115の内部にそれぞれ設けられた電源回路と電源コード117,118を介して接続されるものであるが、電源コード117,118は、本発明のアンテナ装置を構成するコードとしての構造を有する。
図2は、図1に示すテレビジョン受信器113と電源プラグ114と電源コード117の関係を模式的に説明するための構成図である。図2に示すテレビジョン受信器113は、電源入力端子113a、電源回路113b、アンテナ入力端子113c、復調信号処理部113d、ディスプレス113e、ディスプレイ113f及び音声出力部113gを含む。
テレビジョン受信器113は、例えば地上波デジタルテレビジョン放送を受信する受信器として構成されており、チューナ113dは、アンテナ入力端子113cから供給される放送信号を選局する機能と、選局した放送信号をOFDM復調する機能と、復調した信号に対して必要に応じてスクランブルを解除する処理を施す機能と、誤り訂正等の処理を施す機能を含み受信信号をMPEG(Moving Picture Experts Group)2のTS(Transport Stream)に変換する手段と、TSから番組を構成するES(Elementary Stream)を分離抽出する手段とで構成される。
チューナ113dから出力されるESは、復調信号処理部113eに供給されて、ここで映像データに対してMPEG2のデコード処理を施して、非圧縮のデジタル映像データを得る。同時に、音声データに対しては、MPEG2−AUDIO(AAC:Advanced Audio Coding)のデコードを施して、非圧縮の音声データを得る。復号されたデジタル映像データは、アナログ信号に変換されて所定の標準フォーマットのテレビジョン信号に変換されて、ディスプレイ113fに供給されて表示される。音声データは、アナログ信号に変換された後、スピーカ等を含む音声出力部113gから音声として出力される。
電源プラグ114と、テレビジョン受信器113間を接続する電源コード117は、電源プラグ114と接続される2本の導線を内包する電源コード本体部201を有する。
さらに電源コード117は、電源コード本体部201の2本の導線と接続されると共に、受信器113の電源入力端子113aと電気的かつ機械的に接続可能な電源コネクタ202を有し、該電源コネクタ202が電源入力端子113aと電気的に接続されることで電源プラグ114と受信器113の電源回路113bを接続する電源供給線路部203を有する。
電源コード117は、一端にアンテナ素子204が設けられ、他端にアンテナコネクタ205が設けられ、このアンテナコネクタ205をアンテナ入力タ端子113cに接続することで、アンテナ素子204をアンテナ入力端子113cに接続するアンテナ給電線としての同軸ケーブル部206を有し、さらに電源コード117は、アンテナ素子204を電源コード本体部201の2本の導線に対して、所定の位置関係に保持するための保持部材207を有する。
アンテナ素子204は、金属を棒状に加工したものであってもよいし、あるいは、同軸ケーブルの内導体をそのまま利用することが可能である。また、アンテナ素子の長さは、略λ/4の奇数倍に設定されるものであり、地上波デジタル放送が、UHF帯域の13チャンネルから62チャンネルを用いているため、λ/4の値は、およそ16cm〜10cmとなる。
また、アンテナ素子204の電源コード本体部201の2本の導線に対する位置は、具体的には、アンテナ素子204が電源コード本体部201の2本の導線の間に配置される。
その際に、アンテナ素子204を、電源コード本体部201の導線を被覆する絶縁部材の中に配設する必要はなく、被覆部材の外皮に沿うように配設してもよい。この場合、同軸ケーブルの内導体で形成する等、アンテナ素子204自体が導体である場合には、絶縁材で被覆することが好ましい。
なお、電源供給線路部203は、電源コード本体部201をそのまま延長して形成することも可能である。
以上のように構成された電源コード117によれば、外部の給電線、等を介して屋内の配線104に伝播されるた放送波をアンテナ素子204に誘起させて信号として取り出し、同軸ケーブル部206を介して受信器113のチューナ113dに供給してこれを受信することが可能となるものである。
図3は、電源コード本体部201と、アンテナ素子204の基本的関係をさらに説明するための図面である。図3において、電源プラグ114は、2本の接続子301,302を有し、この接続子301,302の基端部が、電源コード本体部201の2本の導線303,304とカシメ等によって機械的かつ電気的に結合され、接続子301,302と導線303,304の結合部を中心にして、接続子301,302の先端が突出するように、絶縁樹脂部材で成形されている。
アンテナ素子204は電源コード本体部201の2本の導線303、304の間に配設され、かつ電源コード本体部201の被覆部材で導線303,304と共に一体的に被覆されている。アンテナ素子204の基端は、電源コード本体部201の被覆部材から突出され、同軸ケーブル部206の内導体305と半田等によって接続されている。あるいはアンテナ素子204は、同軸ケーブル部206の内導体305をそのまま延長して形成することも可能であり、その場合には半田付け等の処理は不要となる。
図4は、本発明のアンテナ装置の一実施の形態を一部断面で示す図であり、図4(a)が、図3に示す導線303,304とアンテナ素子204を横方向から見た図、図4(b)が、図4(a)を図面上端側から面と平行な方向に見た図、図4(c)は図4(a)の横断面である。
図4(c)に示すとおり、電源コード本体部201は、断面楕円形の被覆部材の内部に、2本の導線303,304が楕円の長円方向の両端部に配置され、その導線303と304の間に、導線303,304を結ぶ線の略中心部に、アンテナ素子204が配設されている。
アンテナ素子204は、基端部において、電源コード本体部201の被覆部材から突出され、略直角に折曲されて、同軸ケーブル部206の内導体305と半田401等で接続されている。
なお、図4において、導線303を白抜き線として示しているが、これは図面上、アンテナ素子204と区別し易くすることを目的とした表現であり、実際には導線303,304は、一般的に電源コードに適用されているものと同様にそれぞれ細線を複数本まとめたもので構成されている。以下の図面における導線303,340についても同様である。
図5は、本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す図面であり、図4に示すアンテナ装置に対して、アンテナ素子の形状を変更したものである。すなわち、アンテナ素子501としてその先端を矩形に折曲して、基端部方向に戻すように構成したものである。なお、図5(a)(b)(c)は、図4(a)(b)(c)にそれぞれ対応するもので、図4と同じ方向から見た図である。
このように構成することにより、アンテナ素子501としては、図4に示すアンテナ素子204に比して、長手方向の長さを短くすることができるものである。
図6は、本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す図面であり、図4に示すアンテナ装置に対して、アンテナ素子の形状を変更したものである。すなわち、アンテナ素子601として、導線303,304を結ぶ面内において、その面方向に、メアンダ状またジグザグに折曲するように構成したものである。なお、図6(a)(b)(c)は、図4(a)(b)(c)にそれぞれ対応するもので、図4と同じ方向から見た図である。
このように構成することにより、アンテナ素子601としては、図5に示すアンテナ素子501よりもさらに、長手方向の長さを短くすることができるものである。
図7は、本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す図面であり、さらに、アンテナ素子の形状を変更したもので、アンテナ素子701として、導線303,304を結ぶ線の中心部に中心を置く、ヘリカル状に構成したものである。なお、図7(a)(b)(c)は、図4(a)(b)(c)にそれぞれ対応するもので、図4と同じ方向から見た図である。
このように構成することにより、アンテナ素子701としては、ヘリカルアンテナとして形成されることになり、さらに、長手方向の長さを短くすることができるものである。
図8は、本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す図面であり、図4に示すアンテナ装置に対して、アンテナ素子の形状を変更したものである。すなわち、アンテナ素子801として、2本構成としたものである。なお、図8は、図4(a)対応するもので、図4(a)と同じ方向から見た図である。
このように構成することにより、アンテナ素子801としては、図4に示すアンテナ素子204に比して、長手方向の長さを短くすることができるものである。
図9は、本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す図面であり、アンテナ素子901として、その中間部に誘電体902を配設した構成としたものである。なお、図9は、図4(a)対応するもので、図4(a)と同じ方向から見た図である。
このように構成することにより、アンテナ素子801としては、図4に示すアンテナ素子204に比して、長手方向の長さを短くすることができるものである。
さらにまた、図10は本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す図面である。図10に示す実施の形態では、電源コード本体201の2本の導線303,304を所定の誘電特性を有する絶縁材1001で被覆すると共に、アンテナ素子1002を導線303,304を被覆した絶縁材1001とは異なる誘電特性を有する絶縁材1003で被覆したものである。
このように構成すれば、アンテナ素子の長さを絶縁材の誘電特性との関係によって設定することができるための設計の自由度を増加させることができるものである。
さらに、以上説明したアンテナ装置では、アンテナ素子を、その先端が電源プラグ側に向くように、電源コード本体201に埋設しているが、
アンテナ素子の先端を受信器側に向くように構成することも可能である。
図11は、そのようにアンテナ素子を配置したアンテナ装置の例を示すものであり、図2と同じ構成部分に同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図11において、電源プラグ1101には、アンテナ給電線を構成する同軸ケーブル1102が、その先端が接続子1103,1104とは反対方向を向くように一体的に取り付けられており、同軸ケーブル1102の内導体そのもの、あるいは内導体に半田付け等で接続された金属材1105が、電源コード1106に沿って延出されている。金属材1105はアンテナ素子を構成するものであり、例えばUHF帯の波長の略1/4の奇数倍の長さを有するものである。波長の1/4の実際の長さはおよそ16cm〜10cm程度である。
同軸ケーブル1102のアンテナ素子1105とは反対側の先端には、アンテナコネクタ1107が接続され、このアンテナコネクタ1107が受信器113のアンテナ入力端子113cに結合される。
また、電源コード1106の電源プラグ1101と反対側の先端には電源コネクタ1108が接続され、この電源コネクタ1108が、受信器113の電源入力端子113aに結合される。
図12は、図11の電源プラグ1101、同軸ケーブル1102、アンテナ素子1105、電源コード1106のより詳細な構造を示すものである。図12(a)は電源コード1106を横方向から見て、その内部を断面で示す図。図12(b)は、図12(a)を図の右方向から見た図である。図12(a)に示すように、電源コード1106内には、2本の導線1201,1202が配置され、この導線が電源プラグ1101に設けられた接続子1103,1104と電源プラグ1101内部で接続されている。さらに電源コード1106には、導線1201,1202の間に位置するように、アンテナ素子1105が配置されて、導線1201,1202と共に絶縁材で被覆されている。
導線1201,1202とアンテナ素子1105の位置関係は、図12(b)に示すように、2本の導線1201と1202によって形成される略平面内にアンテナ素子1105が位置するような配置となるように構成されている。
図11及び図12で示す実施の形態では、電源プラグ1101を形成する絶縁材にアンテナ素子1105が一体的に支持されるように構成されるため、機械的強度を充分に確保することができ、さらに図2〜図10で説明した保持部材207を必要としないため、構造が簡素となり低コスト化を実現すると共に、電源ケーブルを取り扱い易いものとすることが可能である。
さて、以上説明した本発明の実施の形態においては、商用電源線路に誘起される放送電波を、電源コードに併設したアンテナ素子でピックアップするものであり、マルチパスの影響を受け易いものであるが、地上波デジタル放送を受信するという用途に特定すれば、アンテナ素子で得られる放送信号のレベルが充分に高くなくとも、良好にテレビジョン放送を視聴することが可能となるものである。しかしながら、放送番組をより良好な状態で視聴するには、アンテナ素子によってより高いレベルの放送信号を取得できるようにすることが好ましい。
以下、良好な受信状態を実現するための受信システムについて詳細に説明する。図1に戻ってそれを参照すると、本発明の受信システムは家屋内の高い位置、例えば2階部分102の高い位置に設けられた電源コンセント105に差し込まれた電源プラグ112を利用するものである。
すなわち、電源プラグ112には、コンデンサを介して、配線104と接続されるアンテナ素子が取り付けられており、電源プラグ112全体で補助アンテナを構成している。
補助アンテナ112の機能としては、空中に存在する放送電波の中から、UHF帯のものを特定してそれをキャッチし、配線104を介して屋内に伝送するものである。あるいは、配線104に乗っている放送電波からUHF帯のものを特定してそれを強調し、配線104を介して屋内に伝送するものである。
その結果、テレビジョン受信器113の電源プラグ114を電源コンセント106に差し込んだり、DVDレコーダ115の電源プラグ116をコンセント107に差し込むことで、電源コード117,118
に併設されたアンテナ素子で放送を良好に受信できるようになるものである。
補助アンテナ112が差し込まれる電源コンセント105は、部屋の高い位置に設けられているため、補助アンテナ112に誘起される放送電波はより強いものとなり、それだけ利得を上げることが可能である。
図13は、補助アンテナ112の外観を示す斜視図である。接続子1301と1302が設けられ、これが電源コンセント105に差し込まれる。アンテナ素子1303,1304は、補助アンテナ112の基体1305に支持され、基体1305内部でそれぞれコンデンサを介して接続子1301,1302と接続されている。アンテナ素子1303,1304の長さは、UHFテレビジョン放送帯域の波長の略λ/4である。
図14は、図13に示す補助アンテナ112の基体1305内部の構成を詳細に示す図である。図に示すように接続子1301とアンテナ素子1303間にコンデンサ1401が接続され、接続子1302とアンテナ素子1304間にコンデンサ1402が接続されている。
図13,14に示す実施の形態において、アンテナ素子1303,1304で取得した放送波を、接続子1301,1302を介してそのまま配線104に送出することで、それなりに利得が上昇し、受信状況を向上させることが可能となるが、アンテナ素子1303,1304で受けた放送波を増幅してから、配線104に送り出すように構成すれば、さらに受信状況を良好なものとすることができるものである。
図15に示す実施の形態では、補助アンテナ112の基体1305内に高周波増幅器を設け放送波を増幅して送り出すように構成している。
図15において、基体1305内には、電源回路部1501と、高周波増幅部1502が設けられている。電源回路部1501は、接続子1301,1302と接続され、補助アンテナ112がコンセント105に差し込まれた際に、接続子1301,1302から得られる電源に基づいて、高周波増幅部1502用の動作電源を生成して供給する。
高周波増幅部1502は、アンテナ素子1303に接続された増幅器1503と、この増幅器1503の出力端と接続子1301間に接続されたコンデンサ1504を備えると共に、アンテナ素子1304に接続された増幅器1505と、この増幅器1505の出力端と接続子1302間に接続されたコンデンサ1506を備える。
図15に示した実施の形態によれば、アンテナ素子1303,1304に誘起された放送波を増幅器1503、1505でそれぞれ増幅し、接続子1301,1302に接続された電源コンセントを介して、屋内の配線104に送り出すことが可能になる。
図13〜15に示した補助アンテナ112は、アンテナ素子1303,1304が基体1305にそのまま固定される構造を有しているが、アンテナ素子1303,1304を基体1305と一体的に絶縁材で被覆するようにしてもよく、図16にその例を示す。
図16において、アンテナ素子1303が被覆部材1601で被覆され、アンテナ素子1304が被覆部材1602で被覆されている。このようにアンテナ素子1303,1304を絶縁材で被覆することにより、電気的特性が安定するものである。
さらに、図13〜16に示す実施の形態においては、アンテナ素子1303,1304が、そのまま基体1305に取り付けられているが、その長さは、前述のように、UHF帯のテレビジョン放送を受信する場合には、λ/4であってもおよそ16cm〜10cmとなり、取り扱い易いものであるとは言い難い形状を有している。
アンテナ素子の長さを短くして、基体内に閉じ込めるてしまえば、取り扱い性が向上するものである。そのように構成した補助アンテナの例を図17〜21に示す。
図17の補助アンテナ112は、アンテナ素子1701,1702をその先端を折り返すように構成して、長さを短くしたものである。
また、図18の補助アンテナ112は、アンテナ素子1801,1802をアメンダまたはジグザク形状にしており、図19では、アンテナ素子1901,1902をヘリカル形状にしている。また、図20の補助アンテナ112では、アンテナ素子2001,2002をそれぞれ2本の素子で構成するようにしており、図21では、アンテナ素子21012,2102にそれぞれ誘電体2103,2104を装荷するようにしている。
以上説明した図17〜21に示す補助アンテナ112によれば、アンテナ素子が基体1305から突出することがないため、アンテナ素子が邪魔にならず、またアンテナ素子に外力が直接作用することがなくなるため、破損事故を防ぐことができるものである。
なお、図17〜21に示す補助アンテナ112においても、図15に示す実施形態と同様に、基体1305内部に高周波増幅器を組み入れることは可能である。
また、以上説明した実施の形態では、本発明のアンテナ装置を地上波デジタルテレビジョン放送の受信用として適用したものとして説明したが、地上波デジタル放送に限定されることなく、他の高周波無線信号を扱う機器に適用することが可能である。例えば、携帯電話に商用電源入力端子とアンテナ入力端子を設けて、屋内において使用する際に、商用電源から電源を供給し、かつアンテナ素子をアンテナ給電線を介してアンテナ入力端子に接続するように構成すれば、電波状態の悪い環境においても携帯電話を良好に使うことができるようになるものである。
以上述べたように本発明によれば、構造が簡単で、無線電波を効率よく受信することが可能なアンテナ装置、受信装置及び受信システムを実現することができるものである。
本発明の受信システムの一実施の形態を説明するための構成図。 本発明のアンテナ装置及び受信装置の一実施の形態を示す図。 本発明のアンテナ装置の一実施の形態の基本構造を説明するための図。 本発明のアンテナ装置の一実施の形態を示す図。 本発明のアンテナ装置の他の実施の形態を示す図。 本発明のアンテナ装置のさらに他の実施の形態を示す図。 本発明のアンテナ装置のさらに他の実施の形態を示す図。 本発明のアンテナ装置のさらに他の実施の形態を示す図。 本発明のアンテナ装置のさらに他の実施の形態を示す図。 本発明のアンテナ装置のさらに他の実施の形態を示す図。 本発明のアンテナ装置のさらに他の実施の形態の基本構造を説明するための図。 本発明のアンテナ装置のさらに他の実施の形態を示す図。 本発明の受信システムの第1のアンテナを構成する補助アンテナの一実施の形態を示す斜視図。 図13に示すアンテナを詳細に説明するための図。 本発明の受信システムの第1のアンテナを構成する補助アンテナの他の実施の形態を示す図。 本発明の受信システムの第1のアンテナを構成する補助アンテナのさらに他の実施の形態を示す図。 本発明の受信システムの第1のアンテナを構成する補助アンテナのさらに他の実施の形態を示す図。 本発明の受信システムの第1のアンテナを構成する補助アンテナのさらに他の実施の形態を示す図。 本発明の受信システムの第1のアンテナを構成する補助アンテナのさらに他の実施の形態を示す図。 本発明の受信システムの第1のアンテナを構成する補助アンテナのさらに他の実施の形態を示す図。 本発明の受信システムの第1のアンテナを構成する補助アンテナのさらに他の実施の形態を示す図。
符号の説明
113…テレビジョン受信器
113a…電源入力端子
113c…アンテナ入力端子
114…電源プラグ
117…電源コード
201…電源コード本体
202…電源コネクタ
203…電源供給線路部
204…アンテナ素子
205…アンテナコネクタ
206…同軸ケーブル部

Claims (17)

  1. 所定間隔を置いて配置された電力および放送信号を伝搬する2本の導線及びこの2本の導線を前記間隔を保持した状態で絶縁被覆する絶縁材及び前記2本の導線の一端に接続され、前記2本の導線を電源に接続するための電源プラグとで構成された電源コード本体と、
    この電源コード本体の前記2本の導線を含む略平面内の略中心部に配置され絶縁材で被覆された所定長の金属材で構成された前記2本の導線から放送信号を取得するアンテナ素子と、
    を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記2本の導線と前記アンテナ素子を、それぞれ異なる誘電体特性を有する絶縁材で被覆したことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 所定間隔を置いて配置された電力および放送信号を伝搬する2本の導線と、この2本の導線を前記間隔を保持した状態で絶縁被覆する絶縁材とで構成され、商用電源を前記2本の導線によって受信器に供給する電源コード本体と、
    この電源コード本体の前記2本の導線を含む略平面内の略中心部に配置され絶縁材で被覆された所定長の金属材で構成され、前記2本の導線から放送信号を取得して前記受信器に無線信号を供給するアンテナ素子と、
    を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 前記アンテナ素子は、前記2本の導線と平行に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 前記アンテナ素子は、先端が折り返された形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナ素子は、メアンダ形状またはジクザグ形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のアンテナ装置。
  7. 前記アンテナ素子は、ヘリカル形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のアンテナ装置。
  8. 前記アンテナ素子は、所望無線周波数の波長の略1/4の奇数倍の長さを有することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のアンテナ装置。
  9. 前記アンテナ素子は、その少なくとも一部分に誘電体が装荷されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のアンテナ装置。
  10. 前記アンテナ素子は、複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のアンテナ装置。
  11. 前記アンテナ素子は、先端に受信器のアンテナ入力端子に接続可能なコネクタが接続されたアンテナ給電線路と接続されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のアンテナ装置。
  12. 所定間隔を置いて配置された電力および放送信号を伝搬する2本の導線及びこの2本の導線を含む略平面内の略中心部に配置され、前記2本の導線から放送信号を取得する所定長の金属素材でなるアンテナ素子とを絶縁被覆する絶縁材と、前記2本の導線の一端に接続され商用電源コンセントに接続される電源プラグとで構成された電源コードの前記電源プラグが前記商用電源コンセントに接続されることで前記2本の導線を介して商用電源が供給される電源回路部と、
    前記アンテナ素子を介して無線信号を受ける受信回路部と、
    を具備したことを特徴とする受信装置
  13. 前記受信器が地上波デジタル放送を受信する受信器であることを特徴とする請求項12に記載の受信装置。
  14. 商用電源を供給する複数の電源コンセントと、
    この電源コンセントの少なくとも一つに接続され、入力端がコンデンサを介して前記商用電源の線路と接続された所定長の金属材でなる第1のアンテナ素子と、出力端が前記第1のアンテナ素子に接続され、前記商用電源から動作電源を得る高周波増幅器とを有する第1のアンテナと、
    所定間隔を置いて配置された電力および放送信号を伝搬する2本の導線を被覆する絶縁材及び前記2本の導線の一端に接続された前記電源コンセントに接続される電源プラグとで構成された電源コードと、
    この電源コードの前記2本の導線を含む略平面内の略中心部に配置され絶縁材によって被覆され、前記2本の導線から放送信号を取得する所定長の金属素材でなる第2のアンテナ素子を有する第2のアンテナと、
    前記電源コードの前記電源プラグが前記電源コンセントに接続されることで前記2本の導線を介して商用電源が供給される電源回路部及び前記第2のアンテナを介して無線信号を受ける受信回路部とを具備した受信器と、
    でなることを特徴とする受信システム
  15. 前記第1のアンテナは、前記電源コンセントに接続可能な電源プラグと一体的に構成されていることを特徴とする請求項14に記載の受信システム。
  16. 前記第1のアンテナ素子及び第2のアンテナ素子のいずれか一方または両方の長さが、所望無線周波数の波長の略1/4の奇数倍の長さに設定されていることを特徴とする請求項14または15のいずれかに記載の受信システム。
  17. 前記受信器が地上波デジタル放送を受信する受信器であることを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに記載の受信システム。
JP2003373491A 2003-10-31 2003-10-31 アンテナ装置、受信装置及び受信システム Expired - Fee Related JP4105078B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003373491A JP4105078B2 (ja) 2003-10-31 2003-10-31 アンテナ装置、受信装置及び受信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003373491A JP4105078B2 (ja) 2003-10-31 2003-10-31 アンテナ装置、受信装置及び受信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005136907A JP2005136907A (ja) 2005-05-26
JP4105078B2 true JP4105078B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=34649511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003373491A Expired - Fee Related JP4105078B2 (ja) 2003-10-31 2003-10-31 アンテナ装置、受信装置及び受信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4105078B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2194601A2 (en) 2008-12-05 2010-06-09 Sony Corporation Power supply device, power cable and reception device
EP2234288A2 (en) 2009-03-24 2010-09-29 Sony Corporation Receiving apparatus with diversity antennas
CN102237572A (zh) * 2010-03-19 2011-11-09 索尼公司 高频接收-传输线缆和接收设备
US8581792B2 (en) 2008-08-28 2013-11-12 Sony Corporation Receiver apparatus, junction cable, and power supply apparatus
WO2019222831A1 (en) * 2018-05-22 2019-11-28 DFO Global Performance Commerce Limited Plug-in antenna

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333231A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Toshiba Corp ホームギャップフィラー装置
EP2077601A1 (en) * 2008-01-02 2009-07-08 Jess-Link Products Co., Ltd Power cable and FM cable assembly
TWI448000B (zh) 2009-05-20 2014-08-01 Sony Corp Antenna device
US9225067B2 (en) 2009-12-15 2015-12-29 Tomtom International B.V. Enhanced power cable arrangement apparatus and method of reducing a common-mode interference signal
JP2011172122A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Sony Corp 高周波受信伝送ケーブルおよび受信装置
JP5609206B2 (ja) * 2010-03-26 2014-10-22 ソニー株式会社 接続機器、アンテナ装置および受信装置
JP4951135B2 (ja) * 2011-05-30 2012-06-13 株式会社東芝 ホームギャップフィラー装置
CN108598819B (zh) * 2018-04-25 2024-05-28 合肥惠科金扬科技有限公司 具有天线功能的电源线以及显示终端

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8581792B2 (en) 2008-08-28 2013-11-12 Sony Corporation Receiver apparatus, junction cable, and power supply apparatus
EP2194601A2 (en) 2008-12-05 2010-06-09 Sony Corporation Power supply device, power cable and reception device
EP2234288A2 (en) 2009-03-24 2010-09-29 Sony Corporation Receiving apparatus with diversity antennas
CN102237572A (zh) * 2010-03-19 2011-11-09 索尼公司 高频接收-传输线缆和接收设备
CN102237572B (zh) * 2010-03-19 2015-11-25 索尼公司 高频接收-传输线缆和接收设备
WO2019222831A1 (en) * 2018-05-22 2019-11-28 DFO Global Performance Commerce Limited Plug-in antenna
US11515626B2 (en) 2018-05-22 2022-11-29 Make Great Sales Limited Plug-in antenna

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005136907A (ja) 2005-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4105078B2 (ja) アンテナ装置、受信装置及び受信システム
JP4904895B2 (ja) アンテナ装置
JP5690842B2 (ja) アンテナ一体型ハーネス
US8780011B2 (en) Antenna device
US20130050042A1 (en) Cobra antenna
KR101646787B1 (ko) 수신 장치
US8379900B2 (en) Connecting device, antenna device, and receiving device
JP2006319733A (ja) アンテナ内蔵ストラップ
CN107123857B (zh) 天线装置和接收装置
JP4715603B2 (ja) アンテナ装置
CN101286747B (zh) 接收装置、天线以及接合电缆
JP2008278230A (ja) イヤホン変換アダプタ
JP2006332749A (ja) アンテナ内蔵ストラップ
KR20190101400A (ko) 안테나 장치 및 수신 장치
JP5151706B2 (ja) アンテナ装置並びにプラグ装置
JP4298540B2 (ja) ガラス貼付アンテナ
JP4929799B2 (ja) アンテナ装置
JP2002151932A (ja) アンテナ機能を備えたac電源コード
JP5526603B2 (ja) アンテナ装置
JP2013258674A (ja) アンテナ接続端子、及びアンテナ装置
JP4893530B2 (ja) 受信装置、外部アンテナ及び受信システム
JP2008306238A (ja) アンテナコネクタ及びコネクタ一体型アンテナ
JP6256929B2 (ja) アンテナ装置および受信装置
JP5949963B2 (ja) 受信装置
JP5521391B2 (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050415

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060222

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080326

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4105078

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees