JP4104192B2 - 医用診断装置の寝台制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線診断装置やX線CT装置,磁気共鳴イメージング装置等の医用診断装置における被検者を寝載する寝台の制御装置に係わり、特に被検者の疾患部の位置決め時に前記寝台がこの位置決めに障害となる物体に衝突するのを防止するに好適な医用診断装置の寝台制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の寝台、例えばX線CT装置の患者寝台を例に説明すると、X線CT装置は、患者を前記寝台に寝載した状態で検査を行う。この検査時に、遠隔操作により寝台を移動制御するモータを駆動して前記寝台をX線管やX線検出器等を搭載したX線CTスキャナに近づけて撮影を行う位置制御の必要な装置であった。
【0003】
しかし、近年IVR(インターベンショナルラジオロジー)が盛んに行われるようになるにつれて、前記X線CT装置とアンギオ検査が可能な循環器X線検査装置を組み合わせて治療と検査を同時に行う術式が多くなってきた。このシステムにおいては、被検者を動かさないで検査から治療までを一貫して行うようにするために、被検者を寝載する寝台はX線CT用とアンギオ検査用とで同一のものにすることが望ましい。
【0004】
このため、被検者を寝載する寝台に対する要求も、X線CT用寝台としての機能とアンギオ検査用寝台としての機能の両方をもったもののニーズが高まってきた。
すなわち、X線CT用の寝台としては高速で位置決め精度がよく、アンギオ検査用寝台としては前後方向,左右方向に自由にフローティング動作が可能な寝台が要求されてきた。
【0005】
図5は、このようなシステムを用いて検査から治療までを行う例である。
この図において、被検者50をX線CT装置のスキャナ5に位置合わせし、検査を行い、被検者の疾患部を特定する。(図5(a))
【0006】
次に、被検者50を載せたまま寝台1を移動してアンギオ検査装置のX線管6とイメージインテンスファイアI.I.7(ここではこの組み合わせによる支持器をCアーム支持器と呼ぶことにする)とに位置合わせし、血管にカテーテルを挿入して、このアンギオ検査装置で前記カテーテルの位置を確認しながら治療を行う。(図5(b))
【0007】
下肢血管のようなCアーム支持器より遠い被検者50の足側の部位の検査、治療時には寝台1を頭側に移動して疾患部を前記Cアーム支持器から放射される放射線のアイソセンタに合わせる。(図5(c))
【0008】
この時、Cアーム支持器を移動させて位置合わせを行う方法も考えられるが、Cアーム支持器は大型であるため、その移動手段が大掛かりとなるばかりではなく高精度の位置決めが要求される本システムには不向きなものである。
【0009】
このようにして、寝台1を前後,左右方向(図5(c)のX,Y方向)に移動させて疾患部の位置合わせを行い、検査から治療まで行うものである。
そこで、このようなアンギオ検査や治療時には、寝台1を前後、左右方向に自由に手動で操作することができるが、寝台の機構が大きいために荷重が重く、大きな操作力を必要とする。
【0010】
すなわち、上記の寝台制御装置は、X線CT検査に要求される位置決め制御を満足する位置制御の制御装置であるために、IVRの操作に必要な手で動かす微妙な操作はできなかった。また、寝台の操作を手動で行なう装置においては、患者の体重が掛かっているので、術者の操作力は大きく、動かしたときの慣性力の影響で寝台が行き過ぎてしまうなど、必ずしも操作しやすいものとは言えなかった。
【0011】
そこで、寝台を被検者の体重も考慮した操作力で、手動で軽く自由に動かすために、前記操作力を検出し、この操作力をフィードバックして制御する方法が考えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように寝台1を前後,左右方向に自由に移動できるようにすると、その移動時には周囲の障害物と衝突しないようにこの障害物に注意して操作しなければならない。
【0013】
例えば、図5(c)のように、寝台1がX線CT装置のスキャナ5の内部にまで移動させるような場合は、図5(b)時での診断、治療時に寝台1の位置がスキャナ5の中心からずれた位置のままで寝台1を頭側に移動させた場合はスキャナ5と衝突することが懸念される。また、アンギオ検査からX線CT検査に移るとき寝台1の位置によっては、X線CT装置のガントリー開口部と衝突する恐れがあった。このため、このような移動時には、必ず寝台1の中心とスキャナ5の中心とが一致又はこれらが衝突しない領域であることを確認して移動させることが必要となるために、この操作が煩わしいものであり、前記確認作業を行わなかった場合は寝台1とスキャナ5が衝突し、装置の破損を招いたり、あるいは検査,治療行為を阻害するものであった。
【0014】
そこで、本発明の目的は、寝台が移動しても周囲の障害物との衝突を回避し、決められた領域内の任意の位置に位置決めできる医用診断装置の寝台制御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、被検者を寝載する寝台と、前記寝台の位置を検出する寝台位置検出手段と、この寝台位置検出手段の位置検出信号を用いて前記寝台への位置を制御する寝台位置制御手段と、前記寝台への操作者の操作力を検出する操作者操作力検出手段と、この操作者操作力検出手段の出力を用いて前記寝台の操作力を制御する寝台操作力制御手段とを備えて成る医用診断装置の寝台制御装置において、前記寝台の基準位置から特定の位置までの前記寝台の前後方向(X方向)の位置データに基づいて、前記寝台の左右方向(Y方向)の移動範囲を設定する移動範囲設定手段を備え、前記寝台が前記移動範囲設定手段により設定された移動範囲内にあるときのみ前記寝台操作力制御手段により寝台の操作力を制御することによって達成される。
【0016】
上記移動範囲設定手段は、前記移動範囲設定手段は、前記寝台の基準位置と、前記寝台とX線CTスキャナとが衝突しない境界線の座標とから、前記寝台の移動範囲を設定する。
【0017】
このように構成することによって、寝台操作力制御手段を用いて寝台の位置決め操作時に、この寝台の移動範囲を設けることにより、操作者が障害物を意識することなく寝台の位置決め操作を行うことができる。したがって、障害物との接触を回避することができ、操作性,安全性の向上に寄与するものである。
特に、X線CT装置とアンギオ検査装置を組み合わせて検査から治療までを一貫して行うシステムにおいては、アンギオ検査からCT検査への移行時の寝台の位置決め時においては上記効果は大きい。
【0018】
この場合は、寝台の基準位置からX線CT装置のスキャナまでのX方向とY方向の距離データを容易し、この距離データと前記寝台のX方向の位置との関係から寝台の移動可能な範囲を求めて、寝台がこの範囲内にあるときのみ上記の操作力制御手段を用いてY方向の位置決めを行うことにより、スキャナとの衝突を回避できるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は本発明をX線CT装置とアンギオ検査装置とを組み合わせたシステムに用いた場合の実施例を示す構成図である。図1(a)は前記システムの側面図であり、5はX線CT装置のスキャナ部,6と7はアンギオ検査装置のX線管とイメージインテンスファイアI.I.(これらは図示しないCアームと呼ばれる支持器に支持されている),1は前記X線CT装置とアンギオ検査装置に共通の寝台部,2は力センサ部26と力センサアンプ(図示省略)等を含む術者の操作力を検出する術者操作力検出手段,3は前記力検出手段2を取り付けるためのレール,4は寝台部1の移動制御を行う寝台制御装置,27は寝台部1の位置を制御するための位置を検出する位置検出器(本実施例では、ポテンショメータを使用しており、図1の(b)に示すプーリ10や動力伝達ベルト11等からなる駆動系を用いて位置を検出する構成となっている)である。
【0020】
このシステムにおいて、例えば寝台1を動かして被検者をX線CT装置のスキャナ5に位置合わせし、検査を行い(図5(a))、被検者の疾患部を特定し、次に被検者を載せたまま寝台1を移動してアンギオ検査装置のX線管6とI.I.7とに位置合わせし、血管にカテーテルを挿入して、このアンギオ検査装置で前記カテーテルの位置を確認しながら治療を行うものである(図5(b),(c))。
【0021】
このとき、術者は、寝台1の位置合わせ時には、前記寝台1を微細に制御しなければならないので、このため前記術者操作力検出手段2で術者の操作力を検出し、これを後述する制御装置にフィードバックして術者の操作力を微妙に制御するものである。
【0022】
図1(b)は上記システムの寝台部1の上面図で、寝台部1は、X方向とY方向とがそれぞれ独立して移動できる機構を備えており、それらの動作範囲内で移動できるようになっている(図示省略)。3は術者操作力検出手段2を移動可能に取付けるためのレールで、このレール3は寝台部1の両側に取付けてあり、術者が立つ位置に応じて作業しやすい位置へ術者操作力検出手段2を設置できるようになっている。
【0023】
寝台1を移動させるモータ及びこのモータの速度や前記寝台の位置を検出するエンコータ゛は、寝台部1の縦移動部を例に取ると図1(c)のような配置となっている(モータ25とこのモータに連結されているエンコーダ29)。
【0024】
このモータ25の駆動力を寝台部1に伝達する機構としては、前記した図1(b)に示すようなプーリ10やベルト11を使った機構を用いる。
【0025】
次に、この機構を用いて寝台部1を制御する制御系の構成を図2に示す。
図2において、本制御装置の構成は、主にX線CT撮影時に使用する寝台位置制御部21,主にアンギオ検査装置を用いて寝台部1を手動で操作する寝台操作力制御部22,前記寝台位置制御部21と寝台操作力制御部22の制御を切り換える寝台制御切換部23,前記寝台位置制御部21と寝台操作力制御部22の出力信号を増幅し、寝台駆動用モータ25を駆動するモータドライブ部24,力センサ部26,位置検出器27,前記モータ25の回転速度を検出するエンコーダ29からなる。
【0026】
この図を用いて寝台部1の動作を説明すると、通常のX線CT検査時の寝台は一定速で移動し、高速で高い位置精度が要求されるので、寝台位置制御部21により公知の位置制御技術を用いて位置制御を行う(回路は省略)。この場合は、寝台制御切換部23を切り換えて寝台位置制御部21の出力信号をモータドライブ部24に与えて寝台部1の位置制御を行う。
【0027】
一方、アンギオ撮影を行うときには、前記術者操作力検出手段2に具備した操作力制御への切り換え信号(図示省略)が寝台制御切換部23へ入力されることにより、制御装置は寝台操作力制御部22に切り換えられ、操作者は寝台1を縦横(X,Y)の両方向に対して手動で操作できるようになる。そして、操作者は図1に示した術者操作力検出手段2に手を触れ、寝台1を動かしたい方向に操作者の力をかけて寝台の操作力を制御する。
【0028】
このようにして寝台操作力制御部22が有効となり、26から操作者の操作力を、29からモータ25の回転速度を、27から寝台1の現在位置を読み取り、これらを寝台操作力制御部22に入力して寝台1の操作力を制御する。このように、X線CT検査やアンギオ検査及び治療時に寝台位置制御部21,寝台操作力制御部22から出力されるモータ25の駆動指令値は、寝台制御切換部23により切り換えられ、1つのモータドライブ指令信号となってモータドライブ回路24へ入力され、これによってモータ25が駆動される。このように、術者操作力検出手段2に操作者の手が触れることにより、自動的にX線CT検査に対応した寝台動作とアンギオ検査,治療に対応した寝台動作を切り換えるように構成したことにより、切り換え作業を操作者が意識する必要なく行なうことができる。前記の操作力制御に関しては、術者操作力検出手段2により得られた操作者の操作力検出量を、位置の偏差や、速度、または加速度などの状態量に変換し、これらを用いて制御量を演算することによって寝台の操作力を制御することができ、例えば特願平7−111015に開示されているような制御方法を取ることによって達成される。この方法による制御系は、位置制御系や加速度制御系で構成される。
【0029】
ここでは、位置制御系の場合について述べると、帰還した力の状態量に変換係数を乗算してこれを変位の状態量に置き換える。そして、これを位置制御系の位置偏差に加算することにより、位置偏差量が得られる。すなわち、位置制御系であることから前記位置制御偏差をゼロにするようにモータへの駆動指令が出され、操作者の手の移動により感じる操作力を補償することができる。
【0030】
このようにして、寝台1を手動により縦横方向(図1のX,Y方向)に移動させて疾患部の位置合わせを行うもので、従来のX線CT検査専用時はガントリー開口部の中心に一方向前後動作、すなわちX方向のみの動作だけであったが、縦横自由にフローティング動作を可能としたために、X線CT検査時に比べてアンギオ検査時は横方向(Y方向)の移動範囲が非常に広くなる。
【0031】
したがって、図5(c)のように、寝台1がX線CTスキャナ5の開口部に位置する場合に、寝台1が図1の一点鎖線31を越えると、前記寝台1はスキャナ5に衝突することになる。これは、アンギオ検査からX線CT検査に移す場合の寝台1の中心とスキャナ5の中心とを一致させるための寝台1の位置合わせの時に発生しやすい。
【0032】
この衝突を避けるためには、寝台1を図1(b)の一点鎖線31に示す領域境界線以内で移動可能とし、これを越える領域では移動しないように横方向の移動を禁止すれば良い。
【0033】
そこで、本発明では、寝台1の基準位置座標と、この寝台1とX線CTスキャナ5とが衝突しない図1(b)の一点鎖線31に示す領域境界線の座標とから、図3に示す寝台1の移動可能領域を設定し、この移動範囲と寝台1のX方向とY方向の位置検出信号とから寝台1の移動範囲の制限値を演算して寝台1の移動制御を行うようにしたものである。すなわち、一点鎖線31はCTスキャナ5のガントリと衝突する限界の位置、点線は寝台1の移動範囲を現している。
【0034】
以下に、上記の方法によって設定した移動可能な範囲以内だけ寝台の移動制御を行う方法について説明する。
【0035】
図3において、P(0,0)点を座標の原点とする。
寝台1がスキャナ5の開口部内に在るときの前記寝台1がスキャナ5に衝突しないで前記原点から移動できる最大距離は、X方向はa2、Y方向はb2である。
【0036】
寝台1が寝台操作力制御部で力制御を行っている時、X方向位置検出手段29とY方向位置検出手段(図示なし)からX方向,Y方向の寝台の位置信号を前記寝台操作力制御部に逐次入力される。前記寝台操作力制御部内に設けた寝台移動可能範囲演算部で図3に示した寝台1の移動可能な範囲を以下の手順で演算する。
【0037】
ここで、寝台1のX方向の位置をX,Y方向の位置をYとすると、
(1)X≦a1のときはY方向は制限無し
(2)a2≧X≧a1のときは0≦Y≦b2
(3)X≧a2のときは0≦Y<b1
として、Y方向の移動を制限する。この処理フローチャートを図4に示す。
【0038】
上記の演算結果を操作力制御部内に設けた前記操作力制御の開始、終了を指令する操作力制御動作指令部に伝達し、上記の制限領域内でY方向の移動制御を行うものである。
【0039】
寝台1のY方向の移動は、図3の一点鎖線3の外側には制限されるが、内側方向には制限が加えられていないので、操作者は制限されていない領域で任意の位置に自由に寝台を動かすことができる。このように力制御によりフローティング動作を行っていても、X線CT装置のガントリー開口部に衝突することはない。
【0040】
以上、本発明をX線CT装置とアンギオ検査装置を組み合わせたシステムの例について説明したが、これに限定するものではなく、寝台の操作力制御を行う場合にこの操作の障害となる障害物との衝突を避ける場合にも適用できることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】
このように寝台を制御することによって、以下のような効果が得られる。
【0042】
(1)寝台の移動範囲を設定し、この範囲にあるときのみ寝台操作力制御手段を用いて寝台の位置決めを行うようにしたので、操作者が障害物を意識することなく寝台の位置決め操作を行うことができる。したがって、障害物との接触を回避することができ、操作性,安全性の向上に寄与する。
【0043】
(2)特に、X線CT装置とアンギオ検査装置を組み合わせて検査から治療までを一貫して行うシステムにおいては、寝台の基準位置からX線CT装置のスキャナまでのX方向とY方向の距離データを容易し、この距離データと前記寝台のX方向の位置との関係から寝台の移動可能な範囲を求めて、寝台がこの範囲内にあるときのみ上記の操作力制御手段を用いてY方向の位置決めを行うことにより、スキャナとの衝突を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をX線CT装置とアンギオ検査装置とを組み合わせたシステムに用いた場合の実施例を示す図である。
【図2】本発明の寝台制御装置の制御系構成図である。
【図3】寝台の移動範囲を示す図である。
【図4】寝台の移動範囲を求める手順を示す図である。
【図5】X線CT装置とアンギオ検査装置を組み合わせたシステム構成の説明図である。
【符号の説明】
1 寝台
2 操作者操作力検出手段
4 寝台制御装置
5 X線CT装置のスキャナ部
6 アンギオ検査装置のX線管
7 アンギオ検査装置のイメージインテンスファイアI.I.
21 寝台位置制御部
22 寝台操作力制御部
23 寝台制御切換部
25 寝台駆動モータ
26 力センサ部
27 寝台位置検出器(ポテンショメータ)
31 寝台の移動境界線
Claims (2)
- 被検者を寝載する寝台と、前記寝台の位置を検出する寝台位置検出手段と、この寝台位置検出手段の位置検出信号を用いて前記寝台の位置を制御する寝台位置制御手段と、前記寝台への操作者の操作力を検出する操作者操作力検出手段と、この操作者操作力検出手段の出力を用いて前記寝台の操作力を制御する寝台操作力制御手段とを備えて成る医用診断装置の寝台制御装置において、前記寝台の基準位置から特定の位置までの前記寝台の前後方向(X方向)の位置データに基づいて、前記寝台の左右方向(Y方向)の移動範囲を設定する移動範囲設定手段を備え、前記寝台が前記移動範囲設定手段により設定された移動範囲内にあるときのみ前記寝台操作力制御手段により寝台の操作力を制御することを特徴とする医用診断装置の寝台制御装置。
- 前記移動範囲設定手段は、前記寝台の基準位置と、前記寝台とCTスキャナとが衝突しない境界線の座標とから、前記寝台の移動範囲を設定することを特徴とする請求項1記載の医用診断装置の寝台制御装置。
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