JP4103669B2 - 圧延装置、ロール組替装置及び組替方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧延装置、圧延装置用のロール組替装置及び組替方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
圧延工程においては、1パス当たりの圧下量を大きくした大圧下圧延をすることで材料の結晶性が向上し、圧延材は高強度になる。この大圧下圧延は大きい圧延力及び圧延トルクを必要とする。下記特許文献1には、作業ロールの小径化を保ちながら大きな圧延トルクを作業ロールに伝達するために、作業ロール径より大きい径を有する継手部を設ける技術が開示されている。また、圧延装置の作業ロールは圧延することで摩耗し肌荒れするため、肌荒れした作業ロールはロール組替装置により新しい作業ロールと交換される。下記特許文献2には、圧延装置用ロール組替装置に関する技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−301508号公報
【特許文献2】
特許第3330371号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術には以下に述べる問題が存在する。
上記従来技術は、大きな圧延トルクを伝達可能とするために作業ロールより大径な継手部を設けた構成であり、上作業ロールの継手部と下作業ロールの継手部とが干渉しないように、上作業ロール用駆動モータ及び下作業ロール用駆動モータを上下作業ロールに対して左右のそれぞれに配置した構成である。この作業ロールを交換する際、駆動モータ及びスピンドルの存在により駆動モータとは反対側に作業ロールを引き抜く必要があり、例えば上作業ロールを右側に引き抜く場合、下作業ロールは左側に引き抜く必要がある。そのため、上下作業ロールを交換する装置(組替装置)が左右のそれぞれに必要となり、装置構成が複雑化する。また、左右両側に引き抜いた上下作業ロールのそれぞれのハンドリングを別個に行う必要があるため、作業性が低下する。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、大圧下圧延を行うために高い圧延トルクを作業ロールに伝達可能とし、且つロール組み替えの際の作業性が良好な圧延装置、圧延装置用のロール組替装置及び組替方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の圧延装置は、一対の上ロール及び下ロールを備えた圧延装置において、前記上ロールに第1の連結部を介して連結された第1の駆動装置と、前記下ロールに第2の連結部を介して連結された第2の駆動装置とを備え、前記第1、第2の連結部のうち少なくともいずれか一方は、前記駆動装置に対して前記ロールを接近・離間方向に移動可能とする移動機構を備え、前記連結部は軸部を有し、前記移動機構は前記軸部を含むスプライン機構であり、前記スプライン機構により前記ロールは該軸部の軸方向に移動可能であり、前記スプライン機構は前記ロールの幅より広い可動範囲を有することを特徴とする。本発明によれば、ロールと駆動装置とを連結する連結部に、駆動装置に対してロールを接近・離間方向に移動可能とする移動機構を設けたので、ロール組み替えの際ロールを駆動装置側に移動することができる。したがって、上下ロールのそれぞれを同一方向に引き抜いたり、同一方向から圧延装置本体(ハウジング部など)に挿入することができ、作業性良くロール組み替えを行うことができる。
【0007】
さらに、本発明の圧延方法では、前記連結部が軸部を有し、前記移動機構が前記軸部を含むスプライン機構であり、前記スプライン機構により前記ロールが該軸部の軸方向に移動可能であるので、移動機構としてスプライン機構を採用することにより、駆動装置の駆動力をロールに効率良く伝達することができる。
【0008】
さらに、本発明の圧延方法では、前記スプライン機構が前記ロールの幅より広い可動範囲を有するので、圧延装置本体に対するロールの引き抜きや挿入を円滑に行うことができる。
【0009】
この場合において、前記駆動装置は変速機構を含み、前記連結部はその端部を前記変速機構に連結している構成とすることができる。連結部の一部を構成するスプライン軸を減速機等の変速機構のギア部の穴部に対してスライドすることで、駆動装置(変速機構)に対してロールを移動することができる。
【0010】
本発明のロール組替装置は、一対の上ロール及び下ロールを備えた圧延装置用のロール組替装置において、前記下ロールと該下ロールを駆動する駆動装置とを連結する連結部には、前記駆動装置に対して前記下ロールを接近・離間方向に移動可能とする移動機構が設けられており、前記上ロールを前記下ロールに載せる載置装置と、前記上ロールを載せた前記下ロールを前記駆動装置側に移動する組替用移動装置とを備えることを特徴とする。本発明によれば、載置装置を用いて下ロールに上ロールを載せた後、組替用移動装置を用いて下ロールを上ロールとともに駆動装置側に移動することで、作業性良くロールを組み替えることができる。
【0011】
本発明のロール組替方法は、一対の上ロール及び下ロールを備えた圧延装置のロール組替方法において、前記下ロールと該下ロールを駆動する駆動装置とを連結する連結部には、前記駆動装置に対して前記下ロールを接近・離間方向に移動可能とする移動機構が設けられており、前記上ロールを前記下ロールに載せる工程と、 前記上ロールを載せた前記下ロールを前記駆動装置側に移動する工程とを有することを特徴とする。本発明によれば、下ロールに上ロールを載せた後、下ロールを上ロールとともに駆動装置側に移動することで、作業性良くロールを組み替えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の圧延装置及び圧延装置用のロール組替装置について図面を参照しながら説明する。図1は本発明のロール組替装置Kを備えた圧延装置Sの一実施形態を示す概略正面図である。
図1において、圧延装置Sは、圧延材Wを厚さ方向に圧延する水平圧延装置であって、一対の上作業ロール(上ロール)1及び下作業ロール(下ロール)2と、上作業ロール1の撓みを抑える上補強ロール3と、下作業ロール2の撓みを抑える下補強ロール4と、これら各ロールを収容するハウジング部5とを備えている。ハウジング部5は床部(ソールプレート)上に立設されている。圧延装置Sは圧延材Wを上下作業ロール1、2間に配置した状態で所定の圧延荷重(圧下量)で圧延する。
【0013】
上作業ロール1は軸受を有する左右の軸受箱6、7により回転可能に支持されている。同様に、下作業ロール2は軸受を有する軸受箱8、9に回転可能に支持されている。また、上補強ロール3は軸受箱11、12に回転可能に支持されており、下補強ロール4は軸受箱13、14に回転可能に支持されている。そして、これら各軸受箱はハウジング部5に支持されている。
【0014】
ここで、以下の説明において、上作業ロール1及び軸受箱6、7を合わせて「上作業ロールユニット」と適宜総称し、下作業ロール2及び軸受箱8、9を合わせて「下作業ロールユニット」と適宜総称する。同様に、上補強ロール3及び軸受箱11、12を合わせて「上補強ロールユニット」と総称し、下補強ロール4及び軸受箱13、14を合わせて「下補強ロールユニット」と総称する。
【0015】
上作業ロール1は第1の駆動装置を構成する上駆動モータ21により駆動され、上作業ロール1と上駆動モータ21とは第1の連結部を構成する上連結部22を介して連結されている。上駆動モータ21は上作業ロール1の図中右側に配置され、上作業ロール1(上作業ロールユニット)の右端に上連結部22を介して連結されている。上連結部22は、軸部であるスピンドル部25と、上作業ロール1の右端において軸受箱7より右側に突出する突出部15を保持する上カップリング部23と、上カップリング部23とスピンドル部25の一端部とを連結する自在継手部(ユニバーサルジョイント)24と、スピンドル部25の他端部と上駆動モータ21とを連結する自在継手部26とを有している。
【0016】
下作業ロール2は第2の駆動装置を構成する減速機(変速機構)40又はピニオンスタンド(等速)を含む下駆動モータ31により駆動され、下作業ロール2と減速機40とは第2の連結部を構成する下連結部32を介して連結されている。下駆動モータ31は下作業ロール2の図中左側に配置され、下作業ロール2(下作業ロールユニット)の左端に下連結部32を介して連結されている。下連結部32は、軸部であるスプライン軸35と、下作業ロール2の左端において軸受箱8より左側に突出する突出部16を保持する下カップリング部33と、下カップリング部33とスプライン軸35の一端部とを連結する2つの自在継手部(ユニバーサルジョイント)34、36とを有している。ここで、減速機40を構成するギア部中央には、スプライン軸35の歯形突起部に対応する溝部を有する貫通穴部41が設けられており、スプライン軸35は減速機40のギア部(穴部41)に対してスプライン軸の軸方向に摺動可能となっている。すなわち、スプライン軸35と減速機40のギア部(穴部41)とにより移動機構であるスプライン機構が構成されており、スプライン軸35が軸方向に移動することによりこのスプライン軸35に自在継手部34、36及びカップリング部33を介して連結されている下作業ロール2もスプライン軸35の軸方向(図中、左右方向)に移動可能となっている。これにより、下作業ロール2(下作業ロールユニット)は、第2の駆動装置を構成する下駆動モータ31及び減速機40に対して接近・離間方向に移動可能となっている。
【0017】
図2は図1の下連結部32を上方から見た図である。図2に示すように、減速機40は下駆動モータ31に対して水平方向に配置されており、スプライン軸35の他端部35Aは減速機40より突出している。したがって、スプライン軸35は減速機40(穴部41)に対する摺動を妨げられずに水平方向(X方向)に大きく移動可能となっている。ここで、スプライン軸35の可動範囲は、少なくとも上下作業ロール1、2(上下作業ロールユニット)の幅より広く設定されている。
【0018】
図1に戻って、ハウジング部5の上部には、上補強ロール3を軸受箱11、12とともに保持して昇降可能な昇降装置50が設けられている。昇降装置50はシリンダ部及びシリンダ部に対して移動するピストン部を有するシリンダ装置を備えている。また、下作業ロール2の突出部16を保持する下カップリング部33の下方には、下カップリング部33の下部を支持可能な下カップリングサポート部52が設けられている。下カップリングサポート部52はシリンダ部及びシリンダ部に対して移動するピストン部を有するシリンダ装置52Aと、このシリンダ装置52Aを水平方向に移動可能に支持する台車部52Bとを備えており、シリンダ装置52Aのピストン部で下カップリング部33を支持可能である。また、下カップリングサポート部52(台車部52B)には、この下カップリングサポート部52を水平方向、具体的にはスプライン軸35の軸方向に移動するロール組替装置Kの一部を構成する水平移動装置(組替用移動装置)53が接続されている。水平移動装置53は、シリンダ部53Aとシリンダ部53Aに対して移動するピストン部53Bとを有しており、ピストン部53Bの先端部が下カップリングサポート部52(台車部52B)に接続されている。
【0019】
また、上作業ロール1の突出部15を保持する上カップリング部23の下方には、カップリング部23の下部を支持可能な上カップリングサポート部54が設けられている。上カップリングサポート部54はシリンダ部及びシリンダ部に対して移動するピストン部を有するシリンダ装置を備えている。
【0020】
下作業ロール2の図中右側には、ロール組替装置Kの一部を構成する作業ロール交換用シリンダ装置(組替用移動装置)60が設けられている。作業ロール交換用シリンダ装置60はシリンダ部60Aとこのシリンダ部60Aに対して移動可能であるピストン部60Bとを備えており、ピストン部60Bはスプライン軸35の軸方向に移動可能である。同様に、下補強ロール4の図中右側にも、ロール組替装置Kの一部を構成する補強ロール交換用シリンダ装置62が設けられている。この補強ロール交換用シリンダ装置62もシリンダ部62Aとこのシリンダ部62Aに対して移動可能であるピストン部62Bとを備えており、ピストン部62Bはスプライン軸35の軸方向に移動可能である。
【0021】
次に、図3〜図5を参照しながら本発明のロール組替方法について説明する。
図3(a)に示すように、圧延装置Sは、上駆動モータ21及び下駆動モータ31のそれぞれを駆動し、上連結部22及び下連結部32を介して駆動力を上下作業ロール1、2のそれぞれに伝達する。ここで、各連結部22、32には自在継手部が設けられているため、上下作業ロール1、2の揺動は妨げられない。
【0022】
上下作業ロール1、2を交換(組替)する際、図3(b)に示すように、まず、昇降装置50が上補強ロール3及び軸受箱11、12(上補強ロールユニット)保持して上昇する(吊り下げる)。これにより、上作業ロールユニットと上補強ロールユニットとが離れる。同時に、下作業ロール2の軸受箱8、9の下方にあるレール部材を備えたガイド部70がリンクして、上昇される。ここで、下作業ロール2の軸受箱8、9にはコロ部材71が取り付けられているため、下作業ロール2及び軸受箱8、9(下作業ロールユニット)はガイド部70に沿って移動可能である。次に、上カップリングサポート部54のピストン部が上方に伸びて上カップリング部23を支持するとともに、下カップリングサポート部52のピストン部が上方に伸びて下カップリング部33を支持する。更に、上作業ロール支持シリンダが下がり、下作業ロールユニットの上に上作業ロールユニットが載せられる。なお、軸受箱6、7、8、9は作業ロール1、2より小径であって、軸受箱8、9の上部には突起部72が設けられているため、上作業ロールユニットを下作業ロールユニットに載せたとき、作業ロール1、2どうしが当たらないようになっている。したがって、下作業ロールユニットに上作業ロールユニットが安定して載置されるようになっている。
【0023】
次に、図4(a)に示すように、作業ロール交換用シリンダ装置60のピストン部60Bが図中、左方向に伸びて下作業ロールユニットを左方向に押すとともに、このピストン部60Bの駆動に連動して水平移動装置53が下カップリングサポート部52を左方向に移動する。これにより、上作業ロール1の突出部15と上カップリングサポート部54に支持されている上カップリング部23との係合が解除され、下作業ロールユニットは上作業ロールユニットとともにガイド部70に沿って左方向に移動し、圧延装置本体(ハウジング部5)より引き抜かれる。このとき、下連結部32のスプライン軸35は減速機40に対して軸方向(水平方向)に移動可能であるため、下作業ロールユニット及び上作業ロールユニットの移動は妨げられない。なお、下作業ロールユニットが交換用シリンダ装置60のピストン部60Bに押されているため、下作業ロール2の突出部16と下カップリング部33との係合は解除されない。そして、スプライン機構の可動範囲は少なくとも上下作業ロールユニットの幅より大きく設定されているので、上下作業ロールユニットはハウジング部5より確実に引き抜かれる。このように、作業ロール交換用シリンダ装置60及び下カップリングサポート部52を移動する水平移動装置53により、上作業ロールユニットを載せた下作業ロールユニットを下駆動モータ31(減速機40)側に移動する組替用移動装置の一部が構成されている。
【0024】
次に、図4(b)に示すように、作業ロール交換用シリンダ装置60のピストン部60Bの駆動を停止した状態で、下カップリングサポート部52の水平移動装置53による移動のみを行うことにより、下作業ロール2の突出部16と下カップリング部33との係合が解除される。そして、使用済みの上下作業ロールユニットは下作業ロールユニット(軸受箱8、9)に取り付けられた吊下治具81を介してクレーン装置80で吊り下げられ、搬出される。なお、新たな上下作業ロールユニットを圧延装置本体に取り付ける際には、上述した手順と逆の手順で新たな上下作業ロールユニットを圧延装置本体に取り付ければよい。
【0025】
図5は上下補強ロール3、4を取り外す際の手順を示す図である。図3及び図4を参照して説明した手順で上下作業ロールユニットを取り外した後、図5(a)に示すように、上補強ロール3及び軸受箱11、12(上補強ロールユニット)と下補強ロール4及び軸受箱13、14(下補強ロールユニット)との間に交換治具90が挿入される。そして、昇降装置50による上補強ロールユニットの保持が解除され、上補強ロールユニットが交換治具90に載置される。そして、上補強ロールユニット、交換治具90、及び下補強ロールユニットのそれぞれが連結される。
【0026】
そして、図5(b)に示すように、補強ロール交換用シリンダ装置62のピストン部62Bが駆動し、上補強ロールユニット、交換治具90、及び下補強ロールユニットが、下補強ロールユニット用支持台81とともにハウジング部5の外部に搬出される。上下補強ロールユニットは上補強ロールユニット(軸受箱11、12)に取り付けられた吊下治具82を介してクレーン装置80で吊り下げられ、搬出される。
【0027】
以上説明したように、下作業ロール2(下作業ロールユニット)と減速機40とを連結する下連結部32に、下作業ロールユニットを移動可能とするスプライン機構を設けたので、ロール組み替えの際、上作業ロールユニットを載せた下作業ロールユニットを減速機40(駆動モータ31)側に移動することができる。したがって、上下ロールのそれぞれを同一方向に引き抜いたり、同一方向からハウジング部5に挿入することができ、作業性良くロール組み替えを行うことができる。
【0028】
なお、本実施形態では、下作業ロールユニットに上作業ロールユニットを載せた状態でハウジング部5より引き抜く構成であるが、上作業ロールユニットと下作業ロールユニットとを所定の連結部材で連結し、上作業ロールユニットに下作業ロールユニットを吊り下げた状態で引き抜くようにしてもよい。この場合、移動機構は上作業ロールユニットに連結される上連結部に設けられることになる。
【0029】
また、本実施形態では、移動機構としてスプライン機構を採用しているが、例えば軸部を複数の分割軸部により構成し、ロール組替時には複数の分割軸部のうち所定の分割軸部を外すことにより、作業ロールをハウジング部5より駆動装置側に引き抜くことができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、大圧下圧延を行うために高い圧延トルクを作業ロールに伝達でき、しかもロール組み替えの際に良好な作業性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール組替装置を備えた圧延装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1の下連結部近傍を上方から見た図である。
【図3】本発明のロール組替方法を説明するための図である。
【図4】本発明のロール組替方法を説明するための図である。
【図5】本発明のロール組替方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1…上作業ロール(上ロール)、2…下作業ロール(下ロール)、
21…上駆動モータ(第1の駆動装置)、22…上連結部(第1の連結部)、
31…下駆動モータ(第2の駆動装置)、32…下連結部(第2の連結部)、
40…減速機(変速機構)、35…スプライン軸(軸部、移動機構)、
50…昇降装置(載置装置)、
52…下カップリングサポート部(組替用移動装置)、
53…水平移動装置(組替用移動装置)、
60…作業ロール交換用シリンダ装置(組替用移動装置)
70…ガイド部(載置装置)、K…ロール組替装置、S…圧延装置
Claims (3)
- 一対の上ロール及び下ロールを備えた圧延装置において、
前記上ロールに第1の連結部を介して連結された第1の駆動装置と、
前記下ロールに第2の連結部を介して連結された第2の駆動装置とを備え、
前記第1、第2の連結部のうち少なくともいずれか一方は、前記駆動装置に対して前記ロールを接近・離間方向に移動可能とする移動機構を備え、
前記連結部は軸部を有し、前記移動機構は前記軸部を含むスプライン機構であり、前記スプライン機構により前記ロールは該軸部の軸方向に移動可能であり、
前記スプライン機構は前記ロールの幅より広い可動範囲を有することを特徴とする圧延装置。 - 一対の上ロール及び下ロールを備えた圧延装置用のロール組替装置において、
前記下ロールと該下ロールを駆動する駆動装置とを連結する連結部には、前記駆動装置に対して前記下ロールを接近・離間方向に移動可能とする移動機構が設けられており、
前記上ロールを前記下ロールに載せる載置装置と、
前記上ロールを載せた前記下ロールを前記駆動装置側に移動する組替用移動装置とを備えることを特徴とするロール組替装置。 - 一対の上ロール及び下ロールを備えた圧延装置のロール組替方法において、
前記下ロールと該下ロールを駆動する駆動装置とを連結する連結部には、前記駆動装置に対して前記下ロールを接近・離間方向に移動可能とする移動機構が設けられており、
前記上ロールを前記下ロールに載せる工程と、
前記上ロールを載せた前記下ロールを前記駆動装置側に移動する工程とを有することを特徴とするロール組替方法。
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- 2003-04-18 JP JP2003114127A patent/JP4103669B2/ja not_active Expired - Fee Related
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