JP4103229B2 - 電気掃除機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電気掃除機に関するものであり、特に高入力のファンモータを有する電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気掃除機を図10及び図11を参照しながら以下説明する。
【0003】
図において、50は高入力タップ50b、50eと中入力タップ50c、50dを備え吸引風を発生させるファンモータ、51は前記ファンモータ50の入力を制御する位相制御回路、52は前記位相制御回路51と接続され入力可変部を構成する可変抵抗器である。掃除機本体56内にはこれらファンモータ50、位相制御回路51及び可変抵抗器52を配している。
【0004】
掃除機本体56の上面にスライド自在に設けた操作体53が前記可変抵抗器52に連結されており、この操作体53をスライド操作することで可変抵抗器52のスライドが行え、前記位相制御回路51により入力制御を設定できる。54は同じく掃除機本体56の上面に配した切換えスイッチであり、その内蔵している接点54a〜54dを切り換えることができる構成になっている。
【0005】
前記操作体53は’LO’(低入力設定)から’HI’(高入力設定)まで無段階に設定するもので、操作体53をスライドさせてファンモータ50の入力を設定する場合には、中入力タップ50c、50dと位相制御回路51と電源55とを接続するように切換えスイッチ54を接続し、その接点54b及び54cがON、接点54a及び54dがOFFとなるように切り換える。
【0006】
つまり、位相制御回路51によりファンモータ50の入力を調整する場合には切換えスイッチ54を図10(a)のように切換え、位相制御回路51により可変抵抗53の抵抗値を可変してファンモータ50の入力を制御する。
【0007】
一方、切換えスイッチ54を’MAX’(最大入力設定)に切り換えると、ファンモータ50の高入力タップ50b、50e側に電気接続を切り換える。すなわち、接点54a及び54dがON、接点54b及び54cがOFFとなり、最大入力設定時には高入力タップ50b、50eと電源55とを直接接続する。
【0008】
つまり、最大入力設定の場合には、切換えスイッチ54の接点は図10(b)のように切り換わるのでファンモータ50の最大入力を取り出すことができ、また、位相制御回路51をバイパスして電源55に接続されるので位相制御回路51による位相制御は行われない。
【0009】
ここで入力タップを切り換えるのは、以下の理由による。
【0010】
高入力モータになればなるほど位相制御を行うとその高調波電流が増加して、家庭に供給されている交流波形(一般に正弦波の電圧波形)を乱してしまい、他の家庭電化機器に誤動作などの悪影響を与えてしまう。このため位相制御を行う場合には、入力タップを中入力タップ50c、50d側に切り換えて低入力モータとして位相制御を行い(図10(a))、最大入力が必要な場合には入力タップを高入力タップ50b、50e側に切り換えて高入力モータとして位相制御をかけずに使用する(図10(b))というものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、掃除機本体56内にファンモータ50を収容しているので、ファンモータ50を接続する切換えスイッチ54も掃除機本体56内に設けていた。つまり、切換えスイッチ54はファンモータ50の入力タップ50b〜50eを切換えるので、直接モータ電流を流せまた直接電源電圧に耐え得るだけの大電流高電圧仕様のスイッチが必要で、切換えスイッチ54自体が大型化となる関係上、掃除機本体56内に配さざるを得なかった。そのため、ファンモータ50の入力を切り換えるためには掃除機本体56上の切換えスイッチ54を操作しなければならず、例えば図11に示すような床移動型掃除機の場合には、掃除機本体56に接続するホース(図示せず)を持って清掃作業を行うが、ファンモータ50の入力を切り換える際には、その都度ホースと離れた掃除機本体56側に手を伸ばして操作しなければならなかった。
【0012】
本発明は上記課題を解決するもので、最大入力設定を行うための操作位置を掃除機本体に制約されることなく自由に設定することができ、しかも高調波電流を抑制できる電気掃除機を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は、複数の入力タップを設けたファンモータと、前記ファンモータの入力を設定する入力設定部と、この入力設定部で設定したファンモータの入力に応じてファンモータの位相制御を行うファンモータ制御部と、前記入力設定部で設定したファンモータの入力に応じて前記ファンモータの入力タップを選択するタップ判定部と、このタップ判定部により前記ファンモータの入力タップを切り換えるタップ切換部と、前記タップ判定部からのタップ切換え信号を受け、所定時間動作するタイマー部と、前記タイマー部から信号が出力されている場合にはタップ切換部の動作を停止させるタップ選択禁止部とを備えたもので、設定入力に応じた入力タップの切換えと位相制御が可能となり、入力設定部の配置や使用部品に関する制約条件をなくし、掃除機本体以外の場所にも自在に取り付けることができる。また、入力タップでの短絡を防止できるので、異常電流が流れることが無くなりモータの寿命を長くすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、複数の入力タップを設けたファンモータと、前記ファンモータの入力を設定する入力設定部と、この入力設定部で設定したファンモータの入力に応じてファンモータの位相制御を行うファンモータ制御部と、前記入力設定部で設定したファンモータの入力に応じて前記ファンモータの入力タップを選択するタップ判定部と、このタップ判定部により前記ファンモータの入力タップを切り換えるタップ切換部と、 前記タップ判定部からのタップ切換え信号を受け、所定時間動作するタイマー部と、前記タイマー部から信号が出力されている場合にはタップ切換部の動作を停止させるタップ選択禁止部とを備えたもので、設定入力に応じた入力タップの切換えと位相制御が可能となり、入力設定部の配置や使用部品に関する制約条件をなくし、掃除機本体以外の場所にも自在に取り付けることができる。また、入力タップでの短絡を防止できるので、異常電流が流れることが無くなりモータの寿命を長くすることができる。
【0015】
本発明の請求項2記載の発明は、タップ選択禁止部は電源電圧の0Vを検知するZVP検知部の信号を入力し、タイマー部の出力終了後の次の0Vに同期してタップ切換部に駆動信号を出力するもので、入力タップの投入はAC0Vに同期して行われるため、突入電流を抑制することができ特にタップ切換部やスイッチング部の信頼性を高めることができる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例を図1、2を用いて説明する。
【0017】
図1において、1は界磁コイル1a、1bに高入力タップ1ah、1bhと中入力タップ1am、1bmとを設けたファンモータで、掃除機本体に塵埃を吸引するための吸込力を発生させるものである。2は可変抵抗器を用いて前記ファンモータ1の入力を設定する入力設定部、3は前記入力設定部2の出力によりファンモータ1の設定入力を検知し、その設定入力に応じてファンモータ1の位相制御を行うファンモータ制御部である。
【0018】
4は前記ファンモータ1のタップ切換えレベルを設定するタップ設定部で、本実施例では入力設定部2による最大入力の信号に相当する最大入力設定値を設定している。5は前記入力設定部2及びタップ設定部4の出力により前記ファンモータ1の選択するタップの判定を行うタップ判定部であり、本実施例では入力設定部2からの信号がタップ設定部4の最大入力設定値以上であれば高入力タップ1ah、1bhを、入力設定部2からの信号がタップ設定部4の最大入力設定値よりも小さければ中入力タップ1am、1bmを選択するように判定する。
【0019】
6は前記タップ判定部5の出力により前記ファンモータ1の入力タップ1ah、1bh、1am、1bmを選択、導通するタップ切換部であり、本実施例では複数の双方向性サイリスタ6ah1、6bh1、6am1及び6bm1とそれらに並列に接続したリレー6ah2、6bh2、6am2及び6bm2とで構成している。7は前記ファンモータ制御部3の出力によりファンモータ1への給電を全導通から位相制御するスイッチング部であり、タップ切換部6と同様に双方向性サイリスタを用いて、入力設定部2で最大入力を設定するとファンモータ制御部3は全導通するための信号をスイッチング部7に出力し、最大入力より小さい入力を設定するとファンモータ制御部3はその入力設定に対応した位相制御信号をスイッチング部7に出力するように構成している。
【0020】
8は電源投入時に所定の入力タップを設定する信号を前記タップ判定部5に出力する初期タップ設定部であり、本実施例では中入力タップ1am及び1bmを電源投入時に選択するよう設定している。
【0021】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0022】
電源投入時には初期タップ設定部8により中入力タップ1am、1bmの選択信号がタップ判定部5に出力されるので、タップ切換部6では中入力タップ1am、1bmへの給電を行う双方向性サイリスタ6am1、6bm1及びリレー6am2、6bm2が導通する。
【0023】
入力設定部2の設定レベルが最大入力以外の場合には、入力設定部2からの信号がタップ設定部4の最大入力設定値よりも小さくなるので、タップ判定部5からは中入力タップ1am、1bmを選択する信号が出力される。するとタップ切換部6では中入力タップ1am、1bmへの給電を行う双方向性サイリスタ6am1、6bm1及びリレー6am2、6bm2が導通することになる。この入力設定部2の信号はファンモータ制御部3にも出力されるので、その入力設定値に見合う位相でスイッチング部7はファンモータ1を位相制御する。
【0024】
次に入力設定部2の設定レベルが最大入力の場合には、入力設定部2からの信号がタップ設定部4の最大入力設定値以上となるので、タップ判定部5からは高入力タップ1ah、1bhを選択する信号が出力される。するとタップ切換部6では高入力タップ1ah、1bhへの給電を行う双方向性サイリスタ6ah1、6bh1及びリレー6ah2、6bh2が導通することになる。この入力設定部2の信号はファンモータ制御部3にも出力されているので、スイッチング部7は全導通状態となりファンモータ1は最大入力となる。
【0025】
このように、入力設定部2で設定した信号に応じて界磁コイル1a、1bの入力タップ1ah、1am、1bh及び1bmを選択するタップ判定部5及びこのタップ判定部5により入力タップを切り換えるタップ切換部6を備えることにより、入力設定部2を掃除機本体以外の場所にも自在に取り付けることができる。
【0026】
ここで、タップ切換部6に高速動作が可能だが導通時のON抵抗の大きな双方向性サイリスタと、導通時のON抵抗は小さいが高速動作はできないリレーの両方を用いることにより、高速でかつON抵抗の小さいタップ切換部を実現することができる。特にリレーは双方向性サイリスタ2個分のON抵抗をほとんど0オームにできるため、より大きな吸込力(吸込仕事率)を確保することができる。
【0027】
また、電気掃除機に用いられる双方向性サイリスタは図2のような形状をしたものが多く用いられており、T2端子(4)に冷却フィンを取り付けてその冷却フィンに風(ファンモータの吸気)を当てて双方向性サイリスタを冷却する方法が一般的である。図1のように、本実施例では同一界磁コイル側に設ける双方向性サイリスタ6ah1と6am1(1a側)の組と、双方向性サイリスタ6bh1と6bm1(1b側)の組は共にT2端子が同極になるように接続しているので、各々の組、つまり同一界磁コイル側の双方向性サイリスタ同士を同一の冷却フィンへの取付けに際して絶縁部品は必要ない。
【0028】
なお、本実施例では最大入力の場合にはファンモータ制御部3はスイッチング部7を全導通状態としたが、高調波電流が他の機器に悪影響を及ぼさない範囲であれば、その範囲内でスイッチング部7による位相制御を行うようにしてもよい。
【0029】
(実施例2)
以下、本発明の第2の実施例を図3を用いて説明する。
【0030】
なお上記実施例と同一部分については、同一符号を付しここでは説明は省略する。
【0031】
図3において、10はタップ判定部5の出力によりファンモータ1の入力タップを選択するタップ切換部であり、これをファンモータ1の界磁コイルのいずれか一方(本実施例では1a側)に設け、タップ判定部5の出力により高入力タップ1ahまたは中入力タップ1amのいずれかを導通させる。タップ切換部10は双方向性サイリスタ10ah1、10am1とそれに並列接続したリレー10ah2、10am2から構成されている。また界磁コイルの他方(本実施例では1b側)には複数の双方向性サイリスタ7bh、7bmを接続し、これら双方向性サイリスタ7bh、7bmをスイッチング部7aとしている。
【0032】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0033】
入力設定部2の設定レベルが最大入力より小さい場合には、中入力タップ1am、1bmの選択信号がタップ判定部5から出力されるので、タップ切換部10では中入力タップ1amへの給電を行う双方向性サイリスタ10am1及びリレー10am2が導通し、ファンモータ制御部3では、入力設定部2の信号が最大入力より小さい設定であるので双方向性サイリスタ7bmを選択すると同時に、双方向性サイリスタ7bmは入力設定部2で設定した値に見合う入力でスイッチング動作を行いファンモータ1は位相制御される。
【0034】
入力設定部2の設定レベルが最大入力の場合には、入力設定部2からの信号はタップ設定部4の設定値以上となるので、タップ判定部5からは高入力タップ1ahを選択する信号が出力される。するとタップ切換部10では高入力タップ1ahへの給電を行う双方向性サイリスタ10ah1及びリレー10ah2が導通する。同時に入力設定部2の最大入力設定の信号はファンモータ制御部3にも出力されるので、ファンモータ制御部3は双方向性サイリスタ7bhを全導通状態となるようにする。したがって、高入力タップ1ah、1bhが電源に接続され、ファンモータ1が最大入力状態となる。
【0035】
なお、本実施例では最大入力の場合にはファンモータ制御部3は双方向性サイリスタ7bhを全導通状態としたが、高調波電流が他の機器に悪影響を及ぼさない範囲であれば、その範囲内で双方向性サイリスタ7bhによる位相制御を行うようにしてもよい。
【0036】
(実施例3)
以下、本発明の第3の実施例を図4を用いて説明する。
【0037】
図4において、9はタップ判定部5及び入力検知部3の出力によりファンモータ1のタップを選択すると同時にファンモータ1への位相制御を行うタップ切換部であり、界磁コイル1a及び1bの双方で同一の動作を行う。このタップ切換部9は複数の双方向性サイリスタ9ah1、9bh1、9am1及び9bm1から構成されている。
【0038】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0039】
入力設定部2の設定レベルが最大入力より小さい場合には、中入力タップ1am、1bmを選択する信号がタップ判定部5から出力されるので、タップ切換部9では中入力タップ1am、1bmへの給電を行う双方向性サイリスタ9am1、9bm1が選択される。また同時に、ファンモータ制御部3には入力設定部2の信号が出力されるので、ファンモータ制御部3はその設定に応じた位相制御を行うようにタップ切換部9に出力し、双方向性サイリスタ9am1、9bm2は入力設定部2の設定値に見合う入力でファンモータ1の位相制御を行う。
【0040】
入力設定部2の設定レベルが最大入力の場合には、入力設定部2からの信号がタップ設定部4の設定値以上となるので、タップ判定部5からは高入力タップ1ah、1bhを選択する信号が出力される。するとタップ切換部9では高入力タップ1ah、1bhへの給電を行う双方向性サイリスタ9ah1、9bh1が選択される。また同時に、ファンモータ制御部3には入力設定部2の信号が出力されるので、ファンモータ制御部3はその設定に応じた位相制御を行うようにタップ切換部9に出力し、双方向性サイリスタ9ah1、9bh1を全導通状態とする。
【0041】
つまり、タップ切換部9により入力タップの選択とファンモータ1の位相制御の両方を行うことにより、位相制御用のスイッチング部とタップ切換部とを兼用することができる。
【0042】
なお、本実施例では最大入力の場合にはファンモータ制御部3はスイッチング部7を全導通状態としたが、高調波電流型の機器に悪影響を及ぼさない範囲であれば、その範囲内で双方向性サイリスタ9ah1、9bh1による位相制御を行うようにしてもよい。
【0043】
(実施例4)
以下、本発明の第4の実施例を図5を用いて説明する。
【0044】
なお上記実施例と同一部分については、同一符号を付しここでは説明は省略する。
【0045】
図5において、14はファンモータ1のタップ切換えレベルを設定するタップ設定部であり、本実施例では最大入力に相当する値と、停止入力に相当する値を予め設定している。15は入力設定部2及びタップ設定部14の出力によりファンモータ1の選択する入力タップの判定を行うタップ判定部であり、本実施例では入力設定部2からの信号がタップ設定部14での最大入力相当値以上であれば高入力タップ1ah、1bhを選択し、最大入力相当値よりも小さく停止入力相当値よりも大きければ、中入力タップ1am、1bmを選択し、停止入力相当値以下であればいずれの入力タップも選択しないように判定を行う。
【0046】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0047】
入力設定部2の設定レベルが最大入力の場合には、入力設定部2からの信号はタップ設定部14の最大入力相当値以上となるので、タップ判定部15からは高入力タップ1ah、1bhを選択する信号が出力される。すると、タップ切換部6では高入力タップ1ah、1bhへの給電を行う双方向性サイリスタ6ah1、6bh1及びリレー6ah2、6bh2が導通することになる。この入力設定部2の信号はファンモータ制御部3にも出力されているので、スイッチング部7は全導通状態となり、ファンモータ1は最大入力になる。
【0048】
次に、入力設定部2の設定レベルが最大入力より小さい(停止入力でない)場合には、入力設定部2からの信号はタップ設定部14の最大入力相当値と停止入力相当値との間になるのでタップ判定部15からは中入力タップ1am、1bmを選択する信号が出力される。この入力設定部2の信号はファンモータ制御部3にも出力されるので、スイッチング部7は設定値に見合う入力でファンモータ1を位相制御する。
【0049】
入力設定部2の設定レベルが停止入力の場合には、入力設定部2からの信号はタップ設定部14の停止入力相当値以下となるので、タップ判定部15からは高入力タップ1ah、1bh、中入力タップ1am、1bmのいずれも選択されず、選択信号が出力されることはない。したがってファンモータ1が動作することはない。この状態では、スイッチング部である双方向性サイリスタに並列接続する抵抗とコンデンサから構成されるスナバ回路7bへの経路が遮断されるので、停止時の電流を少しでも低減することができる。
【0050】
ところで、入力タップの切換えを極めて瞬時に行うと、界磁コイル1a、1bに逆起電力が発生することはよく知られている。この逆起電力により高入力タップ1ah、1bhを選択した時に流れる電流の数倍もの電流が流れる。すると、異常高温状態となるため、界磁コイル1a、1bのコイル層間絶縁破壊が発生したり、整流子とブラシ間で異常スパークが発生し、ファンモータ1の寿命を著しく縮めてしまうことになる。
【0051】
(実施例5)
以下、本発明の第5の実施例を図6を用いて説明する。
【0052】
なお上記実施例と同一部分については、同一符号を付しここでは説明は省略する。
【0053】
図6において、タップ判定部25はファンモータ1の入力タップを切換える必要があるという判定を行った場合に入力タップ切換え信号を出力する。30はその入力タップ切換え信号を受けて予め設定した所定時間だけ動作するタイマー部であり、本実施例では30ミリ秒に設定してある。31は電源電圧の0Vを検知するZVP検知部、32は前記タイマー部30から信号が出力されている場合にはタップ切換部6にその動作を停止させる信号を出力し続け、前記ZVP検知部31の信号を入力し、タイマー部30の出力終了後の次の0Vに同期してタップ制御部に駆動信号を出力するタップ選択禁止部である。
【0054】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0055】
入力設定部2の設定レベルが最大入力よりも小さい場合には、タップ判定部25からは中入力タップ1am、1bmを選択する信号が出力され、タップ切換部6、ファンモータ制御部3は実施例1と同様な動作を行い、入力設定部2の設定値に見合う入力でファンモータ1は位相制御が行われる。
【0056】
ここで入力設定部2の設定レベルが最大入力に設定されると、タップ判定部25からは高入力タップ1ah、1bhを選択する信号と入力タップ切換え信号が出力される。この入力タップ切換え信号により、タイマー部30は動作を開始し所定時間(30ミリ秒)後に動作を停止する。タップ切換部6には高入力タップ1ah、1bhへの給電を行う信号が前記タップ判定部25から出力されているが、同時にタップ選択禁止部32からも停止信号が出力されるため、いずれの入力タップも選択されていない。そして、前記タイマー部30がその動作を終了してから次の0Vに同期して初めてタップ選択禁止部32からの停止信号が解除され、タップ切換部6は入力タップの切換え動作を行う。
【0057】
ところで、入力タップの切換えを極めて瞬時に行うと、界磁コイル1a、1bに逆起電力が発生することはよく知られている。この逆起電力により高入力タップ1ah、1bhを選択した時に流れる電流の数倍もの電流が流れる。すると、異常高温状態となるため、界磁コイル1a、1bのコイル層間絶縁破壊が発生したり、整流子とブラシ間で異常スパークが発生し、ファンモータ1の寿命を著しく縮めてしまうことになる。
【0058】
しかし上記構成とすることで、タイマー部30の所定時間(30ミリ秒)の間はいずれの入力タップも選択されないので、入力タップ同時短絡が発生することはないし、入力タップ切換えもAC0Vに同期して行われるため、突入電流を抑制することができる。
【0059】
なお本実施例ではタイマー部30の設定時間を30ミリ秒としたが、これは使用するファンモータ1の高入力タップと中入力タップとの巻線比率に依存するものであり、要はタップ同時短絡が発生しない程度の時間であればよい。
【0060】
(実施例6)
以下、本発明の第6の実施例を図7を用いて説明する。
【0061】
なお上記実施例と同一部分については、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0062】
図7において、35及び36はいずれも高入力タップと中入力タップの間、すなわち1ah〜1am及び1bh〜1bmの界磁コイル1a、1bに流れる電流を検知する電流検知部、37はその最大電流値を設定する最大電流設定部、38は前記電流検知部35及び36と最大電流設定部37の出力を入力し、最大電流値以上の電流が流れた場合にはタップ切換部6に動作停止信号を出力する異常信号発生部である。
【0063】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0064】
通常はタップ切換部6は高入力タップまたは中入力タップのいずれか一方を選択しているので、電流検知部36及び37に流れる電流はスイッチング部7に流れる電流と同じである。
【0065】
しかし、部品故障などの原因で高入力タップ1ah、1bhと中入力タップ1am、1bmの間が短絡されると、界磁コイル1a、1bには異常な高電流が流れ電流検知部36及び/または37での検知電流は最大電流設定部37での設定値よりも大きくなり、異常信号発生部38はタップ切換部6に停止信号を出力し、ファンモータ1は停止するので異常電流も流れなくなる。
【0066】
(実施例7)
以下、本発明の第7の実施例を図8を用いて説明する。なお上記実施例と同一部分については、同一符号を付しここでは、その説明を省略する。
【0067】
図8において、40はファンモータ1により吸引される塵埃量を検知する塵埃量検知部で、入力設定部42に入力されている。入力設定部42では前記塵埃量検知部40の出力に応じてファンモータ1の入力を設定するが、塵埃量の上限検知の場合でも界磁コイルの中入力タップ選択時の最高入力にとどまるように設定している。
【0068】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0069】
塵埃量を検知する場合において、入力設定部42はタップ判定部5が中入力タップ1am、1bmを選択する信号を出力している。そして、塵埃量検知部40で塵埃を検知しなければ入力設定部42は最低入力に相当する設定入力をファンモータ制御部3に出力し、ファンモータ制御部3はファンモータ1を最低入力で制御する。
【0070】
塵埃を検知した場合には、タップ判定部5からは中入力タップ1am、1bmを選択する信号が出力され続けられるので、タップ切換部6の動作は変わらない。しかし、入力設定部42はファンモータ制御部3には塵埃量に応じた設定入力を出力するので、ファンモータ1の入力は中入力タップ1am、1bmの最高入力の範囲内で上昇する。
【0071】
つまり、塵埃量検知時には入力タップの切換えは発生しないので、入力タップの切換え時に発生する突入電流を抑制するために実施例5に示すような遅延動作が不要となる。つまり、塵埃量を検知してファンモータ1を制御する場合には入力タップ切換えを行わないので、タイマー部の設定時間に制約されての設計が不要となり設計時間の短縮が図れると同時に、ファンモータ1の入力タップ切換えにともなう入力音の極端な変化がないので使用者に違和感を感じさせることがない。
【0072】
(実施例8)
以下、本発明の第8の実施例を図9を用いて説明する。
【0073】
なお上記実施例と同一部分については、同一符号を付しここでは説明は省略する。
【0074】
上記実施例では、ファンモータ1は全て両界磁タイプのものであるが、本実施例では、図9に示すようにファンモータ1の界磁コイルを片界磁構成(1aのみ)としたものであり、タップ切換部6や電流検知部35、36が半分の素子数で構成可能なためコストを半減できる。
【0075】
以上のように本発明の各実施例によれば、入力設定部2の配置には何等制約がなくなり、本体に入力設定を有する従来タイプの床移動型掃除機はもちろん、ホースの手元部に操作部を設けた床移動型掃除機、アップライト型掃除機やハンディ型掃除機など他の形態の掃除機にも用いることができる。
【0076】
また、ファンモータ制御部3にマイクロコンピュータを用いれば入力設定部2にタクトスイッチを用いることも容易になり、入力設定部2は使用部品も配置とも制約条件を完全になくすことができる。
【0077】
【発明の効果】
本発明によれば、設定入力に応じた入力タップの切換えと位相制御が可能となり、入力設定部の配置や使用部品に関する制約条件をなくし、掃除機本体以外の場所にも自在に取り付けることができる。また、入力タップでの短絡を防止できるので、異常電流が流れることが無くなりモータの寿命を長くすることができる。
【0078】
また、入力タップの投入はAC0Vに同期して行われるため、突入電流を抑制することができ特にタップ切換部やスイッチング部の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の回路ブロック図
【図2】 (a)同回路ブロックのスイッチング部に用いる半導体素子の外観図
(b)同半導体素子の回路図
【図3】 本発明の第2の実施例を示す電気掃除機の回路ブロック図
【図4】 本発明の第3の実施例を示す電気掃除機の回路ブロック図
【図5】 本発明の第4実施例を示す電気掃除機の回路ブロック図
【図6】 本発明の第5の実施例を示す電気掃除機の回路ブロック図
【図7】 本発明の第6の実施例を示す電気掃除機の回路ブロック図
【図8】 本発明の第7の実施例を示す電気掃除機の回路ブロック図
【図9】 本発明の第8の実施例を示す電気掃除機の回路ブロック図
【図10】 (a)従来の例を示す電気掃除機の回路ブロック図(最大入力より小さい入力に設定)
(b)同電気掃除機の回路ブロック図(最大入力設定時)
【図11】 同電気掃除機の外観斜視図
【符号の説明】
1 ファンモータ
1ah、1bh 高入力タップ
1am、1bm 中入力タップ
2 入力設定部
3 ファンモータ制御部
4 タップ設定部
5 タップ判定部
6 タップ切換部
7 スイッチング部
8 初期タップ設定部
Claims (2)
- 複数の入力タップを設けたファンモータと、前記ファンモータの入力を設定する入力設定部と、この入力設定部で設定したファンモータの入力に応じてファンモータの位相制御を行うファンモータ制御部と、前記入力設定部で設定したファンモータの入力に応じて前記ファンモータの入力タップを選択するタップ判定部と、このタップ判定部により前記ファンモータの入力タップを切り換えるタップ切換部と、前記タップ判定部からのタップ切換え信号を受け、所定時間動作するタイマー部と、前記タイマー部から信号が出力されている場合にはタップ切換部の動作を停止させるタップ選択禁止部とを備えた電気掃除機。
- タップ選択禁止部は電源電圧の0Vを検知するZVP検知部の信号を入力し、タイマー部の出力終了後の次の0Vに同期してタップ切換部に駆動信号を出力する請求項1記載の電気掃除機。
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