JP2001307408A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2001307408A
JP2001307408A JP2000122737A JP2000122737A JP2001307408A JP 2001307408 A JP2001307408 A JP 2001307408A JP 2000122737 A JP2000122737 A JP 2000122737A JP 2000122737 A JP2000122737 A JP 2000122737A JP 2001307408 A JP2001307408 A JP 2001307408A
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Hiroshi Fujinaka
洋 藤中
Shingo Fukamizu
新吾 深水
Hideji Uemichi
秀嗣 上道
Hideki Shirokoshi
英樹 城越
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】緊急退避機能を有する磁気ディスク装置におい
て、逆起電力を利用した退避動作用電力を整流回路によ
って損失することなく供給する。 【解決手段】磁気ディスク用スピンドルモータ1を駆動
するスピンドルモータ用駆動回路2と、磁気ヘッドの位
置制御用ボイスコイルモータ3を駆動するボイスコイル
モータ駆動回路4とを備えた磁気ディスク装置であっ
て、スピンドルモータ1に駆動電流を与えるスピンドル
モータ用駆動回路2への給電遮断時に、供給電流切替回
路33によりスピンドルモータ1のモータコイル1−1
〜1−3に発生する逆起電力の大きさに応じて、最も電
圧損失が少ない電流経路を導通させ、ボイスコイルモー
タ3へ逆起電圧を緊急退避用電力として効率よく給電す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ディスク装
置に関するもので、特に磁気ディスク駆動モータを駆動
するモータ駆動回路への給電遮断時に磁気ディスク駆動
モータに発生する逆起電力を整流回路によって整流し
て、磁気ヘッドを駆動する磁気ヘッド駆動回路に供給さ
れる緊急退避用電源を効率化するための、モータ駆動回
路のスイッチ要素の構成、および磁気ディスク駆動モー
タに発生する逆起電力を整流する整流回路の構成に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置において、人の誤操作
または停電等の不慮の事故によって、電源回路が遮断さ
れたとき、磁気ディスクに収納されたデータを保護する
ため、磁気ヘッドを緊急退避させる技術が従来より用い
られている。このような緊急時には、電源供給源からの
電力の供給が期待できないため、種々の工夫がなされて
いる。
【0003】以下、磁気ヘッドの緊急退避回路の一例に
ついて、図面を用いて説明する。図8は、この磁気ディ
スク装置のブロック構成図である。
【0004】図8において、1は磁気ディスクを回転駆
動させるためのスピンドルモータ、1−1〜1−3はス
ピンドルモータ1内のモータコイル、2はスピンドルモ
ータ用駆動回路、3は磁気ヘッドを駆動するボイスコイ
ルモータ、4はボイスコイルモータ用駆動回路、5は電
源供給源の状態を監視し、緊急時に退避指令信号を発信
して、第2のモータへの供給電源を切替る供給電源切替
回路、6、7は退避指令信号に連動した切り替え動作を
行う供給電源切替スイッチ手段、8はモータコイル1−
1〜1−3の端子電圧を整流する整流回路である。
【0005】図8において、磁気ディスク装置が通常の
動作をするときには、供給電源切替スイッチ手段6、7
は、接点aの状態に設定されており、駆動回路4がボイ
スコイルモータ3に駆動電流を与え、磁気ヘッドを磁気
ディスク上の所定位置に設定する位置制御を行う。一
方、駆動回路2がスピンドルモータ1の接続端子10、
11、12へ3相の駆動信号を出力し、各駆動信号は各
々モータコイル1−1、1−2、1−3に与えられる。
各駆動信号は各々120°の電気角度を持った信号であ
り、駆動信号が順にスピンドルモータ1に与えられ、ス
ピンドルモータ1が磁気ディスクを回転制御する。スピ
ンドルモータ1の各接続端子10、11、12には整流
回路8の入力端が接続されているが、その出力端9に接
続された供給電源切替スイッチ手段6、7のb接点が解
放状態であるために、整流回路8は駆動回路2の負荷と
はならない。供給電源切替回路5は、電源電圧Vccの状
態を監視しており、電源供給源(商用電源電圧を整流し
て直流電圧を出力する回路)から供給される電源電圧が
通常の値のときには、緊急退避指令信号を発信せずに、
供給電源切替スイッチ手段6、7をつねにa接点の状態
に設定する。もし、駆動回路2、駆動回路4ならびに供
給電源切替回路5等に供給される電源電圧Vccが停電等
によって遮断されると、供給電源切替回路5から緊急退
避指令信号が出力され、供給電源切替スイッチ手段6、
7がb接点側に切り替えられるとともに、駆動回路2か
らスピンドルモータ1へ供給される駆動電流が遮断され
る。このとき、スピンドルモータ1は回転速度が慣性の
力の影響でゆるやかに低下するとともに、スピンドルモ
ータ1が回転を継続している期間中、各モータコイル1
−1〜1−3に正弦波状の3相の逆起電圧が発電され
る。そして、整流回路8が発電された3相の電圧を整流
し、その整流出力を整流回路出力端9へ出力する。そし
て、その整流出力が供給電圧切替スイッチ手段6、7を
通してボイスコイルモータ3の巻線3−1に供給され、
磁気ヘッドの緊急退避動作が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、磁気ディスク装置の動作電源電圧が下がると、整
流回路8のダイオードの順方向電圧Vt分のロス電圧が無
視できず、5[V]仕様のモータが適用できる下限値であ
る。たとえば、電源電圧5[V]仕様のスピンドルモータが
電源遮断時に発生する電圧には、約2.5[Vp-p]、3[V]仕
様のスピンドルモータで1.5[Vp-p]程度である。ここ
で、整流回路9のダイオードの2個分の電圧を1.4[V]と
すると、整流出力端9の出力電圧は、3[V]仕様のとき、
0.1[V]程度しか残らず、ボイスコイルモータ3を駆動す
ることは困難である。5[V]仕様のとき、整流出力電圧は
1.1[V]であり、供給電源切替スイッチ手段6、7の抵抗
成分による電圧降下(0.1×2=0.2[V])も考えると、ボイ
スコイルモータの印加電圧は1[V]をわずかに下回る電圧
となる。このことから、5[V]仕様が下限であることが推
測できよう。
【0007】近年、電子回路の低電源電圧化による電子
機器の省電力化が進められており、3[V]仕様のモータで
も十分に機能する緊急退避指令回路が望まれている。動
作電源電圧範囲の下限値を下げる方法として、順方向ダ
イオード電圧Vt(0.3〜0.4[V])の小さいショットキーバ
リアダイオードを整流回路8の整流素子として用いる手
段が考えられる。しかし、ショットキーバリアダイオー
ドは高価な部品であり、半導体集積回路装置内に集積化
する際に、バリア形成する特殊な拡散行程を用いなけれ
ばならず、集積化に最適な回路とは言えない。
【0008】本発明の目的は、高価なショットキーバリ
アダイオードを用いなくても、磁気ヘッドの緊急退避電
圧として低電源電圧での回路動作が可能である磁気ディ
スク装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の磁気ディ
スク装置は、磁気ディスクを回転駆動する第1のモータ
に駆動電流を与える第1の駆動回路と、磁気ヘッドの位
置を制御する第2のモータに駆動電流を与える第2の駆
動回路と、前記第1の駆動回路への給電遮断時の前記第
1のモータの逆起電力を整流する整流回路と、前記給電
遮断時に前記第2のモータを前記第2の駆動回路から前
記整流回路に切り換える供給電源切換スイッチ手段を有
する供給電源切替回路と、前記整流回路の各整流素子に
それぞれ並列に接続された複数のスイッチ手段を有し前
記第1のモータの各モータコイルの逆起電力の最大電圧
を検出して前記最大電圧を出力する前記モータコイルと
前記整流回路の出力端との間の前記スイッチ手段を導通
させる供給電流切替回路とを備えたものである。
【0010】請求項1記載の磁気ディスク装置によれ
ば、停電や不意の事故により、電源回路が遮断されて
も、第1のモータで発電される複数相の電圧の最大電圧
を出力し、しかもロス電圧を低減して出力できるため、
磁気ヘッドの緊急退避電圧として低電源電圧での回路動
作が可能となり、磁気ヘッドの緊急退避の信頼性が向上
する。また、高価なショットキーダイオードを使用する
ことなく、ロス電圧を低減可能なため、コスト面で有利
である。
【0011】請求項2記載の磁気ディスク装置は、磁気
ディスクを回転駆動する第1のモータに駆動電流を与え
る第1の駆動回路と、磁気ヘッドの位置を制御する第2
のモータに駆動電流を与える第2の駆動回路と、前記第
1の駆動回路への給電遮断時の前記第1のモータの逆起
電力を整流する整流回路と、前記給電遮断時に前記第2
のモータを前記第2の駆動回路から前記整流回路に切り
換える供給電源切換スイッチ手段を有する供給電源切替
回路と、前記整流回路の各整流素子にそれぞれ並列に接
続された複数のスイッチ手段を有し前記第1のモータの
各モータコイルの逆起電力の最小電圧を検出して前記最
小電圧を出力する前記モータコイルと接地との間の前記
スイッチ手段を導通させる供給電流切替回路とを備えた
ものである。
【0012】請求項2記載の磁気ディスク装置によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0013】請求項3記載の磁気ディスク装置は、磁気
ディスクを回転駆動する第1のモータに駆動電流を与え
る第1の駆動回路と、磁気ヘッドの位置を制御する第2
のモータに駆動電流を与える第2の駆動回路と、前記第
1の駆動回路への給電遮断時の前記第1のモータの逆起
電力を整流する整流回路と、前記給電遮断時に前記第2
のモータを前記第2の駆動回路から前記整流回路に切り
換える供給電源切換スイッチ手段を有する供給電源切替
回路と、前記整流回路の各整流素子にそれぞれ並列に接
続された複数のスイッチ手段を有し前記第1のモータの
各モータコイルの逆起電力の最大電圧および最小電圧を
検出して前記最大電圧を出力する前記モータコイルと前
記整流回路の出力端との間の前記スイッチ手段および前
記最小電圧を出力する前記モータコイルと接地との間の
前記スイッチ手段を導通させる供給電流切替回路とを備
えたものである。
【0014】請求項3記載の磁気ディスク装置によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0015】請求項4記載の磁気ディスク装置は、磁気
ディスクを回転駆動する第1のモータに駆動電流を与え
る第1の駆動回路と、磁気ヘッドの位置を制御する第2
のモータに駆動電流を与える第2の駆動回路と、前記第
2のモータへの供給電源を切り替える供給電源切替回路
と、この供給電源切替回路によって制御される供給電源
切換スイッチ手段とを備え、前記第1のモータの第1〜
第3のモータ接続端子と接地との導通を制御する第1〜
第3のスイッチ手段と、接地から前記第1〜第3のモー
タ接続端子への整流を行う第1〜第3の整流回路と、前
記供給電源切換スイッチ手段と前記第1〜第3のモータ
接続端子との導通を制御する第4〜第6のスイッチ手段
と、前記第1〜第3のモータ接続端子から前記供給電源
切換スイッチ手段への整流を行う第4〜第6の整流回路
とを有し、これらがそれぞれ前記第1〜第3のモータ接
続端子に接続され、前記第1〜第6のスイッチ手段を制
御する供給電流切替回路を有し、前記第1のモータに駆
動電流を与える第1の駆動回路への給電遮断時に、前記
供給電源切換回路が前記供給電源切換スイッチ手段を制
御することにより、前記第4〜第6の整流回路の出力端
子と前記第2のモータの片側端子を導通させ前記第2の
モータへ緊急退避動作用電力を供給するとともに、前記
第1のモータの複数のモータコイルに発生する逆起電力
の大きさに応じて、前記供給電流切換回路が前記第1〜
第6のスイッチ手段を制御することにより電流経路を制
御することを特徴とするものである。
【0016】請求項4記載の磁気ディスク装置によれ
ば、電源遮断時に供給電源切替回路から緊急退避指令信
号が出力されることによって、供給電源切替回路が整流
回路と第2のモータの片側端子を導通させ、第1のモー
タに発生した逆起電力を、緊急退避動作用電力として、
第2のモータへ供給できる。このとき、整流回路に接続
されたスイッチ手段を、第1のモータの各モータコイル
の逆起電力の大きさに応じて制御することによって、接
地から整流回路出力端への電流経路を選択することがで
き、整流回路のダイオードよりもロス電圧の小さい経路
を選択することによって、ショットキーダイオードを用
いることなく、ロス電圧を低減し、第1のモータで発電
された逆起電力を第2のモータへ効率よく供給すること
ができる。したがって、請求項1と同様な効果がある。
【0017】請求項5記載の磁気ディスク装置は、磁気
ディスクを回転駆動する前記第1のモータの第1〜第3
の接続端子に最大入力検出手段の第1〜第3の入力端
と、最小入力検出手段の第1〜第3の入力端とが接続さ
れ、前記第1のモータに駆動電流を与える第1の駆動回
路への給電遮断時に、前記最大入力検出手段が前記第1
のモータの第1〜第3の接続端子の最大電位を検出し、
前記第4〜第6のスイッチ手段を制御することにより、
最大電位が検出された前記接続端子と前記第2のモータ
の片側端子とを導通させ、前記最小入力検出手段が前記
第1のモータの第1〜第3の接続端子の最小電位を検出
し、最小電位が負電位である期間中、前記第1〜第3の
スイッチ手段を制御することにより、最小電位が検出さ
れた前記接続端子と接地とを導通させ、前記第2のモー
タへ緊急退避動作用電力を供給するものである。
【0018】請求項5記載の磁気ディスク装置によれ
ば、請求項4と同様な効果のほか、電源遮断時に供給電
源切替回路から緊急退避指令信号が出力されることによ
って、供給電源切替回路が整流回路と第2のモータの片
側端子を導通させ、第1のモータに発生した逆起電力
を、緊急退避動作用電力として、第2のモータへ供給で
きる。このとき、第1のモータの各接続端子の最大電位
を最大電位検出器により検出し、その最大電位のモータ
接続端子と第2のモータの片側端子間のスイッチ手段を
制御し、最大電位のモータ接続端子と第2のモータの片
側端子間を導通させることにより、整流回路のダイオー
ドよりもロス電圧を低減できる。また、第1のモータの
各接続端子の最小電位を最小電位検出器が検出し、最小
電位が負電位である期間中、その最小電位のモータ接続
端子と接地間のスイッチ手段を制御し、最小電位のモー
タ接続端子と接地間を導通させることにより、整流回路
のダイオードよりもロス電圧を低減できる。これによっ
て、もっとも効率の良い電流経路を選択し、ショットキ
ーダイオードを用いることなく、ロス電圧を低減し、第
1のモータで発電された逆起電力を、第2のモータへ効
率よく供給することができる。
【0019】請求項6記載の磁気ディスク装置は、請求
項4または請求項5において、磁気ディスクを回転駆動
する前記第1のモータの第1〜第3の各接続端子にエミ
ッタを結合し、ベースを共通接続した第1、第2、第3
のNPN型バイポーラトランジスタにより、最小且つ負
である電位を検出し、最小且つ負である電位が検出され
た前記接続端子と接地との導通を制御する信号を出力す
る最小入力比較器と、前記第1のモータの第1〜第3の
接続端子と接地との間に接続され、前記最小入力比較器
の出力によって導通する前記第1〜第3のスイッチ手段
と、前記第1のモータの第1〜第3の各接続端子にエミ
ッタを結合し、ベースを共通接続した第1、第2、第3
のPNP型バイポーラトランジスタにより、最大電位を
検出し、最大電位が検出された前記接続端子と前記第2
のモータの片側端子との導通を制御する信号を出力する
最大入力比較器と、前記第1のモータの第1〜第3の接
続端子と前記第2のモータの片側端子との間に接続さ
れ、前記最大入力比較器の出力によって導通する前記第
4〜第6のスイッチ手段とを有し、前記第1のモータに
駆動電流を与える第1の駆動回路への給電遮断時に、前
記第1のモータの各モータコイルに発生する逆起電力の
大きさに応じて、前記第2のモータの片側端子と接地と
の導通を制御するものである。
【0020】請求項6記載の磁気ディスク装置によれ
ば、請求項4または請求項5と同様な効果のほか、電源
遮断時に供給電源切替回路から緊急退避指令信号が出力
されることによって、供給電源切替回路が整流回路と第
2のモータの片側端子を導通させ、第1のモータに発生
した逆起電力を、緊急退避動作用電力として、第2のモ
ータへ供給できる。このとき、第1のモータの各接続端
子に接続され、ベースを共通接続されたPNPトランジ
スタの内、最大電位を出力しているモータ接続端子と接
続されたPNPトランジスタのみが導通して、最大電位
を出力しているモータ接続端子と第2のモータの片側端
子間のスイッチ手段のみを導通させることができる。ま
た、第1のモータの各接続端子に接続され、ベースを共
通接続されたNPNトランジスタの内、負電位である最
小電位を出力しているモータ接続端子と接続されたNP
Nトランジスタのみが導通して、最小電位を出力してい
るモータ接続端子と接地との導通間のスイッチ手段のみ
を導通させることができる。これによって、整流回路の
ダイオードよりもロス電圧を低減でき、ショットキーダ
イオードを用いることなく、ロス電圧を低減し、第1の
モータで発電された逆起電力を第2のモータへ効率よく
供給することができる。
【0021】請求項7記載の磁気ディスク装置は、請求
項4、請求項5または請求項6において、第1の駆動回
路は磁気ディスクを回転駆動する前記第1のモータの第
1〜第3の各接続端子に電流を供給、吸引するプッシュ
プル構成のMOSトランジスタからなり、前記第1の駆
動回路と電源端子間に絶縁用逆阻止スイッチ要素を有
し、前記第1のモータに駆動電流を与える第1の駆動回
路への給電遮断時に、前記絶縁用逆阻止スイッチ要素に
より、前記第1の駆動回路と電源端子間を絶縁するとと
もに、前記最大入力検出手段が前記第1のモータの第1
〜第3の接続端子の最大電位を検出し、最大電位が検出
された前記接続端子と前記第2のモータの片側端子間の
前記MOSトランジスタを、前記接続端子と前記第2の
モータの片側端子間のスイッチ手段として導通させ、前
記最小入力検出手段が前記第1のモータの第1〜第3の
接続端子の最小電位を検出し、最小電位が負電位である
期間中、最小電位が検出された前記接続端子と接地間の
前記MOSトランジスタを、前記接続端子と接地間のス
イッチ手段として導通させ、前記第2のモータへ緊急退
避動作用電力を供給するものである。
【0022】請求項7記載の磁気ディスクによれば、請
求項4、請求項5または請求項6と同様な効果のほか、
電源遮断時に、供給電源切替回路から緊急退避指令信号
が出力されることによって、供給電源切替回路が整流回
路と第2のモータの片側端子を導通させ、第1のモータ
に発生した逆起電力を、緊急退避動作用電力として、第
2のモータへ供給できる。このとき、第1のモータの各
接続端子の最大電位を最大電位検出器により検出し、そ
の最大電位のモータ接続端子と第2のモータの片側端子
間を導通させるために、最大電位のモータ接続端子と第
2のモータの片側端子間の第1のモータ駆動用MOSト
ランジスタを導通させ、整流回路のダイオードによるロ
ス電圧を、MOSトランジスタのON抵抗によるロス電
圧に低減できる。また、第1のモータの各接続端子の最
小電位を最小電位検出器が検出し、最小電位が負電位で
ある期間中、その最小電位のモータ接続端子と接地間を
導通させるために、最小電位のモータ接続端子と接地間
の第1のモータ駆動用MOSトランジスタを導通させ、
整流回路のダイオードによるロス電圧を、MOSトラン
ジスタのON抵抗によるロス電圧に低減できる。これに
よって、もっとも効率の良い電流経路を選択し、ショッ
トキーダイオードを用いることなく、ロス電圧を低減
し、第1のモータで発電された逆起電力を、第2のモー
タへ効率よく供給することができるとともに、スイッチ
手段と、第1のモータ駆動用MOSトランジスタを共用
することにより、スイッチ手段を削減できる。
【0023】請求項8記載の磁気ディスク装置は、請求
項4、請求項5、請求項6または請求項7において、第
1の駆動回路は磁気ディスクを回転駆動する前記第1の
モータの第1〜第3の各接続端子に電流を供給、吸引す
るプッシュプル構成のNチャネル型の二重拡散型MOS
トランジスタからなり、前記第1のモータの第1〜第3
の接続端子と接地間の前記二重拡散型MOSトランジス
タのボディダイオードを、接地から前記第1〜第3のモ
ータ接続端子への整流を行う整流回路として用い、前記
第1〜第3のモータ接続端子と前記第2のモータの片側
端子間の前記二重拡散型MOSトランジスタのボディダ
イオードを、前記第1〜第3のモータ接続端子から前記
第2のモータの片側端子への整流を行う整流回路として
用いるものである。
【0024】請求項8記載の磁気ディスク装置によれ
ば、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7と同
様な効果のほか、電源遮断時に、供給電源切替回路から
緊急退避指令信号が出力されることによって、供給電源
切替回路が整流回路と第2のモータの片側端子を導通さ
せ、第1のモータに発生した逆起電力を、緊急退避動作
用電力として、第2のモータへ供給できる。このとき、
第1のモータの各接続端子の最大電位を最大電位検出器
により検出し、その最大電位のモータ接続端子と第2の
モータの片側端子間を導通させるために、最大電位のモ
ータ接続端子と第2のモータの片側端子間の第1のモー
タ駆動用二重拡散型MOSトランジスタを導通させ、整
流回路のダイオードによるロス電圧を、二重拡散型MO
SトランジスタのON抵抗によるロス電圧に低減でき
る。また、第1のモータの各接続端子の最小電位を最小
電位検出器が検出し、最小電位が負電位である期間中、
その最小電位のモータ接続端子と接地間を導通させるた
めに、最小電位のモータ接続端子と接地間の第1のモー
タ駆動用二重拡散型MOSトランジスタを導通させ、整
流回路のダイオードによるロス電圧を、二重拡散型MO
SトランジスタのON抵抗によるロス電圧に低減でき
る。これによって、もっとも効率の良い電流経路を選択
し、ショットキーダイオードを用いることなく、ロス電
圧を低減し、第1のモータで発電された逆起電力を、第
2のモータへ効率よく供給することができる。加えて、
スイッチ手段と、第1のモータ駆動用二重拡散型MOS
トランジスタを共用することにより、スイッチ手段を削
減でき、第1のモータ駆動用二重拡散型MOSトランジ
スタのボディダイオードを整流回路として用いることに
より、ダイオード等の整流素子を削減できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気ディスク装置
にかかる第1の実施の形態について、図1から図4を参
照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
のブロック図であり、図2に示した装置の構成要素と同
じ機能の要素には同じ符号を付している。
【0026】図2において、1は磁気ディスク装置を回
転駆動させるためのスピンドルモータを用いた第1のモ
ータ、1−1、1−2、1−3はスピンドルモータ1内
のモータコイル、2はスピンドルモータ用駆動回路を用
いた第1の駆動回路、3は磁気ヘッドを駆動するボイス
コイルモータを用いた第2のモータ、4はボイスコイル
モータ用駆動回路を用いた第2の駆動回路、5は供給電
源切換回路、8はスピンドルモータ1による逆起電流の
整流回路、10、11、12はスピンドルモータ1の各
相のモータコイル1−1〜1−3、および整流回路8へ
の接続端子、6、7はボイスコイルモータ3の供給電源
切換スイッチ手段、27、28、29、30、31、3
2は整流回路8のスイッチ群、33はボイスコイルモー
タ3への供給電流切換回路、36は最大電位検出器、3
7は最小電位検出器、45、46、47、48、49、
50は整流素子である。
【0027】そして、第1のモータ1は、具体的には前
述のようにスピンドルモータのことであり、モータコイ
ル1−1〜1−3を有し、第1の駆動回路2からの駆動
電流に応じて回転し、磁気ディスク(図示せず)を回転
するものである。
【0028】第1の駆動回路2は、10、11、12の
3相の接続端を有し、電気角度が120度づつ異なる駆
動電流をそれらの各出力端から第1のモータ1の各モー
タコイル1−1〜1−3に与える。
【0029】第2の駆動回路4は、第2のモータ3の巻
線3−1の両端に直流的な駆動電流を与える。以上の構
成は従来技術と同様であり、電源電圧Vccが第1、第2
の駆動回路に印加される通常の動作では従来例と同様に
動作する。
【0030】さらに、供給電源切換回路5が設けられ、
供給電源切換回路5は、電源電圧Vccが遮断されたとき
に作動する制御信号を発生し、その制御信号をスイッチ
6、7へ出力する。電源電圧遮断時には、その制御信号
によって整流回路出力端子9がモータ3の巻線3−1へ
接続される。
【0031】最大電位検出手段36は、第1のモータ1
の第1〜第3の各接続端子10〜12にエミッタを結合
し、ベースを共通接続した第1、第2、第3のPNP型
バイポーラトランジスタ36a〜36cにより最大電位
を検出し、最大電位が検出された接続端子10〜12の
いずれかと第2のモータ2の片側の端子との導通を制御
する信号を出力する最大入力比較器である。63〜65
は出力端である。第1のモータ1の各接続端子10〜1
2に接続され、ベースを共通接続されたPNPトランジ
スタ36a〜36cの内、最大電位を出力しているモー
タ接続端子10〜12と接続されたPNPトランジスタ
36a〜36cのみが導通して、最大電位を出力してい
るモータ接続端子10〜12と第2のモータ2の片側端
子間のスイッチ手段27〜29のみを導通させることが
できる。
【0032】最小電位検出手段37は、第1のモータの
第1〜第3の各接続端子10〜12にエミッタを結合
し、ベースを共通接続した第1、第2、第3のNPN型
バイポーラトランジスタ37a〜37cにより、最小且
つ負である電位を検出し、最小且つ負である電位が検出
された接続端子10〜12と接地との導通を制御する信
号を出力する最小入力比較器である。60〜62は出力
端子である。第1のモータ1の各接続端子10〜12に
接続され、ベースを共通接続されたNPNトランジスタ
37a〜37cの内、負電位である最小電位を出力して
いるモータ接続端子10〜12と接続されたNPNトラ
ンジスタのみが導通して、最小電位を出力しているモー
タ接続端子10〜12と接地との導通間のスイッチ手段
30〜32のみを導通させることができる。
【0033】なお、最大電位検出手段36および最小電
位検出手段37の電力は、整流回路出力端子9あるいは
整流回路出力端子9より出力される電圧の昇圧電圧によ
り供給される。
【0034】このように構成された第1の実施の形態の
磁気ディスク装置は、次のように動作する。第1、第2
の駆動回路2、4等の電源端に電源電圧Vccが印加され
る通常動作では、第1の駆動回路2は第1のモータ1の
モータコイル1−1、1−2、1−3に120度の電気角
を有する3相の駆動電流を与えて、その駆動電流による
回転磁界で第1の駆動回路2は第1のモータ1を回転さ
せ、磁気ディスクを回転駆動する。そして、第2の駆動
回路4は、第2のモータ3の巻線3−1に駆動電流を供
給し、磁気ヘッドを所定位置に設定する制御を行う。こ
のとき、電源電圧は遮断されておらず、供給電源切換回
路5は制御信号を出力しないため、整流回路出力端子9
から第2のモータ3の駆動電流は遮断状態にある。
【0035】以下に、電源電圧Vccが遮断されたとき
に、磁気ヘッドを緊急退避させる動作について説明す
る。第1の駆動回路2の電源端に印加されている電源電
圧が遮断される、もしくは第2の駆動回路4の電源端に
印加されている電源電圧が遮断されると、第1の駆動回
路2の出力電流と第2の駆動回路4の出力電流が遮断さ
れ、第1のモータ1の回転が停止しようとする。しか
し、それまで回転していた第1のモータ1は、慣性の力
で回転をしばらく継続し、回転を継続している期間中、
モータコイル1−1、1−2、1−3の端子間に起電力
が発生する。この起電力は、各相に120度づつの電気角
を有する正弦波状の交流信号であり、時間が経つととも
に交流振幅は小さくなり、かつ周波数は低くなる。この
交流信号を、磁気ヘッドを緊急退避させるための電源と
して効率よく使用するために図1を具体化した物が図2
である。
【0036】以下に、図2の構成図と図3の特性図を用
いて動作を説明する。供給電源の遮断時に、上記逆起電
力が発生すると、最大電位検出器36において最も高い
電圧を検出している期間、最大電圧を検出した相につな
がるスイッチ手段27〜29のいずれかを導通させる。
また同時に最小電位検出器37において最も低い電圧を
検出している期間、最も低い電圧を検出した相につなが
るスイッチ手段30〜32のいずれかを導通させる。
【0037】この時の逆起電力の特性を図3に符号42
により示す。第2のモータ3を駆動するための電源Vdは Vd=Va−I・Rs−2・I・Ron で定義される。Vaは逆起電力の振幅、Rsは検出抵抗、Ro
nはスイッチ手段27〜32の抵抗成分、Iは第2のモ
ータ3の負荷電流である。従来はスイッチ手段27〜3
2は存在せず、電源遮断時にスイッチ手段27〜32は
導通しないため、整流素子45〜50を通り、第2のモ
ータ3を駆動するための電源Vdは Vd=Va−I・Rs−Vbe で定義される電圧を供給していた。Vbeは整流素子45
〜50がダイオードである場合に、消費される電圧であ
る。この時の逆起電力の特性を図3に符号41により示
す。
【0038】スイッチ手段27〜32の導通によって、
(Vbe−2・I・Ron)のロス電圧が低減される。通常、
整流素子45〜50では、整流素子が0.7 ×2[V]程度消
費されるのに対し、スイッチ手段27〜32をONするこ
とによって消費される電圧は、スイッチ手段がMOSト
ランジスタであった場合、0.2 ×2[V]程度であるので、
より高い磁気ヘッド緊急退避動作の電源電圧が得られ
る。
【0039】接地電位を基準に考えると、第1の駆動回
路2と第1のモータ1との間に結合する配線(10、1
1、12)の電位は、各配線の電位が時間とともに電源
電圧の範囲内で上下に振動するが、それらの配線のうち
1本の配線電位がもっとも高く、他の2本の配線の電位
がそれよりも低くなる。たとえば、電気角度で0度〜120
度の期間中に配線10の電位がもっとも高ければ、次の
120度(120度〜240度)の期間は配線11の電位がもっと
も高く、その次の120度(240度〜360度)の期間は配線1
2の電位がもっとも高く、その次に、再度、配線10の
電位がもっとも高くなる相が順次変化していく。
【0040】そして、もっとも電位の高い配線に接続さ
れている入力端子と第2のモータ3を導通させるスイッ
チと、もっとも電位の低く、かつ負電位である配線と接
地とを導通させるスイッチを順次切り替えることによっ
て、モータコイル1−1で発電された電力を効率よく、
巻線3−1の両端に供給でき、磁気ヘッドを緊急退避さ
せることができる。最大電位検出器36、最小電位検出
器37は、図4に示すように構成しており、最大電位検
出器36は、もっとも電位の高い配線に接続されている
入力端子と第2のモータ3を導通させるスイッチのみを
導通させ、最小電位検出器37は、もっとも電位の低
く、かつ負電位である配線と接地とを導通させるスイッ
チのみを導通させるため、第1のモータ1の各接続端子
10〜12の電圧変化に伴って、順次スイッチが切替
る。
【0041】以下に、本発明の磁気ディスク装置に係わ
る第2の実施の形態について、図5を参照しながら説明
する。図5は、本発明における第2の実施の形態の構成
図である。27〜32は、第1の駆動回路2のモータ駆
動素子兼スイッチ手段であり、その他の素子は、図2に
示す第1の実施の形態と同様である。第1の実施の形態
では、ロス電圧を低減させるためのスイッチ手段27〜
32が、第1の駆動回路2のモータ駆動素子とは別に必
要であった。また、このスイッチ手段27〜32には、
第2のモータ3を駆動するための大電流が流れるため、
スイッチ手段を素子として集積化する場合には、大きな
チップ面積を必要としていた。図5に示す第2の実施の
形態では、第1の駆動回路2のモータ駆動MOSトラン
ジスタを用いたスイッチ手段27〜32により、通常動
作時は第1のモータ1を駆動する構成であり、供給電源
遮断時には、第1の実施の形態と同様に、最大電位検出
器36と最小電位検出器37によって制御されるスイッ
チ手段27〜32として、第1の駆動回路2のモータ駆
動MOSトランジスタを用いており、スイッチ手段が不
要となる。51は絶縁用逆阻止スイッチ要素である。な
お、モータ駆動素子兼スイッチ手段27〜32はNチャ
ンネル形MOSトランジスタであってもPチャンネル形
MOSトランジスタであっても同様の効果を得られる。
その他の動作は、第1の実施の形態と同様である。
【0042】以下に、本発明の磁気ディスク装置に係わ
る第3の実施の形態について、図6を参照しながら説明
する。図6は、二重拡散型MOSトランジスタ69の構
成図である。二重拡散型MOSトランジスタ69には、
ボディダイオード73と呼ばれるダイオード成分が含ま
れている。70はドレイン、71はソース、72はゲー
トである。図7は、本発明における第3の実施の形態の
構成図である。27〜32は、第1の駆動回路2のモー
タ駆動素子兼スイッチ手段の二重拡散型MOSトランジ
スタを用いたスイッチ手段であり、整流素子47〜50
はその二重拡散型MOSトランジスタ27〜32に含ま
れるボディダイオードである。その他の素子は、図5に
示す第2の実施の形態と同様である。図5に示す第2の
実施の形態では、供給電源遮断時に第1のモータ1に発
生する逆起電力を整流する整流回路47〜50が、第1
の駆動回路2のモータ駆動素子とは別に必要であった。
また、この整流回路47〜50には、第2のモータ3を
駆動するための大電流が流れるため、整流素子として集
積化する場合には、大きなチップ面積を必要としてい
た。第3の実施の形態では、第1の駆動回路2のモータ
駆動二重拡散型MOSトランジスタのスイッチ手段27
〜32により、通常動作時は第1のモータ1を駆動し、
供給電源遮断時には、第1の駆動回路2のモータ駆動二
重拡散型MOSトランジスタのボディダイオード73が
整流回路として動作し、整流回路が不要となる。その他
の動作は、第1の実施の形態と同様である。
【0043】なお、この発明において、供給電流切替回
路は最大電位検出手段36または最小電位検出手段37
のみの検出に基づいて切替動作するものでもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の磁気ディスク装置によれ
ば、停電や不意の事故により、電源回路が遮断されて
も、第1のモータで発電される複数相の電圧の最大電圧
を出力し、しかもロス電圧を低減して出力できるため、
磁気ヘッドの緊急退避電圧として低電源電圧での回路動
作が可能となり、磁気ヘッドの緊急退避の信頼性が向上
する。また、高価なショットキーダイオードを使用する
ことなく、ロス電圧を低減可能なため、コスト面で有利
である。
【0045】請求項2記載の磁気ディスク装置によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0046】請求項3記載の磁気ディスク装置によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0047】請求項4記載の磁気ディスク装置によれ
ば、電源遮断時に供給電源切替回路から緊急退避指令信
号が出力されることによって、供給電源切替回路が整流
回路と第2のモータの片側端子を導通させ、第1のモー
タに発生した逆起電力を、緊急退避動作用電力として、
第2のモータへ供給できる。このとき、整流回路に接続
されたスイッチ手段を、第1のモータの各モータコイル
の逆起電力の大きさに応じて制御することによって、接
地から整流回路出力端への電流経路を選択することがで
き、整流回路のダイオードよりもロス電圧の小さい経路
を選択することによって、ショットキーダイオードを用
いることなく、ロス電圧を低減し、第1のモータで発電
された逆起電力を第2のモータへ効率よく供給すること
ができる。したがって、請求項1と同様な効果がある。
【0048】請求項5記載の磁気ディスク装置によれ
ば、請求項4と同様な効果のほか、電源遮断時に供給電
源切替回路から緊急退避指令信号が出力されることによ
って、供給電源切替回路が整流回路と第2のモータの片
側端子を導通させ、第1のモータに発生した逆起電力
を、緊急退避動作用電力として、第2のモータへ供給で
きる。このとき、第1のモータの各接続端子の最大電位
を最大電位検出器により検出し、その最大電位のモータ
接続端子と第2のモータの片側端子間のスイッチ手段を
制御し、最大電位のモータ接続端子と第2のモータの片
側端子間を導通させることにより、整流回路のダイオー
ドよりもロス電圧を低減できる。また、第1のモータの
各接続端子の最小電位を最小電位検出器が検出し、最小
電位が負電位である期間中、その最小電位のモータ接続
端子と接地間のスイッチ手段を制御し、最小電位のモー
タ接続端子と接地間を導通させることにより、整流回路
のダイオードよりもロス電圧を低減できる。これによっ
て、もっとも効率の良い電流経路を選択し、ショットキ
ーダイオードを用いることなく、ロス電圧を低減し、第
1のモータで発電された逆起電力を、第2のモータへ効
率よく供給することができる。
【0049】請求項6記載の磁気ディスク装置によれ
ば、請求項4または請求項5と同様な効果のほか、電源
遮断時に供給電源切替回路から緊急退避指令信号が出力
されることによって、供給電源切替回路が整流回路と第
2のモータの片側端子を導通させ、第1のモータに発生
した逆起電力を、緊急退避動作用電力として、第2のモ
ータへ供給できる。このとき、第1のモータの各接続端
子に接続され、ベースを共通接続されたPNPトランジ
スタの内、最大電位を出力しているモータ接続端子と接
続されたPNPトランジスタのみが導通して、最大電位
を出力しているモータ接続端子と第2のモータの片側端
子間のスイッチ手段のみを導通させることができる。ま
た、第1のモータの各接続端子に接続され、ベースを共
通接続されたNPNトランジスタの内、負電位である最
小電位を出力しているモータ接続端子と接続されたNP
Nトランジスタのみが導通して、最小電位を出力してい
るモータ接続端子と接地との導通間のスイッチ手段のみ
を導通させることができる。これによって、整流回路の
ダイオードよりもロス電圧を低減でき、ショットキーダ
イオードを用いることなく、ロス電圧を低減し、第1の
モータで発電された逆起電力を第2のモータへ効率よく
供給することができる。
【0050】請求項7記載の磁気ディスクによれば、請
求項4、請求項5または請求項6と同様な効果のほか、
電源遮断時に、供給電源切替回路から緊急退避指令信号
が出力されることによって、供給電源切替回路が整流回
路と第2のモータの片側端子を導通させ、第1のモータ
に発生した逆起電力を、緊急退避動作用電力として、第
2のモータへ供給できる。このとき、第1のモータの各
接続端子の最大電位を最大電位検出器により検出し、そ
の最大電位のモータ接続端子と第2のモータの片側端子
間を導通させるために、最大電位のモータ接続端子と第
2のモータの片側端子間の第1のモータ駆動用MOSト
ランジスタを導通させ、整流回路のダイオードによるロ
ス電圧を、MOSトランジスタのON抵抗によるロス電
圧に低減できる。また、第1のモータの各接続端子の最
小電位を最小電位検出器が検出し、最小電位が負電位で
ある期間中、その最小電位のモータ接続端子と接地間を
導通させるために、最小電位のモータ接続端子と接地間
の第1のモータ駆動用MOSトランジスタを導通させ、
整流回路のダイオードによるロス電圧を、MOSトラン
ジスタのON抵抗によるロス電圧に低減できる。これに
よって、もっとも効率の良い電流経路を選択し、ショッ
トキーダイオードを用いることなく、ロス電圧を低減
し、第1のモータで発電された逆起電力を、第2のモー
タへ効率よく供給することができるとともに、スイッチ
手段と、第1のモータ駆動用MOSトランジスタを共用
することにより、スイッチ手段を削減できる。
【0051】請求項8記載の磁気ディスク装置によれ
ば、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7と同
様な効果のほか、電源遮断時に、供給電源切替回路から
緊急退避指令信号が出力されることによって、供給電源
切替回路が整流回路と第2のモータの片側端子を導通さ
せ、第1のモータに発生した逆起電力を、緊急退避動作
用電力として、第2のモータへ供給できる。このとき、
第1のモータの各接続端子の最大電位を最大電位検出器
により検出し、その最大電位のモータ接続端子と第2の
モータの片側端子間を導通させるために、最大電位のモ
ータ接続端子と第2のモータの片側端子間の第1のモー
タ駆動用二重拡散型MOSトランジスタを導通させ、整
流回路のダイオードによるロス電圧を、二重拡散型MO
SトランジスタのON抵抗によるロス電圧に低減でき
る。また、第1のモータの各接続端子の最小電位を最小
電位検出器が検出し、最小電位が負電位である期間中、
その最小電位のモータ接続端子と接地間を導通させるた
めに、最小電位のモータ接続端子と接地間の第1のモー
タ駆動用二重拡散型MOSトランジスタを導通させ、整
流回路のダイオードによるロス電圧を、二重拡散型MO
SトランジスタのON抵抗によるロス電圧に低減でき
る。これによって、もっとも効率の良い電流経路を選択
し、ショットキーダイオードを用いることなく、ロス電
圧を低減し、第1のモータで発電された逆起電力を、第
2のモータへ効率よく供給することができる。加えて、
スイッチ手段と、第1のモータ駆動用二重拡散型MOS
トランジスタを共用することにより、スイッチ手段を削
減でき、第1のモータ駆動用二重拡散型MOSトランジ
スタのボディダイオードを整流回路として用いることに
より、ダイオード等の整流素子を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の磁気ディスク装置
のブロック構成図である。
【図2】本発明の磁気ディスク装置に係わる第1の実施
の形態の回路図である。
【図3】図2の回路の動作を説明するための第1のモー
タの逆起電力の出力図である。
【図4】本発明の磁気ディスク装置に係わる比較器を有
する供給電流切替回路の回路図である。
【図5】本発明の磁気ディスク装置に係わる第2の実施
の形態の回路図である。
【図6】本発明の磁気ディスク装置に係わる第3の実施
の形態に適用するボディダイオードを有する二重拡散型
MOSトランジスタを示し、(a)は回路図、(b)は
その半導体の断面図である。
【図7】本発明の磁器ディスク装置に係わる第3の実施
の形態の回路図である。
【図8】従来の磁気ディスク装置のブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1 第1のモータ 2 第1の駆動回路 3 第2のモータ 4 第2の駆動回路 5 供給電源切換回路 6、7 供給電源切換スイッチ手段 8 整流回路 9 整流回路出力端 10、11、12 第1のモータ接続端子 13 整流回路設置端子 27〜32 供給電流切換スイッチ 33 供給電流切換回路 36 最大電位検出器 37 最小電位検出器 41 従来例における逆起電圧出力波形 42 本発明における逆起電圧出力波形 45〜50 整流素子 60〜62 下側供給電流切換回路出力端子 63〜65 上側供給電流切換回路出力端子 69 二重拡散型MOSトランジスタ 70 二重拡散型MOSトランジスタドレイン端子 71 二重拡散型MOSトランジスタソース端子 72 二重拡散型MOSトランジスタゲート端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上道 秀嗣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 城越 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D068 AA01 BB01 EE11 GG24 5D109 GA01 5H572 AA12 BB02 BB07 CC01 DD02 DD07 EE04 FF06 HA04 HA08 HB07 HC01 HC04 HC07 LL24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクを回転駆動する第1のモー
    タに駆動電流を与える第1の駆動回路と、磁気ヘッドの
    位置を制御する第2のモータに駆動電流を与える第2の
    駆動回路と、前記第1の駆動回路への給電遮断時の前記
    第1のモータの逆起電力を整流する整流回路と、前記給
    電遮断時に前記第2のモータを前記第2の駆動回路から
    前記整流回路に切り換える供給電源切換スイッチ手段を
    有する供給電源切替回路と、前記整流回路の各整流素子
    にそれぞれ並列に接続された複数のスイッチ手段を有し
    前記第1のモータの各モータコイルの逆起電力の最大電
    圧を検出して前記最大電圧を出力する前記モータコイル
    と前記整流回路の出力端との間の前記スイッチ手段を導
    通させる供給電流切替回路とを備えた磁気ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 磁気ディスクを回転駆動する第1のモー
    タに駆動電流を与える第1の駆動回路と、磁気ヘッドの
    位置を制御する第2のモータに駆動電流を与える第2の
    駆動回路と、前記第1の駆動回路への給電遮断時の前記
    第1のモータの逆起電力を整流する整流回路と、前記給
    電遮断時に前記第2のモータを前記第2の駆動回路から
    前記整流回路に切り換える供給電源切換スイッチ手段を
    有する供給電源切替回路と、前記整流回路の各整流素子
    にそれぞれ並列に接続された複数のスイッチ手段を有し
    前記第1のモータの各モータコイルの逆起電力の最小電
    圧を検出して前記最小電圧を出力する前記モータコイル
    と接地との間の前記スイッチ手段を導通させる供給電流
    切替回路とを備えた磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 磁気ディスクを回転駆動する第1のモー
    タに駆動電流を与える第1の駆動回路と、磁気ヘッドの
    位置を制御する第2のモータに駆動電流を与える第2の
    駆動回路と、前記第1の駆動回路への給電遮断時の前記
    第1のモータの逆起電力を整流する整流回路と、前記給
    電遮断時に前記第2のモータを前記第2の駆動回路から
    前記整流回路に切り換える供給電源切換スイッチ手段を
    有する供給電源切替回路と、前記整流回路の各整流素子
    にそれぞれ並列に接続された複数のスイッチ手段を有し
    前記第1のモータの各モータコイルの逆起電力の最大電
    圧および最小電圧を検出して前記最大電圧を出力する前
    記モータコイルと前記整流回路の出力端との間の前記ス
    イッチ手段および前記最小電圧を出力する前記モータコ
    イルと接地との間の前記スイッチ手段を導通させる供給
    電流切替回路とを備えた磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 磁気ディスクを回転駆動する第1のモー
    タに駆動電流を与える第1の駆動回路と、磁気ヘッドの
    位置を制御する第2のモータに駆動電流を与える第2の
    駆動回路と、前記第2のモータへの供給電源を切り替え
    る供給電源切替回路と、この供給電源切替回路によって
    制御される供給電源切換スイッチ手段とを備え、 前記第1のモータの第1〜第3のモータ接続端子と接地
    との導通を制御する第1〜第3のスイッチ手段と、接地
    から前記第1〜第3のモータ接続端子への整流を行う第
    1〜第3の整流回路と、前記供給電源切換スイッチ手段
    と前記第1〜第3のモータ接続端子との導通を制御する
    第4〜第6のスイッチ手段と、前記第1〜第3のモータ
    接続端子から前記供給電源切換スイッチ手段への整流を
    行う第4〜第6の整流回路とを有し、これらがそれぞれ
    前記第1〜第3のモータ接続端子に接続され、 前記第1〜第6のスイッチ手段を制御する供給電流切替
    回路を有し、前記第1のモータに駆動電流を与える第1
    の駆動回路への給電遮断時に、前記供給電源切換回路が
    前記供給電源切換スイッチ手段を制御することにより、
    前記第4〜第6の整流回路の出力端子と前記第2のモー
    タの片側端子を導通させ前記第2のモータへ緊急退避動
    作用電力を供給するとともに、前記第1のモータの複数
    のモータコイルに発生する逆起電力の大きさに応じて、
    前記供給電流切換回路が前記第1〜第6のスイッチ手段
    を制御することにより電流経路を制御することを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 磁気ディスクを回転駆動する前記第1の
    モータの第1〜第3の接続端子に最大入力検出手段の第
    1〜第3の入力端と、最小入力検出手段の第1〜第3の
    入力端とが接続され、前記第1のモータに駆動電流を与
    える第1の駆動回路への給電遮断時に、前記最大入力検
    出手段が前記第1のモータの第1〜第3の接続端子の最
    大電位を検出し、前記第4〜第6のスイッチ手段を制御
    することにより、最大電位が検出された前記接続端子と
    前記第2のモータの片側端子とを導通させ、前記最小入
    力検出手段が前記第1のモータの第1〜第3の接続端子
    の最小電位を検出し、最小電位が負電位である期間中、
    前記第1〜第3のスイッチ手段を制御することにより、
    最小電位が検出された前記接続端子と接地とを導通さ
    せ、前記第2のモータへ緊急退避動作用電力を供給する
    請求項4記載の磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 磁気ディスクを回転駆動する前記第1の
    モータの第1〜第3の各接続端子にエミッタを結合し、
    ベースを共通接続した第1、第2、第3のNPN型バイ
    ポーラトランジスタにより、最小且つ負である電位を検
    出し、最小且つ負である電位が検出された前記接続端子
    と接地との導通を制御する信号を出力する最小入力比較
    器と、前記第1のモータの第1〜第3の接続端子と接地
    との間に接続され、前記最小入力比較器の出力によって
    導通する前記第1〜第3のスイッチ手段と、前記第1の
    モータの第1〜第3の各接続端子にエミッタを結合し、
    ベースを共通接続した第1、第2、第3のPNP型バイ
    ポーラトランジスタにより、最大電位を検出し、最大電
    位が検出された前記接続端子と前記第2のモータの片側
    端子との導通を制御する信号を出力する最大入力比較器
    と、前記第1のモータの第1〜第3の接続端子と前記第
    2のモータの片側端子との間に接続され、前記最大入力
    比較器の出力によって導通する前記第4〜第6のスイッ
    チ手段とを有し、前記第1のモータに駆動電流を与える
    第1の駆動回路への給電遮断時に、前記第1のモータの
    各モータコイルに発生する逆起電力の大きさに応じて、
    前記第2のモータの片側端子と接地との導通を制御する
    請求項4または請求項5記載の磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 第1の駆動回路は磁気ディスクを回転駆
    動する前記第1のモータの第1〜第3の各接続端子に電
    流を供給、吸引するプッシュプル構成のMOSトランジ
    スタからなり、前記第1の駆動回路と電源端子間に絶縁
    用逆阻止スイッチ要素を有し、前記第1のモータに駆動
    電流を与える第1の駆動回路への給電遮断時に、前記絶
    縁用逆阻止スイッチ要素により、前記第1の駆動回路と
    電源端子間を絶縁するとともに、前記最大入力検出手段
    が前記第1のモータの第1〜第3の接続端子の最大電位
    を検出し、最大電位が検出された前記接続端子と前記第
    2のモータの片側端子間の前記MOSトランジスタを、
    前記接続端子と前記第2のモータの片側端子間のスイッ
    チ手段として導通させ、前記最小入力検出手段が前記第
    1のモータの第1〜第3の接続端子の最小電位を検出
    し、最小電位が負電位である期間中、最小電位が検出さ
    れた前記接続端子と接地間の前記MOSトランジスタ
    を、前記接続端子と接地間のスイッチ手段として導通さ
    せ、前記第2のモータへ緊急退避動作用電力を供給する
    請求項4、請求項5または請求項6記載の磁気ディスク
    装置。
  8. 【請求項8】 第1の駆動回路は磁気ディスクを回転駆
    動する前記第1のモータの第1〜第3の各接続端子に電
    流を供給、吸引するプッシュプル構成のNチャネル型の
    二重拡散型MOSトランジスタからなり、前記第1のモ
    ータの第1〜第3の接続端子と接地間の前記二重拡散型
    MOSトランジスタのボディダイオードを、接地から前
    記第1〜第3のモータ接続端子への整流を行う整流回路
    として用い、前記第1〜第3のモータ接続端子と前記第
    2のモータの片側端子間の前記二重拡散型MOSトラン
    ジスタのボディダイオードを、前記第1〜第3のモータ
    接続端子から前記第2のモータの片側端子への整流を行
    う整流回路として用いる請求項4、請求項5、請求項6
    または請求項7記載の磁気ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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