JP4101447B2 - 作業用走行車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作ユニットおよび制御ユニットを備えるトラクタ等の作業用走行車の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種トラクタ等の作業用走行車のなかには、複数の操作具が組み込まれる操作ユニットと、前記操作具の操作信号を入力する制御ユニットとを備えるものがあるが、前記制御ユニットは雨等からの保護を要求するため、専用のカバー体が必要になって部品点数の増加を招く不都合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、運転席の下方空間を利用して制御ユニットを配置することが提案されている。しかるにこの場合には、制御ユニットと操作ユニットとが離間するため、両ユニット間の配線が長くなる不都合があり、また、運転席が可倒式である場合には、シートベルトや工具を挟み込んで制御ユニットを破損する可能性があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、ミッションケースを備える走行機体に、複数の操作具が組み込まれる操作ユニットと、ミッションケースの上方を覆うミッションカバーの上部に設けられ、前記操作具の操作信号を入力する制御ユニットとを設けた作業用走行車において、該制御ユニットの上方を覆う制御ユニットカバー、該制御ユニットカバーの上部に設けられる前記操作ユニット制御ユニットの前方に配置するよう前記ミッションカバーから外部に突出していてPTO軸を変速するためのPTO変速レバーと、制御ユニットカバーの前端部からPTO変速レバーの近傍位置まで延出形成され、該延出部の上面部にPTO軸の駆動状態を切換えるため取付けられるPTO切換スイッチとを備えて構成され、前記PTO切換えスイッチは、PTO変速レバーと操作ユニットに組込まれるポジションレバーとによって前後が囲まれていることを特徴とする作業用走行車である。つまり、両ユニットを重合状に近接配置することができるため、両ユニット間の配線を短くできる許りか、運転席の下方空間に配置した場合の様に、制御ユニットを破損する不都合もなく、また、制御ユニットカバーを操作ユニットの取付部材に兼用できるため、部品点数の削減や構造の簡略化にも寄与することができる。
また、制御ユニットカバーをPTO切換スイッチの取付部材に兼用できるため、部品点数をさらに削減することができる。
さらに制御ユニットカバーをPTO切換スイッチの取付部材に兼用して部品点数を削減できる許りでなく、PTO切換スイッチをPTO変速レバーの近傍に配置して操作性を向上させることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態の一つを図面に基づいて説明する。図面において、1はトラクタの走行機体であって、該走行機体1の後部には、昇降リンク機構2を介してロータリ等の作業部3が装着されている。そして、作業部3は、左右一対のリフトロッド4を介して昇降リンク機構2を吊持するリフトアーム5(リフトシリンダ6)の油圧作動に基づいて昇降する一方、左右何れかのリフトロッド4に介設されるリフトロッドシリンダ7の油圧作動に基づいて左右傾斜するが、これらの基本構成は何れも従来通りである。
【0006】
8は前記走行機体1の底部に設けられるミッションケースであって、該ミッションケース8は、機体前部に搭載されるエンジン(図示せず)から動力を入力すると共に、入力した動力を変速して前輪9、後輪10、PTO軸11等に伝動すべく構成されている。そして、ミッションケース8の上方は、ミッションカバー12で覆われているが、ミッションケース8内の変速機構を操作するPTO変速レバー13等の変速操作具は、ミッションカバー12に形成されるレバー貫通孔(図示せず)を介して外部に突出している。
【0007】
14は前記走行機体1に設けられる制御ユニットであって、該制御ユニット14は、マイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ等を含む)を用いて構成されており、その入力側には、センサ、操作具等の入力機器が所定の入力インタフェース回路を介して接続される一方、出力側には、アクチュエータ、表示具等の出力機器が所定の出力インタフェース回路を介して接続されるが、本実施形態では、制御ユニット14を、運転席15の右側方で、且つPTO変速レバー13の後方位置に配置すると共に、前記ミッションカバー12の上面部に固定しており、そのため、運転席15の下方空間に制御ユニット14を配置した場合の様に、シートベルトや工具を挟み込んで制御ユニット14を破損する不都合を回避することができるようになっている。
【0008】
16は前記制御ユニット14の前面部に設けられる外部入力装置接続用のコネクタであって、該コネクタ16には、所定の通信ケーブルを介してノート型パソコン等の外部入力装置を接続する可能であり、該外部入力装置の操作に基づいて前記不揮発性メモリの記憶内容(制御ソフト、設定データ等)を書換えることができるようになっている。
【0009】
17は前記制御ユニット14を覆う制御ユニットカバーであって、該制御ユニットカバー17は、少なくとも制御ユニット14の上方、左側方および前方を覆うべく形成され、前記ミッションカバー12の上面部に固定されるが、制御ユニットカバー17の前側左端部には、前記コネクタ16を臨む切欠き部17aが形成されているため、制御ユニットカバー17を取り外すことなく、前記通信ケーブルをコネクタ16に接続することができるようになっている。
【0010】
18は前記運転席15の右側方に配置される操作ユニットであって、該操作ユニット18は、作業部昇降操作具であるポジションレバー19、自動制御設定操作具である耕深設定ボリューム20等の操作具を組み込んで構成され、前記制御ユニットカバー17の上面部に取付けられている。つまり、制御ユニット14および操作ユニット18を重合状に近接配置して両ユニット14、18間の配線21を短くできる許りでなく、制御ユニットカバー17を操作ユニット18の取付部材に兼用して部品点数の削減および構造の簡略化を図ることができるようになっている。
【0011】
ところで、操作ユニット18と制御ユニット14とを接続するにあたり、従来では、制御ユニット14から延出したメインハーネス(多数の接続配線束)に操作ユニット用のカプラを設け、該カプラに対し、操作ユニット18から延出したリード配線をカプラ接続していたが、本実施形態では、前記配線21を介して両ユニット14、18を直結状に接続しており、そのためカプラ数や配線数を削減してコストダウンを図ることができるようになっている。
【0012】
17bは前記制御ユニットカバー17に形成される延出部であって、該延出部17bは、制御ユニットカバー17の前端部からPTO変速レバー13の近傍位置まで延出形成されると共に、その上面部には、PTO軸11の駆動状態を切換えるPTO切換スイッチ22が取付けられている。つまり、制御ユニットカバー17をPTO切換スイッチ22の取付部材に兼用して部品点数を削減できる許りでなく、PTO切換スイッチ22を、関連操作具であるPTO変速レバー13の近傍に配置して操作性を向上させることができ、しかも、PTO切換スイッチ22は、PTO変速レバー13およびポジションレバー19によって前後が囲まれるため、誤操作の可能性を低下させることができるようになっている。因みに、前記PTO切換スイッチ22は、機体の走行状態に拘わらずPTO軸11を独立駆動(インディペンデントPTO、以下、インデPTOという。)させるために設けられるものであり、後述するインデPTOバルブ23の切換えに基づいてPTO軸11を独立駆動させるようになっている。
【0013】
前記PTO切換スイッチ22は、反転状にON−OFFする一対のスイッチ接点22a、22bを有し、そのうち、スイッチON操作時にOFF(開)となる第一接点22aは、PTOセフティリレー24のコイル部24aおよびパワーリレー25の接点部25aを介してキースイッチ26に接続される一方、スイッチON操作時にON(閉)となる第二接点22bは、前記インデPTOバルブ23(インデPTOランプ27を含む)およびパワーリレー25の接点部25aを介してキースイッチ26に接続されている。また、28はキースイッチ26とスタータモータSとの間に構成されるエンジン始動回路であって、該エンジン始動回路28には、クラッチペダルの切り操作時にONとなるセフティスイッチ29が介設されるが、さらに、エンジン始動回路28には、前記PTOセフティリレー24の接点部24bが直列状に介設されている。つまり、クラッチペダル切り操作状態であっても、PTO切換スイッチ22がON状態の場合は、エンジン始動(スタータモータ駆動)を規制するため、エンジン始動と同時にPTO軸11が駆動することを防止でき、しかも、インデPTO用セフティ回路を、一対の接点22a、22bを有するPTO切換スイッチ22とPTOセフティリレー24だけで構成し得るため、複雑な専用回路を設けていた従来に比して部品点数の削減やコストダウンを図ることができるようになっている。
【0014】
30は前記運転席15の左側方に配置されるレバーガイドであって、該レバーガイド30は、副変速レバー32およびPTO正逆転切換レバー33をガイドするが、レバーガイド30の後端部には、クイックターン機能(旋回時に前輪を自動的に増速させる機能)およびブレーキターン機能(旋回時に内輪側の後輪を自動的に制動する機能)の切換操作具に兼用される旋回機能切換スイッチ34が設けられている。そのため、各機能毎に専用の切換スイッチを設けていた従来に比して部品点数を削減できる許りでなく、一か所での操作を可能にして操作性も向上させることができ、しかも、本実施形態では、旋回機能切換スイッチ34をシーソータイプのスイッチで構成すると共に、レバー類の後方で、且つ運転席15の座面よりも低い位置に配置しているため、誤操作の可能性も低下させることができるようになっている。尚、31は前記レバーガイド30の前方位置に設けられる主変速レバーである。
【0015】
35は前記クイックターンおよびブレーキターンを作動させる旋回機能作動回路であって、該旋回機能作動回路35は、第一切換位置(クイックターンのみ)、中立位置(旋回機能OFF)および第二切換位置(クイックターンおよびブレーキターン)に操作可能な前述の旋回機能切換スイッチ34、該旋回機能切換スイッチ34の切換状態を表示するクイックターンランプ36およびブレーキターンランプ37、主変速、副変速および超低速の変速状態に応じてクイックターンおよびブレーキターンの作動を制限する旋回機能用セフティ回路38、前輪9を増速させるクイックターンバルブ39、左側の後輪10を制動する左側ブレーキバルブ40L、右側の後輪10を制動する右側ブレーキバルブ40R、左旋回操作を検出する左旋回切れ角スイッチ41L、右旋回操作を検出する右旋回切れ角スイッチ41R、クイックターンバルブ39を作動させるリレーRY1、複数のダイオードD1〜D3、DA1、2等で構成されている。そして、旋回機能作動回路35は、クイックターンバルブ39およびリレーRY1の接点部が直列状に介在するクイックターンバルブ駆動回路35aと、旋回機能切換スイッチ34の第一接点34aおよびリレーRY1のコイル部が直列状に介在し、且つ左右の切れ角スイッチ41L、41Rに分岐状に直列接続されるクイックターン作動回路35bと、旋回機能切換スイッチ34の第二接点34b、左側ブレーキバルブ40Lおよび左旋回切れ角スイッチ41Lが直列状に介在する左ブレーキターン作動回路35cと、旋回機能切換スイッチ34の第二接点34b、右側ブレーキバルブ40Rおよび右旋回切れ角スイッチ41Rが直列状に介在する右ブレーキターン作動回路35dとを備えるが、さらに、旋回機能切換スイッチ34の第二接点34bは、ダイオードD1を介してクイックターン作動回路35bにも接続されており、以下、旋回機能作動回路35の作用を第一〜第三の作用説明図に基づいて説明する。
【0016】
第一の作用説明図は、旋回機能切換スイッチ34が第一切換位置で、且つ左旋回操作された状態を示している。つまり、左旋回操作に伴って左旋回切れ角スイッチ41LがONになると、リレーRY1のコイル部が通電して接点部を閉じ、それに伴ってクイックターンバルブ39が作動して前輪9を増速させることになる。
【0017】
また、第二の作用説明図は、旋回機能切換スイッチ34が第二切換位置で、且つ左旋回操作された状態を示している。つまり、左旋回操作に伴って左旋回切れ角スイッチ41LがONになると、左側ブレーキバルブ40Lが作動して左側の後輪10を制動し、さらに、第二接点34bは、クイックターン作動回路35bにも接続されているため、クイックターンバルブ39が作動して前輪9を増速させることになる。
【0018】
また、第三の作用説明図は、旋回機能切換スイッチ34が第二切換位置で、且つ右旋回操作された状態を示している。つまり、右旋回操作に伴って右旋回切れ角スイッチ41RがONになると、右側ブレーキバルブ40Rが作動して右側の後輪10を制動し、さらに、第二接点34bは、クイックターン作動回路35bにも接続されているため、クイックターンバルブ39が作動して前輪9を増速させることになる。
【0019】
この様に、旋回機能作動回路34においては、旋回機能切換スイッチ34の操作位置に応じてクイックターン機能またはブレーキターン機能を作動させるが、本実施形態では、切れ角スイッチ41L、41Rをクイックターンおよびブレーキターンに兼用しているため、部品点数の削減や構造の簡略化を図ることができる。また、旋回機能切換スイッチ34の第二切換位置でブレーキターンおよびクイックターンを同時作動させるにあたり、旋回機能切換スイッチ34の第二接点34bをダイオードD1を介してクイックターン作動回路35bに接続するだけで同時作動を実現しているため、回路を簡略化することができる。尚、前記切れ角スイッチ41L、41Rは、旋回時に作業部3を自動的に上昇させる作業部自動上昇機能にも兼用することが可能である。
【0020】
一方、42は前記運転席15の前方に設けられるフロントパネルであって、該フロントパネル42には、キースイッチ26、メータパネル43、ライトスイッチ45等が組み込まれている。そして、前記メータパネル43には、エンジン回転計46等のメータ類や、前述したインデPTOランプ27、クイックターンランプ36、ブレーキターンランプ37等のモニタランプ類が組み込まれているが、さらに、メータパネル43の右下端部には、制御ユニット14の設定データ等を表示可能な設定表示部47が設けられている。つまり、設定表示部47は、n行m桁の表示ドットを備える液晶パネルで構成されており、一体的なユニットを構成する表示制御装置(図示せず)からの表示駆動信号に応じて任意の文字列もしくは図形で表示することができるようになっている。
【0021】
また、前記フロントパネル42の右下端部には、メニュースイッチ48、選択スイッチ49、50および決定スイッチ51を備える設定操作部52が設けられており、該設定操作部52の操作に基づいて設定表示部47の表示切換や各種設定データの変更を行うように構成されているが、上記の各スイッチ48〜51は、基板53に組み付けられてスイッチアッシーAを構成している。
【0022】
42aは前記フロントパネル42の裏面に一体成形される凸部であって、該凸部42aは、内部に前記スイッチアッシーAを収容すべく角筒形状に形成されている。そして、凸部42aの内部にスイッチアッシーAを組み込むと共に、各スイッチ48〜51の操作部を孔42bを介してフロントパネル42の表側に突出させ、さらに、各スイッチ48〜51の操作部を、エンボス加工および操作マーク印刷が施された樹脂シート54で覆蓋している。つまり、凸部42aを、スイッチアッシーAの取付座およびケース体に兼用しており、その結果、構造の簡略化を図ることができるようになっている。
【0023】
また、前記スイッチアッシーAの取付位置は、キースイッチ取付部の上方近傍位置に形成される後傾状の傾斜面42cであり、そのためフロントパネル42の裏面に突設される凸部42aは、下方に所定の傾斜角をもって突出することになる。そのため、フロントパネル42の裏面側に侵入した水や塵埃が凹部42aの内部に侵入することを阻止してスイッチアッシーAの保護を図ることができるようになっている。
【0024】
また、55は前記メータパネル43の裏面側に組付けられる発光表示部であって、該発光表示部55は、複数の発光ダイオードを左右方向に並設して構成されるが、各発光ダイオードの表示面(レンズ部)は、メータパネル43のクリア部(透明部)43aに対向している。つまり、メータパネル43に孔を加工することなく発光表示を行うことができるため、構造の簡略化およびコストダウンを図ることができるようになっている。
【0025】
叙述の如く構成されたものにおいて、ミッションケース8を備える走行機体1に、複数の操作具が組み込まれる操作ユニット18と、前記操作具の操作信号を入力する制御ユニット14とを設けるにあたり、前記ミッションケース8の上方を覆うミッションカバー12の上部に制御ユニット14を設けると共に、該制御ユニット14の上方を制御ユニットカバー17で覆い、さらに該制御ユニットカバー17の上部に操作ユニット18を設けたため、両ユニット14、18を重合状に近接配置することができ、その結果、両ユニット14、18間の配線21を短くできる許りか、運転席15の下方空間に配置した場合の様に、制御ユニット14を破損する不都合もない。また、制御ユニットカバー17を操作ユニット18の取付部材に兼用できるため、部品点数の削減や構造の簡略化にも寄与することができる。
【0026】
また、制御ユニットカバー17を所定方向に延出し、該延出部17bに、PTO軸11の駆動状態を切換えるPTO切換スイッチ22を取付けたため、制御ユニットカバー17をPTO切換スイッチ22の取付部材に兼用して部品点数をさらに削減することができる。
【0027】
また、PTO軸11を変速するPTO変速レバー13を制御ユニット14の前方に配置するにあたり、制御ユニットカバー17の前側を、PTO変速レバー13の近傍位置まで延出し、該延出部17bに、PTO軸11の駆動状態を切換えるPTO切換スイッチ22を取付けたため、制御ユニットカバー17をPTO切換スイッチ22の取付部材に兼用して部品点数を削減できる許りでなく、PTO切換スイッチ22を、関連操作具であるPTO変速レバー13の近傍に配置して操作性を向上させることができる。
【0028】
尚、本発明は、前記実施形態に限定されないことは勿論であって、例えばPTO切換スイッチ22の取付位置は、前記実施形態の取付位置に限定されないことは言うまでもなく、例えば図17に示すものの様に、ポジションレバー19の後方に取付けることも可能である。そしてこの場合には、PTO切換スイッチ22の操作に際し、作業部3の状態確認が容易になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの側面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】操作ユニットおよび制御ユニットを示す側面図である。
【図4】同上平面図である。
【図5】インデPTO用セフティ回路を含む回路図である。
【図6】レバーガイド部位の側面図である。
【図7】切れ角スイッチを示す操舵機構の側面図である。
【図8】旋回機能作動回路を示す回路図である。
【図9】旋回機能作動回路の第一作用説明図である。
【図10】同上第二作用説明図である。
【図11】同上第三作用説明図である。
【図12】フロントパネルの正面図である。
【図13】同上裏面図である。
【図14】同上X−X断面図である。
【図15】同上Y−Y断面図である。
【図16】同上Z−Z断面図である。
【図17】他例を示す要部側面図である。
【符号の説明】
1 走行機体
8 ミッションケース
11 PTO軸
12 ミッションカバー
13 PTO変速レバー
14 制御ユニット
15 運転席
17 制御ユニットカバー
17b 延出部
18 操作ユニット
19 ポジションレバー
21 配線
22 PTO切換スイッチ

Claims (1)

  1. ミッションケースを備える走行機体に、複数の操作具が組み込まれる操作ユニットと、ミッションケースの上方を覆うミッションカバーの上部に設けられ、前記操作具の操作信号を入力する制御ユニットとを設けた作業用走行車において、該制御ユニットの上方を覆う制御ユニットカバー、該制御ユニットカバーの上部に設けられる前記操作ユニット制御ユニットの前方に配置するよう前記ミッションカバーから外部に突出していてPTO軸を変速するためのPTO変速レバーと、制御ユニットカバーの前端部からPTO変速レバーの近傍位置まで延出形成され、該延出部の上面部にPTO軸の駆動状態を切換えるため取付けられるPTO切換スイッチとを備えて構成され、前記PTO切換えスイッチは、PTO変速レバーと操作ユニットに組込まれるポジションレバーとによって前後が囲まれていることを特徴とする作業用走行車。
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