JP4100122B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマディスプレイパネル(PDP)やデジタルミラーデバイス(DMD)等、1フィールドの画像を複数のサブフィールド画像に分割して多階調表示を行う画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
PDPやDMD等、発光あるいは非発光の2値制御を行う画像表示装置は、サブフィールド法を用いて中間調表示を行うことが多い。サブフィールド法は、発光回数あるいは発光量で重み付けされた複数のサブフィールドを用いて1フィールドを時間分割し、各サブフィールド毎に各画素の2値制御を行う。すなわち、各サブフィールドは所定の輝度重みを持ち、発光するサブフィールドの重みの合計によって階調表示を行う方法である。
【0003】
図14に従来のPDPにおけるサブフィールドの構成の一例を示す。この例では、1フィールドが8つのサブフィールド(SF1、SF2、・・・、SF8)に分割され、それぞれのサブフィールドは(1、2、4、8、16、32、64、128)の輝度重みを持っている。各サブフィールドは、予備放電を行うセットアップ期間T1と、画素毎に発光か非発光かのデータ書き込みを行う書き込み期間T2と、発光データの書き込まれた画素を一斉に発光させる維持期間T3とからなる。これらのサブフィールドを種々組み合わせて発光させることにより、「0」から「255」までの256段階の階調を表現できる。例えば、階調「7」は、輝度重み1、2、4を持つSF1、SF2、SF3を発光させることにより表現でき、階調「21」は、輝度重み1、4、16を持つSF1、SF3、SF5を発光させることにより表現できる。
【0004】
このようなサブフィールド法を用いて多階調表示を行う表示装置においては、動画表示中に疑似輪郭(動画擬似輪郭)が現れ画質を劣化させることが知られている。以下に、この動画擬似輪郭について説明する。ここでも1フィールドは(1、2、4、8、16、32、64、128)と重み付けられた8つのサブフィールド(SF1〜SF8)に分割されていると仮定する。図15に示すように、画像パターンXがPDP33の画面上を水平方向に移動する場合を考える。画像パターンXは、階調が「127」である領域P1と、階調が「128」である領域P2とからなる。図16は、画像パターンXをサブフィールドに展開した図であり、横軸はPDP33の画面上の水平方向画面位置に対応し、縦軸は時間方向に対応する。また、図16中のハッチングは発光しないサブフィールドを示している。
【0005】
画像パターンXが静止している場合、図16に示すように、人間の視点も画面位置Aに固定されるため画素本来の階調「127」と「128」が認識される。ところが、画像パターンXが左方向に移動すると、視点も画面位置B−B’方向に移動するため、領域P2の非発光サブフィールドと領域P1の非発光サブフィールドとを見ることになり、その結果、階調「0」、すなわち暗線を認識する。逆に、画像パターンXが右方向に移動すると、視点も画面位置C−C’と移動するため、領域P1の発光サブフィールドと領域P2の発光サブフィールドとを見ることとなって、階調「255」、すなわち明線を認識してしまう。いずれにしても、本来の階調(127または128)とは大幅に異なるため、これらが輪郭として認識される。このように擬似輪郭は、階調の変化はわずかであるにもかかわらず発光するサブフィールドのパターンの変化が大きいところで発生する。例えば上記のような重み付けのサブフィールドを用いた場合、隣接する画素の輝度階調が「63」と「64」の場合、あるいは「191」と「192」等の場合にも顕著に観測される。このような擬似輪郭を疑似輪郭ノイズ(非特許文献1参照)と言い、画質を劣化させる原因となっている。
【0006】
そこで動画疑似輪郭を抑制する方法として、例えば、動画擬似輪郭が発生しにくい「第1の階調」とその「中間の階調」に画像信号の階調を変換し、変換によって生じた誤差を周辺画素に拡散することで階調の飛びを補間する。次に、変換された階調が「中間の階調」である場合には、最も近い「第1の階調」へ切上げあるいは切下げを行う。ドット毎、ライン毎、フィールド毎に切上げと切下げとを交互に繰り返すことで、平均的に「中間の階調」を表現するという方法が提案されている(特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−276100号公報
【非特許文献1】
テレビジョン学会技術報告、Vol.19、No.2、IDY95−21、pp.61−66:「パルス幅変調動画表示に見られる疑似輪郭ノイズ」
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような方法では、大きい動画疑似輪郭が発生する階調付近での階調数の減少が避けられない。つまり、動画疑似輪郭を抑制すると階調数が不足し視覚的にはざらついた感じの画像になり、逆に階調数を確保すると動画擬輪郭が発生するという課題があった。
【0009】
本発明の目的は、十分な階調を確保しつつ、動画疑似輪郭を抑制することのできる画像表示装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために本発明の画像表示装置は、画像信号に対応した階調に対して複数個の擾乱定数を出力する擾乱定数発生手段と、複数個の擾乱定数から1つを選択する擾乱定数選択手段と、選択された擾乱定数と画像信号とを加算する加算手段とを備え、各画像信号に対して擾乱を重畳印加することにより、動画擬似輪郭発生場所を分散させ視覚的に認知できなくすることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
すなわち本発明の請求項1に記載の発明は、1フィールドを複数のサブフィールドで構成し各サブフィールドを発光または非発光制御することにより多階調表示する画像表示装置であって、入力された画像信号により動画であるか否かを検出する動き検出回路と、前記画像信号により画面内で階調が傾斜を持つとともにそれが認識できるほどの画素にわたって連続している傾斜階調領域であるか否かを検出する傾斜検出回路と、前記画像信号に擾乱定数を加算した信号を出力する擾乱加算手段と、前記画像信号を動画擬似輪郭が発生しない階調に変換するとともに誤差拡散の処理を行う階調制限回路とを備え、前記擾乱加算手段は、前記画像信号の階調に応じた複数個の擾乱定数を発生する擾乱定数発生手段と、前記擾乱定数発生手段から発生する複数個の擾乱定数の中から1つを選択する擾乱定数選択手段と、前記擾乱定数選択手段で選択された擾乱定数と前記画像信号とを加算する加算手段とを有し、前記動き検出回路と傾斜検出回路とにより動きのある傾斜階調領域を検出した場合は前記擾乱定数が加算された画像信号を選択して出力し、動きのある傾斜階調領域以外の場合は前記階調制限回路からの画像信号を選択して出力するように構成したことを特徴とする画像表示装置である。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、前記擾乱定数発生手段が発生する複数個の擾乱定数の合計が0であることを特徴とする画像表示装置である。
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながらその構成を動作とともに説明する。
【0015】
(実施の形態1)
図1において、アナログ−デジタル(A/D)変換回路11はRGB信号(画像信号)のA/D変換を行う。逆ガンマ補正回路13はA/D変換された画像信号に逆ガンマ補正を行う。動き検出回路14は、例えばフィールド間差分によって、入力された画像信号により動画であるか否かを検出する。傾斜検出回路15は、前記画像信号から隣接画素間の差分等を検出することにより、画面内で階調がある程度の傾斜を持ち、かつそれが認識できるほどの画素にわたって連続している部分(以下、傾斜階調領域と略記する)であるか否かを検出する。AND回路16は動き検出回路14と傾斜検出回路15との出力の論理積をとることにより、動きのある傾斜階調領域を検出する。逆ガンマ補正された画像信号は、階調制限回路17に送られるとともに、擾乱定数加算手段としての擾乱定数加算回路19に送られる。階調制限回路17は、送られてきた画像信号の階調を動画擬似輪郭が発生しない階調に変換するとともに、誤差拡散により擬似的に階調数を増加させる処理を行う。階調制限回路17と擾乱定数加算回路19については本発明の主要部分のひとつであるので後で詳細に説明する。選択回路23は、AND回路16の出力にもとづき、動きのある傾斜階調領域に対しては擾乱定数加算回路19の出力を選択し、それ以外の画像に対しては階調制限回路17の出力を選択する。これは、動きのある傾斜階調領域にのみ擾乱定数加算回路19の処理を有効にするためである。画像信号−サブフィールド対応付け回路25は、選択回路23により選択された画像信号を、サブフィールドを発光させるか否かを示す複数のビットからなるフィールド情報に変換する。サブフィールド処理回路27は、フィールド情報にもとづいて維持期間に出される維持パルスの数を決定する。走査・維持・消去駆動回路29とデータ駆動回路31は、サブフィールド処理回路27からの出力にもとづき、各画素の発光量を制御して、PDP33上に所望の階調の画像を表示させる。タイミングパルス発生回路35は、水平同期信号および垂直同期信号にもとづいて各種タイミング信号を発生し、表示装置内の各部へ供給する。
【0016】
次に、本発明の実施の形態で用いた、擬似輪郭が発生しない階調について説明する。なお、本発明の実施の形態では、図2〜図4に示すように、1フィールドを10のサブフィールド(SF1、SF2、・・・、SF10)に分割し、各サブフィールドはそれぞれ(1、2、4、8、16、25、34、44、55、66)の輝度重みを持つものとする。なお、図2〜図4中、各サブフィールドの欄の「1」は対応するサブフィールドが発光することを示している。
【0017】
前述したように、動画擬似輪郭が発生しやすいのは、隣接する画素間において、階調の変化はわずかであるにもかかわらず発光するサブフィールドのパターンの変化が大きいところである。例えば、隣接する画素の階調が「15」と「16」等のような場合である。このとき図2〜図4のサブフィールド欄を参照して、発光するサブフィールドを1、非発光サブフィールドを0とおいてSF1からSF10を順に並べると、階調「15」は1111000000、「16」は0000100000となり、発光するサブフィールドのパターンの変化が大きいことがわかる。
【0018】
そこで、擬似輪郭の発生しない階調としては、
条件a:発光させるサブフィールドより小さい重みを持つ全てのサブフィールドが発光するような階調
が考えられる。この条件を満たす階調は、具体的には(0、1、3、7、15、31、56、90、134、189、255)の11種類の階調となる。これらの階調は図2〜図4の中で「表示用階調a」の欄に「●」を記して示す。例えば階調「31」は、SF5以下の重みを持つサブフィールドが全て発光しSF6以上のサブフィールドが全て非発光であるため条件aを満たしている。これらの階調は、階調の値が増加するにつれて発光させるサブフィールド数も単調に増加していくため、表示用階調の中で値の近い階調の画素が隣接する場合、発光するサブフィールドと非発光のサブフィールドの分布に大きな変化がなくなり、動画擬似輪郭も発生しない。
【0019】
しかしながら、このように表示用階調を制限すると上述のようにわずか11種類の階調のみを用いて画像表示せねばならず、階調表現能力が大幅に低下することになる。そこで本実施の形態においてはこの条件を少し緩め、
条件b:発光させるサブフィールドより小さい重みを持つ全てのサブフィールドのうち、発光しないサブフィールドが0または1である階調
としている。これらの階調は図2〜図4の中で「表示用階調b」の欄に「●」を記して示す。条件bを満たす階調の数は条件aの階調に加えて、(2、5、6、11、13、14、・・・、251、253、254)の階調が追加されて全部で56種類となり、条件aを満たす階調の数よりもはるかに多くなるため、より滑らかな階調表現が可能となる。さらに、条件bを満たす階調は、隣接する画素間において発光/非発光のサブフィールドの分布に大きな変化は発生しないので擬似輪郭が発生しにくい階調として用いることができる。
【0020】
しかしながら、この階調を表示用階調として用いる場合、以下に示すある特定のパターンを持った画像領域に対しては大きい動画疑似輪郭が観測される可能性がある。例えば図5に示すように、階調がある程度の傾斜を持ちある程度の広さを持つパターンYが移動する場合について考える。例えば、パターンYが条件bを満たす階調を用いて階調「189」、「200」、「211」、「221」、「230」、「239」である6つの領域で表現されたとする。図6は画像パターンYをサブフィールドに展開した図であり、横方向はPDP33の画面上の水平方向に対応し、縦方向は時間経過に対応する。また、図6中のハッチングは非発光サブフィールドを表わしている。画像パターンが静止している場合、人間の視線も画面位置Aに固定されているため本来の階調が認識される。ところが、画像パターンYが左方向に移動すると、視線も画面位置B−B’方向に移動するため6つの領域の中間非点灯サブフィールドを追う形になり、その結果、原画像に比較して非常に暗い暗線を認識することになる。
【0021】
このように、画面内で階調がある程度の傾斜を持ち、かつ、それが認識できるほどの画素にわたって連続している部分、すなわち傾斜階調領域が目で追える程度の速度で移動した場合に非常に大きい動画擬似輪郭が認識される。従って、本実施の形態の画像表示装置では、傾斜階調領域と、それ以外の領域(非傾斜階調領域)について異なった画像処理を行う。
【0022】
まず、非傾斜階調領域についての処理について説明する。なお、静止した傾斜階調領域についても非傾斜階調領域と同様の処理を行うものとする。
【0023】
非傾斜階調領域については、上述したように、表示用階調として、
条件b:発光させるサブフィールドより小さい重みを持つ全てのサブフィールドのうち、発光しないサブフィールドが0または1である階調
を満たす階調を用いる。
【0024】
図7(a)は、本発明の実施の形態における階調制限回路17の回路ブロック図である。階調制限回路17は、階調制限テーブル53を用いて画像信号出力を条件bを満たす階調に制限するとともに、入力画像信号と階調制限された信号の差を表示誤差として誤差拡散処理を行う。図7内のTと記したブロック65、67、69は1画素遅延回路、H−Tと記したブロック63は1ラインマイナス1画素遅延回路を表わす。図7(b)に示すように、いま、ある1つの画素P0に注目し、対応する画像信号を入力したとする。このとき画素P0の1ライン前の画素P1、P2、P3および直前画素P4の表示誤差それぞれに乗算器77、75、73、71を用いてk3、k2、k1、k0の重み係数をかけ、加算器79、51を用いて画素P0の入力信号に加算する。そしてこの加算した信号と階調制限テーブル53の数値とを比較し、加算した信号に最も近い数値を画像信号として出力する。それとともに、上記加算した信号と出力した信号との差を減算器61を用いて求め、その結果を表示誤差として、画素P0の次の画素P5と1ライン後の画素P6、P7、P8にそれぞれ重み係数k0、k1、k2、k3をかけて拡散する。ここで、各重み係数はk0+k1+k2+k3=1となる値に設定されている。
【0025】
この誤差拡散処理を画面全体に施すことにより、表示すべき階調量が保存され、画面全体を見たときに人間の目にはあたかも本来の輝度が表示されているように見える。従って、ざらつき感のない、あるいは滑らかな画像を表示することができる。
【0026】
次に階調傾斜領域での処理方法について説明する。
【0027】
動きのある階調傾斜領域については、上述したように条件bを満たす階調に階調制限する方法が使えない。その代わり、動画擬似輪郭が発生しても、その発生場所を階調傾斜領域内で分散させることによって視覚的に認知できないようにする。すなわち、各画像信号に対して所定の擾乱を重畳印加し、その結果、動画擬似輪郭発生場所を分散させる処理を行う。この処理は以下の手順で行う。まず、図8(a)に示すように2画素×2ラインの仮想的なマトリクスを考え、これを画面全体に敷き詰める(図8(b))。一方、各階調に対し4個の擾乱定数d1〜d4を準備する。その上で、各画素に対し、対応するマトリクスの指定する擾乱定数を選択し画像信号に加算する。本実施の形態における画像表示装置は上述のマトリクスを2種類持ち、フィールド毎に切替えて使用している。
【0028】
図9は本発明の実施の形態におけるこれらの処理を行う擾乱定数加算回路19の回路図である。擾乱定数加算回路19は、擾乱定数発生手段としての擾乱定数テーブル100、擾乱定数選択手段としての擾乱定数選択回路200、加算手段としての加算器300から構成される。擾乱定数テーブル100は、入力した画像信号の階調に応じた擾乱定数d1〜d4を発生する。擾乱定数選択回路200は、4つの擾乱定数d1〜d4の中からマトリクスに対応する擾乱定数をひとつ選択し加算器300に出力する。加算器300は選択された擾乱定数を画像信号に加算する。
【0029】
図10は、本発明の実施の形態における擾乱定数選択回路200の構成例を示す。図10に示す2つの擾乱定数セレクタ201、202は、画素毎に反転する画素反転信号とライン毎に反転するライン反転信号によって4つの擾乱定数を適宜切替える。このとき擾乱定数セレクタ201は、2画素×2ラインのマトリクスの配列が、例えば図8(a)に示す並びになるように切替える。また、擾乱定数セレクタ202はマトリクスの配列が、例えば図8(c)に示す並びになるよう切替える。次にセレクタ208は、フィールド毎に反転するフィールド反転信号を用いてフィールド毎に図8(a)か図8(c)のマトリクスを交互に選択して出力する。その結果、擾乱定数選択回路200は、最初のフィールドでは図8(a)のマトリクスを選択して図8(b)のように画面全体に敷き詰め、各画素に対応する擾乱定数を出力する。また、これに続くフィールドでは図8(c)のマトリクスを選択して図8(d)のように画面全体に敷き詰め、各画素に対応する擾乱定数を出力する。
【0030】
図11に実施の形態1で用いる擾乱定数テーブルの一部を示す。画像信号の各階調に対して擾乱定数d1〜d4の欄に示すような擾乱定数を設定している。
【0031】
次に、擾乱定数の決め方について説明する。本実施の形態では2画素×2ラインのマトリクスを用いているので、各々の階調に対し4つの擾乱定数d1〜d4を決定する必要がある。擾乱定数を加算する目的は傾斜階調領域の動画擬似輪郭を分散させることが目的であるから、傾斜階調領域の非発光サブフィールドを分散させる必要がある。そのため擾乱定数はサブフィールド構成に大きく依存することになる。本実施の形態におけるサブフィールド構成は、例えば階調205に注目すると第8サブフィールドが非点灯となっている。このとき階調201〜211は全て第8サブフィールドが非点灯であるため、非発光サブフィールドを分散させるためには、4つの擾乱定数d1〜d4のうち少なくともひとつは211−205=6を超えなければならず、少なくともひとつは201−205=−4より小さく設定する必要がある。さらに、擾乱定数加算後の階調の平均値を元の階調に合わせるために4つの擾乱定数d1〜d4の合計を0となるように設定することが望ましい。ここでは、これらの擾乱定数は以下のように算出した(端数は四捨五入)。
【0032】
d4=(元の階調)×0.2
d3=(元の階調)×0.1
d2=−d3
d1=−d4
しかし、もちろんこれにかぎらず上述の条件を満たす範囲であれば、擾乱定数は自由に設定することができる。
【0033】
以上説明してきたように、特に動画疑似輪郭が発生しやすい傾斜階調領域では、「中間非点灯サブフィールド」を空間的に分散することにより動画疑似輪郭を抑制することができる。加えて、マトリクス内のd1〜d4の位置をフィールド毎に変化させることにより時間的にも分散されるのでさらに効果的に動画疑似輪郭を抑制することができる。一方、非傾斜階調領域では表示用階調として条件bを満たす階調を用いるため、十分な階調性を保つことができ、全体としては階調性を有効に保ったまま、動画疑似輪郭を効果的に抑制することができる。
【0034】
(実施の形態2)
本実施の形態は、傾斜階調領域に対する画像信号処理が実施の形態1と異なっている。実施の形態1における傾斜階調領域に対する画像信号処理は、画像信号に対し階調制限を行わず、全階調に対して擾乱定数を加算する処理を行ったが、本実施の形態における傾斜階調領域に対する画像信号処理は、傾斜階調領域の動画擬似輪郭をさらに広い範囲へ分散させるために一旦階調制限、誤差拡散処理を行い、その後擾乱定数加算処理を行う。
【0035】
図12は実施の形態2における画像表示装置の回路ブロック図である。A/D変換回路11、逆ガンマ補正回路13、動き検出回路14、傾斜検出回路15、AND回路16、階調制限回路17、選択回路23については実施の形態1と同様である。本実施の形態においては、逆ガンマ補正された画像信号が階調制限手段としての第2の階調制限回路18を経由して擾乱定数加算手段としての擾乱定数加算回路19に入力されているところが実施の形態1との相違点である。画像信号−サブフィールド対応付け回路25以降も実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0036】
図13は、第2の階調制限回路18で制限された階調と、その各々の階調に対する擾乱定数を示す図である。
【0037】
本実施の形態においては、制限階調として階調(1、3、7、15、31、56、90、134、189、255)の間を4等分した36種類の階調を用いたが、これ以外の階調を用いてもよい。ただし、制限する階調数が少なすぎるとざらつき感が発生し、逆に多すぎると動画擬似輪郭の分散範囲が狭くなるので、実験等により適切に設定する必要がある。また、暗い画像に対しては階調変化に対する視感度が大きいので、低階調部分では階調間隔を小さく、逆に高階調部分では階調間隔を大きく取ることが望ましい。
【0038】
次に、擾乱定数の決め方について説明する。本実施の形態においても2画素×2ラインのマトリクスを用いているので、制限された各々の階調に対し4つの擾乱定数d1〜d4を決定する。擾乱定数を加算する目的は傾斜階調領域の動画擬似輪郭を分散させることが目的であるから、傾斜階調領域の非発光サブフィールドを分散させる大きさの擾乱定数である必要がある。さらに、擾乱定数加算後の階調の平均値を元の階調に合わせるために4つの擾乱定数d1〜d4の合計を0となるように設定することが望ましい。
【0039】
ここで、これらの擾乱定数は以下のように算出した。
【0040】
d4=(制限された階調のうち元の階調より2つ大きい階調)−(元の階調)
d3=(制限された階調のうち元の階調より1つ大きい階調)−(元の階調)
d2=−d3
d1=−d4
しかし、もちろんこれにかぎらず上述の条件を満たす範囲であれば、擾乱定数は自由に設定することができる。
【0041】
なお、本実施の形態においては、図12の階調制限回路17と第2の階調制限回路18を独立な2つの回路として構成したが、これらを1つの階調制限回路で共用し、AND回路16の出力により階調テーブルの内容を書きかえる構成としてもよい。この場合は、非傾斜階調領域に対してはAND回路16の出力を用いて擾乱定数加算回路を無効にする制御を追加する必要がある。
【0042】
以上説明してきたように、特に動画疑似輪郭が発生しやすい傾斜階調領域では、階調制限と誤差拡散を追加することにより「中間非点灯サブフィールド」を空間的により広い範囲に分散することができ、動画疑似輪郭を抑制することができる。一方、非傾斜階調領域では表示用階調として条件bを満たす階調を用いるため、十分な階調性を保つことができ、全体としては階調性を有効に保ったまま、動画疑似輪郭を効果的に抑制することができる。
【0043】
なお、実施の形態1および2においては、マトリクスの大きさを2画素×2ラインとしたが、n画素×mラインの任意の大きさのマトリクスを用いてもよく、この場合は各々の階調に対しn×m個の擾乱定数を設定すればよい。
【0044】
また、動きのある傾斜階調領域であっても、輝度が低い場合は動画擬似輪郭が認識されにくいので、動きがある傾斜階調領域であり、かつ、ある程度明るい階調の領域に対して擾乱定数加算処理を行うようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、非傾斜階調領域では表示用階調として条件bを満たす階調を用いるため、十分な階調性を保つことができ、一方、動画疑似輪郭が発生しやすい傾斜階調領域では、動画擬輪郭を空間的に広い範囲に分散することができるため、階調数を確保しながら動画擬輪郭を抑制することができる。そのため、全体としては階調性を有効に保ったまま、動画疑似輪郭を効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像表示装置の回路ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1および2における画像表示装置で使用したサブフィールド構成と表示用階調(0〜119)を示す図
【図3】本発明の実施の形態1および2における画像表示装置で使用したサブフィールド構成と表示用階調(120〜239)を示す図
【図4】本発明の実施の形態1および2における画像表示装置で使用したサブフィールド構成と表示用階調(240〜255)を示す図
【図5】動画疑似輪郭が発生する表示パターンを説明する図
【図6】動画疑似輪郭が発生する原因を説明する図
【図7】(a)は本発明の実施の形態1および2における画像表示装置の階調制限回路の回路ブロック図
(b)は本発明の実施の形態1および2における画像表示装置の階調制限回路の動作を説明する図
【図8】本発明の実施の形態1および2における画像表示装置の擾乱定数加算回路の動作を説明する図
【図9】本発明の実施の形態1および2における画像表示装置の擾乱定数加算回路の回路図
【図10】本発明の実施の形態1および2における画像表示装置の擾乱定数選択回路の構成例を示す図
【図11】本発明の実施の形態1で使用した各階調に対応する擾乱定数を示す図
【図12】本発明の実施の形態2における画像表示装置の回路ブロック図
【図13】本発明の実施の形態2で使用した第2の階調制限回路で制限された階調と、制限された階調に対応する擾乱定数を示す図
【図14】従来のPDPにおけるサブフィールドの構成の一例を示す図
【図15】動画疑似輪郭の発生する表示パターンを説明する図
【図16】動画疑似輪郭の発生する原因を説明する図
【符号の説明】
11 A/D変換回路
13 逆ガンマ補正回路
14 動き検出回路
15 傾斜検出回路
16 AND回路
17 階調制限回路
18 第2の階調制限回路
19 擾乱定数加算回路
23 選択回路
25 映像信号−サブフィールド対応付け回路
27 サブフィールド処理回路
29 走査・維持・消去駆動回路
31 データ駆動回路
33 プラズマディスプレイパネル(PDP)
35 タイミングパルス発生回路
100 擾乱定数テーブル
200 擾乱定数選択回路
201,202 擾乱定数セレクタ
208 セレクタ
300 加算器
Claims (2)
- 1フィールドを複数のサブフィールドで構成し各サブフィールドを発光または非発光制御することにより多階調表示する画像表示装置であって、入力された画像信号により動画であるか否かを検出する動き検出回路と、前記画像信号により画面内で階調が傾斜を持つとともにそれが認識できるほどの画素にわたって連続している傾斜階調領域であるか否かを検出する傾斜検出回路と、前記画像信号に擾乱定数を加算した信号を出力する擾乱加算手段と、前記画像信号を動画擬似輪郭が発生しない階調に変換するとともに誤差拡散の処理を行う階調制限回路とを備え、前記擾乱加算手段は、前記画像信号の階調に応じた複数個の擾乱定数を発生する擾乱定数発生手段と、前記擾乱定数発生手段から発生する複数個の擾乱定数の中から1つを選択する擾乱定数選択手段と、前記擾乱定数選択手段で選択された擾乱定数と前記画像信号とを加算する加算手段とを有し、前記動き検出回路と傾斜検出回路とにより動きのある傾斜階調領域を検出した場合は前記擾乱定数が加算された画像信号を選択して出力し、動きのある傾斜階調領域以外の場合は前記階調制限回路からの画像信号を選択して出力するように構成したことを特徴とする画像表示装置。
- 前記擾乱定数発生手段が発生する複数個の擾乱定数の合計が0であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
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