JP4099716B2 - 高圧コネクタ - Google Patents

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本発明は、高圧コネクタに関する。
従来の機器に高電圧を供給する高圧コネクタとして、被覆電線、抵抗素子及び接続端子を直列接続して構成された電線アセンブリのうち抵抗素子及び接続端子の周囲にコネクタハウジングを形成したものがある。
この種の高圧コネクタの製造方法としては、電線、抵抗素子及び接続端子を直列接続した後、接続端子及び抵抗素子を金型にセットして、例えばインサート成形により抵抗素子及び接続端子の周りに樹脂製のコネクタハウジングを形成するという手順がとられている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−31331公報
ところで、上記構成では、金型内に抵抗素子が露出して配されているため、樹脂熱がダイレクトに抵抗素子に伝わることとなり、その結果、抵抗素子が熱破壊され不具合を起こすことが懸念される。また、抵抗素子が側方からの樹脂圧をダイレクトに受けると、本来の在るべき位置からずれるおそれもある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、絶縁性能を確実に維持することができる高圧コネクタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明の高圧コネクタは、電線と、接続端子と、これらの間に接続された電気素子と、絶縁部材よりなり前記電気素子をほぼ密閉状態で収容する収容部と、少なくとも前記収容部と前記接続端子とを樹脂成形用金型の内部にセットしたときにこれらと前記樹脂成形用金型に対して所定の姿勢に保持する絶縁性の姿勢保持部とを備えた電線アセンブリを、前記樹脂成形用金型によって形成されるハウジング内に埋設してなり、前記姿勢保持部は、径方向外周へ突出しその端面が前記樹脂成形用金型の内面に当接可能なインサートピンを有し、かつ前記インサートピンは前記樹脂成形用金型内に射出される樹脂圧によってその端面が前記樹脂成形用金型の内面から離間するような倒れ変形が可能に形成されており、前記インサートピンは、その端面が前記ハウジングの外面に露出することなく同ハウジング内に封入されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記インサートピンの根元部分には切欠部が形成され、前記インサートピンは前記切欠部を中心として倒れ変形可能となっているところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、前記収容部と前記姿勢保持部とが一体に形成されたインナー部材を設けたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記インナー部材は、前記電気素子、接続端子及び電線の接続方向に沿って分割面を有する1対の半割体によって形成されるとともに、両半割体の外面には前記インサートピンが前記樹脂成形用金型の開閉方向に沿って突出形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
収容部により電気素子を密閉状態とするとともに、姿勢保持部により接続端子及び電気素子を樹脂成形金型に対して所定の姿勢に保持するようにしたから、接続端子及び抵抗素子にハウジングが正しく形成することができ、かつ、電気素子を熱から保護することができる。これにより、高圧コネクタとしての機能を確保することができる。
仮に、姿勢保持部を凹形状とし、樹脂成形用金型に設けられた突起をこの凹部へ嵌めこませる構成とした場合、形成されるハウジングのうち凹部に相当する部分の樹脂厚が確保されなくなり、絶縁性能の低下を来す。これに対して、姿勢保持部をインサートピンにより構成しているから、ハウジングの樹脂厚が確保され、もって、絶縁性能を確保することができる。
樹脂成形時において、樹脂成形用金型内に樹脂が充填されると、その樹脂圧によりインサートピンが倒れ変形して樹脂成形用金型の内面から離間する。そうすると、インサートピンがハウジング内部に閉じ込められた状態となって放電経路が規制されるから、絶縁性能を一層高めることができる。
<請求項2の発明>
樹脂圧によりインサートピンは切欠部を中心として倒れる。
<請求項3の発明>
収容部と姿勢保持部とを一体に形成したことにより部品点数及び製造工数を削減することができる。
<請求項4の発明>
インナー部材を一対の半割体により構成した場合、樹脂成形用金型内に樹脂を射出してハウジングを形成する際に、その樹脂圧により半割体が分離するおそれがある。これに対して請求項4の発明では、両半割体の外面に突出形成されたインサートピンが金型内面に当接するから、半割体が分離することがない。
<実施形態1>
本発明に係る高圧コネクタの実施形態1を図1ないし図6を参照して説明する。
本実施形態の高圧コネクタは、例えば、コピー機に備えられ、ドラムを帯電・除電させてドラムへの印加トナーの吸着・離脱を行なうべくこのドラムに高電圧を印加するためのものであり、電線アセンブリ10と、この電線アセンブリ10の周囲にインサート成形によって形成されるコネクタハウジング30(以下、ハウジング30と称する。)から構成されている。
尚、図2において矢印Aの方向を前方と規定する。
<電線アセンブリ>
電線アセンブリ10は、図2に示すように、被覆電線11、接続端子12及び抵抗素子13が直列接続され、抵抗素子13にインナー部材20が取り付けられて構成されている。
被覆電線11は10000〜30000(V)の高電圧に耐えうる耐高電用電線であって、所定の長さ寸法に切り出されて、両端側の被覆を剥いで導体を露出させている。
接続端子12は、金属製の基台12A及び基台12Aに取り付けられる金属製のコイルバネ12Cから構成されている。基台12Aは円柱状をなしているとともに、軸方向における中央付近に大径部12Bが形成されている。基台12Aにはコイルバネ12Cが大径部12Bに至る深さまで圧入されている。
抵抗素子13はその抵抗値が1000〜10000(Ω)のものが用いられ、高圧電源からの漏れ電流を吸収する機能を有している。これによって、磁気ノイズの発生を抑制して周辺機器の誤動作を防止することができるようになっている。この抵抗素子13の接続端子のうち一端側には被覆電線11の導体がはんだ付けあるいは加締め付けにより接続されており、他端側が接続端子12にはんだ付けにより電気的に接続されている。
インナー部材20は、後述する金型に接続端子12及び抵抗素子13をセットする際に、これらを金型に対して位置決め固定するとともに、樹脂成形時に所定の姿勢を保持させるためのものであり、ノリル樹脂から形成されている。なお、このインナー部材20は、金型40内にセットしてPET樹脂を流しこんでも溶けることはない。
このインナー部材20は全体が円筒の枠状に形成され、図2及び図3に示すように、2つの半割体21が軸線Cを含む分割面を中心として分離されており、これら半割体21のうち縁部に設けられたヒンジ部22により連結されている。
一方の半割体21のうち、ヒンジ部22と反対側に位置する縁部にはロック片26Aが外方へ向けて突出形成されており、他方の半割体21の外面のうち、ロック片26Aと対応する位置には凹部26Bが形成されている。従って、両半割体21を互いに整合させたときにはロック片26Aが弾性変形して凹部26Bを乗り越えることにより、両半割体21を整合させた円筒状態を維持することができるようになっている。
尚、両半割体21が離れた半割状態で一方の半割体21に被覆電線11、接続端子12及び抵抗素子13を次述するクランプ部23〜25にセットした後、上記の円筒状態とすることで、電線アセンブリ10にインナー部材20が取り付けられることとなる。
また、インナー部材20に半割体21が閉じられた円筒状態において前後方向に並ぶ第1〜第3の3つのクランプ部23,24,25が配されている。それぞれのクランプ部23,24,25により被覆電線11、接続端子12及び抵抗素子13を位置決め固定するようになっている。
先頭に配された第1のクランプ部23は、両半割体21の前端面に両半割体21を閉じたときに凹み面231を有している。この凹み面231はこれらが閉じ状態とされたときは、基台12Aを分割面と平行であってかつ軸線Cと直交する方向には隙間なく保持するが、これと直交する方向にはクリアランスを生じるように形成されている。また、第1クランプ部23における両半割体21の内部において、上述したクリアランスが設けられている方向に対向する壁面からは一対の押さえピン232が突出している。両押さえピン232は半割体21が閉じられると両押さえピン232の間で基台12Aを挟みつけることにより軸線Cの方向と直交する方向への移動が規制されるようになっている(図4参照)。
中央に配された第2のクランプ部24は、両半割体21の内周面にそれぞれ形成された受け溝241から構成されている。これらの受け溝241は円筒状態では筒体をなし、このときの内径は抵抗素子13の外径と略同一とされている。従って、円筒状態では、抵抗素子13の外周面が隠蔽された状態とされる(図5参照)。
詳述すると、受け溝241の内周面が抵抗素子13の外周面とほぼ隙間なく密着しており、ハウジング形成時において抵抗素子13の端面側からの樹脂の侵入が規制されるようになっている。
後尾に配された第3のクランプ部25は、抵抗素子13から導出される接続端子を保持するためのものであり、第1及び第2の挟持部251,252から構成されている。第1の挟持部251は両半割体21からそれぞれ軸線Cに向けて突出する凸部251Aと、軸線Cの方向と平行な方向に向かって溝を有する把持部251Bとから構成されている。これにより、円筒状態では凸部251Aと把持部251Bとで接続端子を軸線C上に保持している。
また、第2の挟持部252は両半割体21のうちヒンジ部22とは反対側の側縁に設けられており、一方の半割体21に形成されている凹部252Aと、他方の半割体21に形成され、この凹部252Aに対応する位置に配されているU字状の把持部252Bとから構成されている。これによって、抵抗素子13の接続端子における先端側を軸線Cと直交する方向に保持することができるようになっている。
一方、両半割体21の外側面には、この半割体21を軸線Cに沿った方向において3等分するようにしてインサートピン27(姿勢保持部)がそれぞれ2本づつ形成されており、円筒状態においては、インサートピン27が水平方向に沿った方向に突出する形態とされる。また、各インサートピン27の根元部分には切欠部27Aが形成されており、上方から見て略U字形状をなしている(図参照)。この切欠部27Aの切欠き深さは、後述するインサート成形時において樹脂の流動によってインサートピン27が倒れる程度の深さに設定されている。
両半割体21の後端面には、軸線Cを中心として90°の間隔で3つの凸片28A〜28Cが配設されているとともに、それぞれ後方に向かって突出している。このうち、ヒンジ部22側に形成されている凸片28Aは他の凸片28B,28Cよりも突出寸法が長くされている。円筒状態においては、凸片28A同士が整合するとともに、凸片28C同士が整合することとなる。上記のように3つの凸片28A〜28Bにおいて長さを異ならせている理由は、凸片28Aは後述する金型40にセットした際に、金型40に形成されている位置決め凹部44に嵌合させるためであり、また、凸片28B,28Cは金型40の内面に当接するようにしたためである。
また、両半割体21の外周面には内部に通ずる窓部29が形成されており、ハウジング30の形成に際して、インナー部材20内部への樹脂の流入が円滑に行なわれるようになっている。
<コネクタハウジング>
ハウジング30は、例えば溶融状態のPET(ポリエチレンテレフタレート)を金型40内に流しこんだ後、固形化させることで形成されるようになっている。
このハウジング30は前端面が開放された筒型形状をなしており、その内部にインナー部材20及び抵抗素子13が埋設されている。また、ハウジング30を構成する筒部31内には接続端子12が同軸状に配置されている。
ハウジング30の外周面にはフランジ部32が形成されており、対角状に2つの穴部が形成されてネジ止め等により機器の壁面に取り付けられるようになっている。また、フランジ部32の後部は所定範囲に亘って被覆電線11を保護するための電線保護部となっており、筒部31とともにハウジング30を形成している。
<金型>
金型40は、図6及び図7に示すように、固定型41、可動型42及びスライドピン43から構成されている。固定型41の内側後面及び可動型42の内側後面には、それぞれ溝部41A,42Aが形成されて、両型41,42が合わせられることにより位置決め凹部44を形成するようになっており、この位置決め凹部44は前述した凸片28Aに適合する形状とされている。また、両型41,42の内面のうち横側面には凹部41B,42Bが形成されており、これらにより、ハウジング30のフランジ部32が形成されるようになっている。
スライドピン43は一端が開放された筒形状をなしており、この開放された端面45に基台12Aの大径部12Bが当接するようになっている。このスライドピン43は2つに分割されており、固定型41に電線アセンブリ10を仮置きして、可動型42とこの固定型41とを整合させる過程で、ともに整合するようになっている。即ち、両スライドピン43はコイルばね12Cを側方から挟みこむことで両型41,42内にセットされるようになっている。これによって、コイルばね12Cの曲がりによって電線アセンブリ10が金型内に正規の状態でセットされないという不具合を解消することができるようになっている。
また、樹脂が射出されるゲート(図示せず)は、スライドピン43とは反対側に配されており、射出された樹脂の流動方向は図7に示す矢印Bの方向、つまりインサートピン27の延び方向と直交する方向とされている。また、樹脂がスライドピン43側に向けて流動することとなるから、大径部12Bがスライドピン43の端面に押し付けられてスライドピン43内への樹脂の流入を規制されるようになっている。
高圧コネクタの構成は以上であり、続いて、その製造手順について説明する。
まず、被覆電線11、抵抗素子13及び接続端子12を半田付けあるいは加締め付け等により直列接続し、インナー部材20のクランプ部24に抵抗素子13を宛がった後に半割体21をロックして円筒状態に仕上げる。
この後、被覆電線11を横倒しにした状態でインナー部材20を固定型41に仮置きして、固定型41と可動型42とを合体させるとともに、スライドピン43を合体させる。そうすると、凸片28Aと位置決め凹部44とが嵌合状態とされるとともに、インサートピン27が両部材41,42の内面にそれぞれ当接し、さらに、大径部12Bがスライドピン43の端面45に当たることで、金型40に対するインナー部材20の姿勢が保持されることとなる。
上記インナー部材20のセットが完了したら、樹脂成形をスタートする。金型40内に溶融状態のPETが射出されると、瞬間的に金型40内にPET樹脂が充填されるとともに、その樹脂圧によりインサートピン27が切欠部27Aを中心として後方に倒れる。そして、所定時間経過後に、スライドピン43を抜いて可動型42と固定型41とを分離して電線アセンブリ10を取り出す。従って、インサートピン27はハウジング30内に封止された状態となる(図8参照)。
本実施形態の高圧コネクタによれば、抵抗保護体内に抵抗素子13を収容するとともに、インサートピンによりインナー部材20を金型に対して所定の姿勢に保持するようにしたから、接続端子12側にハウジング30が正しく形成され、かつ、抵抗素子13を熱から保護することができ、もって、高圧コネクタとしての機能を確保することができる。
また、インナー部材20と抵抗保護部を一体に形成したことにより部品点数及び製造工数を削減することができる。
また、姿勢保持部をインサートピン27により構成しているから、ハウジング30の樹脂厚が確保され、もって、絶縁性能を確保することができる。
インナー部材20を一対の半割体21により構成した場合、金型40内に樹脂を射出してハウジング30を形成する際に、その樹脂圧により半割体21が分離するおそれがある。これに対して本実施形態では、両半割体21の外面に突出形成されたインサートピン27が金型40の内面に当接するから、半割体21が分離することがなくインナー部材20が確実にハウジング30内に封止される。尚、インサート成形時における金型40内への樹脂の充填時間は刹那的であり、インサートピン27の倒れ変形によって電線アセンブリ10が位置ずれすることはない。
ハウジング30の成形時において、金型40内に樹脂が充填されると、その樹脂圧により切欠部27Aを支点としてインサートピン27が倒れるようにしているから、インサートピン27がハウジング30内に封止されて前述したように放電経路が規制され、絶縁性能を一層高めることができる。
また、金型内における樹脂の流動方向を固定・可動型41,42側からスライドピン43にしたことにより、スライドピン43の端面と大径部12Bとが密着してスライドピン43内への樹脂の流動を規制することができる。これによって、コイルばね12Cへの樹脂の付着が防止されて、コイルばね12Cの機能障害(弾性劣化ひいては延び縮みできなくなること)の防止や、これと接続される端子との接触抵抗の増大を防止することができる。
特に、高電圧を取り扱う高圧コネクタにおいて、接触抵抗が増大すると、接続端子に局所的に電流が流れて端子の損傷を来すこととなる。これに対して、本実施形態では上記のように樹脂成形を行なっているから端子の損傷を確実に防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、インナー部材20に一体形成した抵抗保護部により樹脂熱から抵抗を保護する構成としていたが、例えば、熱収縮チューブにより抵抗素子13を覆い、その上からインナー部材20を取り付ける構成であってもよい。
(2)また、上記実施形態では、インサートピンの根元部分に切欠部を設けた構成としたが、この切欠部は根元部分よりも外側に設けた構成としてもよい。
(3)また、インサートピンの材質としては、例えば、突出方向と交差する方向からの応力により倒れ変形するようなものであればその材質は問わない。
実施形態1に係る高圧コネクタの側断面図 高圧コネクタの分解斜視図 高圧コネクタの斜視図 電線アセンブリのB−B断面図 電線アセンブリのC−C断面図 インナー部材及び金型の断面図 インナー部材及び金型の断面図 高圧コネクタの断面図
符号の説明
10…電線アセンブリ
11…被覆電線
12…接続端子
13…抵抗素子
20…インナー部材
21…半割体
27…インサートピン
27A…切欠部
30…コネクタハウジング

Claims (4)

  1. 電線と、接続端子と、これらの間に接続された電気素子と、絶縁部材よりなり前記電気素子をほぼ密閉状態で収容する収容部と、少なくとも前記収容部と前記接続端子とを樹脂成形用金型の内部にセットしたときにこれらと前記樹脂成形用金型に対して所定の姿勢に保持する絶縁性の姿勢保持部とを備えた電線アセンブリを、前記樹脂成形用金型によって形成されるハウジング内に埋設してなり、
    前記姿勢保持部は、径方向外周へ突出しその端面が前記樹脂成形用金型の内面に当接可能なインサートピンを有し、かつ前記インサートピンは前記樹脂成形用金型内に射出される樹脂圧によってその端面が前記樹脂成形用金型の内面から離間するような倒れ変形が可能に形成されており、
    前記インサートピンは、その端面が前記ハウジングの外面に露出することなく同ハウジング内に封入されていることを特徴とする高圧コネクタ。
  2. 前記インサートピンの根元部分には切欠部が形成され、前記インサートピンは前記切欠部を中心として倒れ変形可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の高圧コネクタ。
  3. 前記収容部と前記姿勢保持部とが一体に形成されたインナー部材を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高圧コネクタ。
  4. 前記インナー部材は、前記電気素子、接続端子及び電線の接続方向に沿って分割面を有する1対の半割体によって形成されるとともに、両半割体の外面には前記インサートピンが前記樹脂成形用金型の開閉方向に沿って突出形成されていることを特徴とする請求項3に記載の高圧コネクタ。
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