JP4099281B2 - 受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタルインターフェースフォーマットで伝送された信号を受信する受信装置及び受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、マルチメディアの発展と共にネットワークシステムが普及してきている。マルチメディアにおいては、パーソナルコンピュータ相互間でデータの送受を行うだけでなく、オーディオ機器及びビデオ機器(以下、AV機器という)とのデータの送受も可能にする必要がある。
【0003】
そこで、コンピュータとディジタル画像機器との間で、データの送受を行うためのディジタルインターフェース方式の統一規格が検討されている。マルチメディア用途に適した低コストの周辺インターフェースとしては、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)1394が有力視されている。
【0004】
IEEE1394は、複数のチャンネルの多重転送が可能である。また、IEEE1394は、映像及び音声データ等を一定時間以内で転送することを保証するアイソクロノス(isochronous )転送機能を有していることから、画像伝送に適したディジタルインターフェースとなっている。
【0005】
現在、各種フォーマットのデータをIEEE1394のパケットに変換して伝送するための変換ルールが決められている。例えば、DVC(ディジタルビデオカセット)のD−I/Fフォーマットのデータ、MPEG(Moving Picture Experts Group)2トランスポートストリームパケットのデータ及びDSS(Digital satellite System )パケット等の各種の機器のディジタルインターフェースフォーマットのデータをIEEE1394のパケットに変換して伝送することができるようになっている。
【0006】
また、IEEE1394においては、伝送される各種データの秘匿性を向上させるための暗号化についても5C規格(5C Digital Transmission Content Protection White Paper)によって定められている。送信側では、暗号用の鍵を生成して送信データに暗号化を施し、生成した鍵に対応するパラメータデータと共に伝送する。受信側では、伝送されたパラメータデータを用いて、復号用の鍵を生成し、伝送されたデータを復号する。復号されたデータに対して、受信処理を施すようになっている。
【0007】
しかしながら、IEEE1394の5C規格では、インターフェースを介して受信したパケットの暗号復号が正常に行われたか否かを確認する手段がないという問題があった。受信側では、暗号復号が正しく行われない場合でも、復号結果は受信処理を行うアプリケーションに与えられる。そうすると、アプリケーションは、乱れた画像を出力することもあり、また、画像が出力不能となる不具合もあった。この場合には、暗号復号が不正に行われたことを検出することができないので、正常な状態に復帰するために比較的長時間が経過してしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来、暗号の復号を正しく行うことができたか否かを確認することができないという問題点があった。また、暗号の復号が不正に行われた場合に、正常な状態に復帰するために比較的長時間を要するという問題点もあった。
【0009】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、暗号の復号が不正に行われたことを検出可能にすると共に、暗号の復号が不正に行われた場合でも正常な状態への復帰時間を短縮することができる受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る受信装置は、ディジタルインターフェースフォーマットのパケットを送受信する送受信手段と、前記送受信手段を介してデータの送受を行って、データ送信側機器との間で機器認証を行い、該機器認証が終了すると、前記データ送信側機器との間で認証鍵を取得する機器認証手段と、前記データ送信側機器から送られて前記送受信手段が受信したコンテンツ鍵を前記認証鍵に基づいて復号すると共に、該コンテンツ鍵で暗号化された暗号化データを該コンテンツ鍵に基づいて復号して復号データを出力する復号手段と、前記復号手段が前記暗号化データを復号して得た復号データに誤りが生じているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果によって復号誤りが生じていることが示された場合には、前記認証鍵に基づいて前記コンテンツ鍵の生成処理を再度行わせる制御手段とを具備することを特徴とするものであり、
本発明の請求項2に係る受信装置は、ディジタルインターフェースフォーマットのパケットを送受信する送受信手段と、前記送受信手段を介してデータの送受を行って、データ送信側機器との間で機器認証を行い、該機器認証が終了すると、前記データ送信側機器との間で認証鍵を取得する機器認証手段と、前記認証鍵及び所定の時変パラメータに基づいて時変鍵であるコンテンツ鍵を生成し、前記データ送信側機器から送られて前記送受信手段が受信した暗号化データを該コンテンツ鍵で復号して復号データを出力する復号手段と、前記復号手段が前記暗号化データを復号して得た復号データに誤りが生じているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果によって復号誤りが生じていることが示された場合には、直前又は直後の時変パラメータ、及び前記認証鍵に基づいて前記コンテンツ鍵の生成処理を再度行わせる制御手段とを具備することを特徴とするものである。
【0011】
本発明の受信装置においては、機器認証手段はデータ送信側機器との間でデータの送受を行って、機器認証を行う。機器認証が終了すると、復号手段は受信した暗号化データを復号する。判定手段は、復号データに復号誤りが生じているか否かを検出する。復号誤りが生じている場合には、制御手段は、復号手段から正常な復号データを出力させるための所定の復帰処理を行う。
【0012】
本発明の受信方法においては、先ず、データ送信側機器との間で機器認証が行われる。機器認証が終了すると、受信した暗号化データの復号が行われて復号データが出力される。次に、復号データに復号誤りが生じているか否かが判定され、生じている場合には、正常な復号データを出力させるための所定の復帰処理が行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る受信装置の一実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態はIEEE1394のDTCP(Digital Transmission Copy Protection)システムに採用された規格に対応したものである。
【0014】
受信装置10はディジタルインターフェース1及びアプリケーションデータ処理回路12によって構成されている。ディジタルインターフェース1は、例えば、IEEE1394規格に対応したインターフェースケーブル(図示せず)に接続されて外部との間でデータの送受を行うと共に、アプリケーションデータ処理回路12にも接続されてアプリケーションデータ処理回路12との間でデータの送受を行い、外部からのデータをアプリケーションデータ処理回路12に供給すると共に、制御データ等を外部と入出力する。
【0015】
アプリケーションデータ処理回路12は、所定のデータ処理機能を有する。例えば、アプリケーションデータ処理回路12にMPEG2−TS(トランスポートストリーム)のデコード機能を設ける。この場合には、ディジタルインターフェース1に外部からMPEG2規格のトランスポートストリームを含むデータが入力されると、アプリケーションデータ処理回路12は、トランスポートストリームをデコードして、MPEGビデオ信号及びオーディオ信号のデコード処理を行い、夫々出力する。
【0016】
ディジタルインターフェース1は、パケット送受信部2、機器認証部3、時変鍵生成部4、復号部5、検出判定部6及び制御部7によって構成されている。パケット送受信部2は、例えば、1394規格のケーブルが接続されて、ケーブルを介して入力されたパケットデータを送受信する。
【0017】
パケット送受信部2は、受信したパケットデータを復号部5に出力する。また、パケット送受信部2は、パケットデータから抽出した暗号パラメータを機器認証部3に出力と共に、機器認証部3からの暗号パラメータを外部に出力する。機器認証部3は、図示しない外部の機器との間で暗号パラメータを交換して、機器認証を行う。機器認証によって、データ伝送の可否及びデータ伝送時に暗号化を施すか否か等が決定される。
【0018】
機器認証部3は、外部の機器との機器認証が終了すると、認証鍵を外部の機器との間で交換し、自機及び外部の機器双方で認証鍵を取得する。なお、機器認証部3は、取得した認証鍵を保持する図示しない記憶装置を有している。機器認証部3は、取得した認証鍵及び時変鍵の変化を示す時変パラメータを時変鍵生成部4に出力する。時変鍵生成部4は、認証鍵を用いて時変鍵(コンテンツ鍵)を生成する。時変鍵生成部4は、生成した時変鍵を復号部5に出力する。
【0019】
復号部5は、時変鍵を用いて、パケット送受信部2からのパケットデータを復号(暗号解読)し、復号データをアプリケーションデータ処理回路12に出力する。本実施の形態においては、復号部5は暗号が正常に行われたか否かを判定するために、暗号データを検出判定部6にも出力するようになっている。
【0020】
検出判定部6は、復号部5の出力からパケットの復号が正しく行われたか否かを判定する。例えば、検出判定部6は、復号データがMPEG2−TSパケットであるものとすると、TSパケットの先頭データは、同期ずれが無ければ必ず47Hであるので、受信パケットにCRCエラーが無く、復号後の値が47Hでない場合には、復号が誤っているものと判定する。
【0021】
検出判定部6の判定結果は制御部7に供給される。制御部7は、判定結果によって復号が正しく行われなかったことが示された場合には、正しい復号データを降るための復帰処理を行うようになっている。
【0022】
次に、このように構成された実施の形態の動作について図2乃至図11を参照して説明する。図2は5C規格の暗号及び復号方法を示すフローチャートであり、図3はMPEG2−TSパケットを説明するための説明図であり、図4乃至図6は実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【0023】
IEEE1394のケーブルを介して複数の機器が接続されているものとし、各機器には図1の受信装置10が組込まれているものとする。例えば、所定の機器からのデータをIEEE1394のケーブルを介して転送して所定の機器において受信しダビング記録するものとして説明する。送信側の機器が送信するデータはMPEG2−TSであり、受信側においてMPEG2−TSをそのフォーマットのまま記録するものとする。
【0024】
先ず、図2を参照して5C規格の暗号及び復号方法について説明する。
【0025】
MPEG2−TSにはコピーを制御するためのコピー制御情報が含まれている。コピー制御情報によってコピーフリーが示された場合には、送信側の機器はコンテンツを暗号化することなく送信する。コピー制御情報によってコピー禁止又はコピー回数が制限されている場合には、送信側の機器はコンテンツに暗号化を施して送信する。
【0026】
この場合には、送信に先立って、受信側の機器がコピー防止技術を備え、例えば5C規格を採用しているか否かを確認(認証)する。即ち、図2のステップS1 において送信器及び受信機が1394ケーブルに接続されて電源が投入されると、次のステップS2 において機器認証が行われる。
【0027】
送信器及び受信機は機器認証のための暗号パラメータを送受する。送信器からの暗号パラメータはケーブルを介してディジタルインターフェース1のパケット送受信部2によって受信されて機器認証部3に供給される。機器認証部3からの暗号パラメータはパケット送受信部2からケーブルを介して送信器に供給される。機器認証部3によって、送信器と受信機との間で機器認証が終了すると、送信器及び受信機は共通の認証鍵を取得する(ステップS3 )。
【0028】
一方、送信側では、送信するコンテンツであるMPEG2−TSをコンテンツ鍵を用いて暗号化する。コンテンツ鍵は時間と共に値が変化する時変鍵である。例えば、コンテンツ鍵としては、伝送する1パケット毎に値をインクリメントする時変鍵等が採用される。送信器は、コンテンツをコンテンツ鍵を用いて暗号化すると共に、暗号に用いたコンテンツ鍵を、送受信機が共通に保持する認証鍵を用いて暗号化する。送信器は暗号化したコンテンツ及びコンテンツ鍵を送信する。
【0029】
受信装置10のパケット送受信部2は、受信したパケットデータのうち暗号化されたコンテンツについては復号部5に与え、暗号化されたコンテンツ鍵については、機器認証部3を介して時変鍵生成部4に供給する。時変鍵生成部4は、ステップS4 において、認証鍵を用いてコンテンツ鍵を生成する。また、時変鍵生成部4は、時変パラメータを用いてコンテンツ鍵を修正することもある(ステップS5 )。時変鍵生成部4において生成した時変鍵は復号部5に供給する。
【0030】
次のステップS6 で受信されたパケットデータは、パケット送受信部2を介して復号部5に供給され、復号部5は入力されたパケットデータを時変鍵を用いて復号する。復号部5は復号データをアプリケーションデータ処理回路12に供給する。コンテンツのコピーを行う場合には、アプリケーションデータ処理回路12は、MPEG2−TSを図示しない記録部に与えて記録させる。なお、アプリケーションデータ処理回路12はMPEG2−TSをデコードしてビデオ信号及びオーディオ信号を出力することもできる。
【0031】
ステップS7 ではパケットの受信が終了したか否かを判定する。終了していない場合には、ステップS5 に処理を戻して、時変鍵生成部4において時変パラメータに基づいてコンテンツ鍵を修正し、受信した次のパケットを復号部5で復号する。以後同様の処理を繰返して、伝送された全てのパケットを復号する。
【0032】
本実施の形態においては、復号部5は復号データを検出判定部6にも出力するようになっている。この場合には、復号部5はMPEG2−TSのパケット先頭データである同期パターン部分のみを検出判定部6に出力すればよい。
【0033】
検出判定部6は、MPEG2−TSパケット先頭の同期パターンを検出する。図3に示すように、MPEG2のトランスポートパケットは188バイト長で構成されており、先頭の同期バイトは47Hである。同期ずれがない場合には、同期パターンは必ず47Hである。従って、検出判定部6は、受信パケットにCRCエラーがなく、復号後のパケット先頭データが47Hである場合には、復号を正常に行われたものと判定し、受信パケットにCRCエラーがなく、復号後のパケット先頭データが47Hでない場合には、復号誤りが発生しているものと判定する。検出判定部6は判定結果を制御部7に出力する。制御部7は、判定結果によって復号が正常に行われたことが示された場合には、図2のステップS5 乃至S7 を繰返して、全パケットの復号を行う。
【0034】
ここで、検出判定部6が復号に誤りが発生したものと判定するものとする。この場合には、制御部7は、例えば、図4乃至図6に示す復帰処理のうちの少なくとも1つを実行する。
【0035】
図4は復号処理を機器認証から繰返す場合の復帰処理を示している。
【0036】
図4のステップS11ではパケット受信処理が行われ、次のステップS12で復号処理が行われる。ステップS13では、検出判定部6によって復号の正誤が判定される。上述したように、復号が正常に行われたものと判定された場合には、処理をステップS16に移行して、アプリケーションデータ処理回路12において、復号データに対するデータ処理が行われる。
【0037】
ここで、制御部7に復号誤りを示す判定結果が入力されると、制御部7は、ステップS14に処理を移行して機器認証処理を実行する。即ち、パケット送受信部2を介して、送信器及び受信機は暗号パラメータの送受を行う。機器認証部3は暗号パラメータを用いて再度機器認証を行う。機器認証が終了すると、機器認証部3は送信器及び受信機に共通の認証鍵を取得する。以後、ステップS12の復号処理を繰返す。
【0038】
つまり、制御部7は、復号処理を最初から繰返すのである。こうして、復号部5において正常に復号が行われ、アプリケーションデータ処理回路12に正常な復号データが供給される。
【0039】
図5は送信側及び受信側において認証鍵を記憶している場合の復帰処理を示している。図5乃至図6において図4と同一ステップには同一符号を付して説明を省略する。
【0040】
制御部7に復号誤りを示す判定結果が入力されると、制御部7は、処理をステップS13からステップS21に移行する。ステップS21では、コンテンツ鍵の発生処理を行う。即ち、制御部7は、機器認証部3を制御して、記憶されている認証鍵を時変鍵生成部4に出力させる。次いで、制御部7は、時変鍵生成部4に、認証鍵を用いてコンテンツ鍵を生成させる。
【0041】
即ち、制御部7は、認証鍵が記憶されている場合には、コンテンツ鍵の発生処理からやり直すのである。時変鍵生成部4が再生成したコンテンツ鍵は復号部5に供給され、ステップS12において、復号誤りが発生したパケットデータに対して再度復号処理が行われる。こうして、復号部5において正常に復号が行われ、アプリケーションデータ処理回路12に正常な復号データが供給される。
【0042】
図6は時変パラメータを直前又は直後のパラメータに変更して、コンテンツ鍵を再生成する復帰処理を示している。
【0043】
ステップS13において、復号誤りを示す判定結果が判定部7に入力されると、制御部7は、処理をステップS13からステップS25に移行する。ステップS25では、時変鍵生成部4は直前のコンテンツ鍵を発生して復号部5に出力する。ステップS15において、復号部5は、入力されたコンテンツ鍵を用いて復号処理を行う。
【0044】
更に、ステップS13′では、直前のコンテンツ鍵による復号に誤りがあるか否かが検出判定部6において判定される。検出判定部6から復号誤りを示す判定結果が制御部7に供給されると、制御部7は、処理をステップS26に移行する。ステップS26では、時変鍵生成部4は直後のコンテンツ鍵を発生して復号部5に出力する。ステップS15′において、復号部5は、入力されたコンテンツ鍵を用いて復号処理を行う。
【0045】
即ち、制御部7は、時変パラメータの誤りによって符号誤りが発生しているものと仮定し、直前又は直後のコンテンツ鍵を用いることで、正常な復号処理を可能にしている。
【0046】
また、制御部7は、図4乃至図6以外の他の復帰処理を実行してもよい。例えば、時変パラメータを直後のパラメータに変更してコンテンツ鍵を作成するようにしてもよい。IEEE1394規格では同期データをアイソクロノスパケットによって同期転送する。この場合、MPEG2−TSパケット長とアイソクロノスパケット長とは異なり、例えば、2又は3つのMPEG2−TSパケットを1つのアイソクロノスパケットによって伝送する。1アイソクロノスパケット中の各TSパケットに対して使用された時変パラメータが異なる場合において、先頭のTSパケットに使用された時変パラメータを用いて、2番目以降のTSパケットのコンテンツ鍵を生成することがある。そこで、復号誤りが発生した場合には、直後の時変パラメータによってコンテンツ鍵を生成することで、正常な復号が可能とするのである。
【0047】
また、受信パケットの送信側が本来通信すべき送信側でないことによって、復号誤りが発生していることがある。この場合には、制御部7は、送信側の確認を行い、本来通信すべき送信側でなければ再度復号処理をすることなく、本来通信すべき送信側からのパケットを選択的に受信して、この受信パケットについて復号処理を行う。
【0048】
次に、ディジタルVTRにおいて扱うDVパケットを送受信する場合について説明する。図7はDVパケットの構成を示す説明図である。
【0049】
DVパケットは複数のDIF(ディジタルインターフェース)ブロックによって構成される。DIFブロックは、図7に示すように、80バイト長である。図7に示すように、1394ケーブルを介して受信したDVパケットは、60HzSDモードの場合には、1フレームが6DIFブロックによって構成され、60HzSDLモードの場合には3DIFブロックによって構成される。
【0050】
DVパケット中の各DIFブロックの先頭3バイト(ID0乃至ID2)には規定値が含まれる。図8はDIFブロック先頭の3バイト(ID0乃至ID2)の規定値の例を示す説明図である。図8中において、SCT0乃至SCT2は、DIFブロック種別を示し、Dseq0乃至Dseq3はDIFシーケンスナンバーを示し、DBN0乃至DBN7はDIFブロックナンバーである。
【0051】
現在、DVパケットのDIFブロックのIDにおいて明らかとなっている既定値は、DIFシーケンスナンバー、DIFブロック種別及びDIFブロックナンバーの3種類である。DIFシーケンスナンバーは、1フレーム中で各DIFシーケンスに割り当てられる番号で、先頭パケットから、
SD/525−60モードの場合:0〜9(25パケット/DIFシーケンス)
SD/625−50モードの場合:0〜11(25パケット/DIFシーケンス)
SDL/525−60モードの場合:0〜4(50パケット/DIFシーケンス)
SDL/625−50モードの場合:0〜5(50パケット/DIFシーケンス)
SD/1125−60モードの場合:0〜9(25パケット/DIFシーケンス)
SD/1250−50モードの場合:0〜11(25パケット/DIFシーケンス)
となっている。
【0052】
図9及び図10は夫々60Hz/SDモード及び60Hz/SDLモードのフレームデータの構成を示す説明図である。
【0053】
図9に示すように、SD/525−60モードの場合には、1DIFシーケンスが25パケットなので、例えば、第0パケットから第24パケットまでのDIFシーケンスナンバーが0、第25パケットから第49パケットまでのDIFシーケンスナンバーが1、第50パケットから第74パケットまでのDIFシーケンスナンバーが2となる。
【0054】
また、図10に示すように、SDL/525−60モードの場合には、1DIFシーケンスが50パケットなので、例えば、第0パケットから第49パケットまでのDIFシーケンスナンバーが0、第50パケットから第99パケットまでのDIFシーケンスナンバーが1、第100パケットから第149パケットまでのDIFシーケンスナンバーが2となる。
【0055】
DIFブロックナンバーは、1DIFシーケンスのなかで各DIFブロックに割り当てられる番号で、
SD/525−60モードの場合:0〜149(6DIFブロック/パケット、25パケット/DIFシーケンス)
SD/625−50モードの場合:0〜149(6DIFブロック/パケット、25パケット/DIFシーケンス)
SDL/525−60モードの場合:0〜149(3DIFブロック/パケット、50パケット/DIFシーケンス)
SDL/625−50モードの場合:0〜149(3DIFブロック/パケット、50パケット/D I Fシーケンス)
SD/1250−60モードの場合:0〜9(12DIFブロック/パケット、25パケット/DIFシーケンス)
SD/1250−50モードの場合:0〜11(12DIFブロック/パケット、25パケット/DIFシーケンス)
となっている。
【0056】
DIFブロック種別は、1DIFシーケンスのなかで各DIFブロックに割り当てられるブロックタイプを示す番号で、
ヘッダ(Header):第0DIFブロック
サブコード(Subcode):第1,2DIFブロック
VAUX:第3〜5DIFブロック
オーディオ(Audio):第6、22、38、54、70、86、102、118、134DIFブロック
ビデオ(Video):第7〜21、23〜37、39〜53、55〜69、71〜85、87〜101、103〜117、119〜133、135〜149DIFブロック
となっている。
【0057】
DVデータを受信する場合においては、検出判定部6はDVパケットの先頭データによって復号誤りの有無を判定する。即ち、復号後のDVパケットに含まれるDIFブロックのIDデータのビットロケーションは、図8に示すように、同期ずれが無ければ、必ずDIFシーケンスナンバー、DIFブロック種別及びDIFブロックナンバーの既定値となる。
【0058】
そこで、検出判定部6は、受信パケットにCRCエラーが無く、復号後のDVパケット先頭データがDIFシーケンスナンバー、DIFブロック種別及びDIFブロックナンバーの既定値である場合に復号誤りがないものと判断し、そうでない場合には、復号誤りが生じているものと判定する。
【0059】
他の作用は、MPEG2−TS受信時と同様である。
【0060】
次に、ディジタル放送のDSSデータを送受信する場合について説明する。図11はDSSパケットの構成を示す説明図である。
【0061】
図11に示すように、DSSパケットは140バイト長であり、先頭の10バイトはDSSパケットヘッダである。このDSSパケットヘッダのうち第5バイト目から第10バイト目はリザーブ領域であり、“0”である。
【0062】
そこで、検出判定部6は、受信パケットにCRCエラーが無く、復号後のDSSパケット先頭のパケットヘッダのうちリザーブ領域が“0”である場合には、復号誤りがないものと判断し、そうでない場合には、復号誤りが生じているものと判定する。
【0063】
他の作用は、MPEG2−TS受信時と同様である。
【0064】
このように、本実施の形態においては、復号後のパケットデータの特徴に応じて、検出判定部において復号誤りを検出するようになっている。そして、復号誤りが生じていることを示す判定結果が制御部に与えられると、制御部は自動的に復帰処理を施す。これにより、短時間で正常な状態に復帰して、正常な復号データを得ることができる。
【0065】
図12は本発明の他の実施の形態に採用される復帰処理を説明するためのフローチャートである。本実施の形態は図1と同一の回路構成によって実現することができる。図12において図4と同一のステップには同一符号を付して説明を省略する。
【0066】
本実施の形態は、全てのデータを復号することなく、復号が正常に行われたか否かを判定するものである。本実施の形態においては、ステップS11において受信したパケットデータをステップS12′において復号する。ステップS12′は、復号誤りが生じているか否か判定するための復号処理を行うものである。
【0067】
即ち、復号部5は、復号誤りの検出に必要な部分、即ち、パケットデータの先頭のnビットのみを復号して、復号データを検出判定部6に出力する。検出判定部6はステップS13において復号が正常に行われたか否かを判定する。復号が正常に行われたものと判定された場合には、次のステップS33に処理を移行して、復号部5は、先頭nビット以降の後続ビットを復号する。復号部5は復号データをアプリケーションデータ処理回路12に出力する。
【0068】
また、ステップS13において復号誤りが生じているものと判定された場合には、制御部7は、ステップS31において、上述した各種復帰処理の少なくとも1つを実行する。次に、復帰処理よって得られたコンテンツ鍵を用いて、復号部5は再度パケットデータの先頭のnビットを復号する(ステップS32)。次に、ステップS33に移行して、後続ビットについても復号する。
【0069】
他の作用は図4と同様である。
【0070】
本実施の形態においても図1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。更に、本実施の形態においては、復号誤りの判定にパケット先頭のnビットのみを用いているので、誤りの検出に要する時間を短くすることができ、復帰処理を一層短縮することができる。
【0071】
図13は本発明の他の実施の形態に採用される復帰処理を説明するためのフローチャートである。本実施の形態は図1と同一の回路構成によって実現することができる。図13において図4と同一のステップには同一符号を付して説明を省略する。
【0072】
本実施の形態は、復号後のパケットデータの特徴が必ずしもパケット先頭位置にない場合にも適用可能にしたものである。
【0073】
本実施の形態においては、ステップS12の復号処理によって得られた復号データのうち規定位置データを抽出する(ステップS41)。検出判定部6は、抽出した規定位置の復号データについて、規定値と比較する(ステップS42)。検出判定部6は、比較結果に基づいて復号誤りが生じているか否かを判定する。
【0074】
誤りが生じているものと判定された場合には、制御部7は、次のステップS31において、上述した各種復帰処理の少なくとも1つを実行する。次に、復帰処理よって得られたコンテンツ鍵を用いて、復号部5は再度パケットデータを復号する(ステップS12′)。次に、ステップS16に移行して、データ処理を行う。
【0075】
他の作用は図4と同様である。
【0076】
本実施の形態においても図1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。更に、本実施の形態においては、規定位置データを抽出して復号誤りの判定を行っており、各種信号フォーマットに対応することができるという効果を有する。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、暗号の復号が不正に行われたことを検出可能にすると共に、暗号の復号が不正に行われた場合でも正常な状態への復帰時間を短縮することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受信装置の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】MPEG2−TSパケットを説明するための説明図。
【図4】実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図6】実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】DVパケットを説明するための説明図。
【図8】DVパケットを説明するための説明図。
【図9】DVパケットを説明するための説明図。
【図10】DVパケットを説明するための説明図。
【図11】DSSパケットを説明するための説明図。
【図12】実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図13】実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…ディジタルインターフェース、2…パケット送受信部、3…機器認証部、4…時変鍵生成部、5…復号部、6…検出判定部、7…制御部、10…受信装置、12…データ処理回路

Claims (3)

  1. ディジタルインターフェースフォーマットのパケットを送受信する送受信手段と、
    前記送受信手段を介してデータの送受を行って、データ送信側機器との間で機器認証を行い、該機器認証が終了すると、前記データ送信側機器との間で認証鍵を取得する機器認証手段と、
    前記データ送信側機器から送られて前記送受信手段が受信したコンテンツ鍵を前記認証鍵に基づいて復号すると共に、該コンテンツ鍵で暗号化された暗号化データを該コンテンツ鍵に基づいて復号して復号データを出力する復号手段と、
    前記復号手段が前記暗号化データを復号して得た復号データに誤りが生じているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果によって復号誤りが生じていることが示された場合には、前記認証鍵に基づいて前記コンテンツ鍵の生成処理を再度行わせる制御手段とを具備することを特徴とする受信装置。
  2. ディジタルインターフェースフォーマットのパケットを送受信する送受信手段と、
    前記送受信手段を介してデータの送受を行って、データ送信側機器との間で機器認証を行い、該機器認証が終了すると、前記データ送信側機器との間で認証鍵を取得する機器認証手段と、
    前記認証鍵及び所定の時変パラメータに基づいて時変鍵であるコンテンツ鍵を生成し、前記データ送信側機器から送られて前記送受信手段が受信した暗号化データを該コンテンツ鍵で復号して復号データを出力する復号手段と、
    前記復号手段が前記暗号化データを復号して得た復号データに誤りが生じているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果によって復号誤りが生じていることが示された場合には、直前又は直後の時変パラメータ、及び前記認証鍵に基づいて前記コンテンツ鍵の生成処理を再度行わせる制御手段とを具備することを特徴とする受信装置。
  3. 前記復号手段は、前記判定手段による復号誤りの判定処理のために、前記送受信手段が受信したパケットの先頭の所定ビット数のみを復号処理して前記判定手段に与えると共に、前記判定手段が前記パケットの先頭の所定ビット数のみの復号処理による復号データに基づいて判定した判定結果によって復号誤りが生じたことが示された場合には、前記パケット先頭から復号を繰り返し、生じていないことが示された場合には前記パケット先頭の所定ビット数以降のビットから復号を再開することを特徴とする請求項1又は2に記載の受信装置。
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