JP4098917B2 - 高強度アルミニウム合金 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、アルミニウム純度が高く、かつ高強度のアルミニウム合金に関する。
【0002】
【従来の技術】
高純度アルミニウム材は電導性が高く光沢性が良好であり、これらの性質を利用して電線材料や反射板等の材料として用いられている。しかしながら、高純度アルミニウム材は機械的強度が低いために、より強度の高い合金を重ね合わせる等の工夫が凝らされている。たとえば、反射板では99.9wt%Al/A3003クラッド材が使用されている。
【0003】
一方、アルミニウム材の強度向上の一方法として、Scの添加が有効であることが知られている( 1)N.Blake and M.A.Hopkins:J.Mater.Sci.,20(1985),2861 2) 佐野、曹、平野、桜井:軽金属,99(1989),4441 3)M.L.Kharakterova,D.G.Eskin and L.S.Toropova:Acta meter.,42(1994),2285 4)M.E.Dries,S.G.Pavienko,L.S.Toropova,Yu.G.Bukov and L.B.Ber:Sov.Pya.Doki.,26(1981),344 5) 中山、古田,美浦:日本金属学会,59,Vol.5,(1995),487)。Scは、Alに添加することでAl3 Scの微細析出物を形成し、再結晶を遅延させてマトリックスの強度を向上させる効果があり、この点に着眼した特許も出願されている(WO 953274,USP953274,USP 5620652,USP 5597529)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のSc添加アルミニウム合金は、Sc含有量が、例えばUSP 5620652で0.02〜10.0wt%と多いために、高純度アルミニウム特有の電導性や光沢が損なわれるという問題点があった。また、Scは高価であるため、添加量が増えるとコストが上がるという問題点もあった。
【0005】
この発明は、前述の技術背景に鑑み、高純度アルミニウムの特性を損なうことなく高強度を具備し、しかも低コストのアルミニウム合金の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明の第1の高強度アルミニウム合金は、Al:99.60wt%以上を含むとともに、ScおよびZrを、Sc:10ppm以上1000ppm未満、Zr:10ppm以上2000ppm未満で、かつ−400ppm<2Sc−Zr<950ppmを満足する比率で含み、残部が不可避不純物からなることを基本要旨とする。
【0007】
また、第2の高強度アルミニウム合金は、Al:99.60wt%以上を含むとともに、ScおよびZrを、Sc:10ppm以上1000ppm未満、Zr:10ppm以上2000ppm未満で、かつ−400ppm<2Sc−Zr<950ppmを満足する比率で含み、さらにFe:5〜200ppm、Si:5〜250ppm、Mn:5〜50ppm、Mg:5〜50ppm、Ti:5〜50ppmのうちの少なくとも1種を含み、残部が不可避不純物からなることを基本要旨とする。
【0008】
また、第3の高強度アルミニウム合金は、Al:99.60wt%以上を含むとともに、ScおよびZrを、Sc:10ppm以上1000ppm未満、Zr:10ppm以上2000ppm未満で、かつ−400ppm<2Sc−Zr<950ppmを満足する比率で含み、さらにCu:5〜500ppm、Ag:5〜800ppm、Ga:5〜50ppm、Zn:5〜50ppmのうちの少なくとも1種を含み、残部が不可避不純物からなることを基本要旨とする。
【0009】
さらに、第4の高強度アルミニウム合金は、Al:99.60wt%以上を含むとともに、ScおよびZrを、Sc:10ppm以上1000ppm未満、Zr:10ppm以上2000ppm未満で、かつ−400ppm<2Sc−Zr<950ppmを満足する比率で含み、さらにFe:5〜200ppm、Si:5〜250ppm、、Mn:5〜50ppm、Mg:5〜50ppm、Ti:5〜50ppmのうちの少なくとも1種を含み、さらにCu:5〜500ppm、Ag:5〜800ppm、Ga:5〜50ppm、Zn:5〜50ppmのうちの少なくとも1種を含み、残部が不可避不純物からなることを基本要旨とする。
【0010】
この発明の高強度アルミニウム合金は、高純度のアルミニウムマトリックスに極微量のScおよびZrを所定比率で添加して微細なAl−Sc−Zr系金属間化合物を析出させることにより強度および伸びの向上を図ったものである。Al−Sc系金属間化合物による再結晶遅延効果は既に知られているところであるが、Al−Sc−Zr系金属間化合物は、Sc、Zrの単体、あるいはAl3 Sc、Al3 Zrよりも再結晶を遅延させる効果が大きく、ScおよびZrをそれぞれ単独で添加した合金に比べて相乗的に強度を向上させることができる。また、再結晶後も結晶粒が微細であり伸びも良い。
【0011】
この発明の4種のアルミニウム合金組成において、Al含有量は、純アルミニウムとしての電導性や光沢を維持するために99.60wt%以上とする。特に99.80wt%以上が好ましい。
【0012】
また、各微量添加元素の添加意義と含有量の限定理由は、次のとおりである。
【0013】
Scは、上述したように最終焼鈍後の再結晶、換言すれば軟化を遅延させ、かつ再結晶後も結晶粒を微細化し、合金の強度と伸びの向上に寄与する。前記効果を得るために、Sc含有量は10ppm以上必要であり、一方1000ppm以上ではAl含有量の99.60wt%以上を確保して高純度アルミニウムの特性を維持することが困難となるし、コスト的にも不利である。Sc含有量は10ppm以上500ppm未満が好ましく、特に50ppm以上500ppm未満が好ましい。
【0014】
Zrは、Scと同様に再結晶の遅延と結晶粒の微細化により、合金の強度と伸びの向上に寄与する。前記効果を得るために、Zr含有量は10ppm以上必要であり、一方2000ppm以上ではAl含有量の99.60wt%以上を確保して高純度アルミニウムの特性を維持することが困難となる。Zr含有量は10ppm以上500ppm未満が好ましく、特に50ppm以上500ppm未満が好ましい。
【0015】
ScおよびZrの各含有量を上記範囲に規定した上で、さらにこれらの元素を−400ppm<2Sc−Zr<950ppmを満足する比率とする。ScおよびZrを前記比率で添加することにより、Al−Sc−Zr系金属間化合物を効率良く形成して析出させ、これらの相乗効果を助長することができる。前記比率を外れると、Sc、Zrが単独、またはAl3 ScやAl3 Zrとして存在する量が多くなって、Al−Sc−Zr系析出物によるSc、Zrの相乗効果を十分に得ることができない。
【0016】
Fe、Si、Mn、MgおよびTiは、いずれもマトリックスの強度を向上させる元素である。これらの元素は少なくとも1種を添加すれば前記効果を得られるが、2種以上を併用することにより相乗効果が得られる。これらの元素の含有量は、それぞれ5ppm未満ではその効果に乏しい。一方、Fe含有量が200ppmを超え、Si含有量が250ppmを超えるとScおよびZrの再結晶遅延効果が弱まり,却って強度が低下する。また、Mn含有量、Mg含有量およびTi含有量がそれぞれ50ppmを超えると化学エッチング性を阻害する。Fe含有量の特に好ましい下限値は8ppmであり、上限値は80ppmである。Si含有量の特に好ましい下限値は10ppmであり、上限値は100ppmである。Mn含有量の特に好ましい下限値は10ppmであり、上限値は40ppmである。Mg含有量の特に好ましい下限値は10ppmであり、上限値は40ppmである。Ti含有量の特に好ましい下限値は10ppmであり、上限値は40ppmである。
【0017】
Cu、Ag、GaおよびZnは、いずれもScおよびZrの再結晶遅延効果を妨げることなく、特に電解研磨等の化学溶解性を高める効果があり、光沢性の向上に寄与する。これらの元素は少なくとも1種を添加すれば前記効果を得られるが、2種以上を併用することにより相乗効果が得られる。これらの元素の含有量は、それぞれ5ppm未満ではその効果に乏しい。一方、Cu含有量が500ppmを超え、Ag含有量が800ppmを超えると、電気伝導度が悪くなる。また、Ga含有量およびZn含有量がそれぞれ50ppmを超えると化学エッチング性を阻害する。Cu含有量の特に好ましい下限値は30ppmであり、上限値は300ppmである。Ag含有量の特に好ましい下限値は50ppmであり、上限値は500ppmである。Ga含有量の特に好ましい下限値は10ppmであり、上限値は40ppmである。Zn含有量の特に好ましい下限値は10ppmであり、上限値は40ppmである。
【0018】
さらに、前記組成の高強度アルミニウム合金において、十分な再結晶遅延効果を得るためにAl−Sc−Zr系析出物は微細かつ密に存在することが好ましく、析出物の粒子サイズと間隔を規定する。粒子サイズは、5nm未満では再結晶遅延効果に乏しく、50nmを超えて粗大化すると析出物数が相対的に減少して、再結晶遅延効果が低下する。粒子サイズの好ましい下限値は5nmであり上限値は30nmである。また、析出間隔が2nm未満では密になりすぎて析出物が粗大化しやすく却って再結晶遅延効果が低下し、また800nmを超えて疎になっても再結晶遅延効果が低下する。析出間隔の好ましい下限値は、50nmであり、上限値は700nmである。
【0019】
また、Al−Sc−Zr系析出物の粒子サイズおよび間隔を前記範囲に制御するための方法として、250〜350℃で0.5〜3時間の1段目時効を行い、80%以上の加工率で冷間加工を行った後、250〜350℃で1〜10時間の2段目時効を行う方法を例示できる。
【0020】
なお、この発明の高強度アルミニウム合金中には、Al−Sc−Zr系析出物以外の析出物、例えばAl−Sc系、Al−Zr系、Al−Fe系の析出物等がマトリックス中に存在していても良い。また、Al−Sc−Zr系析出物は、5nm未満あるいは50nmを超えるサイズの粒子が存在していても良いし、2nm未満あるいは800nmを超える間隔で存在していても良い。
【0021】
この発明の高強度アルミニウム合金においては、99.60wt%以上の高純度アルミニウムに極微量のScおよびZrを所定比率で添加することにより、マトリックスに微細なAl−Sc−Zr系金属間化合物が析出し、電導性や光沢を損なうことなく強度や伸びを向上させることができる。
【0022】
さらに、Fe、Si、Mn、Tiのうちの少なくとも1種を添加することによりマトリックス強度が向上し、Cu、Ag、Ga、Znのうちの少なくとも1種を添加することにより光沢性が向上する。
【0023】
【実施例】
次に、この発明の高強度アルミニウム合金の具体的実施例について説明する。
【0024】
(実施例1)
後掲の表1に示す各化学組成のアルミニウム鋳塊を面削し、熱間圧延、冷間圧延を施した後、500℃×5時間の最終焼鈍を施した。熱間圧延は、開始温度を500℃、終了温度を300℃とし、熱間圧延後直ちに水冷した。また、熱間圧延上がりの板厚を10mm、冷間圧延板を厚さ1mmとした。
【0025】
そして、各圧延板に対し、機械的特性、導電率、光沢性について評価した。機械的特性は、JIS5号片形状での引張試験によって引張強度、耐力および伸びを測定した。電気伝導度は、渦電流式の導電率計により室温25℃での導電率(I.A.C.S%)により測定した。また、光沢性は、リン酸:硝酸=15:1の溶液に0.1%硝酸銅を添加し、100℃で2分間処理後、反射率計で45°反射率を測定した。これらの測定結果を表2に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
表2の結果から、この発明の高強度アルミニウム合金は、純アルミニウム特有の高い電導性や光沢を損なうことなく、高い強度および伸びを有することを確認できた。
【0029】
(実施例2)
表3に示す組成の同一アルミニウム合金について、熱間圧延後の処理条件を変えて圧延板を製作した。
【0030】
アルミニウム鋳塊を面削し、熱間圧延を開始温度を500℃、終了温度を300℃で行い、熱間圧延上がりの板厚を8mmとした。その後、次の3種類の異なる処理を施した後、冷間圧延して板厚1mmに仕上げた。
【0031】
処理A:直ちに水冷により急冷
処理B:ソルトバス中で300℃、1時間保持
処理C:ソルトバス中で550℃、1時間保持
さらに、各冷間圧延板に対して、昇温速度50℃/秒、保持温度500℃、保持時間10時間の同一条件で最終焼鈍を施した。
【0032】
これらの冷間圧延板に対して、実施例1と同じ方法で、機械的特性、導電率、光沢性(反射率)について測定するとともに、TEMによりAl−Sc−Zr系析出物の粒子サイズと析出間隔を観察した。これらの結果を表4に示す。なお、Al−Sc−Zr系析出物の粒子サイズおよび析出間隔は平均値を示す。
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
表4の結果より、Al−Sc−Zr系析出物の制御を行うことにより、高い強度および伸びが得られることを確認できた。
【0036】
【発明の効果】
以上の次第で、この発明の高強度アルミニウム合金は、Al:99.60wt%以上を含むとともに、ScおよびZrを、Sc:10ppm以上1000ppm未満、Zr:10ppm以上2000ppm未満で、かつ−400ppm<2Sc−Zr<950ppmを満足する比率で含み、残部が不可避不純物からなるものであるため、純アルミニウム特有の高い電導性および光沢性を有しつつ、高い強度および伸びを有する。そのため、電線や反射板等の材料として好適に使用できる。また、ScおよびZrの相乗効果によって、従来のSc添加合金よりも極微量のScで強度を発現させることができるから、低コストで高強度アルミニウム合金を得ることができる。
【0037】
また、ScおよZrに加えて、Fe:5〜200ppm、Si:5〜250ppm、Mn:5〜50ppm、Mg:5〜50ppm、Ti:5〜50ppmのうちの少なくとも1種が添加された合金では、さらに強度が向上する。
【0038】
また、ScおよZrに加えて、Cu:5〜500ppm、Ag:5〜800ppm、Ga:5〜50ppm、Zn:5〜50ppmのうちの少なくとも1種が添加された合金では、さらに光沢性が向上する。
【0039】
また、Fe:5〜200ppm、Si:5〜250ppm、、Mn:5〜50ppm、Mg:5〜50ppm、Ti:5〜50ppmのうちの少なくとも1種が添加され、かつCu:5〜500ppm、Ag:5〜800ppm、Ga:5〜50ppm、Zn:5〜50ppmのうちの少なくとも1種が添加された合金では、さらに強度および光沢性が向上する。
【0040】
また、前記各高強度アルミニウム合金において、Sc含有量が10ppm以上500ppm未満であり、Zr含有量が10ppm以上500ppm未満である場合はさらに強度が向上する。またさらに、Sc含有量が50ppm以上500ppm未満であり、Zr含有量が50ppm以上500ppm未満である場合は、なお一層強度が向上する。
【0041】
また、前記各高強度アルミニウム合金において、粒子サイズが5〜50nmのAl−Sc−Zr系析出物が2〜800nmの間隔で存在する場合は、強度向上が確かなものとなる。
Claims (7)
- Al:99.60wt%以上を含むとともに、
ScおよびZrを、Sc:10ppm以上1000ppm未満、Zr:10ppm以上2000ppm未満で、かつ−400ppm<2Sc−Zr<950ppmを満足する比率で含み、
残部が不可避不純物からなることを特徴とする高強度アルミニウム合金。 - Al:99.60wt%以上を含むとともに、
ScおよびZrを、Sc:10ppm以上1000ppm未満、Zr:10ppm以上2000ppm未満で、かつ−400ppm<2Sc−Zr<950ppmを満足する比率で含み、
さらにFe:5〜200ppm、Si:5〜250ppm、Mn:5〜50ppm、Mg:5〜50ppm、Ti:5〜50ppmのうちの少なくとも1種を含み、
残部が不可避不純物からなることを特徴とする高強度アルミニウム合金。 - Al:99.60wt%以上を含むとともに、
ScおよびZrを、Sc:10ppm以上1000ppm未満、Zr:10ppm以上2000ppm未満で、かつ−400ppm<2Sc−Zr<950ppmを満足する比率で含み、
さらにCu:5〜500ppm、Ag:5〜800ppm、Ga:5〜50ppm、Zn:5〜50ppmのうちの少なくとも1種を含み、
残部が不可避不純物からなることを特徴とする高強度アルミニウム合金。 - Al:99.60wt%以上を含むとともに、
ScおよびZrを、Sc:10ppm以上1000ppm未満、Zr:10ppm以上2000ppm未満で、かつ−400ppm<2Sc−Zr<950ppmを満足する比率で含み、
さらにFe:5〜200ppm、Si:5〜250ppm、、Mn:5〜50ppm、Mg:5〜50ppm、Ti:5〜50ppmのうちの少なくとも1種を含み、
さらにCu:5〜500ppm、Ag:5〜800ppm、Ga:5〜50ppm、Zn:5〜50ppmのうちの少なくとも1種を含み、
残部が不可避不純物からなることを特徴とする高強度アルミニウム合金。 - Sc含有量が10ppm以上500ppm未満であり、Zr含有量が10ppm以上500ppm未満である請求項1〜4のいずれかに記載の高強度アルミニウム合金。
- Sc含有量が50ppm以上500ppm未満であり、Zr含有量が50ppm以上500ppm未満である請求項1〜4のいずれかに記載の高強度アルミニウム合金。
- 粒子サイズが5〜50nmのAl−Sc−Zr系析出物が2〜800nmの間隔で存在する請求項1〜6のいずれかに記載の高強度アルミニウム合金。
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