JP4097841B2 - 回路遮断器およびこれを用いた開閉装置 - Google Patents

回路遮断器およびこれを用いた開閉装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定枠とこの固定枠に挿入および抜出可能な回路遮断器とからなる開閉装置に関し、特にこのような開閉装置に使用する回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の開閉装置は、欧州特許出願公開第227,586号公報に開示されている。この開閉装置の回路遮断器は、ポールごとに一対の接触子を備えている。これらの接触子の一方の接触子は移動可能であり、他方の接触子に対する機械的および電気的な接触に対応する閉成位置と開放位置とを取ることができる。この回路遮断器は、負荷状態から解放状態および解放状態から負荷状態まで移動する開放ばねと名付けられたばねと、この開放ばねを負荷状態に施錠する開放ラッチと呼ばれるラッチとからなるポールの開放装置を備えている。開放ばねが解放されると可動接触子が開放位置に駆動され、可動接触子が閉成位置に移動すると開放ばねに負荷が加わるように構成されている。さらに、この回路遮断器には、エネルギー蓄積装置を備えた閉成装置が設けられている。このエネルギー蓄積装置を構成する閉成ばねと名付けられたばねは、負荷状態から解放状態まで移動するように構成されている。この閉成ばねは、閉成ラッチと呼ばれるラッチによって負荷状態に施錠することができる。閉成ばねが解放されると、可動接触子が閉成位置に駆動される。
【0003】
固定枠は、例えば、外部母線を介して電源回路に接続された主端子を備え、差込接触子を介して回路遮断器のポールの端子と協働するように構成されている。また、固定枠は、回路遮断器の対応するコネクタと協働して回路遮断器の電気制御回路を閉成する補助コネクタを備えている。この固定枠は、箱形であり、回路遮断器を挿入するための開口部を前面パネルに有するとともに、固定枠内で回路遮断器を支持および案内するためのスライドを備えている。また、固定枠には、取り外し可能なクランクハンドルと協働する主軸と、回路遮断器と協働する出力部材とからなる運動係合装置が設けられている。この運動係合装置は、回路遮断器の端子が固定枠の対応する端子に固定される回路遮断器の差込状態に対応する差込位置と、回路遮断器の端子が固定枠の主端子および補助コネクタのいずれによっても固定枠に接続されない回路遮断器の差出状態に対応する差出位置と、回路遮断器の端子が補助コネクタによって固定枠に接続されるが主端子は接続されない回路遮断器の試験状態に対応する中間試験位置とを取るように構成されている。運動係合装置が差出位置にあるときは、回路遮断器が運動係合装置に固定されず、回路遮断器を固定枠から完全に抜き出すことができる。
【0004】
回路遮断器は、運動係合装置が差込位置から離れるときまたは差込位置に近づくときにポールが開放することを保証する開放制御装置を備えている。この機能は装置の安全のために欠くことができない。実際に、差込時または差出時に回路遮断器のポールが閉成し、固定枠の接続端子に電圧が印加されると、回路遮断器の接続端子と固定枠の接続端子との間に破壊アークが生じてしまう。信頼性の理由から、回路遮断器の電気制御回路が故障しても訂正動作を保証するために、この制御は機械的に行われなければならない。したがって、この機能は、連動装置によって開放ラッチに接続された可動部材を備え且つ運動係合装置を駆動する取り外し可能なクランクハンドルの有無に関する情報を得ることができる制御装置によって達成される。クランクハンドルが作動位置にある限り、可動部材は開放ラッチを強制的に解錠位置にしておくような位置にあるままである。
【0005】
なお、欧州特許出願公開第227,586号公報に開示された回路遮断器は、開閉装置を固定枠から抜き出すと回路遮断器の開放ラッチと閉成ラッチが解錠位置に配置することを保証する装置を備えている。この装置は、作業者が回路遮断器を操作または取り外さなければならない事故の危険性を避けるために、回路遮断器を固定枠から抜出可能にする操作によって抜出段階の最後の回路遮断器が開放し且つそのエネルギー蓄積装置に負荷が加えられないような自動連続動作が起こることを要求する国における使用法に従うものである。実際には、回路遮断器には、開閉装置の固定枠に固定されたカムからの情報を得るための操作レバーを備えた操作装置と、この操作レバーの動作を閉成ラッチおよび開放ラッチに伝達する伝達装置とが設けられている。操作レバーの第1の位置では、閉成ラッチおよび開放ラッチは施錠位置または解錠位置を取ることができる。操作レバーの第2の位置では、閉成ラッチおよび開放ラッチは、伝達装置によって強制的に解錠位置に配置される。操作レバーは戻しばねによって第2の位置に付勢されている。回路遮断器が固定枠内にあるとき、操作レバーは、固定枠に固定されたカムと協働して強制的に第1の位置に配置され、閉成ラッチおよび開放ラッチは、回路遮断器の他の制御装置からの要求によって解錠位置または施錠位置を取ることができる。回路遮断器が固定枠から差出位置を超える位置まで抜き出されるときには、操作レバーは、固定枠のカムに当接しておらず、戻しばねの付勢力によって第2の位置を取り、開放ラッチおよび閉成ラッチを解錠位置まで移動させる。
【0006】
しかし、上述した使用法は、幾つかの欠点を有するため完全なものではない。例えば、上述した連続動作にしたがって回路遮断器を抜き出すと、閉成ばねは放出されるが開放ラッチは開放位置に維持されることがわかる。このような開放したポール上の放出または無負荷放出と呼ばれるサイクルでは、閉成ばねのエネルギーは、従来の開放サイクルおよび閉成サイクルでは10倍以下のエネルギーだけを吸収しなければならない移動止めによって完全に吸収される。これは、過大なコストを掛けるか、装置の耐久性について妥協しなければならなくなる。したがって、あるユーザーは、差出時に装置を強制的に取り外してポールの開放だけを要求するために、回路遮断器を抜き出さないようにすることを望む。したがって、異なる要求がある2つの市場に直面する。その一つは、抜出の最後に閉成ばねに負荷が加えられないこと強いるものであり、他方は、抜出によって閉成ばねが負荷状態にあるか無負荷状態にあるかに影響を与えないことを強いるものである。
【0007】
欧州特許出願公開第227,586号公報に開示された装置は、ある範囲の回路遮断器の適用が意図されているあらゆる需要や市場に対して容易に適用できるものではない。回路遮断器を製造する最新の段階において、開放および無負荷制御装置の取付を可能にするために、特に回路遮断器を抜き出して取り外すときに追加の強制を課すとともに装置をノックに対して脆弱にする回路遮断器の一方の側面に制御部材を配置しなければならない。また、この装置は2つの機械的な開放制御の重ね合わせを強いるので複雑である。その開放制御の一方は、差込操作と差出操作を行なうときに、すなわち差込位置と試験位置との間で開放するものであり、他方は、抜出と挿入を行なうときに差出位置と抜出位置との間で開放するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、抜出の最後で閉成ばねに負荷をかけないことが求められる市場と、抜出が閉成ばねが負荷状態にあるか無負荷状態にあるかに影響されないことが求められる市場とを意図する回路遮断器の間の構造的相違を少なくすることにある。
【0009】
また、本発明は、上記の2つの分野を意図する回路遮断器の間の区別を行なう必要がある組立作業を少なくし、回路遮断器の製造の最新段階でこの組立を行なうことができるようにすることを目的とする。
【0010】
さらに、本発明は、特に回路遮断器の抜出および取扱い操作を行なうときに操作機構の傷つき易さを少なくすることによって回路遮断器をより信頼できるものにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するため、本発明に係る回路遮断器は、少なくとも一方が可動接触部であり、かつ、他方の接触部に対して機械的および電気的に接触する閉成位置と開放位置とに配置可能な少なくとも一対の接触部と、閉成位置から開放位置までの可動接触部の移動を防止する施錠位置とこの移動を可能にする解錠位置に配置可能な開放ラッチを備えた開放装置と、緩和時に可動接触部を閉成位置まで移動させる閉成ばねと、この閉成ばねを負荷状態に施錠する閉成ラッチと、回路遮断器の外側から接触可能な可動制御部とからなり、この可動制御部が、開放ラッチまたは閉成ラッチのいずれにも作用しない非動作位置と、第1の開放制御位置と、取出制御位置に配置可能であり、非動作位置から第1の開放制御位置まで移動することにより開放ラッチを解錠するとともに、第1の開放制御位置から取出制御位置まで移動することにより閉成ラッチを解錠するように構成したことを特徴とする。
【0012】
上述した2つの市場の要求に応じるために、可動接触部は、簡単に異なる動作をしなければならない。即ち、抜出時において閉成ばねを取り外す必要がない場合には、非動作位置と、差出操作時にポールを開放する第1の開放位置との間のみに可動部を使用する。一方、ユーザーが取出時にエネルギー蓄積ばねの放出を要求する場合には、差出時に開放するためと差出位置を越える抜出時にエネルギー蓄積ばねを放出するための両方に可動部を使用する。これらの2つの操作モードの区別は、本質的に開閉装置の固定外枠に固定され且つ可動部と協働するカムの形状によって得られる。一方または他方の市場の要求に応じる操作モードの変更は回路遮断器の多数の移動部品を変更する必要がないので、回路遮断器の外部から接触可能でなければならない部品の数は、最小数に減らされる。したがって市場の要求に適合することが必要とされる作業が容易になり、ノックに対する脆弱性が少なくなる。
【0013】
回路遮断器は、可動制御部を非動作位置まで戻す戻しばねと、非動作位置以外の位置において可動制御部を施錠する施錠位置と可動制御部に作用しない解放位置に配置可能な可動ラッチ部とを含むのが好ましい。可動部が非動作位置まで戻されることにより、差出時に特に簡単に開放制御が行われる。ラッチ部は、抜き出された回路遮断器を無負荷開放状態に維持できるようにする。また、この装置は、特別な保全業務のために抜き出された回路遮断器における連続的な閉成および開放動作を行いたい熟練した作業者が、ラッチ部を操作して可動制御部を解放することができるようにしている。得られる装置は単純であり、その使用は直観的なものである。
【0014】
可動制御部はレバーであるのが好ましいが、並進的に案内されるロッド連動装置またはプルロッドのような他の可動部材を使用することもできる。特に、可動制御部が第1の開放制御位置から取出制御位置まで移動するときに可動制御部が開放ラッチを解錠位置に固定するように構成すれば、作業が容易になる。この場合、第1の開放制御位置から取出制御位置までの可動部の移動により、エネルギー蓄積ばねの無負荷放出、即ち、ポールを閉成させないエネルギー蓄積ばねの緩和が起こる。
【0015】
また、可動制御部が、第2の開放制御位置に配置可能であり、取出制御位置が第1の開放制御位置と第2の開放制御位置の間に配置し、可動制御部が、取出制御位置まで移動するときに開放ラッチに作用しないように構成してもよい。この操作モードは、無負荷放出を生ずることなく無負荷開放状態に到達可能にし、装置の持続性および信頼性の利点があることがわかる。
【0016】
可動制御部の無負荷制御位置を使用しない回路遮断器を使用する場合には、可動制御部が取出制御位置に到達する前に可動制御部に当接する阻止手段によって、可動制御部の取出制御位置への接近を阻止するのが好ましい。したがって、一方の市場または他方の市場を意図する回路遮断器の間の構造的な相違が少なくなり、その相違は止め具の有無になる。
【0017】
また、本発明は、上述した回路遮断器と、運動係合装置を備えた固定外枠とからなる開閉装置に関し、運動係合装置が、固定外枠に対する回転において案内され、かつ、駆動部と協働する少なくとも1つの主軸と、この主軸の回転によって運動伝達装置を差出位置と差込位置の間で移動させ且つ回路遮断器を差出状態から差込状態まで可逆的に対応して移動させるように回路遮断器と協働する出力部とからなり、固定外枠または運動係合装置が、可動制御部に接続するための少なくとも1つの連結部を含み、この連結部が、回路遮断器または運動伝達装置が第1の指標付位置を介して差出方向に移行するときに、可動制御部を第1の開放制御位置まで移動するように、直接または間接的に可動制御部と協働することを特徴とする。連結部によって指標を付けられた位置は、多少短い距離だけ離れるようにするか、あるいは実際には同一にすればよい。
【0018】
差出時にポールの開放機能を果たすために、固定外枠または運動係合装置が、可動制御部に接続するための少なくとも1つの連結部を含み、この連結部が、回路遮断器が差込位置を離れるときに、可動制御部が非動作位置から第1の開放制御位置まで移動するように、回路遮断器が差込位置またはその付近にあるときに直接または間接的に可動制御部と協働するのが望ましい。
【0019】
運動係合装置の出力部が、少なくとも1つの係合カムからなり、この係合カムが、一方向に回転すると回路遮断器を差し込むとともに逆方向に回転すると回路遮断器を差し出すように回路遮断器の従動部材と協働し、差込位置に到達する回路遮断器に対応する係合カムのゾーンが、係合カムが大きく回転しても回路遮断器が固定外枠に対してわずかに回転または全く回転しないように形成されるのが好ましい。この配置は、差出動作の開始を容易にし、回路遮断器の重要な動作が起こる前に開放を指令できるようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明による開閉装置およびそれに用いる回路遮断器の実施形態について説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施形態による開閉装置の固定外枠10を示している。この固定外枠10は、本発明による差込型回路遮断器を収容できるように構成されている。固定外枠10は、従来の方法で配電系統の母線に電気接続するために後面パネルに接続ストリップ11を備えている。固定外枠10の側壁13および14には、回路遮断器の抜出位置と差込位置の間の平行移動において回路遮断器を支持および案内するスライド15が配設されている。また、固定外枠10は、その右側部分において図2に示す差込機構を支持している。この差込機構は、運動伝達装置20からなり、この運動伝達装置20の入力駆動部は、固定外枠10に対して回転して案内され、かつ、並進しないように構成された長手方向の主軸21であり、出力従動部は、固定外枠10の各々の側壁13、14付近で係合カム25を支持する横方向の係合軸24である。主軸21の自由端は、操作クランク26と協働するように構成されている。駆動軸21および従動軸24は、嵌め歯歯車23および循環ねじ22を備えたカウンターギア伝達装置によって互いに連結されている。駆動軸21が回転すると、回路遮断器30の差出位置と差込位置の間で可逆的に回路遮断器30のローラ33を駆動する係合カム25が従来の方法で回転するように構成されている。
【0022】
図3は、固定外枠10から引き抜かれた回路遮断器30を示している。回路遮断器30には、側方フランジ31が設けられている。この側方フランジ31には、固定外枠10のスライド15と協働するローラ32と、係合カム25の1つと協働するローラ33が支持されている。
【0023】
図4および図5を参照すると、回路遮断器30は、ポールごとに設けた一対の分離可能な可動接触子34、35と、エネルギー蓄積装置を備えたポールの開閉を指令する操作機構とからなる。この操作機構は、図4に示す開放装置40からなる。この開放装置40は、トリップフック44および開放ばね45と協働して可動接触子34を開放位置に移動させるトグル43を備えている。開放ばね45には、ポールの閉成時に自動的に負荷が加えられる。また、回路遮断器30は、図5に示すエネルギー蓄積負荷装置50を備えている。このエネルギー蓄積負荷装置50は、可動接触子を閉成位置に移動させる少なくとも1つの閉成ばね51を備えている。閉成ばね51には、軸53に鍵止された再負荷カム52によって負荷が加えられる。
【0024】
図6に示すラックホイール56は、軸53に鍵止され、戻り止め57および駆動止め58と協働するように構成されている。戻り止め57および駆動止め58は、戻り止め57および駆動止め58をラックホイール56と協働する位置に付勢する図示しない戻しばねを備えている。戻り止め57の支軸は、回路遮断器30の支持フランジによって支持されている。この戻り止め57は、ラックホイール56の図中時計回りの回転を防止する。したがって、ラックホイール56および戻り止め57は、軸53と回路遮断器30に固定された支持フランジとの間にフリーホイール結合を形成する。軸53の軸線と幾何学的に同一の仮想軸線の回りには、負荷装置の駆動部を構成する振動ハンドル59(図3)が回動可能に取付けられている。駆動止め58の支軸は、振動ハンドル59に固定した図示しない皿部に固定されている。駆動止め58は、駆動止め58および振動ハンドル59に対するラックホイール56の図6中の時計回りの回転に抗するようにラックホイール56と協働する。したがって、ラックホイール56は、駆動止め58とともに、一方では振動ハンドル59によって形成される駆動部と他方では従動部を構成する軸53との間にフリーホイール止めを形成している。振動ハンドル59が反時計回りに回転すると、ラックホイール56および軸53を反時計回りに駆動する軸53の軸線の回りで駆動止め58の支軸が回転するように構成されている。
【0025】
再負荷カム52は、閉成ラッチ55(図5)によって負荷位置に施錠することができ、解錠して閉成ばね51を高速で緩和することができる。エネルギー蓄積負荷装置50は、閉成ばね51の緩和によって開放装置40を開放位置に駆動するようにトグル43に作用するフィンガ54によって、開放機構40に連結されている。このような装置およびその動作は、欧州特許出願公開第222,645号公報に詳細に説明されている。開放ラッチ46および閉成ラッチ55は、戻しばねによって施錠位置に付勢されている。
【0026】
図3および図6には、プレトリップ制御装置60の操作レバー62の駆動アーム63が示されている。この駆動アーム63は、回路遮断器30を差出位置と抜出位置との間で移動するときに固定外枠10(図1参照)の側壁14に固定したカム61と協働するフィンガ64を備えている。また、操作レバー62は、第1の従動アーム65と、図7ないし図10に示す第2の従動アーム66と、3つのアーム63、65および66を固定する軸67とからなる。操作レバー62は、それぞれ図8、図9および図10に示す非動作位置、開放制御位置および閉成制御位置を取ることができる。また、操作レバー62は、回路遮断器30のフランジに対して圧縮して働く戻しばね68によって図中時計回りに非動作位置に付勢されている。
【0027】
操作レバー62の第1の従動アーム65は、開放ラッチ46の差し口47と協働するように構成されている。操作レバー62の第2の従動アーム66は、3つの軸受面を備えた中間レバー69と協働するように構成されている。中間レバー69は、閉成ラッチ55と協働するとともにトリップ機構80の止め隠しレバー81と協働するように構成されている。図6に示すトリップ機構80は、振動再負荷ハンドル59と負荷装置50のリセットカム52との間の解放機能を果たす。止め隠しレバー81は、リセット位置と作動位置との間で軸53および振動ハンドル59と共通の回転軸の回りを回動する。止め隠しレバー81は、作動位置においてラックホイール56と駆動止め58との間に位置するプレート82を備えている。止め隠しレバー81は、戻しばね83によってリセット位置に付勢されている。
【0028】
なお、固定外枠10の側壁14には、図1、図11および図12に示すカウンタギアレバー70が回動可能に取付けられている。カウンタギアレバー70は、傾斜部を形成する複数のアームのうちの1つのアームの端部を介して、係合カム25に固定された偏心フィンガ27と協働するように構成されている。また、カウンタギアレバー70の他方のアームは、回路遮断器30の差込位置において操作レバー62のフィンガ64と協働する傾斜部を形成している。カウンタギアレバー70は、ばね78によりフィンガ27に当接する位置に付勢されている。
【0029】
また、回路遮断器30には、図13に示す固定ラッチ71が回動可能に取付けられている。この固定ラッチ71の一方のアームは、固定外枠10に固定されたカム61の傾斜部と協働するフィンガ72を備えているが、固定ラッチ71の他方のアームは、閉成制御位置にあるときに操作レバー62のフィンガ64と協働する切欠き部73を備えている。固定ラッチ71は、ばね74によって操作レバー62の方に付勢されている。
【0030】
開放ラッチ46および閉成ラッチ55上の操作レバー62の作用は以下の通りである。非動作位置(図8)では、操作レバー62は、開放ラッチ46および中間レバー69のいずれも干渉しない。図9において反時計回りに回動することによって開放制御位置に移動すると、操作レバー62は、第1の従動アーム65を介して開放ラッチ46と協働し、開放ラッチ46を解錠位置に駆動する。したがって、このプロセスの最後では、回路遮断器30のポールが必然的に開放する。図10において反時計回りに回動して閉成制御位置に移動すると、操作レバー62は、第2の従動アーム66を介して中間レバー69と協働し、中間レバー69を図中時計回りに回動させる。したがって、中間レバー69は、ほぼ同時に、一方では閉成ラッチ55を解錠位置まで駆動し、他方では止め隠し81のプレート82が駆動止め58とラックホイール56の間に挿入されて軸53を振動ハンドル59から完全に分離する位置まで止め隠し81を駆動する。同時に、開放ラッチ46は、解錠位置を超えてデッドトラベルに及ぶ。閉成ばね51に最初に負荷が加えられると、このプロセスによって閉成ばね51が放出される。この放出は、開放ラッチ46が操作レバー62と協働し続けてその施錠位置に戻ることができなくなるので、無負荷放出である。
【0031】
次に、種々の位置における操作レバー62の作用について説明する。回路遮断器30の抜出時の装置の作用は以下の通りである。差込位置では、係合カム25が図11に示すように配置される。カウンタギアレバー70は、係合カム25のフィンガ27に当接するとともに、非動作位置にある操作レバー62のフィンガ64に当接している。差出段階が始まると、係合カム25が時計回りに回動し、図12に示す位置に配置される。係合カム25は、この回動によって回路遮断器30のローラ33を全く移動させないかまたは殆ど移動させない形状を有する。したがって、差込接触把持は、この段階で回路遮断器30の端子と固定外枠10の端子との間の機械的および電気的接続が実際に無効になるようにする。
【0032】
係合カム25の回転によって、フィンガ27がカウンタギアレバー70を時計回りに駆動し、操作レバー62を開放制御位置まで反時計回りに回動させる。したがって、開放ラッチ46の解錠によって、前の状態がどのような状態でも回路遮断器30が開放される。係合カム25の連続的な回転によって、係合カム25は、差込カムの所定の回転角に対してローラ33および回路遮断器30の移動が大きくなるような形状のゾーンを介してローラ33と協働する。したがって、回路遮断器30は、次第に試験位置まで抜き出される。回路遮断器30に固定された開放レバー62は、回路遮断器30とともに移動し、カウンタギアレバー70から解放される。このとき、開放レバー62は、その戻しばね68の付勢力によって非動作位置に戻る。
【0033】
試験位置から連続的な抜出動作が起こると、操作レバー62は、カム61の第1の傾斜部に当接し、カム61の第1の傾斜部によって戻しばね68の付勢力に抗して開放制御位置まで移動する。この第1の連続動作の完了時には、前の状態がどのような状態であっても回路遮断器30が開放される。抜出動作が続くと、操作レバー62は、カム61の第2の傾斜部と当接し、この第2の傾斜部によって閉成制御位置に駆動される。このとき、回路遮断器30が無負荷で閉成し、止め隠し81のプレート82が、負荷装置50の駆動止め58とラックホイール56との間に挿入される。この位置では、操作レバー62のフィンガ64は、固定ラッチ71の切欠け部73に当接し、この固定ラッチ71の切欠け部73によって閉成制御位置に保持される。開放制御ラッチ46および閉成制御ラッチ55がいずれも開放されて振動ハンドル59が解放されているので、装置を再負荷することはできない。
【0034】
逆に、回路遮断器30が固定外枠10に挿入されると、固定ラッチ71のフィンガ72は、カム61の傾斜部と協働して、操作レバー62から離れるように切欠け部73を移動させて操作レバー62を解放する方向に戻しばね74の付勢力に抗して回動する。
【0035】
上述したように、この装置は、抜き出された開閉装置を開放して取り外す必要がある市場に直接使用できる。差出時に取り外すことなく作業できるようにするために、取り外し可能な止め具を簡単に回路遮断器の側方フランジに固定して、操作レバーが閉成制御位置に到達するのを防止しなければならいない。実際には、逆の方法も可能である。即ち、製造プラントを出た回路遮断器の側方フランジは、開放制御位置において操作レバーと協働すると共に操作レバーが閉成制御位置に到達するのを防止するエッジを備えている。したがって、そのような回路遮断器は、差出時に取り外すことなく市場に向けられている。この回路遮断器を差出時に放出を必要とする市場に適用するためには、このエッジを簡単に壊してフランジに十分な開口部を用意して制御レバーを第2の位置まで移動させなければならない。この変形は非可逆的であるが、追加の部品を処理する必要がなくなる。
【0036】
本発明の第2実施形態に係る開閉装置によれば、操作レバーは、戻しばねによって、非動作位置ではなく、閉成制御位置に付勢されている。この場合、固定ラッチを設ける必要がなくなるので、固定ラッチを除去できる。差込位置と試験位置の間の装置の作用を図14および図15に示す。カウンタギアレバー70は、操作レバー62によって時計回りに付勢され、係合カム25のフィンガ27によって反時計回りに付勢されている。差込位置(図14)では、非動作位置の操作レバー62を妨げるカウンタギアレバー70は、フィンガ27によってその位置に維持されている。
【0037】
係合カムが回転し始める(図15)とすぐに、フィンガ27がカウンタギアレバー70を解放し、カウンタギアレバー70が、移動止めの端部に当接するまで操作レバー62の力によって時計回りに回動する。操作レバー62は、その戻しばねの付勢によって開放制御位置に配置される。係合カムの回転が続くと、回路遮断器が移動し続けて、カウンタギアレバーから離れ、カム61と協働して、第1の段階で回路遮断器を非動作位置まで移動させる。回路遮断器の差出位置と抜出位置の間の装置の動作は第1実施形態と同様である。カム61の形状だけは、操作レバー62を適当に移動させるような形状にしなければならない。
【0038】
実際には、カム61は、回路遮断器が試験位置にあるときに操作レバー62を強制的に非動作位置にする第1の面と、操作レバー62が第1の開放制御位置まで回動できるようにする第2の面とを備えている。操作レバー62は、第2の面から離れるときに戻しばねの付勢力によって閉成制御位置に配置されてこの位置を維持する傾向があるので、上述したように固定レバーを設ける必要がない。逆に、差込時には、操作レバー62は、カム61の適当な傾斜部によって連続的に第1の開放制御位置および非動作位置に戻ることができる。
【0039】
本発明の第3実施形態に係る開閉装置における操作レバー62を第1実施形態を示す図8に対応する図16に概略的に示す。操作レバー62にはカム75が固定されている。このカム75は、45°に傾斜した2つの傾斜部を形成する2つの隆起部76、77を備えた円板の形状を有する。これらの隆起部76、77は、開放ラッチ46の差し口47と協働するように構成されている。操作レバー62は、その支軸の回りに反時計回りに回動することによって、非動作位置、第1の開放制御位置、閉成制御位置および第2の開放制御位置の4つの位置を取ることができる。また、操作レバー62は、第2の開放制御位置まで引っ張るように動作する戻しばね68によって、図中反時計回りに付勢されている。差出位置と試験位置の間の操作レバー62の動作は第2実施形態と同様である。
【0040】
操作レバー62は、差出位置では、操作レバー62を非動作位置に維持する第1の実施形態のカム61に対応するカムと協働して動作する。差出位置から抜出動作が始まると、操作レバー62は、カム61の傾斜部と出会い、戻しばねの付勢力によって第1の開放制御位置まで回動可能になる。この回動の進路では、カム75の第1の隆起部76は、開放ラッチ46の差し口47と協働し、開放ラッチ46を解錠位置まで回動させる。操作レバー62のこの回動段階の最後では、第1の隆起部76は開放ラッチ46の差し口47と当接していない。開放ラッチ46は、その戻しばねの付勢力によって再閉成するように構成されている。回路遮断器30を抜き出し続けると、操作レバー62は、カム61の第2の傾斜部と出会い、戻しばねの付勢力によって閉成制御位置まで回動可能になる。この回動は、本発明の第1の実施形態による装置と同様の方法で中間レバー69を回動させ、ほぼ同時に閉成ラッチ55および止め隠し81を駆動する。回路遮断器30を抜き出し続けると、操作レバー62が解放され、操作レバー62は戻しばねの付勢力によって回動する。この回動により、カム75の第2の隆起部77が第1の隆起部と同じ方法で開放ラッチ46の差し口47と協働することができ、開放ラッチ46を再び解錠および施錠する。したがって、差出位置からの抜出は、以下の連続制御動作が起こる。即ち、再負荷ハンドルを開放、閉成および解放し、その後、開放する。本発明の第1の実施形態と異なり、閉成時に開放ラッチ46が開放したままではない。したがって、回路遮断器30のポールの無負荷閉成は起こらないが、通常の閉成が起こる。この配置は、特に移動止めに関する限り、開放装置および閉成装置を機械的に節約するという利点がある。したがって、その信頼性が高くなる。抜出位置から差出位置まで移動すると、連続動作が逆になり、各々の段階は可逆的である。
【0041】
本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、操作レバー62およびガウンタギアレバー70を回路遮断器30によって支持された他の可動部材、例えば、平行移動可能なプルロッドに変更してもよい。操作レバー62または固定ラッチ71と協働する複数の面および傾斜部を備えたカム61を複数のカムに変更してもよい。回路遮断器30が感知できる前に回路遮断器30の移動についての情報を与える機能を有するカウンタギアレバー70を、運動伝達装置の移動に関する情報を与えることができる部材、例えば、係合軸24に固定したカムに変更してもよい。
【0042】
なお、上述した種々の実施形態において、カム61と操作レバー62の間の協働は、固定外枠10に対する回路遮断器30の差出位置と差込位置の間の実質的な移動を必要とする。しかし、回路遮断器の差込機構が試験位置から差込位置まで移動するが回路遮断器の外壁が実際に不動のままである回路遮断器がある。固定外枠の固定部からではなく、固定外枠に支持された運動係合装置自体から、回路遮断器の差出状態、試験状態または差込状態に関する情報を得るのが都合がよい。したがって、本発明は、3つまたは4つの位置で移動可能な操作部を備えた回路遮断器からなり且つ運動係合装置の連結部、特にこの運動係合装置の出力部に固定したカムまたは偏心フィンガ、例えば、係合軸に固定したカムと協働する装置に関する。この協働は、直接にまたは固定外枠によって支持されるのが好ましい可動部を介して間接的に起こる。
【0043】
なお、上述した実施形態において、回路遮断器の側方フランジが壊されるので、抜出時に放出および放出しない2つの市場に向けられる回路遮断器の区別を逆にすることはできない。この作用を逆にできるようにするためには、取り外し可能な部分を設けて止め具を簡単に形成し、最初のエッジを再構成するためにフランジの拡大した開口部のエッジに適当な手段によって固定しなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による開閉装置の固定枠を示す斜視図。
【図2】固定枠に嵌め込んだ運動伝達装置を示す側断面図斜視図。
【図3】本発明による回路遮断器の全体を示す斜視図。
【図4】回路遮断器のポールの開放装置の開放位置を示す概略図。
【図5】負荷位置におけるエネルギー蓄積装置を備えた回路遮断器の負荷装置を示す概略図。
【図6】回路遮断器負荷装置の一部を示す斜視図。
【図7】回路遮断器開閉装置と協働して本発明による操作レバーの動作を示す斜視図。
【図8】非動作位置における操作レバーをさらに詳細に示す図。
【図9】開放制御位置における操作レバーを示す図。
【図10】閉成制御位置における操作レバーを示す図。
【図11】差込位置における操作レバーと固定枠の係合カムとの間に配置したカウンタギアレバーを示す図。
【図12】差出時に操作レバーに作用するカウンタギアレバーを示す図。
【図13】操作レバーの固定ラッチの斜視図。
【図14】開閉装置の差込状態において本発明の第2の実施形態による操作レバーと協働するカウンタギアレバーを示す図。
【図15】回路遮断器が差込位置を離れるときの本発明の第2の実施形態による操作レバーと協働するカウンタギアレバーを示す図。
【図16】本発明による第3の実施形態によるカウンタギアレバーを示す図。
【符号の説明】
10 固定外枠
11 接続ストリップ
13、14 側壁
15 スライド
20 運動伝達装置
21 主軸
24 係合軸
25 係合カム
26 操作クランク
27 偏心フィンガ
30 回路遮断器
31 側方フランジ
32、33 ローラ
34、35 接触部
40 開閉装置
43 トグル
45 開放ばね
46 開放ラッチ
47 差し口
50 エネルギー蓄積負荷装置
51 閉成ばね
52 カム
53 軸
54 フィンガ
55 閉成ラッチ
56 ラックホイール
57 戻り止め
58 駆動止め
59 振動ハンドル
60 プレトリップ制御装置
61 カム
62 操作レバー
63 駆動アーム
64 フィンガ
65 第1の従動アーム
66 第2の従動アーム
68 戻しばね
69 中間レバー
70 カウンタギアレバー
71 固定ラッチ
72 フィンガ
73 切欠け部
74 戻しばね
75 カム
76、77 隆起部
78 ばね
80 トリップ機構
81 止め隠しレバー
82 プレート

Claims (10)

  1. 少なくとも一方が可動接触部であり且つ他方の接触部(35)に対して機械的および電気的に接触する閉成位置と開放位置とに配置可能な少なくとも1対の接触部(34、35)と、前記閉成位置から前記開放位置までの前記可動接触部(34)の移動を防止する施錠位置とこの移動を可能にする解錠位置に配置可能な開放ラッチ(46)を備えた開放装置(40)と、緩和時に前記可動接触部(34)を前記閉成位置まで移動させる閉成ばね(51)と、前記閉成ばね(51)を負荷状態に施錠する閉成ラッチ(55)とからなる回路遮断器(30)において、前記回路遮断器(30)の外側から接触可能な可動制御部(62)を備え、この可動制御部(62)が、前記開放ラッチ(46)または前記閉成ラッチ(55)のいずれにも作用しない非動作位置と、第1の開放制御位置と、取出制御位置に配置可能であり、前記非動作位置から前記第1の開放制御位置まで移動することにより前記開放ラッチ(46)を解錠すると共に、前記第1の開放制御位置から前記取出制御位置まで移動することにより前記閉成ラッチ(55)を解錠することを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記回路遮断器(30)が、前記可動制御部(62)を前記非動作位置まで戻す戻しばねと、前記非動作位置以外の位置において前記可動制御部(62)を施錠する施錠位置と前記可動制御部(62)に作用しない解放位置に配置可能な可動ラッチ部(71)とを含むことを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 前記可動制御部(62)がレバーであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回路遮断器。
  4. 前記可動制御部(62)が、前記第1の開放制御位置から前記取出制御位置まで移動するときに前記開放ラッチ(46)を前記解錠位置に固定することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の回路遮断器。
  5. 前記可動制御部(62)が、第2の開放制御位置に配置可能であり、前記取出制御位置が前記第1の開放制御位置と前記第2の開放制御位置の間に配置し、前記可動制御部(62)が、前記取出制御位置まで移動するときに前記開放ラッチ(46)に作用しないことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の回路遮断器。
  6. 前記可動制御部(62)が前記取出制御位置に到達する前に前記可動制御部(62)に当接する阻止手段により前記可動制御部(62)の取出制御位置への接近を阻止することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の回路遮断器。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の回路遮断器(30)と、運動係合装置(20)を備えた固定外枠(10)とからなり、前記運動係合装置(20)が、前記固定外枠(10)に対する回転において案内され、かつ、駆動部(26)と協働する少なくとも1つの主軸(21)と、この主軸(21)の回転によって前記運動伝達装置を差出位置と差込位置の間で移動させ且つ前記回路遮断器(30)を差出状態から差込状態まで可逆的に対応して移動させるように前記回路遮断器(30)と協働する出力部(25)とからなる開閉装置において、
    前記固定外枠(10)または前記運動係合装置(20)が、前記可動制御部(62)に接続するための少なくとも1つの連結部(61)を含み、この連結部(61)が、前記回路遮断器(30)または前記運動伝達装置(20)が第1の指標付位置を介して前記差出方向に移行するときに、前記可動制御部(62)を前記第1の開放制御位置まで移動するように、前記可動制御部(62)と直接または間接的に協働することを特徴とする開閉装置。
  8. 前記固定外枠(10)または前記運動係合装置(20)が、前記可動制御部(62)に接続するための少なくとも1つの連結部(61)を含み、この連結部(61)が、前記回路遮断器(30)が前記固定外枠(10)に対する第2の指標付位置を介して前記差出方向に移行するときに、前記可動制御部(62)を前記取出制御位置まで移動するように、前記可動制御部(62)と直接または間接的に協働することを特徴とする請求項7に記載の開閉装置。
  9. 前記固定外枠(10)または前記運動係合装置(20)が、前記可動制御部(62)に接続するための少なくとも1つの連結部(61)を含み、この連結部(61)が、前記回路遮断器(30)が前記差込位置を離れるときに、前記可動制御部(62)が前記非動作位置から前記第1の開放制御位置まで移動するように、前記回路遮断器(30)が前記差込位置またはその付近にあるときに前記可動制御部(62)と直接または間接的に協働することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の開閉装置。
  10. 前記運動係合装置の出力部(25)が、少なくとも1つの係合カム(25)からなり、この係合カム(25)が、一方向に回転すると前記回路遮断器(30)を差し込むとともに逆方向に回転すると前記回路遮断器(30)を差し出すように前記回路遮断器(30)の従動部材(33)と協働し、前記差込位置に到達する前記回路遮断器(30)に対応する前記係合カム(25)のゾーンが、前記係合カム(25)が大きく回転しても前記回路遮断器(30)が前記固定外枠(10)に対してわずかに回転または全く回転しないように形成されていることを特徴とする請求項9に記載の開閉装置。
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